JP2000067227A - 画像表示装置、方法および記憶媒体 - Google Patents
画像表示装置、方法および記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザがシーンの中での表示ビュー領域を認
識しながら視点の移動操作を行うことができるパノラマ
画像表示装置を提供する。 【解決手段】 パノラマ画像表示装置では、球面マップ
画像２０１を画像記憶部１０１から読み込む。平面マッ
プ画像を生成するための視点位置を設定する。設定され
た視点位置に応じて球面マップ画像２０１を平面マップ
画像２０２に変換する。球面マップ画像２０１および平
面マップ画像２０２をモニタなどに表示する。この後、
ユーザが平面マップ領域枠２０３を移動させたか否かを
検知し、移動を検知した場合、移動後の位置に応じて視
点位置の設定を行い、同様に平面マップ画像に変換して
表示する。ユーザは撮影したシーンの全体を把握しなが
ら、視点移動操作を行い、所望の視点位置における画像
を平面写像により観察することができる。
識しながら視点の移動操作を行うことができるパノラマ
画像表示装置を提供する。 【解決手段】 パノラマ画像表示装置では、球面マップ
画像２０１を画像記憶部１０１から読み込む。平面マッ
プ画像を生成するための視点位置を設定する。設定され
た視点位置に応じて球面マップ画像２０１を平面マップ
画像２０２に変換する。球面マップ画像２０１および平
面マップ画像２０２をモニタなどに表示する。この後、
ユーザが平面マップ領域枠２０３を移動させたか否かを
検知し、移動を検知した場合、移動後の位置に応じて視
点位置の設定を行い、同様に平面マップ画像に変換して
表示する。ユーザは撮影したシーンの全体を把握しなが
ら、視点移動操作を行い、所望の視点位置における画像
を平面写像により観察することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パノラマ画像の全
視野およびその少なくとも一部を表示する画像表示装
置、方法および記憶媒体に関する。
視野およびその少なくとも一部を表示する画像表示装
置、方法および記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パノラマ画像を表示する画像表示
装置として、撮影したシーンの画像から円筒環境にマッ
ピングした画像を生成し、表示の際に視点の位置および
方向に応じて円筒環境マップを所望のビューウインドウ
に平面マッピングに変換しながら表示するものが知られ
ている。これにより、ユーザは撮影した風景を任意の視
点から観察することができるといったＶＲ（Virtual Re
ality）的な効果を与えることができる。
装置として、撮影したシーンの画像から円筒環境にマッ
ピングした画像を生成し、表示の際に視点の位置および
方向に応じて円筒環境マップを所望のビューウインドウ
に平面マッピングに変換しながら表示するものが知られ
ている。これにより、ユーザは撮影した風景を任意の視
点から観察することができるといったＶＲ（Virtual Re
ality）的な効果を与えることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パノラマ画像表示方式では、ユーザは平面マッピングさ
れたビューウインドウの画像だけを観察しながら、視点
の変更を行うために、自分がシーンの中のどの領域を観
察しているのか認識することが不可能であった。
パノラマ画像表示方式では、ユーザは平面マッピングさ
れたビューウインドウの画像だけを観察しながら、視点
の変更を行うために、自分がシーンの中のどの領域を観
察しているのか認識することが不可能であった。
【０００４】また、表示ビューの視野の範囲を所望の値
に設定することができないなど、操作上の問題があっ
た。
に設定することができないなど、操作上の問題があっ
た。
【０００５】そこで、本発明は、シーンの広視野領域を
表す画像と平面マッピングされた表示ビューを同時に表
示し、かつ両者が連動して表示されることにより、ユー
ザがシーンの中での表示ビュー領域を認識しながら視点
の移動操作を行うことができる画像表示装置、方法およ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
表す画像と平面マッピングされた表示ビューを同時に表
示し、かつ両者が連動して表示されることにより、ユー
ザがシーンの中での表示ビュー領域を認識しながら視点
の移動操作を行うことができる画像表示装置、方法およ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【０００６】また、本発明は、シーンの広視野領域を表
す画像上で平面マッピングされる表示ビューの視野の範
囲を設定することができる画像表示装置、方法および記
憶媒体を提供することを他の目的とする。
す画像上で平面マッピングされる表示ビューの視野の範
囲を設定することができる画像表示装置、方法および記
憶媒体を提供することを他の目的とする。
【０００７】さらに、本発明は、プログラム化した記憶
媒体を保持することにより、携帯性に優れ、かつ低コス
トなパノラマ画像表示環境を実現する画像表示装置、方
法および記憶媒体を提供することを他の目的とする。
媒体を保持することにより、携帯性に優れ、かつ低コス
トなパノラマ画像表示環境を実現する画像表示装置、方
法および記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【０００８】また、本発明は、複数の画像を合成処理し
てシーンの広視野領域画像を生成することができる画像
表示装置、方法および記憶媒体を提供することを他の目
的とする。
てシーンの広視野領域画像を生成することができる画像
表示装置、方法および記憶媒体を提供することを他の目
的とする。
【０００９】さらに、本発明は、表示ビューに画像を平
面マッピングする際、撮影したオリジナル画像を直接変
換して表示ビューの画像を生成することにより、視点位
置によらず常に高画質の画像を表示する画像表示装置、
方法および記憶媒体を提供することを他の目的とする。
面マッピングする際、撮影したオリジナル画像を直接変
換して表示ビューの画像を生成することにより、視点位
置によらず常に高画質の画像を表示する画像表示装置、
方法および記憶媒体を提供することを他の目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の画像表示装置は、視野領
域を表す視野領域画像を保持する保持手段と、該保持さ
れた視野領域画像の一部に相当する部分画像を生成する
生成手段と、前記視野領域画像および前記部分画像を表
示する画像表示手段と、前記視野領域画像上に前記部分
画像に対応する領域枠を表示する領域枠表示手段と、前
記領域枠を移動する移動手段と、前記領域枠の移動に連
動して前記部分画像を更新する更新手段とを備える。
に、本発明の請求項１に記載の画像表示装置は、視野領
域を表す視野領域画像を保持する保持手段と、該保持さ
れた視野領域画像の一部に相当する部分画像を生成する
生成手段と、前記視野領域画像および前記部分画像を表
示する画像表示手段と、前記視野領域画像上に前記部分
画像に対応する領域枠を表示する領域枠表示手段と、前
記領域枠を移動する移動手段と、前記領域枠の移動に連
動して前記部分画像を更新する更新手段とを備える。
【００１１】請求項２に記載の画像表示装置では、請求
項１に係る画像表示装置において、前記保持手段は、撮
影した視野領域を表す視野領域画像を保持し、前記生成
手段は、前記視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮
像面上に変換した平面マップ画像を生成し、前記画像表
示手段は、前記視野領域画像および前記平面マップ画像
を表示し、前記領域枠表示手段は、前記視野領域画像上
に前記平面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表
示し、前記移動手段は、前記平面マップ領域枠を移動
し、前記更新手段は、前記平面マップ領域枠の移動に連
動して前記平面マップ画像を更新することを特徴とす
る。
項１に係る画像表示装置において、前記保持手段は、撮
影した視野領域を表す視野領域画像を保持し、前記生成
手段は、前記視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮
像面上に変換した平面マップ画像を生成し、前記画像表
示手段は、前記視野領域画像および前記平面マップ画像
を表示し、前記領域枠表示手段は、前記視野領域画像上
に前記平面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表
示し、前記移動手段は、前記平面マップ領域枠を移動
し、前記更新手段は、前記平面マップ領域枠の移動に連
動して前記平面マップ画像を更新することを特徴とす
る。
【００１２】請求項３に記載の画像表示装置は、請求項
２に係る画像表示装置において、前記平面マップ領域枠
の大きさを変更する大きさ変更手段と、前記平面マップ
領域枠の大きさに応じて前記平面マップ画像の表示画角
を変更する画角変更手段とを備えたことを特徴とする。
２に係る画像表示装置において、前記平面マップ領域枠
の大きさを変更する大きさ変更手段と、前記平面マップ
領域枠の大きさに応じて前記平面マップ画像の表示画角
を変更する画角変更手段とを備えたことを特徴とする。
【００１３】請求項４に記載の画像表示装置では、請求
項１に係る画像表示装置において、前記視野領域画像は
複数の画像を合成して生成されることを特徴とする。
項１に係る画像表示装置において、前記視野領域画像は
複数の画像を合成して生成されることを特徴とする。
【００１４】請求項５に記載の画像表示装置は、請求項
１に係る画像表示装置において、撮影したオリジナル画
像を保持するオリジナル画像保持手段と、該保持された
オリジナル画像間の合成パラメータを保持する合成パラ
メータ保持手段とを備え、前記生成手段は、前記保持さ
れた合成パラメータを基に、前記オリジナル画像を仮想
的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を生成
し、前記画像表示手段は、前記視野領域画像および前記
平面マップ画像を表示し、前記領域枠表示手段は、前記
視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平面マ
ップ領域枠を表示し、前記移動手段は、前記平面マップ
領域枠を移動し、前記変換手段は、前記平面マップ領域
枠の移動に連動して前記合成パラメータを変換し、前記
更新手段は、該変換した合成パラメータに応じて前記平
面マップ画像を更新することを特徴とする。
１に係る画像表示装置において、撮影したオリジナル画
像を保持するオリジナル画像保持手段と、該保持された
オリジナル画像間の合成パラメータを保持する合成パラ
メータ保持手段とを備え、前記生成手段は、前記保持さ
れた合成パラメータを基に、前記オリジナル画像を仮想
的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を生成
し、前記画像表示手段は、前記視野領域画像および前記
平面マップ画像を表示し、前記領域枠表示手段は、前記
視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平面マ
ップ領域枠を表示し、前記移動手段は、前記平面マップ
領域枠を移動し、前記変換手段は、前記平面マップ領域
枠の移動に連動して前記合成パラメータを変換し、前記
更新手段は、該変換した合成パラメータに応じて前記平
面マップ画像を更新することを特徴とする。
【００１５】請求項６に記載の画像表示方法は、視野領
域を表す視野領域画像を保持し、該保持された視野領域
画像の一部に相当する部分画像を生成し、前記視野領域
画像および前記部分画像を表示し、前記視野領域画像上
に前記部分画像に対応する領域枠を表示し、前記領域枠
を移動し、該領域枠の移動に連動して前記部分画像を更
新することを特徴とする。
域を表す視野領域画像を保持し、該保持された視野領域
画像の一部に相当する部分画像を生成し、前記視野領域
画像および前記部分画像を表示し、前記視野領域画像上
に前記部分画像に対応する領域枠を表示し、前記領域枠
を移動し、該領域枠の移動に連動して前記部分画像を更
新することを特徴とする。
【００１６】請求項７に記載の画像表示方法は、請求項
６に係る画像表示方法において、撮影した視野領域を表
す視野領域画像を保持し、前記視野領域画像の一部を、
仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を生
成し、前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表
示し、前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応
する平面マップ領域枠を表示し、前記平面マップ領域枠
を移動し、前記平面マップ領域枠の移動に連動して前記
平面マップ画像を更新することを特徴とする。
６に係る画像表示方法において、撮影した視野領域を表
す視野領域画像を保持し、前記視野領域画像の一部を、
仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を生
成し、前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表
示し、前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応
する平面マップ領域枠を表示し、前記平面マップ領域枠
を移動し、前記平面マップ領域枠の移動に連動して前記
平面マップ画像を更新することを特徴とする。
【００１７】請求項８に記載の画像表示方法は、請求項
６に係る画像表示方法において、撮影したオリジナル画
像を保持し、該保持されたオリジナル画像間の合成パラ
メータを保持し、該保持された合成パラメータを基に、
前記オリジナル画像を仮想的な任意の撮像面上に変換し
た平面マップ画像を生成し、前記視野領域画像および前
記平面マップ画像を表示し、前記視野領域画像上に前記
平面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示し、
前記平面マップ領域枠を移動し、該平面マップ領域枠の
移動に連動して前記合成パラメータを変換し、該変換し
た合成パラメータに応じて前記平面マップ画像を更新す
ることを特徴とする。
６に係る画像表示方法において、撮影したオリジナル画
像を保持し、該保持されたオリジナル画像間の合成パラ
メータを保持し、該保持された合成パラメータを基に、
前記オリジナル画像を仮想的な任意の撮像面上に変換し
た平面マップ画像を生成し、前記視野領域画像および前
記平面マップ画像を表示し、前記視野領域画像上に前記
平面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示し、
前記平面マップ領域枠を移動し、該平面マップ領域枠の
移動に連動して前記合成パラメータを変換し、該変換し
た合成パラメータに応じて前記平面マップ画像を更新す
ることを特徴とする。
【００１８】請求項９に記載の記憶媒体は、画像表示装
置内のＣＰＵによって実行されるプログラムが格納され
た記憶媒体において、前記プログラムは、視野領域を表
す視野領域画像を保持する手順と、該保持された視野領
域画像の一部に相当する部分画像を生成する手順と、前
記視野領域画像および前記部分画像を表示する手順と、
前記視野領域画像上に前記部分画像に対応する領域枠を
表示する手順と、前記領域枠を移動する手順と、前記領
域枠の移動に連動して前記部分画像を更新する手順とを
含むことを特徴とする。
置内のＣＰＵによって実行されるプログラムが格納され
た記憶媒体において、前記プログラムは、視野領域を表
す視野領域画像を保持する手順と、該保持された視野領
域画像の一部に相当する部分画像を生成する手順と、前
記視野領域画像および前記部分画像を表示する手順と、
前記視野領域画像上に前記部分画像に対応する領域枠を
表示する手順と、前記領域枠を移動する手順と、前記領
域枠の移動に連動して前記部分画像を更新する手順とを
含むことを特徴とする。
【００１９】請求項１０に記載の記憶媒体では、請求項
９に係る記憶媒体において、前記プログラムは、撮影し
た視野領域を表す視野領域画像を保持する手順と、前記
視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮像面上に変換
した平面マップ画像を生成する手順と、前記視野領域画
像および前記平面マップ画像を表示する手順と、前記視
野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平面マッ
プ領域枠を表示する手順と、前記平面マップ領域枠を移
動する手順と、該平面マップ領域枠の移動に連動して前
記平面マップ画像を更新する手順とを含むことを特徴と
する。
９に係る記憶媒体において、前記プログラムは、撮影し
た視野領域を表す視野領域画像を保持する手順と、前記
視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮像面上に変換
した平面マップ画像を生成する手順と、前記視野領域画
像および前記平面マップ画像を表示する手順と、前記視
野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平面マッ
プ領域枠を表示する手順と、前記平面マップ領域枠を移
動する手順と、該平面マップ領域枠の移動に連動して前
記平面マップ画像を更新する手順とを含むことを特徴と
する。
【００２０】請求項１１に記載の記憶媒体では、請求項
９に係る記憶媒体において、前記プログラムは、撮影し
たオリジナル画像を保持する手順と、該保持されたオリ
ジナル画像間の合成パラメータを保持する手順と、前記
保持された合成パラメータを基に、前記オリジナル画像
を仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を
生成する手順と、前記視野領域画像および前記平面マッ
プ画像を表示する手順と、前記視野領域画像上に前記平
面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示する手
順と、前記平面マップ領域枠を移動する手順と、前記平
面マップ領域枠の移動に連動して前記合成パラメータを
変換する手順と、該変換した合成パラメータに応じて前
記平面マップ画像を更新する手順とを含むことを特徴と
する。
９に係る記憶媒体において、前記プログラムは、撮影し
たオリジナル画像を保持する手順と、該保持されたオリ
ジナル画像間の合成パラメータを保持する手順と、前記
保持された合成パラメータを基に、前記オリジナル画像
を仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を
生成する手順と、前記視野領域画像および前記平面マッ
プ画像を表示する手順と、前記視野領域画像上に前記平
面マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示する手
順と、前記平面マップ領域枠を移動する手順と、前記平
面マップ領域枠の移動に連動して前記合成パラメータを
変換する手順と、該変換した合成パラメータに応じて前
記平面マップ画像を更新する手順とを含むことを特徴と
する。
【００２１】
【発明の実施の形態】本発明の画像表示装置、方法およ
び記憶媒体の実施の形態について説明する。本実施形態
の画像表示装置はパノラマ画像表示装置に適用される。
び記憶媒体の実施の形態について説明する。本実施形態
の画像表示装置はパノラマ画像表示装置に適用される。
【００２２】［第１の実施形態］図１は第１の実施の形
態におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示すブ
ロック図である。図において、１０１は画像記憶部であ
り、メモリあるいはハードディスクなどを用いることが
できる。１０２は画像処理部であり、制御部１０４から
得られるユーザの操作情報に基づいて画像を変換処理す
る。
態におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示すブ
ロック図である。図において、１０１は画像記憶部であ
り、メモリあるいはハードディスクなどを用いることが
できる。１０２は画像処理部であり、制御部１０４から
得られるユーザの操作情報に基づいて画像を変換処理す
る。
【００２３】１０３は表示部であり、シーンを表す画像
を表示するとともにユーザインターフェースを表示す
る。１０４は制御部であり、全系の制御を行う。１０５
は操作部であり、ユーザの操作情報を入力する。
を表示するとともにユーザインターフェースを表示す
る。１０４は制御部であり、全系の制御を行う。１０５
は操作部であり、ユーザの操作情報を入力する。
【００２４】図２は画像処理部１０２および制御部１０
４の具体的構成を示すブロック図である。画像処理部１
０２および制御部１０４は、システムバス５６を介して
接続された周知のＣＰＵ５１、ＲＯＭ５２、ＲＡＭ５３
の他、表示部１０３に接続されたＶＲＡＭ５４、操作部
１０５および画像記憶部１０１に接続されたＩ／Ｏイン
ターフェース５５などから構成される。ＣＰＵ５１はＲ
ＯＭ５２に格納された後述する処理プログラムを実行す
ることにより、各種処理を行う。尚、後述する第２およ
び第３の実施形態においても、画像処理部および制御部
の具体的構成は同様である。
４の具体的構成を示すブロック図である。画像処理部１
０２および制御部１０４は、システムバス５６を介して
接続された周知のＣＰＵ５１、ＲＯＭ５２、ＲＡＭ５３
の他、表示部１０３に接続されたＶＲＡＭ５４、操作部
１０５および画像記憶部１０１に接続されたＩ／Ｏイン
ターフェース５５などから構成される。ＣＰＵ５１はＲ
ＯＭ５２に格納された後述する処理プログラムを実行す
ることにより、各種処理を行う。尚、後述する第２およ
び第３の実施形態においても、画像処理部および制御部
の具体的構成は同様である。
【００２５】図３は平面マップ画像生成処理手順を示す
フローチャートである。この処理プログラムは前述した
ＲＯＭ５２に格納されており、ＣＰＵ５１によって実行
される。
フローチャートである。この処理プログラムは前述した
ＲＯＭ５２に格納されており、ＣＰＵ５１によって実行
される。
【００２６】本実施形態では、予めシーンを撮影したｎ
枚のオリジナル画像を基にシーンの広視野領域を表す画
像を合成処理して生成し、画像記憶部１０１に保持して
おく。
枚のオリジナル画像を基にシーンの広視野領域を表す画
像を合成処理して生成し、画像記憶部１０１に保持して
おく。
【００２７】また、広視野領域を表す画像として、撮影
した各画像を、図４（Ａ）に示す円筒の表面に貼り付け
たように合成する円筒マッピングが提案されている（Ｕ
ＳＰ５３９６５８３（Ｅ．Ｃｈｅｎ））。さらに、同図
（Ｂ）に示すように球面にマッピングすることも可能で
あるし、同図（Ｃ）に示すサッカーボールのように多角
形の張り合わせにより広視野領域を表現することも可能
である。図４は円筒マップ、球面マップおよび多角形マ
ップを示す図である。
した各画像を、図４（Ａ）に示す円筒の表面に貼り付け
たように合成する円筒マッピングが提案されている（Ｕ
ＳＰ５３９６５８３（Ｅ．Ｃｈｅｎ））。さらに、同図
（Ｂ）に示すように球面にマッピングすることも可能で
あるし、同図（Ｃ）に示すサッカーボールのように多角
形の張り合わせにより広視野領域を表現することも可能
である。図４は円筒マップ、球面マップおよび多角形マ
ップを示す図である。
【００２８】このように、広視野領域を表す画像とし
て、図４の各マッピング画像を平面状に展開したものを
表す。本実施形態では、広視野領域を表す画像として、
球面マップ画像を用いているが、他のマップ画像を用い
てもよい。
て、図４の各マッピング画像を平面状に展開したものを
表す。本実施形態では、広視野領域を表す画像として、
球面マップ画像を用いているが、他のマップ画像を用い
てもよい。
【００２９】図５は球面マップ画像および平面マップ画
像を示す図である。まず、球面マップ画像２０１を画像
記憶部１０１から読み込む（ステップＳ４０１）。ここ
で、画像記憶部１０１は画像データと共に付加情報とし
て画像の画角、１画素当たりの角度ピッチなどを表す情
報を保持している。
像を示す図である。まず、球面マップ画像２０１を画像
記憶部１０１から読み込む（ステップＳ４０１）。ここ
で、画像記憶部１０１は画像データと共に付加情報とし
て画像の画角、１画素当たりの角度ピッチなどを表す情
報を保持している。
【００３０】球面マップ画像２０１は水平方向および垂
直方向を等角度でサンプリングして得られる画像データ
である。また、各方向のレンジについて、水平方向の緯
度θは最大で−π〜π、垂直方向の経度φは−π／２〜
π／２の範囲である。付加情報として保持している画角
情報等を画像データと共に読み込み、平面マップ画像の
生成などに利用する。
直方向を等角度でサンプリングして得られる画像データ
である。また、各方向のレンジについて、水平方向の緯
度θは最大で−π〜π、垂直方向の経度φは−π／２〜
π／２の範囲である。付加情報として保持している画角
情報等を画像データと共に読み込み、平面マップ画像の
生成などに利用する。
【００３１】平面マップ画像を生成するための視点位置
を設定する（ステップＳ４０２）。これは、初期設定と
して（θ，φ）＝（０，０）とし、ユーザ操作により図
４に示す平面マップ領域枠２０３が移動した場合、それ
により視点位置Ｐ（θ０，φ０）を更新する（ステップ
Ｓ４０２）。
を設定する（ステップＳ４０２）。これは、初期設定と
して（θ，φ）＝（０，０）とし、ユーザ操作により図
４に示す平面マップ領域枠２０３が移動した場合、それ
により視点位置Ｐ（θ０，φ０）を更新する（ステップ
Ｓ４０２）。
【００３２】ステップＳ４０２で設定された視点位置に
応じて球面マップ画像２０１を平面マップ画像２０２に
変換する（ステップＳ４０３）。球面マップ画像２０１
および平面マップ画像２０２をモニタなどに表示する
（ステップＳ４０４）。
応じて球面マップ画像２０１を平面マップ画像２０２に
変換する（ステップＳ４０３）。球面マップ画像２０１
および平面マップ画像２０２をモニタなどに表示する
（ステップＳ４０４）。
【００３３】この後、ユーザが平面マップ領域枠２０３
を移動させたか否かを検知し（ステップＳ４０５）、平
面マップ領域枠２０３の移動を検知した場合、ステップ
Ｓ４０２に戻って移動後の位置に応じて視点位置の設定
を行い、同様のステップＳ４０３、Ｓ４０４の処理を繰
り返して平面マップ画像に変換して表示する。一方、平
面マップ領域枠２０３の移動を検知しなかった場合、ス
テップＳ４０４の処理に移行してそのまま画面表示を行
う。
を移動させたか否かを検知し（ステップＳ４０５）、平
面マップ領域枠２０３の移動を検知した場合、ステップ
Ｓ４０２に戻って移動後の位置に応じて視点位置の設定
を行い、同様のステップＳ４０３、Ｓ４０４の処理を繰
り返して平面マップ画像に変換して表示する。一方、平
面マップ領域枠２０３の移動を検知しなかった場合、ス
テップＳ４０４の処理に移行してそのまま画面表示を行
う。
【００３４】平面マップ領域枠２０３を移動させる方法
としては、図５に示すように、マウス操作により平面マ
ップ領域枠を移動させる方式などを用いることができ
る。また、矢印キーの操作、あるいは視点位置の値を直
接入力することにより平面マップ領域枠を移動すること
も可能である。
としては、図５に示すように、マウス操作により平面マ
ップ領域枠を移動させる方式などを用いることができ
る。また、矢印キーの操作、あるいは視点位置の値を直
接入力することにより平面マップ領域枠を移動すること
も可能である。
【００３５】ここで、ステップＳ４０３における平面写
像変換の概略について示す。図６は球面座標空間３０１
および球面上にマッピングされた撮影画像３０２を示す
図である。図５に示す球面マップ画像２０１は、撮影し
たシーンの各画像を、図６の球面座標空間３０１にマッ
ピングし、球面上にマッピングした画像を緯度θおよび
経度φの方向に等角度ピッチでサンプリングして生成し
たものである。
像変換の概略について示す。図６は球面座標空間３０１
および球面上にマッピングされた撮影画像３０２を示す
図である。図５に示す球面マップ画像２０１は、撮影し
たシーンの各画像を、図６の球面座標空間３０１にマッ
ピングし、球面上にマッピングした画像を緯度θおよび
経度φの方向に等角度ピッチでサンプリングして生成し
たものである。
【００３６】そして、図５の平面マップ画像２０２を生
成するために、平面マップ画像２０２の各座標（ｘ’，
ｙ’）に対応する球面マップ画像２０１上の座標（θ，
φ）を計算する。ここで、平面マップ領域枠２０３の中
心座標をＰ（θ０，φ０）とする。
成するために、平面マップ画像２０２の各座標（ｘ’，
ｙ’）に対応する球面マップ画像２０１上の座標（θ，
φ）を計算する。ここで、平面マップ領域枠２０３の中
心座標をＰ（θ０，φ０）とする。
【００３７】平面マップ画像２０２を生成する際の焦点
距離をｆとすると、平面マップ画像２０２上の各座標
（ｘ’，ｙ’）に対応する（θ，φ）は、関数Ｆとして
数式（１）で表すことができる。
距離をｆとすると、平面マップ画像２０２上の各座標
（ｘ’，ｙ’）に対応する（θ，φ）は、関数Ｆとして
数式（１）で表すことができる。
【００３８】 （θ，φ）＝Ｆ（ｘ’，ｙ’，ｆ，θ０，φ０） …… （１） 画像処理部１０２は、前述した方式により平面マップ領
域枠２０３の位置に応じて視点位置（θ０，φ０）を設
定し、数式（１）に従って平面マップ画像２０２の各点
（ｘ’，ｙ’）に対応する球面マップ画像２０１上の対
応点（θ，φ）を求めて平面写像変換処理を行う。変換
された画像は画像記憶部１０１に保持され、変換生成後
に表示部１０３に表示される。
域枠２０３の位置に応じて視点位置（θ０，φ０）を設
定し、数式（１）に従って平面マップ画像２０２の各点
（ｘ’，ｙ’）に対応する球面マップ画像２０１上の対
応点（θ，φ）を求めて平面写像変換処理を行う。変換
された画像は画像記憶部１０１に保持され、変換生成後
に表示部１０３に表示される。
【００３９】このような方式により、ユーザは撮影した
シーンの全体を把握しながら、視点移動操作を行い、所
望の視点位置における画像を平面写像により観察するこ
とができる。
シーンの全体を把握しながら、視点移動操作を行い、所
望の視点位置における画像を平面写像により観察するこ
とができる。
【００４０】［第２の実施形態］図７は第２の実施形態
におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示す図で
ある。第２の実施形態のパノラマ画像表示装置は、前記
第１の実施形態と同様の構成を有し、操作部１０６、制
御部１０７および画像処理部１０８において特徴を有す
る。第２の実施形態では、前記第１の実施形態と同一の
構成要素については同一の符号を付すこととする。
におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示す図で
ある。第２の実施形態のパノラマ画像表示装置は、前記
第１の実施形態と同様の構成を有し、操作部１０６、制
御部１０７および画像処理部１０８において特徴を有す
る。第２の実施形態では、前記第１の実施形態と同一の
構成要素については同一の符号を付すこととする。
【００４１】図８は球面マップ画像２０１および平面マ
ップ画像２０５を示す図である。操作部１０６は、平面
マップ領域枠２０４の位置の移動に加え、平面マップ領
域枠２０４のサイズの変更操作を行う。制御部１０７
は、操作部１０６の操作に応じて平面マップ領域枠２０
４の移動およびサイズの変更を識別する機能を有する。
画像処理部１０８は、平面マップ領域枠２０４の移動お
よびサイズ変更にしたがって球面マップ画像２０１を平
面マップ画像２０５に変換する。
ップ画像２０５を示す図である。操作部１０６は、平面
マップ領域枠２０４の位置の移動に加え、平面マップ領
域枠２０４のサイズの変更操作を行う。制御部１０７
は、操作部１０６の操作に応じて平面マップ領域枠２０
４の移動およびサイズの変更を識別する機能を有する。
画像処理部１０８は、平面マップ領域枠２０４の移動お
よびサイズ変更にしたがって球面マップ画像２０１を平
面マップ画像２０５に変換する。
【００４２】このように、第２の実施形態では、平面マ
ップ領域枠２０４の位置に加えてサイズを変更すること
により、それに連動して平面マップ画像２０５のサイズ
も変化する。
ップ領域枠２０４の位置に加えてサイズを変更すること
により、それに連動して平面マップ画像２０５のサイズ
も変化する。
【００４３】ここで、平面マップ領域枠２０４のサイズ
の変更は画角の変更であり、必ずしも平面マップ画像２
０５の画像サイズの変更を表すものでもない。したがっ
て、平面マップ領域枠２０４のサイズが変更された場
合、平面マップ画像２０５は画像サイズとして変化せ
ず、画像の内容が平面マップ領域枠２０４に対応して変
化するものでもよい。
の変更は画角の変更であり、必ずしも平面マップ画像２
０５の画像サイズの変更を表すものでもない。したがっ
て、平面マップ領域枠２０４のサイズが変更された場
合、平面マップ画像２０５は画像サイズとして変化せ
ず、画像の内容が平面マップ領域枠２０４に対応して変
化するものでもよい。
【００４４】［第３の実施形態］図９は第３の実施形態
におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示す図で
ある。前記第１および第２の実施形態では、シーンの全
体を表す球面マップ画像２０１を直接変換して平面マッ
プ画像２０２、２０５を生成しているのに対し、第３の
実施形態では、シーンを撮影した各オリジナル画像間の
関係を表す合成パラメータを保持し、視点位置（θ０，
φ０）に応じて各合成パラメータを変換し、変換後の合
成パラメータにしたがって平面マップ画像に対応する画
素値をオリジナル画像から読み出すことに特徴がある。
におけるパノラマ画像表示装置の概略的構成を示す図で
ある。前記第１および第２の実施形態では、シーンの全
体を表す球面マップ画像２０１を直接変換して平面マッ
プ画像２０２、２０５を生成しているのに対し、第３の
実施形態では、シーンを撮影した各オリジナル画像間の
関係を表す合成パラメータを保持し、視点位置（θ０，
φ０）に応じて各合成パラメータを変換し、変換後の合
成パラメータにしたがって平面マップ画像に対応する画
素値をオリジナル画像から読み出すことに特徴がある。
【００４５】図において、１１０は画像処理部であり、
平面マップ画像の生成および合成パラメータの変換処理
を行う。１１１は制御部であり、全系の制御を行う。１
１２は合成パラメータ記憶部であり、シーンを撮影した
オリジナル画像間の合成パラメータを保持する。１０９
は画像記憶部であり、球面マップ画像およびシーンを撮
影したオリジナル画像を保持している。
平面マップ画像の生成および合成パラメータの変換処理
を行う。１１１は制御部であり、全系の制御を行う。１
１２は合成パラメータ記憶部であり、シーンを撮影した
オリジナル画像間の合成パラメータを保持する。１０９
は画像記憶部であり、球面マップ画像およびシーンを撮
影したオリジナル画像を保持している。
【００４６】図１０は平面マップ画像生成処理手順を示
すフローチャートである。画像記憶部１０９から球面マ
ップ画像２０１を読み込む（ステップＳ５０１）。球面
マップ上での領域枠の位置に応じて視点位置（θ０，φ
０）を設定する（ステップＳ５０２）。ここで、初期値
としては、球面マップ画像の範囲内で適当な値を与える
ことができる。
すフローチャートである。画像記憶部１０９から球面マ
ップ画像２０１を読み込む（ステップＳ５０１）。球面
マップ上での領域枠の位置に応じて視点位置（θ０，φ
０）を設定する（ステップＳ５０２）。ここで、初期値
としては、球面マップ画像の範囲内で適当な値を与える
ことができる。
【００４７】視点位置（θ０，φ０）にしたがって、合
成パラメータの変換処理を行う（ステップＳ５０３）。
図１１および図１２は合成パラメータの変換処理を示す
図である。図１０に示すように、シーンを撮影した際の
撮影画像１〜Ｎについて、任意の画像（例えば、撮影画
像１）を基準とした合成パラメータが、合成パラメータ
記憶部１１２に保持されている。
成パラメータの変換処理を行う（ステップＳ５０３）。
図１１および図１２は合成パラメータの変換処理を示す
図である。図１０に示すように、シーンを撮影した際の
撮影画像１〜Ｎについて、任意の画像（例えば、撮影画
像１）を基準とした合成パラメータが、合成パラメータ
記憶部１１２に保持されている。
【００４８】ここで、視点位置が新たに与えられた場
合、図１２に示すように視点位置（θ０，φ０）に応じ
て、座標軸Ｘ、Ｙ、ＺをＸ’、Ｙ’、Ｚ’に変換する。
即ち、合成パラメータ記憶部１１２に保持されている合
成パラメータを座標軸Ｘ’、Ｙ’、Ｚ’を基準とした値
に変換する。これにより、点Ｐが球面座標空間の基準点
となる。
合、図１２に示すように視点位置（θ０，φ０）に応じ
て、座標軸Ｘ、Ｙ、ＺをＸ’、Ｙ’、Ｚ’に変換する。
即ち、合成パラメータ記憶部１１２に保持されている合
成パラメータを座標軸Ｘ’、Ｙ’、Ｚ’を基準とした値
に変換する。これにより、点Ｐが球面座標空間の基準点
となる。
【００４９】点Ｐを中心とした平面マップ画像３０３を
生成する（ステップＳ５０４）。この場合、平面マップ
画像３０３の各点（ｘ’，ｙ’）は、変換された合成パ
ラメータを基に生成することが可能である。
生成する（ステップＳ５０４）。この場合、平面マップ
画像３０３の各点（ｘ’，ｙ’）は、変換された合成パ
ラメータを基に生成することが可能である。
【００５０】この場合、平面マップ画像３０３の各点に
対応する画素値は、オリジナル画像から直接生成される
ので、高画質の平面マップ画像を得ることができる。
対応する画素値は、オリジナル画像から直接生成される
ので、高画質の平面マップ画像を得ることができる。
【００５１】以下、前記第１の実施形態と同様、ユーザ
操作による平面マップ領域枠の移動に従い、視点位置を
更新し、更新した視点位置に応じて座標軸を逐次変換し
ながら平面マップ画像を生成して表示する（ステップＳ
５０５、Ｓ５０６）。
操作による平面マップ領域枠の移動に従い、視点位置を
更新し、更新した視点位置に応じて座標軸を逐次変換し
ながら平面マップ画像を生成して表示する（ステップＳ
５０５、Ｓ５０６）。
【００５２】本実施形態の表示方式では、前記第１およ
び第２の実施形態と異なり、オリジナル画像から直接、
平面マップ画像を生成するので、常に高画質の画像を提
供することが可能となる。
び第２の実施形態と異なり、オリジナル画像から直接、
平面マップ画像を生成するので、常に高画質の画像を提
供することが可能となる。
【００５３】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用してもよいし、１つの機器からなる装置に
適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み
出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の
効果を享受することが可能となる。このように、本発明
の表示方式をプログラム化してフロッピーディスクなど
の記録媒体に保持し、コンピュータ上のソフトウェアと
して構成することが可能である。
ステムに適用してもよいし、１つの機器からなる装置に
適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み
出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の
効果を享受することが可能となる。このように、本発明
の表示方式をプログラム化してフロッピーディスクなど
の記録媒体に保持し、コンピュータ上のソフトウェアと
して構成することが可能である。
【００５４】図１３は各実施形態における記憶媒体とし
てのＲＯＭ５２のメモリマップを示す図である。ＲＯＭ
５２には、図３および図１０のフローチャートに示す球
面マップ画像読込モジュール、視点位置設定モジュー
ル、平面写像変換モジュール、画面表示モジュール、平
面マップ領域枠移動モジュール、合成パラメータ変換モ
ジュールなどが格納されている。
てのＲＯＭ５２のメモリマップを示す図である。ＲＯＭ
５２には、図３および図１０のフローチャートに示す球
面マップ画像読込モジュール、視点位置設定モジュー
ル、平面写像変換モジュール、画面表示モジュール、平
面マップ領域枠移動モジュール、合成パラメータ変換モ
ジュールなどが格納されている。
【００５５】このようなプログラムモジュールを供給す
る記憶媒体としては、ＲＯＭに限らず、例えばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ、磁気テープ、
不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
る記憶媒体としては、ＲＯＭに限らず、例えばフロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ、磁気テープ、
不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【００５６】
【発明の効果】本発明の請求項１，６，９に記載の発明
によれば、ユーザが視野領域画像の中での部分画像の領
域を認識しながら視点の移動操作を行うことができる。
によれば、ユーザが視野領域画像の中での部分画像の領
域を認識しながら視点の移動操作を行うことができる。
【００５７】また、請求項２，７，１０に記載の発明に
よれば、シーンの全域を表す球面マップ画像と、その一
部を表す平面マップ画像を同時に表示し、ユーザ操作に
より広視野領域を表す画像上の任意の領域を平面マップ
画像として観察することが可能となり、全域の中で観察
したい領域に簡単に移動することができ、シーンの広視
野領域を表す画像と平面マッピングされた表示ビューを
同時に表示し、かつ両者が連動して表示されることによ
り、ユーザがシーンの中での表示ビュー領域を認識しな
がら視点の移動操作を行うことができる。
よれば、シーンの全域を表す球面マップ画像と、その一
部を表す平面マップ画像を同時に表示し、ユーザ操作に
より広視野領域を表す画像上の任意の領域を平面マップ
画像として観察することが可能となり、全域の中で観察
したい領域に簡単に移動することができ、シーンの広視
野領域を表す画像と平面マッピングされた表示ビューを
同時に表示し、かつ両者が連動して表示されることによ
り、ユーザがシーンの中での表示ビュー領域を認識しな
がら視点の移動操作を行うことができる。
【００５８】また、請求項３に記載の発明によれば、平
面マップ画像に対応する領域枠の位置に加え、大きさも
変更することができ、平面マップ画像を生成する際のユ
ーザの自由度が向上する。このように、シーンの広視野
領域を表す画像上で平面マッピングされる表示ビューの
視野の範囲を設定することができる。
面マップ画像に対応する領域枠の位置に加え、大きさも
変更することができ、平面マップ画像を生成する際のユ
ーザの自由度が向上する。このように、シーンの広視野
領域を表す画像上で平面マッピングされる表示ビューの
視野の範囲を設定することができる。
【００５９】また、請求項４に記載の発明によれば、シ
ーンを撮影した複数の画像を合成処理して広視野領域画
像を生成することができ、ユーザの所望のシーンを自ら
撮影した画像を基にパノラマ表示することができる。
ーンを撮影した複数の画像を合成処理して広視野領域画
像を生成することができ、ユーザの所望のシーンを自ら
撮影した画像を基にパノラマ表示することができる。
【００６０】また、請求項５，８，１１に記載の発明に
よれば、領域枠の移動に従い、オリジナル画像から直
接、平面マップ画像を生成することができ、常に高画質
の平面マップ画像を得ることができる。
よれば、領域枠の移動に従い、オリジナル画像から直
接、平面マップ画像を生成することができ、常に高画質
の平面マップ画像を得ることができる。
【００６１】このように、表示ビューに画像を平面マッ
ピングする際、撮影したオリジナル画像を直接変換して
表示ビューの画像を生成することにより、視点位置によ
らず常に高画質の画像を表示することができる。
ピングする際、撮影したオリジナル画像を直接変換して
表示ビューの画像を生成することにより、視点位置によ
らず常に高画質の画像を表示することができる。
【図１】第１の実施の形態におけるパノラマ画像表示装
置の概略的構成を示すブロック図である。
置の概略的構成を示すブロック図である。
【図２】画像処理部１０２および制御部１０４の具体的
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図３】平面マップ画像生成処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】円筒マップ、球面マップおよび多角形マップを
示す図である。
示す図である。
【図５】球面マップ画像および平面マップ画像を示す図
である。
である。
【図６】球面座標空間および球面上にマッピングされた
撮影画像を示す図である。
撮影画像を示す図である。
【図７】第２の実施形態におけるパノラマ画像表示装置
の概略的構成を示す図である。
の概略的構成を示す図である。
【図８】球面マップ画像２０１および平面マップ画像２
０５を示す図である。
０５を示す図である。
【図９】第３の実施形態におけるパノラマ画像表示装置
の概略的構成を示す図である。
の概略的構成を示す図である。
【図１０】平面マップ画像生成処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図１１】合成パラメータの変換処理を示す図である。
【図１２】合成パラメータの変換処理を示す図である。
【図１３】各実施形態における記憶媒体としてのＲＯＭ
５２のメモリマップを示す図である。
５２のメモリマップを示す図である。
５１ ＣＰＵ ５２ ＲＯＭ １０１ 画像記憶部 １０２、１０８、１１０ 画像処理部 １０３ 表示部 １０４、１０７、１１１ 制御部 １０５、１０６ 操作部 ２０１ 球面マップ画像 ２０２、２０５、３０３ 平面マップ画像 ２０３、２０４ 平面マップ領域枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽鳥 健司 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 滝口 英夫 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 Ｆターム(参考） 5B050 BA07 BA11 DA08 EA03 EA06 EA12 EA18 EA19 EA20 EA28 FA02 FA06 FA09 5C082 AA27 BA20 BA42 CA03 DA87 MM05
Claims (11)
- 【請求項１】 視野領域を表す視野領域画像を保持する
保持手段と、 該保持された視野領域画像の一部に相当する部分画像を
生成する生成手段と、 前記視野領域画像および前記部分画像を表示する画像表
示手段と、 前記視野領域画像上に前記部分画像に対応する領域枠を
表示する領域枠表示手段と、 前記領域枠を移動する移動手段と、 前記領域枠の移動に連動して前記部分画像を更新する更
新手段とを備えた画像表示装置。 - 【請求項２】 前記保持手段は、撮影した視野領域を表
す視野領域画像を保持し、 前記生成手段は、前記視野領域画像の一部を、仮想的な
任意の撮像面上に変換した平面マップ画像を生成し、 前記画像表示手段は、前記視野領域画像および前記平面
マップ画像を表示し、 前記領域枠表示手段は、前記視野領域画像上に前記平面
マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示し、 前記移動手段は、前記平面マップ領域枠を移動し、 前記更新手段は、前記平面マップ領域枠の移動に連動し
て前記平面マップ画像を更新することを特徴とする請求
項１記載の画像表示装置。 - 【請求項３】 前記平面マップ領域枠の大きさを変更す
る大きさ変更手段と、 前記平面マップ領域枠の大きさに応じて前記平面マップ
画像の表示画角を変更する画角変更手段とを備えたこと
を特徴とする請求項２記載の画像表示装置。 - 【請求項４】 前記視野領域画像は複数の画像を合成し
て生成されることを特徴とする請求項１記載の画像表示
装置。 - 【請求項５】 撮影したオリジナル画像を保持するオリ
ジナル画像保持手段と、 該保持されたオリジナル画像間の合成パラメータを保持
する合成パラメータ保持手段とを備え、 前記生成手段は、前記保持された合成パラメータを基
に、前記オリジナル画像を仮想的な任意の撮像面上に変
換した平面マップ画像を生成し、 前記画像表示手段は、前記視野領域画像および前記平面
マップ画像を表示し、 前記領域枠表示手段は、前記視野領域画像上に前記平面
マップ画像に対応する平面マップ領域枠を表示し、 前記移動手段は、前記平面マップ領域枠を移動し、 前記変換手段は、前記平面マップ領域枠の移動に連動し
て前記合成パラメータを変換し、 前記更新手段は、該変換した合成パラメータに応じて前
記平面マップ画像を更新することを特徴とする請求項１
記載の画像表示装置。 - 【請求項６】 視野領域を表す視野領域画像を保持し、 該保持された視野領域画像の一部に相当する部分画像を
生成し、 前記視野領域画像および前記部分画像を表示し、 前記視野領域画像上に前記部分画像に対応する領域枠を
表示し、 前記領域枠を移動し、 該領域枠の移動に連動して前記部分画像を更新すること
を特徴とする画像表示方法。 - 【請求項７】 撮影した視野領域を表す視野領域画像を
保持し、 前記視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮像面上に
変換した平面マップ画像を生成し、 前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表示し、 前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平
面マップ領域枠を表示し、 前記平面マップ領域枠を移動し、 前記平面マップ領域枠の移動に連動して前記平面マップ
画像を更新することを特徴とする請求項６記載の画像表
示方法。 - 【請求項８】 撮影したオリジナル画像を保持し、 該保持されたオリジナル画像間の合成パラメータを保持
し、 該保持された合成パラメータを基に、前記オリジナル画
像を仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画像
を生成し、 前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表示し、 前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平
面マップ領域枠を表示し、 前記平面マップ領域枠を移動し、 該平面マップ領域枠の移動に連動して前記合成パラメー
タを変換し、 該変換した合成パラメータに応じて前記平面マップ画像
を更新することを特徴とする請求項６記載の画像表示方
法。 - 【請求項９】 画像表示装置内のＣＰＵによって実行さ
れるプログラムが格納された記憶媒体において、 前記プログラムは、 視野領域を表す視野領域画像を保持する手順と、 該保持された視野領域画像の一部に相当する部分画像を
生成する手順と、 前記視野領域画像および前記部分画像を表示する手順
と、 前記視野領域画像上に前記部分画像に対応する領域枠を
表示する手順と、 前記領域枠を移動する手順と、 前記領域枠の移動に連動して前記部分画像を更新する手
順とを含むことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項１０】 前記プログラムは、 撮影した視野領域を表す視野領域画像を保持する手順
と、 前記視野領域画像の一部を、仮想的な任意の撮像面上に
変換した平面マップ画像を生成する手順と、 前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表示する
手順と、 前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平
面マップ領域枠を表示する手順と、 前記平面マップ領域枠を移動する手順と、 該平面マップ領域枠の移動に連動して前記平面マップ画
像を更新する手順とを含むことを特徴とする請求項９記
載の記憶媒体。 - 【請求項１１】 前記プログラムは、 撮影したオリジナル画像を保持する手順と、 該保持されたオリジナル画像間の合成パラメータを保持
する手順と、 前記保持された合成パラメータを基に、前記オリジナル
画像を仮想的な任意の撮像面上に変換した平面マップ画
像を生成する手順と、 前記視野領域画像および前記平面マップ画像を表示する
手順と、 前記視野領域画像上に前記平面マップ画像に対応する平
面マップ領域枠を表示する手順と、 前記平面マップ領域枠を移動する手順と、 前記平面マップ領域枠の移動に連動して前記合成パラメ
ータを変換する手順と、 該変換した合成パラメータに応じて前記平面マップ画像
を更新する手順とを含むことを特徴とする請求項９記載
の記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253331A JP2000067227A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 画像表示装置、方法および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253331A JP2000067227A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 画像表示装置、方法および記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000067227A true JP2000067227A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17249833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10253331A Pending JP2000067227A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 画像表示装置、方法および記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000067227A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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