JP4406824B2 - 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム - Google Patents

画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4406824B2
JP4406824B2 JP2003297635A JP2003297635A JP4406824B2 JP 4406824 B2 JP4406824 B2 JP 4406824B2 JP 2003297635 A JP2003297635 A JP 2003297635A JP 2003297635 A JP2003297635 A JP 2003297635A JP 4406824 B2 JP4406824 B2 JP 4406824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display unit
display
pixel
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003297635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005070963A (ja
JP2005070963A5 (ja
Inventor
哲二郎 近藤
継彦 芳賀
健司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003297635A priority Critical patent/JP4406824B2/ja
Priority to US10/921,571 priority patent/US7369142B2/en
Publication of JP2005070963A publication Critical patent/JP2005070963A/ja
Publication of JP2005070963A5 publication Critical patent/JP2005070963A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4406824B2 publication Critical patent/JP4406824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/10Geometric effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/275Image signal generators from 3D object models, e.g. computer-generated stereoscopic image signals
    • H04N13/279Image signal generators from 3D object models, e.g. computer-generated stereoscopic image signals the virtual viewpoint locations being selected by the viewers or determined by tracking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/366Image reproducers using viewer tracking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/286Image signal generators having separate monoscopic and stereoscopic modes
    • H04N13/289Switching between monoscopic and stereoscopic modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

この発明は、画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラムに関する。詳しくは、この発明は、表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸がこの撮像面に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用意し、表示部の各画素表示部の画素データとして、その画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置とその画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得ることによって、表面が所定の形状とされた表示部に観察者の任意の視点位置に対応した実写の画像を良好に表示できるようにした画像表示装置等に係るものである。
従来の、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶パネル、プロジェクタなどを利用したディスプレイにおいては、例えば、ビデオカメラで撮像された画像が表示されるが、その画像は、図16に示すように、カメラの位置を視点として見たものにすぎなかった。したがって、ユーザが、例えば、頭部を移動して、ディスプレイに表示された画像を見るときの視点位置を変えても、ディスプレイに表示される画像は、カメラのレンズ中心(以下、適宜、「カメラの視点」ともいう)から見た画像のままであり、ユーザの視点位置の変化に応じて、ディスプレイに表示される画像が変化することはなかった。
ディスプレイに表示される画像が、ユーザの視点位置に応じて変化する画像の表示方法として、例えば、zebra imagingと呼ばれる方法がある。ここで、zebra imagingについては、例えば、zebra imaging社のwebページであるhttp://www.zebraimaging.com/に開示されている。しかしながら、zebra imagingは、ホログラフィを利用した方法であり、表示される画像がホログラムであるため、その作成に多大の演算量と時間を要する。
また、ディスプレイに表示される画像が、ユーザの視点位置に応じて変化する画像の他の表示方法としては、例えば、イリノイ大学のCAVE(洞窟の意)方式などに代表される、IPT(Immersive Projection Technology)(没入型投射技術)またはIPD(Immersive Projection Display)(没入型投射ディスプレイ)を用いたVR(Virtual Reality)システムがある。ここで、CAVE方式については、例えば、EVL(Electronic Visualization Laboratory)のwebページであるhttp://evlweb.eecs.uic.edu/research/などに開示されている。かかるVRシステムは、対象とする画像がCG(Computer Graphics)であり、ビデオカメラで撮像された、いわゆる実写の画像を対象とすることは困難である。
また、特許文献1に、ユーザの視点位置に対応した実写の画像を表示できる画像表示装置が開示されている。
特開平09−236880号公報(第4頁、第5頁、図1、図4、図7)
上述した特許文献1では、観察者の視点位置が異なる視野に移るとき、その視点位置の変動による運動視差を反映して、液晶ディスプレイに表示される画像内容を変更するものである。
この場合、液晶ディスプレイに表示される画像内容を変更するために、例えば各視野に対応した画像データを予め備えるものである。そのため、観察者の視点位置の移動には制限があり、観察者は視点位置を任意の位置に移動することは不可能である。
この発明の目的は、表面が所定の形状とされた表示部に任意の視点位置に対応した実写の画像を良好に表示することにある。
この発明に係る画像表示装置は、表面が所定形状とされた表示部を有し、この表示部に複数個の画素表示部が配置されている画像表示手段と、この画像表示手段の表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸がこの撮像面に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データが記憶された画像データ記憶手段と、画像表示手段の表示部に対する観察者の視点位置を取得する位置取得手段と、画像表示手段の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、この対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、この対象画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られ、画像データ記憶手段に記憶されている1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、位置取得手段で取得された観察者の視点位置とこの対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る画像処理手段とを備えるものである。
また、この発明に係る画像表示装置は、表面が所定形状とされた表示部を有し、この表示部に複数個の画素表示部が配置されている画像表示手段と、画像表示手段の表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸がこの分割領域に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データが記憶された画像データ記憶手段と、画像表示手段の表示部に対応する視点位置を設定する位置設定手段と、画像表示手段の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、この対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、この対象画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られ、画像データ記憶手段に記憶されている1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、位置設定手段で設定された視点位置とこの対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る画像処理手段とを備えるものである。
また、この発明に係る画素データ取得方法は、表面が所定形状とされた表示部を有し、この表示部に複数個の画素表示部が配置されてなる画像表示素子の、この複数個の画素表示部に画素を表示するための画素データを取得する方法であって、画像表示素子の表示部を一個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸がこの撮像面に直交するように配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用意し、画像表示素子に対する視点位置を決定する工程と、画像表示素子の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、この対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、この対象画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、決定された視点位置とこの対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る工程とを備えるものである。
また、この発明に係るプログラムは、上述した画素データ取得方法をコンピュータに実行させるためのものである。
この発明においては、表面が所定形状とされた表示部を有し、この表示部に複数個の画素表示部が配置されている画像表示手段(画像表示素子)を備えている。例えば、表示部の表面は平面である。また例えば、表示部の表面は、少なくとも凸面または凹面を含むものとされる。
この表示部に配置されている複数個の画素表示部に画素を表示するための画素データを得るために、表示部を一個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸が撮像面に直交するように配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データが用意される。ここで、撮像装置の焦点は、被写体側の各方向からの光線が集まる位置であり、撮像装置の視点でもある。
この画素データを得る際に、表示部に対する視点位置が決定される。例えば、表示部に対する観察者の視点位置が取得される。また例えば、表示部に対する視点位置が設定される。表示部に配置されている複数個の画素表示部が順次対象画素表示部とされ、この対象画素表示部に画素を表示するための画素データ(以下、適宜、「対象画素表示部に対応した画素データ」という)が以下のように得られる。
すなわち、この画素データとして、対象画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、決定された視点位置と対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データが得られる。
このように、表示部の各画素表示部の画素データとして、その画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置とその画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得るものであり、表面が所定の形状とされた表示部に視点位置に対応した実写の画像が良好に表示される。
この場合、上述したように観察者の視点位置が取得されるものにあっては、観察者の任意の視点位置に対応した実写の画像が表示される。またこの場合、上述したように視点位置が設定されるものにあっては、その設定される視点位置を移動することで、観察者は、実際に視点位置を移動しなくとも、移動したと同様の画像が見ることが可能となる。
なお、画像表示手段に複数個の表示部を有するようにもできる。その場合、この複数個の表示部に対する視点位置がそれぞれ決定され、上述したように表示部の各画素表示部の画素データが得られる。この場合、複数の表示部のそれぞれに、決定された視点位置に対応した実写の画像が並行して表示される。
また、画像表示手段に左眼画像を表示する第1の表示部および右眼画像を表示する第2の表示部を有するようにもできる。この場合、これら第1、第2の表示部に対する観察者の左眼、右眼の視点位置が取得され、上述したように第1、第2の表示部の各画素表示部の画素データが得られる。この場合、観察者は、第1の表示部に表示される左眼画像を左眼で観察し、第2の表示部に表示される右眼画像を右眼で観察することで、視点位置に対応した立体画像を認識できる。
また、上述したように表示部の各画素表示部の画素データとして、その画素表示部を含む分割領域に対応した位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置とその画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る際に、この所定の画素データに対応する撮像画面上の画素位置が特定される。
表示部の表面が少なくとも凸面または凹面を含む場合、複数画面分の画像データにそれぞれ対応付けて、撮像装置の光軸方向の単位ベクトルと、この光軸方向に直交する撮像装置の水平方向および垂直方向の単位ベクトルとが記憶されており、これら単位ベクトルを用いて、上述した所定の画素データが得られる撮像装置の撮像部における画素位置が特定される。このように、記憶されている単位ベクトルを用いることで、画素位置の特定を容易かつ素早く行うことができる。これにより、表示部の各画素表示部の視点位置に対応した画素データを短時間で得ることができ、視点位置の移動に対応した画像を表示部に滑らかに表示できる。
また、画像表示手段は、表示部を有する半球状のスクリーンと、このスクリーンの表示部に魚眼レンズを介して画像を投射する投射部と、この投射部で投射される画像を発生する画像発生部とを有するものであってもよい。この場合、画像発生部では、上述した表示部の各画素表示部の視点位置に対応した画素データに基づいて、投射部で投射される画像が発生される。
この発明によれば、表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸がこの撮像面に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用意し、表示部の各画素表示部の画素データとして、その画素表示部を含む分割領域に対応した撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置とその画素表示部とを結ぶ直線に沿った被写体からの光線に対応した所定の画素データを得るものであり、表面が所定の形状とされた表示部に任意の視点位置に対応した実写の画像を良好に表示できる。
この発明の実施の形態を説明する。図1は、実施の形態としての画像表示装置100の構成を示している。
この画像表示装置100は、画像表示手段としてのディスプレイ101を有している。このディスプレイ101は、例えば、CRT(Cathode-Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)などで構成されている。また、このディスプレイ101は、例えばスクリーンにレンズを介して画像を投射するプロジェクタで構成されている。
このディスプレイ101は、表面が平面である表示部101aを有している。この表示部101aには画像が表示される。この表示部101aには複数個の画素表示部が配置されている。これら各画素表示部に、それぞれ対応する画素データに基づいて画素が表示されることで、表示部101aの全体に画像が表示された状態となる。
また、ディスプレイ101は、画像データ記憶手段を構成するデータストレージ102を有している。このデータストレージ102には、複数画面分の画像データが予め記憶されている。この場合、図2Aに示すように、ディスプレイ101の表示部101aを1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域にそれぞれ対応した撮像面101a′上の位置に、焦点が存在し、かつ光軸がその撮像面101a′に直交した状態で配置されたカメラ(撮像装置)103で被写体OBを撮像することで、複数画面分の画像データが得られる。ここで、カメラ103の焦点は、被写体OB側の各方向からの光線が集まる位置であり、カメラ103の視点でもある。なお、図2Aにおいて、直線L1,L2は、カメラ103の撮像範囲を示している。
図3は、上述したように、データストレージ102に予め記憶される複数画面分の画像データを生成する画像データ生成装置200の構成を示している。この画像データ生成装置200は、装置全体の動作を制御するコントローラ201と、被写体OBを撮像するためのカメラ103とを有している。
また、画像データ生成装置200は、被写体OBの位置を移動するための被写体位置移動部202と、カメラ103の位置を移動するためのカメラ位置移動部203とを有している。被写体位置移動部202は、例えば、図示せずも、被写体OBを載せるテーブルを備え、このテーブルの位置を移動することで、被写体OBの位置を移動するように構成されている。
ディスプレイ101の表示部101a(図1参照)が、複数の分割領域DSに分割される。各分割領域DSには、上述したように、1個または複数個の画素表示部が含まれる。コントローラ201により被写体位置移動部202およびカメラ位置移動部203が制御され、図4に示すように、表示部101aの各分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面101a′上の位置DS′に、カメラ103が順次配置されるようにする。この場合、カメラ103は、各位置DS′に焦点が存在し、かつ光軸が撮像面101a′に直交した状態で配置される。
また、画像生成装置200は、情報付加部204を有している。この情報付加部204は、カメラ103が撮像面101a′上の各位置DS′に配置された状態で被写体OBを撮像して得られた各1画面分の画像データVDに、カメラ103がどの位置DS′に配置されて撮像されたものであるかを示す撮像位置情報PIを付加する。
図3に示す画像データ生成装置200の動作を説明する。
コントローラ201により被写体位置移動部202およびカメラ位置移動部203が制御され、表示部101aの各分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面101a′上の各位置DS′に、カメラ103が順次配置される(図4参照)。
カメラ103が撮像面101a′の各位置DS′に配置された状態で、当該カメラ103で被写体OBが撮像される。この場合、カメラ103は、位置DS′に焦点が存在するように配置されているため、カメラ103の撮像部の各画素位置では、それぞれ被写体OB側の異なる方向からの光線による画素データが得られる。カメラ103から出力される各1画面分の画像データVDは情報付加部204に供給される。
情報付加部204には、コントローラ201から、上述したようにカメラ103から情報付加部204に供給される各1画面分の画像データVDにそれぞれ対応して、カメラ103がどの分割領域DS′に配置されて撮像されたものであるかを示す撮像位置情報PIが供給される。この情報付加部204では、各1画面分の画像データVDにそれぞれ撮像位置情報PIが付加される。そして、情報付加部204からデータストレージ102に、このように位置情報PIが付加された各1画面分の画像データVDが供給されて記憶される。
図5のフローチャートは、上述した画像データ生成装置200における処理手順を示している。
まず、ステップST1で、処理を開始し、ステップST2で、撮像位置を選択する。すなわち、被写体OBおよびカメラ103を移動して、カメラ103を、撮像面101a′上の複数の位置DS′のいずれかに配置する。そして、ステップST3で、カメラ103で被写体OBを撮像する。
次に、ステップST4で、カメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データVDに、撮像位置情報PIを付加する。そして、ステップST5で、撮像位置情報PIが付加された1画面分の画像データVDをデータストレージ102に記憶する。
次に、ステップST6で、全ての撮像位置の処理が終了したか否かを判定する。全ての撮像位置の処理が終了していないときは、ステップST2に戻って、次の撮像位置を選択し、上述したと同様に、その撮像装置での撮像に係る1画面分の画像データDVをデータストレージ102に記憶する処理を行う。一方、全ての撮像位置の処理が終了したときは、ステップST7で、処理を終了する。
なお、図3に示す画像データ生成装置200では、被写体OBおよびカメラ103の双方を移動するように説明したが、いずれか一方のみを移動するように構成することもできる。その場合、被写体位置移動部202またはカメラ位置移動部203は不要となる。
図1に戻って、また、画像表示装置100は、ユーザ(観察者)106の視点位置を取得する位置取得手段としての位置センサ107を有している。この位置センサ107は、レシーバ107aおよびトランスミッタ107bにより構成されている。レシーバ107aは、トランスミッタ107bが発生する磁界の強度を計測する。ここで、レシーバ107aは、例えばユーザ106の頭部に装着されるが、ネクタイピンや、眼鏡などに装着することもできる。
この位置センサ107としてのレシーバ107aおよびトランスミッタ107bは、後述するコンピュータ108によって制御される。すなわち、トランスミッタ107bはコンピュータ108の制御に従って、磁界を発生する。レシーバ107aは、トランスミッタ107bが発生する磁界の強度を計測し、それをコンピュータ108に供給する。コンピュータ108は、この磁界の強度に基づいて、ユーザ106の位置、従ってユーザ106の視点位置を検出する。
なお、位置センサ107である磁界センサとしては、例えばポヒマス(Polhemus)社の3次元位置センサなどを採用できる。この3次元位置センサについては、ポヒマス社のwebページであるhttp://www.polhemus.com/などに開示されている。また、ユーザ106の視点位置を、ユーザ106の動きを画像として捕らえ、それを処理して得ることも考えられる。この方法は、カメラを利用したモーションキャプチャシステムなどでも用いられている。このモーションキャプチャシステムについては、株式会社応用計測研究所のwebページであるhttp://www.okk-inc.co.jp/product/などに開示されている。
また、画像表示装置100は、画像処理手段としてのコンピュータ108を有している。このコンピュータ108は、例えばワークステーションである。このコンピュータ108は、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データを用いて、ユーザ106の視点位置に対応した、上述のディスプレイ101の表示部101aに配置されている各画素表示部に画素を表示するための画素データ、つまり各画素表示部に対応した画素データを生成し、この画素データをディスプレイ101に供給する。
コンピュータ108は、表示部101aに配置されている複数個の画素表示部を順次対象画素表示部Qとし、この対象画素表示部Qに対応した画素データとして、図2Bに示すように、対象画素表示部Qを含む分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面101a′上の位置DS′に配置されたカメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置Pと対象画素表示部Qとを結ぶ直線に沿った被写体OBからの光線に対応した所定の画素データを取得する。
図6は、コンピュータ108のハードウェア構成例を示している。コンピュータ108には、後述する一連の処理を実行するプログラムがインストールされている。プログラムは、コンピュータ108に内蔵されている記録媒体としてのハードディスク215やROM213に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto Optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体221に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体221は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体221からコンピュータ108にインストールする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータ108に無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータ108に有線で転送し、コンピュータ108では、そのようにして転送されてくるプログラムを、通信部218で受信し、内蔵するハードディスク215にインストールすることができる。
コンピュータ108は、CPU(Central Processing Unit)212を内蔵している。CPU212には、バス211を介して、入出力インタフェース220が接続されており、CPU212は、入出力インタフェース220を介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部217が操作等されることにより指令が入力されると、それにしたがって、ROM(Read Only Memory)213に格納されているプログラムを実行する。あるいは、また、CPU212は、ハードディスク215に格納されているプログラム、衛星若しくはネットワークから転送され、通信部218で受信されてハードディスク215にインストールされたプログラム、またはドライブ219に装着されたリムーバブル記録媒体221から読み出されてハードディスク215にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory)214にロードして実行する。これにより、CPU212は、後述するフローチャートにしたがった処理、あるいは後述するブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU212は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース220を介して、スピーカ等で構成される出力部216から出力、あるいは、通信部218から送信、さらには、ハードディスク215に記録等させる。
なお、入出力インタフェース220に、データストレージ102、ディスプレイ101、レシーバ107a、トランスミッタ107bが接続されている。また、バス211に、画像メモリ222が接続されている。また、CPU212は、入出力インタフェース220を介して、トランスミッタ107bを制御するとともに、レシーバ107aの出力を受信し、ユーザ106の視点位置を検出する。
また、CPU212は、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データを用いて、ユーザ106の視点位置に対応した、上述のディスプレイ101の表示部101aに配置されている各画素表示部に画素を表示するための画素データを得て、画像メモリ222に格納する。さらに、CPU212は、画像メモリ222に格納された画素データを読み出し、入出力インタフェース220を介してディスプレイ101に供給し、ディスプレイ101の表示部101aに、ユーザ106の視点位置に対応した画像を表示させる。
ここで、コンピュータ108に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしも後述するフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。また、プログラムは、一つのコンピュータ108により処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
図7は、コンピュータ108がプログラムを実行することにより実現される画像処理装置の機能的構成例を示している。
コンピュータ108(CPU212)がプログラムを実行することにより実現される画像処理装置は、表示用画像データ生成部231およびセンサ制御部232を有している。
センサ制御部232は、位置センサ107としてのレシーバ107aおよびトランスミッタ107bを制御することによりユーザ106の視点位置Pを検出し、その検出出力を表示用画像データ生成部231に供給する。すなわち、センサ制御部232は、トランスミッタ107bを制御することにより、磁界を発生させる。さらに、センサ制御部232は、レシーバ107aから供給される、トランスミッタ107bが発生する磁界の検出結果に基づいて、ユーザの視点位置を検出する。
また、表示用画像データ生成部231は、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データを用いて、ユーザ106の視点位置Pに対応した、上述のディスプレイ101の表示部101に配置されている各画素表示部に対応した画素データを生成し、この画素データを画像メモリ222に格納する。この場合、画素データ生成部231は、表示部101aに配置されている複数個の画素表示部を順次対象画素表示部Qとし、この対象画素表示部Qに対応した画素データを取得する。
すなわち、画素データ生成部231は、対象画素表示部Qを含む分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面101a′上の位置DS′に配置されたカメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、図8に示すように、視点位置Pと対象画素表示部Qとを結ぶ直線に沿った被写体OBからの光線に対応した所定の画素データを取得する。
画像データ生成部231は、この所定の画素データが得られるカメラ103の撮像部における画素位置を特定する。そのため、図2Cに示すように、表示部101aと被写体OBとの間に、カメラ103の光軸と直交する仮想スクリーンVSCNを設定する。この場合、仮想スクリーンVSCN上に、カメラ103の撮像部で撮像された画像がマッピングされると考えてよい。
図2C、図9に示すように、視点位置Pと対象画素表示部Qとを結ぶ直線と仮想スクリーンVSCNとの交点を問い合わせ点Rとし、この問い合わせ点Rの二次元座標(xR,yR)を求める。この場合、カメラ103の光軸と仮想スクリーンVSCNとの交点の二次元座標を(0,0)とする。そして、x座標xRおよびy座標yRを、それぞれ、仮想スクリーンVSCNの幅Wおよび高さHで除算した後、カメラ103の撮像部の水平画素数WRLおよび垂直画素数HRLを掛け、上述した所定の画素データが得られるカメラ103の撮像部における画素位置(xR′,yR′)を求める。
この画素位置(xR′,yR′)の求め方を、図9を参照して、さらに詳細に説明する。ここで、ディスプレイ101の表示部101aの中心の三次元座標を(0,0,0)としたとき、視点位置Pの三次元座標は(x,y,z)であり、対象画素表示部Qの三次元座標は(s,t,0)であり、問い合わせ点Rの三次元座標は(X,Y,K)であるものとする。ただし、Kは定数で、カメラ103の焦点と仮想スクリーンVSCNとの距離を表している。
この場合、ベクトルPQ=(s−x,t−y,−z)となり、ベクトルQR=(X−s,Y−t,K)となる。ベクトルPQとベクトルQRとは平行であることから、問い合わせ点Rのx座標xRおよびy座標yRは、(1)式、(2)式のように求められる。
Figure 0004406824
そして、これらx座標xRおよびy座標yRが、それぞれ、仮想スクリーンVSCNの幅Wおよび高さHで除算され、その後に、カメラ103の撮像部の水平画素数WRLおよび垂直画素数HRLが掛けられ、画素位置(xR′,yR′)が、(3)式のように求められる。
Figure 0004406824
画像データ生成部231は、上述したように求められた画素位置(xR′,yR′)に基づいて、1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、上述の所定の画素データを選択的に得ることができる。
上述したように、表示用画像データ生成部231で、ディスプレイ101の表示部101に配置されている各画素表示部に画素を表示するための画素データを取得して画像メモリ222に格納していくことで、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データから、ユーザ106の視点位置に対応した1画面分の画像データが再構成される。図10は、カメラ103で撮像された画像データ#1〜#5と、再構成された画像データ#6との、画素データの対応関係の一例を示している。この場合、画像データ#1〜#5における画素データd1〜d5が、画像データ#6における画素データd1′〜d5′として使用される。
図11のフローチャートを参照して、図7の画像処理装置(コンピュータ)108による画像処理について説明する。
まず、ステップST11で、処理を開始し、ステップST12で、位置センサ107としてのレシーバ107aおよびトランスミッタ107bを制御し、ユーザ106の視点位置Pを取得する。
次に、ステップST13で、ディスプレイ101の表示部101aを構成する複数の画素表示部のうち、いずれかの画素表示部を対象画素表示部Qとして選択する。そして、ステップST14で、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データVDのうち、ステップST12で選択された対象画素表示部Qを含む分割領域DSに対応した撮像面上の位置DS′に配置されたカメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データVDを、利用すべき撮像画像データVDとして決定する。この場合、各1画面分の画像データVDにそれぞれ付加されている撮像位置情報PIに基づいて、利用すべき撮像画像データVDを識別できる。
次に、ステップST15で、ステップST13で選択された対象画素表示部Qの画素データとして、ステップST14で選択された1画面分の画像データを構成する複数の画素データのうち、どの撮像画素位置の画素データを用いるかを決定する。すなわち、このステップST15では、ステップST12で取得されたユーザ106の視点位置Pの情報などを用いて、上述の(3)式で表される画素位置(xR′,yR′)を求める。
次に、ステップST16で、ステップST14で選択された1画面分の画像データを構成する複数の画素データのうち、ステップST15で決定された撮像画素位置の画素データを、ステップST13で選択された対象画素表示部Qに対応した画素データとして選択し、画像メモリ222の対象画素表示部Qに対応したアドレスに書き込む。
次に、ステップST17で、ディスプレイ101の表示部101aを構成する全ての画素表示部に対応した画素データを得る処理が終了したか否かを判定する。全画素表示部に対する処理が終了していないときは、ステップST13に戻り、次の対象画素表示部Qを選択し、上述したと同様に、その対象画素表示部Qに対応した画素データを得る処理を行う。全画素表示部に対する処理が終了したときは、ステップST18に進む。
ステップST18では、例えば、ユーザが、画像処理を終了するように、入力部217(図6参照)が操作されたか否かを判定する。画像処理を終了するように、入力部217が操作されていないとき、ステップS12に戻り、上述したと同様の処理を繰り返す。一方、画像処理を終了するように、入力部217が操作されたとき、ステップST19で、処理を終了する。
図1に示す画像表示装置100の動作を説明する。トランスミッタ107はコンピュータ108の制御に従って磁界を発生する。レシーバ107aは、トランスミッタ107bが発生する磁界の強度を計測し、それをコンピュータ108に供給する。そして、コンピュータ108は、この磁界の強度に基づいて、ユーザ106の視点位置を検出する。コンピュータ108は、データストレージ102に記憶されている複数画面分の画像データを用いて、ユーザ106の視点位置に対応した、上述のディスプレイ101の表示部101aに配置されている各画素表示部に画素を表示するための画素データを生成し、この画素データをディスプレイ101に供給する。これにより、ディスプレイ101の表示部101aには、ユーザ106の視点位置に対応した実写の画像が表示される。

このように図1に示す画像表示装置100によれば、ディスプレイ101の表示部101aの各画素表示部に対応した画素データとして、その画素表示部を含む分割領域DSに対応した撮像面101a′上の位置DS′に配置されたカメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、ユーザ106の視点位置Pとその画素表示部(対象画素表示部Q)とを結ぶ直線に沿った被写体OBからの光線に対応した所定の画素データを得るものであり、ディスプレイ101の表示部101aにユーザ106の任意の視点位置に対応した実写の画像を良好に表示できる。
なお、上述した画像表示装置100においては、ディスプレイ101は、その表示部101aの表面が平面であるものを示したが、表示部101aの表面の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図12Aに示すように、表示部101aの表面が球面などの凸面でもよく、図12Bに示すように、表示部101aの表面が球面を逆に利用した凹面でもよい。また、表示部101aの表面が、図示せずも、凸面および凹面の双方を含むような形状であってもよい。
また、ディスプレイ101は、複数の表示部、例えば図12Cに示すように、2個の表示部101a1,101a2を有するものであってもよい。この場合、各表示部の形状は、平面でもよく、また少なくとも凸面または凹面を含む形状であってもよい。このように複数個の表示部を有する場合、この複数個の表示部に対する複数のユーザ106の視点位置をそれぞれ取得し、それぞれの表示部における各画素表示部に対応した画素データを得ることで、これら複数個の表示部のそれぞれに、複数のユーザ106の視点位置にそれぞれ対応した実写の画像を並行して表示できる。
なお、図12Cには、2個の表示部101a1,101a2に同一被写体OBの異なる方向から見た画像が表示されるが如く示しているが、同一被写体OBの同一方向からの画像、あるいは異なる被写体に係る画像が表示されるようにしてもよい。これは、データストレージ102(図1参照)に、表示部101a1,101a2用の複数画面分の画像データとして、どのような画像データが記憶されるかによる。
また、上述したようにディスプレイ101の表示部101aの表面が、少なくとも凸面または凹面を含む場合であっても、データストレージ102には、その表示部101aを1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面上の位置DS′に配置されたカメラ103で被写体OBを撮像して得られた複数画面分の画像データが予め記憶される。この場合も、カメラ103は、撮像面上の位置DS′に、焦点が存在し、かつ光軸が撮像面に直交した状態で配置されて、撮像が行われる。
また、上述したようにディスプレイ101の表示部101aの表面が、少なくとも凸面または凹面を含む場合であっても、図7に示す画像データ生成部231は、表示部101aに配置されている複数個の画素表示部を順次対象画素表示部Qとし、この対象画素表示部Qに対応した画素データを順次取得する。すなわち、図2B、図8に示すと同様に、対象画素表示部Qに対応した画素データとして、この対象画素表示部Qを含む分割領域DSにそれぞれ対応した撮像面101a′上の位置DS′に配置されたカメラ103で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、視点位置Pと対象画素表示部Qとを結ぶ直線に沿った被写体OBからの光線に対応した所定の画素データを取得する。
この場合も、画像データ生成部231は、この所定の画素データが得られるカメラ103の撮像部の画素位置を特定する。そのため、図2Cに示すと同様に、表示部101aと被写体OBとの間に、カメラ103の光軸と直交する仮想スクリーンVSCNを設定する。この場合、仮想スクリーンVSCN上に、カメラ103の撮像部で撮像された画像がマッピングされると考えてよい。
この場合、図2C、図13に示すように、視点位置Pと対象画素表示部Qとを結ぶ直線と仮想スクリーンVSCNとの交点を問い合わせ点Rとし、この問い合わせ点Rの二次元座標(xR,yR)を求める。この場合、カメラ103の光軸と仮想スクリーンVSCNとの交点Vの二次元座標を(0,0)とする。そして、x座標xRおよびy座標yRを、それぞれ、仮想スクリーンVSCNの幅Wおよび高さHで除算した後、カメラ103の撮像部の水平画素数WRLおよび垂直画素数HRLを掛け、上述した所定の画素データが得られるカメラ103の撮像部の画素位置(xR′,yR′)を求める。
この画素位置(xR′,yR′)の求め方を、図13を参照して、説明する。なお、仮想スクリーンVSCNの水平方向の端点をSとする。
この場合、問い合わせ点Rのx座標xRは、|VR|(ベクトルVRの大きさ)で与えられる。なお、ベクトルQVがカメラ103の光軸であり、これと直交する水平方向の一つのベクトルをVSとする。L=|QP0|は、(4)式のように、カメラ103の光軸と平行な単位ベクトルQV/|QV|と、ベクトルPQとの内積で与えられ、同様に、L′=|PP0|は、(5)式のように、ベクトルPQと、カメラ103の光軸に直交する水平方向の単位ベクトルVS/|VS|との内積で与えられる。
Figure 0004406824
したがって、問い合わせ点Rのx座標xRは、(6)式で求めることができる。ここで、Kは定数で、カメラ103の焦点と仮想スクリーンVSCNとの距離である。
Figure 0004406824
なお、(6)式における単位ベクトルQV/|QV|,VS/|VS|は、カメラ103の撮像位置DS′によって決まる固定値であり、カメラ103の各撮像位置DS′に対して予め計算しておくことができる。
また、詳細説明は省略するが、問い合わせ点Rのy座標yRも、上述した問い合わせ点Rのx座標xRと同様の考え方で求めることができる。すなわち、問い合わせ点Rのy座標yRは、(7)式で求めることができる。
Figure 0004406824
この(7)式で、VS′/|VS′|は、カメラ103の光軸と直交する垂直方向の単位ベクトルを示している。この単位ベクトルVS′/|VS′|も、上述した単位ベクトルQV/|QV|,VS/|VS|と同様に、カメラ103の撮像位置DS′によって決まる固定値であり、カメラ103の各撮像位置DS′に対して予め計算しておくことができる。
このように、カメラ103の各撮像位置DS′に対して、単位ベクトルQV/|QV|,VS/|VS|,VS′/|VS′|を予め求めおき、データストレージ102に、カメラ103の各撮像位置DS′で撮像された得られた各1画面分の画像データに対応づけて記憶しておき、上述した(6)式、(7)式に基づいて、問い合わせ点Rのx座標xR、y座標yRを求める際に使用することで、その計算の高速化を図ることができる。
これにより、表示部101aの対象画素表示部Qに対応した所定の画素データが得られるカメラ103の撮像部の画素位置の特定を容易かつ素早く行うことができ、表示部101aの各画素表示部に画素を表示するための、視点位置Pに対応した画素データを短時間で得ることができ、視点位置Pの移動に対応した画像を表示部101aに滑らかに表示できる。
図14は、半球型のスクリーン251に設けられた複数の表示部、例えば2個の表示部101a1,101a2に、画像発生部252で発生された画像を、魚眼レンズ253を介して投射する画像表示装置100Aを示している。
この画像表示装置100Aでは、表示部101a1にはユーザ106-1の視点位置に対応した画像が表示され、表示部101a2にはユーザ106-2の視点位置に対応した画像が表示される。
この場合も、表示部101a1,101a2は、それぞれ複数個の画素表示部が配置されてているものと考えることができる。そして、複数個の画素表示部に対応した画素データを、上述したように当該複数個の画素表示部を順次対象画素表示部Qとし、上述した(6)式、(7)式を用いて問い合わせ点Rのx座標xR、y座標yRを計算する等して取得できる。
なおこの場合、表示部101a1,101a2を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域にそれぞれ対応した撮像面上の位置に配置されたカメラで被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用いて、複数個の画素表示部に対応した画素データが得られる。
図15A,Bは、その複数画面分の画像データを得る場合における、被写体位置移動部202およびカメラ位置移動部203(図3参照)の構成例を示している。図15Aは平面図であり、図15Bは側面図である。
被写体OB(図15A,Bには図示せず)が載置されるテーブル241は、モータ242により回転可能とされる。また、カメラ103は、L字状のアーム243の一端に固定されており、その他端がモータ244の回転軸に固定されている。モータ244によりアーム243をθ=0〜90゜の範囲で持ち上げることができる。テーブル241の回転角度、アーム243の角度θを同時に制御することで、任意の緯度および経度から中心にカメラ103を向けて撮像を行うことができる。
なお、図14に示す画像表示装置100Aでは、画像発生部252で発生される画像を魚眼レンズ253を介してスクリーン251の表示部101a1,101a2に背面から投射している。そのため、表示部101a1,101a2の各画素表示部に、それに対応した画素データによる画素が表示されるように、画像発生部252で投射すべき画像を発生させる必要がある。
例えば、等距離射影(fθ)と呼ばれる魚眼レンズを用いる場合、スクリーン251の半球面の座標を、半球を北半球になぞらえて、緯度(北緯)φおよび経度θで表現した場合、表示部101a1,101a2の(φ,θ)の対象画素表示部に画素を表示するには、この対象画素表示部に対応した画素データによる画素を、画像発生部252で投射すべき画像の(kφcosθ,kφsinθ)の位置に表示させればよい。ただし、kは定数であり、以下においても同様である。
また例えば、立体射影(2f tan(θ/2))と呼ばれる魚眼レンズを用いる場合、スクリーン251の半球面の座標を、半球を北半球になぞらえて、緯度(北緯)φおよび経度θで表現した場合、表示部101a1,101a2の(φ,θ)の対象画素表示部に画素を表示するには、この対象画素表示部に対応した画素データによる画素を、画像発生部252で投射すべき画像の(2k tan(φ/2)cosθ,2k tan(φ/2)sinθ)の位置に表示させればよい。
また例えば、等立体角射影(2f sin(θ/2))と呼ばれる魚眼レンズを用いる場合、スクリーン251の半球面の座標を、半球を北半球になぞらえて、緯度(北緯)φおよび経度θで表現した場合、表示部101a1,101a2の(φ,θ)の対象画素表示部に画素を表示するには、この対象画素表示部に対応した画素データによる画素を、画像発生部252で投射すべき画像の(2k sin(φ/2)cosθ,2k sin(φ/2)sinθ)の位置に表示させればよい。
また、上述の図1に示す画像表示装置100においては、位置センサ107を用いてユーザ106の視点位置を取得し、ディスプレイ101の表示部101aに、その取得された視点位置に対応した画像を表示するものである。このようにユーザ106の視点位置を取得する代わりに、任意の視点位置を設定可能とし、ディスプレイ101の表示部101aに、その設定された視点位置に対応した画像を表示することもできる。この場合、視点位置を移動することで、ユーザ106は、実際に視点位置を移動しなくても、移動したと同様の画像を見ることができる。例えば、表示部101aの表面が凸な球面である場合、視点位置に球の中心を中心とした回転運動のオフセットを付ければ、ユーザ106は静止しているのに、被写体OBが回転しているように表示できる。
また、上述せずも、この発明は、レンチキュラーレンズなどによる裸眼立体視ディスプレイや、液晶シャッター眼鏡などを用いた、従来周知の三次元表示システムにおいて、左眼画像および右眼画像を発生させる場合にも、同様に適用できる。この場合、左眼画像を表示する場合には、左眼の位置を視点位置として、左眼画像を表示する第1の表示部の各画素表示部に対応した画素データを得ると共に、右眼画像を表示する場合には、右眼の位置を視点位置として、右眼画像を表示する第2の表示部の各画素位置に対応した画素データを得るようにすればよい。この場合、ユーザは、第1の表示部に表示される左眼画像を左眼で観察し、第2の表示部に表示される右眼画像を右眼で観察することで、視点位置に対応した立体画像を認識できる。
この発明は、表面が所定の形状とされた表示部に任意の視点位置に対応した実写の画像を良好に表示できるものであり、例えば観察者(ユーザ)の頭部位置に応じて正しい運動視差を与える画像を提示する画像表示装置などに適用できる。
実施の形態としての画像表示装置の構成を示すブロック図である。 被写体、カメラ、表示部、視点位置などの位置関係を示す図である。 画像データ生成装置の構成を示すブロック図である。 撮像位置の変化を説明するための図である。 画像データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 コンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理装置としてのコンピュータの機能構成を示すブロック図である。 表示部の各画素表示部に対応した画素データの取得処理を説明するための図である。 問い合わせ点(平面ディスプレイ)の座標の求め方を説明するための図である。 視点位置に対応した画像データの再構成を説明するための図である。 表示部の各画素位置に対応した画素データを取得する際の画像処理の手順を示すフローチャートである。 ディスプレイの表示部の表面形状の他の例を示す図である。 問い合わせ点(球面ディスプレイ)の座標の求め方を説明するための図である。 他の実施の形態としての画像表示装置の構成を示す図である。 半球型のスクリーンの一部が表示部となる場合において、複数画面分の画像データを得るためにカメラの撮像位置を変化させる、被写体位置、カメラ位置の移動部の一例を示す概略構成図である。 従来の画像の表示方法を説明するための図である。
符号の説明
100,100A・・・画像表示装置、101・・・ディスプレイ、101a,101a1,101a2・・・表示部、101a′・・・撮像面、102・・・データストレージ、103・・・カメラ、106・・・ユーザ(観察者)、107・・・位置センサ、107a・・・レシーバ、107b・・・トランスミッタ、108・・・コンピュータ、200・・・画像データ生成装置、201・・・コントローラ、202・・・被写体位置移動部、203・・・カメラ位置移動部、204・・・情報付加部、231・・・表示用画像データ生成部、232・・・センサ制御部、251・・・スクリーン、252・・・画像発生部、253・・・魚眼レンズ

Claims (11)

  1. 表面が所定形状とされた表示部を有し、該表示部に複数個の画素表示部が配置されている画像表示手段と、
    上記画像表示手段の表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸が該撮像面に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データが記憶された画像データ記憶手段と、
    上記画像表示手段の表示部に対する観察者の視点位置を取得する位置取得手段と、
    上記画像表示手段の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、該対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、該対象画素表示部を含む上記分割領域に対応した上記撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られ、上記画像データ記憶手段に記憶されている1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、上記位置取得手段で取得された観察者の視点位置と該対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った上記被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る画像処理手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記画像表示手段は、上記表示部を複数個有し、
    上記位置取得手段は、上記複数個の表示部に対する観察者の視点位置をそれぞれ取得し、
    上記画像処理手段は、上記複数個の表示部に係る画素データを、それぞれ上記位置取得手段で取得された該複数個の表示部に対する観察者の視点位置に基づいて得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 上記画像表示手段の表示部の表面は平面である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 上記画像表示手段の表示部の表面は、少なくとも凸面または凹面を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 上記画像データ記憶手段には、上記各1画面分の画像データにそれぞれ対応付けて、上記撮像装置の光軸方向の単位ベクトルと、該光軸方向に直交する上記撮像装置の水平方向および垂直方向の単位ベクトルとが記憶されており、
    上記画像処理手段は、上記所定の画素データを得る際に、上記画像データ記憶手段に記憶されている上記単位ベクトルを用いて、該所定の画素データが得られる上記撮像装置の撮像部における画素位置を特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 上記画像表示手段は、
    上記表示部を有する半球状のスクリーンと、
    上記スクリーンの表示部に魚眼レンズを介して画像を投射する投射部と、
    上記投射部で投射される画像を、上記画像処理手段で得られた上記表示部に配置されている各画素表示部に対応した画素データに基づいて発生する画像発生部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 上記画像表示手段は、左眼画像を表示する第1の表示部および右眼画像を表示する第2の表示部を有し、
    上記位置取得手段は、上記画像表示手段の第1の表示部に対する観察者の左眼の視点位置を取得すると共に、上記画像表示手段の第2の表示部に対する観察者の右眼の視点位置を取得し、
    上記画像処理手段は、上記第1の表示部に係る画素データを上記位置取得手段で取得された上記左眼の視点位置に基づいて得ると共に、上記第2の表示部に係る画素データを上記位置取得手段で取得された上記右眼の視点位置に基づいて得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 表面が所定形状とされた表示部を有し、該表示部に複数個の画素表示部が配置されている画像表示手段と、
    上記画像表示手段の表示部を1個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸が該撮像面に直交した状態で配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データが記憶された画像データ記憶手段と、
    上記画像表示手段の表示部に対する視点位置を設定する位置設定手段と、
    上記画像表示手段の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、該対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、該対象画素表示部を含む上記分割領域に対応した位置に配置された撮像装置で撮像されて得られ、上記画像データ記憶手段に記憶されている1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、上記位置設定手段で設定された視点位置と該対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った上記被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る画像処理手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 上記画像表示手段は、上記表示部を複数個有し、
    上記位置設定手段は、上記複数個の表示部に対する視点位置をそれぞれ設定し、
    上記画像処理手段は、上記複数個の表示部に係る画素データを、それぞれ上記位置設定手段で取得された該複数個の表示部に対する視点位置に基づいて得る
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
  10. 表面が所定形状とされた表示部を有し、該表示部に複数個の画素表示部が配置されてなる画像表示素子の、該複数個の画素表示部に画素を表示するための画素データを取得する方法であって、
    上記画像表示素子の表示部を一個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸が該撮像面に直交するように配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用意し、
    上記画像表示素子の表示部に対する視点位置を決定する工程と、
    上記画像表示素子の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、該対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、該対象画素表示部を含む上記分割領域に対応した上記撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、上記決定された視点位置と該対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った上記被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る工程と
    を備えることを特徴とする画素データ取得方法。
  11. 表面が所定形状とされた表示部を有し、該表示部に複数個の画素表示部が配置されてなる画像表示素子の、該複数個の画素表示部に画素を表示するための画素データを取得するために、
    上記画像表示素子の表示部を一個または複数個の画素表示部を含むように分割して得られる各分割領域に対応した撮像面上の位置に、それぞれ焦点が存在し、かつ光軸が該撮像面に直交するように配置された撮像装置で被写体を撮像して得られた複数画面分の画像データを用意し、
    上記画像表示素子の表示部に対する視点位置を決定する工程と、
    上記画像表示素子の表示部に配置されている各画素表示部を順次対象画素表示部とし、該対象画素表示部に画素を表示するための画素データとして、該対象画素表示部を含む上記分割領域に対応した上記撮像面上の位置に配置された撮像装置で撮像されて得られた1画面分の画像データを構成する複数の画素データから、上記決定された視点位置と該対象画素表示部とを結ぶ直線に沿った上記被写体からの光線に対応した所定の画素データを得る工程と
    を備える画素データ取得方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2003297635A 2003-08-21 2003-08-21 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム Expired - Fee Related JP4406824B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003297635A JP4406824B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム
US10/921,571 US7369142B2 (en) 2003-08-21 2004-08-19 Image-displaying apparatus and method for obtaining pixel data therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003297635A JP4406824B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005070963A JP2005070963A (ja) 2005-03-17
JP2005070963A5 JP2005070963A5 (ja) 2006-09-21
JP4406824B2 true JP4406824B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=34403429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003297635A Expired - Fee Related JP4406824B2 (ja) 2003-08-21 2003-08-21 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7369142B2 (ja)
JP (1) JP4406824B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3744002B2 (ja) * 2002-10-04 2006-02-08 ソニー株式会社 表示装置、撮像装置、および撮像/表示システム
EP1607716A3 (en) * 2004-06-18 2012-06-20 Topcon Corporation Model forming apparatus and method, and photographing apparatus and method
US7643672B2 (en) * 2004-10-21 2010-01-05 Kazunari Era Image processing apparatus, image pickup device and program therefor
US7868847B2 (en) * 2005-05-24 2011-01-11 Mark W Miles Immersive environments with multiple points of view
KR101249988B1 (ko) * 2006-01-27 2013-04-01 삼성전자주식회사 사용자의 위치에 따른 영상을 디스플레이하는 장치 및 방법
JP4810295B2 (ja) * 2006-05-02 2011-11-09 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、画像処理装置、プログラム、記憶媒体
JP5121367B2 (ja) * 2007-09-25 2013-01-16 株式会社東芝 映像を出力する装置、方法およびシステム
JP4675995B2 (ja) * 2008-08-28 2011-04-27 株式会社東芝 表示処理装置、プログラムおよび表示処理方法
JP5388631B2 (ja) * 2009-03-03 2014-01-15 株式会社東芝 コンテンツ提示装置、及び方法
JP4852119B2 (ja) * 2009-03-25 2012-01-11 株式会社東芝 データ表示装置、データ表示方法、データ表示プログラム
JP5025772B2 (ja) * 2010-08-30 2012-09-12 株式会社東芝 立体視用眼鏡及び立体視映像表示システム
JP2012123252A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Nikon Corp 画像表示装置
JP5242762B2 (ja) 2011-11-30 2013-07-24 株式会社東芝 画像再生装置、画像再生方法及びデータ構造
US20130202190A1 (en) * 2012-02-02 2013-08-08 Sheng-Chun Niu Image processing apparatus and image processing method
FR3015743A1 (fr) * 2013-12-23 2015-06-26 Orange Procede de traitement d'une sequence d'images holographiques, dispositifs, signaux, dispositifs et programme d'ordinateur associes
US9736440B2 (en) * 2015-05-26 2017-08-15 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Holographic projection device capable of forming a holographic image without misalignment
US10043237B2 (en) * 2015-08-12 2018-08-07 Gopro, Inc. Equatorial stitching of hemispherical images in a spherical image capture system
JP2019088769A (ja) * 2018-09-14 2019-06-13 義弘 岸上 X線画像撮影装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992009904A1 (en) * 1990-11-29 1992-06-11 Vpl Research, Inc. Absolute position tracker
US5644324A (en) * 1993-03-03 1997-07-01 Maguire, Jr.; Francis J. Apparatus and method for presenting successive images
JPH086708A (ja) * 1994-04-22 1996-01-12 Canon Inc 表示装置
US6028672A (en) * 1996-09-30 2000-02-22 Zheng J. Geng High speed three dimensional imaging method
GB2363273A (en) * 2000-06-09 2001-12-12 Secr Defence Computation time reduction for three dimensional displays

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005070963A (ja) 2005-03-17
US7369142B2 (en) 2008-05-06
US20050078053A1 (en) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4406824B2 (ja) 画像表示装置、画素データ取得方法、およびその方法を実行させるためのプログラム
CA2888943C (en) Augmented reality system and method for positioning and mapping
KR102458339B1 (ko) 360도 3d 입체 영상을 생성하는 전자 장치 및 이의 방법
US6570566B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program providing medium
JP6353214B2 (ja) 画像生成装置および画像生成方法
US6760020B1 (en) Image processing apparatus for displaying three-dimensional image
JP6764995B2 (ja) パノラマ画像圧縮方法および装置
CN111164971B (zh) 用于3d内容的视差观察器系统
KR101433803B1 (ko) 집적영상기술에서 기초 영상을 생성하는 방법 및 장치
KR20150067197A (ko) 비디오 시각 변경 방법 및 장치
US11812009B2 (en) Generating virtual reality content via light fields
GB2565140A (en) Virtual reality video processing
WO2017086244A1 (ja) 画像処理装置、情報処理装置、および画像処理方法
JP2021034885A (ja) 画像生成装置、画像表示装置および画像処理方法
JP2004193962A (ja) 画像通信装置、および画像通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
CN113286138A (zh) 一种全景视频显示方法及显示设备
JP2017158153A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2022506061A (ja) ローリングシャッター画像/ビデオのsfm/slamに対するアプリケーションで畳み込みニューラルネットワークを用いる画像/ビデオにおけるローリングシャッター補正
EP3665656A1 (en) Three-dimensional video processing
JP2000067227A (ja) 画像表示装置、方法および記憶媒体
US20230005213A1 (en) Imaging apparatus, imaging method, and program
JP7006912B2 (ja) 画像処理装置、画像表示装置及び画像処理プログラム
Kang Wei et al. Three-dimensional scene navigation through anaglyphic panorama visualization
KR101315398B1 (ko) 3차원 증강 현실 표시 장치 및 방법
JP5200141B2 (ja) 映像提示システム、映像提示方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060808

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091015

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091028

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4406824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees