JP2002271814A - 画像再生装置及び画像処理装置とそれらの方法 - Google Patents

画像再生装置及び画像処理装置とそれらの方法

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JP2002271814A JP2001063923A JP2001063923A JP2002271814A JP 2002271814 A JP2002271814 A JP 2002271814A JP 2001063923 A JP2001063923 A JP 2001063923A JP 2001063923 A JP2001063923 A JP 2001063923A JP 2002271814 A JP2002271814 A JP 2002271814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】IBR技術を用いてウォークスルー可能な仮想
空間を構築するにおいて、状態の異なるパノラマ画像を
任意に切替可能にするとともに、その再生のリアルタイ
ム性を向上する。 【解決手段】対応付けデータ格納部50は同一経路につ
いて、複数の視点位置に対応する複数のパノラマ画像か
らなる複数のパノラマ画像系列を含む対応付けデータを
格納する。表示中のパノラマ画像系列から他のパノラマ
系列への切り替えが指示されると状態選択部601は、
状態間関連付けデータ510を参照して切り替え後のパ
ノラマ画像系列を選択する。パノラマ画像復号部60
2、画像切り出し部603、表示制御部604は、選択
されたパノラマ画像系列に含まれるパノラマ画像を用い
て、切り替え前のパノラマ画像表示に継続して表示部7
0への表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実空間の撮影によ
って得られた画像データをもとにウォークスルーが可能
な仮想空間を表現する画像再生装置及び方法、並びに画
像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体に搭載された撮影装置によって現
実空間を撮影し、撮影された実写画像データをもとに、
撮影した現実空間を計算機を用いて仮想空間として表現
する試みが提案されている(例えば遠藤、片山、田村、
廣瀬、渡辺、谷川:“移動車輌搭載カメラを用いた都市
空間の電脳映像化について”(信学ソサイエティ、PA-3
-4、pp.276-277、1997年)、または廣瀬、渡辺、谷川、
遠藤、片山、田村:“移動車輌搭載カメラを用いた電脳
映像都市空間の構築(2)−実写画像を用いた広域仮想空
間の生成−”(日本バーチャルリアリティ学会第2回大
会論文集、pp.67-70、1997年)などを参照)。
【0003】移動体に搭載された撮影装置によって撮影
された実写画像データをもとに、撮影した現実空間を仮
想空間として表現する手法としては、実写画像データを
もとに現実空間の幾何形状モデルを再現し、従来のCG
技術で表現する手法が挙げられるが、モデルの正確性や
精密度、写実性などの点で限界がある。一方、モデルを
用いた再現を行わずに、実写画像を用いて仮想空間を表
現するImage-Based Rendering(IBR)技術が近年注
目を集めている。IBR技術は、複数の実写画像をもと
に、任意の視点から見た画像を生成する技術である。I
BR技術は実写画像に基づいているために、写実的な仮
想空間の表現が可能である。
【0004】このようなIBR技術を用いてウォークス
ルー可能な仮想空間を構築するためには、体験者の仮想
空間内の位置に応じた画像の生成・呈示を行う必要があ
る。そのため、この種のシステムにおいては、実写画像
データの各フレームと仮想空間内の位置とを対応付けて
保存しておき、体験者の仮想空間における位置と視点方
向に基づいて対応するフレームを取得し、これを再生す
る。
【0005】現実空間内の位置データを得る手法として
は、カー・ナビゲーション・システムなどにも用いられ
ているGPS(Global Positioning System)に代表さ
れる人工衛星を用いた測位システムを利用するのが一般
的である。GPSなどから得られる位置データと、実写
画像データを対応付ける手法としては、タイムコードを
用いて対応付ける手法が提案されている(特開平11-168
754)。この手法では、位置データに含まれる時刻デー
タと、実写画像データの各フレームに付加したタイムコ
ードとを対応付けることで、実写画像データの各フレー
ムと位置データとの対応付けを行う。
【0006】このような仮想空間内のウォークスルーに
おいては、体験者が各視点位置で所望の方向をみること
ができるようにする。このため、各視点位置の画像を、
再生時の画角よりも広い範囲をカバーするパノラマ画像
で保存しておき、体験者の仮想空間における視点位置と
視線方向とに基づいてパノラマ画像から再生すべき部分
画像を切り出し、これを表示することが考えられる。
【0007】このようなウォークスルー再生において、
パノラマ画像に仮想の建築物等のコンピュータグラフィ
ックス(CG)による画像を合成して表示することが試
みられている。パノラマ画像へのCG画像の描画の実
行、停止を切替ることで、状態の異なるパノラマ画像を
任意のタイミングで切り替えて表示することが可能とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パノラ
マ画像にCG画像を合成して再生する場合には、当該パ
ノラマ画像データから表示画像を生成し、重畳すべきC
G画像を生成し、表示画像に含まれるオブジェクトとC
G画像とのオクルージョン判定をして表示画像とCG画
像の合成を行うという処理が必要となり、リアルタイム
な表示に支障を来してしまう。
【0009】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、IBR技術を用いてウォークスルー可能な仮想
空間を構築するにおいて、状態の異なるパノラマ画像を
任意に切替可能とするとともに、その再生のリアルタイ
ム性を向上することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像再生装置は以下の構成を備える。
すなわち、同一経路について、複数の視点位置に対応す
る複数のパノラマ画像からなる複数のパノラマ系列を格
納する格納手段と、1つのパノラマ系列より、視点位置
及び視線方向に対応する画像を抽出して再生表示する表
示手段と、前記表示手段によって表示中のパノラマ系列
から他のパノラマ系列への切り替えを指示する指示手段
と、前記指示手段によって切り替えが指示された場合、
前記表示中のパノラマ系列と同一経路の他のパノラマ系
列を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたパ
ノラマ系列に含まれるパノラマ画像を用いて表示を行う
べく前記表示手段を制御する制御手段とを備える。ま
た、上記の目的を達成するための本発明による画像再生
方法は以下の工程を備える。すなわち、同一経路につい
て、複数の視点位置に対応する複数のパノラマ画像から
なる複数のパノラマ系列を格納装置に格納する格納工程
と、前記格納装置に格納された1つのパノラマ系列よ
り、視点位置及び視線方向に対応する画像を抽出して再
生表示する表示工程と、前記表示工程によって表示中の
パノラマ系列から他のパノラマ系列への切り替えを指示
する指示工程と、前記指示工程によって切り替えが指示
された場合、前記表示中のパノラマ系列と同一経路の他
のパノラマ系列を選択する選択工程と、前記選択工程で
選択されたパノラマ系列に含まれるパノラマ画像を用い
て表示を行うべく前記表示工程を制御する制御工程とを
備える。
【0011】更に、上記の目的を達成するための本発明
の他の態様による画像処理装置は以下の構成を備える。
すなわち、同一経路について、複数の視点位置に対応す
る複数の画像からなる複数の画像系列を格納する格納手
段と、1つの画像系列より、視点位置及び視線方向に対
応する画像を抽出して表示手段へ表示させる抽出手段
と、前記抽出手段によって抽出され表示中の画像系列か
ら他の画像系列への切り替えを指示する指示手段と、前
記指示手段によって切り替えが指示された場合、前記表
示手段に表示中の画像系列と同一経路の他の画像系列を
選択する選択手段と、前記選択手段で選択された画像系
列に含まれる画像を用いて前記表示手段に表示を行わせ
るべく制御する制御手段とを備える。また、上記の目的
を達成するための本発明による画像再生方法は以下の工
程を備える。すなわち、同一経路について、複数の視点
位置に対応する複数の画像からなる複数の画像系列を格
納装置に格納する格納工程と、前記格納装置に格納され
た1つの画像系列より、視点位置及び視線方向に対応す
る画像を抽出して表示手段へと表示させる抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出されて表示中の画像系列から
他の画像系列への切り替えを指示する指示工程と、前記
指示工程によって切り替えが指示された場合、前記表示
手段に表示中の画像系列と同一経路の他の画像系列を選
択する選択工程と、前記選択工程で選択された画像系列
に含まれる画像を用いて前記表示手段に表示を行わせる
べく制御する制御工程とを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好適な実施形態を説明する。
【0013】<第1実施形態>まず、本実施形態による
仮想空間のウォークスルーシステムについて説明する。
本実施形態では、例えば自動車などの移動体に搭載され
た複数の撮影装置によって撮影して得られた実写画像デ
ータからパノラマ画像データを生成し、このパノラマ画
像データを現実空間の位置としての地図データと対応付
けて保持する。そして、体験者の仮想空間における視点
位置と視線方向に応じて、保持されているパノラマ画像
データから表示画像を生成することにより、仮想空間内
のウォークスルーを実現する。
【0014】図1は本実施形態によるウォークスルーシ
ステムの機能構成を説明するブロック図である。本ウォ
ークスルーシステムは、画像データ収集システム90と
画像再生装置1とを含んで構成される。画像再生装置1
は、画像データ保存部10、地図データ保存部20、画
像・地図対応付け部30、操作部40、対応付けデータ
保存部50、画像再生制御部60、表示部70を有す
る。
【0015】画像データ保存部10は、後で詳述する画
像データ収集システム90によって得られた実写画像デ
ータとしてのフレームデータを格納する。地図データ保
存部20は、地図のイメージ情報と該地図イメージ上の
各位置を経度と緯度に関連した座標で表すための座標情
報を含む地図データを格納する。地図データ保存部20
には、少なくとも画像データ収集システム90によって
撮影され、画像データ保存部10に保存されたフレーム
データの現実空間位置に対応した範囲の地図データが保
存されている。なお、地図データは、不図示のハードデ
ィスク、RAMまたは他の外部記憶装置に保存される。
【0016】画像・地図対応付け部30は、画像データ
保存部10に保存されているフレームデータから各視点
位置のパノラマ画像データを生成し、これを地図データ
保存部20に保存されている地図データと対応付ける。
こうして対応付けされたパノラマ画像データと地図デー
タは、対応付けデータとして対応付けデータ保存部50
に保存される。なお、画像・地図対応付け部30では、
同一時刻において複数の撮影装置から得られたフレーム
データからパノラマ画像を生成し、その時刻におけるG
PS情報から対応する地図データ(地図上の位置デー
タ)を特定し、これらを対応付け、対応付けデータ保存
部50に保存する。後述するように、GPS情報と複数
の撮影装置から得られたフレームデータの各々にはタイ
ムコードが付加され、このタイムコードにより同一時刻
のフレーム、GPS情報が取得される。
【0017】操作部40は、マウス、キーボード、ジョ
イスティック等を備える。なお、上述の画像・地図対応
付け部30において、操作部40からの操作入力に従っ
て、画像データ保存部10に保存されたフレームと地図
データ保存部20に保存された地図データとの対応付け
を編集可能としてもよい。
【0018】画像再生制御部60は、操作部40からの
操作入力に従って体験者の視点位置(地図上の位置)、
視線方向を決定し、対応付けデータ保存部50で保存さ
れたデータから必要な画像データを読み出し、表示部7
0で表示を行うための画像データを生成する。
【0019】図2は、画像データ保存部10に保存され
るフレームデータを収集するための画像データ収集シス
テム90の構成例を示す図である。図2に示されるよう
に、この画像データ収集システム90は、撮影部91、
記録部92、A/D変換部93の3つの部分に分けられ
る。以下、各部について、図3〜図5を参照して詳細に
説明する。
【0020】図3は、撮影部91の構成を詳細に示すブ
ロック図である。本実施形態では、撮影部91は車輌な
どの移動体に搭載して用いられる。撮影部91は、n台
(n≧1)のビデオカメラ(91−1〜n)と同期信号
発生部94から成る。ビデオカメラ91−1〜nにはそ
れぞれ同期信号発生部94からの外部同期信号を入力す
ることが可能であり、本実施形態では、同期信号発生部
94より出力される外部同期信号を用いてビデオカメラ
91−1〜nのn台の撮影タイミングを一致させてい
る。
【0021】図4は、記録部92の構成を詳細に示すブ
ロック図である。記録部92はタイムコード発生部95
と、ビデオカメラ91−1〜nに対応する録画部(本例
ではビデオカセットレコーダVCR)92−1〜nとを
備える。撮影部91のn台のビデオカメラ91−1〜n
からの画像出力は、それぞれ録画部92−1〜nの入力
となる。また、タイムコード発生部95は、撮影時刻を
表すタイムコードを各VCR92−1〜nに供給する。
VCR92−1〜nは、対応するビデオカメラからの画
像入力とタイムコード発生部95からのタイムコードを
取り込み、タイムコードつきのビデオデータとして記録
する。
【0022】以上のようにしてVCR92−1〜nのそ
れぞれに収集された画像情報は、A/D変換部93によ
ってディジタルの画像データに変換され、画像データ保
存部10に保存される。図5は、A/D変換部93の構
成を詳細に示すブロック図である。A/D変換部93
は、パーソナルコンピュータ(以下PC)96と、VC
R92−1〜nの各々に対応するビデオ・キャプチャ・
ボード(以下、キャプチャ・ボード)93−1〜nを有
する。キャプチャ・ボードは必ずしもビデオカメラの台
数分必要ではなく、PCに搭載できる数のキャプチャ・
ボードを共有してもよい。A/D変換部93は、各VC
Rから供給されるアナログ画像データをディジタル画像
データ(例えばAVIフォーマット)に変換し、PC9
6に接続された、ハードディスク等を含んで構成される
画像データ保存部10またはその他の記憶媒体に保存す
る。
【0023】更に、本システムにおいては、タイムコー
ド発生部95からタイムコードが発生するタイミングで
GPS97より位置データを取得し、取得した位置デー
タをその時点のタイムコードと対応付けて保持する。
【0024】図6は画像データ保存部10におけるビデ
オデータと位置データ(GPS測定結果データ)の格納
状態例を示す図である。図6に示すように、画像データ
保存部10には、タイムコードが付加されたフレームと
タイムコードが付加された位置データとが格納されるこ
とになる。よって、このタイムコードを介して、フレー
ムと位置データが対応付けられる。なお、図6では1つ
のビデオカメラからのビデオデータしか示していない
が、ビデオデータは上述したようにビデオカメラの台数
分(n台分)が存在する。
【0025】なお、GPSにおける3次元位置の算出は
公知であり、ここでは詳細な説明を省略する。以上のよ
うにして、n台のビデオカメラによって画像を撮影しな
がら、GPSによって逐次得られる緯度、経度データP
(θ,φ)をタイムコード発生部72からのタイムコー
ドに対応付けて格納していく。従って、このタイムコー
ドを介して、ビデオデータの各フレームと、GPSから
得られた緯度,経度データを対応付けることができる。
【0026】なお、画像データがキャプチャ・ボード9
3−1〜nを通じてPC96内に取り込まれる際には、
記録されているタイムコードを用いてキャプチャ開始部
分、終了部分を決定し、n台のVCRおよびキャプチャ
・ボードを介して取得されるディジタル画像データがす
べて同時刻に撮影された、同じ長さのキャプチャデータ
で構成されるようにする。
【0027】次に、画像再生装置1について説明する。
図7は、本実施形態による画像再生装置1のハード構成
を示すブロック図である。図7に示したハード構成は通
常のパーソナルコンピュータの構成と同等である。図7
において、ディスク105は画像データ保存部10を構
成するものであり、図2〜図6に関連して説明した画像
データ収集システム90によって得られたフレームデー
タと位置データが記憶されている。なお、ディスク10
5は上述の画像データ保存部10のみならず、図1に示
した地図データ保存部20、対応付けデータ保存部50
をも構成するものである。
【0028】CPU101は、ディスク105またはR
OM106、または外部記憶装置(不図示)に保存され
ているプログラムを実行することにより、画像データと
地図データとを対応付けて格納する画像・地図対応付け
部30として、また、対応付けデータ保存部50に保存
された画像データをもとに画像再生を行う画像再生制御
部60として機能する。
【0029】CPU101が表示コントローラ102に
対して各種の表示指示を行うことにより、表示コントロ
ーラ102およびフレームバッファ103によって表示
器104に所望の表示がなされる。なお、図では表示コ
ントローラ102としてCRTC、表示器104として
CRTを示したが、表示器としては陰極線管に限らず、
液晶表示器等を用いてもよいことはもちろんである。な
お、CRTC102、フレームバッファ103及びCR
T104は、上述の表示部70を構成する。マウス10
8、キーボード109及びジョイスティック110は、
当該画像保持・再生装置1へのユーザの操作入力を行う
ためのものであリ、上述の操作部40を構成する。
【0030】次に、以上の構成を備えた本実施形態のウ
ォークスルーシステムにおける、画像再生装置1の動作
の概要について説明する。図8は本実施形態のウォーク
スルーシステムにおける、画像再生装置1の処理内容を
説明する図である。
【0031】画像データ保存部10には、上述した画像
データ収集システム90によって、n台のビデオカメラ
91−1〜nによって得られたビデオデータに基づくタ
イムコード付のフレームデータと、GPS97によって
得られた位置データに基づくタイムコード付の位置デー
タが格納されている。
【0032】画像・地図対応付け部30は、同一のタイ
ムコードのフレームデータを接合してパノラマ画像を生
成するとともに、地図データ保存部20に保持されてい
る地図データを参照して当該タイムコードに対応する位
置データを地図上の位置に変換する。そして、得られた
パノラマ画像と、地図上の位置とを対応付けた対応付け
データ210を生成し、対応付けデータ保存部50に格
納する。
【0033】なお、対応付けデータ格納部50におい
て、本実施形態では次のデータ格納形態をとる。すなわ
ち、交差点や曲がり角を区分点とし、区分点と区分点で
挟まれた線分を道として、各区分点、道にIDを割り当
て、このIDを対応するパノラマ画像に付加する。1つ
の道に対応するパノラマ画像群には、先頭から順に番号
が振られる。
【0034】図9はこの様子を説明する図である。図9
において、例えばIDがC1である区分点とC2である
区分点に挟まれた線分(道)にR1というIDが付与さ
れている。なお、これらIDや地図との対応は、地図デ
ータ保存部20に保存されている。
【0035】GPSデータ等に基づいて区分点C1とC
2に対応するフレームが特定されると、それらフレーム
に挟まれたパノラマ画像群が道R1に対応することとな
る。図では、このパノラマ画像群にはn個のパノラマ画
像が存在する。そして、区分点C1とC2に対応するフ
レームにはそれぞれC1、C2のIDが付与され、パノ
ラマ画像群の各パノラマ画像には、順番にR1−1〜R
1−nが付与されている。
【0036】なお、区分点とパノラマ画像との対応付け
は、GPSデータに従って自動的に行われるものとした
が、ユーザが画像データ保存部に保持されたビデオフレ
ームを再生しながら、フレームと対応する地図上の交差
点を指定することによって、上述のような対応付けをす
ることも可能である。この場合、区分点に挟まれたパノ
ラマ画像群の各パノラマ画像の位置を、例えば、当該区
分点を結ぶ線分上に等間隔に割り当てる(上記例では、
C1とC2を結ぶ線分をn+1等分して、各分割位置に
順番にn個のパノラマ画像を割り当てる)ようにすれ
ば、GPSを用いずに上述のような対応付けデータを生
成、保持することが可能である。
【0037】以上のようにして格納された対応付けデー
タを用いてウォークスルー再生が行われる。ウォークス
ルー再生では、操作部40よりジョイスティック110
等を用いたウォークスルーのための操作が行われると、
画像再生制御部60がこの操作入力に応じて体験者の地
図上の視点位置(地図上の道における位置)と視線方向
を生成する。更に画像再生制御部60は、この生成され
た視点位置と視線方向、及び表示部70に表示される画
像の画角に基づいて、表示部70に表示すべき画像を、
対応付けデータ210に格納されたパノラマ画像に基づ
いて生成し、表示部70に表示させる。例えば、視点位
置が地図上のa地点であり、視線方向が進行方向に対し
て15度の方向を向いている場合は、a地点に対応する
パノラマ画像中の15度の方向に対応する部分画像が抽
出されることになる。こうして、体験者の視点位置の地
図上における移動と視線方向に対応するように、画像再
生制御部60が表示画像の取得と、表示部70への表示
を行うことにより、ウォークスルー再生が実現されるこ
とになる。
【0038】さて、上記の構成において、対応付けデー
タ保存部50によって保持されたパノラマ画像(本実施
形態では360度の全周画像とする)をメモリ上に読み
出し、表示部70への表示画角に対応した任意の視線方
向の画像を生成し、これにCG画像を重畳して表示する
ことが可能である。このようにすることで、ウォークス
ルー再生にバリエーションを持たせることができる。し
かしながら、表示画角及び視線方向に対応して切り出し
た画像にCG画像を重畳描画する際に、切り出し画像と
CG画像との間で画素単位でのオクルージョン判定を行
う必要が生じる。このため、CG画像の描画処理に時間
がかかり、表示タイミングの遅れを招いてしまう。
【0039】一方、最初からCGが描画されたパノラマ
画像を用いようとした場合は、CG画像の描画処理によ
る表示タイミングの遅れは解決するが、任意のタイミン
グでCG画像の描画を実行/停止するといったような、
パノラマ画像の状態を任意のタイミングで切り替えると
いう柔軟な表示操作ができなくなってしまう。
【0040】本実施形態のウォークスルーシステムで
は、同一経路に対応したパノラマ画像系列を、表示した
い状態に応じて複数種類用意しておき、これらを必要に
応じて切り替えてウォークスルー再生に用いることで、
任意のタイミングでのパノラマ画像の状態の切り替えを
可能としつつ、リアルタイムな画像表示を確実に行える
ようにする。
【0041】図10は第1実施形態によるパノラマ画像
の再生処理機能を説明する図である。図10に示してい
るのは画像再生制御部60の機能構成である。画像再生
制御部60は、対応付けデータ保存部50に保持され
た、複数の状態に対応した同一経路のパノラマ画像系列
から切替指示に応じて所望のパノラマ画像系列を選択し
て、ウォークスルー再生を行う。
【0042】図10において、対応付けデータ格納部5
0にはs個のそれぞれ異なる状態のパノラマ画像と地図
データが対応付けられた、s個の対応付けデータが格納
されている。本例では、状態1〜sの対応付けデータ5
01〜50sが格納されている。状態1の対応付けデー
タ501が実写画像から得られたパノラマ画像を含み、
他の状態2〜sの対応付けデータ502〜50sは、状
態1のパノラマ画像にそれぞれ異なるCGが重畳描画さ
れているものとする。なお、本実施形態では、各状態毎
の対応付けデータに含まれるパノラマ画像の集合をパノ
ラマ画像系列と称する。図10の例の場合、s個のパノ
ラマ画像系列が存在することになる。
【0043】画像再生制御部60において、601は状
態選択部であり、操作部40より与えられる操作信号
(状態変更指示信号)と、後述の状態間関連付けデータ
510に従って、対応付けデータ保存部50に保持され
ている複数のパノラマ画像系列のうちの一つを画像再生
に用いるパノラマ画像系列として選択し、後段へ通知す
る。
【0044】602はパノラマ画像復号部であり、状態
選択部601で選択されたパノラマ画像系列から、現在
の視点位置に対応するパノラマ画像を復号する。視点位
置生成部605は、状態選択部601によってパノラマ
画像系列の変更があった場合に、それまでのパノラマ画
像系列に対する視点位置に基づいて、変更後のパノラマ
画像系列に対する適切な視点位置を決定する。603は
切り出し部であり、パノラマ画像復号部602で復号さ
れたパノラマ画像から、視線方向と表示画角に応じた部
分画像を切り出す。表示制御部604は、切り出し部6
03で切り出された画像を表示部70に表示させるべく
制御する。
【0045】なお、対応付けデータ格納部50は、状態
1〜sの対応付けデータ501〜50sが同一の経路の
パノラマ画像で構成されていることを示す状態間関連付
けデータ510を格納している。本例では、1つの経路
にs種類の状態のパノラマ画像系列(s個の対応付けデ
ータ)がある場合を説明しているが、複数の経路と、そ
れぞれの経路に複数種類の状態のパノラマ画像が存在す
るようにすることも可能である。この場合、状態間関連
付けデータ510は、各経路毎にどのパノラマ画像系列
(対応付けデータ)が属しているかを示すことになる。
【0046】また、本実施形態の場合、状態間関連付け
データ510は、複数の状態のパノラマ画像の切り替え
順序を示す情報を有する。この情報を持つことにより、
状態選択部601に入力される状態変更指示信号は、状
態の切り替えを指示するだけで、状態間関連付けデータ
510に登録された切り替え順序で、パノラマ画像系列
が順次選択され、切り替わることになる。もちろん、状
態変更指示は、状態3のパノラマ画像に切り替えるとい
ったように、具体的に状態を指定する信号であってもよ
い。
【0047】図11は第1実施形態によるパノラマ系列
の切り替え処理を説明するフローチャートである。操作
部40より状態変更指示が入力されると、画像再生制御
部60の状態選択部601は状態変更イベントの発生を
検出する。状態変更イベントの発生が検出されると、ス
テップS102へ進み、切り換え後に表示すべきパノラ
マ画像の状態を決定する。上述したように、本実施形態
では状態間関連付けデータ510に状態変更指示による
切り替え順序が登録されており、例えば、状態1→状態
2…→状態s→状態1→…というよに切り替わるものと
する。従って、例えば現在状態2のパノラマ画像系列が
選択されているとすると、状態変更イベントにより状態
3のパノラマ画像系列を用いることになる。
【0048】次にステップS103において、視点位置
生成部605は、ステップS102で決定した新しい状
態のパノラマ画像系列における最初の視点位置を決定す
る。ここでは、変更直前に表示されたパノラマ画像の視
点位置に基づいて、新しい状態のパノラマ画像系列に切
り替えた後の最初に表示すべき視点位置を決定する。具
体的には、変更前のパノラマ画像系列の視点位置に最も
近い変更後のパノラマ画像系列の視点位置を求め、これ
を最初に表示すべき視点位置に決定する。或いは、変更
後のパノラマ画像系列において、上記求めた視点位置の
次の視点位置を最初に表示すべき視点位置に決定する。
【0049】このような処理を行うのは、次の理由によ
る。すなわち、1つのパノラマ画像系列を基に、コンピ
ュータグラフィックス描画を重畳して複数のパノラマ画
像系列を生成した場合は、各パノラマ画像の視点位置が
完全に一致するので、変更直前のパノラマ画像の視点位
置と変更後のパノラマ画像の視点位置を一致させること
ができる。
【0050】しかしながら、同一経路について異なる実
写画像データを用いた場合、例えば朝、昼、夜において
撮影された実写画像データを基に、それぞれ状態1、状
態2、状態3のパノラマ画像系列を作成した場合は、交
通事情等により状態1、2、3の対応付けデータは、そ
れぞれ個別にパノラマ画像と視点位置との対応付けがな
されたものとなるので、完全には一致しない。従って、
それまで表示していたパノラマ画像の視点位置に最も近
い視点位置を変更後の対応付けデータから取り出すとい
う処理を行うことで、ウォークスルー再生中の状態変更
をより自然に見せるようにする。
【0051】ステップS104では、パノラマ画像復号
部602において、ステップS102で選択されたパノ
ラマ画像系列より、ステップS103で決定された視点
位置に対応するパノラマ画像を選択し、これを復号す
る。そして、ステップS105において、画像切り出し
部603は、復号されたパノラマ画像から、視線方向と
表示画角に基づいてパノラマ画像から対応する部分を切
り出して表示用画像を生成し、表示制御部604がこれ
を表示部70に表示させる。
【0052】なお、ステップS101で状態変更イベン
トが発生していな場合は、ステップS110へ進み、視
点位置生成部605が現在使用中のパノラマ画像系列に
おける次の視点位置を決定し、ステップS104へ進
む。以上のステップS101からS105、S110の
処理を、終了操作があるまで繰り返す(ステップS10
6)。
【0053】以上のように第1実施形態によれば、状態
の異なるパノラマ画像系列への切り替えを、ウォークス
ルー再生を継続させながら、状態変更指示を行うだけで
行うことができる。また、CGを重畳描画させた画像再
生を行う場合でも、予めCGが描画されたパノラマ画像
への切り換えを行うだけなので、画像再生のリアルタイ
ム性を損なうことがなく、CG描画の有無を自在に切り
替えることも可能である。
【0054】<第2実施形態>第1実施形態では、対応
付けデータが、地図上の位置とパノラマ画像系列の各パ
ノラマ画像とが対応付けられたものである場合を説明し
た。第2実施形態では、図9を用いて説明したような、
地図上の区分点と道によって地図上の位置とパノラマ画
像とを対応付けた場合に特化させて説明する。
【0055】図9で説明したように、図12は第2実施
形態による対応付けデータ保存部50のデータ構成例を
示す図である。状態1〜状態sのそれぞれの状態毎に、
地図上の道(1〜n)、区分点(1〜m)との対応づけ
がなされている。状態間関連付けデータ510は、状態
1〜状態sのパノラマ画像系列を関連づけるものであ
り、本実施形態では、画像系列の切り換え順序をも含
む。
【0056】図13は第2実施形態によるパノラマ系列
の切り替え処理を説明するフローチャートである。操作
部40より状態変更指示が入力されると、画像再生制御
部60の状態選択部601は状態変更イベントの発生を
検出する(ステップS201)。状態変更イベントの発
生が検出されると、ステップS201からステップS2
02へ進み、切り換え後に表示すべきパノラマ画像系列
を決定する。上述したように、第2実施形態では状態間
関連付けデータ510には、状態変更指示による切り替
え順序が登録されており、例えば、状態1→状態2…→
状態s→状態1→…というように切り替わるものとす
る。従って、例えば現在状態2のパノラマ画像が再生さ
れているとすると、状態変更イベントにより状態3のパ
ノラマ画像を用いることになる。
【0057】次にステップS203において、ステップ
S202で決定した新しい状態のパノラマ画像系列を用
いて表示すべき最初の視点位置を決定する。ここでは、
変更直前に表示されたパノラマ画像の視点位置、すなわ
ち、どの「道」の何番目のパノラマ画像であるか(フレ
ーム順位)に基づいて、新しい状態のパノラマ系列に切
り替えた後の最初に表示すべきパノラマ画像の視点位置
(どの道の何番目のフレーム)を決定する。このように
することで、各道に含まれる画像数が対応付けデータ毎
に異なっていても、より正しく次の視点位置を決定でき
る。例えば、現在選択されているパノラマ画像系列にお
いて、ある道に10枚のパノラマ画像が存在し、現在の
視点位置がその道の6番目のパノラマ画像を示してお
り、切り替え後のパノラマ画像系列の対応する道には1
5枚のパノラマ画像が存在する場合、9番目のパノラマ
画像が選択されることになる(15×6/10)。
【0058】ステップS204では、ステップS202
で選択されたパノラマ画像系列より、ステップS203
で決定された視点位置(「道」と「フレーム順位」)に
対応するパノラマ画像を選択する。そして、ステップS
205において、選択したパノラマ画像が符号化されて
いる場合はこれを復号し、視線方向と表示画角に基づい
てパノラマ画像から対応する部分を切出して表示用画像
を生成し、これを表示部70に送って表示させる。
【0059】なお、ステップS201で状態変更イベン
トが発生していな場合は、ステップS210へ進み、現
在使用中のパノラマ画像系列における次の視点位置
(「道」と「フレーム順位」)を決定し、ステップS2
04へ進む。以上のステップS201からS205、S
210の処理を、終了操作があるまで繰り返す(ステッ
プS206)。
【0060】以上のように第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果を奏する他、区分点と、道によっ
てパノラマ画像と地図データが対応付けられて保存され
ている場合でも、迅速且つ自然に状態を変更することが
できる。
【0061】なお、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0062】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IBR技術を用いてウォークスルー可能な仮想空間を構
築するにおいて、状態の異なるパノラマ画像を任意に切
替可能になるとともに、その再生のリアルタイム性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるウォークスルーシステムの機
能構成を説明するブロック図である。
【図2】画像データ保存部10に保存されるフレームデ
ータを収集するための画像データ収集システム90の構
成例を示す図である。
【図3】撮影部91の構成を詳細に示すブロック図であ
る。
【図4】記録部92の構成を詳細に示すブロック図であ
る。
【図5】A/D変換部93の構成を詳細に示すブロック
図である。
【図6】画像データ保存部10におけるビデオデータと
位置データ(GPS測定結果データ)の格納状態例を示
す図である。
【図7】本実施形態による画像再生装置1のハード構成
を示すブロック図である。
【図8】本実施形態のウォークスルーシステムにおけ
る、画像再生装置1の処理内容を説明する図である。
【図9】道と区分点を用いたパノラマ画像の地図データ
への対応付けを説明する図である。
【図10】第1実施形態によるパノラマ画像の再生処理
機能を説明する図である。
【図11】第1実施形態によるパノラマ系列の切り替え
処理を説明するフローチャートである。
【図12】第2実施形態による対応付けデータ保存部5
0のデータ構成例を示す図である。
【図13】第2実施形態によるパノラマ系列の切り替え
処理を説明するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 BA07 BA09 BA10 BA11 BA15 CA07 DA07 EA19 EA24 FA02 FA09 5B057 AA20 BA02 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE08 5C061 AA29 AB08 AB12 AB16 AB17 AB21 5C082 AA27 BA12 BA42 BA46 BB25 BB42 CA56 CA76 CB01 DA61 DA86 MM05 MM10

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一経路について、複数の視点位置に対
    応する複数のパノラマ画像からなる複数のパノラマ系列
    を格納する格納手段と、 1つのパノラマ系列より、視点位置及び視線方向に対応
    する画像を抽出して再生表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示中のパノラマ系列から他のパ
    ノラマ系列への切り替えを指示する指示手段と、 前記指示手段によって切り替えが指示された場合、前記
    表示中のパノラマ系列と同一経路の他のパノラマ系列を
    選択する選択手段と、 前記選択手段で選択されたパノラマ系列に含まれるパノ
    ラマ画像を用いて表示を行うべく前記表示手段を制御す
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記格納手段において、同一経路につい
    て格納される複数のパノラマ系列は、異なるコンピュー
    タグラフィックスが重畳描画されたものを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記格納手段において、同一経路につい
    て格納される複数のパノラマ系列は、それぞれ異なる時
    間帯で撮影されたパノラマ画像からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のパノラマ系列を関連付ける関
    連付けデータを有し、 前記選択手段は、前記指示手段による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数のパノラマ系列の
    一つを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記関連付けデータは、前記関連付けさ
    れた複数のパノラマ系列における選択順序を示す順序情
    報を含み、 前記選択手段は、前記指示手段による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数のパノラマ系列の
    一つを、前記順序情報に従った順序で選択することを特
    徴とする請求項4に記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 前記格納手段は、前記複数のパノラマ系
    列毎に、各パノラマ画像と実空間にける視点位置とを対
    応付ける対応付けデータを含み、 前記制御手段は、前記指示手段によって切り替えが指示
    された場合に、切り替え直前に表示した画像の視点位置
    と、切り替え後のパノラマ系列に含まれる対応付けデー
    タとに基づいて、切り換え直後に表示すべきパノラマ画
    像を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像再
    生装置。
  7. 【請求項7】 同一経路について、複数の視点位置に対
    応する複数のパノラマ画像からなる複数のパノラマ系列
    を格納装置に格納する格納工程と、 前記格納装置に格納された1つのパノラマ系列より、視
    点位置及び視線方向に対応する画像を抽出して再生表示
    する表示工程と、 前記表示工程によって表示中のパノラマ系列から他のパ
    ノラマ系列への切り替えを指示する指示工程と、 前記指示工程によって切り替えが指示された場合、前記
    表示中のパノラマ系列と同一経路の他のパノラマ系列を
    選択する選択工程と、 前記選択工程で選択されたパノラマ系列に含まれるパノ
    ラマ画像を用いて表示を行うべく前記表示工程を制御す
    る制御工程とを備えることを特徴とする画像再生方法。
  8. 【請求項8】 前記格納工程において、同一経路につい
    て格納される複数のパノラマ系列は、異なるコンピュー
    タグラフィックスが重畳描画されたものを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の画像再生方法。
  9. 【請求項9】 前記格納工程において、同一経路につい
    て格納される複数のパノラマ系列は、それぞれ異なる時
    間帯で撮影されたパノラマ画像からなることを特徴とす
    る請求項7に記載の画像再生方法。
  10. 【請求項10】 前記格納工程は、更に前記複数のパノ
    ラマ系列を関連付ける関連付けデータを前記格納装置に
    格納し、 前記選択工程は、前記指示工程による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数のパノラマ系列の
    一つを選択することを特徴とする請求項7に記載の画像
    再生方法。
  11. 【請求項11】 前記関連付けデータは、前記関連付け
    された複数のパノラマ系列における選択順序を示す順序
    情報を含み、 前記選択工程は、前記指示工程による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数のパノラマ系列の
    一つを、前記順序情報に従った順序で選択することを特
    徴とする請求項10に記載の画像再生方法。
  12. 【請求項12】 前記格納工程は、前記複数のパノラマ
    系列毎に、各パノラマ画像と実空間にける視点位置とを
    対応付ける対応付けデータを含み、 前記制御工程は、前記指示工程によって切り替えが指示
    された場合に、切り替え直前に表示した画像の視点位置
    と、切り替え後のパノラマ系列に含まれる対応付けデー
    タとに基づいて、切り換え直後に表示すべきパノラマ画
    像を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像再
    生方法。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれかに記載の
    画像再生方法をコンピュータによって実現するための制
    御プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至12のいずれかに記載の
    画像再生方法をコンピュータによって実現するための制
    御プログラムを格納する記憶媒体。
  15. 【請求項15】 同一経路について、複数の視点位置に
    対応する複数の画像からなる複数の画像系列を格納する
    格納手段と、 1つの画像系列より、視点位置及び視線方向に対応する
    画像を抽出して表示手段へ表示させる抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出され表示中の画像系列から他
    の画像系列への切り替えを指示する指示手段と、 前記指示手段によって切り替えが指示された場合、前記
    表示手段に表示中の画像系列と同一経路の他の画像系列
    を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された画像系列に含まれる画像を用
    いて前記表示手段に表示を行わせるべく制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記格納手段において、同一経路につ
    いて格納される複数の画像系列は、異なるコンピュータ
    グラフィックスが重畳描画されたものを含むことを特徴
    とする請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記格納手段において、同一経路につ
    いて格納される複数の画像系列は、それぞれ異なる時間
    帯で撮影された画像からなることを特徴とする請求項1
    5に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の画像系列を関連付ける関連
    付けデータを有し、 前記選択手段は、前記指示手段による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数の画像系列の一つ
    を選択することを特徴とする請求項15に記載の画像処
    理装置。
  19. 【請求項19】 前記関連付けデータは、前記関連付け
    された複数の画像系列における選択順序を示す順序情報
    を含み、 前記選択手段は、前記指示手段による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数の画像系列の一つ
    を、前記順序情報に従った順序で選択することを特徴と
    する請求項18に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記格納手段は、前記複数の画像系列
    毎に、各画像と実空間にける視点位置とを対応付ける対
    応付けデータを含み、 前記制御手段は、前記指示手段によって切り替えが指示
    された場合に、切り替え直前に表示した画像の視点位置
    と、切り替え後の画像系列に含まれる対応付けデータと
    に基づいて、切り換え直後に表示すべき画像を決定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記画像系列は複数のパノラマ画像に
    よって構成されていることを特徴とする請求項15乃至
    20のいずれかに記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 同一経路について、複数の視点位置に
    対応する複数の画像からなる複数の画像系列を格納装置
    に格納する格納工程と、 前記格納装置に格納された1つの画像系列より、視点位
    置及び視線方向に対応する画像を抽出して表示手段へと
    表示させる抽出工程と、 前記抽出工程によって抽出されて表示中の画像系列から
    他の画像系列への切り替えを指示する指示工程と、 前記指示工程によって切り替えが指示された場合、前記
    表示手段に表示中の画像系列と同一経路の他の画像系列
    を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された画像系列に含まれる画像を用
    いて前記表示手段に表示を行わせるべく制御する制御工
    程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記格納工程において、同一経路につ
    いて格納される複数の画像系列は、異なるコンピュータ
    グラフィックスが重畳描画されたものを含むことを特徴
    とする請求項22に記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記格納工程において、同一経路につ
    いて格納される複数の画像系列は、それぞれ異なる時間
    帯で撮影された画像からなることを特徴とする請求項2
    2に記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記格納工程は、更に前記複数の画像
    系列を関連付ける関連付けデータを前記格納装置に格納
    し、 前記選択工程は、前記指示工程による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数の画像系列の一つ
    を選択することを特徴とする請求項22に記載の画像処
    理方法。
  26. 【請求項26】 前記関連付けデータは、前記関連付け
    された複数の画像系列における選択順序を示す順序情報
    を含み、 前記選択工程は、前記指示工程による指示により、前記
    関連付けデータで関連付けされた複数の画像系列の一つ
    を、前記順序情報に従った順序で選択することを特徴と
    する請求項25に記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 前記格納工程は、前記複数の画像系列
    毎に、各画像と実空間にける視点位置とを対応付ける対
    応付けデータを含み、 前記制御工程は、前記指示工程によって切り替えが指示
    された場合に、切り替え直前に表示した画像の視点位置
    と、切り替え後の画像系列に含まれる対応付けデータと
    に基づいて、切り換え直後に表示すべき画像を決定する
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 前記画像系列は複数のパノラマ画像に
    よって構成されていることを特徴とする請求項22乃至
    27のいずれかに記載の画像処理方法。
  29. 【請求項29】 請求項22乃至28のいずれかに記載
    の画像処理方法をコンピュータによって実現するための
    制御プログラム。
  30. 【請求項30】 請求項22乃至28のいずれかに記載
    の画像処理方法をコンピュータによって実現するための
    制御プログラムを格納する記憶媒体。
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