JPH1055269A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH1055269A
JPH1055269A JP8210049A JP21004996A JPH1055269A JP H1055269 A JPH1055269 A JP H1055269A JP 8210049 A JP8210049 A JP 8210049A JP 21004996 A JP21004996 A JP 21004996A JP H1055269 A JPH1055269 A JP H1055269A
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resource
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procedure
input
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JP8210049A
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Shigehisa Kawabe
惠久 川邉
Kazunori Horikiri
和典 堀切
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/461Saving or restoring of program or task context

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  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 資源にアクセスするのに、利用者や第3者が
簡単に、または利用者に無意識のうちに、任意の手続き
を適用し、アプリケーションの機能の拡張が可能な情報
処理装置を提供する。 【解決手段】 名前が入力されると、その名前を名前解
析部1で解析し、解析結果から定まるコンテキストをコ
ンテキスト入力部2でコンテキスト保持部5からロード
する。このコンテキストに従い、資源名と手続きとの組
に変換する。再帰的にコンテキストを用いてもよい。資
源準備部3は、手続きの出力とデータ入出力部4のデー
タ入力ポート、あるいは、手続きの入力とデータ入出力
部4のデータ出力ポートを接続し、データ入出力部4が
資源をアクセスする際に手続きを実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを構
成する計算機システムあるいは単独の計算機システムに
おいて、資源にアクセスする際に自動的に手続きを実行
することによってアプリケーションの機能の拡張を図る
情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理を行なう複数の計算機システム
がネットワーク上に分散配置されたシステムにおいて、
個々の計算機システムは局所的または大域的な資源を有
している。このような資源は、ファイルシステムやデー
タベース、プリンタ、ネットワークコンピュータ等であ
る。また、さまざまなサービスで提供されるデータやプ
ログラムも資源である。例えば、ファイルやリモートプ
ログラムは資源である。また、例えば放送においては、
音声や映像情報は資源である。こうした情報は、ファイ
ルデータと異なり、連続的なストリームデータである。
【0003】一般的には、資源の名前をコンピュータシ
ステムに与えると、その名前に対応する資源をアクセス
するためのハンドルが得られる。ハンドルは、資源に対
する操作を提供する。例えば、ファイルシステムであれ
ば、ファイルIDがハンドルであり、操作はリードやラ
イトである。コンピュータシステムにおいて、このよう
なハンドルを得ることができるすべてが資源である。
【0004】次にアプリケーションを説明する。アプリ
ケーションは、資源から情報を取り寄せて処理し、ある
いは、処理したデータを資源に送るプログラムである。
このようなアプリケーションの一例として、WWW(ワ
ールドワイドウエッブ)のデータ表示装置(ブラウザ)
がある。ユーザがブラウザに対して、アクセスするデー
タの名前を入力すると、名前から定まる資源にアクセス
を行ない、データを取り寄せてディスプレイ画面の所定
のウィンドウに表示する。こうしたアプリケーションで
は、取り寄せるデータについて、第3者が提供する新し
いフォーマットの情報を表示可能にしたり、アプリケー
ションの利用者が、前処理や後処理によってカスタマイ
ズしたりするために、所定の方法で機能の拡張ができる
ことが求められている。
【0005】従来のこの種のアプリケーションの機能の
拡張方式に、プラグインと呼ばれる方式がある。プラグ
インとは、所定のAPI(アプリケーションプログラム
インターフェース)によって、アプリケーションから呼
び出される手続きを提供する実行形式である。通常は、
アプリケーションの起動時にプラグインがダイナミック
リンキングされ、アプリケーションが動作するプロセス
空間に組み込まれて動作する。プラグインは、同じプロ
セス空間で動作するため、アプリケーションが扱う資源
であるメモリやファイルにアクセスできる。従って、例
えば、ウィンドウシステムで動作するアプリケーション
であれば、アプリケーションが描画するウィンドウの一
部の画像を、プラグインに含まれる手続きで改変したり
再描画することができる。
【0006】ネットスケープコミュニケーションズ社の
著名な情報閲覧ソフトであるネットスケープナビゲータ
(以降ネットスケープと略す)は、WWWシステムにア
クセスし、所定のプロトコル、例えばHTTP(ハイパ
ーテキストトランスファープロトコル)で、所定のフォ
ーマットの情報、例えばHTML(ハイパーテキストマ
ークアップランゲージ)文書を取り寄せて、レンダリン
グを行なってラスター情報として画面上の所定のウィン
ドウにラスター画像を表示する。
【0007】プラグインを用いれば、ネットスケープ単
体では解釈しない、プラグインが解釈できる所定のフォ
ーマットの情報を、所定のプロトコルを用いて取り寄せ
て、プラグインで処理を行ない、文字を含むラスター画
像にレンダリングして、ネットスケープのウィンドウの
中に表示することができる。あるいは音声や映像として
再生することができる。
【0008】ネットスケープの場合、プラグインは、ダ
イナミック・リンキング・ライブラリで実現されてお
り、実行時に動的にネットスケープのプロセス空間にロ
ードされ、プロセス空間を共有して動作する。
【0009】このようなプラグインによるアプリケーシ
ョンの機能の拡張方式は、アクセスする情報のタイプや
フォーマットごとに、対応するプラグインを用意して、
アプリケーションを起動する際にダイナミックにロード
可能にしておく必要がある。
【0010】また、別のタイプのアプリケーションの機
能の拡張方式として分散ネットワークシステムのリモー
トプログラミングシステムがある。例えば、特開平7−
182174号公報に開示されているリモートプログラ
ミンの実施方法は、所定のインストラクションセットに
基づいたデータ処理を行なうプログラムを用意し、go
(実行開始)オペレーションによって、用意したプログ
ラムの一部であるエージェントプロセスを、ネットワー
クを介してリモートコンピュータシステムに転送し、リ
モートコンピュータシステムで動作させて、データ処理
を行なうリモートプログラミング方式である。この方式
は、アプリケーションの機能を拡張する処理をリモート
コンピュータで動作させて、機能の拡張を実現する方式
である。
【0011】またSun社が開示し、提供するJava
テクノロジーは、特開平7−182174号公報で開示
されるリモートプログラミング方式と同様に、所定のイ
ンストラクションセットに基づいてプログラミングされ
たデータ処理を行なうプログラムをネットワーク上のサ
ーバに格納しておき、所定のプロトコルでアクセスを行
なうと、プログラムがネットワークを介して資源表示装
置に入力された後、動作してデータ処理を行なうリモー
トプログラミング方式である。
【0012】2つの方式のいずれにおいても、例えば、
データ処理を行なうプログラムを、資源表示装置を動作
させるコンピュータシステムにロードし、あるいはリモ
ートコンピュータに転送して、資源にアクセスするデー
タの前処理や後処理を実行させることができる。
【0013】米国特許第5,347,632号で開示さ
れるインタラクティブコンピュータネットワークのレセ
プションシステムと動作方法は、インタラクティブなコ
ンピュータシステムのネットワークにおいて、ユーザの
入力は、パーソナルコンピュータで受け取り、コンピュ
ータに依存したデータと実行可能なコードオブジェクト
に変換される。これらのデータやコードは、パーソナル
コンピュータやリモートのホストコンピュータに分散し
て格納され、ユーザの入力を処理するようにアプリケー
ションを構成することで、ユーザが望む情報を表示し、
そして、望むトランザクションサービス、すなわち後処
理や前処理を含むデータ処理を実行することを可能にし
ている。
【0014】以上に説明した従来技術において、資源に
対するアクセスの際のデータの前処理や後処理のため
に、汎用的に動作可能なプログラムに対して、これをネ
ットワークや記憶媒体から、コンピュータシステムにロ
ードして実行する権限を与える事は、セキュリティ上の
問題となる。その理由は、プログラムがロードされたコ
ンピュータシステムの資源を不当に利用したり、損害を
与えることを、検出・防止することが困難だからであ
る。この実施方法は、いわゆる、コンピュータウィルス
による汚染を容易にするので問題がある。
【0015】また、ユーザの入力を、直接実行可能なコ
ードオブジェクトへ変換するために、あらかじめサービ
スやアプリケーションを提供する側によって、変換の規
則や方法や変換結果が決められているので、拡張した機
能の動作をダイナミックに変えることが困難であった。
【0016】例えば、プラグインでは、所定のフォーマ
ットを取り扱い、所定の処理を行なうプラグインモジュ
ールを、アプリケーションがダイナミックリンクできる
場所に格納しておく必要があり、アクセスしたデータご
とに、あるいは、ユーザの意図に応じてプラグインの処
理を変更することは困難であった。
【0017】また、リモートプログラミングの方式で
は、拡張機能を提供するリモートプログラムを格納する
サーバの管理者が、そのリモートプログラムの機能を変
更することは可能であるが、これを使うすべてのアプリ
ケーションの拡張機能が同時に変わってしまうため、利
用者ごとにカスタマイズした拡張機能が所望されるとき
には、この方式では対応できない。
【0018】以上に説明した従来のアプリケーションの
機能の拡張方式では、ユーザの意図や、利用目的や、ア
クセスの時期に応じて、サービスまたはアプリケーショ
ン提供者以外の第3者と、アプリケーションを利用する
ユーザ自身とがデータの前処理や後処理を含む拡張機能
を、情報のアクセスごとに、あるいは、アプリケーショ
ンの利用者ごとに変えることは困難であった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、資源にアクセスするのに、
利用者や第3者が簡単に、または利用者に無意識のうち
に、前処理や後処理を含む任意の手続きを適用するアプ
リケーションの機能の拡張が可能な情報処理装置を提供
することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、計算機システムの資源に対する操作を行なう情報処
理装置において、前記資源を管理する資源管理手段と、
入力された名前を解析して単数または複数の予め実現さ
れている資源を特定する資源名と該資源から入力または
出力されるデータを処理する手続きとの組に変換する規
則に相当するオブジェクトであるコンテキストを1以上
保持するコンテキスト保持手段と、該コンテキスト保持
手段からコンテキストを必要に応じて用い該コンテキス
トをもとに入力された名前を解釈して資源名と手続きと
の組に変換し該変換結果から定まる資源を前記資源管理
手段から入力し前記手続きを実行して処理結果を解釈し
て出力する処理手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項2に記載の発明は、計算機システム
の資源に対する操作を行なう情報処理装置において、前
記資源を管理する資源管理手段と、入力された名前を解
析して単数または複数の予め実現されている資源を特定
する資源名と該資源から入力または出力されるデータを
処理する手続きとの組に変換する規則に相当するオブジ
ェクトであるコンテキストを1以上保持するコンテキス
ト保持手段と、該コンテキスト保持手段からコンテキス
トを必要に応じて用い該コンテキストをもとに入力され
た名前を解釈して資源名と手続きとの組に変換し与えら
れたデータに対する操作を前記手続きに入力して処理し
該処理結果を前記変換によって定まる資源に対して出力
する処理手段を有することを特徴とするものである。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の情報処理装置において、前記処理手段は、入
力された名前に対して必要な回数だけ前記コンテキスト
保持手段に保持されているコンテキストを用いた名前の
解釈および変換を再帰的に行なうことを特徴とするもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の情報処理装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は名前
解析部、2はコンテキスト入力部、3は資源準備部、4
はデータ入出力部、5はコンテキスト保持部である。本
発明の情報処理装置は、入力された名前を解析し、解析
結果から定まるコンテキストをロードし、そのコンテキ
ストを用いて名前を解析し、資源の列と手続きに変換す
る。読み出し要求時には、手続きを介して資源を読み出
して提供し、書き込み要求時にはデータに対して手続き
を施してから資源に出力する。
【0024】名前解析部1は、名前を入力し、名前を解
析する。コンテキスト入力部2は、名前解析部1から出
力された名前のコンテキストをコンテキスト保持部5か
ら得て、入力された名前から得られる新たな名前あるい
は資源名と、手続きを出力する。このとき、得られた新
たな名前に従って再びコンテキストに入力してもよく、
すでに実現された資源名が得られるまで再帰的に実行さ
れる。ここでいう実現とは、資源名に対してあらかじめ
決められたオペレーションが適用できるハンドルを返す
システムが存在していることとする。資源準備部3は、
コンテキスト入力部2で定まった手続きの列に含まれる
手続きの出力ポートをデータ入出力部4のデータ入力ポ
ートと接続する。または、手続きの入力ポートを、デー
タ入出力部4のデータ出力ポートと接続する。資源準備
部3は、手続き名に続く、手続きの引数となる資源の名
前があれば、手続きの引数に対応する入出力ポートと、
引数として与えられた資源にアクセスする入出力ポート
を接続する。接続は、引数の数だけ行なう。データ入出
力部4は、外部から入力したデータを手続きに送り、手
続きからのデータを外部に出力する。
【0025】コンテキスト保持部5は、1以上のコンテ
キストを保持し、コンテキスト入力部2からの名前ある
いは検索式等に応じて特定されるコンテキストを出力す
る。コンテキストは、名前を解析し、変換する規則を与
えるものであれば、いかなる実現でもよい。ここでは一
例として、区切り文字と変換表であるとする。変換表
は、パターンをあらわす名前と、名前に対応する資源実
現表現である。資源実現表現は、手続き名である。コン
テキストによって出力された手続きは、資源実現表現の
手続き名とするが、手続き名に代えて、スクリプトや実
行形式が出力されてもよい。資源実現表現の手続きは、
一つ以上の実資源の名前を伴ってもよい。コンテキスト
が出力した資源実現表現に含まれる実資源の名前は、前
記手続きの引数として作用する。実資源とは、すでに実
現されている資源であり、すでに実現されている資源と
は、資源に対するハンドルである。資源実現表現に含ま
れるいずれかの実資源の名前に代えて、別の資源実現表
現でもよい。資源実現表現は、所定の方法で、資源に対
するハンドルに変換することができる。例えば、手続き
の引数に対するハンドルから入出力されるデータを、前
記手続きで処理して得られるデータを入出力するハンド
ルである。
【0026】この実施の形態では、コンテキストを用い
て変換した結果得られる手続きをアプリケーションから
起動して、アプリケーションの機能を拡張する。アプリ
ケーションからの起動は、例えば資源に対するアクセス
で行なわれ、例えば資源がファイルシステムや、ファイ
ルシステムに含まれるファイルなどであれば、ファイル
の読み出しあるいは書き込みで行なわれる。コンテキス
トは、資源にアクセスした時点でロードされるので、拡
張すべき機能の選択が情報をアクセスした時点で行なわ
れる。そのため、利用者ごとに利用時点の機能の拡張が
可能となる。
【0027】この実施の形態では、資源は、例えばファ
イルシステムとすることができる。特に、ディレクトリ
に代表されるグループと、ファイルとすることができ
る。また、例えば、資源はSGMLを拡張したHTML
として知られる文法で表現されるハイパーテキスト文書
であってもよい。一般に、プロセス間通信でデータ入出
力を行なういかなるサービスの提供するデータストリー
ムであってよい。すなわち、この実施の形態において、
ホストやメモリやファイルやグループやポートやプロセ
スやユーザやデータベースなど、計算機システムにおい
て、名前を付与し、その名前に対して、名前が示す資源
への操作が適用できるハンドルが得られる資源を取り扱
うように実現した情報処理装置について適用可能であ
る。
【0028】ファイル資源に対する操作は、例えばファ
イル操作である。ファイル操作とは、オープンやリード
やライトやクローズであるが、これに限定するものでは
ない。これらの一部であってもよいし、シークが可能で
あってもよい。これらのファイル操作は、たとえば、U
NIXオペレーティングシステムのファイル操作と同じ
働きをするように構成してもよい。また、グループ資源
に対する操作は、メンバ表示や、メンバ追加やメンバ削
除である。HTMLに対する操作は、HTTPとして知
られているプロトコルで規定されているいずれかの操作
が可能であってよい。
【0029】ハンドルは、例えばファイル資源の場合に
はファイルをオープンして得られるファイルIDである
とするが、オープンしたファイルの属性を格納したファ
イル構造体に対するポインタであってもよい。または、
ファイルに対する操作が適用可能なソケットIDまたは
ソケット構造体に対するポインタであってもよい。一般
的には、資源に対する操作を適用するためのIDやポイ
ンタやポートや名前である。
【0030】この実施の形態は、単一の計算機システム
の単一プロセスとして実現する情報処理装置を含む。一
般的には、この発明の情報処理装置は、単一または複数
の計算機システム上で互いに通信を行なって動作する複
数のプロセスとして実現してもよい。また、この実施の
形態は、手続き指向による情報処理装置を含むが、手続
き指向によって実現することは必須ではなく、オブジェ
クト指向による実現をしてもよい。一般的には、手続き
指向、オブジェクト指向を含むいかなる実現方式を用い
てもよい。さらに、この実施の形態では、通信はポート
を用いたメッセージ通信として実現するが、この限りで
ない。一般的には、リモートプログラム、リモートプロ
シージャ、ソケット通信、メモリ共有を含むいかなる、
プロセス間の通信を用いて実現してもよい。さらに、こ
の実施の形態において、資源へのアクセスに対し、キャ
ッシュを有する構成としてもよい。
【0031】図2は、本発明の情報処理装置の実施の一
形態における具体例を示すブロック図である。図中、1
1は名前パーザ、12はコンテキストローダ、13は資
源イニシエータ、14はデータリーダ、21はコンテキ
ストサーバ、22はファイルサーバ、23はプロセシン
グサーバ、24はディスプレイである。この具体例で
は、ファイルブラウザを構成した例を示している。
【0032】コンテキストサーバ21は、コンテキスト
を格納し、コンテキストの名前を指定して、リード要求
に答えるファイルサーバである。コンテキストは、ここ
では通常のファイルであって、内容は、例えばHTML
言語で記述された表とすることができる。
【0033】ファイルサーバ22は、通常のファイルシ
ステムであって、ファイル名を指定すると、ファイルハ
ンドルが得られ、ファイルハンドルに対してリードかラ
イトが可能である。
【0034】プロセシングサーバ23は、例えばUNI
Xオペレーティングシステムを搭載したコンピュータ等
であって、手続きは、プロセスである。プロセスの入出
力は、例えば標準入力と標準出力である。ここでは、U
NIXオペレーティングシステムのパイプラインによっ
て、プロセスの入力と別のプロセスの出力を結合する。
また、ファイルハンドルとプロセスの入出力の結合は、
UNIXオペレーティングシステムが提供するファイル
・リダイレクションで行なう。
【0035】名前パーザ11は、名前解析部1の一例で
あって、名前入力ポートから名前を入力し、解析する。
コンテキストローダ12は、コンテキスト入力部2の一
例であって、名前パーザ11から入力されたコンテキス
トの名前に対応するコンテキストを、コンテキストサー
バ21から入力する。そして、入力されたコンテキスト
のHTMLで記述された表を所定の方法で解析して、資
源実現表現を作成する。資源イニシエータ13は、資源
準備部3の一例であって、資源実現表現に従って、ファ
イルサーバ22やプロセシングサーバ23とプロセス間
通信を行なって、パイプラインを構成する。パイプライ
ンは、例えばUNIXオペレーティングシステムにおい
てはpopenコマンドやpipeコマンドで作ること
ができる。パイプラインの最終出力ポートは、データリ
ーダ14のデータ入力ポートに接続する。データリーダ
14は、データ入出力部4の一例であって、データ入力
ポートから逐次にデータを読み込み、データ出力ポート
から出力する。この例では、データ出力ポートは、出力
装置の一例であるディスプレイ24に出力され、表示さ
れる。
【0036】資源実現表現についてさらに説明する。資
源実現表現は、次のいずれかの「項」である。すなわ
ち、 資源のハンドルH であるか、 コンテキスト名Cと資源の名前Nの組<C、N> であるか、 手続き名(資源実現表現1,...,資源実現表現K) である。ここで、添え字Kは手続きの引数の数で、Kは
0以上とする。Kが0の場合は、手続きは引数を有しな
い。すなわちこの場合、資源実現表現は、 手続き名() である。Kが1の場合は引数が1個であり、この場合資
源実現表現は、 手続き名(資源実現表現1) である。
【0037】例えば、手続きP1,P2,P3と、コン
テキストC1,C2,C3と名前N1,N2,N3とハ
ンドルH1,H2,H3とすると、 P1() P1(P2(H1,H2),H3) P1(H1,<C1,N1>,<C2,N2>) などはいずれも資源実現表現である。
【0038】次に、本発明の情報処理装置の実施の一形
態の具体例における動作の一例について説明する。ま
ず、名前パーザ11に名前が入力されてから、コンテキ
ストローダ12から資源実現表現が出力されるまでにつ
いて、具体例を用いて説明する。ここでは、具体例とし
て名前“test.gif.300dpi”が入力され
た場合について説明する。
【0039】まず、名前パーザ11は、名前を分解す
る。分解は、ここではトークンを解析して、“.”の前
後に分解する。入力された名前“test.gif.3
00dpi”は、名前“test.gif”と名前“3
00dpi”に分解される。
【0040】次に、コンテキストローダ12は、名前
“300dpi”をもとにコンテキスト“300DP
I”をコンテキストサーバ21からロードする。一般に
は名前から任意のコンテキスト名に変換する変換表を用
意しておくが、ここでは簡単のため、名前をそのままコ
ンテキスト名としている。ただし、区別するために、名
前を小文字とし、コンテキストの名前は大文字で示す。
この処理の結果、未解決の資源実現表現 <300DPI,test.gif> が得られる。解決された資源実現表現とは、手続き名と
資源のハンドルしか含まない資源実現表現のことであ
り、未解決とは、コンテキストと名前の組<C,N>を
1以上含むことであるとする。
【0041】コンテキスト“300DPI”は、名前を
解析し変換する規則として、区切り文字“.”の前後で
分解する規則を有しており、名前“test.gif”
を分解し、名前“test”と名前“gif”を得る。
また、コンテキスト“300DPI”中の変換表から、
名前“gif”に対応するコンテキスト名“GIF”を
得る。これにより、資源実現表現<300DPI,<G
IF,test>>が得られる。
【0042】コンテキストローダ12は、コンテキスト
“GIF”をコンテキストサーバ21からロードする。
ロードしたコンテキスト“GIF”中の変換表を用いて
名前“test”を変換することにより、例えば、手続
き名を含む資源実現表現 RPC_CONV(X) を得る。このコンテキスト“GIF”で名前“tes
t”を変換した結果を得て、さらにコンテキスト“30
0DPI”により、例えば、 RPC_300(RPC_CONV(X),Y) を得る。このようにして、入力された名前“test.
gif.300dpi”から、例えば資源実現表現“R
PC_300(RPC_CONV(X),Y)”が得ら
れる。XやYは資源のハンドルまたはコンテキストと名
前の組であり、必要なら、さらに同様の処理を行なう。
さらに、つけ加えると、手続きによってはコンテキスト
が自明である場合、X,Yはコンテキストと資源の名前
の組である代わりに、コンテキストを省略し、資源の名
前でもよい。例えばコンテキストを省略した場合はロー
カルのファイルシステムの名前であるとし、これはファ
イルのオープン処理をすることでハンドルに変換でき
る。
【0043】上述のように、名前を解析して資源実現表
現を得る際には、あるコンテキストから得られた名前を
同じあるいは別のコンテキスストで解釈し変換するよう
に再帰的に処理することが可能である。これによって、
資源をアクセスするときの手続きを系列的にまた階層的
に構成し、階層ごとに個別に指定や選択することで、選
択の機会や選択の幅をより柔軟に指定できるように構成
することができる。
【0044】次に、資源イニシエータ13の動作につい
て、具体例をもとに説明する。図3は、本発明の情報処
理装置の実施の一形態の具体例において構成されるパイ
プラインの説明図である。資源イニシエータ13は、コ
ンテキストローダ12においてコンテキストを用いて得
た資源実現表現をもとに、プロセシングサーバ23上に
各手続きをプロセスで実現するとともに、各プロセスを
パイプラインで結合する。さらに、末端のプロセスの出
力をデータリーダ14のデータ入力ポートに接続する。
【0045】パイプラインは、一例として、RPC(R
emote ProcedureCall)によって構
成する。RPCは、例えばサンマイクロシステム社のR
PCを用いることができる。RPCの呼び出しは、通常
のサブルーチンコールと似ていて、引数をメモリに格納
し、所定の手続きを実行し、結果として返り値を返す。
しかし、手続きは、一般にはリモートコンピュータで実
行される。RPCの場合、引数は所定のフォーマットで
ひと塊のデータとして、リモートコンピュータに転送さ
れ、手続きの引数としてメモリに格納され、実行が行な
われる。返り値は、同様にひと塊のデータにパッキング
されリモートコンピュータから返送される。
【0046】上述のようにして得られた資源実現表現 RPC_300(RPC_CONV(X),Y) を考える。RPC_300(A,B)は、所定の型の2
つの引数A,Bを有する。また、RPC_CONV
(C)は、所定の型の引数Cを有する。RPC_CON
V(C)の返り値は、引数Aと同じ型である。
【0047】RPC_300(RPC_CONV
(X),Y)の資源XのハンドルHX は、手続きRPC
_CONVの第1の入力引数のポートに接続される。こ
のようなハンドルと入力引数のポートの接続は、例え
ば、UNIXオペレーティングシステムでは、pipe
システムコールで実現されている。また、手続きRPC
_CONVの出力は、仮想的な資源へのアクセスのハン
ドルHCONVとして、手続きRPC_300の第1の入力
引数のポートに接続される。資源YのハンドルHY は手
続きRPC_300の第2の引数に接続される。手続き
RPC_300の出力ポートは、仮想的な資源へのアク
セスのハンドルH300 として返される。以上の手順に
て、資源XのハンドルHX と資源YのハンドルHY と手
続きRPC_CONVと手続きRPC_300からなる
パイプラインが構成される。最後に、手続きRPC_3
00の出力ポートは、データリーダ14のデータ入力ポ
ートに接続される。
【0048】このようにして構成されたパイプラインに
よって、ファイルサーバ22中の資源Xは手続きRPC
_CONVが施されて手続きRPC_300に入力さ
れ、ファイルサーバ22中の資源Yとともに手続きRP
C_300が施されてデータリーダ14に入力される。
データリーダ14は、入力されたデータをデータ出力ポ
ートからディスプレイ24に出力する。
【0049】ユーザは、表示させたい資源の名前として
“test.gif.300dpi”を入力することに
よって、手続きRPC_CONVにより変換された資源
Xと、資源Yとを、手続きRPC_300で処理した結
果がディスプレイに表示される。
【0050】このように、アプリケーションのアクセス
する情報の名前について、名前を解析した結果定まるコ
ンテキストをアプリケーションにロードし、コンテキス
トで名前を変換して、変換した結果定まる手続きをパイ
プライン状に接続して、そのパイプラインを経由して処
理されたデータを読むことで、アプリケーションの機能
の拡張を行なうことができる。そのため、資源にアクセ
スするのに、利用者や第3者が簡単に、または利用者に
無意識のうちに、手続きを読み出したデータに適用する
ような、アプリケーションの機能の拡張方式を提供でき
る。
【0051】上述のように入力した名前に応じて手続き
が動的に決定されるため、従来のようにブラウザの起動
時に手続きを予めロードしておく必要はなく、柔軟性に
富んだシステムとなる。また、どのような手続きを実行
するかは、コンテキストを入力した時点でのコンテキス
トの設定によるため、資源にアクセスするたびに、最新
の手続きの選択が可能になる。さらに、従来のようにリ
モートコンピュータやローカルコンピュータに未知の手
続きを転送して実行することもないので、コンピュータ
ウイルス等の侵入を防止しやすくなり、セキュリティの
面からも有用である。
【0052】次に、本発明の情報処理装置の実施の一形
態の動作を、別の具体例を用いて説明する。名前パーザ
11は、所定のシンタクスに基づいて名前を解析する
が、解析するアルゴリズムはどのようなものでもよく、
例えばよく知られているLLパーズやLRパーズなどで
行なってもよい。この具体例では、単純な正規表現によ
るパターンマッチングで行なう。
【0053】名前は、 “//”+コンテキスト名+“/”+資源名 という形式で入力されるとする。ここで、記号“と”と
+は、説明の混乱をさけるために付与したメタ記号であ
って、実際の名前には含まない。+は文字の連接を意味
する記号である。また、コンテキスト名は文字列であ
る。さらに、資源名は文字列であって、“と”ではさま
れた文字列はその文字列自身である。
【0054】この名前は、例えば、パール言語の正規表
現では、 m!//(.*)/(.*)! という式にマッチする。この式の意味は、mがマッチコ
マンドであって、!は、正規表現の始まりと終わりであ
って、/は文字であって、.*は任意の文字の0個以上
の連接であって、開き括弧と閉じ括弧の組の内部にマッ
チした文字列は、左側から変数$1,$2,...にバ
インドされる。したがって、マッチした後には、変数$
1にはコンテキスト名がバインドされ、変数$2には資
源名がバインドされる。
【0055】入力として、名前 //VFS1/MERGE2%FOO%BAR が与えられた場合について説明する。上述のような名前
パーザ11による解析の結果、コンテキスト名はVFS
1と定まる。
【0056】コンテキストサーバ21にコンテキスト名
VFS1を指定して読み込む。ここでは、コンテキスト
名VFS1に対応して、コンテキストC1が得られるも
のとする。コンテキストサーバ21はよく知られるft
pプロトコルでアクセスできるものとすると、例えばコ
マンドは、 get VFS1 で、コンテキストC1がコンテキストローダ12に入力
される。
【0057】図4は、本発明の情報処理装置の実施の一
形態の別の具体例におけるコンテキストC1の一例の説
明図である。コンテキストの内容は表であり、例えばコ
ンテキストC1の内容は図4(A)に示すものであると
する。このような表の構成方法は任意であり、例えばH
TML言語を用いて図4(B)に示すような表現であっ
てもよい。
【0058】コンテキストローダ12は、資源名を分解
し、表を引くためのキーとパラメータを得る。この具体
例では、記号“%”を手がかりに正規表現によるパター
ンマッチによって分解する。これにより、 キー:MERGE2 パラメータFOO,BAR が得られる。名前の変換は、キーによってコンテキスト
を構成する名前変換表を引き、引いた結果に含まれる変
数を、例えば左から出現する順にパラメータで置き換え
ることで、資源実現表現を得るように処理する。
【0059】ここで、キー「MERGE2」によって図
4に示すコンテキストC1の表を引くと、 手続きP1(<FS,X1>,<FS,X2>) が得られ、引数X1とX2には、それぞれ順にFOO,
BARが割り当てられて、結果として資源実現表現 P1(<FS,FOO>,<FS,BAR>)を得る。
ここで、FSはファイルシステムであり、<FS,FO
O>,<FS,BAR>は、それぞれ、ファイルシステ
ムの名前がFOOとBARであるファイルをオープンし
たときのファイルハンドルにそれぞれ変換することがで
きる。
【0060】図5は、本発明の情報処理装置の実施の一
形態の別の具体例において構成されるパイプラインの説
明図である。上述のファイルシステムの名前がFOOと
BARであるファイルをオープンしたときのファイルハ
ンドルをH2,H3とすると、ファイルハンドルH2
は、例えばUNIXオペレーティングシステムのプロセ
スP1の第1の引数ポートと接続し、ファイルハンドル
H2は第2の引数ポートと接続する。
【0061】例えば、コンテキストローダ12が2番の
ファイルIDでファイルハンドルH2をオープンし、3
番のファイルIDでファイルハンドルH3をオープンし
ているとき、例えばUNIXオペレーティングシステム
におけるforkによって子プロセスを生成し、exe
cによってプロセスP1を実行させる。これによって、
プロセスP1の2つの引数ポートにファイルFOOとB
ARが接続されてプロセスP1が実行される。プロセス
P1の出力ポートはデータリーダ14に接続されてお
り、ファイルFOOとファイルBARに対して手続きP
1が施された結果がディスプレイ24に表示されること
になる。
【0062】上述の例では、ファイルの内容を読み出し
た際に所定の手続きを実行し、手続きによる処理結果を
得たが、例えばデータリーダ14のデータ出力ポートに
ファイルシステム22を接続し、データリーダ14から
出力されるデータに対して手続きを実行して、ファイル
システム22に書き込むように構成することもできる。
さらに、データリーダ14に入力する際に所定の手続き
を実行するとともに、出力の際にも所定の手続きを実行
するように構成することも可能である。
【0063】ここまでの例では、コンテキストは名前変
換表で構成し、表を解釈するプログラムはアプリケーシ
ョンが有するものとして説明したが、表を解釈し、名前
を資源実現表現に変換し、パイプラインを構成する処理
は、コンテキストに含まれていて、コンテキストと同時
にロードして実行するように構成することも可能であ
る。この場合は、表と処理を担当するプログラムとを、
例えばよく知られているアーカイブファイル形式である
tar形式やzip形式でまとめてコンテキストを構成
する。表と処理を担当するプログラムとを複数回に分け
てロードするように構成してもよい。
【0064】なお、データリーダ14のデータ入力ポー
トおよびデータ出力ポートに接続されるものは、上述の
ファイルシステムおよびディスプレイに限定されるもの
ではなく、例えば入出力装置やネットワーク、あるいは
アプリケーションなどであってもよい。また、データ入
力ポートとデータ出力ポートが同じ装置、システム、ア
プリケーション等に接続されてもよく、例えばデータリ
ーダ14のデータ入力ポートおよびデータ出力ポートに
ファイルシステム22を接続することにより、ファイル
中のデータを変換し、再びファイルとして格納すること
ができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、資源へのアクセスを行なう際に、コンテキス
トの設定に従った手続きを実行することができる。いか
なる手続きを実行するかを決定するのは、コンテキスト
を入力した時点であるため、コンテキストを適切に設定
することにより、資源にアクセスする度に、最新の手続
きの選択が可能になる。
【0066】一方、コンテキストを設計し、供与する者
は、資源にアクセスする際に必要な手続きを、資源とは
別に提供することができるし、アプリケーションの提供
とも別に指定できる。また、資源にアクセスする者は、
資源の名前の一部または全部を指定することで、所望す
るコンテキストを選択することができるので、結果とし
て、資源にアクセスする際に所望する手続きを選択する
ことが可能になり、アプリケーションの機能が拡張され
る。
【0067】その結果、ユーザは、資源にアクセスする
際に、自動的にかつ簡単に、適切な手続きを実行するこ
とができる。適切な手続きを実行することで、高い付加
価値の情報アクセスが可能となる。ユーザは、コンテキ
ストを選択したり、コンテキストの内容を改変すること
で、ユーザの指向や目的に応じた独自の手続きが可能な
ようにアプリケーションの機能を拡張することができる
ので、自由度の高い情報処理装置を構成できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報処理装置の実施の一形態を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の情報処理装置の実施の一形態におけ
る具体例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の情報処理装置の実施の一形態の具体
例において構成されるパイプラインの説明図である。
【図4】 本発明の情報処理装置の実施の一形態の別の
具体例におけるコンテキストC1の一例の説明図であ
る。
【図5】 本発明の情報処理装置の実施の一形態の別の
具体例において構成されるパイプラインの説明図であ
る。
【符号の説明】
1…名前解析部、2…コンテキスト入力部、3…資源準
備部、4…データ入出力部、5…コンテキスト保持部、
11…名前パーザ、12…コンテキストローダ、13…
資源イニシエータ、14…データリーダ、21…コンテ
キストサーバ、22…ファイルサーバ、23…プロセシ
ングサーバ、24…ディスプレイ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムの資源に対する操作を行
    なう情報処理装置において、前記資源を管理する資源管
    理手段と、入力された名前を解析して単数または複数の
    予め実現されている資源を特定する資源名と該資源から
    入力または出力されるデータを処理する手続きとの組に
    変換する規則に相当するオブジェクトであるコンテキス
    トを1以上保持するコンテキスト保持手段と、該コンテ
    キスト保持手段からコンテキストを必要に応じて用い該
    コンテキストをもとに入力された名前を解釈して資源名
    と手続きとの組に変換し該変換結果から定まる資源を前
    記資源管理手段から入力し前記手続きを実行して処理結
    果を解釈して出力する処理手段を有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 計算機システムの資源に対する操作を行
    なう情報処理装置において、前記資源を管理する資源管
    理手段と、入力された名前を解析して単数または複数の
    予め実現されている資源を特定する資源名と該資源から
    入力または出力されるデータを処理する手続きとの組に
    変換する規則に相当するオブジェクトであるコンテキス
    トを1以上保持するコンテキスト保持手段と、該コンテ
    キスト保持手段からコンテキストを必要に応じて用い該
    コンテキストをもとに入力された名前を解釈して資源名
    と手続きとの組に変換し与えられたデータに対する操作
    を前記手続きに入力して処理し該処理結果を前記変換に
    よって定まる資源に対して出力する処理手段を有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、入力された名前に対し
    て必要な回数だけ前記コンテキスト保持手段に保持され
    ているコンテキストを用いた名前の解釈および変換を再
    帰的に行なうことを特徴とする請求項1または2に記載
    の情報処理装置。
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