JP6334601B2 - 携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラム - Google Patents

携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラムに関するものである。
近年、手首に装着して使用するウェアラブル端末として、特許文献1に記載のような、いわゆるスマートウォッチと呼ばれている腕時計型の携帯情報端末が開発されてきている。スマートウォッチは、腕時計の如く手首に装着して使用できるため、スマートフォンや携帯電話等のように手で持たなくても使用できたり、紛失したりすることもなく、その手軽さがユーザに受け入れられている。
特開2015−46921号公報
ところで、上述のスマートウォッチにはタッチパネル機能を備えたディスプレイが備えられている。ユーザはディスプレイに対してタッチ操作を行う際に、例えば左腕にスマートウォッチを装着している場合は、右手の人差し指等を使用することが一般的である。一方、右腕にスマートウォッチを装着している場合は、左手の人差し指等を使用することが一般的である。
そして、ユーザが直感的に操作しやすいように、例えば、スマートウォッチを操作する指が左右の何れであるかに応じて、タッチパネルに表示される画像の配置等が変化する。
このため、スマートウォッチを装着する腕が右腕又は左腕であるかを、スマートウォッチ毎に予め設定する必要がある。しかしながら、スマートウォッチを装着する腕を示すデータをユーザ自身が設定することは、ユーザにとって煩雑である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザ自身による設定を必要とすることなく、携帯情報端末が装着された腕を示すデータの設定を可能とする、携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラムは以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る携帯情報端末は、腕に装着する携帯情報端末であって、腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、前記装着判定手段によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定手段と、を備える。
本発明の第態様に係る装着腕判定方法は、腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段を有する携帯情報端末が装着された腕を判定する装着腕判定方法であって、前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定工程と、前記装着判定工程によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定工程と、を有する。
本発明の第態様に係るプログラムは、腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段を備える腕に装着する携帯情報端末が備えるコンピュータに、前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定処理と、前記装着判定処理によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定処理と、を実行させる。
本発明によれば、ユーザ自身による設定を必要とすることなく、携帯情報端末が装着された腕を示すデータの設定を可能とする、という効果を有する。
本発明の実施形態に係るスマートウォッチの外観図である。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチに対するxyz軸を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチにおける装着腕判定機能に関する機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチを左腕に装着し、左腕を上方向又は下方向に傾けた場合における周波数検出結果を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチを左腕に装着し、手首を動かした場合を示す図である。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチを右腕に装着し、右腕を上方向又は下方向に傾けた場合における周波数検出結果を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るスマートウォッチを右腕に装着し、手首を動かした場合を示す図である。 本発明の実施形態に係る装着腕判定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る装着向き判定処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る携帯情報端末、装着腕判定方法、装着向き判定方法、及びプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態における携帯情報端末に関し、例えば手首に装着するスマートウォッチ1を例として説明する。
図1は、人の手へのスマートウォッチ1の装着例を示した概略図である。なお図1では、スマートウォッチ1の装着位置は手首であるが、手首に限定されず、より肘に近い位置であってもよい。また、スマートウォッチ1の形状は正方形状に限定されず、円形等の他の形態であってもよい。
図1の例では、スマートウォッチ1は、右腕の外側(手の甲側)に装着されているが、これに限らず、右腕の内側(手の平側)、左腕の外側(手の甲側)、又は左腕の内側(手の平側)に装着されてもよい。
スマートウォッチ1の上面には各種情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示部2が備えられる、表示部2は、液晶ディスプレイに重畳するように、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチパネルが備えられる。さらに、スマートウォッチ1は、スマートフォン等が備える機能を有していてもよく、また、スマートフォン等が備える機能を全て有していなくとも、スマートフォンと連携させて、スマートフォンの操作支援を行うような機能を備えるものであってもよい。
さらに、スマートウォッチ1の側面には、ユーザによる操作を受け付ける操作ボタン3が備えられている。操作ボタン3は、例えば、長押しされることでスマートウォッチ1の起動又は停止させる機能を有するが、これに限らず、短押しに応じた他の機能を有してもよい。
図2は、実施形態に係るスマートウォッチ1の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるスマートウォッチ1は、ハードウェア構成として、表示部2と共に、加速度センサ10、ジャイロセンサ11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、CPU(Central Processing Unit)14、NW I/F(Net Work Interface Unit)15、及び入出力部16を備える。
加速度センサ10は、加速度を電気信号として検出し、適切な信号処理を行うことによって、傾きや動き、振動や衝撃等の情報を得るためのセンサである。例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型の加速度センサが一般的である。MEMS型の加速度センサは、検出素子部と、信号処理回路で構成される。検出素子部の検出方式としては、静電容量検出方式、ピエゾ抵抗方式、熱検出方式があるが、本実施形態における加速度センサ10ではいずれであっても構わない。本実施形態では、x軸、y軸、z軸の3軸で加速度を検出する加速度センサ10により、腕自体の縦方向、横方向、若しくは奥行き方向動作、又は腕表面の動きを周波数として検出する。
ジャイロセンサ11は、回転角速度を検出するセンサであり、加速度センサでは検出できない物体の回転動作を電気信号として検出する。例えばMEMS技術を採用した振動式ジャイロセンサが一般的である。本実施形態では、x軸、y軸、z軸の3軸で回転角速度を検出するジャイロセンサ11によって、携帯情報端末が装着された腕、若しくは腕表面における回転動作を検出する。なお、加速度センサ10とジャイロセンサ11を組み合わせて腕自体の動きや腕表面の動きを検出するものであってもよい。
このように、加速度センサ10及びジャイロセンサ11は、腕自体の動きに応じた周波数を少なくとも検出するセンサである。そして、本実施形態では、加速度センサ10及びジャイロセンサ11を組み合わせて、6軸で腕の動きを検出する。
RAM12は、本実施形態における携帯情報端末により実行される処理プログラムのワークメモリ等として機能する。また、RAM12は、加速度センサ10やジャイロセンサ11で検出した検出結果を記憶する。
ROM13は、上記処理プログラムやこの処理プログラムに用いる各種データ等を記憶する記憶部として機能する。
CPU14は、加速度センサ10やジャイロセンサ11による周波数の検出結果を受け、各種処理プログラムを実行し、表示部2等の各機能部を制御する。なお、CPU14の代わりに、処理プログラムを組み込んだマイクロコンピュータが設けられてもよい。
NW I/F15は、外部機器との間で通信ネットワークを介して通信接続するためのインタフェースである。本実施形態に係るNW I/F15は、携帯情報端末に備えられるため無線通信とされるが、これに限らず、有線通信とされてもよい。
入出力部16は、例えば音声入力を受け付けるマイク、上述したタッチ入力を受け付けるタッチパネル及び操作ボタン3、並びに音声を出力するスピーカ等である。
図3は、本実施形態に係るスマートウォッチ1に対するxyz軸を示す模式図である。なお、下記で説明するx軸、y軸、及びz軸の定義は、一例であり、これに限られない。
図3に示されるように、x軸は、操作ボタン3が備えられている側面に対して垂直な方向とされる。y軸は、x軸と同一平面、かつx軸と直交する方向とされる。z軸は、x軸及びy軸と直交する方向であり、表示部2が備えられている面に対して垂直な方向とされる。なお、z軸は、地面に対して垂直な方向であり、x軸及びy軸は地面に対して水平方向である。すなわち、スマートウォッチ1の角度は、xy平面の角度θxy、xz平面の角度θxz、及びyz平面の角度θyzで表される。角度θxy,θxz,θyzは、加速度センサ10による検出結果から求められる。また、角度θxz,θyzをピッチ角ともいい、角度θyzをロール角ともいう。
また、スマートウォッチ1がユーザの腕に装着された通常の使用において、表示部2がユーザ自身の顔に向けられ、表示部2で表示されている画像がユーザに視認されている場合の角度領域を有効領域とする。図3において、yz平面における有効領域はθyz-eで表され、xz平面における有効領域はθxz-eで表され、xy平面における有効領域はθxy-eで表される。すなわち、スマートウォッチ1の角度が有効領域から外れている場合、表示部2はユーザに視認されていない。
有効領域θyz-e,θxz-e,θxy-eは、予め定められておりROM13に記憶されている。有効領域θyz-eは、例えば、z軸方向を0°とした場合、−90°から45°の範囲である。有効領域θxz-eは、例えば、z軸方向を0°とした場合、±45°の範囲である。有効領域θxy-eは、0°から360°である。
本実施形態に係るスマートウォッチ1は、装着されている腕が右腕又は左腕の何れであるかを自動的に判定し、その判定結果を設定する装着腕判定機能を有する。
図4は、本実施形態に係るスマートウォッチ1における装着腕判定機能に関する機能ブロック図である。なお、装着腕判定機能は、スマートウォッチ1に予めインストールされたプログラムによって実行される。
CPU14は、抽出部20、装着腕判定部21、装着向き判定部22、及び設定部23を備える。
抽出部20は、加速度センサ10又はジャイロセンサ11により検出された周波数のうち、予め定められた周波数帯域(以下「特定周波数帯域」という。)の信号強度を抽出する。
装着腕判定部21は、抽出部20によって抽出された特定周波数帯域の信号強度に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する。
装着向き判定部22は、加速度センサ10による検出結果に基づいて、腕に装着されたスマートウォッチ1が体に対して内向き又は外向きの何れであるかを判定(以下「装着向き判定」という。)する。
設定部23は、装着腕判定部21の判定結果に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕を自動的に設定する。そして、例えば、スマートウォッチ1が装着された腕に応じて、表示部2に表示される画面、すなわちユーザインタフェースが変更される。
ここで、図5から図8を参照して、スマートウォッチ1が装着されている腕の判定について詳細に説明する。
本実施形態に係る装着腕判定部21は、スマートウォッチ1が装着された腕を動かした場合に生じる、予め定められた軸方向に対する特定周波数帯域の信号強度に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する。
図5は、スマートウォッチ1を左腕に外向きで装着し、左腕を上方向又は下方向に傾けた場合における、加速度センサ10及びジャイロセンサ11による周波数検出結果を示すグラフである。図5(A)は、図6(A)に示されるように、左腕を上方向へ傾けた場合の加速度センサ10及びジャイロセンサ11によるx軸、y軸、z軸方向の検出結果の時間変化である。一方、図5(B)は、図6(B)に示されるように、左腕を下方向へ傾けた場合の加速度センサ10及びジャイロセンサ11によるx軸、y軸、z軸方向の検出結果の時間変化である。
図7は、スマートウォッチ1を右腕に外向きで装着し、右腕を上方向又は下方向に傾けた場合における、加速度センサ10及びジャイロセンサ11による周波数検出結果を示すグラフである。図7(A)は、図8(A)に示されるように、右腕を下方向へ傾けた場合の加速度センサ10及びジャイロセンサ11によるx軸、y軸、z軸方向の検出結果の時間変化である。一方、図7(B)は、図8(B)に示されるように、右腕を上方向へ傾けた場合の加速度センサ10及びジャイロセンサ11によるx軸、y軸、z軸方向の検出結果の時間変化である。
なお、図5,7において、acc−xが加速度センサ10によるx軸方向の検出結果を示し、acc−yが加速度センサ10によるy軸方向の検出結果を示し、acc−zが加速度センサ10によるz軸方向の検出結果を示す。また、図5,7において、gyro−xがジャイロセンサ11によるx軸方向の検出結果を示し、gyro−yがジャイロセンサ11によるy軸方向の検出結果を示し、gyro−zがジャイロセンサ11によるz軸方向の検出結果を示す。
図6(B)に示されるような、スマートウォッチ1を左腕に外向きで装着して左腕を下方向へ傾ける場合とは、ユーザがスマートウォッチ1の表示部2を見る場合である。すなわち、図6(A)から図6(B)又は図6(B)から図6(A)に示すような左腕の動作は、スマートウォッチ1をユーザが左腕に装着した直後に通常行う動作である。
そして、図6(A)に示されるようにスマートウォッチ1を装着した左腕を上方向へ傾けると、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果(acc−x)として、負の方向にピークが生じる(図5(A)の二点鎖線で囲まれる領域)。図6(B)に示されるように、スマートウォッチ1を装着した左腕を下方向へ傾けると、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果(acc−x)として、図6(A)のピークと同じ周波数帯域のピークがより大きくなる(図5(B)の二点鎖線で囲まれる領域)。
一方、図8(A)に示されるような、スマートウォッチ1を右腕に外向きで装着して右腕を下方向へ傾ける場合とは、ユーザがスマートウォッチ1の表示部2を見る場合である。すなわち、図8(A)から図8(B)又は図8(B)から図8(A)に示すような右腕の動作は、スマートウォッチ1をユーザが右腕に装着した直後に通常行う動作である。
そして、図8(A)に示されるように、スマートウォッチ1を装着した右腕を下方向へ傾けると、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果(acc−x)として、正の方向に大きなピークが生じる(図7(A)の二点鎖線で囲まれる領域)。図8(B)に示されるように、スマートウォッチ1を装着した右腕を上方向へ傾けると、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果(acc−x)として、図7(A)のピークと同じ周波数帯域のピークがより小さくなる(図7(B)の二点鎖線で囲まれる領域)。
すなわち、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果は、左右の腕の動きと強い相関関係を有している。さらに、左腕にスマートウォッチ1を装着した場合と右腕にスマートウォッチ1を装着した場合とでは、左右で同じ動作をしても加速度センサ10によるx軸方向の検出結果は相対的に真逆のものとなる。
このように、装着腕判定機能は、左右の腕で同じ動作をしても、加速度センサ10からの出力結果が真逆となる特定周波数帯域の信号を抽出し、この信号強度に基づいてスマートウォッチ1が装着されている腕を判定する。
より具体的には、装着腕判定機能は、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において負の方向で所定値(第1閾値)以上となった場合に、スマートウォッチ1が左腕に装着されていると判定する。なお、判定精度を高めるために、他の検出結果と組み合わせてもよい。例えば、上記第1閾値以上のピークを検出したパターン(図5(B))の前後の所定時間内(例えば1秒以内)において、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において負の方向で第1閾値未満となったパターン(図5(A))を連続して検出した場合に、装着腕判定機能は、スマートウォッチ1が左腕に装着されていると判定してもよい。すなわち、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果の時間変化の相対関係に基づいて、装着腕判定が行われることで、より高い精度の判定が可能となる。
また、装着腕判定機能は、図5(B)に示されるように、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において負の方向で第1閾値以上となり、かつ加速度センサ10によるz軸方向の検出結果が負の方向にピークを有することを検出した場合に、スマートウォッチ1が左腕に装着されていると判定してもよい。このように、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果と他の軸方向の検出結果との相対関係、すなわち複数の軸方向の検出結果の相対関係に基づいて、装着腕判定が行われることで、より高い精度の判定が可能となる。
一方、装着腕判定機能は、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において正の方向で所定値(第2閾値)以上となった場合に、スマートウォッチ1が右腕に装着されていると判定する。なお、上述のように、判定精度を高めるために、他の検出結果と組み合わせてもよい。例えば、上記第2閾値以上のピークを検出したパターン(図7(A))前後の所定時間内において、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において正の方向で第2閾値未満となったパターン(図7(B))を連続して検出した場合に、装着腕判定機能は、スマートウォッチ1が右腕に装着されていると判定してもよい。
また、装着腕判定機能は、図7(A)に示されるように、加速度センサ10によるx軸方向の検出結果が特定周波数帯域において正の方向で第2閾値以上となり、かつ加速度センサ10によるz軸方向の検出結果が負の方向にピークを有することを検出した場合に、装着腕判定機能は、スマートウォッチ1が左腕に装着されていると判定してもよい。
さらに、装着腕判定機能は、加速度センサ10による検出結果のみならず、ジャイロセンサ11による検出結果にも基づいて、スマートウォッチ1が装着されている腕を判定してもよい。
なお、スマートウォッチ1に対する加速度センサ10やジャイロセンサ11の配置位置等にもよるが、スマートウォッチ1の装着向きに応じて、第1閾値及び第2閾値等を変更し、より装着腕判定機能の判定精度を高めてもよい。
次に、図9を参照して装着腕判定処理について説明する。装着腕判定処理は、操作ボタン3の操作等によってスマートウォッチ1が起動された直後にCPU14で実行される。
まず、ステップ100では、加速度センサ10及びジャイロセンサ11の校正が行われる。
次のステップ102では、校正を終えた加速度センサ10及びジャイロセンサ11による加速度又は回転角速度の検出が開始される。検出された信号は、検出履歴として時系列でRAM12に記憶される。
ステップ104では、加速度センサ10又はジャイロセンサ11の少なくとも一方が、大きな強度の信号を検出したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ106へ移行する。センサが大きな強度の信号を検出した場合とは、すなわち、スマートウォッチ1がユーザの腕に装着され、腕が動かされた可能性を示す。一方、ステップ104において否定判定の場合はステップ105へ移行する。
ステップ105では、所定の時間間隔毎(例えば1秒毎)にRAM12に記憶されている信号の検出履歴をリセットし、ステップ104へ戻り、加速度センサ10及びジャイロセンサ11による加速度又は回転角速度の検出を継続する。
ステップ106では、スマートウォッチ1の装着向き判定行う。装着向き判定の詳細については図10を参照して後述する。
次のステップ108では、ステップ106によってスマートウォッチ1の装着向きの判定結果を得られたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ110へ移行し、否定判定の場合はステップ105へ移行する。なお、肯定判定の場合は、スマートウォッチ1がユーザの腕に装着されている場合であり、否定判定の場合は、スマートウォッチ1がユーザの腕に未だ装着されていない可能性がある。
ステップ110では、RAM12に記憶されている検出信号に対して、平滑化やノイズ除去等を目的としたフィルタリング処理を行う。
次のステップ112では、検出信号から特定周波数帯域の信号を抽出する。
次のステップ114では、抽出した特定周波数帯域の信号強度に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する。
次のステップ116では、ステップ114による判定結果に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕を示すデータを設定し、終了する。なお、スマートウォッチ1が装着された腕の判定及び設定が行われると、この判定に使用した検出履歴はリセットされる。また、スマートウォッチ1が装着された腕の設定に基づいて、以降のユーザによる動作の判定や、表示部2に表示される画面(ユーザインタフェース)の変更が行われる。
図10は、ステップ106で行われる装着向き判定処理の流れを示すフローチャートである。この装着向き判定処理は、図9に示しているように、装着腕判定の前に行われる。
まず、ステップ200では、加速度センサ10による検出結果に基づいて、ピッチ角θxz,θyz及びロール角θxyの算出を行う。
次のステップ202では、算出したピッチ角θxz,θyzが有効領域θxz-e,θyz-eであるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ204へ移行し、否定判定の場合は装着向き判定処理を終了してステップ108へ移行する。ステップ202において肯定判定となった場合は、ユーザがスマートウォッチ1を腕に装着して表示部2を見たこと、すなわち、スマートウォッチ1が装着された腕の判定が可能な動作(図6(B)や図8(A)に示す動作)を行った場合である。一方、ステップ202において否定判定となった場合は、スマートウォッチ1が装着された腕の判定が可能な動作をユーザが行っていない場合である。
ステップ204では、表示部2が備えられている面に対して垂直な方向であるz軸方向の加速度が所定の閾値を超えたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ206へ移行し、否定判定の場合はステップ208へ移行する。この閾値は、例えば、ユーザが手首を回転させたか否かを判定可能な閾値であり、例えば“0”である。なお、z軸方向の加速度の検出とは、換言すると、スマートウォッチ1を装着した手首の回転の有無の検出である。このため、手首の回転の有無を検出できるのであれば、z軸方向の加速度に限らず、他の軸方向の加速度、又は加速度センサ10以外のセンサによる検出結果や、他の物理量が用いられてもよい。
ステップ206では、スマートウォッチ1の装着向きは内向き(手の平側)であると判定し、装着向き判定処理を終了してステップ108へ移行する。一方、ステップ208では、スマートウォッチ1の増着向きは外向き(手の甲側)であると判定し、装着向き判定処理を終了してステップ108へ移行する。
すなわち、スマートウォッチ1が内向きに装着されていると、表示部2を見るためにユーザが手首を回転させるので、z軸方向への加速度が検出される。この結果、ステップ204において肯定判定となり、スマートウォッチ1の装着向きは内向きと判定される。一方、スマートウォッチ1が外向きに装着されていると、表示部2を見るためにユーザは手首を回転させないので、z軸方向への加速度は検出されない。この結果、ステップ206において否定判定となり、スマートウォッチ1の装着向きは外向きと判定される。
以上説明したように、本実施形態に係るスマートウォッチ1は、腕の動きに応じた周波数を検出する検出手段である加速度センサ10及びジャイロセンサ11を備え、検出された周波数のうち、予め定められた周波数帯域の信号強度を抽出し、抽出した周波数帯域の信号強度に基づいて、スマートウォッチ1が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する。
従って、本実施形態に係るスマートウォッチ1は、ユーザ自身による設定を必要とすることなく、スマートウォッチ1が装着された腕を示すデータの設定を可能とする。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態では、腕の動きに応じた周波数を検出するセンサとして、スマートウォッチ1が加速度センサ10及びジャイロセンサ11を組み合わせて、6軸で腕の動きを検出する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記センサとして、磁気センサをさらに備えて合計9軸で腕の動きを検出してもよいし、加速度センサ10又はジャイロセンサ11のみを備えて3軸で腕の動きを検出する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、加速度センサ10の検出結果に基づいて、装着向き判定を行う形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ジャイロセンサ11等、他のセンサの検出結果に基づいて、装着向き判定を行ってもよい。
また、上記実施形態では、加速度センサ10によるx軸方法の検出結果に基づいて、装着腕判定を行う形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、腕の動きと強い相関関係を示す検出結果が得られるのであれば、他のセンサや他の軸方向の検出結果に基づいて、装着腕判定を行ってもよい。
また、上記実施形態で説明した各処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
1 スマートウォッチ(携帯情報端末)
10 加速度センサ(検出手段)
11 ジャイロセンサ(検出手段)
20 抽出部(抽出手段)
21 装着腕判定部(第1判定部)
22 装着向き判定部(第2判定部、装着向き判定手段)

Claims (10)

  1. 腕に装着する携帯情報端末であって、
    腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、
    前記装着判定手段によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定手段と、
    を備える携帯情報端末。
  2. 前記第1判定手段は、前記携帯情報端末が装着された腕を動かした場合に生じる、予め定められた軸方向に対する電気信号強度に基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 前記第1判定手段は、前記予め定められた軸方向に対する電気信号強度の時間変化の相対関係に基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する請求項2記載の携帯情報端末。
  4. 前記第1判定手段は、複数の軸方向に対する電気信号強度の相対関係に基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する請求項2又は請求項3記載の携帯情報端末。
  5. 前記検出手段による検出結果に基づいて、腕に装着された前記携帯情報端末が体に対して内向き又は外向きの何れであるかを判定する第2判定手段を備え、
    前記第1判定手段による判定の前に、前記第2判定手段による判定が行われる請求項1から請求項4の何れか1項に記載の携帯情報端末。
  6. 前記検出手段は、腕自体の動きに応じた加速度及び回転角速度を電気信号として検出することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の携帯情報端末。
  7. 前記検出手段は、加速度センサ、ジャイロセンサ、又はこれらの組合せからなるセンサであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の携帯情報端末。
  8. 腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段を有する携帯情報端末が装着された腕を判定する装着腕判定方法であって、
    前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定工程と、
    前記装着判定工程によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定工程と、
    を有する装着腕判定方法。
  9. 腕の動きに応じた電気信号を検出する検出手段を備える腕に装着する携帯情報端末が備えるコンピュータに、
    前記検出手段による検出結果に基づいてピッチ角を算出し、算出したピッチ角と予め設定された有効領域とに基づいて、前記携帯情報端末が腕に装着されているか否かを判定する装着判定処理と、
    前記装着判定処理によって、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定された場合に、前記検出手段により検出された電気信号強度と、予め設定された負の方向の所定値及び正の方向の所定値とに基づいて、前記携帯情報端末が装着された腕が右腕又は左腕の何れであるかを判定する第1判定処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  10. 前記装着判定手段は、前記ピッチ角が、前記携帯情報端末に表示されている画像をユーザが視認できる角度領域として予め設定された有効領域内である場合に、前記携帯情報端末が腕に装着されていると判定する請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理端末。
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