JP2002264830A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

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JP2002264830A
JP2002264830A JP2001070975A JP2001070975A JP2002264830A JP 2002264830 A JP2002264830 A JP 2002264830A JP 2001070975 A JP2001070975 A JP 2001070975A JP 2001070975 A JP2001070975 A JP 2001070975A JP 2002264830 A JP2002264830 A JP 2002264830A
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JP
Japan
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gear
power steering
input
shaft
stub shaft
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JP2001070975A
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English (en)
Inventor
Hirotetsu Sonoda
博鐵 園田
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Unisia JKC Steering Systems Co Ltd
Original Assignee
Unisia JKC Steering Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型でかつ低コストで、しかも操舵フィーリン
グの優れた、方向変換ギア付きのパワーステアリング装
置を提供する。 【解決手段】パワーステアリング装置のバルブハウジン
グ24に、方向変換ギア部50のギアボディ52が固定
される。スタブシャフト26の外周にスプライン嵌合さ
れる出力側ベベルギア56が、ギアボディ52内に保持
されているベアリング58に回転自在に支持される。ギ
アボディ52内に、スタブシャフト26と直交する方向
を向けて入力シャフト64が挿入され、アジャスティン
グプラグ66に保持された上方のベアリング68と下方
のベアリング65によって回転自在に支持される。入力
シャフト64の外周に入力側ベベルギア70が固定され
て出力側ベベルギア56に噛み合っている。入力シャフ
ト64は弾性部材74によってアジャスティングプラグ
66方向に付勢されている。また、出力側ベベルギア5
6は弾性部材80により入力側ベベルギア70に軽く押
し付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はパワーステアリング
装置に係り、特に、舵取りハンドルの操作による入力を
方向変換ギアを介してコントロールバルブに伝達し、こ
のコントロールバルブを介してパワーシリンダを駆動制
御することにより操舵補助力を発生させるパワーステア
リング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低床式のバスやトラックでは、パワース
テアリング装置を設置するスペースが狭く、しかも、配
置が限定されるため、舵取りハンドルのハンドル軸を直
接コントロールバルブの入力軸であるスタブシャフトに
連結してコントロールバルブを作動させる構成にするこ
とができない。そこで、コントロールバルブを構成する
バルブロータおよびバルブスリーブがそれぞれ設けられ
たスタブシャフトとウオームシャフトの軸線と、舵取り
ハンドルの舵取り操作力を伝達する入力シャフトとを交
差させて配置し、これらスタブシャフトと入力シャフト
にそれぞれ取り付けたベベルギアを噛み合わせて成る方
向変換ギアを介して、舵取り操作力をコントロールバル
ブに伝達してこのコントロールバルブを作動させ、パワ
ーシリンダを駆動制御するようにした構成が従来から用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように方向変換
ギアを介して、舵取りハンドルの舵取り操作力をコント
ロールバルブに伝達しパワーシリンダの駆動を制御する
構成のパワーステアリング装置では、パワーステアリン
グ装置のコントロールバルブを収容しているバルブハウ
ジングと、方向変換ギアのギアボディとを単に連結する
構成になっているので、パワーステアリング装置全体が
大型化し、車輌への取付性が損なわれるという問題があ
った。
【0004】また、方向変換ギアを介して直交する方向
に回転を伝達する構成であるため、円滑な回転を行わせ
るためには、各部品の構造が複雑化し、高精度な加工が
要求されるので、コスト高となり、しかも組立性も良く
ない等の問題があった。さらに、従来の構成では、パワ
ーステアリング装置への組立にあたっては方向変換ギア
の連結が最後であるため、方向変換ギア部の良否を判定
することが予めできないという問題があった。
【0005】さらに、コントロールバルブのスタブシャ
フトに、方向変換ギアの出力側ギアをスプライン嵌合さ
せて回転を伝達するようにした構成では、滑らかに回転
を伝達するためには、スタブシャフトの外周面のスプラ
インと出力側ギアの内周面のスプラインとの間に適切な
バックラッシュを与える必要があるが、このバックラッ
シュにより回転時に打音を発生するという問題があっ
た。
【0006】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、小型化することにより低床式のバスやトラッ
クへの搭載が容易な方向変換ギア付きのパワーステアリ
ング装置を提供することを目的とするものである。
【0007】また、高精度な加工を必要とせず、低コス
トで組立性も良く、しかも、操舵が滑らかで、フリクシ
ョン感が少なく、回転時に発生する打音等の異音やガタ
を小さくすることができる、操舵フィーリングに優れた
パワーステアリング装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るパワーステアリング装置は、バルブハウジング内に
設けられ、舵取りハンドルの操作により作動するコント
ロールバルブと、このコントロールバルブを介して作動
流体が給排されて操舵補助力を発生させるパワーシリン
ダと、前記バルブハウジングに連結されたギアボディ内
に、前記コントロールバルブのスタブシャフトと交差し
て配置され、舵取りハンドルの舵取り操作に応じて回転
する入力シャフトと、この入力シャフトに嵌合されて一
体回転する入力側ギアおよび前記スタブシャフトに嵌合
されて一体回転する出口側ギアを噛み合わせて成る方向
変換ギアとを備えたものであって、特に、前記入力側ギ
アが嵌合された入力シャフトが、前記ギアボディ内に保
持されたベアリングを介して回転自在に支持されるとと
もに、入力側ギアに噛み合う出力側ギアが、ギアボディ
内に保持されたベアリングによって回転自在に支持され
ており、この出力側ギア内に前記スタブシャフトを挿入
して連結することを特徴とするものである。
【0009】前記構成のパワーステアリング装置では、
入力シャフト、入力側ギアおよびこれら入力シャフトと
入力側ギアとを回転自在に支持するベアリングと、組付
け時にスタブシャフトに連結される出力側ギアおよびこ
の出力側ギアを回転自在に支持するベアリングとが、ギ
アボディ内に保持されて、一体のサブアセンブリを構成
しており、パワーステアリング装置本体と変換ギア部と
を連結する際には、スタブシャフトの一端を出力側ギア
内に嵌合させて連結するとともに、バルブハウジングと
ギアボディとを組み付けて固定する。
【0010】また、請求項2に記載のパワーステアリン
グ装置は、前記パワーステアリング装置において、入力
側ギアを入力シャフトに固定し、これら入力シャフトお
よび入力側ギアを、ギアボディの開口部に螺合したアジ
ャスティングプラグによりギアボディ内に位置決めする
とともに、入力シャフトのアジャスティングプラグと逆
の端部側に弾性部材を配置し、この弾性部材により入力
シャフトをアジャスティングプラグ側に付勢したことを
特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載のパワーステアリング装置
では、常にアジャスティングプラグのねじを基準として
ガタを詰めているので、バックラッシュの調整が正確に
行われる。
【0012】さらに、請求項3に記載のパワーステアリ
ング装置は、前記スタブシャフトと、このスタブシャフ
トと一体回転する出力側ギアとがスプライン嵌合されて
軸方向に相対移動可能になっており、この出力側ギアの
背後に弾性部材を挿入して入力側ギア方向に付勢したこ
とを特徴とするものである。
【0013】この請求項3に記載のパワーステアリング
装置では、弾性部材によって出力側ギアを常時入力側ギ
アに押し付けているので、この噛み合い部での打音の発
生が防止される。
【0014】また、請求項4に記載のパワーステアリン
グ装置は、前記スタブシャフトの外周面に出力側ギアを
スプライン嵌合して、この出力側ギアの回転をスタブシ
ャフトに伝達するとともに、これら出力側ギアとスタブ
シャフトとのスプライン嵌合部のうちの軸方向の一部
に、弾性体を介在させたことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項5に記載のパワーステアリン
グ装置は、前記スタブシャフトと出力側ギアとのスプラ
イン嵌合部の、両者の歯の先端を低くし、これら両者間
に弾性体としてゴムを介在させたことを特徴とするもの
である。
【0016】また、請求項6に記載のパワーステアリン
グ装置は、前記弾性体が板ばねであることを特徴とする
ものである。
【0017】これら請求項4ないし請求項6に記載のパ
ワーステアリング装置では、スタブシャフトと出力側ギ
アとはスプライン嵌合により回転を伝達するようになっ
ているが、円滑な回転をさせるために適切なバックラッ
シュを設けているので、回転時に打音を発生する場合が
ある。そこで、スプライン嵌合部の一部に弾性体を介在
させることにより、その弾性体の抵抗で打音を低減す
る。
【0018】また、請求項7に記載のパワーステアリン
グ装置は、前記バルブハウジングのギアボディ側端部に
大径の円筒状突出部を形成し、この突出部の内面に固定
したプラグによって、前記コントロールバルブのウオー
ムシャフトを回転自在に支持するベアリングを保持する
とともに、ギアボディのバルブハウジング側端部に小径
の円筒状突出部を形成し、この突出部の内面に螺合した
プラグによって前記出力側ギアを支持するベアリングを
保持させ、かつ、この小径の円筒状突出部を前記バルブ
ハウジングのプラグ内に嵌合させることにより、バルブ
ハウジングとギアボディとを連結することを特徴とする
ものである。
【0019】この請求項7に記載のパワーステアリング
装置では、バルブハウジング内に固定されているプラグ
にインローの機能を持たせてギアボディを嵌合させる。
また、ウオームシャフトを支持するベアリングを保持す
るプラグと、出力側ギアを支持するベアリングを保持す
るプラグとが半径方向に重なり合う位置にあるので、パ
ワーステアリング装置本体部と方向変換ギア部との連結
部の長さを短縮して小型化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るパワーステアリング装置の全体の構成を示す縦断面
図、図2はその要部の拡大図である。この実施の形態の
パワーステアリング装置は、コントロールバルブとパワ
ーシリンダとが一体となったインテグラルタイプのパワ
ーステアリング本体(全体として符号1で示す)と、後
に説明する方向変換ギア部50とが連結されている。
【0021】このパワーステアリング装置は、インテグ
ラルタイプであり、ギアハウジング2のシリンダ部4内
にピストン6が摺動自在に嵌合され、このシリンダ部4
内を二つの圧力室8、10に区画している。前記ピスト
ン6の一側面(図1の上面)にラック12が形成されて
おり、このラック12にセクタギア14が噛み合ってい
る。このセクタギア14は、図示しない舵取りリンク機
構を介して操向車輪に接続されたセクタシャフト15に
一体的に設けられており、前記ピストン6の往復動に伴
ってこのセクタギア14が正逆回動して前記操向車輪を
所要の方向に転舵させるようになっている。
【0022】前記ピストン6の軸芯部に形成された孔1
6にはボールねじ溝18が螺設され、このボールねじ溝
18内に収容された多数のボール20を介してウオーム
シャフト22が螺合されている。ウオームシャフト22
の一端部22a(図1および図2の右端)は大径の筒状
になっており、この大径筒部22aの外周面が、前記ギ
アハウジング2の端部に固定されたバルブハウジング2
4の内面に摺動自在に嵌合している。ウオームシャフト
22の大径筒部22aの先端には、ボールベアリング2
5のインナーレース25aが設けられており、前記バル
ブハウジング24の内面の段部24aと、このバルブハ
ウジング24の開口部24b内に螺合されたベアリング
固定プラグ54とによって固定されたアウターレース2
5bとの間に多数のボール25cが保持されて、前記ウ
オームシャフト22を回転自在に支持している。
【0023】ウオームシャフト22の大径筒部22a内
には、図示しない舵取りハンドルの操作力が伝達されて
回転操作されるスタブシャフト26の端部26aが嵌合
され、ウオームシャフト22の内部に配置されたニード
ルベアリング29によってこの端部26aが回転自在に
支持されている。これらウオームシャフト22およびス
タブシャフト26は、それぞれの軸芯の孔内に挿通され
たトーションバー28によって連結され、所定角度の相
対回転が許容されるようになっている。
【0024】ウオームシャフト22の大径筒部22aの
内周面にはバルブスリーブ(アウターバルブ)32が形
成されている。一方、スタブシャフト26の外周面には
バルブロータ(インナーバルブ)36が嵌合されピン3
4によって連結されて一体的に回転するようになってい
る。
【0025】前記バルブスリーブ32とバルブロータ3
6とにより構成されているロータリタイプのコントロー
ルバルブ38について簡単に説明する。バルブスリーブ
32の内周面には、円周方向等間隔で複数本(この例で
は6本)の軸線方向に延びるバルブ溝32aが形成さ
れ、バルブロータ36の外周面には、バルブスリーブ3
2と同様に円周方向等間隔で複数本(バルブスリーブ3
2の溝と同数の6本)の軸線方向に延びるバルブ溝36
c、36dが形成されており、このコントロールバルブ
38の中立状態では、バルブスリーブ32のバルブ溝3
2aとバルブロータ36のバルブ溝36c、36dとが
交互に位置するように、前記ウオームシャフト22とス
タブシャフト26とが連結されている。なお、この実施
の形態では、バルブスリーブ32およびバルブロータ3
6に形成されているバルブ溝32a、36c、36dの
数がそれぞれ6本であるが、6本に限るものではなく、
8本等の偶数であり、かつ同数であればよい。
【0026】バルブスリーブ32に形成された6本のバ
ルブ溝32aは、交互に、バルブスリーブ32の内部を
通る通路32c、バルブハウジング24の内部の通路2
4cおよびギアハウジング2の内部通路2a等を介して
前記シリンダ4の左方の圧力室8に、そして、バルブス
リーブ32の内部を通る通路32dを介してシリンダ4
の右方の圧力室10に接続されている。
【0027】一方、バルブロータ36に形成された一つ
おきのバルブ溝36cは、向かい合うバルブスリーブ3
2のランドに形成された半径方向通路32bおよびバル
ブハウジング24に形成されたポンプポート42を介し
て図示しないオイルポンプに接続されている。また、バ
ルブロータ36のオイルポンプに接続された3本のバル
ブ溝36cの中間に位置する各バルブ溝36dは、その
バルブ溝36dに向かい合うバルブスリーブ32のラン
ドに形成された半径方向の戻り穴49と、バルブスリー
ブ32の外周面とバルブハウジング24の内周面との間
の環状の空間40およびバルブハウジング24に設けら
れたタンクポート等を介して図示しないオイルタンクに
接続されている。
【0028】前記コントロールバルブ38の中立位置で
は、オイルポンプから吐出された圧油は、バルブハウジ
ング24のポンプポート42、バルブスリーブ32に形
成された半径方向通路32b等を介してバルブロータ3
6のポンプ側バルブ溝36cに入り、そのポンプ側バル
ブ溝36cの両側に位置するバルブスリーブ32のバル
ブ溝32aを通ってバルブロータ36のタンク側のバル
ブ溝36dに入り、さらに、このタンク側のバルブ溝3
6dに向かい合ってバルブスリーブ32に形成された戻
り穴49から前記環状の空間40に流出し、タンクポー
ト等を通ってオイルタンクに還流する。
【0029】また、舵取りハンドルの操作が、後に説明
する方向変換ギア部50を介して伝達されてスタブシャ
フト26がいずれかの方向へ回転し、バルブロータ36
とバルブスリーブ32とが相対的に回転すると、オイル
ポンプから吐出された圧油は、バルブロータ36に形成
されたポンプ側バルブ溝36cに入った後、そのポンプ
側バルブ溝36cの両側に向かい合うバルブスリーブ3
2のバルブ溝32aのうち一方のバルブ溝32aを経て
シリンダ4の一方の圧力室8または10に導入され、他
方の圧力室10または8内の作動油は、バルブスリーブ
32の他方のバルブ溝32aからバルブロータ36のタ
ンク側バルブ溝36dに入り、さらに、向かい合うバル
ブスリーブ32の戻り穴49等を通ってオイルタンクへ
還流する。
【0030】前記インテグラル型パワーステアリング1
のスタブシャフト26は、一端26a(図1および図2
の左端)がウオームシャフト22の大径筒部22a内に
嵌合してニードルベアリング29によって回転自在に支
持され、他端26bが前記バルブハウジング24の外部
に伸びている。この外部に伸びている端部26b側に、
方向変換ギア部50が設けられており、図示しない舵取
りハンドルの舵取り操作力を、この方向変換ギア部50
を介して方向変換をするとともに、このスタブシャフト
26に伝達する。
【0031】前記バルブハウジング24の端部に、ほぼ
L字状の筒体からなるギアボディ52が固定されてい
る。バルブハウジング24の方向変換ギア部50側の開
口部24bは円筒状に突出しており、この円筒状突出部
24bの内周面に、前記ベアリング固定プラグ54(図
3参照)が螺合されて、前述のようにウオームシャフト
22を回転自在に支持するベアリング25のアウターレ
ース25bを保持している。一方、ギアボディ52のパ
ワーステアリング本体1側の端部52aは円筒状に突出
しており、その円筒状突出部52aの外径が前記ベアリ
ング固定プラグ54の内径にほぼ一致している。そし
て、このギアボディ52の円筒状突出部52aが、ベア
リング固定プラグ54の内周面に嵌合している。
【0032】また、ギアボディ52のバルブハウジング
24側の開口部(円筒状突出部)52aの内部側(図2
の右側)に、後に説明する出力側ベベルギア56を回転
自在に支持するボールベアリング58が収容されてい
る。このボールベアリング58の外部側、つまり、ギア
ボディ52の円筒状突出部52aの内周部には、小径の
ベアリング固定用プラグ60(図4参照)が螺合固定さ
れており、この小径のベアリング固定プラグ60によっ
て前記ボールベアリング58のアウターレースが保持さ
れている。そして、このボールベアリング58の内周側
には出力側ギア56が回転自在に支持されている。前記
のようにボールベアリング58はベアリング固定プラグ
60によってギアボディ52に固定され、出力側ギア5
6がこのベアリング58に支持されているので、ボール
ベアリング58および出力側ギア56は、ギアボディ5
2をバルブハウジング24に固定する以前の状態でも、
ギアボディ52内に保持されている。
【0033】このようにバルブハウジング24の円筒状
突出部24bの内周面に大径のベアリング固定プラグ5
4を螺合固定するとともに、ギアボディ52の円筒状突
出部52a内に小径のベアリング固定プラグ60を螺合
固定し、さらに、このギアボディ52の円筒状突出部5
2aを大径のベアリング固定プラグ54内に嵌合させ
て、これらバルブハウジング24とギアボディ52とを
連結し、ボルト53によって固定している(図1の右側
面図である図6参照)。なお、これらバルブハウジング
24とギアボディ52との突き合わせ面にはOリング焼
き付けガスケット62(図5参照)が介在されている。
【0034】前記ギアボディ52の他方の開口部52b
(図1および図2の上方を向いた開口部)から、前記イ
ンテグラル型パワーステアリング1のスタブシャフト2
6およびウオームシャフト22の軸線Oと直交する
方向(その軸線を符号Oで示す)を向けて、入力シャ
フト64が挿入され、ギアボディ52の底部側(図2の
下側)に配置されたボールベアリング65と、開口部5
2b内に螺合されたアジャスティングプラグ66の内部
に保持されているボールベアリング68とによって回転
自在に支持されている。
【0035】前記入力シャフト64の外周には、入力側
ベベルギア70が嵌合されている。この入力側ベベルギ
ア70は、入力シャフト64の外周面にセレーション7
1を介して圧入され固定されており、入力シャフト64
と一体的に回転するとともに、軸方向にも一体的に移動
する。この入力シャフト64の図示しないハンドル軸に
接続される側(図2の上部)に大径部64aが形成され
ており、この大径部64aの外周面と入力側ベベルギア
70の後方端面とが、アジャスティングプラグ66内に
保持された前記ボールベアリング68によって回転自在
に支持されている。従って、ギアボディ52内へのアジ
ャスティングプラグ66のねじ込み量によって、入力側
ベベルギア70の軸方向の位置を調整でき、前記出力側
ベベルギア56とのバックラッシュを調整することがで
きる。また、72は、アジャスティングプラグ66の端
部に螺合されて固定するロックナットである。
【0036】前記入力シャフト64の、底部側ボールベ
アリング65に支持されている先端部64bはやや小径
になっており、この小径部64bとその上部のやや径の
太い部分64cとの間の段部と、前記ボールベアリング
65との間に弾性部材(この実施の形態ではウエーブワ
ッシャ74)が介装されて入力シャフト64および入力
側ベベルギア70をアジャスティングプラグ66方向に
付勢している。このように入力シャフト64およびこの
入力シャフト64と一体の入力側ベベルギア70とを、
ウエーブワッシャ74によって図の上方へ押圧して、ア
ジャスティングプラグ66のねじに対して常にガタがな
い状態にしているので、アジャスティングプラグ66に
よるバックラッシュ調整時やロックナット72固定時等
の調整が安定する。
【0037】前記入力シャフト64と直交する方向に配
置されているインテグラル型パワーステアリング1のス
タブシャフト26の端部26b外周に、前記入力側ベベ
ルギア70に噛み合う出力側ベベルギア56が嵌合して
いる。この出力側ベベルギア56は、その内周面とスタ
ブシャフト26の外周面に形成されたスプライン56
a、26cを介してスタブシャフト26に嵌合してい
る。これらスタブシャフト26と出力側ベベルギア56
とのスプライン嵌合部の先端部寄り(図1および図2の
右端寄り)の部分Aは、図7およびその一部を拡大した
図8に示すように、適切なバックラッシュを与えて滑ら
かな伝達ができるようになっており、この部分では両者
が互いに滑動可能である。
【0038】また、スプライン嵌合部の、前記滑動可能
部Aに連続する部分B(図1および図2の左側の部分)
は、図9およびその一部を拡大した図10に示すよう
に、両者26、56のスプラインの歯の先端をカットし
て低くし、これら両者26、56の間に弾性体(この実
施の形態ではゴム78)を挿入している。前記入力側ベ
ベルギア70からこの出力側ベベルギア56に回転が伝
達されるときに、出力側ベベルギア56とスタブシャフ
ト26とが相対的に回転し、この相対回転の際に発生す
る打音を、ゴム78が抵抗となって低減することができ
る。
【0039】スタブシャフト26の外周に嵌合している
出力側ベベルギア56を、ギアボディ52内に保持し
て、回転自在に支持している前記ボールベアリング58
は、その外周面とギアボディ52の内周面との間、およ
びその内周面と出力側ベベルギア56の外周面との間に
適度なクリアランスが設けられている。このクリアラン
スによって、組付け誤差を吸収することができる。ま
た、前記ウオームシャフト22の大径筒部22a内に配
置されてスタブシャフト26の内部側先端26aを回転
自在に支持しているニードルベアリング29が、このス
タブシャフト26の振れ止めの機能を果たしている。
【0040】また、前述のように出力側ベベルギア56
は、スタブシャフト26のスプライン26cに対し軸方
向にスライドできるようになっており、その後端面側に
弾性部材(この実施の形態ではウエーブワッシャ80)
を挿入して、この出力側ベベルギア56を前記入力側ベ
ベルギア70方向に押圧し、適切な押し付け力を付与し
ている。
【0041】前記実施の形態の構成では、入力シャフト
64の先端部64b側の段部とボールベアリング65と
の間にウエーブワッシャ74を介在させて、入力シャフ
ト64および入力側ベベルギア70を、図1および図2
の上方のアジャスティングプラグ66方向に付勢してい
るので、バックラッシュの調整時、ロックナット固定時
とも、アジャスティングプラグ66のねじに対し常にガ
タを詰めた状態になっているため調整が安定するという
効果が得られる。
【0042】また、前記実施の形態では、ギアボディ5
2内に、入力側ベベルギア70を圧入により固定した入
力シャフト64を挿入して、上下のボールベアリング6
8、65およびアジャスティングプラグ66によって保
持するとともに、前記入力側ベベルギア70に噛み合う
出力側ベベルギア56を他方向から挿入し、ベアリング
固定プラグ60によって保持されているボールベアリン
グ58で回転自在に支持するようになっており、方向変
換ギア部50を予めサブアセンブリにしているので(図
11参照)、バックラッシュ調整後に、出力側ベベルギ
ア56に適切な負荷(回転力)および適度な押し付け力
を与えて、慣らし作動を行うことにより、ギアの初期な
じみを付けることができる。さらに、この段階で、この
方向変換ギア部50の良否の判定を行うことができる。
【0043】また、インテグラルパワーステアリング本
体1と、方向変換ギア部50とを組み付ける際、つま
り、バルブハウジング24とギアボディ52とを連結す
る際には、バルブハウジング24の開口部(円筒状突出
部)24b内に螺合したベアリング固定プラグ54の内
外径をインローとして用いて大まかな同芯を得るととも
に、ギアボディ52内のボールベアリング58の内周面
と外周面を、それぞれ、出力側ベベルギア56の外周面
とギアボディ52の内周面に対し適切なクリアランスを
設けるようにしているので、組付け誤差を吸収可能であ
り、しかも、スタブシャフト26の他端側のニードルベ
アリング29によって支持することにより振れ止めをし
ているので、容易に組付けをすることができ、また、高
精度の加工をしなくとも滑らかな回転をさせることがで
きる。
【0044】しかも、前述のように、バルブハウジング
24の円筒状突出部24b内に大径のベアリング固定プ
ラグ54を固定し、一方、ギアボディ52の円筒状突出
部52a内に小径のベアリング固定プラグ60を固定
し、かつ、このギアボディ52の円筒状突出部52aを
バルブハウジング24の円筒状突出部24b内に挿入し
ているので、組付け方向の長さを短縮することができ、
パワーステアリング装置全体を小型化することができ
る。
【0045】なお、前記方向変換ギア部50の入力側ギ
ア70および出力側ギア56は、ゼロールギアが最適で
ある。ゼロールギアは、推力の方向が変わらない、噛み
合いが滑らかである、しかも、強度的にも有利である等
の種々の長所があり優れている。また、クラウニングを
すると更によい。さらに、慣らし作動の効果を上げるた
めに、適切な表面処理、例えば、常温浸硫処理等を行う
と良い。
【0046】前記実施の形態では、スタブシャフト26
と出力側ベベルギア56とのスプライン嵌合部の、滑動
可能部A以外の部分Bにゴム78を介在させて打音を軽
減するようにしていたが、スタブシャフト26と出力側
ベベルギア56との間に介在させる弾性体はゴムに限る
ものではなく、例えば、図12およびこの図12の要部
を拡大した図13に示すように、板ばね82を介在させ
るようにしても良い。板ばね82を用いた場合でも、前
記実施の形態と同様に、スタブシャフト26と出力側ベ
ベルギア56との相対回転時に板ばね82が抵抗となっ
て打音を低減することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ルブハウジング内に設けられ、舵取りハンドルの操作に
より作動するコントロールバルブと、このコントロール
バルブを介して作動流体が給排されて操舵補助力を発生
させるパワーシリンダと、前記バルブハウジングに連結
されたギアボディ内に、前記コントロールバルブのスタ
ブシャフトと交差して配置され、舵取りハンドルの舵取
り操作に応じて回転する入力シャフトと、この入力シャ
フトに嵌合されて一体回転する入力側ギアおよび前記ス
タブシャフトに嵌合されて一体回転する出口側ギアを噛
み合わせて成る方向変換ギアとを備えたパワーステアリ
ング装置において、前記入力側ギアが嵌合された入力シ
ャフトが、前記ギアボディ内に保持されたベアリングを
介して回転自在に支持されるとともに、入力側ギアに噛
み合う出力側ギアが、ギアボディ内に保持されたベアリ
ングによって回転自在に支持されており、この出力側ギ
ア内に前記スタブシャフトを挿入して連結するようにし
たので、高精度な加工を必要とせず、低コストで、しか
も、操舵フィーリングの優れたパワーステアリング装置
を得ることができる。また、小型で低床バスやトラック
に搭載が容易なパワーステアリング装置を得ることがで
きる。
【0048】また、請求項2に記載の発明では、前記入
力側ギアを入力シャフトに固定し、これら入力シャフト
および入力側ギアを、ギアボディの開口部に螺合したア
ジャスティングプラグによりギアボディ内に位置決めす
るとともに、入力シャフトのアジャスティングプラグと
逆の端部側に弾性部材を配置し、この弾性部材により入
力シャフトをアジャスティングプラグ側に付勢したこと
により、常にアジャスティングプラグを基準にしてガタ
詰めをしておくので、バックラッシュの調整や、ロック
ナットの固定時の調整を安定して行うことができる。
【0049】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
スタブシャフトと、このスタブシャフトと一体回転する
出力側ギアとはスプライン嵌合されて軸方向に相対移動
可能になっており、この出力側ギアの背後に弾性部材を
挿入して入力側ギア方向に付勢したことにより、出力側
ギアを常に適度な押し付け力で入力側ギアに押し付けて
おくので、ギア噛み合い部での打音の発生を防止するこ
とができる。
【0050】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記スタブシャフトの外周面に出力側ギアをスプライン嵌
合して、この出力側ギアの回転をスタブシャフトに伝達
するとともに、これら出力側ギアとスタブシャフトとの
スプライン嵌合部のうちの軸方向の一部に、弾性体を介
在させたことにより、スタブシャフトと出力側ギアとの
間での打音の発生を防止することができる。
【0051】また、請求項7に記載の発明によれば、前
記バルブハウジングのギアボディ側端部に大径の円筒状
突出部を形成し、この突出部の内面に固定したプラグに
よって、前記コントロールバルブのウオームシャフトを
回転自在に支持するベアリングを保持するとともに、ギ
アボディのバルブハウジング側端部に小径の円筒状突出
部を形成し、この突出部の内面に螺合したプラグによっ
て前記出力側ギアを支持するベアリングを保持させ、か
つ、この小径の円筒状突出部を前記バルブハウジングの
プラグ内に嵌合させることにより、バルブハウジングと
ギアボディとを連結するようにしたので、バルブハウジ
ングの円筒状突出部の内面に固定したプラグにインロー
の機能を持たせることができ、さらに、バルブハウジン
グとギアボディとの連結部の寸法を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパワーステアリン
グ装置の縦断面図である。
【図2】前記パワーステアリング装置の要部の拡大図で
ある。
【図3】ウオームシャフトを回転自在に支持するベアリ
ングの固定用プラグの正面図である。
【図4】出力側ギアを回転自在に支持するベアリングの
固定用プラグの正面図である。
【図5】バルブハウジングとギアボディとの接合部に介
在させるガスケットの正面図である。
【図6】図1に示すパワーステアリング装置の右側面図
である。
【図7】スタブシャフトと出力側ギアとのスプライン嵌
合部の、図2のA部における断面図である。
【図8】図7の要部の拡大図である。
【図9】スタブシャフトと出力側ギアとのスプライン嵌
合部の、図2のB部における断面図である。
【図10】図9の要部の拡大図である。
【図11】方向変換ギア部のサブアセンブリを示す断面
図である。
【図12】スタブシャフトと出力側ギアとのスプライン
嵌合部の、図2のB部における他の例を示す断面図であ
る。
【図13】図12の要部の拡大図である。
【符号の説明】
22 ウオームシャフト 24 バルブハウジング 24b バルブハウジングの円筒状突出部 26 スタブシャフト 38 コントロールバルブ 50 方向変換ギア 52 ギアボディ 52a ギアボディの円筒状突出部 54 ベアリング固定用プラグ 56 出力側ギア 58 出力側ギアを支持するベアリング 60 ベアリング固定用プラグ 64 入力シャフト 65 入力シャフトを支持するベアリング 66 アジャスティングプラグ 68 入力シャフトを支持するベアリング 70 入力側ギア 74 弾性部材(入力シャフトの先端のウエーブワッ
シャ) 78 弾性体(ゴム) 80 弾性部材(出力側ギアの背後のウエーブワッシ
ャ) 82 弾性体(板ばね)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブハウジング内に設けられ、舵取り
    ハンドルの操作により作動するコントロールバルブと、
    このコントロールバルブを介して作動流体が給排されて
    操舵補助力を発生させるパワーシリンダと、前記バルブ
    ハウジングに連結されたギアボディ内に、前記コントロ
    ールバルブのスタブシャフトと交差して配置され、舵取
    りハンドルの舵取り操作に応じて回転する入力シャフト
    と、この入力シャフトに嵌合されて一体回転する入力側
    ギアおよび前記スタブシャフトに嵌合されて一体回転す
    る出口側ギアを噛み合わせて成る方向変換ギアとを備え
    たパワーステアリング装置において、 前記入力側ギアが嵌合された入力シャフトが、前記ギア
    ボディ内に保持されたベアリングを介して回転自在に支
    持されるとともに、入力側ギアに噛み合う出力側ギア
    が、ギアボディ内に保持されたベアリングによって回転
    自在に支持されており、この出力側ギア内に前記スタブ
    シャフトを挿入して連結することを特徴とするパワース
    テアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパワーステアリング装
    置において、 前記入力側ギアを入力シャフトに固定し、これら入力シ
    ャフトおよび入力側ギアを、ギアボディの開口部に螺合
    したアジャスティングプラグによりギアボディ内に位置
    決めするとともに、入力シャフトのアジャスティングプ
    ラグと逆の端部側に弾性部材を配置し、この弾性部材に
    より入力シャフトをアジャスティングプラグ側に付勢し
    たことを特徴とするパワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のパワーステアリング装
    置において、 スタブシャフトと、このスタブシャフトと一体回転する
    出力側ギアとはスプライン嵌合されて軸方向に相対移動
    可能になっており、この出力側ギアの背後に弾性部材を
    挿入して入力側ギア方向に付勢したことを特徴とするパ
    ワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパワーステアリング装
    置において、 前記スタブシャフトの外周面に出力側ギアをスプライン
    嵌合して、この出力側ギアの回転をスタブシャフトに伝
    達するとともに、これら出力側ギアとスタブシャフトと
    のスプライン嵌合部のうちの軸方向の一部に、弾性体を
    介在させたことを特徴とするパワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のパワーステアリング装
    置において、 前記スタブシャフトと出力側ギアとのスプライン嵌合部
    の、両者の歯の先端を低くし、これら両者間に弾性体と
    してゴムを介在させたことを特徴とするパワーステアリ
    ング装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のパワーステアリング装
    置において、 前記弾性体が板ばねであることを特徴とするパワーステ
    アリング装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のパワーステアリング装
    置において、 前記バルブハウジングのギアボディ側端部に大径の円筒
    状突出部を形成し、この突出部の内面に固定したプラグ
    によって、前記コントロールバルブのウオームシャフト
    を回転自在に支持するベアリングを保持するとともに、
    ギアボディのバルブハウジング側端部に小径の円筒状突
    出部を形成し、この突出部の内面に螺合したプラグによ
    って前記出力側ギアを支持するベアリングを保持させ、
    かつ、この小径の円筒状突出部を前記バルブハウジング
    のプラグ内に嵌合させることにより、バルブハウジング
    とギアボディとを連結することを特徴とするパワーステ
    アリング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013167278A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Tsubaki Emerson Co 減速装置
CN112953112A (zh) * 2021-02-09 2021-06-11 东莞市远港自动化科技有限公司 侧贴驱动机构及组装方法
WO2023157961A1 (ja) * 2022-02-21 2023-08-24 クノールブレムゼステアリングシステムジャパン株式会社 ステアリング装置

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