JP2002265059A - 商品流通支援システム - Google Patents

商品流通支援システム

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JP2002265059A
JP2002265059A JP2001066331A JP2001066331A JP2002265059A JP 2002265059 A JP2002265059 A JP 2002265059A JP 2001066331 A JP2001066331 A JP 2001066331A JP 2001066331 A JP2001066331 A JP 2001066331A JP 2002265059 A JP2002265059 A JP 2002265059A
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packaging material
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support system
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JP2001066331A
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Yasuo Sato
康雄 佐藤
Masahiro Nozaki
昌博 野崎
Hideji Uneki
秀治 畝木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工場で商品を梱包する際に、梱包材に製
造工場番号や機種名などの固有情報を付与し、前記梱包
材が不要になった場合には、販売店や物流センターなど
で前記固有情報を読み取り、集計センターで管理するこ
とで、機種や製造年月ごとに製造工場に前記梱包材を再
供給することが可能な商品流通支援システムを提供する
こと。 【解決手段】 梱包材に商品を特定する固有情報を付与
する手段を設け、前記固有情報を読み取り集計センター
で管理することで、効果的に前記梱包材を再利用するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包材の利用方法
に属し、段ボールや発泡成形樹脂などの梱包材の形状或
いは構成に特徴を持たせ、再利用することが可能な梱包
材を用いた商品流通支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの梱包材は、消費者に商品が届
けられると、消費者或いは配送業者によって、廃棄処分
される場合が多い。例えば電化製品(特に「洗濯機」と
する)を一例として挙げると、洗濯機を梱包していた大
型の梱包材、洗濯機の形状に合わせて作られた発砲スチ
ロール、包装袋(ビニル袋)、結束バンドは、1回だけ
使用され、後はお払い箱とする傾向が高かった。しかし
ながら、近年の環境保全活動の高まりから、現在では、
これまで不要とされていた梱包材や各種部品を再利用し
て有効活用する傾向になりつつある。無論、家電製品だ
けではなく、他の商品についても同様な傾向になってい
る。
【0003】例えば、特開平10−128305号公報
に記載の回収方法は、ガラスビン、金属缶、プラスチッ
クボトルなどの製品または該製品を構成する部品に、選
別分類すべき目的別のバーコードを予め付与しておき、
不要になった際に、前記バーコードを読み取り、その読
み取った情報をオンラインで分別機に同期させることに
よって製品または該製品を構成する部品を迅速に選別分
類し、再生利用に供することを記載している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では回収した部品を検査することなく選別し、再利用
しているため、破損などの理由により再利用できない製
品がそのまま以降の流通工程に乗る恐れがある。大きな
破損の場合には、流通工程の早い段階で発見され、それ
ほど問題は発生しないが、小さな破損の場合には、流通
工程のかなり後の段階まで発見されない可能性が高く、
大きな問題を招く恐れがある。
【0005】特に、精巧な家電製品を配送するために用
いる梱包材を再利用する場合などは、早い段階で再利用
されるかどうかを確認しないと、製品を安全に配送でき
なくなるという問題が発生する。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、梱包材の外形或いは構成に特徴を持たせ、消費者
に安全に商品を届けることが可能な商品流通支援システ
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された商品流通支援システムは、梱
包材にて梱包された商品を、消費者からの要求に応じて
配送し、配送後の梱包材を回収する第1の集配送部と、
梱包された商品を第1の集配送部に輸送し、前記第1の
集配送部から輸送される梱包材を受け入れ、前記梱包材
が再利用可能かを検査する第2の集配送部と、回収され
た前記梱包材の流通状況を管理する集計部で構成され
る。
【0008】請求項2に記載された商品流通支援システ
ムは、請求項1における商品流通支援システムにおい
て、第2の集配送部が第3の集配送部に商品を輸送する
手段を備え、第2の集配送部から輸送される商品を受け
入れ、前記商品を第1の集配送部に輸送する手段と、前
記第1の集配送部から輸送される梱包材を受け入れる手
段を備える第3の集配送部で構成される。
【0009】請求項3に記載された商品流通支援システ
ムは、請求項1または請求項2における商品流通支援シ
ステムにおいて、第2の集配送部で再利用不可とされた
梱包材を受け入れ、前記梱包材を原材料に戻す材料導入
部と、原材料から梱包材を再生成する再生成部で構成さ
れる。
【0010】請求項4に記載された商品流通支援システ
ムは、梱包材を回収し、前記梱包材に付与された固有情
報を集計部に送信する固有情報送信手段と、前記固有情
報送信手段から送信される固有情報を解析/処理し、前
記梱包材の返却指示を行う集計部と、回収した梱包材が
再利用可能かを検査する第2の集配送部で構成される。
【0011】請求項5に記載された請求項1〜4のいず
れかに記載の梱包材は、1方向に伸縮することを特徴と
する商品流通支援システムで利用可能な梱包材を提供す
る。
【0012】請求項6に記載された請求項1〜4のいず
れかに記載の梱包材は、2方向に伸縮することを特徴と
する商品流通支援システムで利用可能な梱包材を提供す
る。
【0013】請求項7に記載された商品流通支援システ
ムは、請求項1〜6のいずれかに記載の第2の集配送部
は、回収した梱包材が再利用可能かを判定する検査部を
具備することを特徴とする商品流通支援システムと提供
することを特徴とする。
【0014】請求項8に記載された商品流通支援システ
ムは、集計部に送信する固有情報が、製造工場番号、機
種記号、製造年月を含むことを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載の商品流通支援システムを提供するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項9に記載された商品流通支援システ
ムは、請求項8における商品流通支援システムにおい
て、梱包材が保持する固有情報を解析/処理し、前記梱
包材の流通状況をモニタリングし、第1の集配送部、第
2の集配送部、第3の集配送部の少なくとも1つの集配
送部に、回収を指令する集計部で構成される。
【0016】請求項10に記載された流通方法は、梱包
材にて梱包された商品を消費者に配送する工程と、商品
を開梱した後、前記梱包材を回収する工程と、前記梱包
材を検査し、再利用可能かどうか分別する工程と、前記
検査工程にて再利用可能と判断された前記梱包材を再利
用して新たな商品を梱包する工程を有する流通方法を提
供することを特徴とする。
【0017】請求項11に記載された流通方法は、梱包
材を回収し、前記梱包材に付与される固有情報を集計部
に送信し、前記集計部では前記固有情報を受信し、解析
/処理することで、第2の集配送部へ前記梱包材の返却
指示を行うことを特徴とする再利用可能な梱包材を用い
た流通方法を提供することを特徴とする。
【0018】請求項12に記載された流通方法は、請求
項10の第2の集配送部が、固有情報送信手段から回収
される梱包材が再利用可能かを判断する検査方法を具備
することを特徴とする再利用可能な梱包材を用いた流通
方法を提供することを特徴とする。
【0019】請求項13に記載された記録媒体は、固有
情報送信手段から回収される梱包材を受け付ける着信部
を具備した商品流通支援システムの第2の集配送部に、
以下の処理を実行させるためのプログラムを記録した記
録媒体であって、梱包材が再利用可能か否かを判断する
ことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体を提供
する。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1を用いて
本発明に係る商品流通支援システムの一実施形態につい
て説明する。なお、本実施例で扱う梱包材は、予め管理
するためのバーコードが付与されているものとする。
【0021】製造工場1で生産された電化商品などの商
品8は、繰返し使用可能な梱包材9で梱包され、包装商
品10となる。包装商品10は、貨物自動車11などの
輸送手段で物流センター2に輸送される。梱包材9は、
輸送過程や保管時などにおいて商品8を振動や衝撃から
保護する役目を成し、具体的な材料としては段ボール材
や発砲成形樹脂などを用いる。
【0022】物流センター2に輸送された包装商品10
は、物流センター2で品名・機種・数量などが確認さ
れ、販売店3からの要求に応じて、貨物自動車12で販
売店3に配送される。
【0023】なお、図1では、物流センター2や販売店
3を1軒のみを表記しているが、複数の物流センター2
や販売店3が存在してもよい。また、販売店3は、特定
の会社の商品を専門に扱う店でも、多数の会社の商品を
扱う量販店でもよい。
【0024】物流センター2から販売店3に配送された
包装商品10は、消費者7からの購入希望があるまで、
販売店3で商品展示されたり、一定期間倉庫などに保管
されたりする。消費者7から購入希望があると、包装商
品10は貨物自動車13に積み込まれ、消費者7に配送
される。
【0025】消費者7に配送された包装商品10は、配
送者(店員や設置業者など)或いは、消費者7によって
開梱され、商品8の設置が行われる。引渡し作業が完了
すると、包装商品10を梱包していた梱包材9は、配送
者によって貨物自動車14で、製造工場1、物流センタ
ー2、販売店3は所轄の回収場所のいずれかに運ばれ
る。本実施形態では、販売店3に運ばれることで説明を
進める。
【0026】販売店3に返却された梱包材9は、図2の
ように付与されたバーコード20を専用装置(図示せ
ず)で読み取られ、倉庫などに保管される。前記専用装
置で読み取られた情報は、回収情報として通信回線を介
して集計センター4に送信される。
【0027】集計センター4は、販売店3から送信され
る前記回収情報を解析/処理し、物流センター2におけ
る梱包材9の保管状況や、販売店3での梱包材9の収集
状況に応じて、運送業者などに販売店3へ梱包材9の回
収を指令する。
【0028】販売店3で保管される梱包材9は、集計セ
ンター4からの指令があると、貨物自動車15によっ
て、物流センター2に輸送され一時保管される。そし
て、集計センター4からの指令があると、梱包材9は貨
物自動車16で製造工場1に配送される。
【0029】なお、物流センター2を経由する理由は、
各販売店3から返却される梱包材9を一箇所にまとめ
て、少ない回数で製造工場1に返却する方が、直接、製
造工場1に返却する場合に比べ、輸送効率が向上するた
めである。無論、販売店3から直接製造工場1に梱包材
9を返却する方法でもよい。
【0030】製造工場1では、物流センター2から輸送
される梱包材9を受け入れ、後述するように梱包材9が
再利用可能かどうかを判断する。再利用可能とされた梱
包材9は再び利用され、別の商品8の梱包に利用され
る。一方、破損などの理由で再利用不可能と判断された
梱包材9は、材料メーカ6に輸送され、梱包材9はリサ
イクルチップなどの原材料に戻される。その後、前記原
材料は、成形メーカ5に輸送され梱包材9を再成形す
る。再成形された梱包材9は、再び製造工場1に出荷さ
れ、商品8の梱包に利用される。
【0031】なお、本実施例では、包装商品10や梱包
材9を運搬する手段として貨物自動車(特にトラック)
を利用した流通を記述しているが、飛行機、船舶、電
車、自動車、オートバイク、自転車、徒歩などあらゆる
交通手段で実施してもよい。以上が全体構成とその動作
仕様である。
【0032】次に、図2を用いて本システムで用いる梱
包材9について説明する。梱包材9は、天トレイ9Aや
底トレイ9Bなどの繰返し使用可能な部品と、商品保護
袋17や結束用バンド18などの繰返し使用不可能な部
品で構成される。前者の繰り返し使用可能な部品は、商
品8が配送された後、販売店3などで保管される。これ
に対し、後者の繰返し使用不可能な包装部品は、販売店
3などで廃棄物として処分される。なお、販売店3で
も、製造工場1と同様の働きが行われ、再利用可能な梱
包材かを検査した後、利用用途ごとに仕分けして保管し
てもよい。
【0033】梱包材9には、商品8が製造された製造工
場21Aや機種名21B、製造年月21Cなどの固有情
報が盛り込まれたバーコード20や、前記固有情報が英
数字などで直接記載された製造工場コードナンバー21
が付与されている。前記固有情報は、集計センター4で
管理する回収情報として利用され、梱包材9を管理する
重要な情報となる。この情報をもとに、返却される工場
を明らかにする。
【0034】また、商品8が例えば洗濯機と想定する
と、図3のように、天トレイ9Aは、洗濯機の上部(各
種スイッチや洗濯物を入れるフタなどがある側面)を保
護するような形状で作られ、底トレイ9Bも、洗濯機の
下部(排水口などがあり洗濯機を支える側面)を保護す
るような形状で作られていてもよい。
【0035】更に、商品8の梱包に柔軟に対処するた
め、梱包材9を図4及び図5のように一方向(自由度
1)、或いは二方向(自由度2)に伸縮する形状(蛇腹
状)にしてもよい。一方向とは、例えば、梱包材9をX
−Y座標に当てはめた場合、X座標またはY座標に伸縮
することを意味する。これに対し二方向とは、X座標か
つY座標に伸縮することを意味する。
【0036】このように、梱包材9を伸縮する形状にす
ることで、図6のように標準形状(伸縮していない状
態)の梱包材9に比べ、大きめの商品61に付いては、
梱包材9を伸ばすことで、商品61に合わせることが可
能となり、小さめの商品62に付いては、逆に梱包材9
を縮めることで、商品62に合わせることが可能とな
る。
【0037】なお、梱包材として使用する材質は、段ボ
ールでも、EPS(Eexpanded Poly-Styrene/発泡ポ
リスチレン)でも、PP樹脂でもよい。以上が本システ
ムで扱う梱包材9の詳細な説明である。
【0038】次に、図7を用いて、製造工場1に回収さ
れる梱包材9が再利用可能か否かを検査する際の、具体
的な検査手順を説明する。
【0039】製造工場1に返却された梱包材9は外観検
査にかけられる。外観検査とは、破損、傷付き、変形な
どの検査を行う工程で、一定の基準を外れた梱包材9
は、再利用不可能(不良品)と判断され(S704)に
動作を移行する。一定の基準以内である梱包材112は
(S702)に動作を移行する(S701)。
【0040】外観検査が一定基準をクリアした梱包材9
は、1つずつ洗浄された後、(S703)に動作を移行
する(S702)。
【0041】洗浄された梱包材9は、再度、傷付き、汚
れ、変形、変色、破損などの詳細な検査が行なわれ、一
定の基準を外れた検査結果であれば(S704)に動作
を移行する。一定基準以内の梱包材9の場合には、再利
用される(S703)。
【0042】再利用不可能(不良品)と判定された梱包
材9は、リサイクル材料として材料メーカ6に運搬さ
れ、リサイクルチップにされる。前記リサイクルチップ
は、その後、成形メーカ5に運搬される(S704)。
【0043】前記リサイクルチップは、材料メーカ6か
ら運搬され、成形メーカ5で梱包材9に再成形され、
(S703)に動作を移行する(S705)。
【0044】以上が、製造工場1における具体的な検査
手順である。なお、上述した梱包材9の外観検査は、物
流センター2で実施してもよい。
【0045】更に、梱包材9の仕分け方法を説明する。
図8は、製造工場1において、梱包材9を使用用途ごと
に仕分けする自動仕分け装置80の概略図である。カー
ゴ台車81に搭載される梱包材9は、ベルトコンベアー
82に移され、バーコードスキャナー83によって、梱
包材9に付与されるバーコード20は読み取られる。
【0046】読み取られたバーコード情報は、即座にコ
ンピュータ84に送信され、コンピュータ84と接続さ
れた自動振り分け制御装置85によって、前記バーコー
ド情報を瞬時に解析/処理し、梱包材9を製造工場や機
種などに応じて分けられたカーゴ台車81に自動的に振
り分けられる。
【0047】カーゴ台車81に自動的に振り分けられた
梱包材9は、自動振り分け制御装置85で自動的にカウ
ントされ、ある一定数(つまり、カーゴ台車が梱包材9
で一杯になると言う意味)になると、カーゴ台車81
は、他のカーゴ台車(空の台車)と交換される。なお、
上記自動仕分け装置80は、製造工場1で活用するだけ
でなく、物流センター2や販売店3で活用してもよい。
【0048】以上のように、梱包材に製造工場、機種
名、製造年月などの固有情報を付与し、前記固有情報を
専用装置で読み取り、前記固有情報を回収情報として集
計センターで管理することで、梱包材の流通状況をモニ
タリングすることができ、前記梱包材を保管する空間を
効率良く活用することが可能となる。
【0049】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
梱包材の形状に特徴を持たせ、更に、前記梱包材に製造
工場、機種、製造年月などの固有情報を、集計センター
で管理することで、梱包材の効果的な回収方法が可能と
なる事例を示した。
【0050】本実施の形態では、前記固有情報の他に、
図9のように製造工場の識別色22を梱包材に付与する
ことで、前記梱包材の効果的な回収を可能とする方法を
説明する。具体的には、図9のように、熟練者91が梱
包材9を、カーゴ台車に返却する際に、例えば「青」の
識別色であれば、大阪・三国工場に製造された「TU」
と言う名称の洗濯機で、2000年7月に製造されたと
いうことを取り決めておく。なお、識別色を専用装置で
読み取り、自動的に梱包材9を仕分けする方法でもよ
い。
【0051】以上のように、梱包材9に製造工場の識別
色を付与しておき、前記識別色を専用装置で読み取り、
前記識別色を集計センターで管理することで、製造工場
に前記梱包材を効率良く再供給することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、梱包材に付与された固
有情報を専用装置で読み取り、前記固有情報を回収情報
として集計センターで管理することで、効果的に前記梱
包材を再利用することが可能となる。
【0053】また、製造工場に回収された前記梱包材
は、再利用可能か判定され、再利用可能とされた前記梱
包材は有効利用され、再利用不可能とされた前記梱包材
においても、原材料に戻された後、再生成可能なシステ
ムであることから、環境保全への貢献度が非常に高い。
【0054】更に、商品を梱包する梱包材の構造を、伸
縮可能な形状にすることで、1つの商品に対して固定の
1つの梱包材を利用するという弊害を無くことが可能と
なり、梱包材の絶対数を低減できることから環境保全の
効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る商品流通支援システムを
示す全体構成図
【図2】梱包材・バーコード・製造工場コードナンバー
の説明図
【図3】梱包材の具体的な形状図
【図4】一方向に伸縮する梱包材のイメージ図
【図5】二方向に伸縮する梱包材のイメージ図
【図6】商品を梱包する際のイメージ図
【図7】検査工程における動作仕様図
【図8】自動仕分け装置構造図
【図9】熟練者による梱包材の仕分け図
【符号の説明】
1 製造工場 2 物流センター 3 販売店 4 集計センター 5 成形メーカ 6 材料メーカ 7 消費者 8 商品 9 梱包材 9A 天トレイ 9B 底トレイ 10 包装商品 11 貨物自動車(製造工場から物流センターへの輸送
手段) 12 貨物自動車(物流センターから販売店への輸送手
段) 13 貨物自動車(販売店から消費者への輸送手段) 14 貨物自動車(消費者から販売店への輸送手段) 15 貨物自動車(販売店から物流センターへの輸送手
段) 16 貨物自動車(物流センターから製造工場への輸送
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畝木 秀治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3E033 AA10 BA13 CA02 DC03 DD01 DD04 EA05 GA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包材にて梱包された商品を、消費者か
    らの要求に応じて配送し、配送後の梱包材を回収する第
    1の集配送部と、梱包された商品を第1の集配送部に輸
    送し、前記第1の集配送部から輸送される梱包材を受け
    入れ、前記梱包材が再利用可能かを検査する第2の集配
    送部と、回収された前記梱包材の流通状況を管理する集
    計部を具備することを特徴とする商品流通支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1における商品流通支援システム
    において、第2の集配送部が第3の集配送部に商品を輸
    送する手段を備え、第2の集配送部から輸送される商品
    を受け入れ、前記商品を第1の集配送部に輸送する手段
    と、前記第1の集配送部から輸送される梱包材を受け入
    れる手段を備える第3の集配送部を具備することを特徴
    とする商品流通支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2における商品流
    通支援システムにおいて、第2の集配送部で再利用不可
    とされた梱包材を受け入れ、前記梱包材を原材料に戻す
    材料導入部と、原材料から梱包材を再生成する再生成部
    を具備することを特徴とする商品流通支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項2における商品流通システムにお
    いて、梱包材を回収し、前記梱包材に付与された固有情
    報を集計部に送信する固有情報送信手段と、前記固有情
    報送信手段から送信される固有情報を解析/処理し、前
    記梱包材の返却指示を行う集計部と、回収した梱包材が
    再利用可能かを検査する第2の集配送部を具備すること
    を特徴とする商品流通支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の梱包材
    は、1方向に伸縮することを特徴とする商品流通支援シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の梱包材
    は、2方向に伸縮することを特徴とする商品流通支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の第2の
    集配送部は、回収した梱包材が再利用可能かを判定する
    検査部を具備することを特徴とする商品流通支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】 集計部に送信する固有情報が、製造工場
    番号、機種記号、製造年月の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の商品流通
    支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項8における商品流通支援システム
    において、梱包材が保持する固有情報を解析/処理する
    ことで、前記梱包材の流通状況をモニタリングし、第1
    の集配送部、第2の集配送部、第3の集配送部の少なく
    とも1つの集配送部に、前記梱包材の回収指令を行う集
    計部を具備することを特徴とする商品流通支援システ
    ム。
  10. 【請求項10】 梱包材にて梱包された商品を消費者に
    配送する工程と、商品を開梱した後、前記梱包材を回収
    する工程と、前記梱包材を検査し、再利用可能かどうか
    分別する工程と、前記検査工程にて再利用可能と判断さ
    れた前記梱包材を再利用して新たな商品を梱包する工程
    を有する商品流通支援方法。
  11. 【請求項11】 梱包材を回収し、前記梱包材に付与さ
    れる固有情報を集計部に送信し、前記集計部では前記固
    有情報を受信し、解析/処理することで、第2の集配送
    部へ前記梱包材の返却指示を行うことを特徴とする再利
    用可能な梱包材を用いた商品流通支援方法。
  12. 【請求項12】 請求項10の第2の集配送部が、固有
    情報送信手段から回収される梱包材が再利用可能かを判
    断する検査方法を具備することを特徴とする再利用可能
    な梱包材を用いた商品流通支援方法。
  13. 【請求項13】 固有情報送信手段から回収される梱包
    材を受け付ける着信部を具備した商品流通支援システム
    の第2の集配送部に、以下の処理を実行させるためのプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、梱包材が再利用
    可能か否かを判断することを特徴とするプログラムを記
    録した記録媒体。
JP2001066331A 2001-03-09 2001-03-09 商品流通支援システム Pending JP2002265059A (ja)

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