JP2002272248A - 座席角度を調節自在とした乗用式茶園管理装置 - Google Patents

座席角度を調節自在とした乗用式茶園管理装置

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JP2002272248A
JP2002272248A JP2001079076A JP2001079076A JP2002272248A JP 2002272248 A JP2002272248 A JP 2002272248A JP 2001079076 A JP2001079076 A JP 2001079076A JP 2001079076 A JP2001079076 A JP 2001079076A JP 2002272248 A JP2002272248 A JP 2002272248A
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Tetsuya Abe
哲也 阿部
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Kawasaki Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜地の茶園において、乗用式茶園管理装置
の車体が傾いても作業者には負担がかからず、疲労が少
なくて済む座席角度を調節自在とした乗用式茶園管理装
置を提供する。 【解決手段】 作業者が搭乗、運転して茶葉の摘採、茶
樹の刈り取り及び防除等を行う乗用式茶園管理装置1に
おいて、作業者が着座する座席10Aは、少なくとも側
方に傾倒自在に支持されるとともに、この座席10Aを
任意の傾倒角度にて固定し得る角度設定手段10Cを具
えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶畝を跨いで走行し
ながら摘採等の茶園管理を行う乗用式の茶園管理装置に
関するものであって、特に傾斜地での作業において乗用
式茶園管理装置の運転を行う作業者の疲労を軽減する構
造を具えた座席の改良に係るものでる。
【0002】
【発明の背景】近時作業者が搭乗して運転しながら茶葉
の摘採、剪枝及び防除等の茶園管理作業を行ういわゆる
乗用式茶園管理装置が普及している。この装置の概略
は、門型のフレームの脚部に走行装置が設けられた走行
体ユニットと、前記門型のフレームの内側上方に設定さ
れる管理機ユニットとを具えて成る。そしてこのような
乗用式茶園管理装置は、山の比較的急な傾斜面に対し、
複数の茶畝が水平に段状となって設けられた茶園におい
て、使用されることも多い。
【0003】このような傾斜地での茶園管理作業は、図
6に示されるように乗用式茶園管理装置1′が、傾斜地
下方側に傾くため、座席10A′に座って運転を行う作
業者は無理な姿勢を強いられ、平地での作業と比較して
非常に疲労がたまるものであり、茶園管理作業の作業効
率も落ちるものであった。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、傾斜地の茶園において、乗用
式茶園管理装置の車体が傾いても作業者には負担がかか
らず、疲労が少なくて済む新規な座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
座席角度を調節自在とした乗用式茶園管理装置は、門型
のフレームの脚部に走行装置が設けられた移動台車と、
この移動台車に搭載されて茶葉の摘採、茶樹の刈り取り
及び防除等を行う管理機ユニットとを具え、作業者が前
記移動台車に設けられた運転用の座席に着座して運転
し、茶畝を跨ぎながら走行して茶園管理を行う装置にお
いて、前記座席は、少なくとも側方に傾倒自在に支持さ
れるとともに、この座席を任意の傾倒角度にて固定し得
る角度設定手段を具えていることを特徴として成るもの
である。この発明によれば、傾斜地における乗用式茶園
管理装置の車体の傾きにかかわらず、座席を水平に保つ
ことができ、運転を行う作業者の疲労が軽減し、茶葉の
摘採、茶樹の刈り取り及び防除等の茶園管理作業の作業
効率も上がる。
【0006】また請求項2記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置は、前記要件に加え、前記座席
は、脚体に対し側方向に傾倒自在に支持されるものであ
り、前記角度設定手段は、前記座席または脚体のいずれ
か一方に、調節溝が複数設けられた角度調節板を設け、
他方にこの調節溝に差し入れて角度固定を行う係止片を
設けたものであることを特徴として成るものである。こ
の発明によれば、座席角度を調節する機構が単純な構造
であり、安価に実施することが可能である。
【0007】更に請求項3記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置は、前記請求項2記載の要件に
加え、前記角度調節板は、前記座席側に設けられるもの
であり、この角度調節板には、操作レバーを具えたこと
を特徴として成るものである。この発明によれば、角度
設定手段の解除・固定操作がしやすくなり、座った状態
での一連の座席角度調節作業も可能となる。
【0008】更に請求項4記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置は、前記請求項2または3記載
の要件に加え、前記角度調節板の調節溝を形成するその
両脇の調節溝形成片は、中央から左右側方へ向かうに従
って長くなるように段状に形成されていることを特徴と
して成るものである。この発明によれば、調節溝形成片
が中央から左右側方へ向かうに従って長くなるように段
状に形成されているため、座席に座ったまま座席の角度
調節を行う際に、各調節溝形成片がストッパとしての役
割を果たし、一挙に座席の角度が変わってしまうことが
なく、作業者が座席から滑り落ちるような危険がない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。符号1は本発明が適用され
る乗用式茶園管理装置であり、このものは図1、2にそ
の全体構成を示すものであって、大別すると茶畝Tを跨
いで走行する移動台車2と、この移動台車2に対し搭載
され、茶刈作業に直接寄与する管理機ユニット3とを具
えるものであり、この乗用式茶園管理装置1における移
動台車2に対し本発明の特徴的構成を有した座席角度を
調節自在とした座席装置10を具える。
【0010】まず移動台車2について概略を説明する。
この移動台車2は、茶畝Tを跨いで走行できるようにす
るために走行方向から見てほぼ門形を成すフレーム20
を機枠部材とし、これに種々の走行のための機器が設け
られて成る。前記フレーム20は茶畝T間に立ち上がる
ように位置する左右の脚部フレーム20Aと、その脚部
フレーム20Aの上端を水平に結ぶような上部フレーム
20Bと、更に脚部フレーム20Aの一部に対し昇降自
在に取り付けられる昇降フレーム20Cとを具えて成
る。そして前記脚部フレーム20Aの下端には一例とし
てクローラを適用した走行装置21を設ける。もちろん
この走行装置21はこのようなクローラに限らず茶畝T
間の畑地を過剰に押し付けないような空気タイヤ等、適
宜の手段がとり得る。
【0011】更に前記上部フレーム20B上には、鉄板
やエキスパンドメタル等を張設して上部デッキ22が形
成される。この上部デッキ22上にはエンジン24等を
搭載するものであり、一例としてこのエンジン24によ
り図示を省略するが油圧ポンプを駆動し、この油圧ポン
プにより供給される作動油により前記走行装置21の駆
動や管理機ユニット3における刈刃30の駆動、更には
前記昇降フレーム20Cの昇降シフトのためのシリンダ
の駆動を行う。更に摘採した茶葉を風送するためのファ
ン25を前記上部デッキ22上に設けるものであって、
このものは直接エンジン24の回転により駆動される。
そしてファン25からはダクト26を介して圧力風が管
理機ユニット3側に供給される。因みにこのダクト26
は、一部または全部がフレキシブルダクトで構成される
ものであり、これは後述するように管理機ユニット3が
茶畝Tに応じて適宜の高さに設定されることから、その
位置の変化に対応できるように必要上とり入れられた構
成である。なおダクト26としては、このようなフレキ
シブルダクトを用いるほか、管状部材を密閉状態に入れ
子状に嵌め合わせて伸縮自在に構成したものを用いるよ
うにしてもよい。
【0012】次に管理機ユニット3の主要部材について
説明する。なお図示の実施例では管理機ユニット3とし
て採機機を適用した実施の形態を示すが、その他剪枝
機、浅刈機等の適宜の茶刈機や防除機等を搭載して実施
することも可能である。まず符号30は前述した刈刃で
あって、二枚の上下一対に組み合わせた長杆状の部材に
多数の歯を形成し、この上下一対の刈刃を往復摺動させ
ることにより刈り取りを行ういわゆるバリカン式の刈刃
である。もちろんここに適用する刈刃は、このようない
わゆるバリカン式のものでなくてもよく、例えばロータ
リー式の回転刃であっても差し支えない。なおこの刈刃
30の駆動にあたっても、前述したように走行装置21
に搭載されたエンジン24によって駆動される油圧を受
けて油圧モータにより刈刃30を駆動することが望まし
い実施の形態である。もちろん刈刃30の駆動は別途エ
ンジンによっても差し支えない。
【0013】この刈刃30の前方上方には多数の分岐管
31aを有する風送管31を有するものであり、摘採作
業時にはこの風送管31から前記ファン25によって生
起された移送風が供給されて茶葉を後方に移送させるの
である。そして前記刈刃30の後方には案内胴32が形
成され、この案内胴32の後方には、茶袋Sを載置する
ための袋台33が設けられている。
【0014】また前記昇降フレーム20Cには詳細な説
明は省略するが、適宜コロが設けられ、このものが脚部
フレーム20Aに沿って転接するように構成され、それ
らが全体としてチェーン等により上方に引き上げられる
ような状態で昇降する。なおこの管理機ユニット3自体
は、この昇降フレーム20Cに対し比較的簡易に取り外
し自在に取り付けられている。
【0015】以上のような基本的な構成を有する乗用式
茶園管理装置1に対し本発明を適用するものであって、
以下に本発明の特徴的構成である座席角度調節機構を有
した座席装置10について説明する。座席装置10は、
上部デッキ22上の右前方に設けられるものであり、こ
の座席装置10の更に前方には操縦のためのコントロー
ルボックス23が設けられる。前記座席装置10は、作
業者が座る座席10Aと、この座席10Aを側方向に傾
倒自在に支持するポスト状の脚体10Bと、この座席1
0Aを任意の傾倒角度にて固定し得る角度設定手段10
Cとを具えて成る。なお座席角度調節機構とは、座席1
0Aを側方向に傾倒自在に支持する構成と、この座席1
0Aを任意の傾倒角度にて固定し得る角度設定手段10
Cとを総称したものである。
【0016】前記脚体10Bは、座席10Aを支持する
インナーポスト11と、このインナーポスト11を回転
自在に内嵌めする固定ポスト12と、前記座席10Aと
インナーポスト11とを側方に傾倒自在に接続する軸受
管13とを主要部材として成る。具体的には座席10A
下面には接続管15が設けられ、一方インナーポスト1
1の外面側には、前記接続管15を連結するための角管
状の軸受管13が固定して設けられている。そして前記
座席10A下面の接続管15が、前記軸受管13内に内
嵌めされ、傾倒ピン14により側方に傾倒自在に軸支さ
れている。なお軸受管13は前記接続管15よりも三倍
程度巾広であり、これにより接続管15が揺動するスペ
ースを確保するとともに、所定の角度以上を超えて座席
10Aが傾倒することを規制している。また固定ポスト
12上に設けられた符号12aに示す部材はワッシャで
あり、これにより軸受管13を係止することにより、イ
ンナーポスト11を回転自在に支持し、作業者が横向き
作業姿勢を取り得るようにしている。なお図示は省略す
るが、固定ポスト12には、インナーポスト11を適宜
固定し得るような固定ノブを設けてもよい。
【0017】前記角度設定手段10Cについて説明す
る。角度設定手段10Cは、座席10Aに設けられる角
度調節板16と、この角度調節板16に固定状態に設け
られる操作レバー18と、前記脚体10Bに対し固定状
態に設けられ、前記角度調節の調節溝16aに対し嵌入
される係止片19とを主要部材として成る。具体的に説
明すると、前記角度調節板16は、座席10Aの下面に
対し、蝶番17Aにより前後に揺動自在に支持されるも
のであり、下部には多数の調節溝16aが形成されてい
る。そして本実施の形態の特徴として調節溝16aを実
質的に形成するその両脇の歯列状に並んだ調節溝形成片
16bは、図4中に拡大して示されるように中央から左
右側方へ向かうに従って長くなるように段状に形成され
ている。またこの角度調節板16には、側方に延びる操
作レバー18が設けられている。また角度調節板16
は、軸受管13方向に付勢されるものであり、引張りコ
イルスプリング17Bの一端が前記操作レバー18に掛
け止めされ、他端が座席10A下面のフック17Cに掛
け止めされている。一方、この角度調節板16の調節溝
16aに対し嵌入される係止片19は、一例として矩形
平板状を成し、前記脚体10Bにおける軸受管13に固
定状態に設けられている。角度設定手段10Cは以上の
ようにして成り、角度調節板16の適宜の調節溝16a
に係止片19を嵌め入れることにより、座席10Aの傾
倒角度の調節を行うことができるものである。
【0018】本発明は以上述べたような具体的な構成を
有するものであり、次に傾斜地において茶園管理作業を
行う際の、乗用式茶園管理装置の座席10Aの角度調節
態様について説明する。図1、2に示されるような傾斜
地の茶園で茶園管理作業を行う場合、まず操作レバー1
8を持って角度調節板16を後に移動させ、調節溝16
aから係止片19を抜く。
【0019】次に座席10Aを水平になるように傾倒さ
せ、再度操作レバー18を前に移動することにより、係
止片19の位置に丁度位置する調節溝16aにおいて角
度調節板16を係止片19に嵌め入れる。
【0020】以上のように座席10Aの角度調節を行う
ことにより、移動台車2が傾斜に沿って傾いていても、
座席10Aは常に水平に保つことができ、無理な運転姿
勢を強いられず、疲労が少なく、作業の効率も上がる。
また本実施の形態の特徴として調節溝形成片16bが中
央から左右側方へ向かうに従って長くなるように段状に
形成されているため、座席10Aに座ったまま座席10
Aの角度調節を行う際に、各調節溝形成片16bがスト
ッパとしての役割を果たし、一挙に座席10Aの角度が
変わってしまい、作業者が座席10Aから滑り落ちるよ
うな危険がない。もちろん一連の角度調節作業は、座席
10Aから立って行っても構わない。
【0021】
【他の実施の形態】以上述べたような構成を本発明の好
ましい実施の形態の一つとするものであるが、本発明の
技術思想を基に更に他の実施の形態が採り得る。例えば
座席10Aは必ずしも前記基本的な実施の形態ようなポ
スト状の脚体10Bに対して設ける必要はなく、一例と
して図5(a)に示すように下方に湾曲して形成された
支持フレーム40に対し、座席10Aを設けることによ
り座席10Aの移動台車2に対する傾倒角度を可変とす
るようにしてもよい。
【0022】また前記基本的な実施の形態では、前記角
度調節板16は複数の調節溝16aが形成されたもので
あったが、角度調節板を複数の調節孔が設けられたもの
とし、一方脚体10B側には、前記調節孔に嵌挿される
係止ピンを固定して設けて角度調節するようにしてもよ
い。
【0023】また前記基本的な実施の形態では座席角度
を調節する機構は、手動によるものであったが、電動に
よるものとしてもよい。例えば図5(b)に示すもの
は、座席10Aに対し固定状態に設けられる角度調節板
41の表面に対し、扇状のラック41aを固定状態に設
け、これに噛み合わされるピニオン42を駆動モータ4
3により駆動することにより、座席10Aの傾倒角度を
変更するようにした実施の形態である。
【0024】また座席10Aは、必ずしも真横のみなら
ず、例えば斜め後方等などにも傾倒できるように構成し
てもよい。例えば図5(b)に示すものは、座席10A
を支持する脚体10Bを上部デッキ22に対し、ユニバ
ーサルジョイント44により360°方向に傾倒自在に
取り付けたものである。なお脚体10Bは適宜のロック
装置により固定して姿勢維持させるものである。また一
例として座席10Aと脚体10Bとの接続も、前記基本
的な実施の形態に記載したような座席角度調節機構によ
り接続している。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の座席角度を調節自在とし
た乗用式茶園管理装置によれば、座席10Aは、少なく
とも側方に傾倒自在に支持されるとともに、この座席1
0Aを任意の傾倒角度にて固定し得る角度設定手段10
Cを具えているため、傾斜地における移動台車2の車体
の傾きにかかわらず、座席10Aを水平に保つことがで
きる。従って運転を行う作業者の疲労が軽減し、茶葉の
摘採、茶樹の刈り取り及び防除等の茶園管理作業の作業
効率も上がる。
【0026】また請求項2記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置によれば、座席10Aは、脚体
10Bに対し側方向に傾倒自在に支持されるものであ
り、前記角度設定手段10Cは、前記座席10Aまたは
脚体10Bのいずれか一方に、調節溝16aが複数形成
された角度調節板16を設け、他方にこの調節溝16a
に嵌め入れて角度固定を行う係止片19を設けたもので
あるため、座席角度を調節する機構が単純な構造であ
り、安価に実施することが可能である。
【0027】更に請求項3記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置によれば、角度調節板16は、
前記座席10A側に設けられるものであり、この角度調
節板16には、操作レバー18を具えたため、座った状
態での一連の座席角度調節作業がしやすくなる。
【0028】更に請求項4記載の座席角度を調節自在と
した乗用式茶園管理装置によれば、調節溝形成片16b
が中央から左右側方へ向かうに従って長くなるように段
状に形成されているため、座席10Aに座ったまま座席
10Aの角度調節を行う際に、各調節溝形成片16bが
ストッパとしての役割を果たし、一挙に座席10Aの角
度が変わってしまうことがなく、作業者が座席10Aか
ら滑り落ちるような危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗用式茶園管理装置の使用状態を示す
斜視図並びに座席装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の乗用式茶園管理装置の使用状態を示す
背面図である。
【図3】座席装置を拡大して示す側面図である。
【図4】同上正面図である。
【図5】座席装置の構成を異ならせた他の種々の実施の
形態を示す背面図である。
【図6】従来の乗用式茶園管理装置を傾斜地で使用する
場合の問題点を示す背面図である。
【符号の説明】
1 乗用式茶園管理装置 2 移動台車 3 管理機ユニット 10 座席装置 10A 座席 10B 脚体 10C 角度設定手段 11 インナーポスト 12 固定ポスト 12a ワッシャ 13 軸受管 14 傾倒ピン 15 接続管 16 角度調節板 16a 調節溝 16b 調節溝形成片 17A 蝶番 17B 引張りコイルスプリング 17C フック 18 操作レバー 19 係止片 20 フレーム 20A 脚部フレーム 20B 上部フレーム 20C 昇降フレーム 21 走行装置 22 上部デッキ 23 コントロールボックス 24 エンジン 25 ファン 26 ダクト 30 刈刃 31 風送管 31a 分岐管 32 案内胴 33 袋台 40 支持フレーム 41 角度調節板 41a ラック 42 ピニオン 43 駆動モータ 44 ユニバーサルジョイント S 茶袋 T 茶畝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型のフレームの脚部に走行装置が設け
    られた移動台車と、この移動台車に搭載されて茶葉の摘
    採、茶樹の刈り取り及び防除等を行う管理機ユニットと
    を具え、作業者が前記移動台車に設けられた運転用の座
    席に着座して運転し、茶畝を跨ぎながら走行して茶園管
    理を行う装置において、前記座席は、少なくとも側方に
    傾倒自在に支持されるとともに、この座席を任意の傾倒
    角度にて固定し得る角度設定手段を具えていることを特
    徴とする座席角度を調節自在とした乗用式茶園管理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記座席は、脚体に対し側方向に傾倒自
    在に支持されるものであり、前記角度設定手段は、前記
    座席または脚体のいずれか一方に、調節溝が複数設けら
    れた角度調節板を設け、他方にこの調節溝に差し入れて
    角度固定を行う係止片を設けたものであることを特徴と
    する請求項1記載の座席角度を調節自在とした乗用式茶
    園管理装置。
  3. 【請求項3】 前記角度調節板は、前記座席側に設けら
    れるものであり、この角度調節板には、操作レバーを具
    えたことを特徴とする請求項2記載の座席角度を調節自
    在とした乗用式茶園管理装置。
  4. 【請求項4】 前記角度調節板の調節溝を形成するその
    両脇の調節溝形成片は、中央から左右側方へ向かうに従
    って長くなるように段状に形成されていることを特徴と
    する請求項2または3記載の座席角度を調節自在とした
    乗用式茶園管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103797980A (zh) * 2014-03-06 2014-05-21 星光农机股份有限公司 一种联合收割机的驾驶室座椅

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103797980A (zh) * 2014-03-06 2014-05-21 星光农机股份有限公司 一种联合收割机的驾驶室座椅

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