JP2004097754A - 手つきカップ - Google Patents

Abstract

【課題】フックに掛けるとカップの口が斜め下を向くので、衛生的で水切れの良い手つきカップを提供する。
【解決手段】カップ本体（１）の持ち手（２）の下部分に区切り（３）を作ることで、小さな穴（４）を設けたことを特徴とする。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フックに掛けるとカップの口が斜め下を向くように、持ち手の下部に小さく区切ったフック掛けの穴を設けた、衛生的で水切れの良い手つきカップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、手つきカップは、持ち手そのものをフックに掛けることで用を足していた。
又、水切れの良いものとして、壁面に吸盤のついた受け手を取り付け、そこに下向きにしたカップの持ち手をはさみ込んで水を切るものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
（イ）　持ち手そのものをフックに掛けるものは、カップの口は自ら斜め上を向くので水切れが悪く、中に水が残ってしまったり，ほこりも入るので不衛生である。
（ロ）　吸盤のついた受け手にはさみ込むタイプは、吸盤はつるつるした面にしか取り付けられない上、そのカップ専用に出来ているので、使用場所やデザインも限定されてしまう。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
カップ本体の持ち手の下部分に区切りを作ることにより、小さな穴を設ける。
本発明は、以上のような構成から成る手つきカップである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
カップ本体（１）の持ち手（２）の下部分に小さく区切り部分（３）を作ることにより、小さな穴（４）を設ける。
本発明は、以上のような構成より成っている。
本発明を使用するときは、本発明のカップ本体（１）の持ち手（２）の下部分に設けた小さな穴（４）をフック（７）に掛ければよい。それによって、カップの底部（６）は自ら斜め上側になり、カップの開口部（５）は斜め下を向くことになるので、水切れが良く、すぐ乾くし、ほこりも入らないので衛生的である。
【０００６】
【発明の効果】
（イ）　フックに掛ける穴を、カップ本体の重心の低い位置に設けることで、フックに掛けるだけで、カップの開口部が斜め下を向くので、水切れが良く、すぐ乾くし、ほこりも入らないので衛生的である。
（ロ）　掛けるフックは、本発明の小さな穴に通るものなら、たとえ釘であっても使用出来るので、使用場所が限定されない。
（ハ）　本発明は、カップの持ち手に工夫を加えたものであるが、普通の手つきカップとしても何ら違和感なく使用出来、むしろデザインとしても美的効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜視図
【図２】本発明の使用状態を示す斜視図
【図３】従来品の使用状態を示す斜視図
【図４】市販されている改良品の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
１、１ａ　カップ本体
２、２ａ　持ち手
３　　　　区切り部分
４　　　　穴
５　５ａ　開口部
６　６ａ　底部
７　　　　フック
８　　　　吸盤
９　　　　保持部

Claims (1)

1. カップ本体の持ち手の下部に、小さく区切ったフック掛けの穴を設けたことを特徴とする手つきカップ。

Images