JP2002269209A - 託児方法,託児システム,介護サービスシステム - Google Patents

託児方法,託児システム,介護サービスシステム

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JP2002269209A
JP2002269209A JP2001071871A JP2001071871A JP2002269209A JP 2002269209 A JP2002269209 A JP 2002269209A JP 2001071871 A JP2001071871 A JP 2001071871A JP 2001071871 A JP2001071871 A JP 2001071871A JP 2002269209 A JP2002269209 A JP 2002269209A
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care
photographing
nursery
user
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JP2001071871A
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English (en)
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Yasuhiro Nakagawa
保広 中川
Hiroshi Shojima
正嶋  博
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 お互いの子供のプライバシーを保護しつつ、
問合せ許諾対象者が外部から我が子の様子を確認できる
手段を備えた託児システムを提供する。 【解決手段】 託児システムは、託児所監視システム1
と託児所2とからなり、インターネット3を介して、ユ
ーザと接続されている。託児所監視システム1は、位置
計測手段11と、位置データベース12と、撮影制御手
段13と、撮影データベース14と、リクエスト制御手
段15と、リクエストデータベース16とを含む。託児
所2は、位置測定アンテナ21と、位置およびIDを識
別するために子供20にそれぞれ装着させた電子タグ2
2と、撮影手段23とを含む。撮影手段23は、確認を
要求された子供20に撮影手段アングルを定め、ズーム
アップした画像を撮影する。リクエスト制御手段15
は、ユーザIDなどで認証した問合せ許諾対象者のみに
子供の状況を示す画像を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、託児方法,託児シ
ステム,介護サービスシステムに係り、特に、ユーザ
が、インターネットなどの通信回線を用いて、我が子の
保育状況や老人の介護状況などを把握できるようにする
手段に関する。
【0002】
【従来の技術】乳幼児の状況を随時把握するための乳幼
児遠隔監視システムが、特開平9−16879号公報に
記載されている。
【0003】また、乳幼児を預け入れた親などの照合手
段を備え、引き取り時に照合することにより、信頼性を
高める方式の託児システムが、特開平11−17563
3号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9−168
79号公報においては、乳幼児ベッドなどで眠っていた
乳幼児が目覚めて泣き声を発すると、小型マイクロフォ
ンを取り付けた自動音声認識装置が働き、自動電話送信
装置を起動し、通信回線を介して、育児人の携帯電話に
連絡し、乳幼児が目覚めたことを知らせるので、いつも
側にいなくとも、乳幼児の状況を把握できるとしてい
る。
【0005】泣き声などの音声の場合は、指向性の少な
いマイクロフォンを用いれば、集音できるが、画像によ
り確認しようとする場合は、撮影手段を被写体に正確に
向けないと、状況を確認できない。この点については、
なにも開示されていない。
【0006】なお、幼児でも、お昼寝などを除いた時間
には、室内を動き回るのが普通なので、その意味でも、
乳幼児ベッドなどに限定されたこの従来例の方式を採用
すると、自分の子供の元気な姿をインターネットなどを
通じて明確な画像により確認したいという要求を満たす
ことはできない。
【0007】また、特開平11−175633号公報に
おいては、預け入れ利用者と子供とを一緒に撮像し、子
供を受け取りに来た者が、撮像されていた者と一致しな
いときには、警報を出力する託児所システムが提案され
ている。
【0008】しかし、朝は母親が仕事に行く前に預けに
来て、後で祖母が引き取りに来るなどの場合も考えられ
ることから、この方式の応用範囲も、広くない。
【0009】さらに、受け取りに来た時点の確認のため
に、連れてきた時点の画像を使うこの方式は、自分の子
供の元気な姿をインターネットなどを通じて確認したい
という場合に適用しても、確認が不完全になる。
【0010】子供を連れてきた本人と所定の関係にある
ことを確認するために、インターネットなどを通じて送
られてきた「本人」の画像を、連れてきた時点の本人の
画像と比較する方式を採用した場合、他人が予め入手し
た本人の画像を託児システムに送り、簡単に本人になり
すますことができるからである。
【0011】さて、男女雇用機会均等法が施行されてか
らかなりの年月が経過し、働きたい女性が増加し、託児
所へのニーズが高まっているが、駅前などの便利な地域
での託児所の数が、未だに圧倒的に少ない。
【0012】一方、これらの便利な地域に営業所,支
店,ショウルームなどを保有している電力会社,ガス会
社,銀行などの中には、営業部門の社員が出払っている
時間は不必要に広いスペースが余り、利用効率が悪い例
も散見される。
【0013】しかし、地方行政においても、民間におい
ても、これらのミスマッチを解消しようとする具体的な
動きがなく、結局は、少子化への歯止めとなる有効な方
策を打ち出せていない。
【0014】デイケアサービスなどの介護サービスにつ
いても同様である。
【0015】最近は、小型の表示パネルを備えた電話や
携帯機器が多く、託児スペース全体を撮影した画面上
で、自分の子供の様子を確認する方式を採用した場合、
表情などがほとんど分からないと想像される。
【0016】これとは逆に、他人などに自分の子供の様
子を見られたくないというプライバシーの保護の問題も
ある。
【0017】特に、介護サービスや病院の場合には、介
護サービスを受ける人の状況や入院患者の病状を他人に
見られたくないという意味で、特に相部屋においては、
プライバシーを守る手段がより重要になってくる。
【0018】本発明の目的は、駅前などの便利な地域に
余っているスペースを有効活用し、第三者に対する子供
のプライバシーを保護しつつ、問合せ許諾対象者が外部
から我が子の様子を確認できる手段を備えた託児所とし
て運用する託児方法および託児システムを提供すること
である。
【0019】本発明の他の目的は、お互いの子供のプラ
イバシーを保護しつつ、問合せ許諾対象者が外部から我
が子の様子を確認できる手段を備えた託児方法および託
児システムを提供することである。
【0020】本発明の別の目的は、お互いの介護サービ
スを受ける人のプライバシーを保護しつつ、問合せ許諾
対象者が外部から介護サービスを受ける人の様子を確認
できる手段を備えた介護サービス方法および介護サービ
スシステムを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者
の氏名と子供の氏名とを含むユーザデータを託児サービ
ス会社に提出し、前記託児サービス会社は、ユーザデー
タを受け取り、ユーザIDとパスワードとを発行し、託
児サービスとスペースとを提供し、前記問合せ許諾対象
者は、コンピュータまたは携帯機器から、通信回線を介
して、託児サービス会社に、預け入れた子供の情報の提
供を依頼し、前記託児サービス会社は、真の問合せ許諾
対象者であるか否かおよび該当する子供が預け入れられ
ているかを確認した後に、少なくとも子供の画像を含む
情報を依頼元のコンピュータまたは携帯機器にのみ送信
する託児方法を提案する。
【0022】本発明は、上記他の目的を達成するため
に、ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者の氏名と子
供の氏名とを含むユーザデータを託児サービス会社に提
出し、前記託児サービス会社は、ユーザデータを受け取
り、ユーザIDとパスワードとを発行し、託児サービス
とスペースとを提供し、前記問合せ許諾対象者は、コン
ピュータまたは携帯機器から、通信回線を介して、託児
サービス会社に、預け入れた子供の情報の提供を依頼
し、前記託児サービス会社は、真の問合せ許諾対象者で
あるか否かおよび該当する子供が預け入れられているか
を確認した後に、少なくとも子供のみのズームアップし
た画像を含む情報を依頼元のコンピュータまたは携帯機
器にのみ送信する託児方法を提案する。
【0023】前記託児サービス会社が、託児サービスと
スペースとを提供する委託会社と、委託会社を統括しユ
ーザとの契約を締結し全体を管理する統括サービス会社
とからなることがある。
【0024】上記いずれかの託児方法において、前記託
児サービス会社が、インターネットを介して、外部の会
社の求人情報にリンクをはるとともに、ユーザのうち求
職している依頼者の合意に基づき当該依頼者の人材情報
を外部の会社に提供することもできる。
【0025】本発明は、上記目的を達成するために、通
信回線を介してユーザと接続された託児所監視システム
と託児所とからなる託児システムにおいて、前記託児所
監視システムが、位置計測手段と、撮影制御手段と、リ
クエスト制御手段とを含み、前記託児所が、少なくとも
一つの位置測定アンテナと、位置およびIDを識別する
ため子供にそれぞれ装着させた電子タグと、少なくとも
1台の撮影手段とを含み、前記位置計測手段は、電子タ
グからアンテナを介して受信した情報によりそれぞれの
子供の位置を計測し、前記撮影制御手段は、位置を特定
されたそれぞれの子供を撮影手段により撮影し、前記リ
クエスト制御手段は、ユーザによる問合せ許諾対象者か
ら子供の情報提供の依頼があったときに、少なくとも子
供の画像を含む情報を問合せ許諾対象者にのみ送信する
託児システムを提案する。
【0026】本発明は、また、上記他の目的を達成する
ために、通信回線を介してユーザと接続された託児所監
視システムと託児所とからなる託児システムにおいて、
前記託児所監視システムが、位置計測手段と、撮影制御
手段と、リクエスト制御手段とを含み、前記託児所が、
少なくとも一つの位置測定アンテナと、位置およびID
を識別するため子供にそれぞれ装着させた電子タグと、
ズームアップ機構を備えた少なくとも1台の撮影手段と
を含み、前記位置計測手段は、電子タグからアンテナを
介して受信した情報によりそれぞれの子供の位置を計測
し、前記撮影制御手段は、位置を特定されたそれぞれの
子供のみを撮影手段によりズームアップ状態で撮影し、
前記リクエスト制御手段は、ユーザによる問合せ許諾対
象者から子供の情報提供の依頼があったときに、少なく
とも子供のズームアップした画像を含む情報を問合せ許
諾対象者にのみ送信する託児システムを提案する。
【0027】前記撮影制御手段は、指定時刻に位置計測
手段が計測した子供の位置に撮影手段のレンズを向けて
ズームアップを完了し静止画を撮影し撮影データベース
に格納する定時撮影静止画モードと、子供の現在位置に
撮影手段のレンズを向けてズームアップを完了し静止画
を所定時間で撮影し撮影データベースに格納する逐次撮
影静止画モードと、子供の現在位置に撮影手段のレンズ
を向けてズームアップを完了し動画を所定時間で撮影し
撮影データベースに格納する逐次撮影動画モードとの少
なくとも一つのモードを備えることができる。
【0028】前記位置計測手段が、定時撮影モードで、
指定されたID毎に位置情報を計測し、位置データベー
スにID毎の位置情報を蓄積し、前記リクエスト制御手
段が、それぞれの子供の移動距離,移動速度,移動軌跡
の少なくとも一つを求めることも可能である。
【0029】本発明は、上記別の目的を達成するため
に、ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者の氏名と介
護者対象者の氏名とを含むユーザデータを介護サービス
会社に提出し、前記介護サービス会社は、ユーザデータ
を受け取り、ユーザIDとパスワードとを発行し、介護
サービスとスペースとを提供し、前記問合せ許諾対象者
は、コンピュータまたは携帯機器から、通信回線を介し
て、介護サービス会社に、預け入れた介護対象者の情報
の提供を依頼し、前記介護サービス会社は、真の問合せ
許諾対象者であるか否かおよび該当する介護対象者が預
け入れられているかを確認した後に、少なくとも介護対
象者のみのズームアップした画像を含む情報を依頼元の
コンピュータまたは携帯機器にのみ送信する介護サービ
ス方法を提案する。
【0030】本発明は、また、上記別の目的を達成する
ために、通信回線を介してユーザと接続された介護セン
タ監視システムと介護センタとからなる介護サービスシ
ステムにおいて、前記介護センタ監視システムが、位置
計測手段と、撮影制御手段と、リクエスト制御手段とを
含み、前記介護センタが、少なくとも一つの位置測定ア
ンテナと、位置およびIDを識別するため介護対象者に
それぞれ装着させた電子タグと、ズームアップ機構を備
えた少なくとも1台の撮影手段とを含み、前記位置計測
手段は、電子タグからアンテナを介して受信した情報に
よりそれぞれの介護対象者の位置を計測し、前記撮影制
御手段は、位置を特定されたそれぞれの介護対象者のみ
を撮影手段によりズームアップ状態で撮影し、リクエス
ト制御手段は、ユーザによる問合せ許諾対象者から介護
対象者の情報提供の依頼があったときに、少なくとも介
護対象者のズームアップした画像を含む情報を問合せ許
諾対象者にのみ送信する介護サービスシステムを提案す
る。
【0031】前記撮影制御手段は、指定時刻に位置計測
手段が計測した介護対象者の位置に撮影手段のレンズを
向けてズームアップを完了し静止画を撮影し撮影データ
ベースに格納する定時撮影静止画モードと、介護対象者
の現在位置に撮影手段のレンズを向けてズームアップを
完了し静止画を所定時間で撮影し撮影データベースに格
納する逐次撮影静止画モードと、介護対象者の現在位置
に撮影手段のレンズを向けてズームアップを完了し動画
を所定時間で撮影し撮影データベースに格納する逐次撮
影動画モードとの少なくとも一つのモードを備えてもよ
い。前記位置計測手段は、定時撮影モードで、指定され
たID毎に位置情報を計測し、位置データベースにID
毎の位置情報を蓄積し、前記リクエスト制御手段が、そ
れぞれの介護対象者の移動距離,移動速度,移動軌跡の
少なくとも一つを求めることも可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図14を参照して、
本発明による託児方法,託児システム,介護サービスシ
ステムの実施形態を説明する。
【0033】図1は、本発明による託児システムに登場
する託児サービス提供業者,ユーザ,一般企業,ASP
事業者などの間のサービス,情報,決済の流れの概要を
示す図である。
【0034】託児サービス提供業者は、統括サービス会
社と、委託会社とからなる。統括サービス会社は、託児
サービスを運営・管理し、委託会社は、託児所のスペー
スを提供し、実際の託児サービスを提供する。
【0035】統括サービス会社は、委託会社の立地,ス
ペースの広さ,設備,託児サービスに従事するスタッフ
などが所定の基準に達しているかどうかをチェックし、
請負契約を結び、必要な収容人数分および立地条件の委
託会社を確保しておく。
【0036】なお、本実施形態においては、託児サービ
ス提供業者が、統括サービス会社と委託会社とに分かれ
ているが、統括サービス会社が少なくとも一部の託児サ
ービスを直営することもある。
【0037】また、委託会社が、例えば、電力会社であ
る場合には、託児所は、電力会社の支店内または営業所
内に設けられる。この場合は、各支店,営業所を、イン
ターネットではなく、専用ネットワークで結び、託児状
況を一元管理するとともに、公共料金の支払いなどで、
いわゆるワンストップサービスを提供することも可能で
ある。
【0038】託児サービスを利用しようとする一般ユー
ザは、サービス会社に託児を依頼し契約する。その際
に、少なくとも問合せ許諾対象者の氏名と預け入れ対象
者すなわち子供の氏名とを含むユーザデータを統括サー
ビス会社に提出する。
【0039】問合せ許諾対象者には、一般に、両親や祖
父母のいずれかを含むが、離婚などにより、相手方に子
供の状況を知られたくないなどの事情が存在する場合も
あるので、託児の依頼者が許諾した者にのみ問合せを許
容する方式を採用する。
【0040】なお、託児の依頼者が、フルタイムまたは
パートタイムの仕事を探している場合は、人材紹介の付
加サービスを利用できるように、それに関連する経歴や
特技などのデータを提出してもらう場合もある。
【0041】所定のユーザデータを受け取ったら、統括
サービス会社は、ユーザIDとパスワードとを発行す
る。
【0042】託児サービスには、少なくとも期間契約サ
ービスとスポット契約サービスとがある。期間契約サー
ビスでは、基本的に、候補となる複数の委託会社からユ
ーザが便宜などを考えて選択した委託会社に子供を所定
期間に亘って預けるので、委託会社は変わらない。
【0043】これに対して、例えば当日だけのスポット
契約サービスを朝に依頼するような場合は、ユーザが希
望する場所の委託会社が空いているとは限らない。そこ
で、統括サービス会社は、ユーザの要求条件に最も近く
余裕がある他の委託会社を紹介する。
【0044】従来のようにスポットサービスを提供して
くれる託児所をユーザが個人で探す場合と比べて、確か
に便利ではあるが、本実施形態の場合に、余裕がある他
の委託会社に預けても、サービスに対する満足度が低下
しないようにするには、統括サービス会社による上記請
負契約時の委託会社の評価と、後述のサービス状況,管
理実績の報告に基づくサービス品質のメンテナンスとが
重要になる。
【0045】ユーザとの契約が完了したら、統括サービ
ス会社は、委託会社にユーザデータを提供し、ユーザが
求めているサービスの内容を指示する。
【0046】委託会社は、統括サービス会社を代行し、
託児サービスとスペースとを提供する。また、定期的に
および託児サービスが完了したときには、ユーザにサー
ビス状況と子供に関して気づいた情報とを報告するとと
もに、統括サービス会社にサービス状況と管理実績とを
報告する。
【0047】さて、問合せ許諾対象者が、自宅などのパ
ーソナルコンピュータや出先での携帯機器などから、通
信回線を介して、統括サービス会社に、預け入れた子供
の情報の提供を依頼すると、統括サービス会社は、問合
せ許諾対象者であるか否かおよび該当する子供が預け入
れられているかを確認し、子供の情報を検索し、託児を
担当している委託会社に、情報の送信を依頼する。委託
会社内の託児所監視システムは、少なくとも子供の画像
を含む情報を依頼元のパーソナルコンピュータや携帯機
器などにのみ送信する。
【0048】問合せ許諾対象者は、情報により子供の状
況を確信したら、受信確認の連絡を統括サービス会社に
送る。
【0049】また、統括サービス会社から費用を請求し
てきたら、ユーザは、その内容を確認し、託児費用を支
払う。統括サービス会社は、その中から、委託会社に請
負契約に基づく費用を支払う。
【0050】なお、統括サービス会社は、上記人材紹介
の付加サービスなどに関連し、一般企業から、求人や広
告を依頼されることがあり、それに対応した広告収入を
得る場合もある。
【0051】その際に、上記フルタイムまたはパートタ
イムの仕事を探している依頼者の人材情報を提供するこ
ともできるが、あくまでも依頼者本人の合意を受けた場
合に限る。
【0052】さらに、ASP(application service pro
vider)事業者などのいわゆるコンテンツ提供者から、イ
ンターネット上でコンテンツの提供を受けて、そのコン
テンツに対する利用料金を支払う関係を構築することも
できる。
【0053】ただし、一般企業やコンテンツ提供者との
リンク部分は、本発明の基本的構成に欠かせない要素で
はなく、例えば要望に応じて付加する要素である。
【0054】以下、預け入れた子供の情報提供に関し
て、本発明に特徴的な部分の構成や処理手順を説明す
る。
【0055】図2は、本発明による託児システムの実施
形態における要部の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0056】本実施形態の託児システムは、託児所監視
システム1と託児所2とからなり、インターネットなど
の通信回線3を介して、ユーザ4と接続されている。
【0057】託児所監視システム1は、位置計測手段1
1と、位置データベース12と、撮影制御手段13と、
撮影データベース14と、リクエスト制御手段15と、
リクエストデータベース16とを含んでいる。
【0058】託児所2は、位置測定アンテナ21と、位
置およびIDを識別するために子供20にそれぞれ装着
させた電子タグ22と、撮影手段23とを含んでいる。
【0059】位置測定アンテナ21は、少なくとも1個
所にあればよいが、より好ましくは、三角測量の原理を
適用できるように、託児スペースの少なくとも3個所に
設置することが望ましい。
【0060】撮影手段23は、スチルカメラであるかビ
デオカメラであるかを問わない。また、1台の撮影手段
だけでは、子供が背中を向けている場合もあるので、互
いに対向する2台を含む複数台を設置する方が好結果が
得られる。さらに、お昼寝タイムや夜中には、壁面に設
置した撮影手段では、良い撮影アングルが得られず、子
供の視認性が低下するので、寝るためのスペースの天井
から俯瞰する位置にも撮影手段を設置する方がよい。
【0061】特に、プライバシー保護の観点から、ま
た、表情まで確認したいという要求を満たす意味から、
情報の提供を依頼された子供のみを撮影できるように、
ズームアップ機構を備えることが望ましい。
【0062】なお、撮影レンズの画角との関係から、他
の子供が偶然に画面内に入ってきて写ることがあるが、
そのような場合もあることをユーザに予め説明してお
く。
【0063】また、ユーザ4が例えば急用により迎えに
行くことが予定よりも遅れる場合、託児状態の確認時、
音声により語りかけたりなだめたりできるようにするた
め、託児スペースに、携帯電話またはスピーカやマイク
ロフォンを備えてもよいが、昼寝の時間に勝手に話しか
けたりすると、他の子供に迷惑なので、時間や場面に応
じて問いかけを禁止し、または、携帯電話やスピーカの
動作を遮断する手段を設けるようにする。
【0064】図3は、図2の託児システムにおけるリク
エスト制御手段15の処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【0065】外部から託児所監視システム1にアクセス
があると、リクエスト受付け処理では、アクセス情報内
にアクセスIDと認証キー(例えばパスワード)とが存在
することをチェックし、あれば、リクエストデータベー
ス16内のデータと照合し、一致するものがなければ、
アクセスを拒否する。
【0066】一致すれば、モード情報をアクセスデータ
から取り出し、例えば、定時撮影静止画,逐次撮影静止
画,逐次撮影動画などのモードに応じて、撮影制御手段
13から撮影データベース14に格納した映像を取り出
し、アクセス元4に画像を配信する。
【0067】図4は、図2の託児システムにおける撮影
制御手段13の処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【0068】逐次撮影モードでは、撮影対象20の現在
位置を位置計測手段11で計測し、その位置に撮影手段
23のレンズを向けてズームアップを完了し、撮影モー
ドに応じて静止画または動画を所定時間で撮影し、撮影
データベース14に格納する。
【0069】定時撮影モードでは、指定時刻に撮影対象
20の位置を位置計測手段11で計測し、その位置に撮
影手段23のレンズを向けてズームアップを完了し、静
止画を撮影し、撮影データベース14に格納する。定時
撮影モードでは、次々と撮影対象20を更新し、撮影対
象20を一巡すると、所定の時刻から撮影をまた繰り返
す。
【0070】映像は、ID毎に一枚でもよいし、ID毎
に複数枚を格納してもよい。複数枚を格納する場合は、
記録装置のコストが多く掛かるので、それに応じてユー
ザ4に課金することになる。
【0071】また、フローチャートでは省略したが、リ
クエスト制御手段15から映像取り出し指示が出た場合
は、所定のモードに応じて、撮影データベース14から
所定のIDの映像をリクエスト制御手段15に出力す
る。
【0072】図5は、図2の託児システムにおける位置
計測手段11の処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【0073】計測指示は、定時撮影モードでは、撮影制
御手段13から定時的に起動され、指定されたID毎に
位置情報を計測し、位置データベース12にID毎の位
置情報を蓄積する。
【0074】位置情報は、ID毎に一つでもよいし、複
数でもよい。複数あれば、撮影対象(例えば所定の子供)
20の行動記録などの付加情報を生成できるため、シス
テムの付加価値を高めることができる。
【0075】図6は、ユーザ4,位置計測手段11,位
置データベース12,撮影制御手段13,撮影データベ
ース14,リクエスト制御手段15,リクエストデータ
ベース16の間の情報のやりとりを示す図である。
【0076】定時撮影モードでは、撮影制御手段13が
持つタイマにより、位置計測手段11に所定のIDの撮
影対象20の位置計測指示が出され、所定のIDと位置
計測手段11が計測した位置情報を位置データベース1
2に格納する。その位置情報を位置計測手段11から撮
影制御手段13に転送し、撮影制御手段13は、その位
置に撮影手段のアングルおよび画角を制御して撮影し、
所定のIDと撮影時刻と映像とを撮影データベース14
に格納する。
【0077】定時撮影配信モードでは、ユーザ4からの
アクセス(ユーザID,認証キー)をリクエスト制御手段
15で受信し、受信したユーザIDと認証キー(例えば
パスワード)とをリクエストデータベース16で確認す
る。確認できた場合は、対応する撮影対象20のIDを
読み出し、撮影制御手段13を経由してIDに対応した
例えば最も新しい映像を撮影データベース14から読み
出し、ユーザ4に送信する。ユーザ4のアクセスに撮影
時刻指定があれば、その時刻の映像を送信してもよい
し、同時刻の映像がなければ、最も近い時刻の映像を送
信してもよい。
【0078】逐次撮影配信モードでは、ユーザ4からの
アクセスをリクエスト制御手段15で受信し、受信した
ユーザIDと認証キー(例えばパスワード)とをリクエス
トデータベース16で確認する。確認できた場合は、対
応する撮影対象20のIDを読み出し、撮影制御手段1
3を経由して、位置計測手段11でIDの位置を計測し
て位置データベース12に格納する。撮影制御手段13
は、その位置を読み出し、撮影手段23のアングルおよ
び画角を制御して撮影し、所定のIDと撮影時刻と映像
とを撮影データベース14に格納する。リクエスト制御
手段15は、その映像を読み出し、ユーザ4に送信す
る。
【0079】静止画を格納するか動画を格納するかは、
予めID毎または時刻毎に設定しておけばよい。
【0080】アクセス不許可は、ユーザ4からのアクセ
スがリクエストデータベース16と一致しなかった場合
に発生し、ユーザ4にアクセス不許可のメッセージを送
信する。
【0081】図7から図10は、位置計測方法と位置計
測データベース12の内容との関係を説明する図であ
る。
【0082】すなわち、図7の上段は、メッシュに分割
した位置計測範囲の一例を示す図であり、図7の下段
は、電子タグ22に内蔵された電波発信源Tkの構造の
一例を示すブロック図であり、図8は、電波発信源Tk
からの電波を3つのアンテナA1〜A3で受信し、その
電界強度をメッシュ毎に予め計測し格納したデータテー
ブルの一例を示す図であり、図9は、アンテナA1〜A
3で受信した電波の電界強度と図9のデータテーブルに
格納されている電界強度との差分が最も小さいメッシュ
PijをIDの位置情報として格納する位置テーブルの一
例を示す図であり、図10は、分割された各メッシュの
空間座標データを格納するデータテーブルの一例を示す
図である。
【0083】位置計測方法としては、衛星を用いる方法
(例:GPS)、通信中の無線局の位置を用いる方法
(例:PHS)、電波発信源からの電波を複数のアンテナ
で受信し各アンテナの電界強度に基づいて3点測量する
方法など、多数の方法がある。
【0084】ここでは、位置計測範囲を図7の上段に示
すメッシュに分割する。電波発信源Tkは、図7の下段
に示す構造が一般的であり、全体が電池で駆動されてお
り、CPUが、メモリに格納されたIDを読み出し、高
周波増幅器RFで増幅させ、アンテナから発信する。
【0085】位置計測手段11は、電子タグ22に内蔵
された電波発信源Tkからの電波を3つのアンテナA1
〜A3で受信し、その電界強度をメッシュ毎に予め計測
した図8のデータテーブルと比較し、位置を計測する。
【0086】アンテナA1〜A3で受信した電波の電界
強度は、距離の2乗に反比例して減衰する。その値をそ
れぞれIa1,Ib2,Ic3としたとき、図8のデータテー
ブルとの差分が最も小さいメッシュPijをIDの位置情
報として図9に示す位置テーブルに格納する。
【0087】各メッシュは、図10に示すように、撮影
手段の姿勢制御に必要な空間座標と対応したデータテー
ブルを持ち、その空間座標データ(X,Y)を撮影制御手
段13に転送する。
【0088】図11は、撮影データベース14に格納さ
れた情報の一例を示す図である。
【0089】各ID毎に少なくとも一つの映像格納領域
と撮影時刻とから構成される。ここでは、ID1とID
2について時刻Time 1からTime tまでの撮影データベ
ースを示している。
【0090】各ID毎の映像格納サイズは、固定しても
よいし、必要に応じて拡張してもよい。拡張できない場
合には、時刻の古い映像から順次上書きで格納すると、
システムを停止することなく動作させることもできる。
【0091】図12は、リクエストデータベース16に
格納された情報の一例を示す図である。
【0092】撮影対象20のIDとユーザ4のアクセス
IDとユーザ4の認証キー(例えばパスワード)を登録し
ておく。
【0093】図13は、所定のIDの時刻とともに位置
情報を蓄積した位置データベース12内のデータの一例
を示す図である。
【0094】撮影対象20のIDと時刻とともに位置情
報を蓄積し登録しておく。
【0095】図14は、経時的に蓄積された複数の位置
情報に基づいて、二次情報を生成する方法の一例を示す
図である。
【0096】複数の映像だけでなく、複数の位置情報を
所定のIDについて蓄積しておくと、所定のIDを持つ
撮影対象(例えば子供)20のある時間範囲(Time 1から
Timet)の移動速度Vから平均移動速度を求め、移動距離
の累積ΣLを求めると、活発さの判断資料となり、子供
の健康管理などに利用できる。
【0097】ここまでは、託児方法,託児システムの実
施形態を説明してきたが、本発明は、デイケアサービス
システムなどの介護サービスシステム、または、病院に
も適用できる。
【0098】その場合、介護サービスを受ける人の状況
や入院患者の病状を他人に見られたくないという意味
で、特に相部屋においては、プライバシーを守る手段が
より重要になってくる。本発明では、本人を特定し、撮
影手段のアングルを決め、ズームアップしてから撮影す
るような手段を備えているので、ユーザは安心して利用
できる。
【0099】また、徘徊老人などに図14に示した二次
情報を生成する方法を適用すると、その行動パターンを
トレースし解析できる。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが、少なくとも
問合せ許諾対象者の氏名と子供の氏名とを含むユーザデ
ータを託児サービス会社に提出し、前記託児サービス会
社は、ユーザデータを受け取り、ユーザIDとパスワー
ドとを発行し、託児サービスとスペースとを提供し、前
記問合せ許諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器か
ら、通信回線を介して、託児サービス会社に、預け入れ
た子供の情報の提供を依頼し、前記託児サービス会社
は、真の問合せ許諾対象者であるか否かおよび該当する
子供が預け入れられているかを確認した後に、少なくと
も子供の画像を含む情報を依頼元のコンピュータまたは
携帯機器にのみ送信するので、駅前などの便利な地域に
余っているスペースを有効活用し、第三者に対する子供
のプライバシーを保護しつつ、問合せ許諾対象者が外部
から我が子の様子を確認できる託児所として運用する託
児方法および託児システムが得られる。
【0101】また、ユーザが、少なくとも問合せ許諾対
象者の氏名と子供の氏名とを含むユーザデータを託児サ
ービス会社に提出し、前記託児サービス会社は、ユーザ
データを受け取り、ユーザIDとパスワードとを発行
し、託児サービスとスペースとを提供し、前記問合せ許
諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器から、通信回
線を介して、託児サービス会社に、預け入れた子供の情
報の提供を依頼し、前記託児サービス会社は、真の問合
せ許諾対象者であるか否かおよび該当する子供が預け入
れられているかを確認した後に、少なくとも子供のみの
ズームアップした画像を含む情報を依頼元のコンピュー
タまたは携帯機器にのみ送信するので、お互いの子供の
プライバシーを保護しつつ、問合せ許諾対象者が外部か
ら我が子の様子を確認できる託児方法および託児システ
ムが得られる。
【0102】したがって、男女の雇用機会均等化の進展
や少子化の歯止めを期待できる。
【0103】さらに、ユーザが、少なくとも問合せ許諾
対象者の氏名と介護者対象者の氏名とを含むユーザデー
タを介護サービス会社に提出し、前記介護サービス会社
は、ユーザデータを受け取り、ユーザIDとパスワード
とを発行し、介護サービスとスペースとを提供し、前記
問合せ許諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器か
ら、通信回線を介して、介護サービス会社に、預け入れ
た介護対象者の情報の提供を依頼し、前記介護サービス
会社は、真の問合せ許諾対象者であるか否かおよび該当
する介護対象者が預け入れられているかを確認した後
に、少なくとも介護対象者のみのズームアップした画像
を含む情報を依頼元のコンピュータまたは携帯機器にの
み送信するので、お互いの介護サービスを受ける人のプ
ライバシーを保護しつつ、問合せ許諾対象者が外部から
介護サービスを受ける人の様子を確認できる介護サービ
ス方法および介護サービスシステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による託児システムに登場する託児サー
ビス提供業者,ユーザ,一般企業,ASP事業者などの
間のサービス,情報,決済の流れの概要を示す図であ
る。
【図2】本発明による託児システムの実施形態における
要部の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図2の託児システムにおけるリクエスト制御手
段15の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図2の託児システムにおける撮影制御手段13
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図2の託児システムにおける位置計測手段11
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】ユーザ4,位置計測手段11,位置データベー
ス12,撮影制御手段13,撮影データベース14,リ
クエスト制御手段15,リクエストデータベース16の
間の情報のやりとりを示す図である。
【図7】上段は、メッシュに分割した位置計測範囲の一
例を示す図であり、下段は、電子タグ22に内蔵された
電波発信源Tkの構造の一例を示すブロック図である。
【図8】電波発信源Tkからの電波を3つのアンテナA
1〜A3で受信し、その電界強度をメッシュ毎に予め計
測し格納したデータテーブルの一例を示す図である。
【図9】アンテナA1〜A3で受信した電波の電界強度
と図9のデータテーブルに格納されている電界強度との
差分が最も小さいメッシュPijをIDの位置情報として
格納する位置テーブルの一例を示す図である。
【図10】分割された各メッシュの空間座標データを格
納するデータテーブルの一例を示す図である。
【図11】撮影データベース14に格納された情報の一
例を示す図である。
【図12】リクエストデータベース16に格納された情
報の一例を示す図である。
【図13】所定のIDの位置情報を時刻とともに蓄積し
た位置データベース12内のデータの一例を示す図であ
る。
【図14】経時的に蓄積された複数の位置情報に基づい
て、二次情報を生成する方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 託児所監視システム 2 託児所 3 通信回線 4 ユーザ 11 位置計測手段 12 位置データベース 13 撮影制御手段 14 撮影データベース 15 リクエスト制御手段 16 リクエストデータベース 20 子供(乳幼児) 21 位置測定アンテナ 22 電子タグ 23 撮影手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者
    の氏名と子供の氏名とを含むユーザデータを託児サービ
    ス会社に提出し、 前記託児サービス会社は、ユーザデータを受け取り、ユ
    ーザIDとパスワードとを発行し、託児サービスとスペ
    ースとを提供し、 前記問合せ許諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器
    から、通信回線を介して、前記託児サービス会社に、預
    け入れた子供の情報の提供を依頼し、 前記託児サービス会社は、真の問合せ許諾対象者である
    か否かおよび該当する子供が預け入れられているかを確
    認した後に、少なくとも前記子供の画像を含む情報を依
    頼元のコンピュータまたは携帯機器にのみ送信する託児
    方法。
  2. 【請求項2】 ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者
    の氏名と子供の氏名とを含むユーザデータを託児サービ
    ス会社に提出し、 前記託児サービス会社は、ユーザデータを受け取り、ユ
    ーザIDとパスワードとを発行し、託児サービスとスペ
    ースとを提供し、 前記問合せ許諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器
    から、通信回線を介して、前記託児サービス会社に、預
    け入れた子供の情報の提供を依頼し、 前記託児サービス会社は、真の問合せ許諾対象者である
    か否かおよび該当する子供が預け入れられているかを確
    認した後に、少なくとも前記子供のみのズームアップし
    た画像を含む情報を依頼元のコンピュータまたは携帯機
    器にのみ送信する託児方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の託児方法にお
    いて、 前記託児サービス会社が、託児サービスとスペースとを
    提供する委託会社と、前記委託会社を統括し前記ユーザ
    との契約を締結し全体を管理する統括サービス会社とか
    らなることを特徴とする託児方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    の託児方法において、 前記託児サービス会社が、イン
    ターネットを介して、外部の会社の求人情報にリンクを
    はるとともに、前記ユーザのうち求職している依頼者の
    合意に基づき当該依頼者の人材情報を前記外部の会社に
    提供することを特徴とする託児方法。
  5. 【請求項5】 通信回線を介してユーザと接続された託
    児所監視システムと託児所とからなる託児システムにお
    いて、 前記託児所監視システムが、位置計測手段と、撮影制御
    手段と、リクエスト制御手段とを含み、 前記託児所が、少なくとも一つの位置測定アンテナと、
    位置およびIDを識別するため子供にそれぞれ装着させ
    た電子タグと、少なくとも1台の撮影手段とを含み、 前記位置計測手段は、前記電子タグから前記アンテナを
    介して受信した情報によりそれぞれの子供の位置を計測
    し、 前記撮影制御手段は、位置を特定されたそれぞれの子供
    を前記撮影手段により撮影し、 前記リクエスト制御手段は、前記ユーザによる問合せ許
    諾対象者から子供の情報提供の依頼があったときに、少
    なくとも前記子供の画像を含む情報を前記問合せ許諾対
    象者にのみ送信することを特徴とする託児システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を介してユーザと接続された託
    児所監視システムと託児所とからなる託児システムにお
    いて、 前記託児所監視システムが、位置計測手段と、撮影制御
    手段と、リクエスト制御手段とを含み、 前記託児所が、少なくとも一つの位置測定アンテナと、
    位置およびIDを識別するため子供にそれぞれ装着させ
    た電子タグと、ズームアップ機構を備えた少なくとも1
    台の撮影手段とを含み、 前記位置計測手段は、前記電子タグから前記アンテナを
    介して受信した情報によりそれぞれの子供の位置を計測
    し、 前記撮影制御手段は、位置を特定されたそれぞれの子供
    のみを前記撮影手段によりズームアップ状態で撮影し、 前記リクエスト制御手段は、前記ユーザによる問合せ許
    諾対象者から子供の情報提供の依頼があったときに、少
    なくとも前記子供のズームアップした画像を含む情報を
    前記問合せ許諾対象者にのみ送信することを特徴とする
    託児システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の託児システム
    において、 前記撮影制御手段が、指定時刻に前記位置計測手段が計
    測した子供の位置に前記撮影手段のレンズを向けてズー
    ムアップを完了し静止画を撮影し撮影データベースに格
    納する定時撮影静止画モードと、子供の現在位置に前記
    撮影手段のレンズを向けてズームアップを完了し静止画
    を所定時間で撮影し撮影データベースに格納する逐次撮
    影静止画モードと、子供の現在位置に撮影手段のレンズ
    を向けてズームアップを完了し動画を所定時間で撮影し
    撮影データベースに格納する逐次撮影動画モードとの少
    なくとも一つのモードを備えたことを特徴とする託児シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の託児システムにおい
    て、 前記位置計測手段が、定時撮影モードで、指定されたI
    D毎に位置情報を計測し、位置データベースにID毎の
    位置情報を蓄積し、 前記リクエスト制御手段が、それぞれの子供の移動距
    離,移動速度,移動軌跡の少なくとも一つを求めること
    を特徴とする託児システム。
  9. 【請求項9】 ユーザが、少なくとも問合せ許諾対象者
    の氏名と介護者対象者の氏名とを含むユーザデータを介
    護サービス会社に提出し、 前記介護サービス会社は、ユーザデータを受け取り、ユ
    ーザIDとパスワードとを発行し、介護サービスとスペ
    ースとを提供し、 前記問合せ許諾対象者は、コンピュータまたは携帯機器
    から、通信回線を介して、前記介護サービス会社に、預
    け入れた介護対象者の情報の提供を依頼し、 前記介護サービス会社は、真の問合せ許諾対象者である
    か否かおよび該当する介護対象者が預け入れられている
    かを確認した後に、少なくとも前記介護対象者のみのズ
    ームアップした画像を含む情報を依頼元のコンピュータ
    または携帯機器にのみ送信する介護サービス方法。
  10. 【請求項10】 通信回線を介してユーザと接続された
    介護センタ監視システムと介護センタとからなる介護サ
    ービスシステムにおいて、 前記介護センタ監視システムが、位置計測手段と、撮影
    制御手段と、リクエスト制御手段とを含み、 前記介護センタが、少なくとも一つの位置測定アンテナ
    と、位置およびIDを識別するため介護対象者にそれぞ
    れ装着させた電子タグと、ズームアップ機構を備えた少
    なくとも1台の撮影手段とを含み、 前記位置計測手段は、前記電子タグから前記アンテナを
    介して受信した情報によりそれぞれの介護対象者の位置
    を計測し、 前記撮影制御手段は、位置を特定されたそれぞれの介護
    対象者のみを前記撮影手段によりズームアップ状態で撮
    影し、 リクエスト制御手段は、前記ユーザによる問合せ許諾対
    象者から介護対象者の情報提供の依頼があったときに、
    少なくとも前記介護対象者のズームアップした画像を含
    む情報を前記問合せ許諾対象者にのみ送信することを特
    徴とする介護サービスシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の介護サービスシス
    テムにおいて、 前記撮影制御手段が、指定時刻に前記位置計測手段が計
    測した介護対象者の位置に前記撮影手段のレンズを向け
    てズームアップを完了し静止画を撮影し撮影データベー
    スに格納する定時撮影静止画モードと、介護対象者の現
    在位置に前記撮影手段のレンズを向けてズームアップを
    完了し静止画を所定時間で撮影し撮影データベースに格
    納する逐次撮影静止画モードと、介護対象者の現在位置
    に撮影手段のレンズを向けてズームアップを完了し動画
    を所定時間で撮影し撮影データベースに格納する逐次撮
    影動画モードとの少なくとも一つのモードを備えたこと
    を特徴とする介護サービスシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の介護サービスシス
    テムにおいて、 前記位置計測手段が、定時撮影モードで、指定されたI
    D毎に位置情報を計測し、位置データベースにID毎の
    位置情報を蓄積し、 前記リクエスト制御手段が、それぞれの前記介護対象者
    の移動距離,移動速度,移動軌跡の少なくとも一つを求
    めることを特徴とする介護サービスシステム。
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