JP2002271270A - 部品取出装置におけるスリップリングユニット - Google Patents

部品取出装置におけるスリップリングユニット

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JP2002271270A
JP2002271270A JP2001061860A JP2001061860A JP2002271270A JP 2002271270 A JP2002271270 A JP 2002271270A JP 2001061860 A JP2001061860 A JP 2001061860A JP 2001061860 A JP2001061860 A JP 2001061860A JP 2002271270 A JP2002271270 A JP 2002271270A
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rotating
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fixed
half mirror
axis
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JP2001061860A
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English (en)
Inventor
Morimichi Takagi
守道 高木
Yoshio Tomizawa
喜男 富沢
Toru Beppu
徹 別府
Akio Watanabe
昭夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo High Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 省スペースのスリップリングユニットを提供
すること。 【解決手段】 部品挿入機構(部品取出装置)の回転盤
が回転して、部品吸着ステーションでは部品収納部内の
チップ部品が回転盤の裏面に設置された吸着ノズルが上
下動して吸着取出される。即ち、回転盤と同軸上に位置
し、且つその主軸に連結した回転筒体69も回転盤と共
に回転し、ホストコンピュータからの指令が一次側制御
ラインを介して固定側発光素子より固定側ハーフミラー
を介して発信し、これを回転側ハーフミラーを介して回
転側発光素子が受信し、二次側制御ライン79を介して
駆動回路へ伝達し、また駆動電力は一次側電源ケーブル
78、ブラシ体71、回転筒体69の外周面の導体部7
2及び二次側電源ケーブル76を経て、駆動モータに供
給し、吸着ノズルを上下動させることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動モータの駆動
により間欠回転する回転盤の周縁に複数配設された吸着
ノズルが吸着ステーションにて電子部品を取り出す部品
取出装置に設けられ、下部のスリップリング部と、上部
の回転側及び固定側の通信部と、これらを覆う上下の各
ケーシングとを備え上部の回転側通信部と固定側通信部
との間で双方向通信を行う部品取出装置におけるスリッ
プリングユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の前記部品取出装置において、固定
体と回転体との間に介設した少なくとも正逆方向一対の
光カプラにより、前記固定体側の回路と前記回転体側の
回路との間で双方向通信を行うための光通信装置を適用
する技術が、特開2000−349719号公報に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記回路に合
わせてスリップリングユニットを大きくできる部品取出
装置であれば問題ないが、大きくできない場合には、前
記回路のスペースの確保ができなくなる。
【0004】そこで、省スペースのスリップリングユニ
ットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで第1の発明は、駆
動モータの駆動により間欠回転する回転盤の周縁に複数
配設された吸着ノズルが吸着ステーションにて電子部品
を取り出す部品取出装置に設けられ、下部のスリップリ
ング部と、上部の回転側及び固定側の通信部と、これら
を覆う上下の各ケーシングとを備え上部の回転側通信部
と固定側通信部との間で双方向通信を行う部品取出装置
におけるスリップリングユニットにおいて、前記下のケ
ーシングには前記回転盤と同軸上に位置した軸に連結し
て回転可能な回転筒体と、該回転筒体の外周面に設けら
れた導体部に形成された複数の電極に前記回転筒体の回
転に伴い摺接する複数本のブラシ体と、前記回転筒体の
上部に固定された上下複数枚の二次側制御基板とを設け
ると共に、前記二次側制御基板の上面に前記回転筒体の
軸線上に設けた回転側受光素子と、前記軸線上に設けた
回転側ハーフミラーと、前記軸線から外れた位置に設け
られた回転側発光素子とを備えた回転側通信部を設け、
前記上のケーシングにはその蓋体裏面には一次側制御基
板を設けると共に該一次側制御基板の下面には前記回転
筒体の軸線上に設けた固定側受光素子と、前記軸線上に
設けた固定側ハーフミラーと、前記軸線から外れた位置
に設けられた固定側発光素子とを備えた固定側通信部を
設けたことを特徴とする。
【0006】また第2の発明は、下側の前記二次側制御
基板の上面に前記回転側発光素子、回転側受光素子及び
回転側ハーフミラーを設け、上側の二次側制御基板に前
記回転側受光素子及び回転側ハーフミラーに対応して切
欠きを形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をテーピング装置に
適用した実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。先ず、図1は本発明が適用されるテーピング装置の
正面図であり、1はテーピング装置本体で、この本体1
の側壁部に立設されたピン2Aにテープリール2が回転
可能に係止され、当該テープリール2に巻装されたテー
プ本体(キャリアテープとも称される。)3Aの先端
が、当該テープ本体3Aに適度なテンションを与えるた
めのプーリ4,5,6,7,8,9,10及び搬送レー
ル11を介して巻取りリール12に固定されている。
【0008】そして、図示しない回転駆動系による当該
巻取りリール12の回転に合わせて順次テープ本体3A
が所定量搬送されて(巻取りリール12に巻取られて)
いく間で、テープ本体3Aの収納溝3B内にチップ部品
が挿入され、更に所定位置まで搬送されて収納溝3B上
面の開口部をカバーテープ供給リール13から供給され
るカバーテープ3Cで被覆した後、前記巻取りリール1
2に巻取られていく。尚、上述したようにテープ本体3
Aと、これに設けられた収納溝3B(図3等参照)と、
その上面に圧着されるカバーテープ3Cとで、テープ3
が形成される。
【0009】図2は図1の一部拡大図であり、上記テー
ピング装置で行われる各種作業工程が図2の紙面上右か
ら順に示している。即ち、右から部品挿入機構15によ
るテープ本体3Aの収納溝3B内への部品挿入工程、部
品検査機構35による部品検査工程、そしてテープ圧着
機構50によるテープ本体3Aとカバーテープ3Cとの
圧着工程となり、各種作業工程における対象となるチッ
プ部品17は便宜的に黒く塗り潰してある。
【0010】次に、部品取出装置でもある前記部品挿入
機構15について、以下図3乃至図6を参照しながら説
明する。
【0011】(I)は部品吸着(取出し)ステーション
で、部品収納部16内のチップ部品17が部品挿入機構
15の回転盤18の裏面に複数個設置された吸着ノズル
19で順次吸着取出しされ、当該吸着ノズル19に吸着
されたチップ部品17は図示しない駆動モータによるイ
ンデックスユニットを介する回転盤18の回転に合わせ
て次のステーションに搬送される。尚、前記吸着ノズル
19は図示しない駆動モータにより上下動可能に構成さ
れる。部品収納部16は、載置テーブル20にダイシン
グテープに貼付されたウエハが、ダイシングされて個々
のチップ部品17に分割された状態で載置され、各チッ
プ部品17をウエハ裏面より突き上げピン21により突
き上げながら、駆動モータにより下降した前記吸着ノズ
ル19で吸着取出しする。22は載置テーブル20をX
Y移動させることで前記突き上げピン21上方に所望の
チップ部品17を位置させるXYテーブルで、23は前
記ウエハ上のチップ部品17を認識する認識カメラであ
る。
【0012】(II)は部品認識ステーションで、吸着
ノズル19に吸着された状態のチップ部品17の下方に
準備された認識カメラ25により当該チップ部品17の
姿勢を認識する。このとき、前の部品吸着ステーション
では、このステーションに到達した別の吸着ノズル19
により、ウエハ内のチップ部品17の吸着取出しが行わ
れる。
【0013】(III)は部品挿入ステーションで、吸
着ノズル19に吸着されたチップ部品17を下方で待機
している搬送レール11上のテープ本体3Aの収納溝3
B内に挿入する。尚、前記チップ部品17は、後述する
部品検査機構35による検査がし易いように裏面が上を
向いた状態で収納溝3B内に挿入される。更に、図示し
ないが搬送レール11上に載置されるテープ本体3A上
面には搬送時にガイドし、また部品飛び出しを防止する
目的で、カバーが設けられており、部品挿入作業位置及
び部品検査作業位置だけ当該カバーに所定広さ(本実施
形態では6個のチップ部品17を1単位と考えているた
め、6個分の収納溝3Bが露出する広さ)の開口部が穿
設されている。尚、前述した1単位を6個のチップ部品
17としたのは、後述する認識カメラ26により認識す
る収納溝3Bの数が6個であるためで、認識カメラ26
の認識エリア(視野)領域の広さに応じてその数は適宜
設定可能なものである。
【0014】ここでは、先ず認識カメラ26により前記
収納溝3Bの位置を認識させ、この認識結果と前の部品
認識ステーション(II)での部品姿勢の認識結果とが
加味されて、前記回転盤18が取り付けられたアーム2
7がXYテーブル28を構成するXテーブル28A,Y
テーブル28BによりXY移動される。従って、収納溝
3B内にチップ部品17が適正な形で挿入されることに
なる。
【0015】また、29は前記認識後、吸着ノズル19
の挿入時のテープ本体3Aへの接触や機械振動等により
収納溝3Bの位置が変動しないようにテープ本体3Aを
押さえるための上下動可能なテープ押さえ機構で、認識
カメラ26の認識エリア外に一対のテープ押さえ板が配
置されており、例えばシリンダのロッド部の下動により
当該テープ押さえ板が前記テープ本体3Aの上面に当接
して当該テープ本体3Aを押さえる。
【0016】更に、30は前記収納溝3B内にチップ部
品17が挿入された後に、当該収納溝3B上面の開口部
を塞ぐためのシャッタで、前記XYテーブル28のYテ
ーブル28BによるY移動と連動するように構成されて
おり、収納溝3B内にチップ部品17を挿入した後に、
Yテーブル28BのY移動により回転盤18が図6の紙
面上左側へ移動する際に、当該シャッタ30もY移動さ
れてシャッタ30は閉動作される。図4は収納溝3B内
にチップ部品17を挿入する直前状態を、図5は収納溝
3B内にチップ部品17を挿入した状態を、図6は収納
溝3B内にチップ部品17を挿入した後に吸着ノズル1
9とチップ部品17とを引き離し、更に収納溝3B上面
の開口部をシャッタ30で塞いだ状態をそれぞれ示して
いる。
【0017】尚、本発明では前記吸着ノズル19と当該
シャッタ30とが連動可能(共にXYテーブル28に固
定され、Y方向への移動に対して連動できる。)に構成
しているため、図6に示すように収納溝3B内にチップ
部品17を挿入した状態で、Yテーブル28BがY移動
する際に、吸着ノズル19によりチップ部品17が収納
溝3B内に置き去りにされながら収納溝3B内上面の開
口部がシャッタ30により塞がれることになり、この2
つの作業がYテーブル28BのY移動だけで制御できる
ため、作業性が良い。また、収納溝3B内へのチップ部
品17の挿入時の静電気、振動、引掛かり等による不確
実な挿入形態が、前記吸着ノズル19を移動させながら
シャッタ30を動作させることによって、安定した挿入
が可能になる。
【0018】更に、前記認識カメラ26により複数個
(本実施形態では6個)分の収納溝3Bの位置を1度に
認識させ、それらの収納溝3B内にチップ部品17を順
次挿入させている。このような複数挿入し、テープ送り
機構によりテープ本体3Aを6ピッチ分下流に搬送する
方式を採用することで、例えば1個ずつチップ部品17
を収納溝3B内に挿入し、テープ送り機構によりテープ
本体3Aを1ピッチ分下流に搬送し、再度上記動作を繰
り返させるものに比して全体としての作業時間を短縮す
ることができる(チップ部品17の挿入時間は同等であ
るため、搬送時間のみの差となる。)。
【0019】35は前記テープ本体3Aの収納溝3B内
に挿入された状態のチップ部品に対して部品検査(例え
ば、電気特性検査等)を行う部品検査機構であり、以
下、図7乃至図10を参照しながら説明する。
【0020】図2、図8等において、36は前記収納溝
3B内に挿入された状態のチップ部品17の上方に準備
された認識カメラで、当該収納溝3B内のチップ部品1
7の姿勢を認識する(図7では、その認識エリアのみを
二点鎖線で表示している。)。
【0021】図8において、37は下面にプローブ針を
備えた検査部で、当該検査部37が固定されたアーム3
8は、ガイド39に沿って上下動可能で、この上下動機
構40はXYテーブル41に載置されている。従って、
前記検査部37は、X−Y−Z(上下)移動すること
で、前記収納溝3B内に挿入されたチップ部品17に当
接し、検査する(図8は収納溝3B内に挿入されたチッ
プ部品17が検査位置まで搬送されてきた状態(この時
点では後述するシャッタ47により、検査前のチップ部
品17上面は塞がれている。)を、図9はシャッタ47
がY移動して収納溝3B内のチップ部品17が露出した
状態を、図10は収納溝3B内のチップ部品17を後述
する部品押さえ板43で押さえながら前記検査部37の
プローブ針をチップ部品17に接触させて検査している
状態をそれぞれ示している。)。尚、当該検査作業にお
いては、検査部37により6個のチップ部品17を一度
に検査するため、前記カバーには前述した挿入作業位置
と同様に6個分の収納溝3Bが露出する広さの開口部が
穿設されている。
【0022】また、42は前記検査部37による部品検
査時に収納溝3B内に挿入されたチップ部品17が位置
ずれを起こさないための部品位置規制機構で、6個のチ
ップ部品17を押さえる部品押さえ板43が上下動機構
44に取り付けられ、この上下動機構44がXYテーブ
ル45に載置されることで、前記検査部37と同様にX
−Y−Z移動可能に構成されている。
【0023】そして、前記搬送レール11には前記検査
部37による検査前のチップ部品17上面を塞いでおく
ためのシャッタ47が、Y移動ガイド48に沿ってY移
動可能に準備されている。
【0024】また、部品検査機構35による部品検査
は、前記収納溝3B内にチップ部品17を挿入した後、
後述するテープ圧着機構50でテープ本体3Aとカバー
テープ3Cとを圧着させるまでの搬送経路途上のある一
箇所で行えば良いため、装置内での設置場所の確保が比
較的容易である。
【0025】最後に、50は上下動可能なテープ圧着機
構で、収納溝3B内にチップ部品17が挿入され、当該
チップ部品17の検査が終了したテープ本体3Aとカバ
ーテープ3Cとを圧着させて、テーピングを完了させる
ものである。そして、テーピングが完了したテープ3は
巻取りリール12に順次巻き取られていく。
【0026】次に、図11乃至図13に基づいて、概ね
円筒状のスリップリングユニット60について説明す
る。該ユニット60は、下部のスリップリング部61
と、上部の通信部62と、これらを覆うケーシング63
とから構成される。該ケーシング63は、蓋体64がビ
ス65により固定される上ケーシング66と、下ケーシ
ング67とから構成される。
【0027】前記スリップリング部61は、下端を前記
回転盤18と同軸上に位置し、且つその主軸68に連結
した回転筒体69と、該回転筒体69の外周面に固定さ
れた導体部72に形成された複数の電極70に摺接する
複数本のブラシ体71とを有している。また、回転筒体
69は上下2箇所の支持部材73にベアリング74を介
して回転自在に軸支されている。
【0028】そして、前記電極70には、回転筒体69
の上端に固定されたリング75に開設した挿通孔及び該
回転筒体69内を通って各吸着ノズル19を上下動ある
いは垂直線回りに回転(以下「θ回転」という)させる
ための駆動モータやノズル19が電子部品を真空吸着す
るための吸引路に設けられた電磁バルブなどに接続され
る二次側電源ケーブル76が接続されている。
【0029】また、前記各ブラシ体71はその一端は前
記電極70に摺接するが、他端は下ケーシング67の接
続端子77を介して一次側電源ケーブル78に接続され
ている。更に、前記駆動モータの駆動回路に接続される
二次側制御ライン79が前記回転筒体69内に配設さ
れ、該二次側制御ライン79の他端は回転筒体69上部
にビス81により固定された下の円形の二次側制御基板
80Aに接続されている。
【0030】そして、前記二次側制御基板80Aの上方
には同じく円形の二次側制御基板80Bがビス82によ
り固定される。この二次側制御基板80Bの上面には、
回転側通信部を構成する前記回転筒体69の軸線上に設
けた回転側受光素子90と、前記軸線上に設けた回転側
ハーフミラー91と、前記軸線から外れた位置に設けら
れたLED等の回転側発光素子92とが設けられてい
る。
【0031】このように二次側制御基板を2枚としたの
は、基板を大面積にしたいがスリップリングユニット6
0の径を大きくできない場合などにおいて、極力省スペ
ースで対応するためである。
【0032】一方、前記蓋体64裏面には円形の一次側
制御基板100が固定され、一次側制御基板100の下
面には、固定側通信部を構成する前記回転筒体69の軸
線上に設けた固定側受光素子101と、前記軸線上に設
けた固定側ハーフミラー102と、前記軸線から外れた
位置に設けられた固定側発光素子103とが設けられて
いる。以上の固定側受光素子101、固定側ハーフミラ
ー102、固定側発光素子103、回転側受光素子9
0、回転側ハーフミラー91と、回転側発光素子92な
どにより、前記通信部62が構成されるものである。そ
して、該一次側制御基板100に接続された一次側制御
ラインは上ケーシング66の接続端子104を介してホ
ストコンピュータ(統括制御部)に接続されている。
【0033】従って、本テーピング装置の部品挿入機構
(部品取出装置でもある)15の回転盤18が駆動モー
タにより回転して各ステーションで種々の仕事が行われ
るが、例えば部品吸着ステーション(I)では部品収納
部16内のチップ部品17が回転盤18の裏面に複数個
設置された吸着ノズル19が順次駆動モータにより上下
動して吸着取出される。このとき、前記回転盤18と同
軸上に位置し、且つその主軸68に連結した回転筒体6
9も回転盤18と共に回転し、前記ホストコンピュータ
からの指令が一次側制御ラインを介して固定側発光素子
103より固定側ハーフミラー102を介して発信し、
これを回転側ハーフミラー91を介して回転側発光素子
92が受信し、二次側制御ライン79を介して前記駆動
回路へ伝達し、また駆動電力は一次側電源ケーブル7
8、ブラシ体71、回転筒体69の外周面の導体部72
及び二次側電源ケーブル76を経て、前記駆動モータに
供給し、、前記吸着ノズル19を上下動又はθ回転させ
ることとなる。
【0034】また、種々の応答信号は二次側制御ライン
79を介して回転側発光素子92より回転側ハーフミラ
ー91を介して発信し、これを固定側ハーフミラー10
2を介して固定側発光素子101が受信し、一次側制御
ラインを介して前記ホストコンピュータへ伝達されるも
のである。
【0035】尚、下の前記二次側制御基板80Aの上面
に前記回転側発光素子92、回転側受光素子90及び回
転側ハーフミラー91を設け、上の二次側制御基板80
Bに前記回転側受光素子90及び回転側ハーフミラー9
1に対応して切欠きを形成することにより、一次側制御
基板100と二次側制御基板80Bとの間隔を狭くで
き、スリップリングユニットの高さを抑えることがで
き、部品挿入機構15の一層のコンパクト化を図るもの
である。
【0036】また、テーピング装置に適用した実施形態
について説明したが、これに限らずロータリテーブルを
使用しプリント基板上に電子部品を装着する電子部品自
動装着装置に適用することもできる。
【0037】以上本発明の実施形態について説明した
が、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替
例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸
脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包
含するものである。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定側通
信部と回転側通信部との間で確実な双方向通信ができる
のはもちろん、省スペースのスリップリングユニットを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーピング装置を示す正面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】部品挿入機構を説明するための平面図である。
【図4】部品挿入機構を説明するための側面図である。
【図5】部品挿入機構を説明するための側面図である。
【図6】部品挿入機構を説明するための側面図である。
【図7】部品検査機構を説明するための平面図である。
【図8】部品検査機構を説明するための側面図である。
【図9】部品検査機構を説明するための側面図である。
【図10】部品検査機構を説明するための側面図であ
る。
【図11】一部破断せるスリップリングユニットの正面
図である。
【図12】一部破断せるスリップリングユニットの正面
図である。
【図13】スリップリングユニットの正面図である。
【符号の説明】
15 部品挿入機構(部品取出装置) 17 チップ部品 18 回転盤 19 吸着ノズル 60 スリップリングユニット 69 回転筒体 70 電極 71 ブラシ体 72 導体部 80A、80B 二次側制御基板 90 回転側受光素子 91 回転側ハーフミラー 92 回転側発光素子 100 一次側制御基板 101 固定側受光素子 102 固定側ハーフミラー 103 固定側発光素子
フロントページの続き (72)発明者 富沢 喜男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 別府 徹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 昭夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K002 DA04 FA03 GA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータの駆動により間欠回転する回
    転盤の周縁に複数配設された吸着ノズルが吸着ステーシ
    ョンにて電子部品を取り出す部品取出装置に設けられ、
    下部のスリップリング部と、上部の回転側及び固定側の
    通信部と、これらを覆う上下の各ケーシングとを備え上
    部の回転側通信部と固定側通信部との間で双方向通信を
    行う部品取出装置におけるスリップリングユニットにお
    いて、 前記下のケーシングには前記回転盤と同軸上に位置した
    軸に連結して回転可能な回転筒体と、該回転筒体の外周
    面に設けられた導体部に形成された複数の電極に前記回
    転筒体の回転に伴い摺接する複数本のブラシ体と、前記
    回転筒体の上部に固定された上下複数枚の二次側制御基
    板とを設けると共に、前記二次側制御基板の上面に前記
    回転筒体の軸線上に設けた回転側受光素子と、前記軸線
    上に設けた回転側ハーフミラーと、前記軸線から外れた
    位置に設けられた回転側発光素子とを備えた回転側通信
    部を設け、 前記上のケーシングにはその蓋体裏面には一次側制御基
    板を設けると共に該一次側制御基板の下面には前記回転
    筒体の軸線上に設けた固定側受光素子と、前記軸線上に
    設けた固定側ハーフミラーと、前記軸線から外れた位置
    に設けられた固定側発光素子とを備えた固定側通信部を
    設けたことを特徴とする部品取出装置におけるスリップ
    リングユニット。
  2. 【請求項2】 下側の前記二次側制御基板の上面に前記
    回転側発光素子、回転側受光素子及び回転側ハーフミラ
    ーを設け、上側の二次側制御基板に前記回転側受光素子
    及び回転側ハーフミラーに対応して切欠きを形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の部品取出装置における
    スリップリングユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7497821B2 (ja) 2021-02-17 2024-06-11 株式会社イー・ピー・アイ エンボスキャリアテープのカバーテープ剥離装置およびこれを用いたワーク供給装置
JP7504465B2 (ja) 2021-02-17 2024-06-24 株式会社イー・ピー・アイ エンボスキャリアテープの繰り出し装置およびこれを用いたワーク供給装置

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