JP2002269068A - 構造化文書処理装置 - Google Patents

構造化文書処理装置

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JP2002269068A
JP2002269068A JP2001069524A JP2001069524A JP2002269068A JP 2002269068 A JP2002269068 A JP 2002269068A JP 2001069524 A JP2001069524 A JP 2001069524A JP 2001069524 A JP2001069524 A JP 2001069524A JP 2002269068 A JP2002269068 A JP 2002269068A
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JP2001069524A
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Shigenori Tanaka
成典 田中
Hitoshi Furuta
均 古田
Yoshitaka Minami
佳孝 南
Masanori Ikebe
正典 池辺
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Fuji Electric Co Ltd
Kansai Informatics Institute Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Kansai Informatics Institute Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の異なる文書間のデータ変換を容易に行
うことができるようにするための文書処理装置を提供す
る。 【解決手段】 ある記述対象(オブジェクト)の構造定
義データ(例えば、XML文書のDTD)を、そのオブ
ジェクトに対応する中間構造定義データに変換する。入
力側構造定義データが既存の中間構造定義データで対応
できない新規なものであるときは要素の追加等により中
間構造定義データを拡張する。こうして得られる中間構
造定義データは、同一のオブジェクトに対応する各種構
造定義データを包含する汎用的なものであり、これを用
いれば、異なる構造定義データ間の変換の手間と費用を
減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書処理装置に関
し、特に、マークアップ言語で記述される文書をその構
造を考慮して変換するための構造化文書処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文書の構造を表現するための言語とし
て、タグと呼ばれる要素を文書に埋め込むことにより文
書の構造を表現するもの、いわゆるマークアップ言語が
ある。マークアップ言語としてはSGML(Standard G
eneralized Markup Language)、HTML(HyperText
Markup Language)、XML(eXtensible Markup Langu
age)等が広く知られているが、このうちXMLは、特
に1998年のW3C(World Wide Web Consortium)
による標準化(XML1.0)以降、商取引等における
電子的データ交換のための標準フォーマットとしての利
用が期待されている。
【0003】SGMLやXMLを用いる場合、文書作成
者は、文書の構造(例えば、文書に埋め込むタグの名
前、タグ間の包含関係、タグの出現順序、各タグの出現
回数に関する制限、タグ付けされる要素のデータ型、タ
グの内部属性値等)を、文書型定義(DTD(Document
Type Definition)、XML Schema、RELA
X等)と呼ばれる記法に従って任意に定義することがで
きる。例えば、2次元平面上の線分を記述対象とする場
合、図10や図11のように、始点及び終点の4つの座
標値で線分を定義することも可能であるし、図12のよ
うに、始点の2つの座標値、線分の方向及び長さで定義
することも可能である。このように、文書型定義により
タグを定義できるマークアップ言語を用いると、記述対
象に応じた適切な構造の文書が作成できる。また、文書
型定義は人間が読める記法で作成されるため、文書の利
用者は文書型定義を参照することによってその文書の構
造やデータの意味を高い確度で推定することができる。
【0004】ところで、図10〜図12の例から分かる
ように、たとえ記述対象が同一であっても、使用言語の
違い(例:図10と図11)や記述対象の認識方法の違
い(例:図10と図12)等に応じて様々な文書型定義
が存在し得る。このような場合、当事者間で文書データ
を交換するには、データ提供者の作成した文書をデータ
受取者の形式の文書に変換する作業が必要である。しか
し、多数の当事者間でデータ交換を行う場合、全ての当
事者の組み合わせ毎に個別にデータ変換規則(及びデー
タ変換プログラム)を作成していたのでは多大な手間及
び費用が発生する。
【0005】上記のような問題に鑑み、いくつかの分野
では、その分野に関するデータ交換のために公開されて
いる文書型定義が利用されている。例として、数式等の
数学関連の記述のためのMathML(Mathematical M
arkup Language)、化学式を記述するためのCML(Ch
emical Markup Language)等が挙げられる。このように
公開されている文書型定義を用いる場合、データ交換
は、データ提供者が自分の文書を公開されている文書型
定義に従った構造を有する文書に変換し、データ受取者
がその文書を自分の処理可能な文書に変換する、という
手順で行われる。この方法によれば、各当事者が自分の
文書型定義と公開されている文書型定義との間の変換プ
ログラムを用意するだけで全ての当事者間のデータ交換
が可能となり、特に当事者の数が多い場合にはデータ交
換に係る手間及び費用が大幅に少なくなる。また、新た
なデータ交換の相手が現れても、そのために新たなプロ
グラムを追加作成する必要がないという利点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現状では公開されてい
る文書型定義を利用できる分野は限られている。また、
公開されている文書型定義は基本的に固定的なものであ
るため、文書作成者が必要に応じて追加した独自の要素
は公開されている文書型定義によるデータ交換の対象外
となってしまう。このようなことから、公開されている
文書型定義の使用によって文書データの交換作業を省力
化しようとする試みには限界がある。このような状況の
中、従来より構造化文書の変換方法及び装置が各種提案
されている(例えば、特開平8−314933号公報に
記載の構造化文書の処理装置、特開平10−11441
号公報に記載の文書構造変換装置及び文書構造変換方
法、特開平10−21227号公報に記載の文書構造変
換装置及び文書構造変換方法、特開平11−24267
3号公報に記載の構造化情報マッピングシステム、特開
平11−272667号公報に記載の構造化文書作成方
法及び構造化文書作成装置)。しかし、従来の方法及び
装置はいずれも2つの特定の構造化文書間の変換を予め
用意した固定的な変換規則に従って行うものであって、
汎用性に乏しい。本発明はこのような課題を解決するた
めに成されたものであり、その目的とするところは、構
造の異なる文書間のデータ変換を容易に行うことができ
るようにするための文書処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、マークアップ言語により記述され
た文書の構造定義データを処理する構造化文書処理装置
において、記述対象毎に作成された汎用の構造定義デー
タである中間構造定義データを保存するための中間構造
定義データ保存部、一般文書の構造定義データと、中間
構造定義データとの関連付けデータを保存するための関
連付けデータ保存部、外部から入力された一般文書の構
造定義データに対応する関連付けデータが関連付けデー
タ保存部に保存されているかどうかを調べる解析部、前
記一般文書の構造定義データに対応する関連付けデータ
が関連付けデータ保存部に保存されていないとき、その
一般文書の構造定義データと中間構造定義データとの関
連付けデータを作成し、関連付けデータ保存部に保存す
るための関連付けデータ作成部を備えることを特徴とす
る構造化文書処理装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態及び発明の効果】本発明に係る構造
化文書処理装置(以下、単に文書処理装置と表記する)
は、入力、制御、演算、記憶、出力等の基本機能を備え
る一般的なコンピュータ上で所定のプログラムを動作さ
せることにより構成される。以下、本発明の各構成要素
について説明する。
【0009】本発明において記述対象とは、何らかの言
語により記述可能な具体的又は抽象的なもの(以下、オ
ブジェクトと呼ぶ)を意味する。例えば、書類、図形、
個人情報、製品情報、商品受発注情報、会計情報等、人
間に認識可能なあらゆるものをオブジェクトとみなしう
る。また、例えば図形は直線、線分、円、多角形等に細
かく分類できるが、これらはそれぞれ「図形」オブジェ
クトの下位オブジェクトとみなしうる。また、一つのオ
ブジェクトは複数の属性オブジェクトを有することもあ
る。例えば図10〜図12の例では、「線分」オブジェ
クトが「始点X」、「始点Y」、「終点X」及び「終点
Y」という属性オブジェクトを有し、「LINE」オブ
ジェクトが「X0」、「Y0」、「X1」及び「Y1」
という属性オブジェクトを有し、「直線」オブジェクト
が「始点X」、「始点Y」、「方向」及び「長さ」とい
う属性オブジェクトを有するものと考えられる。
【0010】ところで、上記「線分」オブジェクト、
「LINE」オブジェクト及び「直線」オブジェクトは
いずれも「2次元平面上の線分」という同一の実体に対
応する。そして、適切なデータ処理により、3つのオブ
ジェクト間で要素(データ)の相互変換が可能である。
本発明に係る装置では、この変換処理のために、全ての
オブジェクトを包含するような中間的なオブジェクトを
想定し、その構造定義データを作成する。上記「線分」
オブジェクト、「LINE」オブジェクト及び「直線」
オブジェクトに対応する中間的なオブジェクトのDTD
記法による構造定義データの一例を図2に示す。この構
造定義データが本発明の中間構造定義データに相当する
ものである。また、図3及び図4に、ユーザ独自の構造
定義データと中間構造定義データの関連付けの例を示
す。
【0011】中間構造定義データは他の構造定義データ
の全ての要素を包含しているため、先に説明した公開さ
れている文書型定義のようにデータ交換用の共通フォー
マットとして利用できる。しかし、中間構造定義データ
は公開されている文書型定義と同じものではない。すな
わち、公開されている文書型定義は基本的に固定的であ
るのに対し、中間構造定義データは、新たな構造定義デ
ータにも柔軟に対応できるよう、拡張可能なものとなっ
ている。
【0012】本発明に係る文書処理装置によるデータ処
理について図1のフローチャート及びその他の図を参照
しながら以下に説明する。
【0013】まず、本発明に係る文書処理装置に外部か
ら一般文書の構造定義データが入力されると、解析部が
その構造定義データを識別する。例えば、構造定義デー
タがDTD形式の場合、<!DOCTYPE……>(文
書型宣言)に記述されたルート要素名やそのルート要素
の属する名前空間(URI)に基づいて構造定義データ
を識別する。
【0014】次に、解析部は、識別された構造定義デー
タに対応する関連付けデータが関連付けデータ保存部に
保存されているかどうかを調べる。例えば、関連付けデ
ータ保存部に図3で示したような関連付けデータが保存
されており、入力された構造定義データが図10の「線
分」であったとする。このとき、図3を参照すると、構
造定義データ「線分」に対応する中間構造定義データは
「Line」であり、「線分」の4要素(始点X,始点
Y,終点X,終点Y)はそれぞれ「Line」の4要素
(StartX,StartY,EndX,EndY)
に対応することがわかる。従って、「線分」データを
「Line」データに変換するには、「線分」の4要素
(始点X,始点Y,終点X,終点Y)の値をそれぞれ
「Line」の4要素(StartX,StartY,
EndX,EndY)に設定するだけでよい(なお、必
要であれば単位の変換も行う)。
【0015】一方、入力された構造定義データが図12
の「直線」であったとする。図3を見ると、「直線」の
エントリは存在しない。従って、解析部は、「直線」に
対応する関連付けデータは存在しないと判定する。解析
部がこのような判定結果を出すと、関連付けデータ作成
部は、例えば次のような手順で関連付けデータ作成処理
を実行する。
【0016】まず、関連付けデータ作成部は、入力され
た構造定義データの構造を例えば図5に示したようにツ
リー形式で表示するとともに、その構造定義データをど
のカテゴリの中間構造定義データと関連付けるかをユー
ザに選択させるための画面(カテゴリ選択画面)を表示
する。カテゴリ選択画面において、ユーザは、カテゴリ
・ツリーを下層に向けて順次展開しつつ、目的のカテゴ
リを探索する。また、「”直線”には”Line”が対
応する」というような一般辞書(本発明の関連付けデー
タ保存部とは異なり、単に一般的な語句間の対応関係を
示す辞書)を別途用意しておき、関連付けデータ作成部
がその辞書を参照しつつ、カテゴリ候補を自動的に検索
し、ユーザに提示するようにしてもよい。この場合、ユ
ーザは「次候補」ボタン及び「前候補」ボタンでカテゴ
リ候補を順又は逆に閲覧し、入力された構造定義データ
に最も適合するカテゴリを選択する。なお、適切なカテ
ゴリが見つからない場合、ユーザは「新規カテゴリ」ボ
タンを押して新しいカテゴリを任意に作成、追加でき
る。このようにしてユーザがカテゴリを選択すると、関
連付けデータ作成部は、ユーザの選択したカテゴリに対
応する中間構造定義データを関連付け候補としてツリー
形式で表示する(図5)。
【0017】上記のように2つの構造定義データを表示
した画面上で、ユーザは、各データの構成要素間の関連
付け操作を行う。まず、ユーザは、入力側の構造定義デ
ータの要素の中に、中間構造定義データの既存の要素と
関連づけのできない新規な要素があるかどうかを調べ、
もしそのような要素があれば、それに対応する新たな要
素を中間構造定義データに追加する(図6)。次にユー
ザは、入力装置を用いた所定の操作により、入力された
構造定義データの各要素に対し、それに関連付けるべき
中間構造定義データの要素を指定する(図7)。要素指
定は、例えばマウスによる要素間のドラッグ・アンド・
ドロップ操作により行う。全ての対応要素の指定が完了
したら、ユーザは確認操作(例:「OK」ボタンの押
下)を実行する。すると、関連付けデータ作成部は、指
定された要素間の関連付けデータを生成し、関連付けデ
ータ保存部に保存する。これにより、関連付けデータ保
存部における関連付けデータの内容は図4に示したよう
になる。これ以降、図12の構造定義データ「直線」が
入力されると、その構造定義データに対応する関連付け
データは既に存在しているため、直ちに中間構造定義デ
ータへの変換が可能である。
【0018】以上のように、本発明に係る文書処理装置
を用いれば、各ユーザ独自の構造定義データを全て包括
するような中間構造定義データを作成することによっ
て、ユーザ間のデータ交換作業を大きく省力化すること
ができる。すなわち、各ユーザは、他のユーザ独自の構
造定義データを知らなくても、自分の構造定義データと
中間構造定義データとの間の相互変換のみを考慮して変
換プログラムを作成するだけで、全ての他のユーザとデ
ータを交換することができる。
【0019】本発明に係る文書処理装置において、更
に、中間構造定義データの要素間の変換規則を作成する
ための変換規則作成部、及び、前記変換規則を示すデー
タを保存した変換規則データ保存部を更に設けるように
してもよい。例えば、変換規則作成部は、ユーザに要素
間の変換式を作成させるための画面(変換式作成画面。
例えば図8に示したようなもの)を表示する。この画面
でユーザは、例えば図9に示したような要素間の変換式
を作成する。変換式の作成が完了したら、変換規則作成
部は変換規則データ保存部(固定磁気ディスクに設けら
れたファイル等)に変換式を保存する。
【0020】上記のように中間構造定義データの要素間
の変換規則を作成すれば、認識方法の違いが存在する構
造定義データ間のデータ交換も可能である。例えば、図
10の構造定義データに基づく文書から図12の構造定
義データに基づく文書への変換において、予め定めた変
換規則に従って変換元の2点の座標値から変換先の方向
及び長さを計算し、出力することができる。このよう
に、本発明に係る文書処理装置において、入力側の構造
定義データを中間構造定義データに変換するだけでな
く、更に中間構造定義データをユーザが出力先として指
定した他の構造定義データに変換するようにすれば、入
力側の文書構造データをダイレクトに出力側の文書構造
データに変換することもできる。
【0021】本発明に係る文書処理装置はネットワーク
対応にすることもできる。すなわち、本発明に係る文書
処理装置を利用すれば、ユーザのクライアント端末から
ネットワーク経由で送信されてきた文書の構造定義デー
タを処理して中間構造定義データを生成し、更にそれを
ユーザの指定した別の構造定義データに変換してユーザ
に返す、というサービスが可能である。また、本発明に
係る文書処理装置で生成した中間構造定義データにUR
I等の形式で一意に識別子を与え、WWWシステムやF
TPシステム等を利用して一般に公開してもよい(会員
登録制とする場合も含む)。このようにすると、Web
ブラウザやFTPソフトを利用して誰でも簡単に中間構
造定義データを取得することができるため、中間構造定
義データの普及が促進され、ひいては、同一カテゴリに
おける構造定義データの標準化に貢献することができ
る。
【0022】図13に本発明に係る文書処理装置のコン
ピュータネットワークシステム(以下、本システムと呼
ぶ)への応用例を示す。本システムはサーバ機1、会員
端末2、管理者端末3及びこれらを接続するデータ通信
ネットワーク4を含む。図1には会員端末2を1つしか
描いていないが、実際には複数の会員端末2がネットワ
ーク4に接続されている。
【0023】サーバ機1は、入力、制御、演算、出力、
記憶、通信等の基本機能を備えたコンピュータである。
サーバ機1では所定のコンピュータプログラムが動作し
ており、これにより、管理部10、解析変換部11、電
子メールサーバ12、WWWサーバ13といった機能部
がソフトウェア的に構成されている。また、サーバ機1
には固定磁気ディスク等の記憶装置が備えられており、
ここに、ユーザデータベース14、関連付けデータベー
ス15及びWWWサイト16が作成されている。ユーザ
データベース14には、会員(本システムの利用登録を
行った企業等)に関する情報(会員ID、会員名、住
所、パスワード等)が保存されており、関連付けデータ
ベース15には一般の構造定義データと中間構造定義デ
ータとの関連付けデータ(図3や図4で概念的に示した
ようなもの)が保存されている。WWWサイト16に
は、本システムの概要、使い方、登録方法等の一般情報
を記載したページの他に、Webブラウザを用いて中間
構造定義データの検索・閲覧サービスを利用したりデー
タ変換サービスを申し込むためのページも含まれる。な
お、これらのページはファイルの形で記憶装置に静的に
作成しておいてもよいし、要求に応じてCGIプログラ
ムにより動的に生成してもよい。
【0024】会員端末2は、本システムの利用登録を予
め済ませた企業等に設置されたパーソナルコンピュータ
等の端末で、電子メール送受信ソフト(以下、メーラと
する)21及びWebブラウザ22がインストールされ
ている。管理者端末3は、本システムの管理者が使用す
るパーソナルコンピュータ等の端末で、メーラ31の他
に管理ソフト32がインストールされている。管理ソフ
ト32は、サーバ機1の管理部10と連携して、先に説
明したような構造定義データの変換処理を実行する。
【0025】本システムの利用登録をした会員が、自分
の端末2のメーラ21を用いてデータ変換サービスを受
ける手順について図14のフローチャートを参照しなが
ら以下に説明する。
【0026】まず会員は、会員ID及びパスワードを記
載した所定様式の電子メール(以下、メールとする)を
作成し、変換を希望する構造定義データを添付して所定
のメールアドレス(ここではapply@dtdconv.comとす
る)へ送信する。このとき、もし会員が出力側の構造定
義データを指定したい場合は、その構造定義データのU
RIを所定様式で上記メールに記載しておく。なお、出
力側に指定可能な構造定義データのURIは予めメール
やWWWページを利用して会員に通知又は公開してお
く。サーバ機1のメールサーバ12は、上記メールアド
レス宛のメールを全てデータ変換申請メールとみなして
管理部10へ転送する。管理部10は、受け取ったメー
ルに記載の会員ID及びパスワードがユーザDB14に
登録済みの正当な会員ID及びパスワードであるかどう
かを検査する。もし上記会員ID及びパスワードが正当
なものであれば、管理部10は上記メールを解析変換部
11に渡す。
【0027】解析変換部11は、受け取ったメールから
構造定義データを取り出した後、先に説明したような方
法で構造定義データを識別する。次に解析変換部11
は、その構造定義データに対応する関連付けデータが関
連付けDB15に存在しているかどうかを調べ、もし存
在していれば、先に説明したような手順で構造定義デー
タをそれに対応する中間構造定義データに変換する。更
に、もし会員が出力側の構造定義データを指定していれ
ば、解析変換部11は上記中間構造定義データを指定の
構造定義データに変換する。こうして最終的に出力デー
タ(出力側の指定がなければ中間構造定義データがすな
わち出力データである)が得られたら、解析変換部11
はその構造定義データを添付したメールを作成して管理
部10へ渡し、管理部10はそのメールをメールサーバ
12経由で会員のメールアドレス宛に送信する。なお、
データ変換申請メールにおいて会員が出力データの宛先
を指定できるようにしておいてもよい。この場合、管理
部10は、メールで宛先が指定されているかどうかを調
べ、宛先が指定されているときには、出力データを添付
したメールを指定の宛先に送信する。
【0028】一方、識別された構造定義データに対応す
る関連付けデータが関連付けDB15に存在しないと
き、解析変換部11は「関連付けデータなし」のメッセ
ージを管理部10へ送る。このメッセージを受け取った
管理部10は、関連付けデータ作成依頼のメッセージを
含む所定様式のメールを作成し、上記構造定義データを
添付して管理者のメールアドレス宛に送信する。
【0029】管理者は、自分の端末3のメーラ31で上
記メールを受信したら、そのメールの添付ファイルを取
り出し、管理ソフト32に読み込ませる。管理ソフト3
2は本発明の関連付けデータ作成部に相当する。関連付
けデータ作成処理においては関連付けDB15に保存さ
れたデータが必要になったとき、管理ソフト32はネッ
トワーク4を通じてサーバ機1の管理部10へ必要なデ
ータの取得要求を送信し、管理部10は要求されたデー
タを管理ソフト32へ返す。なお、このような通信を高
速に行うため、サーバ機1と管理者端末3とを一般のネ
ットワーク4とは別の高速ネットワークで接続しておい
てもよい。このように管理ソフト32は管理部10との
連携しつつ、先に図1〜図9を参照しながら説明したよ
うな手順で関連付けデータ作成処理を実行し、新たな関
連付けデータを作成する。
【0030】関連付けデータの作成が完了したら、管理
ソフト32はそのデータを管理部10へ送信する。管理
部10は受け取った関連付けデータを関連付けDB15
に保存するとともに、解析変換部11にデータ変換処理
を再度実行させる。今度は目的の関連付けデータが存在
するから、解析変換部11は先に説明したような手順で
構造定義データを中間構造定義データに変換することが
できる。その後の処理については先に説明した通りであ
る。
【0031】上記例では電子メールシステムを利用して
データ変換サービスを提供するようにした。すなわち、
上記例では、メールを利用して会員からの構造定義デー
タの受信及び会員への出力データの送信を行うようにし
た。このようなデータの送受信はWWWシステムを利用
して行うことも可能である。WWWシステムを利用する
と、いわゆるSSLやHTTPS等の各種セキュリティ
関連技術を簡単に利用することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る構造化文書処理装置による処理
のフローチャート。
【図2】 二次元平面上の線分の中間構造定義データ
(DTD記法によるもの)の一例。
【図3】 ユーザ独自の構造定義データと中間構造定義
データの関連付けの例。
【図4】 ユーザ独自の構造定義データと中間構造定義
データの関連付けの別の例(図3の関連付けを拡張した
もの)。
【図5】 関連付けデータ作成画面の例。
【図6】 関連付けデータ作成画面において中間構造定
義データに新たな要素を追加したところを示す図。
【図7】 関連付けデータ作成画面における要素間の関
連付け操作を概念的に示す図。
【図8】 ユーザに中間構造定義データの要素間の変換
式を作成させるための画面の一例。
【図9】 要素間の変換式の例。
【図10】 二次元平面上の線分を定義するDTDの一
例。
【図11】 二次元平面上の線分を定義するDTDの別
の例。
【図12】 二次元平面上の線分を定義するDTDの更
に別の例。
【図13】 本発明に係る文書処理装置のコンピュータ
ネットワークシステムへの応用例。
【図14】 図13のシステムによる処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…サーバ機 2…会員端末 3…管理者端末 4…データ通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501097525 南 佳孝 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 (71)出願人 501097503 池辺 正典 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 (71)出願人 501069555 株式会社関西総合情報研究所 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 (71)出願人 000005234 富士電機株式会社 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 (72)発明者 田中 成典 大阪府吹田市竹見台4丁目7番2−606 (72)発明者 古田 均 京都府宇治市羽戸山2丁目1番246 (72)発明者 南 佳孝 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 (72)発明者 池辺 正典 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番28号 新大阪八千代ビル別館3階 株式会社関西 総合情報研究所内 Fターム(参考) 5B009 NA05 QA06 TA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マークアップ言語により記述された文書
    の構造定義データを処理する構造化文書処理装置におい
    て、 記述対象毎に作成された汎用の構造定義データである中
    間構造定義データを保存するための中間構造定義データ
    保存部、 一般文書の構造定義データと、中間構造定義データとの
    関連付けデータを保存するための関連付けデータ保存
    部、 外部から入力された一般文書の構造定義データに対応す
    る関連付けデータが関連付けデータ保存部に保存されて
    いるかどうかを調べる解析部、 前記一般文書の構造定義データに対応する関連付けデー
    タが関連付けデータ保存部に保存されていないとき、そ
    の一般文書の構造定義データと中間構造定義データとの
    関連付けデータを作成し、関連付けデータ保存部に保存
    するための関連付けデータ作成部を備えることを特徴と
    する構造化文書処理装置。
  2. 【請求項2】 中間構造定義データの要素間の変換規則
    を作成するための変換規則作成部、及び、前記変換規則
    を示すデータを保存するための変換規則データ保存部を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の構造化文
    書処理装置。
  3. 【請求項3】 データ通信ネットワークを通じて外部コ
    ンピュータと通信を行うための通信手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の構造化文書処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記通信手段を通じて、外部コンピュー
    タから、各中間構造定義データに付与された一意の識別
    子を含む中間構造定義データ取得要求を受けたとき、前
    記識別子の付与された中間構造定義データを前記外部コ
    ンピュータへ送信する要求データ送信手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の構造化文書処理装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100733054B1 (ko) 2005-07-27 2007-06-27 주식회사 유텍 구조화 문서의 동기화를 이용한 문서변환 시스템 및문서변환 방법
JP2009123019A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Canon Inc データ圧縮装置、データ伸長装置およびデータ圧縮方法
JP2010205068A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Hitachi Information Systems Ltd ソフトウェア資源移行システム及び同移行方法
JP2012027626A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Nec Corp データ変換装置ならびにそのプログラムと方法

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