JP2002266988A - チェーン用スプロケット - Google Patents
チェーン用スプロケットInfo
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H2055/306—Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラチェーン駆動装置またはブシュチェー
ン駆動装置において、ノイズを低減できるチェーン用ス
プロケットを提供する。 【解決手段】 チェーン用スプロケット10において、
チェーンローラまたはブシュの着座部13により隔てら
れた複数のスプロケット歯12を設けるとともに、これ
らのスプロケット歯のうちの一部のスプロケット歯に、
異なるフランク面形状を形成するとともに、これらのス
プロケット歯を所定の規則に従った配列でスプロケット
上に配置する。
ン駆動装置において、ノイズを低減できるチェーン用ス
プロケットを提供する。 【解決手段】 チェーン用スプロケット10において、
チェーンローラまたはブシュの着座部13により隔てら
れた複数のスプロケット歯12を設けるとともに、これ
らのスプロケット歯のうちの一部のスプロケット歯に、
異なるフランク面形状を形成するとともに、これらのス
プロケット歯を所定の規則に従った配列でスプロケット
上に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力伝達用のロー
ラチェーンまたはブシュチェーンのためのスプロケット
に関する。
ラチェーンまたはブシュチェーンのためのスプロケット
に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】発明の背景 一般に、ローラチェーンまたはブシュチェーンは、駆動
軸からカムシャフトに動力を伝達するための動力伝達用
チェーンとして、自動車の分野で広く用いられている。
ところが、従来のスプロケット・チェーン組立体は、ノ
イズの問題を抱えている。
軸からカムシャフトに動力を伝達するための動力伝達用
チェーンとして、自動車の分野で広く用いられている。
ところが、従来のスプロケット・チェーン組立体は、ノ
イズの問題を抱えている。
【0003】このようなシステムにおけるノイズの発生
は、実質的にスプロケットとチェーンとの噛合いに起因
しており、したがって、一つまたはそれ以上の噛合周波
数つまりピッチ周波数によって特徴付けられる。この周
波数は、エンジンの毎分回転数に各スプロケットの歯数
を乗じたものに等しく、またはその倍数に等しい。
は、実質的にスプロケットとチェーンとの噛合いに起因
しており、したがって、一つまたはそれ以上の噛合周波
数つまりピッチ周波数によって特徴付けられる。この周
波数は、エンジンの毎分回転数に各スプロケットの歯数
を乗じたものに等しく、またはその倍数に等しい。
【0004】システムから発生するノイズの純音成分
は、エンジンのある回転数において、構造物の固有振動
数を励起させ、上記ノイズの問題を生じさせる。
は、エンジンのある回転数において、構造物の固有振動
数を励起させ、上記ノイズの問題を生じさせる。
【0005】EP 0 907 041 A1 に示すものでは、ローラ
チェーン用スプロケットにおいて、スプロケット歯の少
なくとも一部の歯の歯底半径または歯底径をある範囲内
で異ならせるとともに、異なる歯底径を有する歯をスプ
ロケット上に不規則に(すなわち、調和振動分析(harmo
nic signal analysis)の理論に基づいたソフトウエアを
用いて確率されたパターンにしたがって)配置すること
によって、上記問題の解決法を提案している。この場
合、スプロケット上においてチェーンローラの半径方向
の着座位置は異なっている。
チェーン用スプロケットにおいて、スプロケット歯の少
なくとも一部の歯の歯底半径または歯底径をある範囲内
で異ならせるとともに、異なる歯底径を有する歯をスプ
ロケット上に不規則に(すなわち、調和振動分析(harmo
nic signal analysis)の理論に基づいたソフトウエアを
用いて確率されたパターンにしたがって)配置すること
によって、上記問題の解決法を提案している。この場
合、スプロケット上においてチェーンローラの半径方向
の着座位置は異なっている。
【0006】このようなローラチェーン・スプロケット
駆動装置は、良好な結果をもたらしてはいるが、チェー
ンが理論値よりも大きな歯底径に連続して衝突したとき
に、チェーンに過大な引張応力を生じさせるという欠点
がある。その結果、チェーンの早期破損が発生し得る。
あるいは、コスト高となる強固なチェーンに頼る必要が
生じる。
駆動装置は、良好な結果をもたらしてはいるが、チェー
ンが理論値よりも大きな歯底径に連続して衝突したとき
に、チェーンに過大な引張応力を生じさせるという欠点
がある。その結果、チェーンの早期破損が発生し得る。
あるいは、コスト高となる強固なチェーンに頼る必要が
生じる。
【0007】また、米国特許第 3,378,875号は、スプロ
ケットおよびチェーンを備えた駆動装置組立体を教示し
ている。当該組立体においては、チェーンが歯付チェー
ンつまりサイレントチェーンであり、ノイズレベルを低
減させるために、スプロケットのフランク面の一部が取
り除かれ、または削り取られている。
ケットおよびチェーンを備えた駆動装置組立体を教示し
ている。当該組立体においては、チェーンが歯付チェー
ンつまりサイレントチェーンであり、ノイズレベルを低
減させるために、スプロケットのフランク面の一部が取
り除かれ、または削り取られている。
【0008】完全なフランク面を有する歯と、フランク
面の一部が削り取られた歯とが、スプロケット上に所定
のパターンで繰り返されている。上記米国特許のFI
G.6から分かるように、取り除かれたまたは削り取ら
れた部分(切除部分)は、歯底円から歯先円に到るフラ
ンク面全体に沿って均一な厚みを有している。
面の一部が削り取られた歯とが、スプロケット上に所定
のパターンで繰り返されている。上記米国特許のFI
G.6から分かるように、取り除かれたまたは削り取ら
れた部分(切除部分)は、歯底円から歯先円に到るフラ
ンク面全体に沿って均一な厚みを有している。
【0009】上記米国特許は、切除部分がいかにして最
適な結果をもたらすかについて何ら教示しておらず、ロ
ーラチェーンへの適用についても教示していない。
適な結果をもたらすかについて何ら教示しておらず、ロ
ーラチェーンへの適用についても教示していない。
【0010】さらに、WO 97/11292 号は、ノイズレベル
を低減させるために、厚みが減少した歯を有するスプロ
ケットを提案している。厚みの減少は、各歯のフランク
面の中央部分において実施されており、チェーンおよび
スプロケットの接触状態が維持されるように、チェーン
の実際のピッチを補償するように計算されている。
を低減させるために、厚みが減少した歯を有するスプロ
ケットを提案している。厚みの減少は、各歯のフランク
面の中央部分において実施されており、チェーンおよび
スプロケットの接触状態が維持されるように、チェーン
の実際のピッチを補償するように計算されている。
【0011】本発明は、このような従来技術およびその
実情に鑑みてなされたものであって、ローラチェーン駆
動装置またはブシュチェーン駆動装置において、ノイズ
を良好に低減させることができるチェーン用スプロケッ
トを提供することを目的とする。
実情に鑑みてなされたものであって、ローラチェーン駆
動装置またはブシュチェーン駆動装置において、ノイズ
を良好に低減させることができるチェーン用スプロケッ
トを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ロー
ラチェーン駆動装置またはブシュチェーン駆動装置にお
けるチェーン用スプロケットであって、チェーンローラ
またはブシュのための着座部によって隔てられたスプロ
ケット歯を有し、少なくとも一部のスプロケット歯が他
のスプロケット歯と異なるフランク面形状を有している
ことを特徴としている。
ラチェーン駆動装置またはブシュチェーン駆動装置にお
けるチェーン用スプロケットであって、チェーンローラ
またはブシュのための着座部によって隔てられたスプロ
ケット歯を有し、少なくとも一部のスプロケット歯が他
のスプロケット歯と異なるフランク面形状を有している
ことを特徴としている。
【0013】請求項1の発明によれば、異なるフランク
面形状を有するスプロケット歯がスプロケット上に混在
することになるので、チェーンローラまたはブシュとス
プロケット歯との噛合時の接触状態がスプロケット歯に
よって変化する。これにより、運転時のノイズを低減さ
せることが可能になる。
面形状を有するスプロケット歯がスプロケット上に混在
することになるので、チェーンローラまたはブシュとス
プロケット歯との噛合時の接触状態がスプロケット歯に
よって変化する。これにより、運転時のノイズを低減さ
せることが可能になる。
【0014】異なるフランク面形状を有するスプロケッ
ト歯は、請求項2の発明に記載されているように、所定
の規則に従った配列でスプロケットの外周上に配置され
ているのが好ましい。
ト歯は、請求項2の発明に記載されているように、所定
の規則に従った配列でスプロケットの外周上に配置され
ているのが好ましい。
【0015】また、この所定の規則は、請求項3の発明
に記載されているように、異なるフランク面形状を有し
かつランダムに組み合わされた歯によって得られる組合
せの中からソフトウエアまたは実験データによって、選
択されているのが好ましい。
に記載されているように、異なるフランク面形状を有し
かつランダムに組み合わされた歯によって得られる組合
せの中からソフトウエアまたは実験データによって、選
択されているのが好ましい。
【0016】この場合には、チェーンローラまたはブシ
ュとスプロケット歯との噛合時に発生する噛合音を非周
期的にすることができ、これにより、ノイズを低減でき
る。
ュとスプロケット歯との噛合時に発生する噛合音を非周
期的にすることができ、これにより、ノイズを低減でき
る。
【0017】請求項4の発明に記載されているように、
スプロケット歯の歯形形状は、異なる歯形形状が、規格
により限定された最大形状および最小形状の間で組み合
わされているところの規格によって、決定されているの
が好ましい。
スプロケット歯の歯形形状は、異なる歯形形状が、規格
により限定された最大形状および最小形状の間で組み合
わされているところの規格によって、決定されているの
が好ましい。
【0018】請求項5の発明においては、スプロケット
歯の歯形形状が円弧状に形成されるとともに、円弧の半
径が、規格により決定される最大半径および最小半径の
間で設定されている。
歯の歯形形状が円弧状に形成されるとともに、円弧の半
径が、規格により決定される最大半径および最小半径の
間で設定されている。
【0019】請求項6の発明では、規格により限定され
ないフランク面形状を有するスプロケット歯を備えてお
り、また、請求項7の発明では、異なる規格により限定
されたフランク面形状を有するスプロケット歯を備えて
おり、さらに、請求項8の発明では、規格により限定さ
れたフランク面形状を有するスプロケット歯と、規格に
より限定されないフランク面形状を有するスプロケット
歯とを備えている。
ないフランク面形状を有するスプロケット歯を備えてお
り、また、請求項7の発明では、異なる規格により限定
されたフランク面形状を有するスプロケット歯を備えて
おり、さらに、請求項8の発明では、規格により限定さ
れたフランク面形状を有するスプロケット歯と、規格に
より限定されないフランク面形状を有するスプロケット
歯とを備えている。
【0020】請求項9の発明においては、歯底径、歯先
円直径、およびチェーンローラ着座径またはブシュ着座
径が一定であって、スプロケット歯によって変化してい
ないことを特徴としている。
円直径、およびチェーンローラ着座径またはブシュ着座
径が一定であって、スプロケット歯によって変化してい
ないことを特徴としている。
【0021】この場合には、スプロケット対するチェー
ンローラまたはブシュの半径方向の着座位置が一定して
いる。これにより、運転時にチェーンに過大な引張応力
を発生させることがなくなり、その結果、チェーンの寿
命を向上できる。
ンローラまたはブシュの半径方向の着座位置が一定して
いる。これにより、運転時にチェーンに過大な引張応力
を発生させることがなくなり、その結果、チェーンの寿
命を向上できる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の要約 本発明によれば、ローラチェーン駆動装置またはブシュ
チェーン駆動装置のためのチェーン用スプロケットにお
いて、異なるフランク形状を有するスプロケットの少な
くとも一部の歯を提供することによって、チェーンロー
ラとスプロケットとの噛合いが調整されている。
チェーン駆動装置のためのチェーン用スプロケットにお
いて、異なるフランク形状を有するスプロケットの少な
くとも一部の歯を提供することによって、チェーンロー
ラとスプロケットとの噛合いが調整されている。
【0023】スプロケット外周上で異なる形状を有する
歯の順序は、適切なランダム化ソフトウエアの手段によ
って排他的ではなく、好ましくは限定されたパターンに
したがって決定されている。
歯の順序は、適切なランダム化ソフトウエアの手段によ
って排他的ではなく、好ましくは限定されたパターンに
したがって決定されている。
【0024】本発明によるスプロケットは、上記目的を
達成しており、とくに、噛合周波数に関連する調和振動
の振幅を減少させることによって、チェーンを過大な応
力にさらすことなく、ノイズレベルを低減している。
達成しており、とくに、噛合周波数に関連する調和振動
の振幅を減少させることによって、チェーンを過大な応
力にさらすことなく、ノイズレベルを低減している。
【0025】好ましい実施態様の詳細な説明 ISO(国際標準化機構)規格R606に従って円弧状
の歯形形状を有するスプロケットに関する本発明の一実
施態様が以下に説明される。
の歯形形状を有するスプロケットに関する本発明の一実
施態様が以下に説明される。
【0026】なお、本発明においては、BS(英国標
準)228やANSI(全米規格協会)のB29、さら
にはJIS規格のB1802のような他の規格や、この
ような規格によって予見されない異なる形状についても
参照されるべきであることに注目すべきである。
準)228やANSI(全米規格協会)のB29、さら
にはJIS規格のB1802のような他の規格や、この
ような規格によって予見されない異なる形状についても
参照されるべきであることに注目すべきである。
【0027】また、本発明においては、同じスプロケッ
ト上において、異なる規格に従った形状を有する歯また
は規格に従った歯、および規格によって予見されない歯
についても適用されることに注目すべきである。
ト上において、異なる規格に従った形状を有する歯また
は規格に従った歯、および規格によって予見されない歯
についても適用されることに注目すべきである。
【0028】図1は、スプロケットの隣り合う各歯の半
分の部分をそれぞれ示すとともに、それらの間に形成さ
れたチェーンローラ用の溝を示している。スプロケット
は、以下の寸法によって限定されている。すなわち z : 歯数 p : ピッチ、つまり、連続する二つの溝の中心間距
離、または、隣り合う二つのチェーンローラ(またはブ
シュ)の軸心間の距離 d : ピッチ円直径 df : 歯底径 da : 外径または歯先円直径 r1 : ローラ着座径またはブシュ着座径 re : フランク面半径 α : ローラ着座角またはブシュ着座角
分の部分をそれぞれ示すとともに、それらの間に形成さ
れたチェーンローラ用の溝を示している。スプロケット
は、以下の寸法によって限定されている。すなわち z : 歯数 p : ピッチ、つまり、連続する二つの溝の中心間距
離、または、隣り合う二つのチェーンローラ(またはブ
シュ)の軸心間の距離 d : ピッチ円直径 df : 歯底径 da : 外径または歯先円直径 r1 : ローラ着座径またはブシュ着座径 re : フランク面半径 α : ローラ着座角またはブシュ着座角
【0029】フランク面形状は、ローラ着座部を始端と
してその接線方向に延びるとともに歯先円を終端として
おり、この例では、半径re によって限定される円弧に
なっている。上述した各規格は、各寸法について最小値
(min) および最大値(max) を限定し得る(図2参照)。
ISO規格のR606によれば、半径re の最大値r e
max および最小値re min は、以下のようになる。 re max =0.12d1 (z+2) re min 0.008d1 (z2 +180) (d1 :ロ
ーラ最大径)
してその接線方向に延びるとともに歯先円を終端として
おり、この例では、半径re によって限定される円弧に
なっている。上述した各規格は、各寸法について最小値
(min) および最大値(max) を限定し得る(図2参照)。
ISO規格のR606によれば、半径re の最大値r e
max および最小値re min は、以下のようになる。 re max =0.12d1 (z+2) re min 0.008d1 (z2 +180) (d1 :ロ
ーラ最大径)
【0030】本発明によれば、一連の歯を有し、その少
なくとも一部が異なるフランク面形状(たとえばフラン
ク面半径)を有しているチェーンスプロケットが提案さ
れており、異なるフランク面半径を有する歯の繰り返し
のパターンは、好ましくは、ランダム化されたプログラ
ムにしたがって排他的でなく設定されている。
なくとも一部が異なるフランク面形状(たとえばフラン
ク面半径)を有しているチェーンスプロケットが提案さ
れており、異なるフランク面半径を有する歯の繰り返し
のパターンは、好ましくは、ランダム化されたプログラ
ムにしたがって排他的でなく設定されている。
【0031】規格に従って設定される最大半径、最小半
径および公称半径の各値は、半径の値として採用される
のが好ましい。また、スプロケット上において、最大半
径に等しい半径を有する歯と、最小半径を有する歯と、
公称半径を有する歯とは、所定のパターンにしたがって
繰り返される。
径および公称半径の各値は、半径の値として採用される
のが好ましい。また、スプロケット上において、最大半
径に等しい半径を有する歯と、最小半径を有する歯と、
公称半径を有する歯とは、所定のパターンにしたがって
繰り返される。
【0032】その一方、本発明の範囲内において、上述
のものとは異なる半径を使用することも可能である。歯
底径df 、ピッチ円直径dおよび歯先円直径da は実質
的に変化しないが、ローラ着座角αは、歯底半径および
フランク面半径間の接触状態を維持するために、変化す
る。
のものとは異なる半径を使用することも可能である。歯
底径df 、ピッチ円直径dおよび歯先円直径da は実質
的に変化しないが、ローラ着座角αは、歯底半径および
フランク面半径間の接触状態を維持するために、変化す
る。
【0033】本発明の目的のために定義すると、ランダ
ム配列つまりランダム化された数値の順序によって意味
されるところは、変数にランダム値を与えることによっ
て得られるパターンの中から、適切なコンピュータプロ
グラムによって、または実験的に得られた結果に基づい
て、選択された配列またはパターンである。
ム配列つまりランダム化された数値の順序によって意味
されるところは、変数にランダム値を与えることによっ
て得られるパターンの中から、適切なコンピュータプロ
グラムによって、または実験的に得られた結果に基づい
て、選択された配列またはパターンである。
【0034】本発明によるローラチェーン駆動装置のた
めのスプロケットの一部が、図3および図4に参照符号
10で示されている。スプロケット10は、着座部また
は溝13によって隔てられかつ周方向に配置された複数
の歯12を有している。
めのスプロケットの一部が、図3および図4に参照符号
10で示されている。スプロケット10は、着座部また
は溝13によって隔てられかつ周方向に配置された複数
の歯12を有している。
【0035】図3では、一枚の歯のみが示されている。
図3中、実線が歯12の実際の形状を示しており、破線
は、規格によって設定された最大フランク面半径および
最小フランク面半径による、その他の可能な歯形形状を
示している。
図3中、実線が歯12の実際の形状を示しており、破線
は、規格によって設定された最大フランク面半径および
最小フランク面半径による、その他の可能な歯形形状を
示している。
【0036】ここでは、とくに歯底径df 、ピッチ円直
径dおよび歯先円直径da などの他のパラメータは実質
的に変更されておらず、ローラ着座角αが、歯底半径お
よびフランク面半径間の接触状態を維持するために変更
されている。図3中、図1と同一符号は同一または相当
部分を示している。
径dおよび歯先円直径da などの他のパラメータは実質
的に変更されておらず、ローラ着座角αが、歯底半径お
よびフランク面半径間の接触状態を維持するために変更
されている。図3中、図1と同一符号は同一または相当
部分を示している。
【0037】図4は、本発明の一実施態様によるスプロ
ケット歯形形状を示している。ここでは、円弧状に形成
されたスプロケット歯が示されており、正確には、最大
半径に近いフランク面半径re max を有する歯12′
と、公称フランク面半径re nを有する歯12″と、最
小半径に近いフランク面半径re min を有する歯1
2''' とが連続して配置されている。
ケット歯形形状を示している。ここでは、円弧状に形成
されたスプロケット歯が示されており、正確には、最大
半径に近いフランク面半径re max を有する歯12′
と、公称フランク面半径re nを有する歯12″と、最
小半径に近いフランク面半径re min を有する歯1
2''' とが連続して配置されている。
【0038】図4では、いずれの歯も実線で示されてい
る。また、図4には、規格に従い、フランク面半径の極
端な寸法によって限定された対応スプロケット歯の形状
が破線で示されている。各歯12′,12″および1
2''' の順序は、中間のフランク面半径を有する他の歯
の場合も含めて、ランダムに配置される。また、二つの
チェーンローラまたはブシュBが、一点鎖線で示されて
いる。
る。また、図4には、規格に従い、フランク面半径の極
端な寸法によって限定された対応スプロケット歯の形状
が破線で示されている。各歯12′,12″および1
2''' の順序は、中間のフランク面半径を有する他の歯
の場合も含めて、ランダムに配置される。また、二つの
チェーンローラまたはブシュBが、一点鎖線で示されて
いる。
【0039】本発明の変形例によれば、規格の一つのタ
イプによる形状を有する歯(たとえば円弧状歯)、規格
の他のタイプによる形状を有する歯(たとえばインボリ
ュート歯)、および(または)規格のいずれのタイプに
よっても規定されない形状を有する歯が、同じチェーン
スプロケットの周上に連続して形成されている。
イプによる形状を有する歯(たとえば円弧状歯)、規格
の他のタイプによる形状を有する歯(たとえばインボリ
ュート歯)、および(または)規格のいずれのタイプに
よっても規定されない形状を有する歯が、同じチェーン
スプロケットの周上に連続して形成されている。
【0040】本発明によるチェーンスプロケットは、異
なる圧力角でチェーンローラと噛み合い、これにより、
システム内での共振の発生を防止し、その結果、不快な
ノイズの発生を抑制できる。
なる圧力角でチェーンローラと噛み合い、これにより、
システム内での共振の発生を防止し、その結果、不快な
ノイズの発生を抑制できる。
【0041】本発明が関連する技術分野の当業者は、と
くに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神ある
いは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を
利用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得
る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としての
みみなされるべきものであり、限定的なものではない。
くに上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神ある
いは本質的な特徴から外れることなく、本発明の原理を
利用する種々の変形例やその他の実施態様を構築し得
る。上述の実施態様はあらゆる点で単なる例示としての
みみなされるべきものであり、限定的なものではない。
【0042】それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るチェーン用
スプロケットによれば、少なくとも一部のスプロケット
歯のフランク面形状を異ならせるようにしたので、運転
時においてチェーンローラまたはブシュとの噛合いによ
り生じる噛合音を減少でき、その結果、ノイズを低減で
きる効果がある。
スプロケットによれば、少なくとも一部のスプロケット
歯のフランク面形状を異ならせるようにしたので、運転
時においてチェーンローラまたはブシュとの噛合いによ
り生じる噛合音を減少でき、その結果、ノイズを低減で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISO(国際標準化機構)の規格に従って円弧
状に形成された歯形形状を有するローラチェーン用スプ
ロケットの参考寸法を示している。
状に形成された歯形形状を有するローラチェーン用スプ
ロケットの参考寸法を示している。
【図2】図1と類似しているが、本発明の一実施態様に
よるスプロケット歯の可能なフランク面形状を示してい
る(同図右側部分参照)。
よるスプロケット歯の可能なフランク面形状を示してい
る(同図右側部分参照)。
【図3】本発明によるスプロケット歯を実線で示すとと
もに、本発明によるスプロケット歯のフランク面の極端
な形状を破線で示している。
もに、本発明によるスプロケット歯のフランク面の極端
な形状を破線で示している。
【図4】本発明によるスプロケットの一部を示してお
り、異なるフランク面形状を有する三つの歯を示してい
る。
り、異なるフランク面形状を有する三つの歯を示してい
る。
10: スプロケット 12: 歯 13: 溝 df : 歯底径 da : 歯先円直径 r1 : 着座径
Claims (9)
- 【請求項1】 ローラチェーン駆動装置またはブシュチ
ェーン駆動装置におけるチェーン用スプロケットであっ
て、 チェーンローラまたはブシュのための着座部(13)に
よって隔てられたスプロケット歯(12)を有し、 少なくとも一部のスプロケット歯が他のスプロケット歯
と異なるフランク面形状を有している、ことを特徴とす
るチェーン用スプロケット。 - 【請求項2】 請求項1において、 異なるフランク面形状を有するスプロケット歯が、所定
の規則に従った配列でスプロケットの外周上に配置され
ている、ことを特徴とするチェーン用スプロケット。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記規則が、異なるフランク面形状を有しかつランダム
に組み合わされた歯によって得られる組合せの中からソ
フトウエアまたは実験データによって、選択されてい
る、ことを特徴とするチェーン用スプロケット。 - 【請求項4】 請求項1において、 スプロケット歯の歯形形状は、異なる歯形形状が、規格
により限定された最大形状および最小形状の間で組み合
わされているところの規格によって、決定されている、
ことを特徴とするチェーン用スプロケット。 - 【請求項5】 請求項4において、 スプロケット歯の歯形形状が円弧状に形成されるととも
に、円弧の半径が、規格により決定される最大半径およ
び最小半径の間で設定されている、ことを特徴とするチ
ェーン用スプロケット。 - 【請求項6】 請求項1において、 規格により限定されないフランク面形状を有するスプロ
ケット歯を備えている、ことを特徴とするチェーン用ス
プロケット。 - 【請求項7】 請求項1において、 異なる規格により限定されたフランク面形状を有するス
プロケット歯を備えている、ことを特徴とするチェーン
用スプロケット。 - 【請求項8】 請求項1において、 規格により限定されたフランク面形状を有するスプロケ
ット歯と、規格により限定されないフランク面形状を有
するスプロケット歯とを備えている、ことを特徴とする
チェーン用スプロケット。 - 【請求項9】 請求項1において、 歯底径、歯先円直径、およびチェーンローラ着座径また
はブシュ着座径が一定であり、スプロケット歯によって
変化していない、ことを特徴とするチェーン用スプロケ
ット。
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