JP2002269146A - ワードスポッティング情報検索装置とワードスポッティング情報検索装置を実現するための方法及びプログラム - Google Patents
ワードスポッティング情報検索装置とワードスポッティング情報検索装置を実現するための方法及びプログラムInfo
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- JP2002269146A JP2002269146A JP2001064177A JP2001064177A JP2002269146A JP 2002269146 A JP2002269146 A JP 2002269146A JP 2001064177 A JP2001064177 A JP 2001064177A JP 2001064177 A JP2001064177 A JP 2001064177A JP 2002269146 A JP2002269146 A JP 2002269146A
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Abstract
情報検索装置は、入力された音声を音声認識し、入力音
声に含まれる予め登録しておいたキーワードのみを抽出
して必要なキーワードを抽出し、そのキーワードを用い
て情報検索を行う。入力されたキーワードを正しく認識
出来ない場合や、必要なキーワードが間違っていたり欠
けたりしている場合は、利用者に、再度、音声入力して
もらう必要があるという問題があった。 【解決手段】上記の問題点を解決するために、抽出した
キーワードの内、一部のキーワードが間違っていたり欠
けたりしていても、キーワードの種別毎に重み付けをし
て、キーワードを一つでも含む情報の確からしさのスコ
ア値を求めることにより、利用者が求める情報に最も近
いと思われる情報を検索することを可能とする。
Description
ング音声認識技術を用いた情報検索装置と、それを用い
た機器操作装置及びワードスポッティング情報検索装置
を実現するプログラムに関する。
グ情報検索装置とは、ワードスポッティング音声認識技
術を用いた情報検索装置のことを指す。ワードスポッテ
ィング音声認識技術とは、一又は複数のワードを含む音
声を入力し、入力された音声を認識し、認識されたワー
ドの内、予めキーワードとして登録されていたワードの
み使用して意味解釈する音声認識技術のことである。
を用いた情報検索では、利用者が入力した音声の中か
ら、予めキーワードとしてキーワード辞書に登録してお
いたキーワードを検出・認識し、キーワードが一致する
か否かで情報を検索していたため、入力キーワードの一
部が間違っていたり、不足していたり、キーワードを誤
認識していると情報が特定出来ず、入力されたキーワー
ドに情報を特定するのに足る情報を含んでいる場合で
も、利用者にキーワードの再入力や追加入力をしてもら
う必要があった。
術を用いた情報検索では、それを特定目的に使用し、ど
のようなキーワードを入力するか覚えやすい場合は、そ
れほど問題とならないが、入力すべきキーワードが多い
場合や、いろいろな目的に使用し、それぞれの目的に応
じて、入力するキーワードの種類や数が変わるような場
合は、利用者が正しいキーワードを覚えきれないため、
正しいキーワードの種類・数を入力することが難しくな
り、入力キーワードの誤りや不足などにより再入力や追
加入力が発生し、非常に煩わしかった。
表的な機器操作装置としては、リモコンが挙げられる。
今や、家庭には、テレビ・ビデオ・エアコン・ラジカセ
・照明等、様々なリモコンが溢れている。ビデオのリモ
コンでテレビを操作するなどして、一部リモコンを共有
出来るものもあるが、それ以外は、一般に機器毎にリモ
コンが異なり、リモコンの数も多いことから、かえって
リモコン操作が煩雑となっている。照明のリモコンのよ
うに、電源のオン・オフだけの操作ならリモコンの操作
も間違えようもなく簡単であるが、ビデオの録画のよう
に、新聞等で番組の情報を確認して、番組の日付・開始
時刻・終了時刻・チャンネル・録画モード等を設定する
必要があり、非常に面倒であった。そのため、ビデオで
は、簡単に録画予約するために、Gコード(ジェムスタ
ー社商標)の利用も普及しているが、Gコードを用いて
録画予約する場合でも、新聞等で番組のGコードを調べ
て入力する必要があること、Gコードは数字列であるた
め間違って数字を入力すると違う番組が予約されたり、
予約出来なかったりすること等の点から、録画するのが
面倒であり、機械が苦手な人は、ビデオの予約すら出来
ない人も多い。このように操作性が悪いのは、番組を特
定するための情報を確実に調べて設定する必要があるか
らである。
ードスポッティング技術を用いた情報検索装置では、情
報を特定するためのキーワードが全て正しく揃わない
と、情報を特定することが出来ず、情報を特定出来ない
場合は、利用者にキーワードを再入力してもらったり、
追加入力してもらうなどの手間が必要であった。
は、機器毎に機器を操作するリモコンがバラバラであ
り、機器を操作するのに、ビデオの録画のように、情報
を特定するためのキーワードを調べて、全て正しく入力
しないといけない等の手間がかかるものがあった。
おいては、音声入力したキーワードに情報を特定するに
足るキーワードが含まれていれば、キーワードの一部が
間違っていたり欠けていても、可能な限り、利用者にキ
ーワードの再入力や追加入力をさせることなく、柔軟に
対応する情報を検索したり機器を操作する、情報検索装
置や機器操作装置が求められている。
のワードスポッティング情報検索装置は、利用者がキー
ワードとなる語をうろ覚えでも、入力した音声に情報を
特定するに足るキーワードが含まれていれば、柔軟に対
応する情報を検索することを可能とするものである。
間違っていたり、欠けていても、キーワードの種別毎に
重み付けを行い、一致しているキーワードに重みを掛け
て確からしさのスコア値を計算し、最もスコア値の高い
情報を求める情報であると推定することにより、一部の
キーワードに誤りや漏れがあっても、入力されたキーワ
ードに情報を特定出来るようなキーワードが含まれてい
れば、情報を検索出来るようにすることを目的とする。
ッティング音声認識装置は、音声を入力する音声入力部
と、キーワードとなる語とその読みを予め登録しておく
キーワード辞書と、前記入力音声を認識し、前記キーワ
ード辞書を参照して、一または複数のキーワードを抽出
するワードスポッティング音声認識部と、予め前記キー
ワードとそれに対応するデータを登録しておく情報デー
タベースと、前記キーワードを基に、前記情報データベ
ースから前記キーワードを少なくとも1個は持つ情報を
全て検索する情報検索部と、前記キーワードと予め付与
されたキーワードの種別毎の重み付けを基に、前記検索
した情報の確からしさのスコア値を計算するスコア値計
算部と、前記検索した情報のスコア値を比較し、最もス
コア値の高い情報を特定する情報特定部と、最もスコア
値の高い情報を検索結果として出力する情報出力部を具
備することを特徴とする。
音声認識装置において、キーワードの一部が間違ってい
たり欠けている場合でも、入力されたキーワードと情報
データベースに登録されているキーワードとキーワード
の重み付けから、入力されたキーワードに対応する情報
を確定することにより、従来は検索することが出来なか
ったような場合でも、入力されたキーワードに情報を特
定出来る様なキーワードが含まれていれば、柔軟に正し
い情報を得ることが出来る。
ッティング情報検索装置は、前記情報検索部が、更に、
現在日時を計時する機能を有し、必要に応じて、前記音
声から抽出されたキーワードの内、日時に関するキーワ
ードの日時変換を行い、変換した日時と日時以外のキー
ワードを基に情報を検索することを特徴とする。
ーワードに日時情報を含んでいる場合、音声入力された
キーワードが「明日」とか「土曜日」等の日時を特定出
来ない語であっても、現在日時に基づいて日時変換する
ことにより、指定した日時を特定して、更に情報を絞る
ことにより、情報を特定することが出来る。
ードスポッティング情報検索装置は、前記情報検索部
が、前記情報データベースの代わりに前記情報データベ
ースの所在を示すアドレス情報を持ち、更に、回線を通
じて前記アドレスにある前記情報データベースを検索す
る機能を備えることを特徴とする。
情報検索装置内に情報データベースを持たなくても、外
部の情報データベースを持ち、それにアクセスすること
により情報を得られれば、複数の人で1つの情報データ
ベースを共有することも可能となり、必ずしも自分で情
報データベースを管理しなくても済むようになる。
検索方法は、入力された一または複数のワードを含む音
声を解析し、その解析結果に基づき情報を検索し、検索
結果を出力する情報検索装置における検索方法であっ
て、入力された音声に含まれる一または複数のワード
を、予め記憶されたキーワード辞書を参照してそれぞれ
認識する段階と、認識された一または複数のキーワード
に基づいて、予め記憶されたデータベースを検索する段
階と、各キーワードの種別に応じて、予め付与された重
み付けを参照して前記データベースから検索された情報
相互の優先関係を調整する段階を有し、その調整結果と
しての情報を検索結果として出力するようにしたことを
特徴とする。
違っていたり欠けている場合でも、入力されたキーワー
ドとデータベースに登録されているキーワードとキーワ
ードの重み付けから、入力されたキーワードに対応する
情報を確定することにより、従来は検索することが出来
なかったような場合でも、入力されたキーワードに情報
を特定出来る様なキーワードが含まれていれば、柔軟に
正しい情報を得ることが出来るワードスポッティング情
報検索装置を実現することが出来る。
ードスポッティング情報検索プログラムは、ワードスポ
ッティング音声認識を行って情報を検索するステップを
コンピュータに実行させるプログラムであって、音声を
入力するステップと、前記入力音声を認識して、キーワ
ードとなる語とその読みが予め登録されているキーワー
ド辞書を参照して、一または複数のキーワードを抽出す
るステップと、前記キーワードとそれに対応するデータ
を予め登録してある情報データベースから、前記キーワ
ードを少なくとも1個は持つ情報を全て検索するステッ
プと、前記キーワードと予め付与されたキーワードの種
別毎の重み付けを基に、前記検索した情報の確からしさ
のスコア値を計算するステップと、前記検索した情報の
スコア値を比較し、最もスコア値の高い情報を特定する
ステップと、前記検索した情報の内、最もスコア値の高
い情報を検索結果として出力するステップを含むことを
特徴とする。
読み込ませて実行することにより、キーワードの一部が
間違っていたり欠けている場合でも、入力されたキーワ
ードと情報データベースに登録されているキーワードと
キーワードの重み付けから、入力されたキーワードに対
応する情報を確定することにより、従来は検索すること
が出来なかったような場合でも、入力されたキーワード
に情報を特定出来る様なキーワードが含まれていれば、
柔軟に正しい情報を得ることが出来るワードスポッティ
ング情報検索装置を実現することが出来る。
その構成と処理の流れを、図1の構成図と図2のフロー
チャートを用いて説明する。
声を入力し、音声入力時に、入力された音声はアナログ
デジタル変換される(ステップS1)。次に、ワードス
ポッティング音声認識部2は、音声を認識して、認識し
た音声の中から、キーワード辞書を参照しながら、入力
した音声に含まれるキーワードを全て抽出する(ステッ
プS2)。
なくとも1個を含む情報を情報データベース3−1から
順次読み出して検索する(ステップS3)。キーワード
を少なくとも1つ含む情報が見つかると、検索した情報
の確からしさを表すスコア値を、キーワードとその重み
付けを表す重み付け対応表を基に計算する(ステップS
4)。ここで、キーワードに重み付けした理由は、キー
ワードの種別により、情報を確定するのに重要なキーワ
ードとそれほど重要でないキーワードが存在する場合が
あるため、複数のキーワードを入力する場合に、同じ数
のキーワードを含み、かつ、異なるキーワードを含む情
報が複数有る場合、どのキーワードを優先させるか指定
することにより、同じ数のキーワードを含んでいても、
どちらの情報の方がより求める情報かを数値化して、よ
り確実に求める情報を選択するためである。
いたり欠けていても、スコア値が最も高い情報を検索す
ることにより、利用者が求める情報である可能性が高い
情報を検索可能となる。但し、検索したスコア値が最も
高い情報が多数存在する場合は、利用者にキーワードを
追加入力してもらう必要がある。この例では、複数の種
別のキーワードが存在する場合について述べたが、キー
ワードが1つしか存在しない場合は、重み付けしても意
味がないので、重み付けする必要はない。
ェックし終わった場合(ステップS5:YES)は、最
も高いスコア値を持つ情報を出力する(ステップS
6)。全ての情報をチェックし終わっていない場合(ス
テップS5:NO)は、ステップS3に戻る。
違っていたり欠けていたりする場合でも、1つでもキー
ワードが合っていれば、確からしさのスコア値を求める
ことにより、最もスコアの高い情報を求める情報として
検索出来るようになる。検索した結果の情報が1個であ
れば、うろ覚えの情報であっても求める情報を確定する
ことが可能となり、検索結果の情報が少数に絞れれば、
それをディスプレイ装置等に表示することにより、利用
者に簡単に選択させることが可能となる。
ンでワードスポッティング情報検索プログラムを稼働
し、音声入力装置としてマイクロホンを用い、所属と名
前を音声入力して、パソコンのハードディスク内にある
キーワード辞書と情報データベースを用いて、該当する
人の電話番号を照会し、検索した結果をディスプレイ等
の表示装置に出力するワードスポッティング情報検索装
置の例について述べる。本実施形態の構成図と処理の流
れを、図3と図4のフローチャートを用いて説明する。
置であるパソコンが起動され、ワードスポッティング情
報検索プログラムが起動され、音声入力待ち状態となっ
ているものとする。この際、音声入力待ち状態を示すた
めに、最初に画面上に「確認したい従業員の所属と名前
を音声入力して下さい。」等のメッセージを表示してお
いてもよい。
所属と名前をマイクロホン1−1から音声入力する。音
声入力部1は、入力された音声をアナログデジタル変換
する(ステップS11)。この例では、「営業の原田将
治さん」と入力するものとする。
ス3−1には、それぞれ、図5の(1)、図6の(1)
に示すようなデータが登録されているものとする。図5
の(1)のキーワード辞書の内容は、本実施形態のキー
ワード辞書の例であり、キーワードとなる語の読み(こ
こではカタカナで表しているが、読みを表すものであれ
ばどんな表音文字を用いてもよい)と通常用いる文字に
変換したキーワードが登録されている。図6の(1)の
情報データベースには、キーワードとそれに対応するデ
ータとして電話番号が予め登録されている。
は、音声を認識して、認識した音声の中から、キーワー
ド辞書2−1を参照しながら、キーワードを全て抽出す
る(ステップS12)。この例では、ワードスポッティ
ング音声認識技術を用いて、入力された音声から、キー
ワード辞書を参照することにより、「エイギョウ」、
「ハラダ」、「ショウジ」を抽出し、それぞれ、「営
業」、「原田」、「将治」に変換してキーワードとす
る。ここで用いるワードスポッティング音声認識技術
は、キーワードを抽出出来ればどのようなものを用いて
もよい。また、入力音声信号のアナログデジタル変換
は、音声入力部1ではなく、ワードスポッティング音声
認識部2で行ってもよい。
に存在する情報の中から、頭から順次検索し、キーワー
ドを一つでも持つ情報を抽出する(ステップS13)。
ここで検索する情報は、音声入力したキーワードの全て
を含む必要はなく、キーワードを一つでも含む情報を検
索すればよい。
田」、「将治」の少なくとも1つを含む情報を、図6の
(1)の情報データベースから検索すると、キーワード
が「営業、佐藤、一郎」、「営業、原田、将一」、「開
発、原田、将治」の3件の情報が検索される。
ータベースに示したように、キーワードの種別として、
所属・姓・名の3つがあり、それに対応するデータとし
て電話番号があり、それら4つのデータから情報は構成
されている。
図5の(2)とする。重み付けは、情報を限定するのに
重要なキーワードの種別ほど高い重みをつける。入力さ
れたキーワードは、入力された時点では、どの種別のキ
ーワードがわからないので、情報データベースに登録さ
れている全ての種別のキーワードの中から、抽出された
キーワードを1個でも含む情報を検索する。
残っている場合(ステップS14:NO)は、情報検索
部3のスコア値計算部3aは、検索された情報につい
て、重み付け対応表を基に、利用者が求める情報かどう
かの確からしさを示すスコア値を計算する(ステップS
15)。
重み付け対応表通りとすると、キーワードが「営業、佐
藤、一郎」のデータのスコア値は1、キーワードが「営
業、原田、将一」のデータのスコア値は3、キーワード
が「開発、原田、将治」のデータのスコア値は5とな
る。
検索された情報のスコア値と前回検索された情報のスコ
ア値を比較し(ステップS16)、新しく検索された情
報のスコア値の方が前回検索された情報のスコア値より
低い場合(ステップS16:YES)は、次の情報の検
索するために、ステップS13に戻る。新しく検索され
た情報のスコア値の方が前回検索された情報のスコア値
と等しいか大きい場合(ステップS16:NO)は、新
しく検索された情報とそのスコア値を記憶する(ステッ
プS17)。具体的には、スコア値が等しい場合は、記
憶される情報が追加され、スコア値が大きい場合は、記
憶されていた低いスコア値の情報は全て削除され、新し
い情報とそのスコア値が記憶される。但し、初期状態に
おいては、情報特定部3bに記憶されているスコア値は
0であり、それに対応する情報はない。
えた場合(ステップS14:YES)は、ステップS1
8に飛ぶ。
つからない場合(ステップS18:NO)は、該当情報
がない旨のエラーメッセージを出力し(ステップS1
9)、処理を終了する。該当する情報があるかないか
は、音声入力されたキーワードが1つでも含まれる情報
が1件も無い場合は、情報特定部3bで記憶されるスコ
ア値は初期状態の0のままであることで判定出来る。
8:YES)は、記憶されている情報の件数が所定数を
越えている(ステップS20)かどうか判断する。記憶
されている情報の件数が所定数を越えている(ステップ
S20:YES)場合は、入力されたキーワードでは情
報を一意に特定出来ないため、キーワードを追加して入
力するよう促し(ステップS21)、ステップS11に
戻り、新しいキーワードを追加して、再度、処理を行
う。前記所定数を1とすると、検索する情報が一意に決
まるまでキーワードを追加入力することになる。反対
に、所定数を少数、例えば5とすると、最高のスコア値
を持つ情報が一意に決まらなくても、5件以内であれば
利用者が求める情報である可能性が高い情報を全て表示
することにより、利用者は、その中から必要な情報を確
認することが出来る。
場合(ステップS18:NO)は、記憶されている最も
スコア値の高い情報をディスプレイ等の表示装置や音声
出力装置や他の機器に出力する(ステップS22)。
発、原田、将治」の情報が選択され、そのキーワードと
その電話番号が出力される。入力されたキーワードは、
「営業、原田、将治」なので、キーワードとして入力し
た所属が間違っているのに、正しい情報が検索されたこ
とになる。
を入れなくても、1個又は2個のキーワードでも、スコ
ア値により情報を特定出来さえすれば、情報の検索が可
能である。例えば、図6の(1)の情報データベース
で、「岡本」氏が、1人しかいない場合は、音声入力時
に「岡本さん」と言えば、岡本氏の所属・名・電話番号
を知ることが出来るし、「開発の岡本二郎さん」と言っ
ても、所属と名が間違っていても、「岡本」氏は一人な
ので、検索出来る。つまり、必要とする情報を検索する
のに、情報を特定する必要最低限のキーワードで検索可
能となる。
されたキーワードが全て存在し、かつ、情報が一意に特
定出来る場合は、確実に利用者が求める情報であると判
断出来るが、入力したキーワードとスコア値によって検
索した情報のキーワードの一部が異なる場合は、スコア
値が高いといっても、その情報が利用者が求める情報と
食い違う可能性もあるので、このような場合は、利用者
に情報を提示し、確認するようにするのが好ましい。
最高スコア値を持つ情報が複数件ある場合は、キーワー
ドを追加入力するようにしているが、この際、最初に入
力したキーワードと追加したキーワードを基に、再度、
処理を一から繰り返さずに、最終的に記憶されている最
高スコア値を持つ複数の情報に対してのみ、追加したキ
ーワードで一意になるかスコア値を再計算して求めても
よいし、情報が特定出来なかった旨のエラーメッセージ
を出力して処理を終わるようにしてもよい。
の情報を最初から最後までチェックして、キーワードを
含む情報のスコア値を求めたが、情報データベースを、
キーワード各種別毎のキーを持つ索引データベースとし
て、キーワードの組み合わせを求め、最もスコア値の高
くなるキーワードの組み合わせから順番にキーにして、
対応する情報が見つかるまで検索してもよい。この場
合、同じキーワードの組み合わせを持つ情報は全て求め
る。このように、情報データベースを索引データベース
にすることにより、該当する情報の検索を早くすること
も出来る。
図5の(1)のような形態で持っており、キーワード種
別がキーワード辞書2−1からではわからないため、情
報データベース3−1に登録されている全てのキーワー
ド種別の中からキーワードを探し出していたが、図5の
(3)に示すように、キーワード辞書2−1をキーワー
ドの読みを表す表音文字と、そのキーワードを表す文字
をキーワード種別毎に登録しておくと、情報を検索する
際に照合するキーワードは、対応するキーワード種別の
キーワードに対してのみ行えばよい。また、キーワード
辞書を読みだけ登録しておいて、情報データベースにキ
ーワードの読みを持つようにしても検索することは出来
る。
音声認識装置において、キーワードの一部が間違ってい
たり欠けている場合でも、入力されたキーワードと情報
データベースに登録されているキーワードとキーワード
の重み付けから、入力されたキーワードに対応する情報
を確定することにより、従来は検索することが出来なか
ったような場合でも、入力されたキーワードに情報を特
定出来る様なキーワードが含まれていれば、柔軟に正し
い情報を得ることが出来る。
ドを音声入力して、情報を検索する装置の実施例につい
て説明したが、本発明は、単に情報を検索して表示する
だけでなく、情報出力部が機器を操作する信号を出力す
るようにすることにより、簡単に機器操作装置としても
使用出来る。本実施形態では、請求項2と3のワードス
ポット情報検索装置と、その情報出力部から機器を操作
する信号を出力するようにした機器操作装置について、
図7の構成図を用いて説明する。実施形態1と同一箇所
については、同じ番号を付加し、説明を省略する。
は、図8の(1)のキーワード辞書と(2)の重み付け
対応表を持つものとし、情報データベースは図6の
(2)であるとする。ここでは、ビデオの録画をする例
について、具体的に述べる。
するために、マイクロホン1−1に「3月3日の大河ド
ラマ!」と言うと、ワードスポッティング音声認識部2
は、キーワードとして「3月3日」、「大河ドラマ」を
抽出する。図8の(1)のキーワード辞書2−1には、
月日のキーワードとして、1月1日〜12月31日を登
録した例を挙げているが、月と日を分けて、1〜12月
と1日〜31日を分けて登録して、処理するようにして
もよい。同様に、時刻に関しては、情報データベースに
は、「何時何分」という形または0〜24時と1〜59
分という形で登録しておくとよい。
で、キーワードは「0303」となる。本実施形態で
は、キーワード辞書と情報データベースの「月日」を4
桁の数字としたが、「何月何日」の形式に合わせてもよ
い。時刻も同様に4桁の数字(時2桁+分2桁)の形式
にすればよい。但し、時刻の場合は「1時半」とかいう
ように、「30分」を「半」という場合もあるので、
「半」は「30分」に変換する。
ーワード辞書に登録したが、「月日」や「時刻」を全て
キーワード辞書に登録すると、キーワードが多くなるた
め、日時に関するキーワードはキーワード辞書に登録せ
ず、ワードスポッティング音声認識部2に日時変換ルー
チン(不図示)を持ち、抽出したキーワードが「1〜1
2の数字+月+1〜31の数字+日」ならば、月日に関
するキーワードと見なし、4桁の数字に変換するよう処
理するようにしてもよい。「時刻」も同様に、抽出した
キーワードが「1〜24の数字+時+0〜59の数字+
分」ならば、時刻に関するキーワードと見なし、4桁の
数字に変換するよう処理するとよい。日時変換処理は、
特に、この方法に限定するものではなく、日時変換出来
ればどのような方法でもよい。
いて情報データベースを参照して、指定された番組のG
コード(ジェムスター社商標)を検索する。図7に情報
データベースが2つあるのは、情報データベースを機器
操作装置内に置くのか、ネットワーク8を介して外部に
置くかの違いである。情報データベースを機器操作装置
内に置く場合は、情報データベース3−1を検索し、外
部に置く場合は、インターネットやLAN等の通信回線
8経由で、外部にある情報データベース3−2にアクセ
スする。情報データベースが外部にある場合は、情報検
索部3は、情報データベース3−2がある位置を示すア
ドレス情報を持ち、そのアドレス情報に基づき、外部の
情報データベース3−2をアクセスするための通信・検
索機能を持つことになる。
すように、3月1日〜3月7日までの番組情報が登録さ
れているものとし、3月3日には、大河ドラマはやって
いないものとする。
重み付け対応表のようであるとすると、3月3日の全て
の番組のスコア値は1となり、3月4日の大河ドラマの
スコア値は4となり、最もスコア値の高い3月4日の大
河ドラマが選択され、そのGコードが得られる。このよ
うに、音声入力した月日が間違っていても、番組名で番
組が特定出来る。本実施形態の発明をワードスポッティ
ング情報検索装置として用いる場合は、ここで情報出力
部からディスプレイ等の表示装置に特定した番組の情報
を表示すればよく、利用者は表示された番組のGコード
を見て、ビデオのリモコンにGコードを入力して、録画
の予約を行えばよい。この場合は、図7の機器操作表4
−1は不要である。
予約まで実行出来る機器操作装置として利用する場合に
ついて述べる。この場合、ビデオ7を操作する際に、情
報出力部4は、図8の(3)に示すような機器操作表4
−1を参照して録画の操作信号(またはGコードである
ことを示す信号)とGコードの番号を表す信号を加え
て、ビデオ7に送信して録画の予約をする。
ていないが、省略時は録画すると見なしている。ビデオ
操作を指す言葉を言わない時に「録画」と見なす処理を
入れない場合は、「3月3日の大河ドラマを録画!」と
言うようにする。
のみ、キーワード辞書2−1に「録画」等の操作を登録
しておき、それが操作信号であることを示す「操作命
令」という種別を設け、キーワードがこの種別の時は、
このキーワードの検索は、情報データベースに対して行
うのではなく、機器操作表に対して行うとよい。
作の操作信号が記憶されており、情報出力部4は、この
操作信号を読み取って、操作信号を出力することによ
り、機器を操作する。操作対象がビデオのみの場合は、
図8の(3)の機器操作表の機器はなくてもよい。
ドを録画の開始日時・終了日時・チャンネルに変換し、
録画予約処理を行う。この場合、情報出力部4は、ビデ
オのリモコンと同様の赤外線信号を出力する機能を持
つ。信号を赤外線信号で出力するか他の無線等の信号で
出力するかは、操作する機器の受信の形態による。
はこれに限定されるものではなく、例えば、テレビのチ
ャンネル変更等、他の機器の操作に適用してもよい。ま
た、単純な機器の操作だけでなく、インターネット等を
用いて回線経由で航空券・乗車券・その他のチケットの
予約等にも適用可能である。
ードが不正確であっても、正しいキーワードが1つでも
含まれており、スコア値を求めることにより情報が特定
出来れば、うろ覚えであっても、情報の検索が出来、機
器を正しく操作出来るようになる。
ティング情報検索装置や機器操作装置では、情報データ
ベースが1週間分の番組情報しか持たず、「大河ドラ
マ」が1つしかないため情報を特定出来たが、図6の
(3)のように、情報データベースが1ヶ月分の番組情
報を持ち、「大河ドラマ」が毎週あるとすると、「大河
ドラマ」は3月4日だけでなく、3月11日、3月18
日、3月25日もあり、いつの「大河ドラマ」を録画す
ればよいか判断出来ないし、音声入力した日時が3月5
日だと、間違って3月4日の「大河ドラマ」を録画しよ
うとすると、録画出来ないことになる。また、「土曜日
の大河ドラマ」とかいうように、曜日指定が出来ない。
そのため、本実施形態では、計時機能を持つことによ
り、現在日時を保持し、必要があれば曜日を月日に変換
して、現在日時から過去を除く最も近い日時の情報を検
索する例について、実施形態2の構成図である図7を用
いて説明する。
に「3月7日の大河ドラマ!」と音声入力した例につい
て述べる。なお、情報データベースは、図6の(3)の
情報データベースを、重み付け対応表は、図8の(2)
の重み付け対応表を使用するものとする。
索装置と機器操作装置は、計時機能(不図示)を持ち、
現在の日時を年月日時分秒の形(例えば、西暦2001
年3月5日9時0分0秒なら200103050900
00)で保持している。ここで、年情報を持っているの
は、曜日計算に必要だからである。
日の「大河ドラマ」がなく、情報検索部3の検索の結
果、3月4日、3月11日、3月18日、3月25日の
「大河ドラマ」が、最もスコア値の高いスコア値4の情
報となり、情報を一意に特定出来ない。しかし、現在の
月日は3月5日で、最も現在に近い情報は、3月11日
の「大河ドラマ」となるため、3月11日の「大河ドラ
マ」の情報が選択され、ワードスポッティング情報検索
装置ならば、情報出力部4からディスプレイ等の表示装
置に出力され、機器操作装置ならば、情報出力部4から
ビデオ6に、3月11日の「大河ドラマ」のGコード
「678452」が録画操作信号と共に出力され、録画
の予約がされる。
の大河ドラマ!」と音声入力した例について述べる。西
暦2000年3月5日以降の日曜日を計算し、日曜日
は、3月11日、3月18日、3月25日だと判定し、
過去を除く最も現在に近い情報は、3月11日の「大河
ドラマ」となるため、3月11日の「大河ドラマ」の情
報が選択される。このように、情報データベースには、
曜日を表すキーワードがないため、どの「大河ドラマ」
を録画していいか判定出来ないが、現在日時から月日を
表すキーワードを絞り込み、情報を一意に特定出来るよ
うになる。もちろん、曜日計算を行わず、情報データベ
ースに曜日を入れ、現在の日時に最も近い日時の「大河
ドラマ」を選択するようにしてもよい。
例えば、8時を指定した場合は、朝の8時か夜の8時か
わからないし、12時を指定した場合は、0時か12時
かわからないので、それぞれ、8時と20時、0時と1
2時の両方を検索するようにしてもよいし、音声を入力
した時点で過去でない近い方の時刻の情報を検索するよ
うにしてもよい。
作に応用した例を挙げると、チャンネルを切り替えるの
に、3月4日の20時10分に、「大河ドラマ」と言う
とする。現在の日時を基に、現在の月日のキーワードが
「0304」で、時刻のキーワードが「2010」とな
る。この場合、図6の(3)の情報データベースでは、
3月4日の大河ドラマの開始時刻にも終了時刻にも「2
010」というキーワードは一致しないが、開始時刻は
過ぎているが、終了していないので、大河ドラマのチャ
ンネルは2であり、図8の(4)の機器操作表を参照し
て、テレビ6のチャンネルを大河ドラマのチャンネルで
ある2に切り替える信号を出力する。
合、ビデオとテレビのどちらに対する操作命令か分かる
ようにする必要があるので、ビデオの操作の場合は、
「録画」とかビデオ固有のキーワードを含めて、音声入
力するようにするとよい。
挙げたが、他にも、ステレオやラジカセ・照明・エアコ
ン・電話等様々な機器にも適用出来る。また、それ以外
にも、インターネットや電話経由で、チケットや乗車券
や航空券等の予約等にも適用出来る。
例について述べる。この場合、インターネット上にある
情報データベース3−2が飛行機便と空き座席の情報を
持つものとする。利用者が、「明日の札幌発大阪行き、
3時発」と言ったとする。現在日時が3月3日だとする
と、「明日」は「0304」に日時変換され、出発地は
「札幌」、着陸地は「大阪」、出発時刻は夜中の3時に
出発する便はないので「1500」となる。これによ
り、情報データベース3−2を検索して「0304/1
500/1700/札幌/大阪/A航空/A123」が
検索されたものとする。ワードスポッティング情報検索
装置として使用する場合は、この情報をディスプレイ等
の表示装置に表示する。この際、ワードスポッティング
情報検索装置に、該装置の設置場所情報(最寄りの空港
の場所情報を含む)を記憶させておくことにより、「明
日の大阪行き、3時発」というように、出発地を言わな
くてもすむようにすることも可能である。また、利用者
情報として利用者の住所を登録しておき、住所により、
出発地または行き先を省略することも可能である。例え
ば、利用者が札幌にいて、札幌にあるワードスポッティ
ング情報検索装置を利用して、住所の大阪に変える場合
は、「明日の3時発」というだけで情報検索することが
可能となる。
操作表に、インターネット上の航空機の予約システムの
アドレスを登録しておき、利用者情報として、予約に必
要な利用者の名前や電話番号等の利用者情報を予め登録
しておく。情報出力部は、航空機予約システムにアクセ
スし、検索した情報と利用者情報を基に、予約に必要な
情報を送信する。この場合、情報データベースとして航
空機予約システムのデータベースを用いることが出来れ
ば、アドレスは、情報検索部3が持っているアドレスだ
けでよい。
ーワードに日時情報を含んでいる場合、音声入力された
キーワードが「明日」とか「土曜日」等の日時を特定出
来ない語であっても、現在日時に基づいて日時変換する
ことにより、指定した日時を特定して、更に情報を絞る
ことにより情報を特定することが可能となり、機器の操
作や他のシステムの操作も可能となる。
にかかるワードスポッティング情報検索装置やそれを用
いた機器操作装置を実現するプログラムやデータは、図
9に示す記録媒体の例のように、CD−ROM8−1や
フロッピー(登録商標)ディスク8−2等の可搬型記録
媒体8だけでなく、通信回線の先に蓄えられた他の記憶
装置9や、コンピュータ11のハードディスクやRAM
等の記録媒体10のいずれに記載されていてもよく、本
発明にかかるデータ表示装置を利用する際に、コンピュ
ータ11により読み込まれ、主メモリ上で実行される。
1にローディングすることにより、不正確なキーワード
しか覚えていなくても、それに基づきスコア値を計算
し、情報を一意に特定出来れば、必要な情報が検索出来
るようになるワードスポッティング情報検索装置を実現
出来る。
と、キーワードとなる語とその読みを予め登録しておく
キーワード辞書と、前記入力音声を認識し、前記キーワ
ード辞書を参照して、一または複数のキーワードを抽出
するワードスポッティング音声認識部と、予め前記キー
ワードとそれに対応するデータを登録しておく情報デー
タベースと、前記キーワードを基に、前記情報データベ
ースから前記キーワードを少なくとも1個は持つ情報を
全て検索する情報検索部と、前記キーワードと予め付与
されたキーワードの種別毎の重み付けを基に、前記検索
した情報の確からしさのスコア値を計算するスコア値計
算部と、前記検索した情報のスコア値を比較し、最もス
コア値の高い情報を特定する情報特定部と、最もスコア
値の高い情報を検索結果として出力する情報出力部を具
備することを特徴とするワードスポッティング情報検索
装置。
ティング情報検索装置において、前記情報検索部は、更
に、現在日時を計時する機能を有し、必要に応じて、前
記音声から抽出されたキーワードの内、日時に関するキ
ーワードの日時変換を行い、変換した日時と日時以外の
キーワードを基に情報を検索することを特徴とするワー
ドスポッティング情報検索装置。
ードスポッティング情報検索装置において、前記情報検
索部は、更に、予め付与された利用者情報または装置設
置位置情報を基に、必要に応じて、前記利用者情報また
は装置設置位置情報に含まれる情報もキーワードとして
用いて情報を検索することを特徴とするワードスポッテ
ィング情報検索装置。
ードスポッティング情報検索装置において、前記情報検
索部は、前記情報データベースの代わりに前記情報デー
タベースの所在を示すアドレス情報を持ち、更に、回線
を通じて前記アドレスにある前記情報データベースを検
索する機能を備えることを特徴とするワードスポッティ
ング情報検索装置。
ードを含む音声を解析し、その解析結果に基づき情報を
検索し、検索結果を出力する情報検索装置における検索
方法であって、入力された音声に含まれる一または複数
のワードを、予め記憶されたキーワード辞書を参照して
それぞれ認識する段階と、認識された一または複数のキ
ーワードに基づいて、予め記憶されたデータベースを検
索する段階と、各キーワードの種別に応じて、予め付与
された重み付けを参照して前記データベースから検索さ
れた情報相互の優先関係を調整する段階を有し、その調
整結果としての情報を検索結果として出力するようにし
たことを特徴とするワードスポッティング情報検索方
法。
識技術を用いて情報検索を行うステップをコンピュータ
に実行させるプログラムであって、音声を入力するステ
ップと、前記入力音声を認識して、キーワードとなる語
とその読みが予め登録されているキーワード辞書を参照
して、一または複数のキーワードを抽出するステップ
と、前記キーワードとそれに対応するデータを予め登録
してある情報データベースから、前記キーワードを少な
くとも1個は持つ情報を全て検索するステップと、前記
キーワードと予め付与されたキーワードの種別毎の重み
付けを基に、前記検索した情報の確からしさのスコア値
を計算するステップと、前記検索した情報のスコア値を
比較し、最もスコア値の高い情報を特定するステップ
と、前記検索した情報の内、最もスコアの高い情報を検
索結果として出力するステップを具備することを特徴と
するプログラム。
装置によれば、キーワードの一部が間違っていたり欠け
ている場合でも、入力されたキーワードと情報データベ
ースに登録されているキーワードとキーワードの重み付
けから、入力されたキーワードに対応する情報を確定す
ることにより、従来は検索することが出来なかったよう
な場合でも、入力されたキーワードに情報を特定出来る
様なキーワードが含まれていれば、柔軟に正しい情報を
得ることが出来る。
検索装置と機器操作装置によれば、情報データベースの
キーワードに日時情報を含んでいる場合、音声入力され
たキーワードが「明日」とか「土曜日」等の日時を特定
出来ない語であっても、現在日時に基づいて日時変換す
ることにより、指定した日時を特定して、更に情報を絞
ることにより情報を特定することが可能となり、機器の
操作や他のシステムの操作も可能となる。
検索方法によれば、キーワードの一部が間違っていたり
欠けている場合でも、入力されたキーワードとデータベ
ースに登録されているキーワードとキーワードの重み付
けから、入力されたキーワードに対応する情報を確定す
ることにより、従来は検索することが出来なかったよう
な場合でも、入力されたキーワードに情報を特定出来る
様なキーワードが含まれていれば、柔軟に正しい情報を
得ることが出来るワードスポッティング情報検索装置を
実現することが出来る。
にローディングすることにより、不正確なキーワードし
か覚えていなくても、それに基づきスコア値を計算し、
情報を一意に特定出来れば、必要な情報が検索出来るよ
うになるワードスポッティング情報検索装置を実現出来
る。
チャート
ローチャート
応表の例
応表・機器操作表の例
型記録媒体 8−1 CD−ROM 8−2 フロッピーディスク 9 通信回線の先に蓄えられた他の記憶装置 10 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等
の記録媒体 11 コンピュータ
Claims (5)
- 【請求項1】 音声を入力する音声入力部と、 キーワードとなる語とその読みを予め登録しておくキー
ワード辞書と、 前記入力音声を認識し、前記キーワード辞書を参照し
て、一または複数のキーワードを抽出するワードスポッ
ティング音声認識部と、 予め前記キーワードとそれに対応するデータを登録して
おく情報データベースと、 前記キーワードを基に、前記情報データベースから前記
キーワードを少なくとも1個は持つ情報を全て検索する
情報検索部と、 前記キーワードと予め付与されたキーワードの種別毎の
重み付けを基に、前記検索した情報の確からしさのスコ
ア値を計算するスコア値計算部と、 前記検索した情報のスコア値を比較し、最もスコア値の
高い情報を特定する情報特定部と、 最もスコア値の高い情報を検索結果として出力する情報
出力部を具備することを特徴とするワードスポッティン
グ情報検索装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワードスポッティング
情報検索装置において、 前記情報検索部は、更に、現在日時を計時する機能を有
し、必要に応じて、前記音声から抽出されたキーワード
の内、日時に関するキーワードの日時変換を行い、変換
した日時と日時以外のキーワードを基に情報を検索する
ことを特徴とするワードスポッティング情報検索装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のワードスポッ
ティング情報検索装置において、 前記情報検索部は、前記情報データベースの代わりに前
記情報データベースの所在を示すアドレス情報を持ち、
更に、回線を通じて前記アドレスにある前記情報データ
ベースを検索する機能を備えることを特徴とするワード
スポッティング情報検索装置。 - 【請求項4】 入力された一または複数のワードを含む
音声を解析し、その解析結果に基づき情報を検索し、検
索結果を出力する情報検索装置における検索方法であっ
て、 入力された音声に含まれる一または複数のワードを、予
め記憶されたキーワード辞書を参照してそれぞれ認識す
る段階と、 認識された一または複数のキーワードに基づいて、予め
記憶されたデータベースを検索する段階と、 各キーワードの種別に応じて、予め付与された重み付け
を参照して前記データベースから検索された情報相互の
優先関係を調整する段階を有し、 その調整結果としての情報を検索結果として出力するよ
うにしたことを特徴とするワードスポッティング情報検
索方法。 - 【請求項5】 ワードスポッティング音声認識技術を用
いて情報検索を行うステップをコンピュータに実行させ
るプログラムであって、 音声を入力するステップと、 前記入力音声を認識して、キーワードとなる語とその読
みが予め登録されているキーワード辞書を参照して、一
または複数のキーワードを抽出するステップと、 前記キーワードとそれに対応するデータを予め登録して
ある情報データベースから、前記キーワードを少なくと
も1個は持つ情報を全て検索するステップと、 前記キーワードと予め付与されたキーワードの種別毎の
重み付けを基に、前記検索した情報の確からしさのスコ
ア値を計算するステップと、 前記検索した情報のスコア値を比較し、最もスコア値の
高い情報を特定するステップと、 前記検索した情報の内、最もスコアの高い情報を検索結
果として出力するステップを具備することを特徴とする
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064177A JP2002269146A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | ワードスポッティング情報検索装置とワードスポッティング情報検索装置を実現するための方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064177A JP2002269146A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | ワードスポッティング情報検索装置とワードスポッティング情報検索装置を実現するための方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002269146A true JP2002269146A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18923037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001064177A Pending JP2002269146A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | ワードスポッティング情報検索装置とワードスポッティング情報検索装置を実現するための方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002269146A (ja) |
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- 2001-03-08 JP JP2001064177A patent/JP2002269146A/ja active Pending
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