JP2002270884A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2002270884A
JP2002270884A JP2001066330A JP2001066330A JP2002270884A JP 2002270884 A JP2002270884 A JP 2002270884A JP 2001066330 A JP2001066330 A JP 2001066330A JP 2001066330 A JP2001066330 A JP 2001066330A JP 2002270884 A JP2002270884 A JP 2002270884A
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JP
Japan
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solar cell
power
changing
power supply
supply device
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Application number
JP2001066330A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Shinichiro Sumiyoshi
眞一郎 住吉
Kazuo Fujishita
和男 藤下
Hideki Omori
英樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電源装置は、方角の調整ができないも
のであり、太陽エネルギーを効率的に利用することがで
きないという課題を有している。 【解決手段】 太陽電池101の角度を調整する角度調
整手段106を備えた構成として、太陽電池の発電量を
太陽電池の能力を活かした電源装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源から交流
出力を取り出して供給できる電源装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている電源装置の一例
を図9を用いて説明する。この電源装置は、太陽電池9
01と、充電コントロール手段902と、蓄電手段90
3と、DC/DC昇圧コンバータ904と、電圧安定化
用の電解コンデンサ905と、商用電力を供給するイン
バータ手段906から構成されている。
【0003】太陽電池901から供給される直流電力
は、充電コントロール手段902によって蓄電手段90
3に蓄えられ、DC/DC昇圧コンバータで12Vから
商用電源電圧以上に昇圧された後、電解コンデンサ90
5を介してインバータ手段906に供給され、インバー
タ手段906から商用交流電力として取り出され、電気
機器907を動作させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電源装置
は、方角の調整ができないものであり、太陽エネルギー
を効率的に利用することができないという課題を有して
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池と、
前記太陽電池から得られるエネルギーを蓄えるための蓄
電手段と、蓄電手段にエネルギーを効率よく蓄えるため
の充電コントロール手段と、前記蓄電手段から得られる
直流電力を交流電力に変換するインバータ手段と、前記
太陽電池を設置するための設置手段とを構成要件として
備えており、前記設置手段は太陽電池の角度を調整する
角度調整手段を備えている電源装置としている。
【0006】角度調整手段によって、太陽電池と太陽の
位置関係を適切にすることで、太陽エネルギーを効率的
に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活か
した電源装置としている。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、太陽
電池と、前記太陽電池から得られるエネルギーを蓄える
ための蓄電手段と、蓄電手段にエネルギーを効率よく蓄
えるための充電コントロール手段と、前記蓄電手段から
得られる直流電力を交流電力に変換するインバータ手段
と、前記太陽電池を設置するための設置手段とを構成要
件として備えており、前記設置手段は太陽電池の角度を
調整する角度調整手段を備えている電源装置としてい
る。
【0008】角度調整手段によって、太陽電池と太陽の
位置関係を適切にすることで、太陽エネルギーを効率的
に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活か
したものとできる電源装置としている。
【0009】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した構成に加え、角度調整手段は、太陽の方角を知る
ための方角検知手段を備えている構成としている。
【0010】方角検知手段によって、太陽電池の方向が
真南を向く方向に調整するようにして、太陽エネルギー
を効率的に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能
力を活かしたものとできる電源装置としている。
【0011】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2に記載した構成に加え、角度調整手段は、太陽の方
角を知るための方角検知手段と、方角を変更する方角可
変手段と、前記方角検知手段の検出値に基づき方角可変
手段に指令を出し太陽電池の方角を変更する方角制御手
段とを備えた構成としている。
【0012】方角検知手段の検出値に基づいて方角可変
手段を駆動するようにして、太陽電池の方向が正確に真
南を向く方向に自動的に調整でき、太陽エネルギーを効
率的に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を
活かしたものとできる電源装置としている。
【0013】請求項4に記載した発明は、請求項1また
は2に記載した構成に加え、角度調整手段は、時間の経
過を知る計時手段と、太陽電池の方角を変更する方角可
変手段と、前記計時手段から得られる情報に基づいた方
角可変手段に指令を出し太陽電池の方角を変更する方角
制御手段を備えた構成としている。
【0014】計時手段から得られる情報に基づいて方角
可変手段を駆動するようにしているため、時間の経過と
共に太陽の方向を追尾でき、太陽エネルギーを効率的に
利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活かし
たものとできる電源装置としている。
【0015】請求項5に記載した発明は、請求項1から
4のいずれか1項に記載した構成に加え、角度調整手段
は、月を設定する月設定手段と、月設定手段の設定値に
合わせて仰角を変化させる仰角設定手段とを備えている
構成としている。
【0016】仰角設定手段が月設定手段の設定値に合わ
せて自動的に仰角を変化させるようにしているため、太
陽エネルギーを効率的に利用でき、太陽電池の発電量を
太陽電池の能力を活かしたものとできる電源装置として
いる。
【0017】請求項6に記載した発明は、請求項1から
5のいずれか1項に記載した構成に加え、角度調整手段
は、月を設定する月設定手段と、太陽電池の仰角を変更
する仰角可変手段と、前記月設定手段の設定値に基づ
き、前記仰角可変手段の仰角を変更する仰角制御手段と
を備えている構成としている。
【0018】仰角制御手段が月設定手段の設定値に基づ
いて仰角可変手段の仰角を制御するようにして、特に固
定地点で長期間使用する場合に、太陽エネルギーを効率
的に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活
かしたものとできる電源装置としている。
【0019】請求項7に記載した発明は、請求項1から
6のいずれか1項に記載した構成に加え、角度調整手段
は、現在発電している電力を表示するための発電電力表
示手段を備えている構成としている。
【0020】使用者が発電電力の表示を見ることによっ
て、設置の方角の微調整を行うことができ、太陽エネル
ギーを効率的に利用でき、太陽電池の発電量を太陽電池
の能力を活かしたものとできる電源装置としている。
【0021】請求項8に記載した発明は、請求項1から
7のいずれか1項に記載した構成に加え、蓄電手段は、
商用交流電圧の最大値以上の定格電圧を有している構成
としている。
【0022】このため、電解コンデンサを用いる必要の
ない簡単な構成で、商用周波数の正弦波の波形を有する
電力を供給できる電源装置としている。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本実施例の電源装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施例の電源装置は、太陽電池101と、前記太
陽電池から得られるエネルギーを蓄えるための蓄電手段
102と、蓄電手段102にエネルギーを効率よく蓄え
るための充電コントロール手段103と、前記蓄電手段
102から得られる直流電力を交流電力に変換するイン
バータ手段104と、太陽電池101を設置するための
設置手段105とを有している。なお107は、インバ
ータ手段104の両端に接続している電気機器である。
【0024】本実施例では、蓄電手段102にはニッケ
ル水素電池を、充電コントロール手段103には蓄電手
段102の電圧を検出できるマイクロコンピュータを備
えたDC/DCコンバータを用いている。前記設置手段
105は、太陽電池101を回転可能に支持しており、
太陽電池101の角度を調整する角度調整手段を備えて
いる。
【0025】以下、本実施例の動作について説明する。
設置手段105の方角を固定して太陽電池を用いて発電
を行う場合は、真南に向けて発電を行うと効率よく発電
を行うことができる。よって、使用者が電源装置を設置
する際、方角検知手段201により南の方向を確認し、
太陽電池101が真南を向くように設置手段105によ
り方向を固定する。
【0026】こうして設置を終了すると、図示してない
スイッチをオンして、電源装置の動作を開始させる。太
陽電池101が太陽光を受けると、太陽電池101は太
陽光の受光量に応じた直流電力を発電する。この直流電
力は、充電コントロール手段103を介して蓄電手段1
02に蓄電される。このとき、充電コントロール手段1
03は、太陽電池101の電圧が蓄電手段102の電圧
以上の電圧にまで昇圧し、蓄電手段102に電気を蓄え
るための充電電流を供給する。また充電コントロール手
段103は、蓄電手段102の電圧が所定の電圧に達す
るまで蓄電手段102に充電電流の供給を継続する。
【0027】この状態で使用者によって例えば蛍光灯等
の電気機器107がインバータ手段104に接続される
と、つまり商用電力を出力する指示があると、インバー
タ手段104は、蓄電手段102に蓄えられた直流電力
から交流電力を出力する。
【0028】以上のように、太陽電池101の方向が真
南の方向を向くように設置することによって、太陽電池
の能力を最大限有効に活用でき、発電電力の大きい電源
装置を実現できるものである。
【0029】このとき、角度調整手段106として、図
2に示している方角検知手段201を使用できる。方角
検知手段201には方位磁石を用いている。
【0030】この構成としたときには、南方向を極めて
容易に知ることができる。そこで、太陽電池101の方
向を方角検知手段201が指示する南方向とすることに
よって、太陽電池101の動作効率が最も高くなるもの
である。
【0031】また前記角度調整手段106を、図3に示
している構成とすることもできる。すなわち、方角を知
るための方角検知手段301と、方角を変更するための
方角可変手段302と、前記方角検知手段301の検出
値に基づき方角可変手段に指令を出し太陽電池の方角を
変更する方角制御手段303を使用するものである。方
角検知手段301には方位磁石を、方角可変手段302
にはステッピングモータを、方角制御手段303にはマ
イクロコンピュータを用いることができる。
【0032】この構成とした場合には、太陽電池を向け
る方角を自動的に調節できるものである。
【0033】すなわち、方角制御手段303は、方角検
知手段301の情報に基づいて、ステッピングモータ等
によって等によって構成している方角可変手段302を
駆動して、設置手段105の方向を例えば5°ずつ回転
させる。こうして、方角検知手段301が検出した南の
方向と、設置手段105により太陽電池101が向いて
いる方角が一致すると、方角制御手段303は方角可変
手段302に停止指令を出し、方角を固定する。
【0034】以上のように、方角制御手段により太陽電
池を向ける方角を自動的に調節することで、より容易に
発電量を向上させることが可能な電源装置を実現でき
る。
【0035】また角度調整手段106を、図4に示して
いる構成とすることもできる。すなわち、この構成で
は、時間の経過を知るための計時手段401と、太陽電
池の向きを動かすための方角可変手段402と、計時手
段401から得られる情報に基づいて方角可変手段40
2に指令を出し太陽電池の方角を変更する方角制御手段
403によって角度調整手段402を構成しているもの
である。計時手段401および方角制御手段403には
マイクロコンピュータを、方角可変手段402にはステ
ッピングモーターを用いることでこの構成を容易に実現
できる。
【0036】この構成としたときには、時間の経過に合
わせて太陽のある方角を追尾するように太陽電池を動か
すことができるものである。すなわち、使用者が、現在
太陽がある方角に設置手段105により太陽電池101
の角度を設置する。設置が終了すると、使用者の指示に
より方角制御手段403は、太陽の追尾動作を開始す
る。方角制御手段403は、計時手段401を監視し、
所定時間が経過する毎に、例えば1時間あたり15度の
割合で、方角可変手段402に指令を出し時計回り方向
に、設置手段105を回転させ、取り付けられた太陽電
池101の方角を変化させる。このように動作させるこ
とで、初期設置時に太陽に向けられた太陽電池101
は、時間の経過により位置が変化する太陽の方向を追尾
していくことができる。
【0037】また、角度調整手段106を図5に示して
いる構成とすることもできる。すなわち、月を設定する
ための月設定手段501と、月設定手段の設定値に合わ
せて仰角を変化させる仰角設定手段502を有した構成
とするものである。仰角設定手段502は、月設定手段
501に連動しており、設定された月に合わせて機械的
に所定の仰角を取る構成となっている。
【0038】この構成とした場合には、太陽電池101
の仰角の調整もでき、より効率の高い発電ができるもの
である。太陽の高度は、月によって異なるものである。
本実施例では、仰角を仰角設定手段502によって調整
できるようにしているものである。すなわち仰角設定手
段502は前記したように月設定手段501に連動して
おり、設定された月に合わせて機械的に所定の仰角を設
定できるものである。従って、使用者が月設定手段50
1に設定した月に応じて最適な仰角の設定ができるもの
である。
【0039】以上のように、この構成とした場合には、
太陽電池101の仰角の調整もでき、より効率の高い発
電ができるものである。
【0040】また角度調整手段を、図6に示している構
成とすることもできる。すなわち、月を設定するための
月設定手段601と、太陽電池の仰角を変更するための
仰角可変手段602と、前記月設定手段の設定値に基づ
き、前記仰角可変手段の仰角を変更する仰角制御手段6
03を有する構成としているものである。
【0041】この構成とした場合には、設定された月に
合わせて自動的に仰角を変更することができ、特に固定
地点に長期間設置して使用する場合に有効な電源装置を
実現できる。
【0042】すなわち、本実施例の仰角制御手段603
は、万年カレンダー機能を有している月設定手段601
から、設置が行われている月および必要な仰角を取得す
る。仰角制御手段603は、得られた仰角に基づいて、
仰角可変手段602に指令を出し、太陽電池101の角
度を所定の仰角に設定する。
【0043】以上のように、設定された月に合わせて自
動的に仰角を変更することができるものである。
【0044】なお、本実施例においては、緯度固定で説
明を行ったが、GPSなどの手段により緯度を取得し、
緯度に応じた仰角設定を行ってもよい。また、本実施例
においては月毎に仰角設定を行ったが、日毎に細かく設
定を行ってもよい。
【0045】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図7は、本実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例では、角度調整手段106の補
助手段として動作する発電電力表示手段701を有する
構成となっている。発電電力表示手段701は、充電コ
ントロール手段103を構成するマイクロコンピュータ
に接続しているもので、充電コントロール手段103の
指示によって現在発電している電力を表示するものであ
る。本実施例では、発電電力表示手段701として、液
晶表示装置を使用している。
【0046】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者の指示で、充電コントロール手段103は、発電
電力表示手段701に現在の発電電力を表示する。すな
わち、図示していない電流センサによって蓄電手段10
2に流れ込む電流を検知すると共に、蓄電手段102の
電圧を取得する。ここで得られた電流値と電圧値を元に
現在の発電電力を演算して、発電電力表示手段701に
現在の発電電力をリアルタイムに表示する。使用者はこ
の発電電力の表示を見ながら設置の微調整を行うもので
ある。このため、太陽電池101の方角を太陽電池10
1の最大能力を発揮できる位置に簡単に調整できるもの
である。
【0047】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図8は、本実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例では、蓄電手段801の定格電
圧を商用交流電圧の最大値以上に設定しているものであ
る。
【0048】以下、本実施例の動作について説明する。
角度調整手段106によって、太陽電池101の角度を
調整し、設置手段105によってこの位置で太陽電池1
01を設置固定する。設置が終了し、太陽電池101か
ら直流電力が与えられると、充電コントロール手段10
3は蓄電手段102の電圧を検出し、太陽電池101の
電圧を蓄電手段102の電圧以上の電圧まで昇圧し、蓄
電手段102に電気を蓄えるための充電電流を供給す
る。ここで充電コントロール手段103は、蓄電手段1
02の電圧が所定の電圧(例えば200V)に達するま
で蓄電手段102に充電電流の供給を継続する。使用者
により電気機器107(例えば蛍光灯)が電力変換装置
に接続され、商用電力出力の指示があると、インバータ
手段104は、蓄電手段102に蓄えられた直流電力か
ら交流電力を出力する。この時、蓄電手段102の電圧
は、商用交流電圧の最大値141Vより高いので、出力
すべき波形に合うように(例えば正弦波)、直流をチョ
ッピングすることで交流正弦波形を作ることができ、交
流を作る際に電圧を安定させるための大きなコンデンサ
がなくても交流電力出力が可能となっている。
【0049】すなわち本実施例によれば、電解コンデン
サ等の大容量のコンデンサを使用する必要がなく、簡単
な構成で、所定の波形の商用交流電力を供給できるもの
である。
【0050】以上のように、本実施例によれば、角度調
整手段106を用いて設置を行った上で、容量が大きく
経時変化を受けやすい電界コンデンサを用いる必要がな
い簡単な構成で、設置による発電電力損失が少なく、し
かも経時変化による能力低下の少ない電源装置を提供す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、太陽電池
と、前記太陽電池から得られるエネルギーを蓄えるため
の蓄電手段と、蓄電手段にエネルギーを効率よく蓄える
ための充電コントロール手段と、前記蓄電手段から得ら
れる直流電力を交流電力に変換するインバータ手段と、
前記太陽電池を設置するための設置手段とを備え、前記
設置手段は太陽電池の角度を調整する角度調整手段を備
えている構成として、太陽電池と太陽の位置関係を適切
に設定でき、太陽エネルギーを効率的に利用でき、太陽
電池の発電量を太陽電池の能力を活かしたものとできる
電源装置を実現するものである。
【0052】請求項2に記載した発明は、角度調整手段
は、太陽の方角を知るための方角検知手段を備えている
構成として、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活か
したものとできる電源装置を実現するものである。
【0053】請求項3に記載した発明は、角度調整手段
は、太陽の方角を知るための方角検知手段と、方角を変
更する方角可変手段と、前記方角検知手段の検出値に基
づき方角可変手段に指令を出し太陽電池の方角を変更す
る方角制御手段とを備えている構成として、太陽電池の
発電量を太陽電池の能力を活かしたものとできる電源装
置を実現するものである。
【0054】請求項4に記載した発明は、角度調整手段
は、時間の経過を知る計時手段と、太陽電池の方角を変
更する方角可変手段と、前記計時手段から得られる情報
に基づいた方角可変手段に指令を出し太陽電池の方角を
変更する方角制御手段を備えている構成として、太陽電
池の発電量を太陽電池の能力を活かしたものとできる電
源装置を実現するものである。
【0055】請求項5に記載した発明は、角度調整手段
は、月を設定する月設定手段と、月設定手段の設定値に
合わせて仰角を変化させる仰角設定手段とを備えている
構成として、太陽電池の発電量を太陽電池の能力を活か
したものとできる電源装置を実現するものである。
【0056】請求項6に記載した発明は、角度調整手段
は、月を設定する月設定手段と、太陽電池の仰角を変更
する仰角可変手段と、前記月設定手段の設定値に基づ
き、前記仰角可変手段の仰角を変更する仰角制御手段と
を備えている構成として、太陽電池の発電量を太陽電池
の能力を活かしたものとできる電源装置を実現するもの
である。
【0057】請求項7に記載した発明は、角度調整手段
は、現在発電している電力を表示するための発電電力表
示手段を備えている構成として、太陽電池の発電量を太
陽電池の能力を活かしたものとできる電源装置を実現す
るものである。
【0058】請求項8に記載した発明は、蓄電手段は、
商用交流電圧の最大値以上の定格電圧を有している構成
として、電解コンデンサを用いる必要のない簡単な構成
で、商用周波数の正弦波の波形を有する電力を供給でき
る電源装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電源装置の基本構
成を示すブロック図
【図2】同、角度調整手段の具体構成を示すブロック図
【図3】同、角度調整手段の具体構成を示すブロック図
【図4】同、角度調整手段の具体構成を示すブロック図
【図5】同、角度調整手段の具体構成を示すブロック図
【図6】同、角度調整手段の具体構成を示すブロック図
【図7】本発明の第2の実施例である電源装置の構成を
示すブロック図
【図8】本発明の第3の実施例である電源装置の構成を
示すブロック図
【図9】従来例である電源装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 太陽電池 102 蓄電手段 103 充電コントロール手段 104 インバータ手段 105 設置手段 106 角度調整手段 107 電気機器 201 方角検知手段 301 方角検知手段 302 方角可変手段 303 方角制御手段 401 計時手段 402 方角可変手段 403 方角制御手段 501 月設定手段 502 仰角設定手段 601 月設定手段 602 仰角可変手段 603 仰角制御手段 701 発電電力表示手段 801 蓄電手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住吉 眞一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤下 和男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F051 JA10 JA17 KA03 KA04 5H420 BB14 CC03 DD03 EB16 EB39 LL10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、前記太陽電池から得られる
    エネルギーを蓄えるための蓄電手段と、蓄電手段にエネ
    ルギーを効率よく蓄えるための充電コントロール手段
    と、前記蓄電手段から得られる直流電力を交流電力に変
    換するインバータ手段と、前記太陽電池を設置するため
    の設置手段とを備え、前記設置手段は太陽電池の角度を
    調整する角度調整手段を備えている電源装置。
  2. 【請求項2】 角度調整手段は、太陽の方角を知るため
    の方角検知手段を備えている請求項1に記載した電源装
    置。
  3. 【請求項3】 角度調整手段は、太陽の方角を知るため
    の方角検知手段と、方角を変更する方角可変手段と、前
    記方角検知手段の検出値に基づき方角可変手段に指令を
    出し太陽電池の方角を変更する方角制御手段とを備えて
    いる請求項1または2に記載した電源装置。
  4. 【請求項4】 角度調整手段は、時間の経過を知る計時
    手段と、太陽電池の方角を変更する方角可変手段と、前
    記計時手段から得られる情報に基づいた方角可変手段に
    指令を出し太陽電池の方角を変更する方角制御手段を備
    えている請求項1から3のいずれか1項に記載した電源
    装置。
  5. 【請求項5】 角度調整手段は、月を設定する月設定手
    段と、月設定手段の設定値に合わせて仰角を変化させる
    仰角設定手段とを備えている請求項1から4のいずれか
    1項に記載した電源装置。
  6. 【請求項6】 角度調整手段は、月を設定する月設定手
    段と、太陽電池の仰角を変更する仰角可変手段と、前記
    月設定手段の設定値に基づき、前記仰角可変手段の仰角
    を変更する仰角制御手段とを備えている請求項1から5
    のいずれか1項に記載した電源装置。
  7. 【請求項7】 角度調整手段は、現在発電している電力
    を表示するための発電電力表示手段を備えている請求項
    1から6のいずれか1項に記載した電源装置。
  8. 【請求項8】 蓄電手段は、商用交流電圧の最大値以上
    の定格電圧を有している請求項1から7のいずれか1項
    に記載した電源装置。
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