JP4078080B2 - 情報処理装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パノラマ画像を利用したウォークスルーシステムの使用者が進行可能経路を容易に認識できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、使用者の意図を反映した画像を表示する方法としては、たとえば道路などの経路に沿った一枚以上のパノラマ実写画像の中から、使用者による視点情報の指定に応じて一枚のパノラマ実写画像を選択し、そのパノラマ実写画像の一部分を切り出して表示することが行われていた。ここで視点情報は、たとえば視点位置情報や視線方向情報などからなる。道路などの経路に沿った一枚以上のパノラマ実写画像は、たとえば、全周方向が撮影できるように配置した一台以上のビデオカメラなどを用いて道路などの経路に沿って撮影した全周方向の映像を基に合成され、撮影地点の位置姿勢情報と関連付けて記憶されたものである。画像表示の際に、ジョイスティックを前後に倒すなどの操作によって視点位置情報を変化させ、その視点位置情報に応じた画像を表示することにより、使用者に前進や後退といった移動の感覚を提示することが行われていた。また、ジョイスティックを左右にねじるなどの操作によって視線方向情報を変化させ、その視線方向情報に応じて画像の切り出し部分を変化させることにより、使用者に見回しの感覚を提示することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、次の分岐点で進行可能な経路を矢印などの図形で表示してパノラマ実写画像に合成して表示することは行われていなかった。そのため使用者は、ウォークスルー時に、進行できる経路と、撮影データが存在しないなどの理由で進行できない経路を識別することができなかった。
【0004】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、パノラマ画像を利用したウォークスルーシステムの使用者が進行可能経路を容易に認識できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するために、本願請求項1記載の情報処理装置は、操作部を用いたユーザー指示に応じて視点位置情報及び視線方向情報を含む視点情報を計算する視点計算手段と、複数のパノラマ画像を保持するパノラマ画像記憶手段と、前記パノラマ画像記憶手段に記憶されているパノラマ画像の経路情報を保持する経路記憶手段と、前記視点情報および前記経路情報に基づいて次の分岐点における進行可能経路情報を計算する進行可能経路計算手段と、前記パノラマ記憶手段に記憶されている前記視点情報に基づくパノラマ画像から、前記視線方向情報に基づく切出画像を生成する切出画像生成手段と、前記進行可能経路情報に基づいて進行可能経路を表す標識図形を生成し、該生成された標識図形を前記視線方向情報に応じて回転することにより標識図形表示画像を生成する標識図形画像生成手段と、前記切出画像と前記標識図形表示画像とを合成して表示画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明の好適な実施形態について説明する。
【0008】
[第1の実施形態]
第1の実施形態の概要は次のとおりである。本実施形態の画像提示装置によれば、使用者は分岐点で進行可能な経路を認識しながら実世界を疑似体験することができる。
【0009】
図1は第1の実施形態による画像提示装置の概略構成を示すブロック図である。
【0010】
1は操作部であり、たとえばジョイスティックからなる。操作部1の操作は使用者により手動で行われ、使用者がその意図を反映させることができる。操作部1の操作により、画像生成の基となるパノラマ実写画像の指定と、そのパノラマ実写画像から切り出す部分の指定などが行われる。操作部1の操作情報は視点計算手段2に送出される。なお、操作部1はジョイスティックに限らず、画像生成の基となるパノラマ実写画像の指定と、そのパノラマ実写画像から切り出す部分の指定ができる装置であれば何でもよく、たとえばマウスやトラックボールやキーボードなどで構成してもよい。
【0011】
2は視点計算手段であり、操作部1から受け取った操作情報に基づいて視点情報を計算し、進行可能経路計算手段4および画像生成手段6に送出する。
【0012】
5はパノラマ実写画像記憶手段であり、画像生成手段6に引き渡すデータを保持する。パノラマ実写画像記憶手段5には道路などの経路に沿った複数の地点におけるパノラマ実写画像が保持されている。そしてパノラマ実写画像群には、たとえば先頭から順にフレーム番号が振られている。各パノラマ実写画像は複数の分割画像に分割して保持しておいてもよい。パノラマ実写画像記憶手段5に保持されるパノラマ実写画像は、たとえば全周方向が撮影できるように配置した一台以上のビデオカメラなどによって道路などの経路に沿って撮影した映像から合成され、たとえば撮影地点の位置姿勢情報と関連付けられたものである。
【0013】
3は撮影経路記憶手段であり、進行可能経路計算手段4に引き渡すデータを保持する。撮影経路記憶手段3には、パノラマ実写画像記憶手段に記憶されているパノラマ実写画像群の撮影時の経路(以後、撮影経路と呼ぶ)を表すデータが保持されている。撮影経路を表すデータは、たとえば、撮影経路を区分する点(以後、分岐点と呼ぶ)と分岐点を結ぶ線分(以後、経路と呼ぶ)からなる。このとき、分岐点、経路には、それぞれを唯一に特定できるIDが付けられている。なお、分岐点を結ぶ線分とは、2つの分岐点の間、すなわち区間を表す直線もしくは曲線である。
【0014】
分岐点や経路の記述に関しては、種々の方法が考えられるが、本実施形態では、図2A、Bに示すような形態で分岐点や経路が記述されているものとする。図2Aは分岐点の記述例を説明する図である。また、図2Bは、経路の記述例を説明する図である。図2Aに示されるように、分岐点リスト200において、各分岐点について、それを特定するための分岐点ID201とその位置を表す座標データ202と分岐点に付与された名称203とが記述される。なお、名称データは付与されてもされなくてもかまわない。また、図2Bに示されるように、経路リスト210においては、各経路について、経路ID211と、その経路の両端の分岐点を示す開始分岐点212、終了分岐点213、及び経路の名称214が記述される。なお、名称データは付与されてもされなくてもかまわない。なお、開始フレーム番号215、終了フレーム番号216は、パノラマ実写画像に関連付けられた撮影地点の位置姿勢情報などに基づいて特定された、それぞれ開始分岐点212と終了分岐点213に対応するパノラマ実写画像のフレーム番号である。
【0015】
なお、分岐点とフレーム番号との対応付けは、撮影地点の位置姿勢情報などに従って自動的に行われるものとしたが、使用者が手動で対応付けをすることも可能である。この場合、分岐点に挟まれたパノラマ実写画像群の各パノラマ実写画像の位置を、例えば、当該分岐点を結ぶ線分上に等間隔に割り当てるようにすれば、撮影地点の位置姿勢情報を用いずに対応付けデータを生成、保持することが可能である。
【0016】
4は進行可能経路計算手段であり、視点計算手段2から送られてきた視点情報と撮影経路記憶手段3から送られてきた撮影経路情報に基づいて、次の分岐点で進行可能な経路を計算して、画像生成手段6に送出する。具体的な計算方法としては、まず視点情報に基づいて次の分岐点を求める。その分岐点を開始分岐点とする経路が進行可能経路であり、それは撮影経路データに基づいて求めることができる。
【0017】
6は画像生成手段であり、視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じて、画像生成の基となるパノラマ実写画像をパノラマ実写画像記憶手段5から取得し、視点情報に応じた切出画像を生成する。切出画像の生成においては、たとえば図3のような処理が行われる。まず画像生成の基となるパノラマ実写画像をパノラマ実写画像記憶手段5から取得する。その際、視線方向情報を利用して、画像生成に必要な分割画像のみを取得してもよい。次に、視線方向情報に応じて、全周パノラマ画像または分割画像から必要な部分画像を切り出す。そして、切り出した部分画像を円筒面にテクスチャマッピングし、透視変換処理を施すことによって、視点情報に応じた中心射影画像を生成する。
【0018】
さらに画像生成手段6では、図4に示すように、進行可能経路計算手段4から送られてきた進行可能経路情報に基づいて、次の分岐点で進行可能な経路を表す矢印などの標識図形を生成し、切出画像と合成して表示画像を生成する。
【0019】
ここで、図5に示すように、標識図形の一部分である、次の分岐点における進行予定経路を表す部分図形の色などの属性を変えることにより、進行予定経路が容易に認識できるようにすることも可能である。また、使用者の視線方向に応じて標識図形全体を回転させることにより、進行方向が容易に認識できるようにすることも可能である。なお、標識図形は矢印に限らず、進行可能経路または進行予定経路を表す図形であれば何でもよい。また、標識図形を画像や文字などで置き換えることも可能である。さらに、進行不可能な経路を標識図形や画像や文字などで表すことも可能である。
【0020】
7は画像表示部であり、たとえばプロジェクタおよびスクリーンから構成され、画像生成手段6で生成された表示画像を取得して表示する。なお、画像表示部7はプロジェクタおよびスクリーンに限らず、画像を表示することができる媒体であれば何でもよく、たとえばCRTや液晶モニタでもよい。また、画像表示部7は複数備えられていてもよく、その場合には使用者は広視野の画像を観察することが可能になる。そしてその場合には、画像生成手段6およびパノラマ実写画像記憶手段5の個数はたとえば画像表示部7の個数と同数となる。ここで、複数備えられた画像表示部の一部または全部に進行可能な経路を表す標識図形を表示してもよい。
【0021】
以上のような構成を備えた第1の実施形態の制御手順について、以下説明する。図6は本実施形態の画像提示装置における処理の手順を説明するフローチャートである。
【0022】
ステップS1ではデータ準備を行う。ステップS1では撮影経路記憶手段3に格納するテキストなどのデータおよびパノラマ実写画像記憶手段5に格納する画像データを用意する。
【0023】
データ準備後、ステップS2でシステムが起動される。ステップS3で操作部1が操作され、操作情報が視点計算手段2に送られる。
【0024】
次にステップS4において、視点計算手段2が操作部1から受け取った操作情報に基づいて視点情報を計算し、計算した視点情報を進行可能経路計算手段4および画像生成手段6に送出する。
【0025】
次にステップS5において、進行可能経路計算手段4が、視点計算手段2から受け取った視点情報と撮影経路記憶手段3から受け取った撮影経路情報に基づいて、次の分岐点で進行可能な経路を計算して、画像生成手段6に送出する。
【0026】
次にステップS6において、画像生成手段6が視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じて、画像生成の基となるパノラマ実写画像をパノラマ実写画像記憶手段5から取得し、視点情報に応じた切出画像を生成する。さらに、進行可能経路計算手段4から送られてきた進行可能経路情報に基づいて、進行可能な経路を表す標識図形を生成し、切出画像と合成して表示画像を生成する。
【0027】
次にステップS7において、画像生成手段6で生成した表示画像を画像表示部7に表示する。
【0028】
その後ステップS8においてシステムを終了するかどうかがチェックされ、システムを終了させる場合にはステップS9でシステムを終了させ、終了させない場合はステップS3に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0029】
なお本実施形態では進行可能な経路を表す標識図形を切出画像に合成する場合を示したが、これに限定されることはなく、進行可能な経路を表す標識図形を切出画像と合成せずに、画像表示部7とは別の表示部に表示してもよい。
【0030】
また、標識図形の表示位置や大きさを操作できるようにしてもよい。さらに、標識図形の表示/非表示を切り替えられるようにしてもよい。
【0031】
以上のように、第1の実施形態によれば、パノラマ実写画像を利用したウォークスルーシステムの使用者が、次の分岐点で進行可能な経路を容易に認識し、さらに次の分岐点における進行予定経路を容易に認識することができる。
【0032】
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、地図画像記憶手段を備え、パノラマ実写画像上に地図画像を合成し、さらに地図画像上に進行可能な全ての経路を表す経路図形を合成して、使用者に提示する。
【0033】
図7は第2の実施形態における画像提示装置の概略構成を示すブロック図である。第1の実施形態による画像提示装置(図1)と同様の構成には同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。第2の実施形態では、地図画像記憶手段8を持つ点が異なる。また、第1の実施形態での画像生成手段6が画像合成手段9となっている点が異なる。
【0034】
地図画像記憶手段8は、画像合成手段9に引き渡すデータを保持する。地図画像記憶手段8には、たとえばパノラマ実写画像に関連付けられた撮影地点の位置情報に対応した地図画像が保持されている。
【0035】
画像合成手段9は、視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じて、画像生成の基となるパノラマ実写画像をパノラマ実写画像記憶手段5から取得し、視点情報に応じた切出画像を生成する。また、視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じた地図画像を地図画像記憶手段8から取得する。さらに、撮影経路記憶手段3から送られてきた撮影経路情報に基づいて、撮影経路を表す、たとえば直線などから構成される経路図形を生成する。そして図8に示すように、切出画像と地図画像と経路図形を合成して表示画像を生成する。
【0036】
ここで図9に示すように、進行可能経路計算手段4から送られてきた進行可能経路情報と視点計算手段2から送られてきた視点情報に基づいて、経路図形の一部分である、次の分岐点における進行予定経路を表す部分図形の色などの属性を変えることにより、進行予定経路が容易に認識できるようにすることも可能である。また、経路図形の一部分である、現在進行している経路を表す部分図形の色などの属性を変えることにより、現在の進行経路が容易に認識できるようにすることも可能である。さらに、地図画像上に現在の視点位置と視線方向を表す矢印などの図形を描画しても良い。なお、図10に示すように、経路図形と標識図形を同時に表示することも可能である。
【0037】
また、使用者の視線方向情報に応じて地図画像および経路図形全体を回転させることにより、進行方向が容易に認識できるようにすることも可能である。なお、経路図形は直線などによる構成に限らず、撮影経路または進行可能経路または進行予定経路を表す図形であれば何でもよい。また、経路図形は画像や文字などで置き換えることも可能である。さらに、進行不可能な経路を経路図形や画像や文字などで表すことも可能である。
【0038】
以上のような構成を備えた第2の実施形態の制御手順について、以下説明する。図11は本発明の画像提示装置における処理の手順を説明するフローチャートである。なお、第1の実施形態に示したフローチャート(図6)と同様の処理を行うステップについては同一の参照番号を付し、詳細な説明を省略する。以下では第1の実施形態と第2の実施形態で異なる部分の説明を行う。
【0039】
第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様、ステップS1でデータ準備を行う。ステップS1では、撮影経路記憶手段3に格納するデータおよびパノラマ実写画像記憶手段5に格納するデータおよび地図画像記憶手段8に格納するデータを用意する。
【0040】
また第2の実施形態では、ステップS5に続いてステップS10で画像合成を行う。ステップS10では、画像合成手段9が視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じて、画像生成の基となるパノラマ実写画像をパノラマ実写画像記憶手段5から取得し、視点情報に応じた切出画像を生成する。また、視点計算手段2から送られてきた視点情報に応じた地図画像を地図画像記憶手段8から取得する。さらに、撮影経路記憶手段3から送られてきた撮影経路情報に基づいて、撮影経路を表す、たとえば直線などから構成される経路図形を生成する。そして、切出画像と地図画像と経路図形を合成して表示画像を生成する。
【0041】
なお本実施形態では地図画像および経路図形を切出画像に合成する場合を示したが、これに限定されることはなく、地図画像および経路図形を切出画像と合成せずに、画像表示部7とは別の表示部に表示してもよい。
【0042】
また、地図画像および経路図形の表示位置や大きさを操作できるようにしてもよい。さらに、地図画像または経路図形の表示/非表示を切り替えられるようにしてもよい。
【0043】
一方、地図画像上の一点を操作部1または図示しない別の操作部で指示することにより、システム起動時の初期視点位置を指定することもできる。さらに、前記の点を起点とした方向を操作部1または図示しない別の操作部で指示することにより、システム起動時の初期視線方向を指定することもできる。
【0044】
以上のように、第2の実施形態によれば、パノラマ実写画像を利用したウォークスルーシステムの使用者が、進行可能な全ての経路を容易に認識し、また次の分岐点における進行予定経路を容易に認識し、さらに現在の進行経路を容易に認識することができる。また、システム起動時の初期視点位置または初期視線方向を地図画像上で指定することができる。
【0045】
[他の実施形態]
前述した実施の形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施の形態の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0046】
この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0047】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0048】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0049】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、パノラマ実写画像を利用したウォークスルーシステムの使用者が進行可能経路を容易に認識することができる。
【0051】
また、パノラマ画像の経路情報を保持しているので、次の分岐点における進行可能経路を用意に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における処理のブロック図を示す。
【図2】第1の実施形態における、分岐点および経路の記述例を説明する図である。
【図3】第1の実施形態における、視点に応じた部分画像をパノラマ画像から切り出し、円筒面にテクスチャマッピングして透視変換することで、パースペクティブが正しい画像を生成する方法を説明する図である。
【図4】第1の実施形態における、パノラマ実写画像から生成した切出画像と進行可能経路を表す標識図形との合成を説明する図である。
【図5】第1の実施形態における、進行予定経路を表す部分図形の色などの属性を変えた場合の画面表示例を説明する図である。
【図6】第1の実施形態における、画像提示装置における処理の手順を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態における処理のブロック図を示す。
【図8】第2の実施形態における、切出画像と地図画像と経路図形との合成を説明する図である。
【図9】第2の実施形態における、進行予定経路を表す部分図形と現在の進行経路を表す部分図形の色などの属性を変えた場合の画面表示例を説明する図である。
【図10】第2の実施形態における、切出画像と地図画像と経路図形と標識図形の合成を説明する図である。
【図11】第2の実施形態における、画像提示装置における処理の手順を説明するフローチャートである。

Claims (11)

  1. 操作部を用いたユーザー指示に応じて視点位置情報及び視線方向情報を含む視点情報を計算する視点計算手段と、
    複数のパノラマ画像を保持するパノラマ画像記憶手段と、
    前記パノラマ画像記憶手段に記憶されているパノラマ画像の経路情報を保持する経路記憶手段と、
    前記視点情報および前記経路情報に基づいて次の分岐点における進行可能経路情報を計算する進行可能経路計算手段と、
    前記パノラマ記憶手段に記憶されている前記視点情報に基づくパノラマ画像から、前記視線方向情報に基づく切出画像を生成する切出画像生成手段と、
    前記進行可能経路情報に基づいて進行可能経路を表す標識図形を生成し、該生成された標識図形を前記視線方向情報に応じて回転することにより標識図形表示画像を生成する標識図形画像生成手段と、
    前記切出画像と前記標識図形表示画像とを合成して表示画像を生成する画像生成手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記切出画像は、前記視点情報に基づくパノラマ画像から前記視線方向情報に基づき切り出した画像に対して中心射影画像への変換を施した画像であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記標識図形における進行予定経路を表す部分図形の属性が、前記標識図形における他の図形の属性と異なることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記標識図形の表示位置または大きさを使用者が操作できることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. さらに、地図画像を記憶する地図画像記憶手段を有し、
    前記経路情報に基づいてパノラマ画像が保持されている経路を示す経路図形を生成し、前記地図画像に該経路図形を合成する合成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記経路図形において進行予定経路を表す部分図形の属性が、前記経路図形における他の図形の属性と異なることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記地図画像を前記視線方向情報に応じて回転させることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記地図画像上で初期視点位置または初期視線方向を指定できることを特徴とする請求項5に記載の画像提示装置。
  9. 視点位置情報及び視線方向情報を操作するためのユーザ−指示を操作部から入力し、
    前記ユーザ指示に基づき、視点位置情報及び視線方向情報を含む視点情報を計算し、
    前記視点位置情報および前記経路情報に基づいて次の分岐点における進行可能経路情報を計算する進行可能経路計算手段と、
    パノラマ記憶手段に記憶されている前記視点情報に基づくパノラマ画像から、前記視線方向情報に基づく切出画像を生成し、
    前記進行可能経路情報に基づいて進行可能経路を表す標識図形を生成し、該生成された標識図形を前記視線方向情報に応じて回転することにより標識図形表示画像を生成し、
    前記切出画像と前記標識図形表示画像とを合成して表示画像を生成することを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータを用いて、請求項9に記載の情報処理方法を実現するためのプログラム。
  11. コンピュータを用いて請求項9に記載の情報処理方法を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記録媒体。
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