JP2002265504A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ポリマー粒子の水性ディスパージョンの調製方法であって、
   ａ）ｉ）少なくとも１つのＣ_８からＣ_３０アルキル（メタ）アクリレートモノマー、
   ｉｉ）前記Ｃ_８からＣ_３０アルキル（メタ）アクリレートモノマーの合計重量に基づいて０．１０重量％以下の量で存在する、少なくとも１つの鎖分岐モノマー、および
   ｉｉｉ）少なくとも１つの乳化剤、
   を含む疎水性モノマー液滴の水性エマルションを調製する工程、
   ｂ）前記Ｃ_８からＣ_３０アルキル（メタ）アクリレートモノマーを、前記鎖分岐モノマーと、少なくとも１つのフリーラジカル開始剤を用いて重合し、該鎖分岐モノマーは非ゲル化ポリマー鎖を有するポリマー粒子となり、該非ゲル化ポリマー鎖は少なくとも１００，０００ｇ／ｍｏｌの重量平均分子量を有するものとする工程、を含む調製方法。
2. ポリマー粒子がさらに少なくとも１つの硬質相および少なくとも１つの軟質相を含み、該硬質相は該ポリマー粒子のそれぞれの外側に提供される、請求項１記載の方法。
3. 前記少なくとも１つの硬質相が少なくとも１つの硬質ポリマーシェルを含み、該硬質ポリマーシェルは少なくとも２５℃の少なくとも１つのガラス転移温度を有し、該硬質ポリマーシェルはポリマー粒子の存在下に少なくとも１つのエチレン性不飽和モノマーを重合することにより提供される、請求項２記載の方法。
4. 前記少なくとも１つの硬質ポリマーシェルが内側ポリマーシェルと外側ポリマーシェルを有し、該内側ポリマーシェルは前記ポリマー粒子のそれぞれに隣接して位置し、該外側ポリマーシェルが該内側ポリマーシェルの外側に位置し、該内側ポリマーシェルはポリマー粒子の存在下に少なくとも１つのエチレン性不飽和モノマーを重合することにより提供され、該外側ポリマーシェルは該ポリマー粒子と該内側ポリマーシェルの両者の存在下に少なくとも１つのエチレン性不飽和モノマーを引き続いて重合することにより提供される、請求項３記載の方法。
5. 前記ポリマー粒子の水性ディスパージョンに、複数の第２のポリマー粒子を加える工程であり、該第２のポリマー粒子が前記硬質ポリマーシェルの外側に位置する工程をさらに含む、請求項３記載の方法。
6. 前記少なくとも１つの硬質相が複数の第２のポリマー粒子を含む、請求項２記載の方法。
7. ｔ−アルキル基が少なくとも５個の炭素原子を有する、ｔ−アルキルハイドロペルオキシド、ｔ−アルキルペルオキシド、ｔ−アルキルペルエステルの少なくとも１つと、任意の少なくとも１つの異なるオキシダントを用いて、重合されていないモノマーの量を減少させる工程をさらに含む、請求項１記載の方法。
8. 前記疎水性モノマー液滴の水性エマルションが、高剪断手段を用いて調製され、３０ミクロン未満の平均液滴直径を与える、請求項１記載の方法。
9. 前記疎水性モノマー液滴の水性エマルションが、少なくとも１つの疎水性モノマーキャリアをさらに含む、請求項１記載の方法。
10. 前記ポリマー粒子の水性ディスパージョンから水を除去し、該ポリマー粒子をウェットケーキ、粉末、タブレット、ペレット、ビーズ、フィルム、および押出物の少なくとも１つの形態にする少なくとも１つの工程をさらに含む、請求項１から９のいずれか１項記載の方法。