JP2002271811A - グラフィックス信号の合成装置および合成方法 - Google Patents

グラフィックス信号の合成装置および合成方法

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JP2002271811A
JP2002271811A JP2001069138A JP2001069138A JP2002271811A JP 2002271811 A JP2002271811 A JP 2002271811A JP 2001069138 A JP2001069138 A JP 2001069138A JP 2001069138 A JP2001069138 A JP 2001069138A JP 2002271811 A JP2002271811 A JP 2002271811A
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JP2001069138A
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English (en)
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Hiroshi Yumoto
洋志 湯本
Toshiaki Tsuji
敏昭 辻
Takaaki Hasegawa
隆朗 長谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号に対して解像度を変換したグラフィ
ックス信号を半透明の状態で合成すると、重ね合わせ係
数に中間値が発生し、表示画像ににじみなどの乱れが生
じる。 【解決手段】 カラールックアップテーブル3は、イン
デックス形式のグラフィックス信号Gindex を色成分信
号Gと重ね合わせ係数αとに変換する。解像度変換部1
1は、フィルタ処理を行って色成分信号Gの解像度を変
換する。解像度変換部12は、変換前と同じ値のみを出
力する処理を行って、重ね合わせ係数αの解像度を変換
する。合成部4は、色フォーマット変換および解像度変
換を施した映像信号V+ に、解像度変換部11から出力
された色成分信号G+ を、解像度変換部12から出力さ
れた重ね合わせ係数α+ の割合で合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフィックス信
号の合成装置および合成方法に関し、より特定的には、
テレビ受信機などにおいて使用される、映像信号にグラ
フィックス信号を半透明の状態で合成する装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受信機などでは、映像信号に対し
て映像信号とは独立したグラフィックス信号を半透明の
状態で合成する処理が行われる。例えば、チャンネル番
号や音量などを画面に重畳して表示するオンスクリーン
データ(OSD:On Screen Data)は、
グラフィックス信号の典型例として従来から広く知られ
ている。また、近年では複数の解像度に対応したテレビ
放送やデータ放送サービスが開始されるなど、デジタル
放送サービスの多様化が進行している。これに対応する
ため、テレビ受信機には、解像度が異なる映像信号に多
様なグラフィックス信号を合成する機能が必要とされて
いる。
【0003】図9は、従来のグラフィックス信号の合成
装置の構成を示すブロック図である。図9に示す合成装
置は、色フォーマット変換部1、解像度変換部2、カラ
ールックアップテーブル(Color Lookup
Table;以下、CLUTと略称する)3、および、
合成部4を備え、オンスクリーンデータのように表示装
置の解像度を考慮して作成されたグラフィックス信号を
映像信号に合成する。
【0004】色フォーマット変換部1は、入力映像信号
inの色フォーマットを表示装置(図示せず)の特性に
合わせて変換する。解像度変換部2は、色フォーマット
変換後の映像信号の解像度を表示装置の特性に合わせて
変換する。この際、色フォーマット変換部1と解像度変
換部2とは、画質向上のためにフィルタ処理を行う。
【0005】入力映像信号Vinに合成すべきグラフィッ
クス信号は、データ量削減のためインデックス形式で供
給される。CLUT3は、インデックス形式で供給され
たグラフィックス信号Gindex を、信号レベルを表す色
成分信号Gと重ね合わせ係数αとに変換する。グラフィ
ックス信号Gindex は表示装置の解像度を考慮して作成
されるため、解像度を変換した映像信号V+ にグラフィ
ックス信号を合成するために、色成分信号Gや重ね合わ
せ係数αの解像度を変換する必要はない。
【0006】合成部4は、次式(1)に従って、解像度
変換部2から出力された映像信号V + に対して、CLU
T3から出力された色成分信号Gを、CLUT3から出
力された重ね合わせ係数αの割合で合成し、その結果を
出力映像信号Vout として出力する。 Vout =(1−α)・V+ +α・G …(1)
【0007】図10は、図9に示す合成装置に解像度変
換部10を追加して構成された、他のグラフィックス信
号の合成装置の構成を示すブロック図である。解像度変
換部10は、CLUT3から出力された色成分信号Gと
重ね合わせ係数αとに対して同じフィルタ処理を適用
し、これらの信号の解像度を変換する。例えば、解像度
変換部10は解像度を1/3倍に変換することとし、変
換前のi番目(i=0、1、…、n−1)の色成分信号
および重ね合わせ係数をそれぞれGi 、αi 、変換後の
i番目(i=0、1、…、n/3−1)の色成分信号お
よび重ね合わせ係数をそれぞれG+ i、α+ iとする。この
場合、解像度変換部10は、次式(2)に従って変換後
の色成分信号G+ iを求め(図11(a)を参照)、次式
(3)に従って変換後の重ね合わせ係数α+ iを求める
(図11(b)を参照)。 G+ i=k0・G3i+k1・G3i+1+k2・G3i+2 …(2) α+ i=k0・α3i+k1・α3i+1+k2・α3i+2 …(3) ただし、上式(2)および(3)において、k0 、k1
およびk2 はフィルタ処理の重み係数である。
【0008】このように図9に示す合成装置は、映像信
号に解像度を変換していないグラフィックス信号を合成
し、図10に示す合成装置は、映像信号に解像度を変換
したグラフィックス信号を合成する。なお、表示装置の
画面は2次元であるので、解像度変換部2および10
は、先に画面の水平または垂直のいずれかの方向につい
て解像度を変換した後、他の方向について解像度を変換
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2つの合成装置には、いずれも、映像信号に解像度を
変換したグラフィックス信号を合成して、高画質の合成
画像を得ることができないという問題がある。図9に示
す合成装置は、そもそもグラフィックス信号の解像度を
変換することができない。図10に示す合成装置は、グ
ラフィックス信号の解像度を変換できるが、色成分信号
Gと同じフィルタ処理を行って重ね合わせ係数αの解像
度を変換する。このため、以下に示すように、予期しな
い中間的な値の重ね合わせ係数を用いて合成処理が行わ
れ、合成画像ににじみなどの乱れが生じる。
【0010】例えば、解像度を1/3倍に変換する場合
に、変換前後のサンプル位置を考慮して、上式(2)お
よび(3)の重み係数をk1 =1/2、k0 =k2 =1
/4に設定したとする。このとき、変換前の重ね合わせ
係数がα3i=α3i+1=0、α 3i+2=1であれば、変換後
の重ね合わせ係数はα+ i=1/4となり、映像信号V +
と色成分信号G+ とは3:1の割合で合成される。しか
し、変換前の重ね合わせ係数が値0または値1であるの
に対して、変換後の重ね合わせ係数に中間値1/4が含
まれることは、グラフィックス信号の制作者が予期しな
いものである。このような予期しない中間的な値の重ね
合わせ係数を用いて合成処理が行われると、例えば文字
の輪郭のように重ね合わせ係数が値0から値1へ変化す
る境界部分で文字がにじむなどの現象が発生し、合成画
像の画質が劣化する。また、重ね合わせ係数の解像度は
水平と垂直との両方向について変換されるため、合成画
質の劣化はさらに助長される。
【0011】それ故に、本発明は、映像信号に解像度を
変換したグラフィックス信号を合成した場合に、高画質
の合成画像を得ることができるグラフィックス信号の合
成装置および合成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、映像信号にグラフィックス信号を半透明の状態
で合成するグラフィックス信号の合成装置であって、イ
ンデックス形式で入力されたグラフィックス信号を、各
インデックスに対応した色成分信号と重ね合わせ係数と
に変換するカラールックアップテーブルと、カラールッ
クアップテーブルから出力された色成分信号の解像度を
変換する第1の解像度変換部と、第1の解像度変換部と
は異なる算出手法で、カラールックアップテーブルから
出力された重ね合わせ係数の解像度を変換する第2の解
像度変換部と、入力された映像信号に第1の解像度変換
部によって変換された色成分信号を、第2の解像度変換
部によって変換された重ね合わせ係数に従って合成する
合成部とを備える。
【0013】このような第1の発明によれば、インデッ
クス形式のグラフィックス信号を展開して得られた色成
分信号および重ね合わせ係数の解像度は、互いに異なる
算出手法で変換される。このため、重ね合わせ係数の特
徴を考慮して色成分信号とは異なる算出手法で重ね合わ
せ係数の解像度を変換することにより、映像信号に解像
度を変換した色成分信号を合成する際に、重ね合わせ係
数の値が変化する境界部分で発生するにじみを抑え、高
画質の合成画像を得ることができる。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、第2
の解像度変換部は、重ね合わせ係数の解像度を減少させ
る場合に、変換前後の解像度の比率に応じて変換前の重
ね合わせ係数の一部を間引き、残余の重ね合わせ係数を
変換後の重ね合わせ係数として出力することを特徴とす
る。
【0015】このような第2の発明によれば、第2の解
像度変換部は、解像度を減少させるため重ね合わせ係数
の一部を間引く。このため、変換後の重ね合わせ係数に
予期しない中間値が含まれることがなく、高画質の合成
画像を得ることができる。加えて、第2の解像度変換部
は、重ね合わせ係数の一部を間引くだけでよいため、簡
単な回路で構成できる。
【0016】第3の発明は、第1の発明において、第2
の解像度変換部は、重ね合わせ係数の解像度を増加させ
る場合に、変換前後の解像度の比率に応じて変換前の重
ね合わせ係数を複写し、変換前の重ね合わせ係数に追加
した結果を変換後の重ね合わせ係数として出力すること
を特徴とする。
【0017】このような第3の発明によれば、第2の解
像度変換部は、解像度を増加させるため重ね合わせ係数
を複写して追加する。このため、変換後の重ね合わせ係
数に予期しない中間値が含まれることがなく、高画質の
合成画像を得ることができる。加えて、第2の解像度変
換部は、重ね合わせ係数を複写して追加するだけでよい
ため、簡単な回路で構成できる。
【0018】第4の発明は、第1の発明において、第2
の解像度変換部は、変換後の重ね合わせ係数の各サンプ
ル位置について、変換前の重ね合わせ係数から当該サン
プル位置に対応した複数の重ね合わせ係数を選択し、複
数の重ね合わせ係数の最頻値を当該サンプル位置の変換
後の重ね合わせ係数として出力することを特徴とする。
【0019】このような第4の発明によれば、第2の解
像度変換部は、変換後の各サンプル位置について、その
サンプル位置に対応した変換前の重ね合わせ係数の最頻
値を出力する。このため、変換後の重ね合わせ係数に予
期しない中間値が含まれることがなく、高画質の合成画
像を得ることができる。加えて、変換の前後で重ね合わ
せ係数に生じるパターンのずれを最小限に抑えることが
できる。
【0020】第5の発明は、第1の発明において、第2
の解像度変換部は、変換後の重ね合わせ係数の各サンプ
ル位置について、変換前の重ね合わせ係数から当該サン
プル位置に対応した複数の重ね合わせ係数を選択し、複
数の重ね合わせ係数にフィルタ処理を行って補間値を算
出した後、複数の重ね合わせ係数のうち当該補間値に最
も近い値を当該サンプル位置の変換後の重ね合わせ係数
として出力することを特徴とする。
【0021】このような第5の発明によれば、第2の解
像度変換部は、変換後の各サンプル位置について、補間
値と最も近い変換前の重ね合わせ係数を出力する。この
ため、変換後の重ね合わせ係数に予期しない中間値が含
まれることがなく、高画質の合成画像を得ることができ
る。加えて、変換前の重ね合わせ係数が段階的に変化す
る場合には、変換後の重ね合わせ係数も段階的に変化す
るため、映像信号にグラフィックス信号を重ね合わせ係
数を段階的に切り替えながら合成することができる。
【0022】第6の発明は、第2の解像度変換部は、変
換後の重ね合わせ係数の各サンプル位置について、変換
前の重ね合わせ係数のうち当該サンプル位置から最も近
い位置にある重ね合わせ係数を、当該サンプル位置の変
換後の重ね合わせ係数として出力することを特徴とす
る。
【0023】このような第6の発明によれば、第2の解
像度変換部は、変換後の各サンプル位置について、その
サンプル位置から最も近い変換前の重ね合わせ係数を出
力する。このため、変換後の重ね合わせ係数に予期しな
い中間値が含まれることがなく、高画質の合成画像を得
ることができる。加えて、変換前の重ね合わせ係数のパ
ターンは、変換後も忠実に再現されるという効果を奏す
る。
【0024】第7の発明は、第1の発明において、第2
の解像度変換部は、変換前後の解像度の比率に応じて重
ね合わせ係数の算出手法を切り替えることを特徴とす
る。
【0025】このような第7の発明によれば、第2の解
像度変換部は、変換前後の解像度の比率に応じて重ね合
わせ係数の変換方法を切り替える。このため、グラフィ
ックス信号の解像度が変化しても、高画質な合成画像を
得ることができる。
【0026】第8の発明は、第1の発明において、第1
の解像度変換部は、変換前の色成分信号にフィルタ処理
を行って変換後の色成分信号を求めることを特徴とす
る。
【0027】このような第8の発明によれば、第1の解
像度変換部は変換前の色成分信号にフィルタ処理を行っ
て変換後の色成分信号を求めるので、高画質の変換結果
を得ることができる。
【0028】第9の発明は、第1の発明において、入力
された映像信号の解像度を変換し、変換後の映像信号を
合成部に対して供給する第3の解像度変換部をさらに備
える。
【0029】このような第9の発明によれば、第3の解
像度変換部によって映像信号の解像度が変換されるの
で、入力映像信号の解像度と出力映像信号の解像度が一
致しない場合でも、高画質な合成画像を得ることができ
る。
【0030】第10の発明は、映像信号にグラフィック
ス信号を半透明の状態で合成するグラフィックス信号の
合成方法であって、インデックス形式で入力されたグラ
フィックス信号を、各インデックスに対応した色成分信
号と重ね合わせ係数とに変換する信号展開ステップと、
信号展開ステップで求めた色成分信号の解像度を変換す
る第1の解像度変換ステップと、第1の解像度変換ステ
ップとは異なる算出手法で、信号展開ステップで求めた
重ね合わせ係数の解像度を変換する第2の解像度変換ス
テップと、入力された映像信号に第1の解像度変換ステ
ップで変換された色成分信号を、第2の解像度変換ステ
ップで変換された重ね合わせ係数に従って合成する合成
ステップとを備えた、グラフィックス信号の合成方法。
【0031】このような第10の発明によれば、インデ
ックス形式のグラフィックス信号を展開して得られた色
成分信号および重ね合わせ係数の解像度は、互いに異な
る算出手法で変換される。このため、重ね合わせ係数の
特徴を考慮して色成分信号とは異なる算出手法で重ね合
わせ係数の解像度を変換することにより、映像信号に解
像度を変換した色成分信号を合成する際に、重ね合わせ
係数の値が変化する境界部分で発生するにじみを抑え、
高画質の合成画像を得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係るグラフィックス信号の合成装
置の構成を示すブロック図である。図1に示す合成装置
は、色フォーマット変換部1、映像信号用の解像度変換
部2、カラールックアップテーブル(CLUT)3、色
成分信号用の解像度変換部11、重ね合わせ係数用の解
像度変換部12、および、合成部4を備える。この合成
装置は、映像信号に解像度を変換したグラフィックス信
号を合成するものであり、重ね合わせ係数の解像度をグ
ラフィックス信号とは異なる手法で変換することを特徴
とする。
【0033】図1に示す合成装置は、任意の映像信号に
対してインデックス形式で供給されたグラフィックス信
号を合成する。この合成装置は、典型的にはテレビ受信
機に内蔵して使用され、放送された入力映像信号Vin
対して、データ通信サービスによって供給されたグラフ
ィックス信号Gindex を合成する。入力映像信号Vin
色フォーマットは、伝送路の帯域を節約するため、表示
装置(図示せず)で使用される色フォーマットとは異な
る。また、入力映像信号Vinの解像度は、放送局や番組
などごとで異なり、必ずしも表示装置の解像度とは一致
しない。なお、入力映像信号Vinは、衛星放送などから
受信したものでも、有線の通信ケーブルを経由して受信
したものでも、データサーバなどの記憶装置から読み出
したものでもよい。
【0034】色フォーマット変換部1は、入力映像信号
inの色フォーマットを表示装置の特性に合わせて変換
する。例えば、放送では4:2:0または4:2:2の
色フォーマットが使用され、テレビ受信機のCRTでは
4:4:4の色フォーマットが使用されている場合、色
フォーマット変換部1は、4:2:0または4:2:2
の色フォーマットを有する入力映像信号Vinにフィルタ
処理を行い、4:4:4の色フォーマットを有する映像
信号を求める。
【0035】映像信号用の解像度変換部2は、色フォー
マット変換後の映像信号の解像度を表示装置の解像度に
合わせて変換する。例えば、入力映像信号Vinの解像度
が720画素×480ラインで、表示装置の解像度が1
920画素×1080ラインである場合、解像度変換部
2は、色フォーマット変換後の映像信号にフィルタ処理
を行い、1920画素×1080ラインの映像信号を求
める。ただし、入力映像信号Vinの解像度が表示装置の
解像度と一致する場合には、解像度変換部2は、フィル
タ処理を行わずに入力映像信号Vinをそのまま出力す
る。
【0036】入力映像信号Vinに合成すべきグラフィッ
クス信号は、データ量削減のためにインデックス形式で
供給される。CLUT3は、図2に示すように、各イン
デックスに対応して色成分信号Gと重ね合わせ係数αと
を蓄積している。色成分信号Gは、R成分、G成分およ
びB成分からなり、それぞれ各色成分の信号レベルを表
す。重ね合わせ係数αは、合成部4において映像信号に
色成分信号を合成する際の割合を表す。色成分信号Gに
含まれる3種類の成分と重ね合わせ係数αとは、例えば
いずれも8ビットの長さを有し、0から255までの範
囲内の値を取るものとする。CLUT3は、インデック
ス形式で供給されたグラフィックス信号Gindex を、信
号レベルを表す色成分信号Gと重ね合わせ係数αとに変
換する。色成分信号Gは色成分信号用の解像度変換部1
1に供給され、重ね合わせ係数αは重ね合わせ係数用の
解像度変換部12にそれぞれ供給される。
【0037】色成分信号用の解像度変換部11は、CL
UT3から出力された色成分信号Gの解像度を表示装置
の解像度に合わせて変換する。具体的には、解像度変換
部11は、色成分信号Gの各成分ごとにフィルタ処理を
行い、変換後の色成分信号G + を求める。例えば、色成
分信号の解像度を2/3倍に変換する場合、解像度変換
部11は、次式(3)および(4)に従って変換後の色
成分信号G+ を求める(図3(a)を参照)。 G+ 2i =G3i …(3) G+ 2i+1 =(G3i+1+G3i+2)/2 …(4) ただし、上式(3)および(4)において、Gi および
+ iは、それぞれ、変換前および変換後の色成分信号で
ある。
【0038】一方、重ね合わせ係数用の解像度変換部1
2は、色成分信号用の解像度変換部11とは異なる手法
で、CLUT3から出力された重ね合わせ係数αの解像
度を表示装置の解像度に合わせて変換する。具体的に
は、変換前後の解像度の比率がm:n(m、nは、m>
nを満たす整数)である場合、解像度変換部12は、変
換前のm個の重ね合わせ係数ごとに(m−n)個の重ね
合わせ係数を間引き、残りのn個を変換後の重ね合わせ
係数として出力する。例えば、重ね合わせ係数の解像度
を2/3倍に変換する場合、解像度変換部12は、次式
(5)および(6)に従って変換後の重ね合わせ係数α
* を求める(図3(b)を参照)。 α* 2i =α3i …(5) α* 2i+1 =α3i+1 …(6) ただし、上式(5)および(6)において、αi および
α* iは、それぞれ、変換前および変換後の重ね合わせ係
数である。
【0039】上式(5)および(6)を選択した理由
は、次のとおりである。解像度変換部12は、重ね合わ
せ係数の解像度を2/3倍に変換するため、3個の重ね
合わせ係数に基づき2個の重ね合わせ係数を求める。解
像度変換部12は、偶数番目の変換後の重ね合わせ係数
α* 2i として、同じサンプル位置にある変換前の重ね合
わせ係数α3iを出力する。また、奇数番目の変換後の重
ね合わせ係数α* 2i+1 のサンプル位置は、変換前の重ね
合わせ係数α3i+1とα3i+2のサンプル位置の中点にある
ので、変換後の重ね合わせ係数としていずれを選択して
もよい。そこで、解像度変換部12は、α3i+2を間引く
こととし、奇数番目の変換後の重ね合わせ係数α* 2i+1
としてα3i+1を出力する。このような間引き処理を行う
ことにより、変換後の重ね合わせ係数α* には、変換前
の重ね合わせ係数αと同じ値のみが含まれることにな
る。
【0040】表示装置の画面は2次元であるため、解像
度変換部2、11および12は、いずれも、先に画面の
水平または垂直のいずれかの方向に供給された信号の解
像度を変換した後、他の方向について解像度を変換す
る。
【0041】合成部4は、次式(7)に従って、解像度
変換部2から出力された映像信号V + に対して、解像度
変換部11から出力された色成分信号G+ を、解像度変
換部12から出力された重ね合わせ係数α* の割合で合
成し、その結果を出力映像信号Vout として出力する。 Vout =(1−α* )・V++α* ・G+ …(7)
【0042】上述したように、変換後の重ね合わせ係数
α* には、変換後の重ね合わせ係数αと同じ値のみが含
まれる。すなわち、変換後の重ね合わせ係数には、グラ
フィックス信号の制作者の予期しない中間値が含まれる
ことがない。したがって、合成画像には映像信号にグラ
フィックス信号を予期しない割合で合成したことによる
にじみなどが発生することがなく、高画質の合成画像を
得ることができる。
【0043】以上に示すように、本実施形態によれば、
色成分信号および重ね合わせ係数の解像度は、それぞ
れ、解像度変換部11および12によって互いに異なる
算出手法で変換される。すなわち、色成分信号の解像度
はフィルタ処理を行って変換され、重ね合わせ係数の解
像度は間引き処理を行って変換される。このため、変換
後の重ね合わせ係数に予期しない中間値が含まれること
がなく、重ね合わせ係数が変化する境界部分で発生する
にじみを抑えて、高画質の合成画像を得ることができ
る。また、解像度変換部12は、重ね合わせ係数の一部
を間引くだけでよいため、簡単な回路で構成できる。
【0044】(第2の実施形態)第2ないし第6の実施
形態に係るグラフィックス信号の合成装置は、いずれも
第1の実施形態と同じ構成を備え、重ね合わせ係数用の
解像度変換部12以外の構成要素は第1の実施形態と同
様に動作する。特に、映像信号用の解像度変換部2と色
成分信号用の解像度変換部11とは、解像度変換部12
と同じ比率でフィルタ処理を行い、供給された信号の解
像度を変換する。以下では、各実施形態における解像度
変換部12のみについて説明し、他の構成要素について
は説明を省略する。
【0045】図4は、本発明の第2の実施形態に係るグ
ラフィックス信号の合成装置における解像度変換部12
の動作の一例を示す図である。本実施形態に係る解像度
変換部12は、重ね合わせ係数の解像度を3/2倍に変
換するため、2個の重ね合わせ係数に基づき3個の重ね
合わせ係数を求める。具体的には、解像度変換部12
は、変換前の2個の重ね合わせ係数のうちいずれかを1
個複写して追加し、合わせて3個の重ね合わせ係数を出
力する。
【0046】以上に示すように、本実施形態によれば、
解像度変換部12は、解像度を増加させるため重ね合わ
せ係数を複写して追加する。このため、変換後の重ね合
わせ係数に予期しない中間値が含まれることがなく、高
画質の合成画像を得ることができる。また、解像度変換
部12は、重ね合わせ係数を複写して追加するだけでよ
いため、簡単な回路で構成できる。
【0047】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係るグラフィックス信号の合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。本実
施形態に係る解像度変換部12は、重ね合わせ係数の解
像度を1/3倍に変換するため、3個の重ね合わせ係数
に基づき1個の重ね合わせ係数を求める。
【0048】解像度変換部12は、変換前の3個の重ね
合わせ係数について最も発生頻度の高い値(最頻値)を
求め、求めた値を変換後の重ね合わせ係数として出力す
る。複数の最頻値が存在する場合には、解像度変換部1
2は、所定の規則に従って複数の最頻値から1個の値を
選択して出力すればよい。例えば、解像度変換部12
は、変換前の重ね合わせ係数(この例では3個)に隣接
した重ね合わせ係数を参照して、出力すべき値を選択し
てもよい。あるいは、解像度変換部12は、複数の最頻
値のうち最小値あるいは最大値を選択して出力してもよ
い。
【0049】以上に示すように、本実施形態によれば、
解像度変換部12は、変換後の各サンプル位置につい
て、変換前の重ね合わせ係数からサンプル位置に対応し
た複数の重ね合わせ係数を選択し、複数の重ね合わせ係
数の最頻値を出力する。このため、変換後の重ね合わせ
係数に予期しない中間値が含まれることがなく、高画質
の合成画像を得ることができる。また、変換の前後で重
ね合わせ係数に生じるパターンのずれを最小限に抑える
ことができる。なお、本実施形態は、重ね合わせ係数の
解像度を増加させる場合および減少させる場合のいずれ
にも対応することができる。
【0050】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係るグラフィックス信号の合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。本実
施形態に係る解像度変換部12は、重ね合わせ係数の解
像度を1/3倍に変換するため、3個の重ね合わせ係数
に基づき1個の重ね合わせ係数を求める。
【0051】解像度変換部12は、変換後の各サンプル
位置について、次式(8)に従って重ね合わせ係数の補
間値aを求める。 a=k0・α3i+k1・α3i+1+k2・α3i+2 …(8) ただし、上式(8)において、k0 、k1 およびk2
フィルタ処理の重み係数である。
【0052】次に、解像度変換部12は、α3i、α3i+1
およびα3i+2のうちで補間値aに最も近い値を求め、求
めた値を変換後の重ね合わせ係数として出力する。図6
に示す例では、解像度変換部12は、α0 、α1 および
α2 について補間値aを求め、α0 、α1 およびα2
うち補間値aに最も近い値α0 を求め、変換後の重ね合
わせ係数として出力する。解像度変換部12は、α3
α4 およびα5 についても同様の処理を行い、変換後の
重ね合わせ係数としてα4 を出力する。
【0053】以上に示すように、本実施形態によれば、
解像度変換部12は、変換後の各サンプル位置につい
て、変換前の重ね合わせ係数からサンプル位置に対応し
た複数の重ね合わせ係数を選択し、選択した重ね合わせ
係数にフィルタ処理を行って補間値を求めた後、選択し
た重ね合わせ係数のうち補間値に最も近い値を出力す
る。このため、変換後の重ね合わせ係数に予期しない中
間値が含まれることがなく、高画質の合成画像を得るこ
とができる。また、変換前の重ね合わせ係数が段階的に
変化する場合には、変換後の重ね合わせ係数も段階的に
変化するため、映像信号にグラフィックス信号を重ね合
わせ係数を段階的に切り替えながら合成することができ
る。なお、本実施形態は、第3の実施形態と同様に、重
ね合わせ係数の解像度を増加させる場合および減少させ
る場合のいずれにも対応できる。
【0054】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態に係るグラフィックス信号の合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。本実
施形態に係る解像度変換部12は、重ね合わせ係数の解
像度を3/4倍に変換するため、4個の重ね合わせ係数
に基づき3個の重ね合わせ係数を求める。
【0055】解像度変換部12は、変換後の重ね合わせ
係数の各サンプル位置について、そのサンプル位置から
最も近い位置にある変換前の重ね合わせ係数を出力す
る。例えば、図7に示す例で左から2番目の変換後の重
ね合わせ係数を求める場合には、解像度変換部12は、
そのサンプル位置から変換前の重ね合わせ係数α1 およ
びα2 のサンプル位置までの距離L1 およびL2 を求め
る。この場合L1 :L2=1:2であり、α1 がα2
りもサンプル位置に近いので、解像度変換部12は、左
から2番目の変換後の重ね合わせ係数としてα1 を出力
する。解像度変換部12は、左から3番目の変換後の重
ね合わせ係数についても同様の処理を行い、α3 を出力
する。
【0056】以上に示すように、本実施形態によれば、
解像度変換部12は、変換後の各サンプル位置につい
て、そのサンプル位置から最も近い変換前の重ね合わせ
係数を出力する。このため、変換後の重ね合わせ係数に
予期しない中間値が含まれることがなく、高画質の合成
画像を得ることができる。また、変換前の重ね合わせ係
数のパターンは、変換後も忠実に再現されるという効果
も奏する。なお、本実施形態は、第3および第4の実施
形態と同様に、重ね合わせ係数の解像度を増加させる場
合および減少させる場合のいずれにも対応できる。
【0057】(第6の実施形態)本実施形態に係る解像
度変換部12は、変換前後の解像度の比率に応じて重ね
合わせ係数の算出手法を切り替える。例えば、解像度変
換部12は、重ね合わせ係数の解像度を2/3倍にする
ときには、第1の実施形態に係る解像度変換部と同じ処
理を行い、解像度を3/2倍にするときには、第2の実
施形態に係る解像度変換部と同じ処理を行う。このよう
なグラフィックス信号の合成装置によれば、グラフィッ
クス信号の解像度が変化しても、高画質な合成画像を得
ることができる。
【0058】なお、第1ないし第6の実施形態に係るグ
ラフィックス信号の合成装置は、いずれも、図1に示す
ように、映像信号用の解像度変換部2を備えることとし
た。これに代えて、グラフィックス信号の合成装置は、
図8に示すように、映像信号用の解像度変換部2を備え
ないものであってもよい。この合成装置では、色フォー
マット変換部1の出力が合成部4に直接供給され、入力
映像信号Vinの解像度は変換されない。この合成装置
は、映像信号の解像度を変換しないテレビ受信機などに
使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1ないし第6の実施形態に係るグラ
フィックス信号の合成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す合成装置におけるカラールックアッ
プテーブルの内容を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る合成装置におけ
る解像度変換部11および12の動作の一例を示す図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る合成装置におけ
る解像度変換部12の動作の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るグラフィックス信号の
合成装置の他の構成を示すブロック図である。
【図9】従来のグラフィックス信号の合成装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】従来のグラフィックス信号の合成装置の他の
構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示す合成装置における解像度変換部
10の動作の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…色フォーマット変換部 2…映像信号用の解像度変換部 3…カラールックアップテーブル 4…合成部 10…グラフィックス信号用の解像度変換部 11…色成分信号用の解像度変換部 12…重ね合わせ係数用の解像度変換部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/391 H04N 1/387 5/06 101 5/377 G09G 5/00 520V H04N 1/387 5/36 520M 101 H04N 1/46 Z 1/46 (72)発明者 長谷川 隆朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CD07 CE08 CH08 5C066 AA03 AA13 CA09 DD02 EC01 EC12 GA01 GA02 GA05 GA22 HA03 KF05 KM11 5C076 AA12 AA21 AA22 AA26 BA06 BB04 BB06 CB04 5C079 HB01 LA37 LA40 LB01 MA04 MA11 NA04 PA05 5C082 AA02 BA02 BA12 BA27 BA35 BA39 BA41 BB03 BB42 BC03 CA32 CA56 CB01 DA89 MM10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号にグラフィックス信号を半透明
    の状態で合成するグラフィックス信号の合成装置であっ
    て、 インデックス形式で入力された前記グラフィックス信号
    を、各インデックスに対応した色成分信号と重ね合わせ
    係数とに変換するカラールックアップテーブルと、 前記カラールックアップテーブルから出力された色成分
    信号の解像度を変換する第1の解像度変換部と、 前記第1の解像度変換部とは異なる算出手法で、前記カ
    ラールックアップテーブルから出力された重ね合わせ係
    数の解像度を変換する第2の解像度変換部と、 入力された前記映像信号に前記第1の解像度変換部によ
    って変換された色成分信号を、前記第2の解像度変換部
    によって変換された重ね合わせ係数に従って合成する合
    成部とを備えた、グラフィックス信号の合成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の解像度変換部は、重ね合わせ
    係数の解像度を減少させる場合に、変換前後の解像度の
    比率に応じて変換前の重ね合わせ係数の一部を間引き、
    残余の重ね合わせ係数を変換後の重ね合わせ係数として
    出力することを特徴とする、請求項1に記載のグラフィ
    ックス信号の合成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の解像度変換部は、重ね合わせ
    係数の解像度を増加させる場合に、変換前後の解像度の
    比率に応じて変換前の重ね合わせ係数を複写し、変換前
    の重ね合わせ係数に追加した結果を変換後の重ね合わせ
    係数として出力することを特徴とする、請求項1に記載
    のグラフィックス信号の合成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の解像度変換部は、変換後の重
    ね合わせ係数の各サンプル位置について、変換前の重ね
    合わせ係数から当該サンプル位置に対応した複数の重ね
    合わせ係数を選択し、前記複数の重ね合わせ係数の最頻
    値を当該サンプル位置の変換後の重ね合わせ係数として
    出力することを特徴とする、請求項1に記載のグラフィ
    ックス信号の合成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の解像度変換部は、変換後の重
    ね合わせ係数の各サンプル位置について、変換前の重ね
    合わせ係数から当該サンプル位置に対応した複数の重ね
    合わせ係数を選択し、前記複数の重ね合わせ係数にフィ
    ルタ処理を行って補間値を算出した後、前記複数の重ね
    合わせ係数のうち当該補間値に最も近い値を当該サンプ
    ル位置の変換後の重ね合わせ係数として出力することを
    特徴とする、請求項1に記載のグラフィックス信号の合
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の解像度変換部は、変換後の重
    ね合わせ係数の各サンプル位置について、変換前の重ね
    合わせ係数のうち当該サンプル位置から最も近い位置に
    ある重ね合わせ係数を、当該サンプル位置の変換後の重
    ね合わせ係数として出力することを特徴とする、請求項
    1に記載のグラフィックス信号の合成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の解像度変換部は、変換前後の
    解像度の比率に応じて重ね合わせ係数の算出手法を切り
    替えることを特徴とする、請求項1に記載のグラフィッ
    クス信号の合成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の解像度変換部は、変換前の色
    成分信号にフィルタ処理を行って変換後の色成分信号を
    求めることを特徴とする、請求項1に記載のグラフィッ
    クス信号の合成装置。
  9. 【請求項9】 入力された前記映像信号の解像度を変換
    し、変換後の映像信号を前記合成部に対して供給する第
    3の解像度変換部をさらに備えた、請求項1に記載のグ
    ラフィックス信号の合成装置。
  10. 【請求項10】 映像信号にグラフィックス信号を半透
    明の状態で合成するグラフィックス信号の合成方法であ
    って、 インデックス形式で入力された前記グラフィックス信号
    を、各インデックスに対応した色成分信号と重ね合わせ
    係数とに変換する信号展開ステップと、 前記信号展開ステップで求めた色成分信号の解像度を変
    換する第1の解像度変換ステップと、 前記第1の解像度変換ステップとは異なる算出手法で、
    前記信号展開ステップで求めた重ね合わせ係数の解像度
    を変換する第2の解像度変換ステップと、 入力された前記映像信号に前記第1の解像度変換ステッ
    プで変換された色成分信号を、前記第2の解像度変換ス
    テップで変換された重ね合わせ係数に従って合成する合
    成ステップとを備えた、グラフィックス信号の合成方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007058182A (ja) * 2005-07-28 2007-03-08 Shinsedai Kk 画像表示装置、二次元ピクセルデータ配列を生成する方法、及び互換プロセッサ
US7649567B2 (en) 2004-11-30 2010-01-19 Panasonic Corporation Format conversion apparatus, format conversion method, and image display apparatus and image display method using the format conversion apparatus
JP2011055486A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Panasonic Corp 映像処理装置

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