JP2002269958A - ランダム再生装置、方法及びプログラム - Google Patents

ランダム再生装置、方法及びプログラム

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JP2002269958A
JP2002269958A JP2001067588A JP2001067588A JP2002269958A JP 2002269958 A JP2002269958 A JP 2002269958A JP 2001067588 A JP2001067588 A JP 2001067588A JP 2001067588 A JP2001067588 A JP 2001067588A JP 2002269958 A JP2002269958 A JP 2002269958A
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Tadashi Ido
正 井戸
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダム再生の対象とするファイルの各選択
時には記録媒体中の各フォルダの各ファイルを選択の対
象とすることができ、かつ同一のフォルダ内のファイル
が連続して選択されることがないようにする。 【解決手段】 記録媒体上の各フォルダに格納されてい
る各ファイルのうちから再生の対象とするファイルをラ
ンダムに選択し、このランダムに選択したファイルにつ
いて再生を行う場合に、各ファイルを直接格納している
各フォルダのうちから1つをランダムに選択し(ステッ
プS2)、この選択したフォルダが格納している各ファ
イルのうちから再生の対象とする1つをランダムに選択
するようにする(ステップS6〜S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体中の各領
域に格納されている各ファイルからランダムに選択し、
選択したファイルについて再生を行うランダム再生装
置、方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MP3(MPEG-1 Audio Layer-II
I)によって圧縮されたミュージックファイルがディス
ク内の複数のフォルダに格納されている場合に、各ミュ
ージックファイルとして記録されている楽曲をランダム
に選曲して再生するときは、各選曲時におけるランダム
な選曲を、1度にディスク内のすべてのミュージックフ
ァイルを対象として行うか、又は指定された1つのフォ
ルダ内のミュージックファイルのみを対象として行うよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各選曲
時におけるランダムな選曲を、1度にディスク内のすべ
てのミュージックファイルを対象として行うと、同じフ
ォルダ内のミュージックファイルの曲ばかりが連続して
選曲され、再生される場合がある。また、1つのフォル
ダ内のミュージックファイルのみを対象として選曲を行
うと、そのフォルダ以外のフォルダに格納されているミ
ュージックファイルの曲は、選曲の対象とならないた
め、再生することができない。
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、ランダム再生装置、方法及びプログラムに
おいて、ランダム再生の対象とするファイルの各選択時
には記録媒体中の各フォルダ中の各ファイルを選択の対
象とすることができ、かつ同一のフォルダ内のファイル
が連続して選択される場合を極力減少させることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明に係るランダム再生装置は、記録媒体上
の所定の領域に格納されている各ファイルのうちから再
生の対象とするファイルをランダムに選択する選択手段
を備え、このランダムに選択したファイルについて再生
を行うランダム再生装置において、前記選択手段は、各
ファイルを直接格納している各領域のうちから1つをラ
ンダムに選択する第1の選択手段と、この選択手段で選
択した領域が格納している各ファイルのうちから前記再
生の対象とする1つをランダムに選択する第2の選択手
段とを具備することを特徴とする。
【0006】ここで、記録媒体としては特に制限はない
が、具体的にはハードディスク、DVD(デジタル・バ
ーサタイル・ディスク)、CD(コンパクト・ディス
ク)等が該当する。所定の領域とは、具体的にはルート
フォルダ、フォルダ、ルートディレクトリ、ディレクト
リ等が該当する。ランダムな選択の方法としては、特に
制限はなく、何でも用いることができる。「各ファイル
を直接格納している」とは、前記領域が、その下位の領
域を介することなく、ファイルを直接格納していること
を意味する。ファイルとしては、具体的には、MP3
(MPEG-1 Audio Layer-III)形式のファイル、WMA
(Windows Media Audio)形式のファイル、ウインドウ
ズ(Windows)で扱われる最も基本的な音声ファイルで
あるWAV形式のファイル等が該当する。
【0007】この構成において、再生の対象とするファ
イルをランダムに選択する場合、まず、第1選択手段が
各ファイルを直接格納している各領域のうちから1つを
ランダムに選択する。次に、第2選択手段が、選択され
た領域に格納されている各ファイルのうちから再生の対
象とする1つをランダムに選択する。これによれば、各
ファイルの選択時には、記録媒体上の各領域の各ファイ
ルを対象として選択が行われる。また、各ファイルの選
択を1度に記録媒体上の全ファイルを対象として行う場
合に比べ、同一の領域内のファイルから連続してファイ
ルの選択が行われるおそれが減少する。
【0008】第2の発明に係るランダム再生装置は、第
1発明において、前記第1及び第2選択手段による選択
と、これによって選択したファイルについての再生とを
繰り返して連続的に行うに際し、前記第2選択手段は、
1度選択したファイルは選択の対象から除外することを
特徴とする。
【0009】1度選択されたファイルを選択対象から除
外してゆくと、各ファイルは1度ずつ再生され、全ファ
イルの再生が終了すると、ランダム再生は終了すること
になる。いわゆるシャッフル再生と呼ばれているもので
ある。この場合においても、特定の領域内のファイルが
連続して選択される恐れが減少する。
【0010】第3の発明に係るランダム再生方法は、記
録媒体上の所定の領域に格納されている各ファイルのう
ちから再生の対象とするファイルをランダムに選択する
選択工程を備え、このランダムに選択したファイルにつ
いて再生を行うランダム再生方法において、前記選択工
程は、各ファイルを直接格納している各領域のうちから
1つをランダムに選択する第1の選択工程と、この工程
で選択した領域が格納している各ファイルのうちから前
記再生の対象とする1つをランダムに選択する第2の選
択工程とを具備することを特徴とする。
【0011】第4の発明に係るランダム再生方法は、前
記第1及び第2選択工程における選択と、これによって
選択したファイルについての再生とを繰り返して連続的
に行うに際し、前記第2選択工程では、1度選択したフ
ァイルは選択の対象から除外することを特徴とする。
【0012】第5の発明に係るランダム再生プログラム
は、コンピュータに、記録媒体上の所定の領域に格納さ
れている各ファイルのうちから再生の対象とするファイ
ルをランダムに選択する選択手順と、このランダムに選
択したファイルについて再生を行う再生手順とを実行さ
せるランダム再生プログラムにおいて、前記選択手順
は、各ファイルを直接格納している各領域のうちから1
つをランダムに選択する第1の選択手順と、この選択手
順で選択した領域が格納しているファイルのうちから前
記再生の対象とする1つをランダムに選択する第2の選
択手順とを具備することを特徴とする。
【0013】そして、第6の発明に係るランダム再生プ
ログラムは、第5発明において、前記第1及び第2選択
手順と、これによって選択されたファイルについての前
記再生手順とを繰り返して連続的に実行させるに際し、
前記第2選択手順では、1度選択したファイルは選択の
対象から除外させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
係るランダム再生装置におけるランダム再生を行うプロ
グラムによる処理を示すフローチャートである。この装
置に装填されたディスクには、図2に示すような階層構
造で、MP3により圧縮されたミュージックファイルと
しての各曲が、各フォルダに格納されている。すなわ
ち、ランダム再生装置に装填されているディスク(ルー
トフォルダ)21にはフォルダ1〜3が設けられてお
り、フォルダ1にはさらにフォルダ4及び5が設けられ
ている。そしてフォルダ4にはMP3形式のミュージッ
クファイルM1〜M3が格納されており、フォルダ5に
はMP3形式のミュージックファイルM4及びM5が格
納されており、フォルダ2にはMP3形式のミュージッ
クファイルM6〜M9が格納されており、そしてフォル
ダ3にはMP3形式のミュージックファイルM10及び
M11が格納されている。
【0015】ランダム再生装置は、ランダム再生処理を
開始すると、図1に示すように、まずステップS1にお
いて、各変数のイニシャライズを行う。すなわち、ディ
スクにおける再生済みの曲の総数Music_Cnt及
びフォルダ2〜5における再生済みの曲の総数F2_C
nt〜F5_Cntをゼロクリアする。なお、ディスク
内の総曲数Max_Noには11がセットされ、フォル
ダ2〜5内の総曲数F2_Max〜F5_MAXにはそ
れぞれ4、2、3、及び2がセットされているものとす
る。
【0016】次に、ステップS2において、フォルダ2
〜5のうちから1つをランダムに選択し、選択したフォ
ルダの番号をPlay_FNoに格納する。そして、ス
テップS3〜S5において、フォルダ番号Play_F
Noの内容を判定し、フォルダ番号Play_FNoが
フォルダ2、3、4又は5のいずれに対応するかに応じ
てそれぞれステップS6、S7、S8又はS9へ進む。
ステップS6〜S9では、それぞれフォルダ2、3、4
又は5内でファイルを選択して再生を行い、ステップS
10へ進む。
【0017】ステップS10では、ディスク21におけ
る再生済みの曲の総数Music_Cntを1だけイン
クリメントする。そしてステップS11において、Mu
sic_Cntがディスク内の総曲数Max_No(=
11)以上か否かを判定し、Max_No以上でなけれ
ばステップS2へ戻って、上述の処理を繰り返す。Ma
x_No以上であれば、ディスク内のすべのファイルに
ついて、再生が完了しているので、ランダム再生処理を
終了する。
【0018】図3はステップS6の再生処理を示すフロ
ーチャートである。この処理ではまず、ステップS30
において、フォルダ2における再生済みの曲の総数F2
_Cntがフォルダ2内の総曲数F2_Max以上か否
かを判定する。F2_Max以上であれば、フォルダ2
内のすべての曲(ミュージックファイルM6〜M9)に
ついて既に再生が終了しているので、直ちに図1のステ
ップS2に戻り、フォルダの選択をやり直す。F2_M
ax以上でなければ、ステップS31へ進み、フォルダ
2中の未再生の曲の中から再生の対象とする曲をランダ
ムに選択する。
【0019】次にステップS32〜S34において、選
択した曲がミュージックファイルM6〜M9のいずれの
ものあるかを判定し、選択した曲がミュージックファイ
ルM6、M7、M8又はM9のいずれであるかに応じて
それぞれステップS35、S36、S37又はS38へ
進む。ステップS35〜S38では、それぞれミュージ
ックファイルM6、M7、M8又はM9についての再生
を開始し、ステップS39において再生が終了するまで
待機する。再生が終了したらステップS40において、
フォルダ2における再生済みの曲の総数F2_Cntを
1だけインクリメントし、再生処理を終了する。
【0020】図4は図1の処理におけるステップS7の
再生処理を示すフローチャートである。この処理ではま
ず、ステップS41において、フォルダ3における再生
済みの曲の総数F3_Cntがフォルダ3内の総曲数F
3_Max以上か否かを判定する。F3_Max以上で
あれば、フォルダ3内のすべての曲(ミュージックファ
イルM10及びM11)について既に再生が終了してい
るので、直ちに図1のステップS2に戻り、フォルダの
選択をやり直す。F3_Max以上でなければステップ
S42へ進み、フォルダ3中の未再生の曲の中から再生
の対象とする曲をランダムに選択する。
【0021】次にステップS43において、選択した曲
がミュージックファイルM10又はM11のいずれのも
のであるかを判定し、ミュージックファイルM10の曲
である場合はステップS44においてミュージックファ
イルM10についての再生を開始し、ステップS46へ
進む。ミュージックファイルM11の曲である場合はス
テップS45においてミュージックファイルM11につ
いての再生を開始し、ステップS46に進む。ステップ
S46では再生が終了するまで待機し、再生が終了する
と、ステップS47において、フォルダ3における再生
済みの曲の総数F3_Cntを1だけインクリメント
し、再生処理を終了する。
【0022】図5は図1の処理におけるステップS8の
再生処理を示すフローチャートである。この処理ではま
ず、ステップS51において、フォルダ4における再生
済みの曲の総数F4_Cntがフォルダ4内の総曲数F
4_Max以上であるか否かを判定する。F4_Max
以上であれば、フォルダ4内のすべての曲(ミュージッ
クファイルM1〜M3)について既に再生が終了してい
るので、直ちに図1のステップS2に戻り、フォルダの
選択をやり直す。F4_Max以上でなければステップ
S52へ進み、フォルダ4中の未再生の曲の中から再生
の対象とする曲をランダムに選択する。
【0023】次にステップS53及びS54において、
選択した曲がミュージックファイルM1〜M3のいずれ
の曲であるかを判定し、ミュージックファイルM1、M
2又はM3の曲であればそれぞれステップS55、S5
6、又はS57へ進む。ステップS55〜S57ではそ
れぞれミュージックファイルM1、M2又はM3の再生
を開始し、ステップS58において、再生が終了するま
で待機する。再生が終了したら、ステップS59におい
て、フォルダ4における再生済みの曲の総数F4_Cn
tを1だけインクリメントし、再生処理を終了する。
【0024】図6は図1の処理におけるステップS9の
再生処理を示すフローチャートである。この処理ではま
ず、ステップS61において、フォルダ5における再生
済みの曲の総数F5_Cntがフォルダ5内の総曲数F
5_Max以上か否かを判定する。F5_Max以上で
あれば、フォルダ5内のすべての曲(ミュージックファ
イルM4及びM5)について既に再生が終了しているの
で、直ちに図1のステップS2に戻り、フォルダの選択
をやり直す。F5_Max以上でなければ、ステップS
62へ進み、フォルダ5中の未再生の曲の中から再生の
対象とする曲をランダムに選択する。
【0025】次にステップS63において、選択した曲
がミュージックファイルM4又はM5のいずれの曲であ
るかを判定し、ミュージックファイルM4の曲である場
合はステップS64においてミュージックファイルM4
の再生を開始し、ステップS66へ進む。ミュージック
ファイルM5の曲である場合はステップS65において
ミュージックファイルM5の再生を開始し、ステップS
66に進む。ステップS66では再生が終了するまで待
機する。再生が終了すると、ステップS67において、
フォルダ5における再生済みの曲の総数F5_Cntを
1だけインクリメントし、再生処理を終了する。
【0026】本実施形態によれば、ランダム再生する曲
の選択を行う際には、まず、ミュージックファイルM1
〜M11を直接保持するホルダ2〜5のうちから1つを
ランダムに選択し、その後、選択したホルダ内の曲から
ランダムに再生対象とする曲を選択するようにしたた
め、各ファイルの選択時にディスクのすべての曲を選択
の対象とすることができ、かつ同じフォルダ内の曲ばか
りが連続して選択されるおそれを減少させることができ
る。
【0027】図7は本発明の第2の実施形態に係るラン
ダム再生装置におけるランダム再生を行うプログラムに
よる処理を示すフローチャートである。図8はこの装置
に装填されたディスク80に設けられている各フォルダ
及び格納されているファイルの階層構造を示す。同図に
示すように、ディスク(ルートフォルダ)80にはフォ
ルダ81、WMA2及び82が設けられ、かつMP3形
式のミュージックファイルMP3_1、MP3_2及び
WMA形式のミュージックファイルWMA_6が格納さ
れている。フォルダ81にはフォルダWMA1及びWA
V1が設けられている。フォルダWMA1にはWMA形
式のミュージックファイルWMA_1、WMA_2及び
WMA_3が格納されている。フォルダWAV1にはW
AV形式のミュージックファイルWAV_1及びWAV
_2が格納されている。フォルダWMA2にはWMA形
式のミュージックファイルWMA_4及びWMA_5が
格納されている。フォルダ82にはデータファイルが格
納されている。
【0028】ランダム再生装置は、ランダム再生処理を
開始すると、図7に示すように、まずステップS71に
おいて、各変数のイニシャライズを行う。すなわち、デ
ィスク80全体における再生済みの曲の総数Music
_Cntをゼロクリアするとともに、ルートフォルダ8
0並びにフォルダWMA1、WAV1及びWMA2にそ
れぞれ格納されている曲のうちの再生済みの曲の総数R
oot_Cnt、WMA1_Cnt、WAV1_Cnt
及びWMA2_Cntをゼロクリアする。なおディスク
内の総曲数Max_Noには10がセットされ、ルート
フォルダ80並びにフォルダWMA1、WAV1及びW
MA2内の総曲数Root_Max、WMA1_Ma
x、WAV1_Max、WMA2_Maxにはそれぞれ
3、3、2及び2がセットされているものとする。
【0029】次に、ステップS72において、ルートフ
ォルダ80並びにフォルダWMA1、WAV1及びWM
A2のうちから1つをランダムに選択し、選択したフォ
ルダの番号をPlay_FNoに格納する。そして、ス
テップS73〜S75において、フォルダ番号Play
_FNoの内容を判定し、フォルダ番号Play_FN
oがルートフォルダ80又はフォルダWMA1、WAV
1若しくはWMA2のいずれに対応するかに応じてそれ
ぞれステップS76、S77、S78又はS79へ進
む。ステップS76〜S79では、それぞれルートフォ
ルダ80又はフォルダWMA1、WAV1若しくはWM
A2内でファイルを選択して再生を行い、ステップS8
0へ進む。
【0030】ステップS80では、ディスク80におけ
る再生済みの曲の総数Music_Cntを1だけイン
クリメントする。そしてステップS81において、Mu
sic_Cntがディスク内の総曲数Max_No(=
10)以上か否かを判定し、Max_No以上でなけれ
ばステップS72へ戻って、上述の処理を繰り返す。M
ax_No以上であれば、ディスク80内のすべのファ
イルについて、再生が完了しているので、ランダム再生
処理を終了する。
【0031】図9はステップS76の再生処理を示すフ
ローチャートである。この処理ではまず、ステップS9
1において、ルートフォルダ80における再生済みの曲
の総数Root_Cntがルートフォルダ80内の総曲
数Root_Max以上か否かを判定する。Root_
Max以上であれば、ルートフォルダ80に格納されて
いるすべての曲(ミュージックファイルMP3_1、M
P3_2、WMA_6)について既に再生が終了してい
るので、直ちに図7のステップS72に戻り、フォルダ
の選択をやり直す。Root_Max以上でなければ、
ステップS92へ進み、ルートフォルダ80に格納され
ている曲のうち未再生のものの中から再生の対象とする
曲をランダムに選択する。
【0032】次にステップS93及びS94において、
選択した曲がミュージックファイルMP3_1、MP3
_2、WMA_6のうちのいずれであるかを判定し、選
択した曲がミュージックファイルMP3_1又はMP3
_2であればそれぞれステップS95、S96又はS9
7へ進む。ステップS95〜S97では、それぞれミュ
ージックファイルMP3_1、MP3_2又はWMA_
6についての再生を開始し、ステップS98において再
生が終了するまで待機する。再生が終了したらステップ
S99において、ルートフォルダ80に格納されている
曲のうちの再生済みの曲の総数Root_Cntを1だ
けインクリメントし、再生処理を終了する。
【0033】図10は図7の処理におけるステップS7
7の再生処理を示すフローチャートである。この処理で
はまず、ステップS101において、フォルダWMA1
における再生済みの曲の総数WMA1_Cntがフォル
ダWMA1内の総曲数WMA1_Max以上か否かを判
定する。WMA1_Max以上であれば、フォルダ3内
のすべての曲(ミュージックファイルWMA_1、WM
A_2及びWMA_3)について既に再生が終了してい
るので、直ちに図7のステップS72に戻り、フォルダ
の選択をやり直す。WMA1_Max以上でなければス
テップS102へ進み、フォルダWMA1中の未再生の
曲の中から再生の対象とする曲をランダムに選択する。
【0034】次にステップS103及びS104におい
て、選択した曲がミュージックファイルWMA_1、W
MA_2及びWMA_3のうちのいずれの曲であるかを
判定し、ミュージックファイルWMA_1、WMA_2
又はWMA_3である場合はそれぞれステップS10
5、S106又はS107においてミュージックファイ
ルWMA_1、WMA_2又はWMA_3についての再
生を開始し、ステップS108へ進む。ステップS10
8では再生が終了するまで待機する。再生が終了する
と、ステップS109において、フォルダWMA1にお
ける再生済みの曲の総数WMA1_Cntを1だけイン
クリメントし、再生処理を終了する。
【0035】図11は図7の処理におけるステップS7
8の再生処理を示すフローチャートである。この処理で
はまず、ステップS111において、フォルダWMA2
における再生済みの曲の総数WMA2_Cntがフォル
ダWMA2内の総曲数WMA2_Max以上であるか否
かを判定する。WMA2_Max以上であれば、フォル
ダWMA2内のすべての曲(ミュージックファイルWM
A_4及びWMA_5)について既に再生が終了してい
るので、直ちに図7のステップS72に戻り、フォルダ
の選択をやり直す。WMA2_Max以上でなければス
テップS112へ進み、フォルダWMA2中の未再生の
曲の中から再生の対象とする曲をランダムに選択する。
【0036】次にステップS113において、選択した
曲がミュージックファイルWMA_4又はWMA_5の
うちのいずれの曲であるかを判定し、ミュージックファ
イルWMA_4であればステップS114においてミュ
ージックファイルWMA_4の再生を開始し、ステップ
S116へ進む。ミュージックファイルWMA_5であ
ればステップS115においてミュージックファイルW
MA_5の再生を開始し、ステップS116へ進む。ス
テップS116では、再生が終了するまで待機する。再
生が終了したら、ステップS117において、フォルダ
WMA2における再生済みの曲の総数WMA2_Cnt
を1だけインクリメントし、再生処理を終了する。
【0037】図12は図7の処理におけるステップS7
9の再生処理を示すフローチャートである。この処理で
はまず、ステップS121において、フォルダWAV1
における再生済みの曲の総数WAV1_Cntがフォル
ダWAV1内の総曲数WAV1_Max以上か否かを判
定する。WAV1_Max以上であれば、フォルダWA
V1内のすべての曲(ミュージックファイルWAV_1
及びWAV_2)について既に再生が終了しているの
で、直ちに図7のステップS72に戻り、フォルダの選
択をやり直す。WAV1_Max以上でなければ、ステ
ップS122へ進み、フォルダWAV1中の未再生の曲
の中から再生の対象とする曲をランダムに選択する。
【0038】次にステップS123において、選択した
曲がミュージックファイルWAV_1又はWAV_2の
いずれの曲であるかを判定し、ミュージックファイルW
AV_1の曲である場合はステップS124においてミ
ュージックファイルWAV_1の再生を開始し、ステッ
プS126へ進む。ミュージックファイルWAV2の曲
である場合はステップS125においてミュージックフ
ァイルWAV2の再生を開始し、ステップS126に進
む。ステップS126では再生が終了するまで待機す
る。再生が終了すると、ステップS127において、フ
ォルダWAV1における再生済みの曲の総数WAV1_
Cntを1だけインクリメントし、再生処理を終了す
る。
【0039】本実施形態によれば、ランダム再生する曲
の選択を行う際には、まず各ミュージックファイルを直
接保持するホルダ80、WMA1、WMA2及びWAV
1のうちから1つをランダムに選択し、その後、選択し
たホルダ内の曲からランダムに再生対象とする曲を選択
するようにしたため、各ファイルの選択時にはディスク
のすべての曲を選択の対象とすることができ、かつ同じ
フォルダ内の曲ばかりが連続して選択されるのを防止す
ることができる。
【0040】図13は本発明の第3の実施形態に係るラ
ンダム再生装置に装填されたディスクに設けられている
各フォルダ及び格納されているファイルの階層構造を示
す。同図に示すように、この装置には3枚のディスク3
1〜33が装填されている。ディスク31〜33にはそ
れぞれフォルダ31a及び31b、フォルダ32a及び
32b、フォルダ33a及び33bが設けられている。
フォルダ31a、31b、32a、32b及び33aに
はそれぞれMP3形式のミュージックファイルm11〜
m13、m14及びm15、m21〜m23、m24及
びm25並びにm31〜m33が格納されている。フォ
ルダ33bにはWMA形式によるミュージックファイル
m34及びm35が格納されている。
【0041】この場合も、ランダム再生する曲の選択を
行う際には、まず、各ミュージックファイルを直接保持
するホルダ31a及び31b、フォルダ32a及び32
b、フォルダ33a及び33bのうちから1つをランダ
ムに選択し、その後、選択したホルダ内の曲からランダ
ムに再生対象とする曲を選択する。これにより、上述の
各実施例の場合と同様に、各ファイルの選択時には全デ
ィスクのすべての曲を選択の対象とすることができ、か
つ同じフォルダ内の曲ばかりが連続して選択されるのを
防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各ファイルを直接格納している各領域のうちから1つを
ランダムに選択し、選択した領域が格納している各ファ
イルのうちから再生の対象とする1つをランダムに選択
するようにしたため、ファイルの各選択時には記録媒体
中のすべてのファイルを選択の対象とすることができ、
かつファイルの選択が、同一の領域内のファイルから連
続して行われるおそれを減少させることができる。
【0043】またさらに、領域の選択及びそれに引き続
くファイルの選択と、選択したファイルについての再生
とを繰り返して連続的に行うに際し、1度選択したファ
イルは選択の対象から除外するようにしたため、いわゆ
るシャッフル再生の場合においても、特定の領域内のフ
ァイルが連続して選択される恐れを減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るランダム再生装
置におけるランダム再生を行うプログラムによる処理を
示すフローチャートである。
【図2】図1の処理によってランダム再生が行われるデ
ィスクのフォルダとミュージックファイルの階層構造を
示す図である。
【図3】図1の処理におけるステップS6の再生処理を
示すフローチャートである。
【図4】図1の処理におけるステップS7の再生処理を
示すフローチャートである。
【図5】図1の処理におけるステップS8の再生処理を
示すフローチャートである。
【図6】図1の処理におけるステップS9の再生処理を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るランダム再生装
置におけるランダム再生を行うプログラムによる処理を
示すフローチャートである。
【図8】図7の処理によってランダム再生が行われるデ
ィスクの各フォルダ及びミュージックファイルの階層構
造を示す図である。
【図9】図7の処理におけるステップS76の再生処理
を示すフローチャートである。
【図10】図7の処理におけるステップS77の再生処
理を示すフローチャートである。
【図11】図7の処理におけるステップS78の再生処
理を示すフローチャートである。
【図12】図7の処理におけるステップS79の再生処
理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施形態に係るランダム再生
装置に装填されたディスクに設けられている各フォルダ
及び格納されているファイルの階層構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
21,31〜33,80:ディスク(ルートフォル
ダ)、1〜5,31a,31b,32a,32b,33
a,33b,81,82,WMA1,WMA2,WAV
1:フォルダ、M1〜M11,WMA_1〜WMA_
6,WAV_1,WAV_2,MP3_1,MP3_
2,m11〜m35:ミュージックファイル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上の所定の領域に格納されてい
    る各ファイルのうちから再生の対象とするファイルをラ
    ンダムに選択する選択手段を備え、このランダムに選択
    したファイルについて再生を行うランダム再生装置にお
    いて、 前記選択手段は、各ファイルを直接格納している各領域
    のうちから1つをランダムに選択する第1の選択手段
    と、この選択手段で選択した領域が格納している各ファ
    イルのうちから前記再生の対象とする1つをランダムに
    選択する第2の選択手段とを具備することを特徴とする
    ランダム再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2選択手段による選択
    と、これによって選択したファイルについての再生とを
    繰り返して連続的に行うに際し、前記第2選択手段は、
    1度選択したファイルは選択の対象から除外することを
    特徴とする請求項1に記載のランダム再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体上の所定の領域に格納されてい
    る各ファイルのうちから再生の対象とするファイルをラ
    ンダムに選択する選択工程を備え、このランダムに選択
    したファイルについて再生を行うランダム再生方法にお
    いて、 前記選択工程は、各ファイルを直接格納している各領域
    のうちから1つをランダムに選択する第1の選択工程
    と、この工程で選択した領域が格納している各ファイル
    のうちから前記再生の対象とする1つをランダムに選択
    する第2の選択工程とを具備することを特徴とするラン
    ダム再生方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2選択工程における選択
    と、これによって選択したファイルについての再生とを
    繰り返して連続的に行うに際し、前記第2選択工程で
    は、1度選択したファイルは選択の対象から除外するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のランダム再生方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、記録媒体上の所定の領
    域に格納されている各ファイルのうちから再生の対象と
    するファイルをランダムに選択する選択手順と、このラ
    ンダムに選択したファイルについて再生を行う再生手順
    とを実行させるランダム再生プログラムにおいて、 前記選択手順は、各ファイルを直接格納している各領域
    のうちから1つをランダムに選択する第1の選択手順
    と、この選択手順で選択した領域が格納しているファイ
    ルのうちから前記再生の対象とする1つをランダムに選
    択する第2の選択手順とを具備することを特徴とするラ
    ンダム再生プログラム。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2選択手順と、これによ
    って選択されたファイルについての前記再生手順とを繰
    り返して連続的に実行させるに際し、前記第2選択手順
    では、1度選択したファイルは選択の対象から除外させ
    ることを特徴とする請求項5に記載のランダム再生プロ
    グラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7689304B2 (en) 2003-02-07 2010-03-30 Sony Corporation Audio playback apparatus, audio playback method, and program
US8081866B2 (en) * 2005-09-08 2011-12-20 Sony Corporation Selected playback apparatus, selected playback method, and program

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