JP2002271512A - 携帯電話端末 - Google Patents

携帯電話端末

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JP2002271512A
JP2002271512A JP2001072184A JP2001072184A JP2002271512A JP 2002271512 A JP2002271512 A JP 2002271512A JP 2001072184 A JP2001072184 A JP 2001072184A JP 2001072184 A JP2001072184 A JP 2001072184A JP 2002271512 A JP2002271512 A JP 2002271512A
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JP2001072184A
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Mitsuru Mima
充 美馬
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Eメールの送受信機能を有する携帯電話端末
において、Eメール受信時にメール送信者や件名などを
直ちに確認することができるようにする。 【解決手段】 携帯電話端末10は、受信したEメール
を保存するメモリ12と、受信したEメールなどを可視
情報として表示するディスプレイ14と、受信したEメ
ールの送信者アドレスや件名などをEメールの付加情報
としてディスプレイ14に表示させる付加情報通知手段
並びにEメールを受信したときに該Eメールを受信した
旨の通知をディスプレイ14に表示させる受信通知手段
として機能する表示制御部16と、表示モードを設定す
る表示モード設定手段18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール機能を
持たせた携帯型無線電話システムに用いられる電話端末
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来からの一般加入電話(固定電
話、宅内電話)の他に、例えばPDC(Personal Digit
al Cellular)方式などの携帯電話やPHS(Personal
HandyPhone System;簡易型携帯電話)などの無線を利
用した携帯電話端末が普及している。
【0003】また今日では、携帯電話端末を電話として
利用するのみに限らず、各接続事業者がネットワーク内
に設置したメール情報送信端末(以下メールサーバとも
いう)経由でインターネットに接続して電子メール(以
下Eメールともいう)を送受信する端末として利用する
ことも盛んになっている。
【0004】ここで、携帯電話端末を利用してEメール
を受信する方法は、受信したEメールを携帯電話端末に
保存する第1の方法と、当初は携帯電話端末にメールの
受信のみを通知し、Eメールを接続事業者側に設置され
たメールサーバに一旦保存しておく第2の方法に大別で
きる。
【0005】第1の方法では、メールサーバは、携帯電
話宛てのEメールを受信すると、この受信したEメール
を一旦ハードディスクなどの保存手段に保存する。そし
て対応する携帯電話端末へEメールを即時に転送し、転
送したEメールを保存手段から消去する。携帯電話端末
は、メールサーバから転送されたEメールの着信通知を
受けると、メール着信音(着信メロディも含む)を鳴ら
すとともに、ディスプレイにメール受信の状態を表示し
て、Eメールを受信する。
【0006】このディスプレイの表示は、例えば、未読
メールがない時の通常画面→メール受信中を通知する画
面→メール受信の終了を通知する画面→マークによる未
読メールの表示が有る時の通常画面のように変化する。
しかしこの表示態様では、ユーザは、Eメールの着信通
知を受けた時点では、Eメールを受信したことは分かる
がメール送信者や件名などを直ちに確認することができ
ない。
【0007】一方第2の方法では、メールサーバが携帯
電話宛てのEメールを受信すると保存手段にEメールを
保存するとともに、Eメールを受信したことを示す着信
通知を対応する携帯電話端末に送信する。この着信通知
を受けた携帯電話端末は、例えばディスプレイに「新規
メッセージを受信しました」などと表示して、新規のE
メールがあることをユーザに通知する。この通知を受け
たユーザは、メールサーバにアクセスしてEメールを受
信する。この場合、ユーザは、Eメールの着信通知を受
けた時点では、第1の方法と同様に、Eメールの送信者
や件名あるいは内容を直ちに確認することができない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、Eメールの着信通知を受けたときに該Eメールの
送信者や件名などのEメールに対応する付加情報を直ち
に確認することができる携帯電話端末を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話端末
は、生成されたメール情報の着信を無線により受け付け
る着信手段と、該着信手段が前記メール情報を受け付け
たときに該メール情報を受け付けた旨の通知を行なう受
信通知手段と、この受け付けたメール情報を可視情報と
して表示する表示手段と、受け付けたメール情報に対応
する付加情報を通知する付加情報通知手段を備えた。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の携帯電話端末としての携帯
電話端末を構成要素とする携帯型無線電話システムの一
実施形態を示すブロック図である。
【0012】この携帯型無線電話システムは、通信網の
一例としてのインターネット93に接続されたメールサ
ーバ95と、メールサーバ95との間で無線によりEメ
ール(メール情報)の送受信を行なう携帯電話端末10
とを備える。
【0013】メールサーバ95は、接続事業者99側に
備えられる。このメールサーバ95は、インターネット
93を介して送信されたEメールを一旦保存した後、送
信先に該当する携帯電話端末10に即時に無線転送す
る。また、Eメールを無線転送した後に、そのEメール
を消去する。メールサーバ95が携帯電話端末10に送
信するEメールは、他のユーザの携帯電話端末やパソコ
ンなどを用いて生成される。
【0014】図2は、図1に示す第1実施形態の携帯電
話端末10における表示データ生成機能を示すブロック
図である。携帯電話端末10は、メールサーバ95から
送信されたEメールの着信を受け付ける着信手段11
と、該着信手段11により受信されたEメールのデータ
(メールデータ)などを記憶するメモリ12と、Eメー
ルの本文などを表示する表示手段の一例としてのディス
プレイ14と、ディスプレイ14の表示を制御する表示
制御部16と、表示制御部16の表示モードを設定する
表示モード設定手段18とを有する。
【0015】着信手段11は、メールサーバ95からE
メールの着信通知が送信されたときに自動的にこのEメ
ールを受信する。この着信手段11は、該着信手段11
側から定期的(例えば10分ごと)にメールサーバ95
にアクセスしてEメールを受け取りに行くことなく、待
機中に着信通知を受け付けることができる。
【0016】メモリ12は、受信メールを保存するメモ
リ領域である受信メール保存テーブルにメールデータを
保存する。またメモリ12は、ユーザ98が設定した送
信者アドレス、電話番号、名前あるいはその他の情報を
対応付けて記憶する。
【0017】メモリ12の受信メール保存テーブルに保
存されたEメールを、以下受信メールという。メモリ1
2における送信者アドレスや電話番号などを対応付けて
記憶する領域を、以下ダイヤルメモリという。
【0018】ユーザ98は、メモリ22内のダイヤルメ
モリに、予め送信者アドレスごとに電話番号、名前ある
いはその他の情報を登録する。
【0019】ディスプレイ14は、受信したEメールの
本文などを可視情報として表示するものであればよく、
例えば液晶パネルやELパネルなどであればよい。
【0020】表示制御部16は、着信手段11がEメー
ルを受信したときに、このEメールを受信したことを示
す着信情報J1を着信手段11から受けて、Eメールを
受信した旨の通知をディスプレイ14に表示させる受信
通知手段として機能する。またこの表示制御部16は、
受信メールの付加情報をディスプレイ14に表示させる
付加情報通知手段としても機能する。
【0021】付加情報通知手段は、着信情報J1を着信
手段11から受けたとき、表示モード設定手段18によ
り設定された表示モードにしたがって、受信メールに対
応する付加情報をディスプレイ14に表示させる。
【0022】付加情報としては、例えば、メモリ12に
保存された受信メールのヘッダ情報から抽出した送信者
アドレス(From)や件名(Subject) 、あるいは50文
字程度のメール本文の一部を使用することができる。ま
た、ダイヤルメモリに登録されている送信者アドレスと
対応する名前を使用することもできる。
【0023】図3は第1実施形態の携帯電話端末10に
おけるEメール受信から該Eメールに対応する送信者ア
ドレスなどの付加情報をディスプレイ14に表示させる
までの処理手順の一例を示すフローチャートである。図
4は図3に示す処理手順におけるディスプレイ表示の態
様の一例を示す。
【0024】メモリ12に受信メールが保存されていな
い状態では、表示制御部16はディスプレイ14に図4
(a)に示す通常画面を表示させる。
【0025】着信手段11は、メールサーバ95から送
信されたEメールの着信を受けたとき、メモリ12内の
受信メール保存テーブルにEメールを保存する(S1
0)。
【0026】全メールデータが保存されるまでの間、表
示制御部16は、図4(b)に示すメール受信中画面の
ように、メール受信中である旨のメッセージをディスプ
レイ14に表示させる(S12)。また、表示モードが
受信メールの付加情報を表示させるモード(以下付加情
報表示モードという)に設定されているかを判定する
(S14)。付加情報表示モードに設定されていないと
き、表示制御部16は、メール受信終了通知のメッセー
ジのみを表示データとしてディスプレイ14に表示させ
る(S14-NO 、S34)。
【0027】付加情報表示モードに設定されているとき
(S14-YES)、表示制御部16は、受信メールのヘッ
ダ情報から送信者アドレスと件名を抽出する(S16;
図1のa処理)。また、メール送信者アドレスを名前に
変換して表示させるモード(以下名前変換モードとい
う)に設定されているかを判定する(S18)。
【0028】名前変換モードに設定されていないとき
(S18-NO )、表示制御部16は、抽出した送信者ア
ドレスと件名をディスプレイ14に出力する(S30;
図1のd1処理)。図4(c)に示すメール受信終了画
面のように、ディスプレイ14は、送信者を示す送信者
アドレスや件名を受信終了通知のメッセージとともに表
示する(S32)。
【0029】名前変換モードに設定されているとき(S
18-YES)、表示制御部16は、ダイヤルメモリの送信
者アドレスが登録されている領域に送信者アドレスと同
一のデータがあるか否かを検索する(S20;図1のb
処理)。
【0030】同一のデータがないときには(S22-NO
)、ヘッダ情報から抽出した送信者アドレスと件名を
ディスプレイ14に出力する(S30;図1のd1処
理)。図4(c)に示すメール受信終了画面のように、
ディスプレイ14は、送信者を示す送信者アドレスや件
名を受信終了通知のメッセージとともに表示する(S3
2)。
【0031】同一のデータがあったとき(S22-YE
S)、表示制御部16は、該当アドレスの名前が登録さ
れている領域から送信者アドレスに対応する名前を抽出
する(S24;図1のc処理)。そしてヘッダ情報から
抽出した件名とともにこの名前をディスプレイ14に出
力する(S26;図1のd2処理)。図4(c)に示す
メール受信終了画面のように、ディスプレイ14は、メ
ール送信者の名前や件名を受信終了通知のメッセージと
ともに表示する(S28)。
【0032】なお、S28,S32,S34における各
表示時間は任意に設定できる。表示制御部16は、設定
された時間だけ各ステップにおける所定の表示をディス
プレイ14にさせた後に、図4(d)に示す未読メール
がある場合の通常画面にさせる。
【0033】このように第1実施形態の携帯電話端末に
よれば、ユーザは、Eメールの着信通知を受けたとき、
ディスプレイ14に表示されたメールの送信者や件名な
どを確認することができる。これにより、ユーザがキー
操作を行なわなくても、メールの送信者や件名などのE
メールの付加情報を直ちに確認することができ利便性が
向上する。
【0034】上記第1実施形態では、送信者アドレスや
送信者の名前、および件名などを受信メールの付加情報
としてディスプレイ14に表示させていたが、これら以
外にも、例えばメール本文の一部などを前記付加情報と
して表示させてもよい。
【0035】また、例えば各送信者ごとにLEDなどの
表示デバイスの表示色を切り替えたり表示色の点滅サイ
クルを切り替えたりすることによりメール送信者を区別
してもよい。
【0036】図5は、第2実施形態の携帯電話端末10
における着信音生成機能を示すブロック図である。この
第2実施形態の携帯電話端末10を構成要素とする携帯
型無線電話システムの構成は図1と同様である。
【0037】第1実施形態との違いは、各送信者アドレ
スごとにそれぞれ異なる着信音を発音体としてのスピー
カから発することにより、メール送信者を区別できるよ
うにした点である。
【0038】このため、第2実施形態の携帯電話端末1
0は、Eメールの着信を受け付ける着信手段11と、メ
ールデータなどを記憶するメモリ22と、着信手段11
により受信されたEメールの本文を可視情報として表示
するディスプレイ14と、Eメールを受信したときに着
信音を発するスピーカ24と、着信情報J1を着信手段
11から受けたときスピーカ24に着信音を発せさる音
声処理部26と、着信音モードを設定する着信音モード
設定手段28とを有する。
【0039】メモリ22は、メールデータを受信メール
保存テーブルに保存するとともに、ユーザ98が設定し
た送信者アドレス、電話番号、名前、その他の情報、お
よび着信音番号を対応付けてダイヤルメモリに記憶す
る。また、着信音番号に対応する着信音データを着信音
データを記憶するメモリ領域である着信音データテーブ
ルに保存する。
【0040】着信音番号は、電話の着信時やメール受信
時にEメールの送信者に応じた着信音を鳴らすために、
各送信者に対応する着信音データを選択するための情報
である。
【0041】ユーザ98は、メモリ22内のダイヤルメ
モリに、予め送信者アドレスごとに電話番号、名前、そ
の他の情報、および着信音番号を登録する。
【0042】またユーザ98は、着信音番号に対応する
着信音データを着信音データテーブルに登録する。この
着信音データとしては、端末10に予め用意されている
データを用いてもよいし、インターネットなどを介して
入手したメロディデータなどを用いてもよい。
【0043】音声処理部26は、着信手段11がEメー
ルを受信したときに該着信手段11から着信情報J1を
受けて、着信音をスピーカ24で発せさせる受信通知手
段として機能する。またこの音声処理部26は、Eメー
ルを受信したときに該Eメールを受信した旨の着信音を
送信者アドレスに応じて切り替えることにより、受信メ
ールの送信者に関する情報をユーザに知らせる付加情報
通知手段としても機能する。
【0044】図6は第2実施形態の携帯電話端末10に
おけるEメール受信から該Eメールに対応する送信者ア
ドレスに応じて着信音を切り替えるまでの処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【0045】ディスプレイ14にメール受信中である旨
のメッセージを表示させながら全メールデータを保存す
るまでの処理は、上記第1実施形態と同様である(S4
0,S42)。
【0046】全メールデータが保存されるまでの間、音
声処理部26は、送信者アドレス別にメール着信音を鳴
動させるモード(以下アドレス別着信音モードという)
に設定されているかを判定する(S44)。アドレス別
着信音モードに設定されていないとき(S44-NO )、
音声処理部26は、着信音データテーブルから通常のメ
ール着信音データを抽出して着信音データをセットする
(S58)。次に音声処理部26は、着信音データをデ
コードした後、通常のメール着信音をスピーカ24で鳴
動させる(S60)。
【0047】アドレス別着信音モードが設定されている
ときは(S44-YES)、音声処理部26は、受信メール
のヘッダ情報から送信者アドレスを抽出する(S46;
図5のa処理)。次いでダイヤルメモリの送信者アドレ
スが登録されている領域に抽出された送信者アドレスと
同一のアドレスがあるかを検索する(S48;図5のb
処理)。同一のアドレスがないときは(S50-NO )、
上記S58,S60と同様に通常のメール着信音をスピ
ーカ24で鳴動させる。
【0048】同一のアドレスがあったとき(S50-YE
S)、音声処理部26は、ダイヤルメモリ内の該当アド
レスの着信音番号が登録されている領域から着信音番号
を抽出する(S52;図5のc処理)。そして、この着
信音番号に対応する着信音データを着信音データテーブ
ルから抽出して着信音データをセットする(S54;図
5のd処理)。次に声処理部26は、着信音データをデ
コードして着信音をスピーカ24で鳴動させる(S5
6)。受信メールの送信者に対応した着信音データをセ
ットしているので、このときの着信音は、受信メールの
送信者に対応する着信音である。
【0049】このように第2実施形態の携帯電話端末に
よれば、ユーザは、Eメール受信時に、ユーザ自身が予
め送信者ごとに設定しておいた着信音を聞くことができ
る。これにより、ユーザがキー操作を行なわなくても、
メールの送信者を直ちに確認することができる。
【0050】図7は第3実施形態の携帯電話端末10に
おける着信音生成機能を示すブロック図である。この第
3実施形態の携帯電話端末10を構成要素とする携帯型
無線電話システムの構成は図1と同様である。
【0051】第2実施形態との違いは、各送信者グルー
プごとにそれぞれ異なる着信音をスピーカなどで発する
ことにより、メール送信者の概略を区別することができ
るようにした点である。
【0052】このため、電子メールの送信者アドレスを
グループに分け、各グループを示すグループ番号を送信
者アドレスと対応付けてダイヤルメモリに登録する。つ
まり、電子メールの送信先アドレスをグループ分けして
登録する手段としてダイヤルメモリを使用する。
【0053】送信者アドレスは、例えば会社や友人など
特定の条件ごとに送信者を識別できる程度の単位でグル
ープ分けするとよい。
【0054】また、グループ番号と着信音番号とを対応
付けて記憶するメモリ領域としてのグループデータテー
ブルをグループごとに着信音を登録する着信音登録手段
としてメモリ22内に設ける。
【0055】さらに、音声処理部26は、グループデー
タテーブルに登録された着信音番号を参照して、受信メ
ールの送信者アドレスが属するグループ番号に対応する
着信音データを着信音データテーブルから選択し、この
選択した着信音データに基づく着信音をグループ情報と
してスピーカ24から発せさせる。
【0056】図8は第3実施形態の携帯電話端末10に
おけるEメール受信から該Eメールに対応する送信者グ
ループに応じて着信音を切り替えるまでの処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【0057】ダイヤルメモリに受信メールの送信者アド
レスと同一のアドレスが登録されているかを検索し、同
一アドレスがないときに通常のメール着信音を鳴動させ
るまでの処理は、上記第2実施形態と同様である(S4
0〜S50-NO 、S58、S60)。
【0058】同一のアドレスがあったとき(S50-YE
S)、音声処理部26は、該当アドレスのグループ番号
が登録されている領域からグループ番号を抽出する(S
70;図7のc処理)。次いで、このグループ番号に対
応する着信音番号をグループデータテーブルから抽出す
る(S72)。そして、このグループ番号に対応する着
信音データを着信音データテーブルから抽出して着信音
データをセットする(S74;図7のd処理)。次に音
声処理部26は、着信音データをデコードして着信音を
スピーカ24で鳴動させる(S76)。受信メールの送
信者アドレスが属するグループの番号に対応した着信音
データをセットしているので、このときの着信音は、送
信者が属するグループに対応する着信音である。
【0059】このように第3実施形態の携帯電話端末に
よれば、ユーザは、Eメール受信時に、ユーザ自身が予
め送信者のグループごとに設定しておいた着信音を聞く
ことができる。これにより、ユーザがキー操作を行なわ
なくても、いずれのグループからの電子メールを受信し
たかを示すグループ情報としての着信音を直ちに確認す
ることができる。
【0060】また、送信者ごとに着信音を登録する第2
実施形態では、送信者の登録件数が増えるほど着信音デ
ータを登録するメモリ領域を多く要する虞れがあるのに
対して、この第3実施形態によれば、送信者をグループ
分けして各グループごとに着信音を登録するので、送信
者の登録件数が増えても、着信音データを登録するメモ
リ領域は少なくて済む。
【0061】なお、第1実施形態においても、第3実施
形態と同様に、電子メールの送信者アドレスをグループ
に分けて各グループを示すグループ番号を送信者アドレ
スと対応付けてダイヤルメモリに登録してもよい。この
場合、Eメールを受信したときに、このEメールの送信
者アドレスに対応するグループ番号をディスプレイ14
に表示することにより、グループ情報をユーザに通知す
ることができる。
【0062】また、第1実施形態と第2実施形態、ある
いは第1実施形態と第3実施形態の機能を組合せること
もできる。図9および図10は、第1実施形態と第2実
施形態とを組合せた場合における、携帯電話端末の処理
手順(携帯電話端末の着信音/画面表示処理)を示すフ
ローチャートである。各実施形態で共通するステップは
割愛してある。詳細説明は省略するが、この実施形態に
おいては、最初に第2実施形態の処理を行なった後に第
1実施形態の処理を行なう。
【0063】図11は本発明の携帯電話端末およびメー
ルサーバを構成要素とする携帯型無線電話システムの他
の実施形態(以下第4実施形態という)を示すブロック
図である。
【0064】第4実施形態におけるメールサーバ95
は、Eメールを保存するハードディスクなどの保存手段
50と、送信先である携帯電話端末10にEメールを受
信したことを示す着信通知を送信するメール通知手段5
2と、メールサーバ95が受信したEメールに対応する
送信者アドレスや件名などの付加情報をEメールと対応
付けて携帯電話端末10に送信する付加情報送信手段5
4と、Eメールの本文を送信するメール送信手段56と
を有している。
【0065】一方、このシステムに使用される携帯電話
端末10は、Eメールの受信通知とともにヘッダ情報を
メールサーバ95から受信する。
【0066】この第4実施形態のシステムにおいては、
メールサーバ95が携帯電話宛てのEメールを受信する
とサーバ95内の保存手段50にEメールの本文を保存
する。メール通知手段52は、送信先に対応する携帯電
話端末10へEメールを受信したことを示すメール通知
を送信するとともに、送信者アドレスや件名などのヘッ
ダ情報を該メール通知と一緒に送信する。メール送信手
段56は、各携帯電話端末10からの要求に応じて該当
する携帯電話端末10にEメールの本文を転送する。
【0067】したがって、携帯電話端末10側において
は、メールサーバ95から送信されたメール通知を受信
したとき、メール受信通知と一緒に送信された送信者ア
ドレスや件名などのヘッダ情報を参照して、上記第1〜
第3実施形態と同様の処理を行なうことができる。これ
により、ユーザは、メールサーバ95にアクセスしなく
てもEメールの送信者や件名などのEメールの付加情報
を直ちに確認することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明の携帯電話端末によれば、受信し
たメール情報に対応する付加情報を可視情報や音声情報
によって通知する付加情報通知手段を備えたので、ユー
ザは、何のキー操作を行なわなくても、メール受信時
に、付加情報通知手段により通知された可視情報や音声
情報に基づいて、メールの送信者や件名などのメールの
概要情報を直ちに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話端末を構成要素とする携帯型
無線電話システムの一実施形態を示すブロック図
【図2】図1に示す携帯電話端末における表示データ生
成機能を示すブロック図
【図3】第1実施形態の携帯電話端末の処理手順を示す
フローチャート
【図4】第1実施形態の携帯電話端末におけるディスプ
レイ表示の一例を示す図(a)〜(d)
【図5】第2実施形態の携帯電話端末における着信音生
成機能を示すブロック図
【図6】第2実施形態の携帯電話端末の処理手順を示す
フローチャート
【図7】第3実施形態の携帯電話端末における着信音生
成機能を示すブロック図
【図8】第3実施形態の携帯電話端末の処理手順を示す
フローチャート
【図9】第1実施形態と第2実施形態とを組合せた場合
における、携帯電話端末の処理手順を示すフローチャー
【図10】第1実施形態と第2実施形態とを組合せた場
合における、携帯電話端末の処理手順を示すフローチャ
ート(図9の続き)
【図11】第4実施形態の携帯型無線電話システムを示
すブロック図
【符号の説明】
10 携帯電話端末(携帯電話端末) 11 着信手段 12 メモリ 14 ディスプレイ(表示手段) 16 表示制御部(付加情報通知手段および受信通知
手段として機能) 18 表示モード設定手段 22 メモリ 24 スピーカ(発音体) 26 音声処理部(付加情報通知手段および受信通知
手段として機能) 28 着信音モード設定手段 50 保存手段 52 メール通知手段 54 付加情報送信手段 56 メール送信手段 95 メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/57 H04B 7/26 K M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生成されたメール情報の着信を無線によ
    り受け付ける着信手段と、 該着信手段が前記メール情報を受け付けたときに該メー
    ル情報を受け付けた旨の通知を行なう受信通知手段と、 この受け付けたメール情報を可視情報として表示する表
    示手段と、 前記受け付けたメール情報に対応する付加情報を通知す
    る付加情報通知手段とを備えたことを特徴とする携帯電
    話端末。
JP2001072184A 2001-03-14 2001-03-14 携帯電話端末 Pending JP2002271512A (ja)

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