JP2002267817A - 防眩フィルムおよび偏光板 - Google Patents

防眩フィルムおよび偏光板

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JP2002267817A
JP2002267817A JP2001065463A JP2001065463A JP2002267817A JP 2002267817 A JP2002267817 A JP 2002267817A JP 2001065463 A JP2001065463 A JP 2001065463A JP 2001065463 A JP2001065463 A JP 2001065463A JP 2002267817 A JP2002267817 A JP 2002267817A
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triacetyl cellulose
antiglare
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glare
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JP2001065463A
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English (en)
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Kazuhiro Nakamura
和浩 中村
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィラー配合方式により、防眩性、解像性及び
耐傷性に優れた防眩層を用いた防眩フィルム、および偏
光板を提供すること。 【解決手段】特定のトリアセチルセルロースフィルム上
に、防眩層を設けた防眩フィルムにおいて、前記防眩層
が、コールターカウンター法で測定した平均粒径が1〜
5μmの光学的に透明な微粒子を含有する紫外線硬化樹
脂の硬化層からなり、その少なくとも片面が隣接する凹
部底を基準とした高さが0.5〜2μmの凸部を100
μm角あたり5〜20個有する微細凹凸構造を形成して
いる防眩フィルムおよび該防眩層を片側表面に有する偏
光板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防眩性、透過画像
鮮明性及び耐傷性等などに優れ、種々の表示装置に好適
な防眩層を用いた防眩フィルムおよび偏光板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サンドブラスト方式、エンボス加
工方式(特公平4−59605号公報)、シリカ粒子の
配合方式(特公昭63−40283号公報)などの種々
の方式で表面を微細凹凸状に構造化したフィルム等から
なる防眩層が提案されている。このような防眩層は、液
晶表示装置やペン入力式表示装置等の表示装置などにお
ける表示面に適用して反射光による視認性の悪化を防止
することを目的とするものである。従って、防眩性が要
求されるものであるが、本来の表示像の視認を不可能と
しては意味のないものとなるので、表示像の一定以上の
透過画像鮮明性を維持することも必要とされる。さらに
表示面の表面に適用されるので、傷付きにくさ等の耐傷
性なども要求される。
【0003】しかしながら、従来の防眩層は、防眩性、
透過画像鮮明性及び耐傷性の全てを満足させることが困
難であった。例えば、凹凸構造の微細化と平準化(滑ら
かさ)により防眩性と透過画像鮮明性をバランスさせら
れるものとして、上記のエンボス加工フィルムを溶剤で
処理して表面の凹凸を平準化したものが提案されている
が、加工上の凹凸形状の制約から背景光源が表面に映出
して防眩性が不十分であった。また、シリカ粒子を添加
してなる防眩フィルムにおいて、その配合量を多くした
ものが提案されているが、ヘイズ値の上昇を招いて透過
画像鮮明性が低下する問題点がある。
【0004】一方、中心線平均粗さが0.05〜0.4
μmの凹凸を100〜50μmの凹凸間ピッチで形成し
たものが提案されているが(特開昭63−298201
号公報)、この方式をエンボス加工方式のものに適用し
た場合にはフィルム素材の制約から耐傷性を満足させる
ことが困難であり、シリカ粒子を添加する方法を配合方
式に適用した場合、すなわちシリカ粒子の含有量を少な
くした場合には光沢度が上昇して防眩性が不足し、表示
像の視認性が低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防眩
性、透過画像鮮明性、反射防止性及び耐傷性に優れた防
眩フィルム及びそれを用いた偏光板を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記構
成の防眩フィルムおよび偏光板が提供されて、本発明の
上記目的が達成される。 1.トリアセチルセルロースフィルム上に、少なくとも
1層の防眩層を設けた防眩フィルムにおいて、前記トリ
アセチルセルロースフイルムがトリアセチルセルロース
を溶剤に溶解することで調整されたトリアセチルセルロ
ースドープを複数層共流延法により流延することにより
作製されたものであるか、トリアセチルセルロースをジ
クロロメタンを実質的に含まない溶剤に溶解することで
調整されたトリアセチルセルロースドープを単層流延法
により流延することにより作製されたものであり、前記
防眩層が、コールターカウンター法で測定した平均粒径
が1〜5μmの光学的に透明な微粒子を含有する紫外線
硬化樹脂の硬化層からなり、その少なくとも片面が隣接
する凹部底を基準とした高さが0.5〜2μmの凸部を
100μm角あたり5〜20個有する微細凹凸構造を形
成していることを特徴とする防眩フィルム。 2.光学的に透明な微粒子がシリカ粒子であり、硬化皮
膜の厚さが2〜20μmである上記1に記載の防眩フィ
ルム。 3.表面の平均水準を基準とした高さが0.2μm以上
の凸部を100μm角あたり80個以上有する微細凹凸
構造が形成されていることを特徴とする上記1または2
に記載の防眩フィルム。 4.トリアセチルセルロースドープが、トリアセチルセ
ルロースを低温溶解法あるいは高温溶解法によってジク
ロロメタンを実質的に含まない溶剤に溶解して調製され
たものであることを特徴とする上記1〜3のいずれかに
記載の防眩フィルム。 5.上記1〜4のいずれかに記載の防眩層上に、熱また
は電離放射線により硬化する含フッ素樹脂を含む屈折率
1.35〜1.48の低屈折率を有することを特徴とす
る防眩フィルム。 6.上記1〜5のいずれかに記載の防眩フィルムを片側
表面に有することを特徴とする偏光板。
【0007】本発明の防眩フィルムは、特定のトリアセ
チルセルロース上に光学的に透明な微粒子を含有する紫
外線硬化樹脂皮膜とすることにより耐傷性に優れ、かつ
該膜の表面を上記の微細凹凸構造とすることにより理由
は不明であるが防眩性と透過画像鮮明性に優れる結果と
なる。また、防眩層上に硬化性のよい含フッ素樹脂を低
屈折率層を設けることで、防眩性とコントラストのバラ
ンスのよい防眩性反射防止フィルムを得ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳述
する。防眩フィルムの形成に用いる透明フィルムは、ト
リアセチルセルロースを溶剤に溶解することで調整され
たトリアセチルセルロースドープを単層流延および複数
層共流延の何れかの流延方法により流延することにより
作成された厚み10〜500μmのトリアセチルセルロ
ースフィルムを用いる。特に、環境保全の観点から、ト
リアセチルセルロースを低温溶解法あるいは高温溶解法
によってジクロロメタンを実質的に含まない溶剤に溶解
することで調製されたトリアセチルセルロースドープを
用いて作成されたトリアセチルセルロースフィルムが好
ましい。単層のトリアセチルセルロースは、特開平7−
11055号公報等で開示されているドラム流延、ある
いはバンド流延等により作成され、後者の複数の層から
なるトリアセチルセルロースは、特開昭61−9472
5号公報、特公昭62−43846号公報等で開示され
ている、いわゆる共流延法により作成される。具体的に
は、原料フレークをハロゲン化炭化水素類(ジクロロメ
タン(但し、単層流延のときは実質的には用いない。)
等、アルコール類(メタノール、エタノール、ブタノー
ル等)、エステル類(蟻酸メチル、酢酸メチル等)、エ
ーテル類(ジオキサン、ジオキソラン、ジエチルエーテ
ル等)等の溶剤にて溶解し、これに必要に応じて可塑
剤、紫外線吸収剤、劣化防止剤、滑り剤、剥離促進剤等
の各種の添加剤を加えた溶液(ドープと称する)を、水
平式のエンドレスの金属ベルトまたは回転するドラムか
らなる支持体の上に、ドープ供給手段(ダイと称する)
により流延する際、単層ならば単一のドープを単層流延
し、複数の層ならば高濃度のセルロースエステルドープ
の両側に低濃度ドープを共流延し、支持体上である程度
乾燥して剛性が付与されたフィルムを支持体から剥離
し、次いで各種の搬送手段により乾燥部を通過させて溶
剤を除去することからなる方法である。
【0009】トリアセチルセルロースを溶解するための
溶剤としては、ジクロロメタンが代表的である。しか
し、技術的には、ジクロロメタンのようなハロゲン化炭
化水素は問題なく使用できるが、地球環境や作業環境の
観点では、溶剤はジクロロメタン等のハロゲン化炭化水
素を実質的に含まないことが好ましい。「実質的に含ま
ない」とは、有機溶剤中のハロゲン化炭化水素の割合が
5質量%未満(好ましくは2質量%未満)であることを
意味する。ジクロロメタン等を実質的に含まない溶剤を
用いてトリアセチルセルロースのドープを調整する場合
には、後述するような特殊な溶解法が必須となる。
【0010】第一の溶解法は、冷却溶解法と称され、以
下に説明する。まず室温近辺の温度(−10〜40℃)
で溶剤中にトリアセチルセルロースを撹拌しながら徐々
に添加して混合物調製する。次に、混合物を−100〜
−10℃(好ましくは−80〜−10℃、さらに好まし
くは−50〜−20℃、最も好ましくは−50〜−30
℃)に冷却する。冷却は、例えば、ドライアイス・メタ
ノール浴(−75℃)や冷却したジエチレングリコール
溶液(−30〜−20℃)中で実施できる。このように
冷却すると、トリアセチルセルロースと溶剤の混合物は
固化する。さらに、これを0〜200℃(好ましくは0
〜150℃、さらに好ましくは0〜120℃、最も好ま
しくは0〜50℃)に加温すると、溶剤中にトリアセチ
ルセルロースが流動する溶液となる。昇温は、室温中に
放置するだけでもよいし、温浴中で加温してもよい。
【0011】第二の方法は、高温溶解法と称され、以下
に説明する。まず室温近辺の温度(−10〜40℃)で
溶剤中にトリアセチルセルロースを撹拌しながら徐々に
添加する。トリアセチルセルロースは、各種溶剤を含有
する混合溶剤中にトリアセチルセルロースを添加し予め
膨潤させることが好ましい。本法において、トリアセチ
ルセルロースの溶解濃度は30質量%以下が好ましい
が、フィルム製膜時の乾燥効率の点から、なるべく高濃
度であることが好ましい。次にトリアセチルセルロース
溶剤混合液は、0.2MPa〜30MPaの加圧下で7
0〜240℃に加熱される(好ましくは80〜220
℃、更に好ましく100〜200℃、最も好ましくは1
00〜190℃)。次にこれらの加熱溶液はそのままで
は塗布できないため、使用された溶剤の最も低い沸点以
下に冷却する必要がある。その場合、−10〜50℃に
冷却して常圧に戻すことが一般的である。冷却はトリア
セチルセルロース溶液が内蔵されている高圧高温容器や
ラインを、室温に放置するだけでもよく、更に好ましく
は冷却水などの冷媒を用いて該装置を冷却してもよい。
【0012】本発明の防眩性層は、 (イ)コールターカウンター法で測定された平均粒径が
1〜5μmの光学的に透明な微粒子を含有する紫外線硬
化樹脂の硬化層からなり、しかも (ロ)硬化皮膜の少なくとも片面は隣接の凹部底を基準
とした高さが0.5〜2μmの凸部を100μm角あた
り5〜20個有する微細凹凸構造を有する。
【0013】紫外線硬化型の樹脂としては、例えばアク
リル系、ウレタン系、アクリルウレタン系、エポキシ
系、シリコーン系等のモノマーやオリゴマーに紫外線重
合開始剤を配合したものなどを用いることができる。好
ましく用いられるものは、支持体との密着性、ハードコ
ート性、透明微粒子の分散性、透明性などに優れるもの
であり、例えば紫外線重合性の官能基を3〜6個有する
アクリル系のモノマーやオリゴマーなどが挙げられる。
具体的には、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の多官能
(メタ)アクリレートモノマーおよび2−ヒドロキシル
(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリロイルモルホリン、t−ブチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、2−シアノ(メタ)ア
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビ
ニルピロリドン、N−ビニル−ε−カプロラクタム等の
反応性モノマーおよび光重合開始剤を含有する紫外線硬
化型樹脂組成物等が挙げられる。
【0014】光学的に透明な微粒子としては、紫外線硬
化樹脂の硬化層中で透明性を示し、コールターカウンタ
ー法による平均粒径が1〜5μmのものを用いることが
できる。具体的には、シリカ、アルミナ、チタニア、ジ
ルコニアなどからなる微粒子が用いられ、なかでも、防
眩性や透過画像鮮明性、耐傷性等の点よりシリカ粒子、
特に二酸化珪素の合成粒子が好ましく用いられる。ま
た、酸化錫、酸化インジウム、酸化カドミウム、酸化ア
ンチモン等の導電性の透明微粒子なども用いることがで
きる。なお、光学的に透明な微粒子の平均粒径が1μm
未満では微粒子の埋没で凹凸構造の表面が形成しにくく
なり、5μmを超えると凹凸構造の起伏が大きくなりす
ぎて鮮明性が低下しやすくなる。
【0015】光学的に透明な微粒子の使用量は、紫外線
硬化型の樹脂100質量部あたり、0.5〜20質量部
が好ましい。その使用量が前記範囲外では目的の微細凹
凸構造を形成しにくい。好ましい透明微粒子の使用量
は、紫外線硬化型の樹脂100質量部あたり1〜10質
量部、より好ましくは1.5〜5質量部である。
【0016】形成する硬化層の厚さは、1〜10μmが
好ましい。その厚さが1μm未満では支持体との密着
性、ハードコート性に乏しい場合があり、10μm超え
ると表面の凹凸構造がなだらかなものとなりやすく上記
凹凸構造が形成しにくくなる場合がある。
【0017】本発明の防眩層は、視認側となる少なくと
も片面が所定の微細凹凸構造に形成されたものである。
微細凹凸構造の形成は、例えば紫外線硬化型の樹脂と所
定量の光学的に透明な微粒子を必要に応じ溶媒を用いて
混合し、その混合分散液を本発明のトリアセチルセルロ
ース上に塗布し、紫外線で硬化処理して光学的に透明な
微粒子含有の紫外線硬化樹脂からなる硬化層を形成する
方法などにより行うことができる。
【0018】混合分散液の塗布は、ワイヤーバー方式、
グラビア方式、マイクログラビア方式、ドクターブレー
ド方式、ディッピング方式、スピンコート方式などの適
宜な方式で行うことができる。その場合に、均一厚塗布
を目的とした通例の塗布操作で目的の微細凹凸構造を形
成することが可能である。また塗布後、紫外線で硬化処
理するまでの時間も通常の硬化処理操作に準じることが
でき、本発明では、透明微粒子の含有させることにより
微細凹凸構造が形成されるので、塗布・乾燥後、1時間
経過した後に、硬化処理してもよい。上記の微細凹凸構
造は、透明微粒子の配合量とその混合分散液の塗布厚の
制御により、最適化することができる。
【0019】防眩性や解像性等の点より防眩層の好まし
い微細凹凸構造は、隣接の凹部底を基準とした高さが
0.5〜2μmの凸部を100μm角あたり5〜20個
有するものである。また表面の平均水準を基準とした高
さが0.2μm以上の凸部を100μm角あたり80個
以上有する微細凹凸構造も好ましい。
【0020】防眩層は、表示装置や計器類の如き視認装
置等の防眩が要求される面に直接塗布する方式で適用す
ることもできるし、ガラス板やプラスチックフィルム等
の透明基材、あるいは偏光板や位相差板の如き光学機能
素材等の視認装置の形成部品などに付設する方式などに
よっても適用することができる。
【0021】本発明の防眩フィルムは、防眩層を本発明
のトリアセチルセルロースフィルムの少なくとも片側に
設けたものである。その例を図1に概略断面図として模
式的に示した。図1に示される例では、防眩フィルム
は、防眩膜1および透明フィルム2からなる。なお接着
剤層3は必要に応じて設けられる。かかる防眩フィルム
は、防眩を目的とする面に接着する方法などにより適用
される。特に表示装置等の既成物品、湾曲面および大面
積面等へ適用すると、大きな利点が得られる。
【0022】防眩層上に設けることのできる低屈折率層
としては、屈折率1.35〜1.49が好ましく、1.
35〜1.44がより好ましい。本発明の低屈折率層に
用いられる含フッ素ポリマーとしては、含フッ素ビニル
ポリマー、含フッ素ポリエーテル、含フッ素ポリシロキ
サン、などが挙げられるが、含フッ素ビニルポリマーが
好ましい。本発明の含フッ素ビニルポリマーは含フッ素
ビニルモノマーをラジカル重合することにより得られ
る。含フッ素モノマーの具体例としては例えばフルオロ
オレフィン類(例えばフルオロエチレン、ビニリデンフ
ルオライド、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロ
プロピレン、パーフルオロ−2,2−ジメチル−1,3
−ジオキソール等)、(メタ)アクリル酸の部分または
完全フッ素化アルキルエステル誘導体類(例えばビスコ
ート6FM(大阪有機化学製)やM−2020(ダイキ
ン製)等)、完全または部分フッ素化ビニルエーテル類
等である。このうちヘキサフロオロプロピレン、フッ素
化ビニルエーテル類が好ましい。
【0023】上記以外のビニルモノマーも共重合モノマ
ーとして用いることができる。このようなモノマーとし
ては、例えばオレフィン類(エチレン、プロピレン、イ
ソプレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等)、アクリル
酸エステル類(メチルアクリレート、、エチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート)、メタクリル
酸エステル類(メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、ブチルメタクリレート、エチレングリコールジ
メタクリレート等)、スチレン誘導体(スチレン、ジビ
ニルベンゼン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
等)、ビニルエーテル類(メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、n−
ブチルビニルエーテル等)、ビニルエステル類(酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、桂皮酸ビニル等)、アクリ
ルアミド類(N−tertブチルアクリルアミド、N−
シクロヘキシルアクリルアミド等)、メタクリルアミド
類、アクリロ二トリル誘導体等を挙げることができる。
このうちビニルエーテル類が好ましい。
【0024】本発明における上記モノマーの混合比とし
ては含フッ素モノマーが20乃至80%、官能基含有モ
ノマーが0乃至30%、それ以外のモノマーが0乃至7
0%が好ましくい。モノマー混合物は普通のラジカル重
合により重合させることができる。
【0025】本発明の低屈折率層に用いられる光によっ
て反応促進剤を発生する化合物としては、特に限定され
ないが、光酸発生剤あるいは光塩基発生剤が好ましく、
いずれもゾルゲル成分の縮合反応を促進することができ
る。具体的には、光酸発生剤としては、ベンゾイントシ
レート、トリ(ニトロベンジル)ホスフェート、ジアリ
ールヨードニウム塩、トリアリールスルホニウム塩な
ど、光塩基発生剤としては、ニトロベンジルシクロヘキ
シルカルバメート、ジ(メトキシベンジル)ヘキサメチ
レンジカルバメートなどを挙げることができる。このう
ち光酸発生剤が好ましく、具体的にはトリアリールスル
ホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、が好ましい。
これらの化合物と併用して増感色素も好ましく用いるこ
とができる。本発明の光によって反応促進剤を発生する
化合物の添加量としては、低屈折率層塗布液全固形分に
対して0.1乃至15%が好ましく、より好ましくは
0.5乃至5%である。
【0026】本発明の偏光板は楕円偏光板であってもよ
く、本発明の防眩層を片側表面に有するものである。従
って、図1における透明フィルム2を偏光板又は楕円偏
光板で置換したものなどが例示できる。なお楕円偏光板
は、偏光板に位相差板を積層したものであり、防眩層は
楕円偏光板の外表面に位置する偏光板又は位相差板のい
ずれに付設されていてもよい。本発明において偏光板、
位相差板については適宜なものを用いてよい。一般に
は、偏光フィルムからなる偏光板、延伸フィルムからな
る位相差板が用いられる。
【0027】偏光フィルムの具体例としては、ポリビニ
ルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニル
アルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体
系部分ケン化フィルムの如き親水性高分子フィルムにヨ
ウ素及び/又は二色性染料を吸着させて延伸したもの、
ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの
脱塩酸処理物の如きポリエン配向フィルムなどがあげら
れる。偏光フィルムの厚さは通例5〜80μmである
が、これに限定されない。
【0028】用いる偏光板は、偏光フィルムそのもので
あってもよいし、偏光フィルムの片側又は両側に透明保
護層を設けたものであってもよい。透明保護層の形成に
は、上記の透明フィルムで例示の如き透明性、機械的強
度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れるプラスチックな
どが好ましく用いられる。
【0029】偏光板と積層して楕円偏光板を得るための
位相差フィルムとしては、例えばポリカーボネート、ポ
リビニルアルコール、ポリスチレン、ポリメチルメタク
リレートの如き適宜なプラスチックのフィルムを延伸処
理して得られる複屈折性フィルムなどがあげられる。位
相差板は、2種以上の位相差フィルムを積層して位相差
等の光学特性を制御したものとして形成することもでき
る。
【0030】なお防眩フィルム、偏光板又は楕円偏光板
は、例えばサリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノ
ール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シアノア
クリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等の紫外線
吸収剤で処理する方式などにより紫外線吸収能をもたせ
たものであってもよい。
【0031】防眩フィルム、偏光板又は楕円偏光板に
は、適用対象への接着等を目的に必要に応じて接着剤層
を設けることができ、その接着剤層の形成には、例えば
アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤
等の粘着剤やホットメルト系接着剤などの適宜なものを
用いうる。透明性や耐候性等に優れるものが好ましい。
接着剤層の付設は、塗工方式やセパレータ上に設けたも
のの移着方式など適宜な方式で行ってよい。なお接着剤
層が粘着層の場合には、実用に供するまでの間その表面
をセパレータ等で保護しておくことが好ましい。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は実施例に限定されない。
【0033】実施例1 トリアセチルセルロース17.4質量部、トリフェニル
フォスフェート2.6質量部、ジクロロメタン66質量
部、メタノール5.8質量部、n−ブタノール8.2質
量部からなる原料を攪拌しながら混合して溶解し、トリ
アセチルセルロースドープAを調製した。トリアセチル
セルロース24質量部、トリフェニルフォスフェート4
質量部、ジクロロメタン66質量部、メタノール6質量
部からなる原料を攪拌しながら混合して溶解し、トリア
セチルセルロースドープBを調製した。特開平11−2
54594号の記載に従って、3層共流延ダイを用い、
ドープBの両側にドープAを共流延するように配置して
金属ドラム上に同時に吐出させて重層流延した後、流延
膜をドラムから剥ぎ取り、乾燥して、ドラム面側から1
0μm、60μm、10μmの3層共流延トリアセチル
セルロースフィルムAを作成した。このフィルムには、
各層間に明確な界面は形成されていなかった。平均粒径
が2.0μmの架橋ポリスチレン粒子2.5質量部、紫
外線硬化型の多官能アクリレートモノマーであるジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート100質量部及び
ベンゾフェノン3質量部をメチルエチルケトン/シクロ
ヘキサノンの1:1混合溶剤と高速撹拌して固形分50
質量%の混合分散液を調製し、それを上記トリアセチル
セルロースフィルムAの片面にワイヤーバーにて塗布し
溶剤を蒸発させて厚さ1.5μmの塗布層を形成し、そ
れを高圧水銀ランプにて光を積算光量で250mj/c
2照射して硬化し、防眩フィルムを得た。
【0034】フィルムの防眩層表面における微細凹凸構
造を走査型電子顕微鏡で観察したところ、隣接の凹部底
を基準とした高さが0.5〜2μmの凸部を100μm角
あたり、平均で5.3個有していた。また、表面の平均
水準を基準とした高さが0.2μm以上の凸部を100
μm角あたり105個有していた。この防眩層は鉛筆硬
度2Hのハードコート性を示し、ヘイズ値20の光拡散
性を示した。さらに、この防眩フィルムを偏光板に接着
しそれを液晶表示素子に接着したところ、透過画像鮮明
性にも優れていた。
【0035】実施例2 トリアセチルセルロース20質量部、酢酸メチル48質
量部、シクロヘキサノン20質量部、メタノール5質量
部、エタノール5質量部、トリフェニルフォスフェート
/ビフェニルジフェニルフォスフェート(1/2)2質
量部、シリカ(粒径20nm)0.1質量部、2、4−
ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−tert−ブチルアニリノ)−1,3,5−
トリアジン0.2質量部を添加、攪拌して得られた不均
一なゲル状溶液を、−70℃にて6時間冷却した後、5
0℃に加温し攪拌してドープCを調整した。特開平7−
11055号公報に従い、上記トリアセチルセルロース
ドープCを単層ドラム流延し、厚み80μmのトリアセ
チルセルロースフィルムBを作成した。実施例1に準じ
て、上記トリアセチルセルロースフィルムB上に防眩層
表面の平均水準を基準とした高さが0.2μm以上の凸
部を100μm角あたり105個有する微細凹凸構造を
設けた防眩フィルムを得た。また、この防眩層は隣接の
凹部底を基準とした高さが0.5〜2μmの凸部を10
0μm角あたり、平均で5.3個有していた。この防眩
フィルムは鉛筆硬度2Hの耐傷性を示し、ヘイズ値20
の光拡散性を示した。さらに、このフィルムを偏光板に
接着しそれを液晶表示素子に接着したところ、透過画像
鮮明性にも優れていた。
【0036】実施例3 上記トリアセチルセルロースドープCと同様にして得ら
れた不均一なゲル状溶液を、ステンレス製密閉容器にて
1MPa、180℃で5分間加熱した後、50℃の水浴
中に容器ごと投入し冷却し、トリアセチルセルロースド
ープDを調整した。特開平7−11055号公報に従っ
て、上記トリアセチルセルロースドープDを単層ドラム
流延し、厚み80μmのトリアセチルセルロースフィル
ムCを作成した。実施例1に準じて、上記トリアセチル
セルロースフィルムC上に防眩層表面の平均水準を基準
とした高さが0.2μm以上の凸部を100μm角あた
り102個有する微細凹凸構造を設けた防眩フィルムを
得た。
【0037】さらにこの防眩フィルム上に、屈折率1.
40の熱硬化性含フッ素樹脂70質量部と平均粒子径1
0〜15nmのシリカゾル30質量部の固形分組成およ
びメチルエチルケトン97質量部とシクロヘキサノン3
質量部からなる溶剤組成を有する5質量%の塗布組成物
をワイヤーバー塗布にて塗布し、屈折率1.43の低屈
折率層を設けた。このようにして得られた防眩性反射防
止フィルムは鉛筆硬度2Hの耐傷性を示し、表面反射率
1%、ヘイズ値12%の光拡散性を示した。さらにかか
る防眩フィルムを偏光板に接着し、それを液晶表示素子
に接着したところ、透過画像鮮明性にも優れていた。
【0038】比較例1 厚み100μmのPETフィルム上に、平均粒径が4.
5μmの合成シリカ粒子を5質量部用いたほかは実施例
1に準じて防眩層を形成して、防眩フィルムを得た。こ
の防眩層表面における微細凹凸構造は、隣接の凹部底を
基準とした高さが0.5〜2μmの凸部を100μm角
あたり、平均で2.2個有し、平均水準を基準とした高
さが0.2μm以上の凸部を100μm角あたり10個
有する微細凹凸構造を有するものである。この防眩フィ
ルムは、ヘイズ値15の光拡散性で表面反射光の投影が
実施例1のものに比べて強い。このフィルムを偏光板に
接着しそれを液晶表示素子に接着したものは、透過画像
鮮明性に劣り、表示の画線における鮮明さに欠けるもの
であった。
【0039】比較例2 厚み100μmのPETフィルム上に、平均粒径が4.
5μmの合成シリカ粒子を5質量部用いたほかは実施例
2に準じて防眩フィルムを得た。この防眩層表面におけ
る微細凹凸構造は、隣接の凹部底を基準とした高さが
0.5〜2μmの凸部を100μm角あたり、平均で
2.2個有し、表面の平均水準を基準とした高さが0.
2μm以上の凸部を100μm角あたり10個有するも
のである。この防眩フィルムは、ヘイズ値15の光拡散
性で表面反射光の投影が実施例2のものに比べて強い。
また、このフィルムを偏光板に接着しそれを液晶表示素
子に接着したものは、透過画像鮮明性に劣り、表示の画
線における鮮明さに欠けるものであった。
【0040】
【発明の効果】本発明の防眩フィルムは、防眩性、透明
画像鮮明性、反射防止性及び耐損傷性等に優れ、かつ製
造効率に優れる。本発明の防眩層を用いた防眩フィル
ム、偏光板および楕円偏光板を適用して視認性に優れた
表示装置等を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防眩フィルム例の断面図を示す。
【符号の説明】
1 防眩層 2 透明フィルム 3 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/30 G02B 1/10 A Fターム(参考) 2H042 BA02 BA04 BA15 BA20 2H049 BA02 BB63 BC22 2K009 AA12 BB28 CC09 CC26 DD02 DD05 4F100 AA20C AA20H AJ06A AJ06B AK01D AK12 AK25 AL06 AR00C AT00A BA04 BA07 BA10C BA10D CA23C CA23H CC02C DD07C DE01C EJ05 GB41 JB13D JB14C JB14D JK10 JK12 JN01C JN06 JN18D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリアセチルセルロースフィルム上に、
    少なくとも1層の防眩層を設けた防眩フィルムにおい
    て、前記トリアセチルセルロースフィルムがトリアセチ
    ルセルロースを溶剤に溶解することで調整されたトリア
    セチルセルロースドープを複数層共流延法により流延す
    ることにより作製されたものであるか、トリアセチルセ
    ルロースをジクロロメタンを実質的に含まない溶剤に溶
    解することで調整されたトリアセチルセルロースドープ
    を単層流延法により流延することにより作製されたもの
    であり、前記防眩層が、コールターカウンター法で測定
    した平均粒径が1〜5μmの光学的に透明な微粒子を含
    有する紫外線硬化樹脂の硬化層からなり、その少なくと
    も片面が隣接する凹部底を基準とした高さが0.5〜2
    μmの凸部を100μm角あたり5〜20個有する微細
    凹凸構造を形成していることを特徴とする防眩フィル
    ム。
  2. 【請求項2】 光学的に透明な微粒子がシリカ粒子であ
    り、硬化皮膜の厚さが2〜20μmである請求項1に記
    載の防眩フィルム。
  3. 【請求項3】 表面の平均水準を基準とした高さが0.
    2μm以上の凸部を100μm角あたり80個以上有す
    る微細凹凸構造が形成されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の防眩フィルム。
  4. 【請求項4】 トリアセチルセルロースドープが、トリ
    アセチルセルロースを低温溶解法あるいは高温溶解法に
    よってジクロロメタンを実質的に含まない溶剤に溶解し
    て調製されたものであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の防眩フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の防眩層
    上に、熱または電離放射線により硬化する含フッ素樹脂
    を含む屈折率1.35〜1.48の低屈折率を有するこ
    とを特徴とする防眩フィルム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の防眩フ
    ィルムを片側表面に有することを特徴とする偏光板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003305787A (ja) * 2002-03-22 2003-10-28 Eastman Kodak Co 非粘着性を有する一体化ポリマーフィルム
WO2008050576A1 (fr) * 2006-10-23 2008-05-02 Konica Minolta Opto, Inc. Film antireflet, son procédé de fabrication, polariseur et affichage
JP2009234059A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Konica Minolta Opto Inc ハードコートフィルム

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WO2008050576A1 (fr) * 2006-10-23 2008-05-02 Konica Minolta Opto, Inc. Film antireflet, son procédé de fabrication, polariseur et affichage
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