JPH11272667A - 構造化文書作成方法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

構造化文書作成方法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラムを格納した記憶媒体

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JPH11272667A
JPH11272667A JP10368280A JP36828098A JPH11272667A JP H11272667 A JPH11272667 A JP H11272667A JP 10368280 A JP10368280 A JP 10368280A JP 36828098 A JP36828098 A JP 36828098A JP H11272667 A JPH11272667 A JP H11272667A
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Tetsuro Motoyama
モトヤマ テツロウ
Curtis Fong Aberi
カーチス フォング アベリ
Anurag Bhatnagar
バラガ アヌラガ
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造化情報フォーマットでエンコードされた
情報を別の構造化情報フォーマットに変換する際、変換
のためのマッピングをユーザにインタラクティブに定義
させる。 【解決手段】 第1の構造化情報フォーマットの変換用
要素を選択し、第1の構造化情報フォーマットの要素の
プロパティを判定し、第1の構造化情報フォーマットの
要素に対応する第2の構造化情報フォーマットの要素を
ユーザによってインタラクティブに入力させる。そし
て、第2の構造化情報を処理し、第1の構造化情報フォ
ーマットの要素を対応する第2の構造化情報フォーマッ
トの要素に変換するルールを作成し、このルールを出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化文書を別の
種類の構造化文書にするような構造化文書作成方法、構
造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラムを格
納した記憶媒体に関する。より詳しくは、マークアップ
言語フォーマット、データベース情報フォーマット、I
SO/IEC9070ネーミング配列、UNIXファイ
ルネーム配列、あるいは、DOSファイルネーム配列に
エンコードされた文書を処理し、別のマークアップ言語
フォーマット、別のデータベース情報フォーマット、I
SO/IEC9070ネーミング配列、UNIXファイ
ルネーム配列、あるいは、DOSファイルネーム配列に
変換する技術に関する。また、より詳しくは、変換のた
めのマッピングをユーザにインタラクティブに明示する
技術にも関する。
【0002】
【従来の技術】SGML(Standard Generalized Makeu
p Language )は、ISO 8879:1986とし
て、また、内容、インデックス及びリンク情報を保つ独
立したプラットフォーム及び独立したアプリケーション
を提供する手段として、国際標準化機構(ISO)によ
って採用された情報管理基準である。SGMLは、文法
的なリンク構造をユーザに提供し、文書構造及び文書中
における構造を示すのに用いられるタグを定義する。S
GMLに関する完全な記述は、"Goldfarb, C.F., The S
GML Handbook, Oxford University Press, Oxford, 199
0""McGrath, S., Parseme. 1st : SGML for Software D
evelopers, Prentice HallPTR, New Jersey, 1998"にな
されている。
【0003】HTML(Hyper Text Makeup Language)
は、テキストやグラフックス等の要素をマークするタグ
を用いるSGMLの応用である。マークされる要素は、
文書中において、ウエブブラウザがユーザに対してどの
ようにそれらの要素を表示すべきかとか、キーの押下や
マウスのクリック等によるリンクのアクティベーション
のようなユーザの動作にどのように応じるべきかという
ようなことを指示する。HTMLは、WWW(World Wi
de Web:ワールドワイドウエブ)上での文書に用いられ
ている。ここで、IETF(Internet Task Force)に
よって定義されたHTML 2.0は、WWW上で広く
用いられた最初のバージョンのHTMLであり、199
5年現在では、全てのウエブブラウザに共通するHTM
Lの特徴を含んでいる。将来的なHTMLの開発は、W
3C(World wide Web Consortium)によって実行され
る予定である。最新の標準案であるHTML 3.2
は、1996年初頭現在、広く実行される特徴を組み入
れている。SGML及びHTMLの特徴は、"Brasley,
N., The Concise <SGML> Companion, Addison Wesley L
ondon, New York, 1997"に記述されている。
【0004】マークアップ言語は、一般的に、コード化
されていないテキストやグラフックス、その他の種類の
ファイルをプリンタやディスプレイ、その他の出力装置
上でどのようにフォーマットするかとか、そのコンテン
ツをどのようにインデックスしたりリンクさせたりする
か、というようなことを指示するテキストファイルにお
けるコードのセットである。歴史的には、「マークアッ
プ」という言葉は、文書を手書きし、これをタイプ打ち
するために秘書のところに持っていくという設定から用
いられている。最終的な仕上げを得る前の文書の作成・
校正中、文章の入れ替えやセンタリングを指示したり、
太字にするとかイタリックにすると言うようなことを指
示したり、新しい段落を示すシンボルを新しい段落に加
えて文章の挿入を指示する、というような必要な作業を
指示するために、仕上げ前の中間的な文書に注釈やマー
クを入れる、というのが「マークアップ」という言葉の
由来である。
【0005】マークアップ言語は、テキスト中へタグを
挿入することによって上述したようなことと似ている効
果を果たすシンボル手段を設けている。例えば、HTM
Lでは、テキストのストリング(文字列)に挿入された
<p>は、フォーマットされる新たな段落を示す。また、
エンドタグは、特定の要求されたフォーマットを終了さ
せる。HTMLでは、</p>は、現在のパラグラフの終
了を示す。<B>は、後に続くテキストを太字フォーマッ
トにすることを示す。そして、</B>は、後に続くテキ
ストについて、太字フォーマットを終了することを示
す。このように、マークアップ言語は、文書やその他の
ファイルに対し、プラットフォームの規制をなくし、ア
プリケーション間に高度な提携性をもたらす。
【0006】ISO及びIEC(International Electr
otechnical Commission)は、世界標準化のための特別
なシステムを形成している。ISO/IEC 907
0:1991(E)は、世界標準である。
【0007】UNIX及びDOSは、コンピュータのオ
ペレーティングシステムとして広く知られている。UN
IX及びDOSの双方は、ルートディレクトリから子孫
ディレクトリを通ってディレクトリファイルネームを持
たないリーフノードにパスするファイルネーム構造をサ
ポートしている。
【0008】データプロセッサがマークアップ言語にエ
ンコードされた文書を自動的に別のフォーマットに変換
するような処理システムが広く知られている。例えば、
SGMLにエンコードされた文書をユーザが見ることが
できるようなフォーマットされた出力に処理するような
ソフトウエアがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このソ
フトウエアは、SGMLのタグのマッピングを別のフォ
ーマットに定義する場合、このような処理をユーザにイ
ンタラクティブ(対話的)に提供するものではない。
【0010】したがって、本発明の目的は、構造化情報
フォーマットでエンコードされた情報を別の構造化情報
フォーマットに変換するという処理を行うことができ、
この際、変換のためのマッピングをユーザにインタラク
ティブに定義させることができる構造化文書作成方法、
構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラムを
格納した記憶媒体を得ることである。この場合、構造化
情報は、典型的には、マークアップ言語、データベース
情報フォーマット、ISO/IEC 9070ネーミン
グ構造、UNIXファイルネーム構造、及びDOSファ
イルネーム構造である。
【0011】本発明の別の目的は、SGML文書をHT
ML文書に変換し、この際、変換のためのマッピングを
ユーザにインタラクティブに定義させることができる構
造化文書作成方法、構造化文書作成装置及び構造化文書
作成用プログラムを格納した記憶媒体を得ることであ
る。
【0012】本発明の別の目的は、データベースフォー
マット情報を別のデータベースフォーマット情報に変換
し、この際、変換のためのマッピングをユーザにインタ
ラクティブに定義させることができる構造化文書作成方
法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラ
ムを格納した記憶媒体を得ることである。
【0013】本発明の別の目的は、ISO/IEC 9
070ネーミング構造をUNIXファイルネーム構造に
変換し、この際、変換のためのマッピングをユーザにイ
ンタラクティブに定義させることができる構造化文書作
成方法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プロ
グラムを格納した記憶媒体を得ることである。
【0014】本発明の別の目的は、ISO/IEC 9
070ネーミング構造をDOSファイルネーム構造に変
換し、この際、変換のためのマッピングをユーザにイン
タラクティブに定義させることができる構造化文書作成
方法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログ
ラムを格納した記憶媒体を得ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の構造化文
書作成方法の発明は、構造化フォーマット中で情報を処
理するコンピュータで実行可能な方法であって、(a)
第1の構造化情報フォーマットの変換用要素を選択する
過程と、(b)第1の構造化情報フォーマットの要素の
プロパティを判定する過程と、(c)第1の構造化情報
フォーマットの要素に対応する第2の構造化情報フォー
マットの要素をユーザによってインタラクティブに入力
する過程と、(d)第2の構造化情報を処理し、第1の
構造化情報フォーマットの要素を対応する第1の構造化
情報フォーマットの要素に変換するルールを作成する過
程と、(e)ルールを出力する過程と、を備える。
【0016】このような請求項1記載の発明(その1)
については、次に示すような各種の実施の態様が考えら
れる。
【0017】まず、第1の構造化情報フォーマットはI
SO/IEC9070パブリック識別子ネーミングフォ
ーマットを含み、第2の構造化情報フォーマットはオペ
レーティングシステムファイルネームフォーマットを含
み、第2の構造化情報を処理する過程では、オペレーテ
ィングシステムファイルネームフォーマット要素を処理
し、ISO/IEC9070パブリック識別子ネーミン
グフォーマット要素を対応するオペレーティングシステ
ムファイルネームフォーマット要素に変換するためのル
ールを作成する(その2)。
【0018】次いで、第1の構造化情報フォーマットは
第1のデータベース変数ネームフォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のデータベース変数
ネームフォーマットを含み、第2の構造化情報を処理す
る過程では、第2のデータベース変数フォーマット要素
を処理し、第1のデータベース変数ネームフォーマット
要素を対応する第2のデータベース変数要素に変換する
ルールを作成する(その3)。
【0019】次いで、構造化フォーマットはマークアッ
プ言語フォーマットを含み、第1の構造化情報フォーマ
ットは第1のマークアップ言語フォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のマークアップ言語
フォーマットを含み、第2の構造化情報を処理する過程
では、第2のマークアップ言語フォーマット要素を処理
し、第1のマークアップ言語要素を対応する第2のマー
クアップ言語フォーマット要素に変換するルールを作成
する(その4)。
【0020】このようなその4の発明において、第1の
マークアップ言語フォーマットはSGMLを含み、第2
のマークアップ言語フォーマットはHTMLを含み、第
2の構造化情報を処理する過程では、第2のマークアッ
プ言語フォーマットのHTML要素を処理し、第1のマ
ークアップ言語のSGML要素を対応する第2のマーク
アップ言語フォーマットのHTML要素に変換するルー
ルを作成する(その5)。
【0021】次いで、第2の構造化情報を処理する過程
は、第1の構造化情報フォーマットの要素を対応する第
2の構造化情報フォーマットの要素に変換する条件を判
定する過程と、第2の構造化情報フォーマットの要素を
処理し、第1の構造化情報フォーマットの要素を対応す
る第2の構造化情報フォーマットの要素に変換するルー
ルを作成する過程と、から構成されている(その6)。
【0022】次いで、ルールを出力する過程は、ルール
をマップに出力する(その7)。
【0023】このようなその7の発明において、第1の
構造化情報フォーマットの第2の要素のために過程
(a)から過程(e)を繰り返す(その8)。
【0024】次いで、過程(c)は、(c−1)ユーザ
によって入力された要素のプロパティを判定する過程
と、(c−2)過程(c−1)がユーザによって入力さ
れた要素が属性を含むプロパティを備えていると判定し
た場合、第2の構造化情報の第2の要素の属性値を入力
するためのソースをユーザから入力する過程と、から構
成されている(その9)。
【0025】このようなその9の発明において、(f)
ユーザにより入力されたソースを検査する過程と、
(g)ユーザによって入力されたソースが使用されてい
ないソースである場合に、第2の構造化情報フォーマッ
トの属性値にヌル値を割り当てる過程と、を更に備える
(その10)。
【0026】また、その9の発明において、(f)ユー
ザにより入力されたソースを検査する過程と、(g)ユ
ーザによって入力されたソースがシステムソースである
場合に、第2の構造化情報フォーマットの属性値にシス
テム値を割り当てる過程と、を更に備える(その1
1)。
【0027】また、その9の発明において、(f)ユー
ザにより入力されたソースを検査する過程と、(g)ユ
ーザによって入力されたソースが第1の構造化情報フォ
ーマットの属性ソースである場合に、第2の構造化情報
フォーマットの属性値に第1の構造化情報フォーマット
の属性値を割り当てる過程と、を更に備える(その1
2)。
【0028】また、その9の発明において、(f)ユー
ザにより入力されたソースを検査する過程と、(g)ユ
ーザによって入力されたソースが第1の構造化情報フォ
ーマットのコンテントソースである場合に、第2の構造
化情報フォーマットの属性値に第1の構造化情報フォー
マットのコンテント値を割り当てる過程と、を更に備え
る(その13)。
【0029】また、その9の発明において、(f)ユー
ザにより入力されたソースを検査する過程と、(g)ユ
ーザによって入力されたソースが使用されているユーザ
入力ソースである場合、ユーザ入力値をインタラクティ
ブに入力する過程と、(h)ユーザによって入力された
ソースが使用されているユーザ入力ソースである場合
に、第2の構造化情報フォーマットの属性値にユーザ入
力値を割り当てる過程と、を更に備える(その14)。
【0030】次いで、その7の発明において、(f)マ
ップを入力する過程と、(g)第1の構造化情報フォー
マットファイルを入力する過程と、(h)第1の構造化
情報フォーマットファイル及びマップを処理し、第1の
構造化情報フォーマットファイルを第2の構造化情報フ
ォーマットファイルに変換する過程と、(i)第2の構
造化情報フォーマットファイルを出力する過程と、を更
に備える(その15)。
【0031】このようなその15の発明において、過程
(h)は、更に、(h−1)第2の構造化情報フォーマ
ットの構造的定義を入力する過程と、(h−2)第1の
構造化情報フォーマットファイルから第1の構造化情報
フォーマットの要素を得る過程と、(h−3)第1の構
造化情報フォーマットの要素を複数の第1の構造化情報
フォーマットコンポーネントに処理する過程と、から構
成されている(その16)。
【0032】このようなその16の発明において、過程
(h)は、更に、(h−4)複数の第1の構造化情報フ
ォーマットコンポーネントから第1の構造化情報フォー
マットを得る過程と、(h−5)複数の第1の構造化情
報フォーマットコンポーネントを第2の構造化情報フォ
ーマットストリングに処理する過程と、(h−6)第2
の構造化情報フォーマットストリングを出力する過程
と、から構成されている(その17)。
【0033】このようなその17の発明において、過程
(h−5)は、更に、第1の構造化情報コンポーネント
がテキストを含んでいるかどうかを判定する過程と、第
1の構造化情報フォーマットコンポーネントがテキスト
を含んでいると判定された場合には、第1の構造化情報
フォーマットコンポーネントからテキストストリングを
得る過程と、第1の構造化情報フォーマットコンポーネ
ントがテキストを含んでいると判定された場合には、テ
キストストリングを出力する過程と、から構成されてい
る(その18)。
【0034】また、その17の発明において、過程(h
−5)は、更に、第1の構造化情報フォーマットコンポ
ーネントが第1の構造化情報フォーマットタグを含んで
いるかどうかを判定する過程と、第1の構造化情報フォ
ーマットコンポーネントが第1の構造化情報フォーマッ
トタグを含んでいると判定された場合には、第1の構造
化情報フォーマットコンポーネントを第2の構造化情報
フォーマットストリングに処理する過程と、から構成さ
れている(その19)。
【0035】次いで、その1の発明は、(f)第1の構
造化情報フォーマットの変換のために第2の要素を選択
する過程と、(g)第1の構造化情報フォーマットの第
2の要素のプロパティを判定する過程と、(h)第1の
構造化情報フォーマットの第2の要素上で実行される変
換の選択をユーザからインタラクティブに入力する過程
と、(i)第1の構造化情報フォーマットの第2の要素
を対応する第2の構造化情報フォーマットの要素に変換
するルールを作成するために、ユーザによって入力され
る変換の選択を処理する過程と、(j)ルールを出力す
る過程と、を更に備える(その20)。
【0036】このようなその20の発明において、処理
過程(i)は、更に、ユーザによって入力された変換の
選択がヌル変換が実行されることを示す場合に、第1の
構造化情報フォーマットの第2の要素をヌルストリング
にマップするルールを作成する過程を備える(その2
1)。
【0037】また、その20の発明において、処理過程
(i)は、更に、ユーザによって入力された変換の選択
が、第1の構造化情報フォーマットの第2の要素を第1
の構造化情報フォーマットの第2の要素のコピーに変換
することを指示している場合には、第1の構造化情報フ
ォーマットの第2の要素を第1の構造化情報フォーマッ
トの第2の要素のコピーにマップするルールを作成する
過程を備える(その22)。
【0038】請求項2記載の構造化文書作成装置の発明
は、構造化フォーマット中で情報を処理する装置であっ
て、第1の構造化情報フォーマットの変換のために要素
を選択する第1の要素選択手段と、第1の構造化情報フ
ォーマットの要素のプロパティを判定する第1のプロパ
ティ判定手段と、第1の構造化情報フォーマットに対応
する第2の構造化情報の要素をユーザからインタラクテ
ィブに入力する入力手段と、第2の構造化情報フォーマ
ットの要素を処理し、第1の構造化情報フォーマットの
要素を対応する第1の構造化情報フォーマットの要素に
変換するルールを作成する処理手段と、ルールを出力す
る出力手段と、を備える。
【0039】このような請求項2記載の発明(その2
3)については、次に示すような各種の実施の態様が考
えられる。
【0040】まず、第1の構造化情報フォーマットはI
SO/IEC9070パブリック識別子ネーミングフォ
ーマットを含み、第2の構造化情報フォーマットはオペ
レーティングシステムファイルネームフォーマットを含
み、処理手段は、オペレーティングシステムファイルネ
ームフォーマット要素を処理し、ISO/IEC907
0パブリック識別子ネーミングフォーマット要素を対応
するオペレーティングシステムファイルネームフォーマ
ット要素に変換するためのルールを作成する手段を備え
る(その24)。
【0041】次いで、第1の構造化情報フォーマットは
第1のデータベース変数ネームフォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のデータベース変数
ネームフォーマットを含み、処理手段は、第2のデータ
ベース変数フォーマット要素を処理し、第1のデータベ
ース変数ネームフォーマット要素を対応する第2のデー
タベース変数要素に変換するルールを作成する手段を備
える(その25)。
【0042】次いで、構造化フォーマットはマークアッ
プ言語フォーマットを含み、第1の構造化情報フォーマ
ットは第1のマークアップ言語フォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のマークアップ言語
フォーマットを含み、処理手段は、第2のマークアップ
言語フォーマット要素を処理し、第1のマークアップ言
語要素を対応する第2のマークアップ言語フォーマット
要素に変換するルールを作成するマークアップ言語処理
手段を備える(その26)。
【0043】このようなその26の発明において、第1
のマークアップ言語フォーマットはSGMLを含み、第
2のマークアップ言語フォーマットはHTMLを含み、
処理手段は、第2のマークアップ言語フォーマットのH
TML要素を処理し、第1のマークアップ言語のSGM
L要素を対応する第2のマークアップ言語フォーマット
のSGML要素に変換するルールを作成する手段を備え
る(その27)。
【0044】次いで、処理手段は、第1の構造化情報フ
ォーマットの要素を対応する第2の構造化情報フォーマ
ットの要素に変換する条件を判定する過程と、第2の構
造化情報フォーマットの要素を処理し、第1の構造化情
報フォーマットの要素を対応する第2の構造化情報フォ
ーマットの要素に変換するルールを作成する過程と、か
ら構成されている(その28)。
【0045】次いで、出力手段は、ルールをマップに出
力する(その29)。
【0046】このようなその29の発明において、第1
の構造化情報フォーマットの変換のために第2の要素を
選択する第2の要素選択手段を備える(その30)。
【0047】次いで、入力手段は、ユーザによって入力
された要素のプロパティを判定するための第2のプロパ
ティ判定手段と、ユーザによって入力された第2の構造
化情報フォーマットの要素の第2の構造化情報フォーマ
ットの属性値を入力するためのソースをユーザから入力
する手段と、を備える(その31)。
【0048】このようなその31の発明において、ユー
ザにより入力されたソースを検査する手段と、第2の構
造化情報フォーマットの属性値に値を割り当てるために
用いられるソースを判定するソース判定手段と、ソース
が使用されていないとソース判定手段が判定した場合
に、第2の構造化情報フォーマットの属性値にヌル値を
割り当てる手段と、を更に備える(その32)。
【0049】また、その31の発明において、ユーザに
より入力されたソースを検査する手段と、第2の構造化
情報フォーマットの属性値に値を割り当てるために用い
られるソースを判定するソース判定手段と、システム値
が使用されているとソース判定手段が判定した場合に、
第2の構造化情報フォーマットの属性値にシステム値を
割り当てる手段と、を更に備える(その33)。
【0050】また、その31の発明において、ユーザに
より入力されたソースを検査する手段と、第2の構造化
情報フォーマットの属性値に値を割り当てるために用い
られるソースを判定するソース判定手段と、第1の構造
化情報フォーマットの属性ソースが使用されているとソ
ース判定手段が判定した場合に、第2の構造化情報フォ
ーマットの属性値に第1の構造化情報フォーマットの属
性値を割り当てる手段と、を更に備える(その34)。
【0051】また、その31の発明において、ユーザに
より入力されたソースを検査する手段と、第2の構造化
情報フォーマットの属性値に値を割り当てるために用い
られるソースを判定するソース判定手段と、第1の構造
化情報フォーマットのコンテントソースが使用されてい
るとソース判定手段が判定した場合に、第2の構造化情
報フォーマットの属性値に第1の構造化情報フォーマッ
トのコンテント値を割り当てる手段と、を更に備える
(その35)。
【0052】また、その31の発明において、ユーザに
より入力されたソースを検査する手段と、第2の構造化
情報フォーマットの属性値に値を割り当てるために用い
られるソースを判定するソース判定手段と、ユーザ入力
ソースが使用されているとソース判定手段が判定した場
合に、ユーザ入力値をインタラクティブに入力する手段
と、ユーザ入力ソースが使用されているとソース判定手
段が判定した場合に、第2の構造化情報フォーマットの
属性値にユーザ入力値を割り当てる手段と、を更に備え
る(その36)。
【0053】次いで、その29の発明は、更に、マップ
を入力する手段と、第1の構造化情報フォーマットファ
イルを入力する手段と、第1の構造化情報フォーマット
ファイル及びマップを処理し、第1の構造化情報フォー
マットファイルを第2の構造化情報フォーマットファイ
ルに変換する変換処理手段と、第2の構造化情報フォー
マットファイルを出力する手段と、を更に備える(その
37)。
【0054】このようなその37の発明において、変換
処理手段は、更に、第2の構造化情報フォーマットの構
造的定義を入力する手段と、第1の構造化情報フォーマ
ットファイルから第1の構造化情報フォーマットの要素
を得る手段と、第1の構造化情報フォーマットの要素を
複数の第1の構造化情報フォーマットコンポーネントに
処理する手段と、から構成されている(その38)。
【0055】このようなその38の発明において、変換
処理手段は、更に、第1の構造化情報フォーマットコン
ポーネントから第1の構造化情報フォーマットを得る手
段と、第1の構造化情報フォーマットコンポーネントを
第2の構造化情報フォーマットストリングに処理する手
段と、第2の構造化情報フォーマットストリングを出力
する手段と、から構成されている(その39)。
【0056】このようなその39の発明において、第1
の構造化情報フォーマットコンポーネントを第2の構造
化情報フォーマットストリングに処理する手段は、第1
の構造化情報コンポーネントがテキストを含んでいるか
どうかを判定するテキスト判定手段と、第1の構造化情
報フォーマットコンポーネントがテキストを含んでいる
と判定された場合には、第1の構造化情報フォーマット
コンポーネントからテキストストリングを得る手段と、
第1の構造化情報フォーマットコンポーネントがテキス
トを含んでいると判定された場合には、テキストストリ
ングを出力する手段と、から構成されている(その4
0)。
【0057】また、その39の発明において、第1の構
造化情報フォーマットコンポーネントを第2の構造化情
報フォーマットストリングに処理する手段は、第1の構
造化情報フォーマットコンポーネントが第1の構造化情
報フォーマットタグを含んでいるかどうかを判定するタ
グ判定手段と、第1の構造化情報フォーマットコンポー
ネントが第1の構造化情報フォーマットタグを含んでい
ると判定された場合には、第1の構造化情報フォーマッ
トコンポーネントを第2の構造化情報フォーマットスト
リングに処理する手段と、から構成されている(その4
1)。
【0058】次いで、その23の発明は、第1の構造化
情報フォーマットの変換のために第2の要素を選択する
第2の要素選択手段と、第1の構造化情報フォーマット
の第2の要素のプロパティを判定する第1のプロパティ
判定手段と、第1の構造化情報フォーマットの第2の要
素上で実行される変換の選択をユーザからインタラクテ
ィブに入力する手段と、第1の構造化情報フォーマット
の第2の要素を対応する第2の構造化情報フォーマット
の要素に変換するルールを作成するために、ユーザによ
って入力される変換の選択を処理するルール作成処理手
段と、ルールを出力する手段と、を更に備える(その4
2)。
【0059】このようなその42の発明において、ルー
ル作成処理手段は、更に、ユーザによって入力された変
換の選択を判定する選択判定手段と、ユーザによって入
力された変換の選択がヌル変換が実行されることを示す
場合に、第1の構造化情報フォーマットの第2の要素を
ヌルストリングにマップするルールを作成する手段と、
を備える(その43)。
【0060】また、その42の発明において、ルール作
成処理手段は、更に、ユーザによって入力された変換の
選択を判定する選択判定手段と、ユーザによって入力さ
れた変換の選択が、第1の構造化情報フォーマットの第
2の要素を第1の構造化情報フォーマットの第2の要素
のコピーに変換することを指示している場合には、第1
の構造化情報フォーマットの第2の要素を第1の構造化
情報フォーマットの第2の要素のコピーにマップするル
ールを作成する手段と、を備える(その44)。
【0061】請求項3記載の構造化文書作成用プログラ
ムを格納した記憶媒体の発明は、構造化フォーマット中
で情報を処理するコンピュータ読み取り可能なプログラ
ムを格納する記憶媒体であって、第1の構造化情報フォ
ーマットの変換のために要素を選択する第1の要素選択
手段と、第1の構造化情報フォーマットの要素のプロパ
ティを判定する第1のプロパティ判定手段と、第1の構
造化情報フォーマットに対応する第2の構造化情報の要
素をユーザからインタラクティブに入力する入力手段
と、第2の構造化情報フォーマットの要素を処理し、第
1の構造化情報フォーマットの要素を対応する第1の構
造化情報フォーマットの要素に変換するルールを作成す
る処理手段と、ルールを出力する出力手段と、をコンピ
ュータに実行させるコンピュータ読み取り可能なプログ
ラムを格納する。
【0062】このような請求項3記載の発明(その4
5)については、次に示すような各種の実施の態様が考
えられる。
【0063】まず、第1の構造化情報フォーマットはI
SO/IEC9070パブリック識別子ネーミングフォ
ーマットを含み、第2の構造化情報フォーマットはオペ
レーティングシステムファイルネームフォーマットを含
み、処理手段は、オペレーティングシステムファイルネ
ームフォーマットを処理し、ISO/IEC9070パ
ブリック識別子ネーミングフォーマットを対応するオペ
レーティングシステムファイルネームフォーマットに変
換するためのルールを作成する手段を備える(その4
6)。
【0064】次いで、第1の構造化情報フォーマットは
第1のデータベース変数ネームフォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のデータベース変数
ネームフォーマットを含み、処理手段は、第2のデータ
ベース変数フォーマット要素を処理し、第1のデータベ
ース変数ネームフォーマット要素を対応する第2のデー
タベース変数要素に変換するルールを作成する手段を備
える(その47)。
【0065】次いで、構造化フォーマットはマークアッ
プ言語フォーマットを含み、第1の構造化情報フォーマ
ットは第1のマークアップ言語フォーマットを含み、第
2の構造化情報フォーマットは第2のマークアップ言語
フォーマットを含み、処理手段は、第2のマークアップ
言語フォーマット要素を処理し、第1のマークアップ言
語要素を対応する第2のマークアップ言語フォーマット
要素に変換するルールを作成する手段を備える(その4
8)。
【0066】このようなその48の発明において、第1
のマークアップ言語フォーマットはSGMLを含み、第
2のマークアップ言語フォーマットはHTMLを含み、
処理手段は、第2のマークアップ言語フォーマットのH
TML要素を処理し、第1のマークアップ言語のSGM
L要素を対応する第2のマークアップ言語フォーマット
のSGML要素に変換するルールを作成する手段を備え
る(その49)。
【0067】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を図面に基づ
いて説明する。
【0068】文書型定義(DTD)から文書型定義マッ
ピングをする場合の問題は、SGMLインスタンス(実
現値)から文書型定義に基づくHTMLインスタンスに
デフォルトマッピングされるということである。SGM
Lタグは、ゼロかHTMLタグかのいずれかにマッピン
グされ、HTML属性ソースがマッピングに特定されな
ければならない。このような問題をより数学的に考える
と、次のようになる。
【0069】SSはSGML文書型定義によって生成さ
れたスペースとする。ここで、 SS={Si|i=0,…,m},Si=<Tag Namei,Att
ribute Seti> そして、 Attribute Seti={Attributej of Tag Nameij=0,
…,ni}+φ である。同様に、HHを、W3C(World Wide Web Con
sortium)により特定されたHTML文書型定義によっ
て生成されたスペースであるとする。つまり、 HH={Hi|i=0,…,k} である。ここで、Hiは、上記Siに対応する。更に、H
Gを、HHの所望の数のセットからなるHHによって生
成されたスペースであるとする。すると、 HG={null,<H0>,<H1>,…,<H0,H1>,<H0
2>,…,<H1,H0>,…} となる。マップされるHTMLタグのシーケンスは、H
Gに見出しやすい。そして、SGMLタグからHTML
タグへのマッピングは、関数(Function) F:SS→HG+{not−assigned} である。
【0070】ここでは、{}はセットを示し、<…>は所
望のセットを示し、+は結合を示す。
【0071】HGGをSS,F(SS)及びHHから生
成されたセットにする。HGGは、3つ揃いの所望のセ
ット又は0からなる。3つ揃いというのは、Si,F
(Si)及び<HTML Tag Name,an Attribute >から
なる。HTML Tag Name は、F(Si)中のHjに属し
ている。H0がAttr0及びAttr1 を持ち、H6がAttr0
もち、S0及びS1が<H0>及び<H3,H6>にそれぞれマ
ップされているとする。すると、 HGG={null,<S0,<H0>,<H0 Tag Name,Attr0>
>,<S0,<H0>,<H0 Tag Name,Attr1>>,…,<S1
<H3,H6>,<H6 Tag Name,Attr0>>,…} となる。そして、SAtrをHTML属性値のソースに
する。すると、 Satr=AS+AC+{user input}+Null となる。ASは、所望のタグネームのセット及び一つの
属性ネームであり、ACはキャラクタデータコンテント
でのタグネームのセットである。そして、属性ソースの
同一性は、HGGからSatrにマッピングする関数
(function)Gであり、 G:HGG→SAtr と示される。
【0072】SGMLに関する完全な記述は、"Goldfar
b, C.F., The SGML Handbook, Oxford University Pres
s, Oxford, 1990""McGrath, S., Parseme. 1st : SGML
for Software Developers, Prentice HallPTR, New Jer
sey, 1998"になされている。
【0073】図1(a)のSGML文書型定義の一例及
び図1(b)のマッピング例と共に、図1(c)に一例
を示すSGML文書は図1(d)のHTML文書を生成
する変換処理に利用されている。図1(a)のSGML
及び図1(c)のSGML文書は、図1(c)のSGM
L文書の構造的コンポーネントを生成するために共にパ
ースされる。これらのコンポーネントは、図1(b)の
マップと共に利用され、図1(c)のSGML文書を図
1(d)のHTML文書に変換する。パース及び変換の
詳細については、図5〜図8及び図27〜図35に基づ
いて以下に説明する。
【0074】図1(a)の22行は、SGML文書型定
義ファイルのネームを格納するコメント行である。24
行は、要素t1,t2,t3及びt4を含むモデルグル
ープを格納する要素宣言である。24行の「?」は、要
素がオプショナルであることを指示している。24行の
」は、モデルグループが有効な要素tで数回生ず
ることがあり、生じないこともあることを指示してい
る。この例では、図1(c)のSGML文書は、64行
〜70行のグループで、要素t1,t2,t3及びt4
を格納する有効な要素tを表している。
【0075】図1(a)の26行は、CDATA(文字
データ)タイプのコンテント(内容)を持つ要素宣言で
ある。CDATAは、要素が一般的なキャラクタからな
る値を持つことを意味している。この例では、図1
(c)のSGML文書は、「1.Hi Larry」と
いう一般的なキャラクタの文字列(ストリング)をコン
テントとして持つ64行の要素t1を含んでいる。通
常、要素のコンテントは、コンテントに先立つ要素であ
るスタートタグやコンテントの後の要素であるエンドタ
グによって限定されることはない。スタートタグは、典
型的には、要素のネームが続く「<」というキャラクタ
を含む。そして、「>」の後には、属性情報のようなオ
プショナルな要素情報が続く。エンドタグは、要素のネ
ームが続く「<」と、その後に続く「>」とを含んでい
る。SGMLでは、「<」及び「>」が定義されず、他の
キャラクタに置き換えることができる。図1(a)の2
8行は、要素t1の属性リスト宣言である。属性は、要
素の異なるインスタンスのための異なる値を取る要素の
プロパティである。例えば、「人物(person)」という
要素は、「名前(name)」、「年齢(age)」及び「髪
の色(haircolor)」というような属性の属性リストを
持っている。例えば、特定の第1の人物は、「名前=Jo
e Smith」、「年齢=27」、「髪の色=茶色」という
属性を持ち、別の第2の人物は、「名前=Sally Jone
s」、「年齢=45」、「髪の色=赤色」という属性を
持つ、という具合である。そして、もしも第2の人物が
髪の色の属性を変えたいとするなら、異なる値の属性に
よって、例えば、「髪の色=ブロンド」というように、
容易に属性変更が可能である。図1(a)の28行で
は、CDATAタイプの「ネーム(name)」という属性
が含まれている。キャラクタ文字列「♯REQURED 」は、
属性が特定されなければならないことを指示する属性値
である。例えば、図1(c)のSGML文書では、64
行の要素t1は、この要素t1のネーム属性として割り
当てられている「hilarry」のキャラクタコンテント値
を持っている。
【0076】図1(a)の30行は、CDATAタイプ
の要素t2の要素宣言である。32行はCDATAタイ
プの要素t3の要素宣言である。34行はCDATAタ
イプの要素t4の要素宣言である。
【0077】図1(b)のSGMLからHTMLへのマ
ッピングでは、42行はHTMLタグ及びテキストの文
字列への24行のt要素のマッピングルールを示す。4
4行は26行の要素t1のHTMLタグの文字列へのマ
ッピングルールを示す。44行のダブルクオーテイショ
ン間の文字は、属性値というよりはルールである。46
行は、30行の属性t2のHTMLタグへのマッピング
ルールを示す。48行は、32行の要素t3のHTML
タグへのマッピングルールを示す。50行は、34行の
要素t4のHTMLタグの文字列へのマッピングルール
を示す。50行のダブルクオーテイション間の文字は、
属性値というよりもルールである。
【0078】図1(c)のSGML文書の例では、60
行は、文書タイプのSGML文書を示す。このSGML
文書は、システムファイル中に見出されるSGML文書
に対応する文書型定義を伴う「t」となる。62行は、
文書スタートタグである「<t>」を含んでいる。これ
は、62行に続く行に、ライン24の要素tのために図
1(a)の文書型定義で定義されたフォーマットが続く
であろうこと指示している。64、66、68及び70
行は、図1(a)の24行に示される要素tの構成部分
の一例であり、図1(c)のSGML文書として定義さ
れている。72行は、文書の終了を示す文書エンドタグ
「</t>」を含んでいる。
【0079】図1(d)のHTML文書葉、図1(a)
のSGML文書型定義、図1(b)のマッピング及び図
1(c)のSGML文書を利用する変換処理の出力であ
る。図1(d)の82、84、86、88、90、92
及び94行は、図1(a)〜図1(c)のそれぞれに含
まれている情報から生成される。
【0080】ここで、図1(d)に示されている出力文
書を生成するための図1(a)〜図1(c)に示されて
いる入力ファイル例の処理について説明する。第一に、
図1(c)の60行のSGML文書は、入力SGMLの
文書タイプと、SGML文書文書型定義が格納されるシ
ステムファイルの名前とを判定する。これは、変換ユニ
ットに、図1(d)の80行に示されるDOCTYPE
SGMLタグを出力し、現在のSGML文書のための
文書型定義にアクセスしている参照システムファイルを
開く、ということを生じさせる。文書型定義が現在のS
GML文書に対応するかを判定するために、チェックが
実行される。次いで、62行のSGMLタグがパースさ
れ、これによって、現在のSGMLタグは「<t>」とな
る。図1(b)のマップは、現在のSGMLタグが現在
のSGMLタグのためのスタートタグであるかどうかを
判定するために参照され、HTMLタグ文字列にマップ
する(42行参照)。HTMLタグである「<html
>」は現在のSGMLタグである「<t>」として保存さ
れ、図1(d)の82行に出力される。そして、HTM
Lタグのサブ文字列である「<title>Title</title>」
は図1(d)の84行に出力される。
【0081】ここで、図1(c)の64行の文字列にお
ける最初のSGMLタグが得られる。現在のSGMLタ
グは、「<t1>」となる。変換モジュールは、現在のS
GMLタグのために現在の属性ネーム及び属性値を得
る。これは、「name」という属性ネームで「hilarry」
という属性値である。図1(a)の文書型定義は、SG
MLタグが、図1(a)の26行で定義されたSGML
要素に、図1(a)の28行で確立された属性リストの
対応と共に対応するかを判定するために調査される。図
1(b)は、現在のSGMLタグのルールが44行であ
るかを判定するために分析される。SGML要素t1の
ためにネーム属性の現在値(現在は「hilarry」)が続
くマップされたHTML文字列「<H3><A NAME=」
は、図1(d)の86行にHTML文書として出力され
る。HTMLタグである「<H3>」及び「<A>」は、現
在のSGMLタグとして保存される。次いで、パーサ
は、図1(d)の86行上にHTMLファイルとして出
力されるテキストを認識する。そして、パーサは、現在
「<t1>」として保存されている全てのHTMLタグの
ためのポイントエンドタグが、タグが保存される反要求
として図1(d)の86行にHTML文書として出力さ
れる位置で、SGMLエンドタグ「</t1>」を認識す
る。
【0082】次いで、パーサは、図1(c)の66行に
SGMLタグ「<t2>」を認識する。変換モジュール
は、図1(b)の46行のマップルールを利用し、図1
(d)の88行に示されるようにHTMLタグ「<P>」
を出力する。そして、現在のSGMLタグ「<t2>」の
ためにHTMLタグを保存する。すると、パーサは、図
1(d)の88行に示されているように、HTMLファ
イルに出力されたテキストを認識する。パーサは、テキ
ストの終了として、「<t2>」として保存された現在の
HTMLタグのためのエンドタグ「</P>」が図1
(d)の88行でHTML文書に出力される位置で、S
GMLエンドタグ「</t2>」を認識する。
【0083】すると、パーサは、図1(c)の68行か
らSGMLタグ「<t3>」を認識する。変換モジュール
は、図1(b)の48行のマップルールを利用し、図1
(d)の90行に示されるようにHTMLタグ「<P>」
を出力する。そして、現在のSGMLタグ「<t3>」の
ためにHTMLタグを保存する。すると、パーサは、図
1(d)の90行に示されているように、HTMLファ
イルに出力されたテキストを認識する。パーサは、テキ
ストの終了として、「<t3>」として保存された現在の
HTMLタグのためのエンドタグ「</P>」が図1
(d)の90行でHTML文書に出力される位置で、S
GMLエンドタグ「</t3>」を認識する。
【0084】次いで、図1(c)の70行の文字列で最
初のSGMLタグが得られる。現在のSGMLタグは
「<t4>」である。変換モジュールは、現在のSGML
タグのために現在の属性ネーム及び属性値を得る。これ
は、「name」という属性ネームで「hilarry」という属
性値である。図1(b)は、現在のSGMLタグのルー
ルが50行であるかを判定するために分析される。SG
ML要素t1のためにネーム属性の現在値(現在は「hi
larry」)が続くマップされたHTML文字列「<P><A
HPEF=“♯」は、図1(d)の92行にHTML文書と
して出力される。「>」はタグを終了するために出力さ
れる。HTMLタグである「<P>」及び「<A>」は、現
在のSGMLタグ「<t4>」として保存される。次い
で、パーサは、図1(d)の92行上にHTMLファイ
ルとして出力されるテキストを認識する。そして、パー
サは、現在「<t4>」として保存されている全てのHT
MLタグのためのポイントエンドタグが、タグが保存さ
れる反要求として図1(d)の92行にHTML文書と
して出力される位置で、SGMLエンドタグ「</t4
>」を認識する。
【0085】次いで、パーサは、図1(c)の72行に
「</t>」を認識することによって、SGML文書のエ
ンドを認識する。これは、SGMLタグ「<t>」のため
にエンドタグを指示するものと解釈される。SGMLタ
グ「<t>」のために保存されたHTMLタグが得られ、
図1(d)の94行に示されるように、「<t>」として
保存されていたタグだけが、HTMLタグ「<html
>」というエンドタグとして、HTMLタグに出力され
る。これにより、現在の文書処理が終了する。
【0086】図2は、図1(c)のHTML出力文書を
開いた結果の出力100を示す。これは、ユーザのコン
ピュータスクリーン上でのウエブブラウザによるWYS
IWYG(What You See Is What You Get )出力であ
る。この出力は、インターネット上でのWWWのユーザ
に好まれるようなフォーマットである。
【0087】図2を参照し、図1(d)の84行を利用
するブラウザによって「Title」という行が生成され
る。84行は、ブラウザによってディスプレイされるテ
キストのコンテントを限定しないスタートタグ「<title
>」とエンドタグ「</title>」とを含んでいる。図1
(d)の86行の<H3>は、ウエブブラウザに、通常の
テキストよりも太字でノンタグテキストを大きく出力す
ることを指示している。<H3>は、「1.Hi Larry」で
ある。これにより、スクリーンには、その文字が太字で
大きく示されている。88行のスタートタグ<P>は、ウ
エブブラウザに、スタートタグ及びこれに対応するエン
ドタグに制限されないノンタグテキストを表示すること
を指示している。88行のエンドタグ</P>は、現在の
段落の終了を指示し、次に続くノンタグテキストがあれ
ばこれを次行に表示すべきことをウエブブラウザに示し
ている。
【0088】図1(d)の86行の「<A name=」を含
むタグは、アンカタグである。アンカタグは、テキスト
中で位置マークをセットするために用いられる。これを
クリックすることによって、プレースマーカを持つテキ
ストにジャンプすることができる。プレースマーカは、
エンドタグ「</A>」がエンカウントされる間、ノンタ
グテキストに続く「>」中に確立される。92行は、ア
ンカタイプのアンカタグを含む。アンカタグの「>」と
対応するエンドタグ「</A>」との間の92行は、図2
のスクリーン中で、「Back to the Hi Larry greetin
g」というアンダーラインを引いたテキストに現れてい
る。このテキストは、典型的には、スクリーン上で周囲
のテキストとは異なる色で表示される。ユーザがアンダ
ーラインされたテキストをマウスでクリックすると、8
6行のアンカタグの参照によってテキストがマークさ
れ、周囲のテキストと区別して表示される。
【0089】図3及び図4は階層的なSGML文書の木
構造から、これに対応するよりフラットなHTML文書
の木構造への変換を示す。
【0090】図3及び図4は、以下のリストAないしリ
ストDの文書から引き出される。ここで、リストAない
しリストDについて説明する。リストAは、図3の木構
造に対応するSGML文書型定義(DTD)の一例であ
る。リストBは、図4の木構造に対応する文書を生成す
るために、リストAのSGML文書型定義からHTML
要素へのマッピングを示す例である。リストCは、リス
トAのSGML文書型定義に従うSGML文書を示す。
リストDは、リストCのSGML文書をHTML要素に
変換するために、リストBのマップを用いることによっ
て生成されたHTML文書である。
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
【表4】
【0095】図3の木構造は、リストAから引き出され
ている。図3の木構造は、ルートノード110を備え、
ルートノード110は、子ノードフロント112及びセ
クション114を備える。子ノードフロント112は、
子ノードタイトル116、著者118及びキーワード1
20を持つ。セクション114は、子ノードナンバー1
22、タイトル124、パラ126及びサブセクション
(1)128を持つ。著者118は、子ノードフレーム
130、サーネーム132及びタイトル134を持つ。
サブセクション(1)128は、子ノードナンバー13
6、タイトル138、パラ140及びサブセクション
(2)142を持つ。そして、サブセクション(2)1
42は、子ノードナンバー144、タイトル146及び
パラ148を持つ。このように、リストAのSGML文
書型定義に対応する図3の木構造は、5つの階層と20
のノードとを持つことになる。
【0096】図4の木構造は、リストAのSGML文書
型定義及びリストBに例示されたマッピングを利用する
ことによって得られた一般的なHTML文書である。リ
ストCは、リストBに示されるマッピングを通じて処理
され、リストDに例示されるHTML文書を付与するS
GML文書の例を示す。図4の木構造は、二つの子ノー
ドであるヘッド152及び本文154を有するルートノ
ードhtml150を持つ。ヘッドノード152は、子
ノードであるタイトル156を持つ。本文154は、子
ノードとしてh3 158及びp160を持つ。そし
て、ノードp160は、更に子ノードであるストロング
162を持つ。5つの階層と20のノードを持っていた
SGMLの木構造と比較し、これに対応するHTMLの
木構造は、四つの階層と7つのノードとを持つに過ぎな
い。
【0097】図5は、SGMLからHTMLへのマッピ
ング及び変換に用いるモジュールのブロック図である。
マップモジュール184は、パーサ182及びGUI1
80に接続され、SGML文書からHTML文書への実
際のマッピングを行う。変換モジュール186は、マッ
プモジュール184、パーサ182及びGUI180に
接続され、SGML文書をHTML文書に変換する。サ
ービスモジュール188はファイル処理等の有用処理の
ための全てのモジュールによって利用することができる
ユーティリティオブジェクトを含んでいる。GUI18
0は、ユーザとシステムとの間を対話的に処理する。パ
ーサ182は、入力文書を分析し、かつ、入力文書を、
システムの他のモジュールに対してパスされる認識可能
なコンポーネント部分にする。例えば、図1(c)のS
GML文書を処理する場合、パーサ182は入力された
SGML文書を分析して文書型定義を認識し、その文書
を処理するために他のシステムモジュールにパスするこ
とができるシンボルテーブルを生成する。パーサ182
は、図1(c)の60行を「DOCTYPE」タグであると認
識し、図1(a)に示す「sample.dtd」システムファ
イルによって特定される文書型定義を処理し、シンボル
テーブルを生成する。そして、パーサ182は、図1
(c)の62行のコンテンツを、要素tのためにスター
トタグであると認識し、そのタグ及び他のタグ情報を変
換モジュール186に転送する。変換モジュール186
は、SGMLからHTMLへのマッピング及び変換のた
めの処理を制御する。そして、必要に応じてマップモジ
ュール184、パーサ182及びサービスモジュール1
88から情報及びデータを要求する。
【0098】図6は、SGMLからHTMLにマッピン
グ及び変換するデータの流れを示す。SGMLアプリケ
ーション文書型定義200及びHTML3.2文書型定
義204は、SGMLパーサ202にデーを入力する。
SGMLパーサ202は、図5のパーサ182に対応す
る。SGMLアプリケーションシンボルテーブル222
及びHTML3.2シンボルテーブル206は、SGM
Lパーサ202からの出力を入力し、そのデータを、対
話的なユーザ210の入力に従い、マップエディタ20
8に入力するように利用される。マップエディタ208
は、マップ212を出力する。SGMLアプリケーショ
ンシンボルテーブル222及びSGMLアプリケーショ
ンドキュメントインスタンス218は、共に、マップ2
12に従いながら、SGMLパーサ202に対して変換
モジュール186への入力として用いられる出力を付与
する。変換モジュール186は、図5の変換モジュール
186に対応し、HTML文書インスタンス216にデ
ータ出力する。SGMLアプリケーション文書型定義2
18の内容は、それぞれ、図1(a)及び(c)に例示
されている。HTML文書インスタンス216の内容
は、図1(d)に例示されている。マップ212の内容
は、図1(b)に例示されている。
【0099】図7は、より一般的に、構造化フォーマッ
トを別の種類の構造化フォーマットにマッピングし変換
する処理の流れを示している。システムA230の構造
的記述、システムB232の構造的記述、及び、対話的
なユーザ210の入力は、共に、マップエディタ208
に入力され、マップ212に出力される。マップ212
及びシステムA238のインスタンスは、変換モジュー
ル186によって利用され、システムB244のインス
タンスに出力される。
【0100】図8は、より一般的に、構造化フォーマッ
トを別の種類の構造化フォーマットにマッピングし変換
する処理の流れを示している。つまり、SGML文書型
定義200とHTML文書型定義260とが設けられ、
SGMLエディタ256、SGML文書218、変換モ
ジュール186、マッピングエディタ208、マップ2
12、データベース254、データベースデザイン25
0、HTML文書216、ブラウザ262がそれぞれ情
報を送受信する。その詳細については、上述した例と同
様であるため、省略する。
【0101】図9は、ファイルを格納することができる
文書型定義マップクラスオブジェクトの階層構造を示
す。本発明は、オブジェクト適用技術を用いている。ク
ラスは、オブジェクトがクラスによって記述されるアイ
テムのインスタンスである間、オブジェクトの構造及び
振る舞いである。オブジェクトは、オブジェクトをパス
し、互いにメッセージし合うことによりコミュニケート
する。構造的には、オブジェクトは、コンポーネントと
して、他のオブジェクトや構造を含む。
【0102】図9の左から右への水平ラインは、ファイ
ル中で各オブジェクトの範囲を定める。文書型定義のマ
ップオブジェクトがある場合、一又は複数のSGMLタ
グオブジェクトはSGMLタグリストの最初363とS
GMLタグリストの最後365との間に位置付けられて
いる。
【0103】ファイルは、ヘッダ360で始まり、文書
型定義マップ361に続く。文書型定義マップ361
は、まず、文書型定義マップ362を含み、SGMLタ
グリスト開始363に続き、SGMLタグ364−1か
らSGMLタグ364−nの少なくとも一つに続く。こ
のような一又は複数のSGMLタグのシーケンスは、S
GMLタグリストエンド365とこれに続く文書型定義
マップエンド366に続く。各SGMLタグ364−1
〜364−nは、SGMLタグ開始367、SGMLタ
グネーム368、SGMLタグエンプティステート36
9、SGMLタグ割り当てタイプ370、HTMLタグ
リスト371、及び、SGMLタグエンド372と続
く。
【0104】各HTMLタグリスト371は、HTML
タグ374−1〜374−mのうちの少なくとも一つを
含むリストと共に、HTMLタグリスト開始373とH
TMLタグリストエンド375との間の範囲を限定す
る。
【0105】各HTMLタグ374−1〜374−m
は、HTMLタグリスト開始373とHTMLタグリス
トエンド375との間で範囲を限定されている。HTM
Lタグ開始373は、HTMLタグネーム377、HT
MLタグエンプティステート378、HTML属性リス
ト379、HTMLタグエンド380と続く。
【0106】各HTML属性リスト379は、HTML
属性リスト開始381とHTML属性リストエンド38
3との間で範囲を限定されている。HTML属性リスト
開始381は、HTML属性382−1〜382−pの
少なくとも一つである。そして、HTML属性リストエ
ンド383が後に続く。
【0107】各HTML属性382−1〜382−p
は、HTML属性開始384とHTML属性エンド38
9との間で範囲を限定されている。HTML属性開始3
84はHTML属性ネーム385、HTML属性ソース
タイプ386、HTML属性ソースタイプ(1)38
7、HTML属性ソースタイプ(2)388と続く。H
TML属性エンド389は、コンテントのリスティング
を終了させる。
【0108】図10は、文書型定義マップオブジェクト
のためにメジャークラス従属424を示す。図中、矢印
は、矢印で示されているオブジェクトが矢印を出してい
るオブジェクトに含まれているということ意味するクラ
ス従属を示す。マップオブジェクト400は、文書型定
義402というオブジェクトを指すポインタを含んでい
る。ポインタは、コンピュータメモリ上でアイテムの絶
対的なアドレスを表現する値である。オブジェクトに対
するポインタは、ポインタネーム及びフィールド又はオ
ブジェクトでのファンクションネームを参照することに
よって、特定のオブジェクトの実行のために格納された
情報にアクセスするように用いられる。図10及び図1
1に示すように、図9の文書型定義マップ361に対応
する図10の文書型定義マップ402は、ポインタを介
して、図9のSGMLタグ364−1〜364−nに対
応するSGMLタグリスト404を含んでいる。図10
のSGMLタグリスト404は、ポインタを介して、図
9のSGMLタグ364−1〜364−nに対応するク
ラスSGMLタグ406を含んでいる。図10のSGM
Lタグクラス406は、ポインタを介して、図9のHT
MLタグリスト371に対応するHTMLタグリスト4
08を含んでいる。図10のHTMLタグリスト408
は、ポインタを介して、図9のHTMLタグ374−1
〜374−mに対応するHTMLタグ410を含んでい
る。図10のHTMLタグ410は、ポインタを介し
て、図9のHTML属性リスト379に対応するHTM
L属性リスト412を含んでいる。図10のHTML属
性リスト414クラスは、ポインタを介して、アブスト
ラクトクラスから引き出されるクラス、トライアングル
内の「A」によって示される図9のHTML属性ソース
タイプ386に対応するHTML属性ソース416を含
んでいる。アブストラクトクラスは、典型的には、シス
テム中の類似の振る舞いを示すのに必要であるような、
関連深い他のクラスを定義するために用いられるモデル
として定義される。アブストラクトクラスを定義するこ
とによって、他のクラスは、親アブストラクトクラスの
構造及び方法を受け継ぐものとして定義される。図10
の白抜き矢印は、クラスの受け継ぎを示す。HTML属
性は、異なるソースから得られる。従って、ユーザ入力
418クラスは、アブストラクトクラスであるHTML
属性ソース416から受け継がれる。SGMLコンテン
ト422クラスも、SGMLタグ属性420クラスのよ
うに、HTML属性ソース416から受け継がれる。
【0109】図11は、クラス中のメジャー従属を示し
ながらマップモジュール276におけるメジャークラス
を示す。ひし形の内部には、それぞれ、図10に示すク
ラス424が含まれている。クラスマップサービス45
2は、クラス変換部450、クラス文書型定義マップ変
換サービス456、クラスSrcSGMLタグ属性46
2、クラスSrcSGMLコンテント464、クラスマ
ップ400、クラスマップエディタ460、クラスマッ
プ作成エディタサービス454を含んでいる。クラスマ
ップエディタ460は、クラス文書型定義エディタ46
6を含んでいる。クラス文書型定義エディタ466は、
クラス文書型定義マップ402、クラスSGMLタグリ
スト404、SGMLタグ406、HTMLタグリスト
408、HTML属性リスト412、HTMLタグ41
0、HTML属性414、SGMLタグ属性420、S
GMLコンテント422及びユーザ入力418を含んで
いる。クラスHTML属性ソース416は、クラスSr
cSGMLタグ属性462及びクラスSrcSGMLコ
ンテント464の従属である。クラス文書型定義変換サ
ービス456は、クラスSrcSGMLタグ属性462
及び暮らすSrcSGMLコンテント464の従属であ
る。クラスSrcSGMLタグ属性462は、クラスS
GMLタグ属性420及びクラスSrcSGMLコンテ
ント464の従属であり、クラスSrcSGMLコンテ
ント464SGMLコンテント422の従属である。ク
ラスマップ作成エディトサービス454は、クラス文書
型定義マップエディタ466及びクラスマップエディタ
460の従属である。クラスマップ400は、文書型定
義マップ402、文書型定義マップ変換サービス45
6、SrcSGMLタグ属性462及びクラスSrcS
GMLコンテント464を含んでいる。それらのクラス
及びそのオブジェクトの機能は、図27〜図35に基づ
いて後述する。
【0110】ソフトウエアにおけるデータアイテム及び
オブジェクトは、プログラムコードの実行のための要求
があった場合の各段階において、コンピュータストレー
ジリソースのダイナミックアロケーションに含まれる。
ポインタ変数、データアイテム、方法、オブジェクトの
アドレスは、コード実行中、オブジェクト内でパスされ
る変数となっている。オブジェクト及びデータアイテム
は、ダイナミックに構築及び解体されるので、ポインタ
を用いるオブジェクトやデータアイテムに対する参照
は、解体後に参照することができる。オブジェクト及び
データアイテムをレジストする領域は、オブジェクト
に、参照前にオブジェクト及びデータアイテムを有用に
するのに役立つ。オブジェクト及びデータアイテムをレ
ジストすることは、例えば、上述したように、HTML
属性に対してオブジェクト及びデータアイテムに属性値
を割り当てるような用い方を可能とする。
【0111】図12は、SGMLのSrcSGMLタグ
属性462クラスからHTMLへのマッピング・変換の
ためのクラス構造を示す。図13は、SGMLのSrc
SGMLコンテント464クラスからHTMLへのマッ
ピング・変換のためのクラス構造を示す。図14は、S
GMLのマップサービス452クラスからHTMLへの
マッピング・変換のためのクラス構造を示す。
【0112】図11を参照して既に述べたように、クラ
スHTML属性ソース416はクラスSrcSGMLタ
グ属性462及びクラスSrcSGMLコンテント46
4を含んでいる。HTML属性ソース416は、Src
SGMLタグ属性462に参照される属性SrcSGM
Lコンテントと、SrcSGMLコンテント464に参
照される属性SGMLコンテントとを含む。SrcSG
MLタグ属性462は、マップサービス454において
SGMLタグ属性をレジストするために用いられるレジ
スタSGMLタグネーム及び属性ネームの方法を含んで
いる。これによって、ソースマップからアンレジストさ
れたバーチャル機能を通じてSrcSGMLタグ属性4
62にアンレジスタタグ属性キー及びマップエントリの
方法を用いることによって、既にレジストされている属
性がHTML属性ソース416からアンレジストするこ
とができる。SrcSGMLタグ属性462は、タグ属
性の値をセットする方法を含んでいる。この方法は、S
GML文書をHTML文書に変換するためのドキュメン
トインスタンス処理時間において用いられる。
【0113】SrcSGMLコンテントは、SrcSG
MLコンテント464においてSGMLタグコンテント
をレジストするために用いられるレジスターSGMLタ
グネーム方法を含み、これによって、既に登録されてい
る属性は、SrcSGMLコンテント464においてア
ンレジスタSGMLタグネーム方法を用いることによっ
て、HTML属性ソース416からアンレジストするこ
とができる。SrcSGMLコンテント464は、ま
た、SGML文書からHTML文書に変換するドキュメ
ントインスタンス処理時間において用いることができる
タグのためのセット値の方法を含んでいる。
【0114】図15は、SGMLのマップクリエート編
集サービス454クラスからHTMLへマッピング・変
換するためのクラス構造を示す。マップクリエート編集
サービス454については、図11を参照して既に述べ
た。そして、クラス及びオブジェクトの機能は、図27
〜図35に基づいて述べられる。選択されたSGMLタ
グをマップクリエート編集サービス454に割り当てら
れたヌルにセットする方法としては、選択されたSGM
Lタグをヌル値にマップされるようにセットすることで
ある。マップクリエート編集サービス454に割り当て
られていない選択されたSGMLタグをセットする方法
は、選択されたSGMLタグをマッピング状態に維持す
るようにセットすることである。マップクリエート編集
サービス454において、マップクリエート編集サービ
ス454に割り当てられたHTML属性のための情報を
割り当てられた属性を得る方法は、割り当てられた値を
HTML属性にする割り当て情報を得ることである。S
GML属性をHTML属性に割り当て、SGMLコンテ
ントをHTMLコンテントに割り当て、システムをHT
ML属性に割り当て、値なしをHTML属性に割り当て
ユーザ入力をHTML属性に割り当てる方法は、HTM
L属性に値を割り当てることである。
【0115】図16は、SGMLからHTMLにマッピ
ング・変換するGUIを実行するためのメジャーモジュ
ールの階層構造を示す。アプリケーションウインドウ4
70は、メニューマネージャ472の実行を開始する。
メニューマネージャ472は、ファイルサーバ474、
マップ476のためのエディタ、ビュー478、マップ
480及びメッセージダイアログサービス482の実行
を開始する。マップ480のモジュールは、図10のマ
ップクラス400に対応する。ビュー478のモジュー
ルは、図5のGUI270に含まれる。これらのモジュ
ールの機能は、図27〜図35を参照して説明される。
【0116】図17は、メインアプリケーションウイン
ドウ510のコンピュータスクリーン出力を示す。ウイ
ンドウ510は、タイトルバー512、メニューバー5
14、ツールバー516及びウインドウのワークスペー
ス518を含んでいる。メニューの操作をユーザに実行
させるために、ユーザは、メニューバー514において
アイテムの一つを選択する必要がある。ユーザが選択を
行なうと、サブメニュー(あるいはプルダウンメニュ
ー)は、メインメニューから選択することが可能である
全ての操作を表示する。例えば、ユーザがファイルを開
くことを選択した場合、サブメニューは、オプションで
あるSGMLオープン、文書型定義オープン、マップオ
ープン、マップ保存、HTML保存、SGMLクロー
ズ、イグジッド等を表示する。オープンSGMLオプシ
ョンは、SGML文書を開くことをユーザに許容し、文
書型定義オープンオプションは、文書型定義を開くこと
をユーザに許容する。マップオープンオプションは、デ
ィスクトップ上にマップを開くことをユーザに許容し、
マップ保存オプションは、マップをディスクトップ上に
保存することをユーザに許容する。HTML保存オプシ
ョンは、HTML文書をディスクトップ上に開くことを
ユーザに許容し、SGMLクローズオプションは、SG
ML文書を閉じることをユーザに許容する。そして、イ
グジッドオプションは、ウインドウズを終了することを
ユーザに許容する。
【0117】ユーザがメニューバー514から編集プシ
ョンを選択した場合、サブメニューが現れてクリエート
マップと編集マップという二種類のオプションが表示さ
れる。クリエートマップオプションは、SGML文書を
HTML文書に変換するために用いることができるマッ
プの作成をユーザに許容する。編集マップオプション
は、マップの修正をユーザに許容する。ビューオプショ
ンのためのサブメニューは、SGMLビュー及びHTM
Lビューのオプションを表示する。これらのオプション
がユーザに選択された場合、SGML文書及びHTML
文書の表示が指定される。ビューSGMLオプション
は、メインアプリケーションウインドウ470(図16
参照)であるワークスペース518にSGML文書を表
示することをユーザに許容する。ビューHTMLオプシ
ョンは、メインアプリケーションウインドウ470(図
16参照)であるワークスペース518にHTML文書
を表示することをユーザに許容する。ユーザがマップオ
プションを選択した場合、サブメニューが現れ、オプシ
ョンのランマップが表示される。ランマップが選択され
ると、入力したSGML文書をHTML文書に変換する
処理が開始される。ユーザがオプションボタンを選択し
た場合、サブメニューが現れ、インクリメンタル及びリ
ファレンスのオプションが表示される。インクリメンタ
ルオプションは、SGML文書のHTML文書へのイン
クリメンタルマッピングの実行をユーザに許容する。S
GMLタグがHTMLタグにマップされた後は、SGM
L文書は対応するHTML文書に変換される。これは、
各SGMLタグがマッピングされた後に生ずる。そし
て、リファレンスオプションでは、SGML文書をHT
ML文書に変換するリファレンスが表示される。
【0118】図18は、SGMLファイルのオープンと
HTMLファイルの保存とのためのダイアログボックス
を示す。図18には、ファイルオープンダイアログボッ
クス600を示す。このファイルオープンダイアログボ
ックス600は、図17でユーザがファイルオプション
を選択した後に表示されるサブメニューからのオプショ
ンであり、オープンSGMLに対応する。フィルタテキ
スト編集ボックス602は、オープンするファイルのタ
イプの選択をユーザに許容する。ファイルのための候補
ディレクトリは、ディレクトリリストボックス604に
表示される。オープン候補のファイルは、ファイルリス
トボックス606に表示される。選択テキスト編集ボッ
クス608は、ユーザが開くことを選択したファイルの
ネームを表示する。OKボタン610は、選択テキスト
編集ボックス608に示される選択の承諾をユーザに許
容する。フィルタボタン612は、フィルタテキスト編
集ボックス602に記述される全てのファイルの表示要
求をユーザに許容する。キャンセルボタン614は、フ
ァイルオープンの現在の要求を終了し、キャンセルする
ことをユーザ許容する。
【0119】図18は、また、ユーザが図17における
ファイルボタンを選択した後に表示されるサブメニュー
から保存するHTMLオプションを選択した結果として
表示される保存用のHTMLファイルダイアログボック
ス616の例を示す。フィルタテキスト編集ボックス6
18は、現在のHTMLファイルを保存するファイルタ
イプの選択を許容する。候補ディレクトリは、ディレク
トリリストボックス620に表示される。候補ファイル
は、ファイルリストボックス620に表示される。選択
テキスト編集ボックス624は、ファイル保存のために
ファイルネームの選択をユーザに許容する。OKボタン
626は、操作の承認及びファイル保存の操作の完了を
ユーザに許容する。フィルタボタン628は、フィルタ
テキスト編集ボックス618に記述するように、ファイ
ルリストボックス622における全てのファイルの表示
要求をユーザに許容する。キャンセルボタン630は、
ファイルオープンの現在の要求を終了し、キャンセルす
ることをユーザ許容する。
【0120】図19及び図20は、マップの作成及び編
集のために利用されるマップ編集オプション及びマップ
編集ダイアログボックスを示す。ユーザには、新たなマ
ップの作成や作成されたマップの編集が許容される。ユ
ーザが図17のメインアプリケーションウインドウ51
0から編集ボタンを選択し、そして、マップ編集又はマ
ップ作成のいずれかのオプションが選択されている場
合、図19のマップ編集オプションダイアログボックス
690が表示される。これにより、SGML文書のデフ
ォルトマッピングとSGML文書の条件付マッピングと
のいずれでマップを作成しあるいは編集すべきかをユー
ザが選択可能となる。デフォルトボタン692がクリッ
クされることにより選択されたデフォルトマッピング
は、ユーザが定義するタグマッピングの設定である。こ
れは、図20のSGMLからHTMLへのマップ編集ダ
イアログボックス700でユーザが対話的に情報を入力
することによってなされる。条件付マッピングは、条件
ボタン694がクリックされることによって選択され、
条件が定義されたり、特別のマッピングがなされたりす
る。マップ編集オプション690からユーザが一つのオ
プションを選択した後、図20のマップ編集ダイアログ
ボックスが表示される。これにより、ユーザは対話的に
システム上でマップを定義することが可能となる。マッ
プ作成オプションが選択された場合、ユーザは新たなマ
ップを作成することができる。マップ編集オプションダ
イアログボックス690とマップ編集ダイアログボック
ス700との双方は、マップを作成する用途としても現
在のマップを編集する用途としても用いられる。
【0121】図20に示すように、マップ編集ダイアロ
グボックス700のディスプレイは、SGMLタグ70
2のリスト、SGMLタグがSGMLタグリスト702
マップから選択されている現在のHTMLタグリスト7
04、及び、現在のHTMLタグリスト704に追加す
ることができるリーガルHTMLタグ706のリストを
表示する。SGMLタグ702については、ユーザは、
リーガルHTMLタグリスト706からHTMLタグに
ついてマウスをダブルクリックすることによって、リー
ガルHTMLタグ706を選択する。これにより、現在
のHTMLタグリスト704にHTMLタグを追加する
ことが可能となる。現在のHTMLタグリスト704が
SGMLタグ702がマップされているHTMLタグの
リストを含んでいるならば、現在のHTMLタグ704
リストから選択されたHTMLタグの下に新しいHTM
Lタグが追加されることになる。HTMLタグが現在の
HTMLタグ704リストに挿入される場合には、挿入
されたタグが続くHTMLタグは、もはやリーガルでは
ないので、削除されなければならない。クリアHTML
タグ708ボタンは、現在のHTMLタグ704リスト
をクリアする。削除HTMLタグ710ボタンは、現在
のHTMLタグ704リストから選択されたHTMLタ
グを削除する。現在のHTMLタグ704リストにおけ
る削除されたHTMLタグが続くHTMLタグは、もは
やリーガルではないので、削除されなければならない。
アンドウ712ボタンは、最後のクリア、削除又は挿入
をアンドウ、つまり、取り消す。これにより、操作が一
つ元に戻ることになる。これらのボタンは、コンピュー
タ技術の分野における当業者にとって、容易に変更等が
可能である。マップSGMLタグ714ボタンは、現在
のHTMLタグ704リストにおいてSGMLタグ70
2をHTMLタグリストにマップし、マップのための次
のSGMLタグ選択をユーザに許容する。実行ボタン7
16が選択された場合には、残りのSGMLタグ702
はマップされない。キャンセル718ボタンが選択され
た場合には、事前の全てのSGMLからHTMLへのマ
ップ情報が破棄される。リーガルHTMLタグリスト7
06における二つの予測できる選択は、ヌルの割り当て
とノットの割り当てとである。ヌルの割り当ての場合に
は、SGMLタグ702を削除し、SGMLタグ702
はマップされず、変換後は表示もされない。これに対
し、ノットの割り当ての場合には、SGMLタグ702
はそのまま残され、これによって、SGMLタグ702
はマップはされないが変換後に表示はなされる。
【0122】タグ属性の割り当てについて、図27ない
し図35を参照しながら説明する。
【0123】図21は、図20に基づいて既に述べたよ
うに、マップ編集ダイアログへボックス700のタグリ
ストボックスにおけるデータ例を示す。データ処理につ
いては、図27ないし図35を参照しながら説明する。
【0124】図22は、GUIによってSGMLからH
TMLへマッピング・変換されるクラスにおける関係を
示すクラスダイアグラムである。アプリケーションウイ
ンドウ772は、GUIのアプリケーションウインドウ
における表示処理を管理する。メニューマネージャ77
8は、全てのタスク及びメニューオペレーションに関係
するオブジェクトを処理する。ファイルサーバ782
は、ファイルに関係させてオープン及び保存処理を行な
う。ntエンティティ790は、SGML文書、SGM
L文書型定義、HTML文書及びHTML文書型定義を
表す一般的なシステムである。シンボルテーブル770
は、パーササービス774によって処理された後の入力
文書を表すシステムである。メッセージダイアログサー
ビス776は、システムユーザにメッセージを出力す
る。ビュー文書786は、ユーザの要求に応じてSGM
L又はHTML文書の表示処理を行なう。マップサービ
ス780は、マップ作成編集サービス792を通じて、
作成及び編集を処理する。これは、SGML文書からH
TML文書への変換に利用されるルールを表すシステム
である。マップのためにGUIエディタ784は、マッ
プ788をダイナミックに作成又は編集するためのユー
ザのためのインタフェースである。
【0125】図23は、システムのスタートアップのた
めのクラスオブジェクトの中でシステムの振る舞いを表
示するオブジェクトメッセージのダイアグラムである。
ここでは、メジャーソフトウエアオブジェクトは雲のよ
うな形で表現される。このようなオブジェクトデザイン
に関しては、"Booch, G., Object-Oriented Analysis a
nd Design with Applications, Second Edition, Addis
on Wesley Longman, California, 1994"に詳述されてい
る。ここでは、アプリケーションウインドウ772、H
TMLシンボルテーブル800、メニューマネージャ7
78、メッセージダイアログサービス776等の各部が
オブジェクトとして扱われ、処理される。ここで、図2
3中、各オブジェクトかんにおける情報の送受信は、図
23より明確であるため、その説明は省略する。
【0126】図24は、SGML文書を最初に開く時の
メッセージを示す模式図である。ここで、各オブジェク
ト間のデータの送受信については、図24に明示する通
りであるため、その説明は省略する。
【0127】図25は、新しいSGMLを開く時のメッ
セージを示す模式図である。ここで、各オブジェクト間
のデータの送受信について、図25に明示する通りであ
るため、その説明は省略する。
【0128】図26は、SGMLからHTMLへのマッ
ピング・変換のためのGUI(Graphical User Interfa
ce )を示す模式図である。つまり、マップエディタG
UIの構造を示すクラスダイアグラムフォーマットとし
て図26は記述されている。アプリケーションウインド
ウ772、メニュマネージャ778、マップ用GUIエ
ディタ784、シンボルテーブル770及びマップ作成
編集サービス792については図22ないし図24に基
づいて説明した通りである。
【0129】図26では、マップ編集ダイアログ950
がマップ用GUIエディタ784に含まれている。マッ
プ編集ダイアログ950は、マップ編集ダイアログボッ
クスの表示処理を管理する。これは、SGML要素のマ
ッピングにおける所定ポイントにおいて、どのような種
類の操作又は要求をユーザが実行できるかを判定するも
のである。マップタグ952は、マップ作成編集サービ
ス792及びシンボルテーブル770と対話的に処理を
進め、SGML要素からHTML要素へのマッピングと
関連してタスク及びオブジェクトを処理する。割当て属
性954は、マップ作成編集サービス792及びシンボ
ルテーブル770と対話的に処理を進め、HTML要素
の属性に対して割り当てられた値と関連してタスク及び
オブジェクトを処理する。
【0130】図27ないし図35は、SGMLからHT
MLへのマッピングの振る舞いを示すオブジェクトメッ
セージダイアグラムである。この際、HTML属性に所
定値が割り当てられ、SGMLタグがHTMLタグにマ
ッピングされる。ここで、図27ないし図35の図は、
一つに組み入れて単一のオブジェクト図とすることが可
能である。以下、各図の内容について簡単に説明する。
【0131】図27は、SGMLからHTMLへのマッ
ピング・変換のための編集マップのクラスオブジェクト
の間の振る舞いを示すオブジェクトダイアグラムフォー
マットの模式図である。図28は、SGMLからHTM
Lへのマッピング・変換のための編集マップのクラスオ
ブジェクトの間の振る舞いを示すオブジェクトダイアグ
ラムフォーマットの模式図である。図29は、SGML
からHTMLへのマッピング・変換のための編集マップ
のクラスオブジェクトの間の振る舞いを示すオブジェク
トメッセージダイアグラムフォーマットの模式図であ
る。図30は、HTML属性に割り当てられる値のクラ
スオブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセー
ジダイアグラムフォーマットの模式図である。図31
は、HTML属性に割り当てられる値のクラスオブジェ
クトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダイアグ
ラムフォーマットの模式図である。図32は、HTML
属性に割り当てられる値のクラスオブジェクトの振る舞
いを示すオブジェクトメッセージダイアグラムフォーマ
ットの模式図である。図33は、HTML属性に割り当
てられる値のクラスオブジェクトの振る舞いを示すオブ
ジェクトメッセージダイアグラムフォーマットの模式図
である。図34は、HTML属性に割り当てられる値の
クラスオブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッ
セージダイアグラムフォーマットの模式図である。図3
5は、HTML属性に割り当てられる値のクラスオブジ
ェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダイア
グラムフォーマットの模式図である。
【0132】ここで、以上簡単に説明した図27ないし
図35については、情報の送受信の内容が各図に図示さ
れているため、格別の説明を要しない。そこで、図中の
説明をもって情報の送受信の説明に代える。但し、その
一部については、概略的に簡単な説明を加える。この説
明のためには、主に、図27及び図20を用いる。
【0133】図27のマップ用GUIエディタ784
は、図20のマップ編集ダイアログボックスを作成す
る。図20のSGMLタグリストボックス702を満た
すため、マップ編集ダイアログ950は、962を通じ
てマップタグ952からイエスメッセージ962を伴う
最初のSGMLタグ962を得る。そして、図20のS
GMLタグリストボックス702においてSGMLタグ
を表示する。マップタグ952は、最初のSGMLタグ
964を得る。この際、964を通じてSGMLシンボ
ルテーブル884からイエスメッセージ964を伴う。
択一的なGUIのデザインとしては、ディスプレイ上で
既に処理された全てのSGMLタグのリストを維持する
ことが考えられる。
【0134】ユーザは、SGMLタグを選択し、マウス
のダブルクリックによってマップする。この時、図20
のSGMLタグリストボックス702におけるSGML
タグ上で行なう。そして、図27のSGMLタグ966
は図27の966を通じてマップタグ952を送信す
る。図28中のマップタグ952は、図28中の選択さ
れたSGMLタグ967を通じ、マップ作成編集サービ
ス792にSGMLタグ967を送信する。
【0135】現在のHTMLタグリストボックス704
を満たすために、マップ編集ダイアログ950ボックス
はイエスメッセージ968と共にHTMLタグ968を
得る。マップタグ952は、マップ作成編集サービス7
92からのイエスメッセージ970と共に、次のHTM
Lタグ970を得る。SGMLタグが最初に割り当てら
れた場合には、現在のHTMLタグリストボックス70
4には割り当てられたものが表示される。
【0136】リーガルHTMLタグリストボックス70
6を満たすため、マップ編集ダイアログボックス950
は現在のHTMLタグリストボックス704中の最新の
HTMLタグ972を送信する。すると、マップ編集ダ
イアログ950ボックスは、974を通じてマップタグ
952からイエスメッセージ974の中にリーガルHT
ML974を得る。一回について一つのHTMLタグ9
74が得られ、リーガルHTMLタグリストボックス7
06においてこれが表示される。リーガルHTMLタグ
は、現在のHTMLタグリストボックス704中の少な
くともHTMLタグを後続させることができる。マップ
タグ952は、リーガルHTMLタグ976を得る。
【0137】リーガルHTMLタグリストボックス70
6から現在のHTMLタグリストボックス704にHT
MLタグを追加するには、HTMLタグ上でのマウスに
よるダブルクリックによってリーガルHTMLタグリス
トボックスからHTMLタグを選択することができる。
HTMLタグは、現在のHTMLタグリストボックス7
04に追加される。選択されたHTMLタグ980は、
マップタグ952に送信される。マップタグ952は、
982を通じてマップ作成編集サービス792にHTM
Lタグ982を送信する。マップタグ952は、HTM
Lタグ982が現在のマップに追加されなければならな
いマップ作成編集サービス792を知らせる。マップ編
集ダイアログ950は、HTMLタグ986をリスト中
の最新のタグとして設定する。
【0138】以上、単一の図に組み込むこともできる図
27ないし図35のごく一部について簡単な説明を加え
た。つまり、図27ないし図35は、SGMLからHT
MLへのマッピングに際しての各オブジェクトの振る舞
いを示すオブジェクトメッセージダイアグラムであり、
その具体的内容については、当業者が容易に理解可能で
ある。したがって、これ以上の説明は避ける。
【0139】図36は、本発明を実施するためのハード
ウエア構成を示す。ワークステーション1200は、デ
ィスプレイコントローラ1202、CPU1204、R
AM1206、ROM1208、入力コントローラ12
10キーボード1212及びマウス1214、システム
バス1220、ハードディスク1222及びディスクコ
ントローラ1226に接続されたフロッピードライブ1
224、ネットワーク1230に接続された通信コント
ローラ1228、ハードディスク1222やプリンタ1
234に接続されたI/Oコントローラ1232、及び
ディスプレイ1238を備える。システムバス1220
は、CPU1204を各部に接続する。
【0140】このようなハードウエア構成の動作として
は、通常のコンピュータと同様なので、その詳細は省略
する。本実施の形態の場合、システム上で、GUIがデ
ィスプレイコントローラ1202によってディスプレイ
1238に表示される。そして、例えば、ハードディス
ク1222には、本実施の形態の各種の発明を実施する
のに必要な各種のプログラムが格納されている。
【0141】図37は、ISO/IEC9070標準フ
ォーマットでのパブリック識別子を示す。この例では、
オーナネームが「XYZ」である。パブリック識別子
は、オーナネームとは別に、「//」によってオブジェ
クトネームを持つ。例えば、オブジェクトネームは、
「font::metric::x-offset」である。
【0142】一つのシステム構造のマッピングを別のシ
ステム構造に行う場合、キャラクタセットの許容性が問
題となる。例えば、二つのコンピュータプログラム言語
において、有効なネームを形成するための受容するキャ
ラクタが異なる場合を想定する。第1のコンピュータプ
ログラム言語は、有効なネーム中に「−」を許容する
が、「_」を許容しないものとする。これに対し、第2
のコンピュータプログラム言語では、「_」は許容する
が「−」は許容しないものとする。このような場合、第
1のコンピュータプログラム言語では、第2のコンピュ
ータプログラム言語では有効である「_」を「−」とし
て認識しない。
【0143】ここで、ISO/IEC9070ネーミン
グ構造をUNIXファイルネーム構造にマッピングする
ことを想定する。この場合、「//」は、ISO/IE
C9070ネーミング構造では有効であるのに対し、U
NIXファイルネーム構造では有効でない。このため、
ISO/IEC9070ネーミング構造をUNIXファ
イルネーム構造にマッピングしたいユーザは、「//」
が出現するたびにこのキャラクタをUNIX向けに変更
しなければならない。
【0144】図38は、ISO/IEC9070ネーミ
ング構造をUNIXファイルネーム構造にマッピングす
る例を示す。1420、1422、1424及び142
6行は、コンポーネントネームの文字列をUNIXフォ
ーマットでの同一の文字列にマップするルールを示して
いる。そして、1428行は、広くは用いられていない
ISO/IEC9070でのオーナネームコンポーネン
トセパレータである「::」をUNIXフォーマットで
有効な「_」にマッピングするというルールを示す。更
に、1430行は、ISO/IEC9070でのオブジ
ェクトネームコンポーネントセパレータである「//」
をUNIXフォーマットで有効な「_」にマッピングす
るというルールを示す。
【0145】図39は、図37に例示したISO/IE
C9070ネーミング構造のオーナネームをUNIXフ
ォーマットに変換した結果を示す。図37と図39とを
比較すると明確なように、ISO/IEC9070フォ
ーマットでの「//」はUNIXフォーマットの「_」
に、ISO/IEC9070フォーマットの「::」は
UNIXフォーマットの「_」にそれぞれ変換されてい
る。
【0146】図40は、ISO/IEC9070のパブ
リック識別子1502をUNIXファイルシステムのフ
ォーマット1504にマッピングする例を示す。マップ
エディタ及びクリエータ1500は、ISO/IEC9
070でのネームをUNIXファイルシステムのネーム
に変換する。パブリック識別子コンポーネントのディス
プレイ1502とUNIXファイルネームコンポーネン
トのディスプレイ1504上でマッピングを初める。パ
ブリック識別子コンポーネント1502は、登録された
オーナネーム、非登録のオーナネーム、及びオブジェク
トネームからなる。ユーザは、それらのうちから一つの
オプションを選択する。オーナネームが選択されたとす
ると、ユーザは、図41中から、プリフィックス及びオ
ーナネームコンポーネントを入力するよう問われる。ユ
ーザオプションとしては、クリエートディレクトリ15
06、マップ1508、マージオール1510、次15
12及び後1514が用意されている。クリエートディ
レクトリ1506は、UNIX用のウインドウ1504
で新しいディレクトリネームを作成することをユーザに
許容する。マップ1508は、同様に、要求時に作成さ
れるマップ、マージオール1510はUNIXファイル
ネームの作成を、それぞれユーザに許容する。
【0147】図41は、図40の画面からオーナコンポ
ーネントを選択した場合の画面例である。前述した通
り、オーナネームが選択されたとすると、ユーザは、プ
リフィックス及びオーナネームコンポーネントを入力す
るよう問われる。なお、図41中、1522、152
6、1527、1528は、それぞれ、図40中の15
02、1510、1512、1514に対応する。
【0148】図42は、プリフィックス、オーナネーム
コンポーネントセパレータをUNIXフォーマットで有
効なネームにマッピングするためのインターフェース1
530を例示する。変換前の値を表示する窓1532に
は、例えば、「::」というような広く用いられていな
い記号が表示され、これがデフォルト値である窓153
4の表示内容に変換される。ユーザには、デフォルト値
の選択も許容されている。
【0149】図43は、オーナネームキャラクタをUN
IXフォーマットで有効なネームにマッピングするため
のインターフェース1540を例示する。変換前の値を
表示する窓1542には、例えば、「::」というよう
な広く用いられていない記号が表示され、これがデフォ
ルト値である窓1544の表示内容に変換される。ユー
ザには、デフォルト値の選択も許容されている。
【0150】図44は、ユーザインタフェース1560
を示す。このユーザインタフェース1560では、レジ
ストされたオーナコンポーネント1562をUNIXフ
ァイル構造のフォーマット1564にマップする作業を
ユーザに許容する。ユーザは、レジストされたオーナネ
ームのプリフィックスコンポーネントか、あるいは、プ
リフィックス1562以外のオーナネームコンポーネン
トを選択することができる。つまり、ユーザは、UNI
X構造へのオプションを直接的に選択することができ
る。この場合、UNIXファイル構造1564でオブジ
ェクトネームオプションと共にファイルを選択すること
ができる。そして、ユーザには、現在選択されたオプシ
ョンでマップを作成するためにマップ1566のオプシ
ョンが付与される。そして、また、前のスクリーンに戻
るための前1568というオプションも与えられてい
る。
【0151】本発明は、コンピュータ技術の当業者にと
って明らかなように、この明細書中の記載に従い、従来
からある一般的なデジタルコンピュータやプログラムさ
れたマイクロプロセッサを用いることで実行することが
できる。また、ソフトウエアの分野の当業者にとって明
らかなように、この明細書中の記載に基づいて通常の知
識を有するプログラマは、各実施の形態の発明を実施す
るための適切なソフトウエアコーディングを実行するこ
とができる。さらに、本発明は、当業者にとって明らか
なように、アプリケーションを実行する特定の集積回路
を用意するか、あるいは、従来構成の回路を持つ適切な
ネットワークに相互接続することによって、実行可能で
ある。
【0152】本発明は、本発明の処理を実行するコンピ
ュータとしてプログラムしたような命令を含む記憶媒体
であるコンピュータプログラム製品を含んでいる。この
記憶媒体としては、勿論これらに限定されるわけではな
いが、フロッピディスク、光ディスク、CD−ROM及
び磁気光学ディスクのようなディスクタイプのものや、
ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カー
ド、光学カード等、電子的な命令を格納するのに適した
各種タイプの媒体を用いることができる。
【0153】明細書中の記述に基づいて、本発明の各種
の改良例や変形例が実施可能である。したがって、特許
請求の範囲に記載された発明の範囲内において、本発明
は、上述した各種の実施の態様以外の態様で実施するこ
とができる。
【0154】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
構造化情報フォーマットでエンコードされた情報を別の
構造化情報フォーマットに変換するという処理を行うこ
とができ、この際、変換のためのマッピングをユーザに
インタラクティブに定義させることができる。
【0155】本発明は、また、SGML文書をHTML
文書に変換し、この際、変換のためのマッピングをユー
ザにインタラクティブに定義させることができる。
【0156】本発明は、また、データベースフォーマッ
ト情報を別のデータベースフォーマット情報に変換し、
この際、変換のためのマッピングをユーザにインタラク
ティブに定義させることができる。
【0157】本発明は、また、ISO/IEC 907
0ネーミング構造をUNIXファイルネーム構造に変換
し、この際、変換のためのマッピングをユーザにインタ
ラクティブに定義させることができる。
【0158】本発明は、さらに、ISO/IEC 90
70ネーミング構造をDOSファイルネーム構造に変換
し、この際、変換のためのマッピングをユーザにインタ
ラクティブに定義させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はSGMLの文書型定義(DTD)の一
例を示す模式図、(b)はSGMLからHTMLへのマ
ッピングの一例を示す模式図、(c)はSGML文書の
一例を示す模式図、(d)はSGML文書の変換から出
力されたHTML文書を例示する模式図である。
【図2】図1(d)に示すHTML文書を用いて生成さ
れたブラウザ出力の一例を示す模式図である。
【図3】SGML文書の階層的木構造を示す模式図であ
る。
【図4】HTMLのよりフラットな木構造を示す模式図
である。
【図5】SGMLからHTMLへの変換のための主要な
構造を示すブロック図である。
【図6】SGMLからGHTMLへのマッピング・変換
に際してのデータの流れを示すフローチャートである。
【図7】一つの構造化フォーマットから別の構造化フォ
ーマットへのデータマッピング・変換の流れとファイル
のやり取りとを示すフローチャートである。
【図8】SGMLからHTMLへのマッピング・変換の
流れとファイルのやり取りとを示すフローチャートであ
る。
【図9】SGMLからHTMLへのマッピング・変換の
ためのマップクラスオブジェクトのファイル構造を示す
模式図である。
【図10】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のマップモジュールのマップクラス構造を示す模式図で
ある。
【図11】図10のマップモジュールでのメジャークラ
スを示す模式図である。
【図12】SGMLのソースSGMLタグ属性クラスか
らHTMLマッピング・変換のためのマップクラス構造
を示す模式図である。
【図13】SGMLのソースSGMLコンテントクラス
からHTMLへのマッピング・変換のためのマップクラ
ス構造を示す模式図である。
【図14】SGMLのマップサービスクラスからHTM
Lへのマッピング・変換のためのマップクラス構造を示
す模式図である。
【図15】SGMLのマップ作成編集サービスクラスか
らHTMLへのマッピング・変換のためのマップクラス
構造を示す模式図である。
【図16】SGMLのメジャーモジュールからHTML
へのマッピング・変換の間での階層的な対話を示す模式
図である。
【図17】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のためのウインドウを示す模式図である。
【図18】ファイルを開く場合と保存する場合とのダイ
アログを示す模式図である。
【図19】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のマップ処理オプションのためのウインドウを示す模式
図である。
【図20】SGMLからHTMLへのマップエディタの
ダイアログウインドウを示す模式図である。
【図21】SGMLからHTMLへのマップエディタの
ダイアログウインドウをサンプルと共に示す模式図であ
る。
【図22】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のためのメニューマネージャのクラスを示す模式図であ
る。
【図23】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のシステムスタートアップのためにオブジェクトメッセ
ージを示す模式図である。
【図24】SGML文書を最初に開く時のメッセージを
示す模式図である。
【図25】新しいSGMLを開く時のメッセージを示す
模式図である。
【図26】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のためのGUI(Graphical UserInterface )を示す模
式図である。
【図27】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のための編集マップのクラスオブジェクトの間の振る舞
いを示すオブジェクトダイアグラムフォーマットの模式
図である。
【図28】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のための編集マップのクラスオブジェクトの間の振る舞
いを示すオブジェクトダイアグラムフォーマットの模式
図である。
【図29】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
のための編集マップのクラスオブジェクトの間の振る舞
いを示すオブジェクトメッセージダイアグラムフォーマ
ットの模式図である。
【図30】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図31】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図32】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図33】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図34】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図35】HTML属性に割り当てられる値のクラスオ
ブジェクトの振る舞いを示すオブジェクトメッセージダ
イアグラムフォーマットの模式図である。
【図36】SGMLからHTMLへのマッピング・変換
を実行するためのハードウエア構造を示すブロック図で
ある。
【図37】ISO/IEC 9070フォーマットでの
パブリック識別子を示す模式図である。
【図38】ISO/IEC 9070からUNIXファ
イルネームフォーマットへのマッピングを示す模式図で
ある。
【図39】図30のマップを用いた図37のパブリック
識別子をマッピングした結果得られたUNIXファイル
ネームの模式図である。
【図40】ISO/IEC 9070フォーマットでの
パブリック識別子をUNIXファイルフォーマットにマ
ッピングするためのディスプレイに表示されたユーザイ
ンタフェースを示す模式図である。
【図41】ISO/IEC 9070フォーマットでの
登録されたオーナフィールドをUNIXファイルフォー
マットにマッピングするためのディスプレイに表示され
たユーザインタフェースを示す模式図である。
【図42】ISO/IEC 9070フォーマットでの
オーナネームコンポーネントセパレータからUNIXフ
ァイルフォーマットへの前置キャラクタマッピングの選
択を示すユーザインタフェースの模式図である。
【図43】ISO/IEC 9070フォーマットでの
オーナネームキャラクタをUNIXファイルネームフォ
ーマットの有効キャラクタにマッピングするためのユー
ザインタフェースを示す模式図である。
【図44】ISO/IEC 9070フォーマットでの
登録されたオーナコンポーネントをUNIXファイルネ
ームフォーマットの有効キャラクタにマッピングするた
めのユーザインタフェースを示す模式図である。
【符号の説明】
1212,1214 入力手段(キーボード、マ
ウス) 1222,1236 記録媒体(ハードディス
ク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アベリ カーチス フォング アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サ ン・ホセ オーチャード・パークウエイ 3001 アール・シー−エス・アール・ディ ー・ジー内 (72)発明者 アヌラガ バラガ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サ ン・ホセ オーチャード・パークウエイ 3001 アール・シー−エス・アール・ディ ー・ジー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化フォーマット中で情報を処理する
    コンピュータで実行可能な方法であって、(a)第1の
    構造化情報フォーマットの変換用要素を選択する過程
    と、(b)前記第1の構造化情報フォーマットの要素の
    プロパティを判定する過程と、(c)前記第1の構造化
    情報フォーマットの要素に対応する第2の構造化情報フ
    ォーマットの要素をユーザによってインタラクティブに
    入力する過程と、(d)前記第2の構造化情報を処理
    し、前記第1の構造化情報フォーマットの要素を対応す
    る前記第2の構造化情報フォーマットの要素に変換する
    ルールを作成する過程と、(e)前記ルールを出力する
    過程と、を備える構造化文書作成方法。
  2. 【請求項2】 構造化フォーマット中で情報を処理する
    装置であって、 第1の構造化情報フォーマットの変換のために要素を選
    択する第1の要素選択手段と、 前記第1の構造化情報フォーマットの要素のプロパティ
    を判定する第1のプロパティ判定手段と、 前記第1の構造化情報フォーマットに対応する第2の構
    造化情報の要素をユーザからインタラクティブに入力す
    る入力手段と、 前記第2の構造化情報フォーマットの要素を処理し、前
    記第1の構造化情報フォーマットの要素を対応する前記
    第1の構造化情報フォーマットの要素に変換するルール
    を作成する処理手段と、 前記ルールを出力する出力手段と、を備える構造化文書
    作成装置。
  3. 【請求項3】 構造化フォーマット中で情報を処理する
    コンピュータ読み取り可能なプログラムを格納する記憶
    媒体であって、 第1の構造化情報フォーマットの変換のために要素を選
    択する第1の要素選択手段と、 前記第1の構造化情報フォーマットの要素のプロパティ
    を判定する第1のプロパティ判定手段と、 前記第1の構造化情報フォーマットに対応する第2の構
    造化情報の要素をユーザからインタラクティブに入力す
    る入力手段と、 前記第2の構造化情報フォーマットの要素を処理し、前
    記第1の構造化情報フォーマットの要素を対応する前記
    第2の構造化情報フォーマットの要素に変換するルール
    を作成する処理手段と、 前記ルールを出力する出力手段と、をコンピュータに実
    行させるコンピュータ読み取り可能なプログラムを格納
    した記憶媒体。
JP10368280A 1997-12-23 1998-12-24 構造化文書作成方法、構造化文書作成装置及び構造化文書作成用プログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH11272667A (ja)

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