JP2002269679A - 渋滞情報提供装置及びシステム - Google Patents

渋滞情報提供装置及びシステム

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JP2002269679A
JP2002269679A JP2001066242A JP2001066242A JP2002269679A JP 2002269679 A JP2002269679 A JP 2002269679A JP 2001066242 A JP2001066242 A JP 2001066242A JP 2001066242 A JP2001066242 A JP 2001066242A JP 2002269679 A JP2002269679 A JP 2002269679A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】路線バスのような定期運行車両の実際の運行状
況をリアルタイムに把握することによって、道路の渋滞
に関する詳細かつ高精度の情報をリアルタイムで車両用
ナビゲーション装置に送信することができるようにす
る。 【解決手段】定期運行車両の運行情報を取得する取得手
段と、前記定期運行車両の停留所通過又は到着を判断す
る判断手段と、前記判断手段による判断結果と前記定期
運行車両の運行情報とを比較することにより、道路渋滞
情報を作成する渋滞情報作成手段11と、前記道路渋滞
情報を送信する渋滞情報送信手段15とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、渋滞情報提供装置
及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路交通を円滑にする目的で、自
動車等の車両に配設される車両用ナビゲーション装置に
道路の渋滞情報を送信するシステムが提供されている。
【0003】例えば、VICSと称される道路交通情報
通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通
管制システムの情報を収集して、道路の渋滞に関する道
路交通情報を作成し、これを電波ビーコン、FM多重放
送等の通信手段によって、車両用ナビゲーション装置に
送信するようになっている。そして、前記道路交通情報
を受信した車両用ナビゲーション装置は、道路の渋滞状
況を表示手段に表示したり、渋滞区間を避けたルートを
作成して表示手段に表示したりするようになっている。
【0004】これにより、車両の運転者は、道路の渋滞
状況を的確に察知して、渋滞区間を避けることができる
ので、走行に要する時間を節約することができる。ま
た、渋滞区間への車両の流入が抑制されるので、道路交
通が円滑になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムにおいては、警察、日本道路公団等の交通
管制システムの情報を収集して、道路の渋滞に関する道
路交通情報を作成するようになっているので、道路の渋
滞に関する詳細かつ高精度の情報を車両用ナビゲーショ
ン装置に送信することができなかった。
【0006】前記警察、日本道路公団等の交通管制シス
テムにおいては、道路脇等に配設されたセンサーやテレ
ビカメラによって情報を収集しているので、渋滞中の車
両の平均的な走行速度、渋滞区間通過のための所要時間
等に関する高精度の情報を得ることが不可能である。そ
のため、車両用ナビゲーション装置に送信される道路の
渋滞に関する道路交通情報の精度が低くなり、車両の運
転者のニーズを満足させることができなかった。
【0007】そのため、前記従来のシステムを改良し、
渋滞の原因となる路線バスや配送トラックの運行状況を
考慮して、道路の渋滞に関する道路交通情報を作成する
システムが提案されている(特開平10−134293
号公報参照)。
【0008】しかし、該システムの場合、路線バスや配
送トラックの運行スケジュールというあらかじめ設定さ
れた、いわば静的な情報に基づいて、道路の渋滞を予測
しているため、実際の渋滞状況を高精度で把握すること
が不可能である。
【0009】本発明は、前記従来の渋滞情報提供システ
ムの問題点を解決して、路線バスのような定期運行車両
の実際の運行状況をリアルタイムに把握することによっ
て、道路の渋滞に関する詳細かつ高精度の情報をリアル
タイムで車両用ナビゲーション装置に送信することがで
きる渋滞情報提供システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の渋
滞情報提供装置においては、定期運行車両の運行情報を
取得する取得手段と、前記定期運行車両の停留所通過又
は到着を判断する判断手段と、前記判断手段による判断
結果と前記定期運行車両の運行情報とを比較することに
より、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段と、前
記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段とを有す
る。
【0011】本発明の他の渋滞情報提供装置において
は、さらに、前記定期運行車両の運行情報は、各停留所
の予定通過時刻又は各停留所間の所要時間、及び、各停
留所の位置座標又は各停留所間の距離を含む。
【0012】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記定期運行車両の運行情報は、各停留
所の予定通過時刻又は各停留所間の所要時間、及び、前
記定期運行車両の路線情報を含むこ。
【0013】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記渋滞情報提供装置は、さらに前記定
期運行車両の現在位置情報を受信する受信手段を有し、
前記判断手段は、受信した現在位置情報と前記運行情報
とから前記定期運行車両の停留所通過又は到着を判断す
る。
【0014】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記渋滞情報提供装置は、さらに前記定
期運行車両の停留所通過又は到着の情報を受信する受信
手段を有し、前記判断手段は、受信した停留所通過情報
と前記運行情報とから前記定期運行車両の停留所通過又
は到着を判断する。
【0015】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記渋滞情報作成手段は、前記運行情報
に基づく停留所の予定通過時刻と、前記判断手段による
判断結果に基づく実際の停留所の通過時刻とを比較する
ことにより、道路渋滞情報を作成する。
【0016】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記渋滞情報作成手段は、前記運行情報
に基づく停留所間の所要時間と、前記判断手段による判
断結果に基づく実際の停留所間の所要時間とを比較する
ことにより、道路渋滞情報を作成する。
【0017】本発明の更に他の渋滞情報提供装置におい
ては、さらに、前記渋滞情報作成手段は、停留所の区間
における渋滞の有無または渋滞の程度を判断し、該判断
された渋滞の有無または渋滞の程度を表す情報を作成す
る。
【0018】本発明の渋滞情報提供プログラムにおいて
は、渋滞情報を提供するためにコンピュータを、定期運
行車両の運行情報を取得する取得手段、前記定期運行車
両の停留所通過又は到着を判断する判断手段、前記判断
手段による判断結果と前記定期運行車両の運行情報とを
比較することにより、道路渋滞情報を作成する渋滞情報
作成手段、及び、前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報
送信手段として機能させる。
【0019】本発明の渋滞情報提供システムにおいて
は、定期運行車両及び渋滞情報提供装置からなる渋滞情
報提供システムにおいて、前記定期運行車両は、現在位
置情報を前記渋滞情報提供装置に送信する送信手段を有
し、前記渋滞情報提供装置は、前記定期運行車両の運行
情報を取得する取得手段と、前記定期運行車両の現在位
置情報を受信する受信手段と、前記定期運行車両の停留
所通過又は到着を判断する判断手段と、前記判断手段に
よる判断結果と前記定期運行車両の運行情報とを比較す
ることにより、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手
段と、前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段と
を有する。
【0020】本発明の他の渋滞情報提供システムにおい
ては、停留所及び渋滞情報提供装置からなる渋滞情報提
供システムにおいて、前記停留所は、前記定期運行車両
の停留所通過又は到着の情報を前記渋滞情報提供装置に
送信する送信手段を有し、前記渋滞情報提供装置は、前
記定期運行車両の運行情報を取得する取得手段と、前記
定期運行車両の停留所通過又は到着の情報を受信する受
信手段と、受信した前記定期運行車両の停留所通過又は
到着の情報と前記定期運行車両の運行情報とを比較する
ことにより、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段
と、前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段とを
有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の実施の形態における渋滞情
報提供システムの構成を示す概念図である。
【0023】図1において、10は渋滞情報提供装置で
あり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁
気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備
えるコンピュータの中に構成される。なお、該コンピュ
ータは単一のコンピュータではなく、複数のコンピュー
タが有機的に結合された、いわゆる分散型サーバであっ
てもよい。さらに、前記コンピュータの中に他のシステ
ムが構成されていてもよい。
【0024】そして、20は、あらかじめ定められた路
線を定期的に所定の運行時刻表にしたがって運行する定
期運行車両としての路線バスである。なお、前記定期運
行車両は、あらかじめ定められた路線を定期的に運行す
る車両であればいかなるものであってもよく、牛乳、新
聞、宅配便等の荷物をあらかじめ定められた路線に沿っ
て定期的に配送する配送トラック、学校の生徒、工場の
従業員、福祉施設の利用者等をあらかじめ定められた路
線に沿って定期的に送迎する送迎バス等であってもよい
が、毎日運行され、かつ、便数の多い路線バスであるこ
とが望ましいので、本実施の形態においては、路線バス
である場合について説明する。
【0025】また、21は路線バス20に配設された位
置情報通信手段であり、路線バス20の現在位置をリア
ルタイムで把握し、かつ、該現在位置に関する情報を渋
滞情報提供装置10に送信する。前記位置情報通信手段
21は、例えば、車両用ナビゲーション装置、携帯電話
等であるが、GPS(Global Position
ing System)受信手段、方位角センサ等によ
って、路線バス20の現在位置をリアルタイムで把握す
ることができる手段を有し、かつ、渋滞情報提供装置1
0と通信する手段を有するものであれば、いかなるもの
であってもよい。
【0026】さらに、22は定期運行車両が停止する場
所としてあらかじめ定められた停留所、すなわち、バス
停である。該バス停22は、路線バス20の運行される
路線に沿って、複数箇所に設置される。また、23はバ
ス停22に配設された通過情報通信手段であり、該バス
停22に路線バス20が停止した時、又は、バス停22
を路線バス20が通過した時に、該路線バス20が通過
したことに関する情報を渋滞情報提供装置10に送信す
る。前記通過情報通信手段23は、路線バス20がバス
停22に停止したこと又はバス停22の前を通過したこ
とを検出するセンサを有し、かつ、渋滞情報提供装置1
0と通信する手段を有するものであれば、いかなるもの
であってもよい。ここで、前記センサは、光、磁気、電
波等を利用した非接触式のセンサであってもよいし、機
械的動作、電気的導通等を利用した接触式のセンサであ
ってもよい。
【0027】本実施の形態において、渋滞情報提供シス
テムは、前記渋滞情報提供装置10、定期運行車両とし
ての路線バス20及び/又は停留所としてのバス停22
を含む全体的なシステムである。
【0028】そして、渋滞情報提供装置10は、道路の
渋滞に関する情報、すなわち、道路渋滞情報を作成する
渋滞情報作成手段11、道路渋滞情報を作成するために
必要な情報を受信する情報受信手段12、及び、バス停
22の位置やバス停22間の距離に関する情報、すなわ
ち、停留所に関する情報、路線バス20の運行時刻表に
関する情報、路線バス20の路線情報、路線バス20の
運行情報等が格納されている記憶手段13を備える。な
お、前記記憶手段13は、外部からあらゆる通信手段で
更新することができる。そして、前記渋滞情報提供装置
10は、さらに、路線バス20の運行情報を取得する取
得手段14、路線バス20のバス停22通過又は到着を
判断する判断手段16、及び、道路渋滞情報を送信する
渋滞情報送信手段15も備える。
【0029】ここで、前記路線バス20の路線情報は、
バス停22の位置座標やバス停22間の距離とは直接に
関連しない情報であり、バス停22の並び方、すなわ
ち、配列に関する情報、及び、バス停22間の区間情報
である。なお、前記路線バス20の運行情報は、バス停
20の予定通過時刻、バス停22間の所要時間、バス停
20の位置座標やバス停22間の距離、路線バス20の
路線情報等を含むものである。
【0030】また、24は乗用車、トラック、バス、オ
ートバイ等の車両であり、渋滞情報表示手段としてのナ
ビゲーション装置25を備える。前記渋滞情報表示手段
は、前記渋滞情報提供装置10から送信される道路渋滞
情報を受信する手段、該道路渋滞情報を車両24の運転
者等に伝達する手段を備えるものであれば、携帯電話、
ラジオ、テレビ等いかなるものであってもよいが、地図
を表示する画像表示手段とGPS受信手段を備えるナビ
ゲーション装置であることが望ましいので、本実施の形
態においては、ナビゲーション装置である場合について
説明する。 ここで、前記位置情報通信手段21及び通
過情報通信手段23と、情報受信手段12との間の通信
は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、
インターネット、携帯電話ネットワーク、イントラネッ
ト等のいかなる通信回線網を経由するものであってもよ
く、また、これら通信回線網を組み合わせたものであっ
てもよい。例えば、放送衛星によるCS放送やBS放送
を利用して通信してもよく、地上波デジタルテレビ放送
を利用して通信してもよく、FM多重放送を利用して通
信してもよく、道路脇に設置されている光ビーコンや電
波ビーコンを利用して通信してもよい。そして、前記ナ
ビゲーション装置25と渋滞情報送信手段15との間の
通信も同様である。なお、前記位置情報通信手段21及
び通過情報通信手段23と情報受信手段12との間の通
信、並びに、ナビゲーション装置25と渋滞情報送信手
段15との間の通信は、双方向通信であってもよい。
【0031】そして、前記渋滞情報提供装置10におい
て、情報受信手段12は、位置情報通信手段21から路
線バス20の現在位置に関する情報を受信し、通過情報
通信手段23から路線バス20がバス停22を通過した
ことに関する情報を受信すると、これら情報を判断手段
16に送信するようになっている。なお、位置情報通信
手段21は路線バス20の現在位置に関する情報を常時
発信するが、通過情報通信手段23は路線バス20がバ
ス停22を通過したことに関する情報を路線バス20が
バス停22を通過した時だけ発信する。
【0032】また、前記判断手段16が、路線バス20
がバス停22を通過したこと又は到着したことを判断す
ると、前記渋滞情報作成手段11は、取得手段14指令
し記憶手段13にアクセスさせて、バス停22の位置座
標、路線バス20の運行時刻表等の運行情報を取得させ
る。そして、前記運行時刻表に基づく情報と前記路線バ
ス20の実際の運行状況とを比較して、道路渋滞情報を
作成するようになっている。すなわち、前記路線バス2
0が運行時刻表通りにバス停22を通過したか否かを判
断し、バス停22を通過した時刻が時刻表よりもある程
度以上遅い場合、及び/又は、複数の路線バス20間の
実際の所要時間が運行時刻表に基づく所要時間よりも長
い場合は、渋滞が発生しているものと判断して、道路渋
滞情報を作成する。
【0033】この場合、路線バス20及びバス停22の
位置から、どの道路のどの範囲に渋滞が発生しているか
を判断することができ、また、バス停22を通過した時
刻と時刻表との差、又は、路線バス20の移動速度か
ら、渋滞の程度を判断することができる。
【0034】なお、位置情報通信手段21が路線バス2
0の現在位置、速度、進行方向等の情報を正確に把握し
て情報受信手段12に送信できる場合には、路線バス2
0の現在位置とバス停22の位置とに基づいて、前記路
線バス20がどのバス停22を何時通過したかを識別す
ることができるので、通過情報通信手段23を省略する
こともできる。一方、通過情報通信手段23が路線バス
20の行き先、便名等を識別して情報受信手段12に送
信できる場合には、どの路線バス20がどこを走行して
いるか識別することができるので、位置情報通信手段2
1を省略することもできる。
【0035】ここで、前記道路渋滞情報は、バス停22
の区間に対応させて渋滞の有無や程度を表す情報を付与
したものでもよいし、前記バス停22の区間に対応する
道路データに対応するように加工されたものであっても
よい。また、バス停22の位置座標に無関係に渋滞の有
無や程度を表すように加工されたものであってもよい。
例えば、バス停22の区間に対応させて渋滞の有無や程
度を表す情報を付与したものである場合、バス停22の
区間情報を道路情報に対応させて記憶させ、道路におけ
る前記バス停22の区間に対して、渋滞の有無、渋滞の
程度等の情報をフラグ等により付与することができる。
また、前記バス停22の区間を含むすべての道路のリン
ク(交差点と交差点との間の道路データの単位)を抽出
して、該リンクに対して、渋滞の有無、渋滞の程度等の
情報をフラグ等により付与することもできる。
【0036】そして、前記渋滞情報作成手段11は道路
渋滞情報を渋滞情報送信手段15に送信すると、該渋滞
情報送信手段15は、道路の渋滞に関する情報を通信の
伝送方式等に適応できるように変換した後、ナビゲーシ
ョン装置25に送信するようになっている。なお、前記
道路渋滞情報とともに、音楽、映画、ニュース、広告等
の付加情報を送信するようにしてもよい。この場合、渋
滞の程度に合わせて、前記付加情報の内容を変更するこ
とが望ましい。例えば、渋滞の程度がひどい場合には運
転者が苛立つ傾向にあるので、クラシック音楽や風景映
像のような精神鎮静作用のある付加情報を送信するよう
にする。
【0037】また、前記ナビゲーション装置25は前記
道路渋滞情報及び付加情報を受信すると、CRT、液晶
ディスプレー等の表示手段又はスピーカ等の音声手段に
よって、これらの情報を車両の運転者に伝達することが
できるようになっている。前記道路渋滞情報を表示手段
によって伝達する場合には、道路地図上の渋滞区間に色
を付して識別可能にしてもよい。この場合、渋滞の程度
に応じて、色を変化させることが望ましい。また、音声
や文字によって伝達する場合には、渋滞区間の長さ、渋
滞区間の通過所要時間等を伝達してもよい。さらに、付
加情報を伝達する場合には、音声手段から音楽を流した
り、表示手段を区分して映像を表示したり、表示されて
いる地図上に文字を被せて表示したりすることができ
る。
【0038】なお、渋滞情報送信手段15とナビゲーシ
ョン装置25との間の通信が双方向通信である場合、車
両24の位置情報を渋滞情報提供装置10に送信する
と、それに対応して、前記車両24の近傍の区域の道路
の渋滞に関する情報だけがナビゲーション装置25に送
信されるようにしてもよい。また、ナビゲーション装置
25が設定された行き先の情報を渋滞情報提供装置10
に送信すると、それに対応して、前記車両24の現在地
点から行き先までの経路上の道路渋滞情報又は経路周辺
(例えば、経路から300[m]以内の道路)の道路渋
滞情報だけがナビゲーション装置25に送信されるよう
にしてもよい。これにより、ナビゲーション装置25の
受信する情報量を削減することができるので、ナビゲー
ション装置25の負荷を軽減することができる。
【0039】また、ナビゲーション装置25が、車両2
4の現在位置や出発地から目的地に至る経路を設定し、
車両24の現在位置に基づく案内情報を表示又は音声に
より出力することが可能な装置である場合、前記ナビゲ
ーション装置25が、渋滞情報提供装置10から受信し
た道路渋滞情報に基づき、渋滞箇所を迂回するように経
路を設定し直したり、又は、渋滞箇所の道路の探索コス
トを上げる等の処理を施して経路を設定し直したりする
ようにしてもよい。
【0040】さらに、ナビゲーション装置25が車両2
4の位置情報、出発地、目的地等の情報を渋滞情報提供
装置10に送信すると、それに対応して、該渋滞情報提
供装置10が、前記道路渋滞情報に基づいて前記車両2
4の経路を設定し、該経路を前記道路渋滞情報とともに
前記ナビゲーション装置25に返信するようにしてもよ
い。
【0041】次に、前記構成の渋滞情報提供システムの
動作について説明する。
【0042】図2は本発明の実施の形態における路線バ
スの運行状況とバス停の関係を示す図、図3は本発明の
実施の形態における渋滞情報提供システムの動作を示す
フローチャートである。
【0043】図2において、22−1〜22−4は、第
1〜4のバス停であり、あらかじめ定められた路線に沿
って道路脇に設置されている。そして、前記第1〜4の
バス停22−1〜22−4には、図示されていないが、
通過情報通信手段23がそれぞれ配設されている。な
お、前記第1〜4のバス停22−1〜22−4の位置情
報は、渋滞情報提供装置10のバス停データベース13
に格納されている。また、前記第1〜4のバス停22−
1〜22−4を所定の便の路線バス20が通過すべき時
刻は運行時刻表データベース14に格納されている。
【0044】ここで、路線バス20は、点線で示される
ように、あらかじめ定められた路線に沿って運行され
る。そして、第1のバス停22−1を運行時刻表通りに
通過したと仮定する。この場合、第1のバス停22−1
に配設された通過情報通信手段23は、路線バス20が
通過したことを検出して、該路線バス20が通過したこ
とに関する情報を渋滞情報提供装置10に送信する。
【0045】なお、前記路線バス20に配設された位置
情報通信手段21は、前記路線バス20の現在位置に関
する情報を渋滞情報提供装置10に送信する。
【0046】すると、該渋滞情報提供装置10の情報受
信手段12は前記情報を受信して、渋滞情報作成手段1
1に送信する。続いて、該渋滞情報作成手段11は、バ
ス停データベース13及び運行時刻表データベース14
にアクセスして、第1のバス停22−1の位置に関する
情報及び路線バス20の運行時刻表を取得する。そし
て、前記路線バス20の現在位置及び第1のバス停22
−1の位置に基づいて、前記路線バス20がどのバス便
であるかを識別する。次に、運行時刻表に定められた前
記路線バス20が第1のバス停22−1を通過すべき時
刻と、受信した情報に含まれる前記路線バス20が実際
に第1のバス停22−1を通過した時刻とを比較して、
その時間差が全くないと判断する。この場合、渋滞は発
生していないと判断し、道路渋滞情報を作成しない。
【0047】なお、渋滞は発生していないと判断した場
合、渋滞が無いことを示す情報を作成し、送信してもよ
い。例えば、ナビゲーション装置25が受信した場合、
緑色のような渋滞が無いことを示す色を該当区間に表示
して、渋滞が無いことを示す情報を作成し、送信しても
よい。
【0048】次に、前記路線バス20が交差点を左折し
て大通りに入り、第2のバス停22−2を通過すると、
第2のバス停22−2に配設された通過情報通信手段2
3は、路線バス20が通過したことを検出して、該路線
バス20が通過したことに関する情報を渋滞情報提供装
置10に送信する。ここで、大通りは渋滞しているもの
と仮定する。そして、大通りに交差している道路の大通
りに向かう方向は混雑しているため、前記路線バス20
が第2のバス停22−2を通過した時刻は、運行時刻表
に定められた第2のバス停22−2を通過すべき時刻よ
りも遅れることとなる。
【0049】この場合、前記渋滞情報作成手段11は、
バス停データベース13及び運行時刻表データベース1
4にアクセスして、第2のバス停22−2の位置に関す
る情報及び路線バス20の運行時刻表を取得する。そし
て、該運行時刻表に定められた第2のバス停22−2を
通過すべき時刻と、受信した情報に含まれる路線バス2
0が実際に第2のバス停22−2を通過した時刻とを比
較して、その時間差が許容範囲を超えていると判断す
る。
【0050】次に、前記渋滞情報作成手段11は、第1
及び第2のバス停22−1及び22−2間の距離と、第
1及び第2のバス停22−1及び22−2間の所要時間
とに基づいて、運行時刻表に基づく第1及び第2のバス
停22−1及び22−2間の所要時間と実際の第1及び
第2のバス停22−1及び22−2間の所要時間とを比
較して渋滞の程度を判断する。ここでは、軽度の渋滞で
あると判断したとする。
【0051】そして、前記渋滞情報作成手段11は、第
1のバス停22−1と第2のバス停22−2との間の区
間で渋滞が発生していること、及び、渋滞の程度は軽度
であることを示す道路渋滞情報を作成して、渋滞情報送
信手段15に送信する。該渋滞情報送信手段15は前記
道路渋滞情報を発信する。
【0052】次に、前記路線バス20は大通りを進行し
て、第3のバス停22−3を通過すると、第3のバス停
22−3に配設された通過情報通信手段23が、路線バ
ス20が通過したことを検出して、該路線バス20が通
過したことに関する情報を渋滞情報提供装置10に送信
する。ここで、前記路線バス20は渋滞している大通り
を進行するので、前記路線バス20が第3のバス停22
−3を通過した時刻は、運行時刻表に定められた第3の
バス停22−3を通過すべき時刻よりも大幅に遅れるこ
ととなる。
【0053】この場合、前記渋滞情報作成手段11は、
バス停データベース13及び運行時刻表データベース1
4にアクセスして、第3のバス停22−3の位置に関す
る情報及び路線バス20の運行時刻表を取得し、該運行
時刻表に定められた第3のバス停22−3を通過すべき
時刻と、受信した情報に含まれる路線バス20が実際に
第3のバス停22−3を通過した時刻とを比較して、そ
の時間差が許容範囲を大きく超えていると判断する。
【0054】また、前記渋滞情報作成手段11は、第2
及び第3のバス停22−2及び22−3間の距離と、第
2及び第3のバス停22−2及び22−3間の所要時間
とに基づいて、運行時刻表に基づく第2及び第3のバス
停22−2及び22−3間の所要時間と実際の第2及び
第3のバス停22−2及び22−3間の所要時間とを比
較して、重度の渋滞であると判断したとする。
【0055】そして、前記渋滞情報作成手段11は、第
2バス停22−2と第3のバス停22−3との間の区間
で渋滞が発生していること、及び、渋滞の程度は重度で
あることを示す道路渋滞情報を作成して、渋滞情報送信
手段15に送信する。該渋滞情報送信手段15は前記道
路渋滞情報を発信する。
【0056】次に、前記路線バス20は交差点を左折し
て大通りから外れて、第4のバス停22−4を通過する
と、第4のバス停22−4に配設された通過情報通信手
段23が、路線バス20が通過したことを検出して、該
路線バス20が通過したことに関する情報を渋滞情報提
供装置10に送信する。ここで、大通りに交差している
道路の大通りから離れる方向は空いているので、前記路
線バス20はスムーズに運行することができる。しか
し、前記路線バス20は渋滞している大通りを進行して
いたので、前記路線バス20が第4のバス停22−4を
通過した時刻は、運行時刻表に定められた第4のバス停
22−4を通過すべき時刻よりも大幅に遅れることとな
る。
【0057】この場合、前記渋滞情報作成手段11は、
バス停データベース13及び運行時刻表データベース1
4にアクセスして、第4のバス停22−4の位置に関す
る情報及び路線バス20の運行時刻表を取得し、該運行
時刻表に定められた第4のバス停22−4を通過すべき
時刻と、受信した情報に含まれるバス20が実際に第4
のバス停22−4を通過した時刻とを比較して、その時
間差が許容範囲を大きく超えていると判断する。
【0058】また、前記渋滞情報作成手段11は、第3
及び第4のバス停22−3及び22−4間の距離と、前
記時間差とに基づいて、運行時刻表に基づく第3及び第
4のバス停22−3及び22−4間の所要時間と実際の
第3及び第4のバス停22−3及び22−4間の所要時
間とを比較して、どの程度の渋滞であるかを判断する。
【0059】なお、前記渋滞情報作成手段11は、第3
のバス停22−3を通過すべき時刻とバス20が実際に
第3のバス停22−3を通過した時刻との差、及び、第
4のバス停22−4を通過すべき時刻とバス20が実際
に第4のバス停22−4を通過した時刻との差を比較し
て、すなわち、第3のバス停22−3における遅れ時間
と第4のバス停22−4における遅れ時間とを比較し
て、どの程度の渋滞であるかを判断してもよい。
【0060】この場合、大通りを外れた後、前記路線バ
ス20はスムーズに運行することができたので、前記渋
滞情報作成手段11は、運行時刻表に基づく第3及び第
4のバス停22−3及び22−4間の所要時間と実際の
第3及び第4のバス停22−3及び22−4間の所要時
間とを比較して、第3及び第4のバス停22−3及び2
2−4間には渋滞が発生していないと判断する。また
は、第3のバス停22−3における遅れ時間と第4のバ
ス停22−4における遅れ時間とを比較して、渋滞が発
生していないと判断する。したがって、道路渋滞情報を
作成しない。なお、前述されたように、渋滞が無いこと
を示す情報を作成し、送信してもよい。
【0061】このように、本実施の形態においては、渋
滞情報提供装置10は、位置情報通信手段21及び通過
情報通信手段23からの情報を受信して、路線バス20
が実施にバス停22を通過した時刻と運行時刻表に定め
られたバス停22を通過すべき時刻とに基づいて、道路
渋滞情報を作成する。
【0062】したがって、路線バス20の実際の運行状
況に基づいて、道路の渋滞状況をリアルタイムに詳細に
把握して、高精度の道路渋滞情報をリアルタイムで送信
することができる。
【0063】次に、渋滞情報提供装置10の動作を示す
フローチャートについて説明する。 ステップS1 路線バス20がバス停22を通過した情
報を受信する。 ステップS2 路線バス20の通過時刻が運行時刻表に
定められたバス停22を通過すべき時刻より遅れている
か否かを判断する。遅れている場合はステップS3に進
み、遅れていない場合はステップS9に進む。 ステップS3 運行時刻表に基づくバス停22間の所要
時間と実際のバス停22間の所要時間とを比較する。 ステップS4 渋滞の程度が重度か否か判断する。重度
である場合はステップS5に進み、重度でない場合はス
テップS7に進む。 ステップS5 渋滞の程度は重度であることを示す道路
渋滞情報を作成する。 ステップS6 道路渋滞情報を送信する。 ステップS7 渋滞の程度が軽度か否か判断する。軽度
である場合はステップS8に進み、軽度でない場合はス
テップS9に進む。渋滞はないと判断する。 ステップS8 渋滞の程度は軽度であることを示す道路
渋滞情報を作成する。 ステップS9 渋滞なしと判断する。 ステップS10 道路渋滞情報を作成しない。
【0064】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0065】例えば、本発明は、渋滞情報を提供するた
めにコンピュータを、定期運行車両の運行情報を取得す
る取得手段、前記定期運行車両の停留所通過又は到着を
判断する判断手段、前記判断手段による判断結果と前記
定期運行車両の運行情報とを比較することにより、道路
渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段、及び、前記道路
渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段として機能させる
ための渋滞情報提供プログラムを含むものである。
【0066】さらに、本発明は、渋滞情報を提供するた
めにコンピュータを、定期運行車両の運行情報を取得す
る取得手段、前記定期運行車両の停留所通過又は到着を
判断する判断手段、前記判断手段による判断結果と前記
定期運行車両の運行情報とを比較することにより、道路
渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段、及び、前記道路
渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段として機能させる
ための渋滞情報提供プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を含むものであってもよい。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、渋滞情報提供装置においては、定期運行車両の運
行情報を取得する取得手段と、前記定期運行車両の停留
所通過又は到着を判断する判断手段と、前記判断手段に
よる判断結果と前記定期運行車両の運行情報とを比較す
ることにより、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手
段と、前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段と
を有する。
【0068】この場合、定期運行車両の実際の運行状況
に基づいて、道路の渋滞状況をリアルタイムに詳細に把
握して、高精度の道路渋滞情報をリアルタイムで提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における渋滞情報提供シス
テムの構成を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態における路線バスの運行状
況とバス停の関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における渋滞情報提供シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 渋滞情報提供装置 11 渋滞情報作成手段 12 情報受信手段 15 渋滞情報送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 由美 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 山川 博幸 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 5H180 AA16 BB02 BB04 BB15 DD04 EE18 FF05 FF12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)定期運行車両の運行情報を取得す
    る取得手段と、(b)前記定期運行車両の停留所通過又
    は到着を判断する判断手段と、(c)前記判断手段によ
    る判断結果と前記定期運行車両の運行情報とを比較する
    ことにより、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段
    と、(d)前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手
    段とを有することを特徴とする渋滞情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記定期運行車両の運行情報は、各停留
    所の予定通過時刻又は各停留所間の所要時間、及び、各
    停留所の位置座標又は各停留所間の距離を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の渋滞情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記定期運行車両の運行情報は、各停留
    所の予定通過時刻又は各停留所間の所要時間、及び、前
    記定期運行車両の路線情報を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の渋滞情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記渋滞情報提供装置は、さらに前記定
    期運行車両の現在位置情報を受信する受信手段を有し、
    前記判断手段は、受信した現在位置情報と前記運行情報
    とから前記定期運行車両の停留所通過又は到着を判断す
    ることを特徴とする請求項1に記載の渋滞情報提供装
    置。
  5. 【請求項5】 前記渋滞情報提供装置は、さらに前記定
    期運行車両の停留所通過又は到着の情報を受信する受信
    手段を有し、前記判断手段は、受信した停留所通過情報
    と前記運行情報とから前記定期運行車両の停留所通過又
    は到着を判断することを特徴とする請求項1に記載の渋
    滞情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記渋滞情報作成手段は、前記運行情報
    に基づく停留所の予定通過時刻と、前記判断手段による
    判断結果に基づく実際の停留所の通過時刻とを比較する
    ことにより、道路渋滞情報を作成することを特徴とする
    請求項1〜5に記載の渋滞情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記渋滞情報作成手段は、前記運行情報
    に基づく停留所間の所要時間と、前記判断手段による判
    断結果に基づく実際の停留所間の所要時間とを比較する
    ことにより、道路渋滞情報を作成することを特徴とする
    請求項1〜5に記載の渋滞情報提供装置。
  8. 【請求項8】 前記渋滞情報作成手段は、停留所の区間
    における渋滞の有無または渋滞の程度を判断し、該判断
    された渋滞の有無または渋滞の程度を表す情報を作成す
    ることを特徴とする請求項1〜7に記載の渋滞情報提供
    装置。
  9. 【請求項9】 (a)渋滞情報を提供するためにコンピ
    ュータを、(b)定期運行車両の運行情報を取得する取
    得手段、(c)前記定期運行車両の停留所通過又は到着
    を判断する判断手段、(d)前記判断手段による判断結
    果と前記定期運行車両の運行情報とを比較することによ
    り、道路渋滞情報を作成する渋滞情報作成手段、及び、
    (e)前記道路渋滞情報を送信する渋滞情報送信手段と
    して機能させるための渋滞情報提供プログラム。
  10. 【請求項10】 (a)定期運行車両及び渋滞情報提供
    装置からなる渋滞情報提供システムにおいて、(b)前
    記定期運行車両は、現在位置情報を前記渋滞情報提供装
    置に送信する送信手段を有し、(c)前記渋滞情報提供
    装置は、前記定期運行車両の運行情報を取得する取得手
    段と、前記定期運行車両の現在位置情報を受信する受信
    手段と、前記定期運行車両の停留所通過又は到着を判断
    する判断手段と、前記判断手段による判断結果と前記定
    期運行車両の運行情報とを比較することにより、道路渋
    滞情報を作成する渋滞情報作成手段と、前記道路渋滞情
    報を送信する渋滞情報送信手段とを有することを特徴と
    する渋滞情報提供システム。
  11. 【請求項11】 (a)停留所及び渋滞情報提供装置か
    らなる渋滞情報提供システムにおいて、(b)前記停留
    所は、前記定期運行車両の停留所通過又は到着の情報を
    前記渋滞情報提供装置に送信する送信手段を有し、
    (c)前記渋滞情報提供装置は、前記定期運行車両の運
    行情報を取得する取得手段と、前記定期運行車両の停留
    所通過又は到着の情報を受信する受信手段と、受信した
    前記定期運行車両の停留所通過又は到着の情報と前記定
    期運行車両の運行情報とを比較することにより、道路渋
    滞情報を作成する渋滞情報作成手段と、前記道路渋滞情
    報を送信する渋滞情報送信手段とを有することを特徴と
    する渋滞情報提供システム。
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