JP3084381U - 倒れにくい松葉杖 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 松葉杖を使用しない状態で壁に立てかけたと
き、松葉杖が倒れないようにすることが目的である。 【解決手段】 松葉杖の脇当て部分の両面若しくは片面
に鉄板と磁石を斜めに取り付け２本の松葉杖の脇当て部
分をずらして会わせ交叉させると、松葉杖の先端の部分
が開き安定し倒れないようになる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】 この考案は鉄板と磁石を斜めに取り付けた松葉杖を 壁に立て掛けた際に、２本の松葉杖の脇当て部分をずらしてくっつけ松葉杖を交 叉させることにより、松葉杖の先端の部分が開き、倒れないようにした松葉杖に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 従来松葉杖は壁に立て掛けたときに安定が悪く滑って倒れやす く立て掛けにくいものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 本考案は従来の松葉杖が壁に立て掛けたとき 安定が悪く滑ってしまい倒れやすい欠点及びまっすぐに立たないので斜めに立て 掛けると幅をとり、松葉杖の先につまずくことが多く危ない欠点を解決するもの である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 松葉杖（４）の脇当て（１）部分に磁力の強度 を増すための鉄板（２）をはりその上に磁石（３）を取り付ける。次に鉄板（２ ）と磁石（３）を斜めに取り付け、２本の松葉杖の脇当て（１）部分をずらして 合わせ交叉させると、松葉杖の先端（５）の部分が開き倒れないようになる。

【０００５】

【考案実施の形態】 以下本考案の実施の形態を説明する。 （イ）松葉杖（４）の脇当て（１）部分の両面若しくは片面に鉄板（２）と磁石 （３）を斜めに取り付ける。 （ロ）２本の松葉杖の脇当て（１）部分をずらして合わせ松葉杖（４）を交叉さ せて壁に立て掛けると、松葉杖（４）の先端（５）の部分が開き倒れない。

【０００６】

【考案の効果】 本考案を使用することにより２本の松葉杖の脇当て部分の両面 若しくは片面に磁石を斜めに取り付けることで、２本合わせると滑らず安定した 。脇当て部分をずらして合わせ松葉杖を交叉させると、松葉杖の先端の部分が開 くことにより壁に立て掛けたとき倒れやすい問題が解消された。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の松葉杖の正面図である。

【図２】 本考案の松葉杖の脇当て部分の断面平面図で
ある。

【図３】 本考案の脇当て部分Ａ部の断面平面図であ
る。

【図４】 本考案の使用状態を示す松葉杖の正面図であ
る

【符号の説明】

１ 脇当て ２ 鉄板 ３ 磁石 ４ 松葉杖 ５ 先端 ６ カバー ７ Ａ部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 松葉杖の脇当て部分の両面若しくは片面
   に鉄板を斜めにはりその上に磁石を取り付け、２本の松
   葉杖をずらし合わせ松葉杖を交叉させることにより、松
   葉杖の先端の部分が開き、倒れにくくなることを特徴と
   する松葉杖。