JP4355160B2 - ガス検知装置 - Google Patents

ガス検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4355160B2
JP4355160B2 JP2003111116A JP2003111116A JP4355160B2 JP 4355160 B2 JP4355160 B2 JP 4355160B2 JP 2003111116 A JP2003111116 A JP 2003111116A JP 2003111116 A JP2003111116 A JP 2003111116A JP 4355160 B2 JP4355160 B2 JP 4355160B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas detection
solar panel
gas
secondary battery
charging circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003111116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004317279A (ja
Inventor
勝 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keiki KK
Original Assignee
Riken Keiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riken Keiki KK filed Critical Riken Keiki KK
Priority to JP2003111116A priority Critical patent/JP4355160B2/ja
Publication of JP2004317279A publication Critical patent/JP2004317279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4355160B2 publication Critical patent/JP4355160B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソーラーパネルを基礎的電源として駆動されるガス検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特定の個所において継続的に検知対象ガスの濃度を監視するために定置式のガス検知装置が使用されており、この種のガス検知装置は、通常、検知されたガスの濃度が予め定められた一定の濃度以上であるときに、ガス検知信号を中央監視装置に伝送する機能を有するものとされている。
【0003】
このようなガス検知装置の駆動用電力を供給するための方法としては、電力供給用ケーブルによって商用電源の電力を利用する方法や、電池を電源として利用する方法が用いられている。
しかしながら、商用電源を利用する場合には、電力供給用ケーブルの敷設工事において、ガス検知装置が設置される個所の地理的条件によって大きな困難が伴い、多大な時間と費用を要することがある。また、電池を電源として利用する場合には、電池の交換を行う必要があるために、長時間に亘る継続的な監視には適当ではない。
【0004】
そこで、ケーブルの敷設が不要なものとして、自立的に発電を行うことが可能なソーラー発電手段を電源として利用することが考えられる。
しかしながら、ソーラー発電手段に用いられるソーラーパネルは、大型のものでなければ大きな発電量を得ることができず、一方、小型のものでは発電能力に限界があり、結局、従来のソーラー電源システムによってはガス検知ユニットを継続して安定的に作動させることが困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、ガス検知ユニットの直接的な電源となる二次電池にソーラーパネルにより発電される電力を充電するための充電回路における無駄な電力の消費を回避することができ、これにより、ガス検知ユニットを継続して安定的に作動させることができるガス検知装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のガス検知装置は、ソーラーパネルと、このソーラーパネルに充電回路を介して接続された二次電池と、この二次電池よりの電力により駆動されるガス検知ユニットと、ソーラーパネルの出力電圧の大きさを検出し、その大きさが設定値よりも小さいときに前記充電回路の駆動を停止させる充電制御回路とを有してなる独立駆動型ガス検知装置であって、
前記二次電池における放電電圧の大きさを検出する電圧検出回路を有し、前記ソーラーパネルの出力電圧の大きさが設定値よりも小さく充電回路への駆動が停止されている期間において当該二次電池における放電電圧が小さくなったときに、ガス検知ユニットのガス検知動作を制御して当該ガス検知ユニットを省電力動作状態とする駆動制御回路を具えてなることを特徴とする。
【0007】
このガス検知装置における充電回路は、パルス幅変調方式によるコンバータを具えてなるものであることが好ましい。
【0008】
【作用】
上記の構成のガス検知装置によれば、ソーラーパネルの発電による電力における出力電圧の大きさが設定値よりも小さくて二次電池を有効に充電することができないときには、充電制御回路により充電回路の駆動が停止されるので、充電回路の動作による無駄な駆動電力の消費が回避され、結局、ガス検知ユニットを継続して安定的に作動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、ソーラーパネルを電源装置とする独立駆動型ガス検知装置の具体的な構成の一例を示す説明用正面図、図2は、図1のガス検知装置の説明用側面図、図3は、本発明のガス検知装置の電気的接続関係を示すブロック図である。
【0010】
このガス検知装置10は、平板状のアンカープレート111が下端に設けられたポスト状の支柱112よりなる支持構体11を有しており、この支持構体11に、上方から、コントロールユニット13と、支点141を中心に仰俯角が調節可能な態様で支持されたソーラーパネル14と、電源ユニット15と、ガス検知ユニット20がこの順に支持されて構成されている。図において、12は装着用リング部材である。
【0011】
支柱112の最上位置に配設されたコントロールユニット13は無線式通信機(図示せず)を具え、この無線式通信機は、上方に伸びる通信用アンテナ131を有すると共に、防滴性または防水性を有する収容ケース132に収容された無線式モデム(図示せず)を備えてなり、これにより、通信アンテナ131を介して、ガス検知信号を含む送信データを無線通信により発信する機能を有する。この無線式モデムは、更に、電波を受信する受信機能をも有するものであることが好ましい。
【0012】
ガス検知ユニット20は、検知対象ガスの種類に応じたガスセンサ(図示せず)を備えており、例えば炭化水素ガス、水素ガス、酸素ガス、一酸化炭素ガス、二酸化炭素ガス、硫化水素ガス、二酸化硫黄ガス、一酸化窒素ガス、二酸化窒素ガス、アンモニアガスなどから選ばれた、目的とする種類の検知対象ガスに感度を有するものが用いられる。
このガスセンサの種類としては、半導体式センサ、定電位電解式センサ、隔膜ガルバニ電池式センサ、熱粒子化式センサ、焦電型赤外線センサなどを挙げることができ、検知対象ガスの種類に応じて適宜のものが用いられるが、消費電力が小さなものが用いられることが好ましい。
【0013】
ソーラーパネル14は、その受光面が、コントロールユニット13の陰にならない位置となるよう、適宜の架台部材142上に装着されており、このソーラーパネル14の受光面は、例えば板状に形成された半導体が重ね合わされたものから構成されており、具体的には、例えば多重接合型セル、単結晶シリコンセル、多結晶シリコンセル、アモルファスシリコンセルなどを利用したものが好適に用いられる。
【0014】
ガス検知ユニット20に駆動電力を供給するために、このソーラーパネル14は、太陽からの光エネルギーを電力に変換し、この電力が電源ユニット15を介してガス検知ユニット20に供給される。
【0015】
この電源ユニット15には、ソーラーパネル14により発電された電力を蓄えるための二次電池21が配設されている。
二次電池21は、電力の受容および放出を行う機能を有し、この二次電池21としては、例えば鉛蓄電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、リチウムイオン電池、ポリマー電池などを挙げることができる。
【0016】
コントロールユニット13には、前記無線式通信機と共に、充電を行うためのコンバータを有する充電回路23が設けられると共に、二次電池21とガス検知ユニット20との間に電気的に介挿された駆動制御回路24が設けられ、また、無線式通信機に電力を供給するための定電圧電源25が、収容ケース132内に収容されて設けられている。
【0017】
充電回路23におけるコンバータとしては、パルス幅変調方式によるものが好ましく用いられ、これにより、大きな充電効率が得られる。
この充電回路23は、ソーラーパネル14の出力電圧が十分であればその電力により駆動され、また、その出力電圧が不十分であれば、二次電池21からの電力が補助的に供給されて駆動される。
この充電回路23における消費電力量は、例えば70mWである。
【0018】
駆動制御回路24は、二次電池21における放電電圧の大きさを検出する電圧検出回路(図示せず)を有し、この検出された放電電圧の大きさに基づく駆動制御信号をガス検知ユニット20に発信し、これにより、当該ガス検知ユニット20のガス検知動作を制御する機能を有する。
【0019】
そして、コントロールユニット13には、ソーラーパネル14の出力電圧の大きさを検出し、その大きさが設定値よりも小さいときに、二次電池21からの充電回路23の駆動電力の供給を停止させる機能を有する充電制御回路22が、駆動制御回路24、定電圧電源25とともに収容ケース132内における基板上に設けられている。
この充電制御回路22における設定値は、例えば11.3Vとされる。
【0020】
以上の構成によるガス検知装置10においては、ソーラーパネル14の受光面に例えば太陽光が入射することにより電力が生じ、充電制御回路22によってこのソーラーパネル14の出力電圧の大きさが検出される。
この出力電圧の大きさが設定値以上のときには、二次電池21から充電回路23に駆動電力が供給され、ソーラーパネル14により発電された電力が二次電池21に有効に充電される。
そして、ガス検知ユニット20には、二次電池21から駆動電力が供給され、このガス検知ユニット20が例えば周期的にガス検知動作を実行することによりガス検知信号が得られる。
このガス検知信号は、無線式通信機へ送信され、無線式モデムにより通信用アンテナ131を介して発信されて中央監視装置へ伝送される。
【0021】
一方、例えば夜間や天候の不順のときなどにおいて、ソーラーパネル14の出力電圧の大きさが設定値より小さいときには、充電制御回路22によりこれが検出されて、二次電池21から充電回路23への駆動電力の供給が停止され、これにより、充電回路23の動作に要する電力の消費が回避され、よって、二次電池21の無駄な電力の消費を防止することができる。
【0022】
また、上記の装置においては、ソーラーパネル14の出力電圧の大きさが設定値よりも小さい状態が続き、駆動制御回路24によって検出される二次電池21における放電電圧が小さくなったときには、この情報がガス検知ユニット20に伝達されることにより、ガス検知ユニット20は、例えばガス検知動作の頻度が減少するなどの適宜の省電力動作状態とされる。
これにより、ソーラーパネル14の出力電圧の大きさが設定値よりも小さく充電回路23への駆動電力の供給が停止されている期間において、ガス検知ユニット20における電力の消費を抑制することができ、これにより、ガス検知ユニット20は長時間にわたって継続してガス検知動作を行うことができる。
【0023】
以上、本発明の実施の形態の例について説明したが、本発明は上記の態様に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のガス検知装置によれば、ソーラーパネルの発電による電力における出力電圧の大きさが設定値よりも小さくて二次電池を有効に充電することができないときには、充電制御回路により充電回路の駆動が停止されるので、充電回路の動作による無駄な駆動電力の消費が回避され、結局、ガス検知ユニットを継続して安定的に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソーラーパネルを電源装置とする独立駆動型ガス検知装置の構成の一例を示す説明用正面図である。
【図2】図1のガス検知装置の説明用側面図である。
【図3】本発明のガス検知装置の電気的接続関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ガス検知装置
11 支持構体
111 アンカープレート
112 支柱
12 装着用リング部材
13 コントロールユニット
131 通信用アンテナ
132 収容ケース
14 ソーラーパネル
141 支点
142 架台部材
15 電源ユニット
20 ガス検知ユニット
21 二次電池
22 充電制御回路
23 充電回路
24 駆動制御回路
25 定電圧電源

Claims (2)

  1. ソーラーパネルと、このソーラーパネルに充電回路を介して接続された二次電池と、この二次電池よりの電力により駆動されるガス検知ユニットと、ソーラーパネルの出力電圧の大きさを検出し、その大きさが設定値よりも小さいときに前記充電回路の駆動を停止させる充電制御回路とを有してなる独立駆動型ガス検知装置であって、
    前記二次電池における放電電圧の大きさを検出する電圧検出回路を有し、前記ソーラーパネルの出力電圧の大きさが設定値よりも小さく充電回路への駆動が停止されている期間において当該二次電池における放電電圧が小さくなったときに、ガス検知ユニットのガス検知動作を制御して当該ガス検知ユニットを省電力動作状態とする駆動制御回路を具えてなることを特徴とするガス検知装置。
  2. 充電回路は、パルス幅変調方式によるコンバータを具えてなるものであることを特徴とする請求項1に記載のガス検知装置。
JP2003111116A 2003-04-16 2003-04-16 ガス検知装置 Expired - Fee Related JP4355160B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111116A JP4355160B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 ガス検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111116A JP4355160B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 ガス検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004317279A JP2004317279A (ja) 2004-11-11
JP4355160B2 true JP4355160B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=33471758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003111116A Expired - Fee Related JP4355160B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 ガス検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4355160B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1875584B1 (en) * 2005-04-28 2020-09-02 Rosemount Inc. Charging system for field devices
JP5024239B2 (ja) * 2008-09-04 2012-09-12 株式会社デンソー ガスセンサ
US8636885B2 (en) * 2010-02-26 2014-01-28 Dionex Corporation Analytic device with photovoltaic power source
US9356456B2 (en) 2010-06-16 2016-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Charging device
WO2013027699A1 (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 日本電産株式会社 風力発電装置
JP5969575B2 (ja) * 2014-11-14 2016-08-17 イーソル株式会社 太陽光発電システム、太陽光発電システムにおける充電制御方法
CN105699436A (zh) * 2016-01-13 2016-06-22 钟林超 一种基于高转化率太阳能电池的废气检测装置
JP6394652B2 (ja) * 2016-07-19 2018-09-26 トヨタ自動車株式会社 太陽光発電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004317279A (ja) 2004-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060118162A1 (en) Powering a vehicle and providing excess energy to an external device using photovoltaic cells
JP4355160B2 (ja) ガス検知装置
KR101648464B1 (ko) 포터블 태양광 발전 시스템 및 장치
CN110568868A (zh) 智能双轴跟踪太阳能光伏充电装置及双轴跟踪方法
CN105676719A (zh) 一种太阳能光伏充电站控制系统
KR20150001549A (ko) 무선충전식 태양광 보조배터리 시스템
EP1091439A3 (en) Non-aqueous electrolytic battery module for artificial satellite
CN110768360A (zh) 太阳能充电和供电方法和控制器、移动设备
CN207644577U (zh) 一种可太阳能充电的水质监测浮标装置
JP2011097170A (ja) 携帯機器および携帯機器の充電制御方法
KR100959447B1 (ko) 광전지를 이용한 전원장치 시스템 및 그 구동방법
CN202616806U (zh) 一种实现空调光伏系统供电待机的低压供电系统
JP2004205424A (ja) 独立駆動型無線式ガス検知装置および無線式ガス検知システム
CN101174714A (zh) 卫星定位装置的电源控制系统
CN211428976U (zh) 一种移动设备
JP3091637U (ja) 携帯電話用補助充電器
KR200355140Y1 (ko) 복합전원 충전방식을 이용한 태양광 발전 전원장치
CN201682433U (zh) 一种混合能源供电设备
CN111023026A (zh) 一种集成式节能led太阳能智能路灯
JP2014187865A (ja) 可搬型電源システム、並びに該可搬型電源システムを用いた計測又は観測システム
CN213817334U (zh) 一种光伏电池供电的电路装置
CN214381526U (zh) 一种太阳能路灯远程控制系统
KR200274420Y1 (ko) 풍력발전기 및 태양전지를 구비한 차량감지장치
CN217984663U (zh) 一种gps基站供电装置
CN209692691U (zh) 变压器控制系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150807

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees