JP6248447B2 - 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents

携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6248447B2
JP6248447B2 JP2013152929A JP2013152929A JP6248447B2 JP 6248447 B2 JP6248447 B2 JP 6248447B2 JP 2013152929 A JP2013152929 A JP 2013152929A JP 2013152929 A JP2013152929 A JP 2013152929A JP 6248447 B2 JP6248447 B2 JP 6248447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling direction
user
information
display
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013152929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015022712A (ja
JP2015022712A5 (ja
Inventor
東山 浩
浩 東山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2013152929A priority Critical patent/JP6248447B2/ja
Publication of JP2015022712A publication Critical patent/JP2015022712A/ja
Publication of JP2015022712A5 publication Critical patent/JP2015022712A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6248447B2 publication Critical patent/JP6248447B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、携帯機器、その制御方法及びその制御プログラムに関する。
従来、ユーザの腕にはめて使用する各種センサ機能やランニング情報の処理機能を備えた腕時計型の携帯機器において、静止している状態で画面の表示情報を見るときには、腕の向きや角度を適当に変えて、ユーザの視線に表示情報の向きが合うようにしている。
表示の向きを見易く調整する技術であって、文字盤の面が平面に対して傾いたり回転したりしても、文字盤上の特定文字の位置が常に一定な位置で静止できる時計装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、装置本体を斜めに傾けても、表示画像が水平になるようにその画像を回転して変位させて表示させる画像再生装置が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2011−017698号公報 特開2006−129101号公報
前記従来の時計装置や画像再生装置では、その装置における表示の面が水平から傾いたとしても、表示の内容が常に水平になるように調整するものである。
一方、前述した通り、腕時計型の携帯機器では、静止している状態等、ユーザの身体の動きが少ない状態では、腕の向きや角度を適当に変えて、ユーザの視線に表示情報の向きが合うようにできるものの、ランニング等で走っている状態では、腕の向きや角度を表示情報の向きが合うように適当に変えるのは困難である。
つまり、ユーザが走っている状態で腕に装着している情報端末装置の画面を見るには、定常的な腕振り動作から当該端末装置を装着している腕を振り上げたところで一時的に止めて見ることになるが、そのときの画面の向きはユーザの視線よりも進行方向よりに開いてしまうため、表示情報も斜めとなり見辛くなる。
そこで、装置本体に対して表示画面を予め斜めに角度を付けて設けているランニング用の腕時計も実用されているが、走っているとき以外は逆に見辛くなる問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、ユーザが走っているときにも、見
易く表示情報を表示させることが可能になる携帯機器、その制御方法およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯機器は、情報を表示する表示部と、前記表示部に対するユーザの目の状態を検出する視線検出手段と、前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態に応じて、前記情報の表示位置を回転して前記表示部に表示させる回転表示制御手段と、ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段と、を備え、前記回転表示制御手段は、前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態と前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向とに応じて、前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる、ことを特徴としている。
本発明に係る携帯機器は、情報を表示する表示部と、ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段と、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御手段と、を備え、前記変位表示制御手段は、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて前記表示部に表示させる回転表示制御手段を有し、前記回転表示制御手段は、前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御手段と、前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御手段とを有する、ことを特徴としている。
本発明によれば、ユーザが走っているときにも、見易く表示情報を表示させることが可能になる。
本発明のリスト端末表示装置の実施形態に係る腕時計型携帯端末10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記腕時計型携帯端末10の外観構成を示す正面図。 前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理を示すフローチャート。 前記腕時計型携帯端末10の視線方向設定処理を示すフローチャート。 前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理に応じた左腕AL装着時の表示動作を示す図。 前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理に応じた右腕AR装着時の表示動作を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の携帯機器の実施形態に係る腕時計型携帯端末10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図2は、前記腕時計型携帯端末10の外観構成を示す正面図である。
この腕時計型携帯端末10は、ユーザの左右何れかの腕AにバンドBにより装着されて使用されるもので、この携帯端末10はコンピュータであるCPU11を備えている。
このCPU11は、メモリ12に予め記憶された端末制御プログラム、あるいは通信ネットワーク(インターネット等)N上のWebサーバ20から通信部13を介して前記メモリ12に読み込まれた端末制御プログラム、あるいは前記通信ネットワークNに接続可能な多機能携帯電話30との近距離無線通信Wにより通信部13を介して前記メモリ12に読み込まれた端末制御プログラムに従い回路各部の動作を制御する。
前記CPU11には、前記メモリ12、通信部13が接続される他、各種操作ボタンを有する操作部14、静電式タッチパネルを有するカラー液晶画面の表示部15、3次元加速度センサ16、画像撮像部17が接続される。
前記メモリ12に記憶される端末制御プログラムとしては、前記通信部13を介して外部の有線/無線回線や各種通信機器との通信処理を行う通信処理プログラム、計時処理、タイマ処理、歩数・移動距離等の計測処理、および撮像された顔画像に基づき視線検出処理等を行なう各種アプリケーションプログラム12b、ユーザの動きに合わせて表示の制御を行うための表示制御処理プログラム12aが記憶される。
また、前記メモリ12には、携帯端末10の本体上下方向Yに対し前記加速度センサ16により検出されるユーザの進行方向Fがなす角度(進行角度)α(図5、図6参照)のデータ12c、当該進行方向Fに対しユーザ設定または前記視線検出に基づき決定されるユーザの視線方向yがなす角度(視線角度)β(図5、図6参照)のデータ12dが記憶される。
このように構成された腕時計型携帯端末10は、プロセッサ(CPU)11が前記端末制御プログラム12a,12bに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べる表示制御機能を実現する。
次に、前記構成の腕時計型携帯端末10の表示制御動作について説明する。
図3は、前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理を示すフローチャートである。
図4は、前記腕時計型携帯端末10の視線方向設定処理を示すフローチャートである。
図5、前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理に応じた左腕AL装着時の表示動作を示す図である。
図6は、前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理に応じた右腕AR装着時の表示動作を示す図である。
前記腕時計型携帯端末10の表示制御処理が起動されると、3次元加速度センサ16により検出される端末本体に加わる加速度の方向に基づき、ユーザUのランニング等の走行に伴う進行方向Fが検出され、本体上下方向Yに対する当該進行方向Fのなす角度(進行角度)αが検出される(ステップS1)。このユーザUの進行角度αのデータ12cは、メモリ12に記憶される。
また、前記加速度センサ16により検出される加速度に基づき、ユーザUが停止している状態か否か判断される(ステップS2)。
なお、前記ステップS1において、ユーザUの進行方向Fが検出されその進行角度αが検出された場合には、前記ステップS2において停止状態ではないと判断される(ステップS2(No))。
ここで、ユーザUが停止状態ではないと判断された場合には(ステップS2(No))、前記加速度センサ16によって端末本体が上向きに移動されたことが検知されたか否か、または画像撮影部17によってユーザUの顔画像が撮像されたか否かにより、ユーザUが端末装着中の腕Aを上げて当該端末10を視認する動作が検知されたか否かが判断される(ステップS3)。
そして、前記ステップS3において、ユーザUが端末10を視認する動作が検知されないと判断された場合(ステップS3(No))、または前記ステップS2において、ユーザUが停止状態であると判断された場合には(ステップS2(Yes))、表示部15の表示情報Pを画面の傾きに応じて例えば90度単位で回転して変位させて表示させる通常の表示方向制御が実行される(ステップS4)。例えば端末10がその画面を見て左の方向に傾けられた場合には、表示情報Pは右90度回転されて表示され、逆に同端末10がその画面を見て右の方向に傾けられた場合には、表示情報Pは左90度回転されて表示され、更に同端末10が上下逆に傾けられた場合には、表示情報Pは180度回転されて表示される。
一方、ユーザUが端末装着中の腕Aを上げて当該端末10を視認する動作が検知されたと判断された場合には(ステップS3(Yes))、前記ユーザUの進行方向Fに対する視線方向yのなす角度(視線角度)βのデータ12dがメモリ12内に登録されているか否か判断される(ステップS5)。
ここで、前記メモリ12内に前記ユーザUの進行方向Fに対する視線方向yのなす角度(視線角度)β(12d)が登録されていないと判断された場合には(ステップS5(No))、当該視線角度βとして予め設定された初期値(例えばβ=20度)が表示制御の使用対象に設定される(ステップS6)。
また、前記メモリ12内に前記ユーザUの進行方向Fに対する視線方向yのなす角度(視線角度)β(12d)が登録されていると判断された場合には(ステップS5(Yes))、当該登録された視線角度βが表示制御の使用対象に設定される(ステップS7)。
そして、前記端末本体の上下方向Yに対する前記ユーザUの進行方向F(進行角度α)が、左方向にずれているか否かが判断される(ステップS8)。
ここで、図5に示すように、前記端末本体の上下方向Yに対する前記ユーザUの進行方向F(進行角度α)が、左方向ではなく右方向にずれていると判断された場合には(ステップS8(No))、携帯端末10が左腕ALに装着されている状態であると判定される。そして、表示部15の画面に対して表示させる表示情報Pを、同図5における実線Xから点線xに示すように、前記進行角度αと視線角度βとの差分の角度(β−α)[絶対値]だけ右方向に回転して変位させて表示させる(ステップS9a)。
これにより、ユーザUがランニング等で走っている状態であって、左腕ALに装着した携帯端末10を当該左腕ALの振り上げに伴い見るときでも、ユーザに見易く表示情報を表示させることが可能になる。
また、図6に示すように、前記端末本体の上下方向Yに対する前記ユーザUの進行方向F(進行角度α)が、左方向にずれていると判断された場合には(ステップS8(Yes))、携帯端末10が右腕ARに装着されている状態であると判定される。そして、表示部15の画面に対して表示させる表示情報Pを、同図6における実線Xから点線xに示すように、前記進行角度αと視線角度βとの差分の角度(β−α)[絶対値]だけ左方向に回転して変位させて表示させる(ステップS9b)。
これにより、ユーザUがランニング等で走っている状態であって、右腕ARに装着した携帯端末10を当該右腕ARの振り上げに伴い見るときでも、ユーザに見易く表示情報を表示させることが可能になる。
なおここで、前記メモリ12内に前記ユーザUの進行方向Fに対する視線方向yのなす角度(視線角度)βのデータ12dを登録する処理(視線方向設定処理:図4参照)について説明する。
この視線方向設定処理が起動されると、端末本体10に画像撮像部(カメラ)17が備えられているか否かが判断される(ステップT1)。
端末本体10に画像撮像部(カメラ)17が備えられていると判断された場合は(ステップT1(Yes))、ユーザUが腕AL(又はAR)に装着した端末本体10を走行時の姿勢で見ている状態が、当該画像撮影部17によってユーザUの顔画像が撮像されたことにより検知され、この顔画像に基づきユーザUが表示部15の画面を見る方向が視線検出処理プログラムに従い検出される(ステップT2c)。
ここで、ユーザUが表示部15の画面を見る方向が検出されると、当該検出された方向に合わせて表示部15の画面に対する表示情報Pが回転されて表示される(ステップT3)。
そして、前記ユーザUの進行方向Fに対し前記視線検出された視線方向yのなす角度(視線角度)βのデータ12dがメモリ12に登録される(ステップT4)。
一方、端末本体10に画像撮像部(カメラ)17が備えられていないと判断された場合は(ステップT1(No))、操作部14のボタン操作に応じた表示情報Pの回転処理、または表示部15の画面に対するタッチ操作に応じた表示情報Pの回転処理により、当該表示情報Pを、ユーザUがその走行時に見やすい方向にマニュアルにより設定する(ステップT2m)。
すると、前記マニュアル設定された方向に合わせて表示部15の画面に対する表示情報Pが回転されて表示される(ステップT3)。
そして、前記ユーザUの進行方向Fに対し前記マニュアル設定された見やすい方向のなす角度(視線角度)βのデータ12dがメモリ12に登録される(ステップT4)。
したがって、前記構成の腕時計型携帯端末10の表示制御機能によれば、ユーザUがランニング等で走行している状態で、腕Aに装着している携帯端末10の表示画面を見ると、3次元加速度センサ16により端末上下方向Yに対するユーザUの進行方向F(進行角度α)が検出されると共に、腕Aの振り上げに伴いユーザUが前記表示画面(15)を視認したことが同3次元加速度センサ16または画像撮像部17によるユーザ顔画像の撮像に基づき検出される。すると、前記端末上下方向Yに対するユーザUの進行角度αと、前記進行方向Fに対して予め設定されたユーザUの視線角度βとの差分(β−α)に合わせて、表示画面(15)の表示情報Pをその上下方向が合うように回転させて表示させる。
このため、ユーザUがジョギング等で走行していても、腕Aに装着した携帯端末10の表示画面(15)を見る際に、その表示情報Pを適切に回転して変位させて見易く表示できる。
また、前記構成の腕時計型携帯端末10の表示制御機能によれば、携帯端末10の上下方向Yに対するユーザUの進行方向Fが右方向にずれている場合には、前記表示画面(15)の表示情報Pを前記進行角度αと前記視線角度βとの差分(β−α)に合わせて右方向に回転して変位させて表示させ、また、前記進行方向Fが左方向にずれている場合には、前記表示情報Pを前記差分(β−α)に合わせて左方向に回転して変位して表示させる。
このため、本携帯端末10をユーザUの左腕ALまたは右腕ARの何れに装着していても、その表示情報Pを適切に回転して変位させて見易く表示できる。
また、前記構成の腕時計型携帯端末10の表示制御機能によれば、前記3次元加速度センサ16により検出される加速度に基づきユーザUが走行状態にないと判断された場合には、表示画面(15)の傾きに応じてその表示情報Pを例えば90度単位で逆方向に回転させてして変位して表示させる。
このため、ユーザUが静止しているときに、例えば腕Aから外した本携帯端末10をどのような向きにしても、その表示情報Pを適切に回転して変位させて見易く表示できる。
また、前記構成の腕時計型携帯端末10の表示制御機能によれば、前記ユーザ進行方向Fに対する予め設定されたユーザUの視線角度βは、操作ボタン14または表示画面(15)のタッチ操作により表示情報Pを実際に回転表示させてユーザ任意に設定した角度か、あるいはユーザUの走行姿勢での表示画面(15)の視認に伴い画像撮像部17により撮像された顔画像から視線検出して設定した角度に基づき登録される。
このため、ユーザUがジョギング等での走行時に携帯端末10の表示画面(15)を見る際に、その表示情報Pをユーザが見易いより適切な角度に回転して変位させて表示できる。
なお、前記実施形態においては、表示情報Pのほぼ中央を所定角度だけ回転するようにしたが、表示情報Pを表示範囲内で、表示情報P外の点を中心に移動しつつ回転して位置を変位させるようにしても良い。
なお、前記実施形態において記載したリスト端末表示装置(腕時計型携帯端末10)による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示す表示制御処理、図4のフローチャートに示す視線方向設定処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体(図示せず)に格納して配布することができる。そして、3次元加速度センサ(16)および表示部(15)を備えた腕時計型電子機器のコンピュータは、この外部記録媒体に記録されたプログラムを記憶装置(12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明したユーザ走行状態での表示情報回転表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワーク上を伝送させることができ、このプログラムデータを、3次元加速度センサ(16)および表示部(15)を備えた腕時計型電子機器のコンピュータに通信によって取り込むことで、前述したユーザ走行状態での表示情報回転表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
情報を表示する表示部と、
ユーザの身体に装着された状態で、当該ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段と、
前記表示部に対するユーザの視認動作を検出する視認動作検出手段と、
この視認動作検出手段によりユーザの視認動作が検出された場合に、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする携帯機器。
[2]
前記変位表示制御手段は、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて表示させる回転表示制御手段を有する、
ことを特徴とする[1]に記載の携帯機器。
[3]
前記回転表示制御手段は、
前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御手段と、
前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御手段とを有する、
ことを特徴とする[2]に記載の携帯機器。
[4]
前記進行方向検出手段は、ユーザの腕に装着された状態で、当該ユーザの走行動作を検出する走行動作検出手段を有し、この走行動作検出手段によりユーザの走行動作が検出された状態で、当該ユーザの進行方向を検出する、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の携帯機器。
[5]
3次元加速度センサを備え、
前記進行方向検出手段は、前記3次元加速度センサにより検出される3次元の加速度に基づいてユーザの進行方向を検出する、
ことを特徴とする[1]ないし[4]の何れかに記載の携帯機器。
[6]
前記視認動作検出手段は、前記3次元加速度センサにより検出される3次元の加速度に基づいて前記表示部に対するユーザの視認動作を検出する、
ことを特徴とする[5]に記載の携帯機器。
[7]
前記予め設定された角度は、ユーザ操作に応じて設定されている、
ことを特徴とする[2]または[3]に記載の携帯機器。
[8]
前記表示部の表示画面に対面する方向を撮像方向とする撮像部を備え、
前記予め設定された角度は、ユーザが走行時の姿勢で前記撮像部により撮像された当該ユーザの顔画像に基づき視線検出して設定した角度である、
ことを特徴とする[2]または[3]に記載の携帯機器。
[9]
情報を表示する表示部を備えた携帯機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記携帯機器がユーザの身体に装着された状態で、当該ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段、
前記表示部に対するユーザの視認動作を検出する視認動作検出手段、
この視認動作検出手段によりユーザの視認動作が検出された場合に、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …腕時計型携帯端末
11 …CPU
12 …メモリ
12a…表示制御プログラム
12b…各種アプリケーションプログラム
12c…本体上下方向Yに対するユーザ進行方向F(進行角度α)のデータ
12d…ユーザ進行方向Fに対するユーザ視線方向y(視線角度β)のデータ
13 …通信部
14 …操作ボタン
15 …表示部(タッチパネル式)
16 …加速度センサ
17 …画像撮像部(カメラ)
20 …Webサーバ
30 …多機能携帯電話
AL …左腕
AR …右腕
P …表示情報

Claims (15)

  1. 情報を表示する表示部と、
    前記表示部に対するユーザの目の状態を検出する視線検出手段と、
    前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態に応じて、前記情報の表示位置を回転して前記表示部に表示させる回転表示制御手段と、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段と、
    を備え
    前記回転表示制御手段は、前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態と前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向とに応じて、前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯機器。
  2. 前記視線検出手段は、前記表示部の表示画面に対面する方向を撮像方向とする撮像部により撮像されたユーザの顔画像に基づいて前記ユーザの目の状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記表示部に対するユーザの視認動作を検出する視認動作検出手段を有し、
    前記回転表示制御手段は、前記視認動作検出手段によりユーザの視認動作が検出された場合に、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機器。
  4. 前記回転表示制御手段は、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の携帯機器。
  5. 前記回転表示制御手段は、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御手段と、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項ないし請求項の何れか一項に記載の携帯機器。
  6. 前記進行方向検出手段は、前記ユーザの走行動作を検出する走行動作検出手段を有し、この走行動作検出手段によりユーザの走行動作が検出された状態で、当該ユーザの進行方向を検出する、
    ことを特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載の携帯機器。
  7. 3次元加速度センサを備え、
    前記進行方向検出手段は、前記3次元加速度センサにより検出される3次元の加速度に基づいてユーザの進行方向を検出する、
    ことを特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載の携帯機器。
  8. 3次元加速度センサを備え、
    前記視認動作検出手段は、前記3次元加速度センサにより端末本体が上向きに移動されたことが検知されたか否かに基づいて前記表示部に対するユーザの視認動作を検出する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯機器。
  9. 前記予め設定された角度は、ユーザ操作に応じて設定されている、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の携帯機器。
  10. 前記携帯機器は撮像部を備え、
    前記予め設定された角度は、ユーザが走行時の姿勢で前記撮像部により撮像された当該ユーザの顔画像に基づき視線検出して設定した角度である、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の携帯機器。
  11. 情報を表示する表示部を備えた携帯機器を制御するための制御方法であって、
    前記表示部に対する目の状態を検出する視線検出方法と、
    前記視線検出方法により検出されたユーザの目の状態に応じて、前記情報の表示位置を回転して前記表示部に表示させる回転表示制御方法と、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出方法と、
    を有し、
    前記回転表示制御方法は、前記視線検出方法により検出されたユーザの目の状態と前記進行方向検出方法により検出されたユーザの進行方向とに応じて、前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯機器の制御方法。
  12. 情報を表示する表示部を備えた携帯機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記表示部に対する目の状態を検出する視線検出手段、
    前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態に応じて、前記情報の表示位置を回転して前記表示部に表示させる回転表示制御手段、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段、
    として機能させ
    前記回転表示制御手段は、前記視線検出手段により検出されたユーザの目の状態と前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向とに応じて、前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とするコンピュータ読み込み可能なプログラム。
  13. 情報を表示する表示部と、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段と、
    前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御手段と、
    を備え、
    前記変位表示制御手段は、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて前記表示部に表示させる回転表示制御手段を有し、
    前記回転表示制御手段は、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御手段と、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御手段とを有する、
    ことを特徴とする携帯機器。
  14. 情報を表示する表示部を備えた携帯機器を制御するための制御方法であって、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出ステップと、
    前記検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御ステップと、
    を備え、
    前記変位表示制御ステップは、前記進行方向検出ステップにより検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて前記表示部に表示させる回転表示制御ステップを有し、
    前記回転表示制御ステップは、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出ステップにより検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御ステップと、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出ステップにより検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御ステップとを有する、
    ことを特徴とする携帯機器の制御方法。
  15. 情報を表示する表示部を備えた携帯機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    ユーザの進行方向を検出する進行方向検出手段、
    前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向に応じて前記情報の表示位置を変位させて前記表示部に表示させる変位表示制御手段、
    として機能させ、
    前記変位表示制御手段は、前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向から予め設定された角度に前記情報の表示位置を回転して変位させて前記表示部に表示させる回転表示制御手段を含み、
    前記回転表示制御手段は、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が右にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し右回転して表示させる右回転表示制御手段と、
    前記表示部の上下方向に対して前記進行方向検出手段により検出されたユーザの進行方向が左にある場合には、当該進行方向から予め設定された角度に前記情報の上下方向が合うように当該情報を前記表示部に対し左回転して表示させる左回転表示制御手段とを含む、
    ことを特徴とするコンピュータ読み込み可能なプログラム。
JP2013152929A 2013-07-23 2013-07-23 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム Active JP6248447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013152929A JP6248447B2 (ja) 2013-07-23 2013-07-23 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013152929A JP6248447B2 (ja) 2013-07-23 2013-07-23 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015022712A JP2015022712A (ja) 2015-02-02
JP2015022712A5 JP2015022712A5 (ja) 2016-09-01
JP6248447B2 true JP6248447B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=52487059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013152929A Active JP6248447B2 (ja) 2013-07-23 2013-07-23 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6248447B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101725483B1 (ko) * 2015-10-15 2017-04-10 연세대학교 산학협력단 웨어러블 기기에서의 사용자 시점 화면 제공 장치 및 그 방법
JP6334601B2 (ja) * 2016-05-17 2018-05-30 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラム
JP7143598B2 (ja) * 2018-03-09 2022-09-29 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4078080B2 (ja) * 2002-01-15 2008-04-23 キヤノン株式会社 情報処理装置および方法
JP4213072B2 (ja) * 2004-03-31 2009-01-21 京セラ株式会社 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP5136671B2 (ja) * 2010-05-13 2013-02-06 株式会社デンソー 地図表示装置
JP5714855B2 (ja) * 2010-09-16 2015-05-07 オリンパス株式会社 画像生成システム、プログラム及び情報記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015022712A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5869177B1 (ja) 仮想現実空間映像表示方法、及び、プログラム
JP5498573B2 (ja) ディスプレイを含む携帯電子機器、及び該機器の制御方法
JP2022000640A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6825366B2 (ja) 時計、時計表示制御方法及びプログラム
US9325961B2 (en) Computer-readable storage medium having information processing program stored therein, information processing method, information processing apparatus, and information processing system
US8477099B2 (en) Portable data processing appartatus
US9760182B2 (en) Input apparatus, device control method, recording medium, and mobile apparatus
WO2017131970A1 (en) Methods and systems for navigation within virtual reality space using head mounted display
KR20170130602A (ko) 증강 현실 및/또는 가상 현실에서의 터치 스크린 호버 검출
WO2016032892A1 (en) Navigating augmented reality content with a watch
JP2013258614A (ja) 画像生成装置および画像生成方法
WO2015170520A1 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
KR20170019081A (ko) 휴대 장치 및 휴대 장치의 화면 표시방법
WO2016036645A1 (en) Retractable display for head mounted device
US20190230290A1 (en) Information processing device, information processing method, and program
US20160227868A1 (en) Removable face shield for augmented reality device
JP2014053794A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
JP2012068991A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
US20210080255A1 (en) Survey system and survey method using eyewear device
JP6248447B2 (ja) 携帯機器、その制御方法およびその制御プログラム
US20150205365A1 (en) Apparatus, system, method for designating displayed items and for controlling operation by detecting movement
WO2017005070A1 (zh) 显示控制方法及装置
CN110275655B (zh) 歌词显示方法、装置、设备及存储介质
EP3217384B1 (en) Head mounted display and information processing method
JP5270016B1 (ja) 電子機器および表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160713

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6248447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150