JP2002264373A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002264373A
JP2002264373A JP2001063213A JP2001063213A JP2002264373A JP 2002264373 A JP2002264373 A JP 2002264373A JP 2001063213 A JP2001063213 A JP 2001063213A JP 2001063213 A JP2001063213 A JP 2001063213A JP 2002264373 A JP2002264373 A JP 2002264373A
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Japan
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image
recording medium
light source
forming apparatus
image forming
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JP2001063213A
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English (en)
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Minoru Morikawa
穣 森川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各光源の主走査方向に生じた機械的誤差を、
各光源を画素単位で遅延させる機能と、1画素を複数分
割した量で変える機能とを用いて補正する。 【解決手段】 光源31,32,33によって記録媒体に
形成される画像の書き出し位置が、光源31の画像に対
して光源32の画像は2画素プラス1/4画素程度後方
にずれており、光源31の画像に対して光源33の画像は
3画素程度先方にずれている。従って、光源31を基準
とした場合、光源32の書き込みタイミングは2画素プ
ラス1/4画素を書き込みする時間分早くし、光源33
は3画素分書き込む時間分タイミングを遅くする必要が
ある。このような場合に、画素単位での補正で事足りる
光源と画素径以下の間隔で補正が必要な光源とを設け、
補正方法を機能毎に分けて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、よ
り詳細には、複数の光源を用いて記録媒体に画像を形成
する際の、光源配置誤差から生じる、各光源に対応した
画像の主走査方向のずれを補正するようにした画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−23195号公報には、画像
形成装置の主走査方向の機械上の位置ずれを、データの
書き込みタイミングやデータ転送手順を変えることによ
って補正して、調節する方法が提案されている。しか
し、主走査方向に対する画像形成装置の機械ずれを補正
する方法としては、単にデータ書き込みタイミングを遅
らせるという記述に留まっており、具体的な手段は示さ
れていない。
【0003】また、特許第2648081号公報では、
オフセット平版印刷用版への画像形成方法として、複数
のレーザ源を用い画像情報に応じて疎油性層を照射し
て、照射した疎油性層を除去することにより画像形成が
なされる方法が提案され、特開平9−99535号公報
では、硬化されたポリマー層が形成されたシームレスシ
リンダ表面に、レーザ照射してインクに対する親和性を
変化させることによって画像形成を行う方法が提案さ
れ、また、特開平8−276663号公報では、加熱状
態で液体と接触させた時に後退接触角が低下し、かつ、
液体と非接触状態で加熱した時に後退接触角が上昇する
表面特性をもつ記録媒体に対して、画像情報に応じて加
熱することにより画像形成を行う方法が提案されてい
る。
【0004】しかし、上記従来技術は、いずれも、複数
レーザ源の配置ずれに伴って発生する、記録媒体上の各
レーザ源境目の画像ずれを補正する機能を有していない
ため、複数レーザ源マウント時にずれを生じた機械で
は、画像ずれの補正を行うことは困難であるという問題
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、各光源の主走査方向に
生じた機械的誤差を、各光源を画素単位で遅延させる機
能と、1画素を複数分割した量で変える機能とを用いて
補正することを目的としてなされたものである。
【0006】請求項1の発明は、従来方法に比べ、画素
単位の調整と画素内の調整とに機能分けができ、効率的
な制御系を構成できる画像形成装置を提供すること、請
求項2の発明は、請求項1の発明に対して、個々の画像
形成装置間での書き出し位置バラツキを低減可能な画像
形成装置を提供すること、請求項3の発明は、請求項1
の発明に対して、記録媒体保持部材の移動むらや振動の
影響を受け難いデータ転送方法を有する画像形成装置を
提供すること、請求項4の発明は、請求項1〜3の発明
に対して、ヘッドに設置された各光源の照射バラツキを
より正確に把握でき、補正することが可能な画像形成装
置を提供すること、請求項5の発明は、請求項4の発明
に対して、必要なCCD数を低減することが可能な画像
形成装置を提供すること、請求項6の発明は、請求項1
〜5の発明を、印刷用版材への画像形成装置に適用する
ための提案をすること、請求項7の発明は、請求項6の
発明に対して、より低エネルギー量で画像形成を行うこ
とが可能な画像形成装置を提供すること、請求項8の発
明は、請求項7の発明に対して、画像形成時に液体を用
いる必要のない画像形成装置を提供すること、請求項9
の発明は、請求項1〜8の発明に対して、記録紙への画
像形成を大量かつ高速に行うことが可能な画像形成装置
を提供すること、請求項10の発明は、請求項1〜9の
発明に対して、複数の各色画像を重ねた位置精度が向上
する画像形成装置を提供すること、を目的としてなされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、加熱
により画像形成がなされる記録媒体と、該記録媒体を保
持する部材と、該記録媒体に光照射できるように配置さ
れた複数のレーザ光源を保持する書き込みヘッドを最小
限の構成要素とし、各々の光源駆動タイミングを画素単
位で変える機能と1画素を複数分割した量で変える機能
とを用いることにより各光源の主走査方向画像位置バラ
ツキを補正することを特徴としたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、任意の設定位置情報を基準にすることにより、各光
源の主走査方向画像位置バラツキを補正する機能を有す
ることを特徴としたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、記録媒体保持部材の位置情報を基に、各光源
の駆動タイミングを固有に決定する機能を有することを
特徴としたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの発明において、光源の対向位置にCCDセンサー
を配し、該センサー出力を元に各光源の駆動タイミング
を決定することを特徴としたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記CCDセンサー数が光源数より少なく、かつ、
全光源の対向位置に少なくとも一つのCCDセンサーが
移動可能であることを特徴としたものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかの発明において、前記記録媒体が加熱領域と非加熱
領域とでインクの付着特性が異なる性質を有することを
特徴としたものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、加熱状態で液体と接触させた時に後退接触角が低下
し、かつ、液体と非接触状態で加熱した時に後退接触角
が上昇する表面特性をもつ記録媒体を用いることを特徴
としたものである。
【0014】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、非画像領域を加熱して画像形成することを特徴とし
たものである。
【0015】請求項9の発明は、請求項1乃至8のいず
れかの発明において、少なくとも、記録媒体の画像領域
にインクを付着させる現像ユニット、及び、記録媒体か
らインク画像を受けて記録紙へ該インク画像を転写する
中間転写体、及び、圧胴を構成要素とすることを特徴と
したものである。
【0016】請求項10の発明は、請求項1乃至9のい
ずれかの発明において、書き込みユニット、記録媒体保
持ユニット、及び、現像ユニットを複数持つ装置であ
り、かつ、少なくとも1つの色の記録媒体上の画像位置
情報を基に、他の色の記録媒体上に形成する画像位置を
主走査方向に移動する機能を有することを特徴としたも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1の発明 図1は、本発明が適用される画像形成装置の簡易構成の
例を説明するための要部概略構成図で、図1(A)は書
き込みヘッドを後方より見た図、図1(B)は側面図
で、図中、1はドラム、2は記録媒体、3は書き込みヘ
ッド、Aはヘッド移動方向、Bはドラム回転方向を示
す。図2は、該書き込みヘッド3を拡大して示す図で、
図中、31,32,33,…は光源を示す。本発明は、図
1に示すごとく、複数の光源31,32,33,…を用い
て記録媒体2に画像を形成する際の、光源配置誤差から
生じる、各光源に対応した画像の副走査方向の位置ずれ
を補正するようにしたものである。
【0018】図3〜図5は、本発明の動作説明をするた
めの図で、図3は、連続する任意の3つの光源31
2,33(=3n-1,3n,3n+1)により記録媒体にベ
タ書き込みを行った場合の例を示し、図4は、画素単位
で主走査方向に書き込みタイミングをずらす機能の例を
示す。図5は、画素径以下の間隔で主走査方向に書き込
みタイミングをずらす機能を説明するための図で、図
中、4はシフトレジスタ部、5はシフト量設定部を示
し、図5(A)は画素径の1/4間隔で調整する機能を
有する場合の例、図5(B)は画素径の1/16間隔で
調整する機能を有する場合の例を示す。
【0019】対象となる記録媒体は、光照射によって加
熱し画像が形成されるものであればどのような材料でも
良い。なお、記録媒体に形成される画像とは可視画像に
限らず、加熱によって表面の物性や分子構造などが変化
し、かつ、何らかの方法でその状態が検知できるのであ
れば、画像形成がなされたものとする。
【0020】記録媒体保持部材は、ドラム状でも平板状
でも良いが、ドラムは偏心量が極力小さい方が望まし
く、また、表面の凹凸は共に滑らかである必要がある。
光源は、レーザ光源が望ましくレーザ光源であればどの
ような材料でも良い。ただし、望ましくは安価かつ小型
の半導体レーザが良い。なお、光ファイバケーブルなど
を用いて照射する場合は光ケーブルの光放射部を光源と
みなす。従って、記録媒体への照射方法は、レーザ光源
から直接記録媒体に照射しても良いし、光ファイバケー
ブルなどを用いて光源からの光を記録媒体に照射する構
成でも良い。
【0021】以下に、本発明の詳細について説明する。
複数のレーザ光源によって形成される記録媒体上の画像
位置は、光源及びレンズ等の光学系の配置位置誤差等に
より生じる照射方向ずれの影響を大きく受ける。特に、
焦点距離が短い構成ではより顕著である。光源及びレン
ズ系などの光学系調整は、画像密度が高くなればなるほ
ど難しく、複数光源の配置ずれが全く無い書き込みヘッ
ドを製造することは非常に困難である。
【0022】本発明では、複数光源の機械上のずれから
生じる主走査方向の画像ずれを補正するために、光源の
駆動タイミングを調節して実施する方法を提案する。な
お、ここで言う主走査方向とは、図3に示すように、光
源によって優先的に書き込む方向を指し、例えば、回転
しているドラム表面に記録媒体を配して外側から光照射
し、ドラムが一回転する度に光照射位置をドラムの軸方
向と平行に1画素分ずらすと言う方法である場合は、ド
ラムの回転方向が主走査方向であり、光源を移動する方
向が副走査方向となる。即ち、主走査方向のずれとは、
各光源によって形成される画像の書き出し位置のバラツ
キのことでもある。
【0023】図3〜図5において、光源31から33によ
って記録媒体に形成される画像の書き出し位置が、光源
1の画像に対して光源32の画像は2画素プラス1/4
画素程度後方にずれており、光源31の画像に対して光
源33の画像は3画素程度先方にずれている。従って、
光源31を基準とした場合、光源32の書き込みタイミン
グは2画素プラス1/4画素を書き込みする時間分早く
し、光源33は3画素分書き込む時間分タイミングを遅
くする必要がある。このように、画素単位での補正で事
足りる光源と画素径以下の間隔で補正が必要な光源とが
あるため、補正方法を機能毎に分けて行うことが効率的
である。
【0024】また、全ての光源を画素径以下の間隔で補
正するとなると、データ転送タイミングを制御する為に
必要な制御系構成、例えば、シフトレジスタやカウンタ
等が大きくなる為、実際の回路構成やプログラム容量が
増大する問題がある。それに対し、機能を分けた場合
は、図5に示すように、画素単位でのデータ転送クロッ
クによる画像データディレイ部と、画素径以下の任意の
ピッチ単位に相当するクロックによる画像データディレ
イ部を設けるだけで良い為、効率的であり回路構成を小
さく抑えることが可能となる。
【0025】実際に、図3の状態を補正する場合には、
最大3画素分のディレイと1/4画素分のディレイをか
ける機能が必要となる。これを、全て1/4画素間隔で
ディレイをかける場合は、画素転送クロックの4倍の周
波数クロックを用いた12ビットのシフトレジスタを用
いる必要があり、更に光源数分必要となる為回路構成は
大幅に増大してしまう。
【0026】それに対して、本発明の方法によれば、図
5に示す構成にて、3画素分のディレイは画素転送クロ
ックを用いた3ビットのシフトレジスタに画像データを
入力して得られ、その出力を画素転送クロックの4倍の
周波数クロックを用いた4ビットのシフトレジスタ、又
は、フリップフロップに入力することで1/4画素分の
ディレイも容易に得ることができる。
【0027】上記両方法の差は、画素バラツキがより大
きい場合により顕著となり、例えば、10画素+1/4
画素分のずれを補正する場合には、全て1/4画素間隔
でディレイをかける場合は、41ビット分のシフトレジ
スタを用いる必要があるのに対して、本発明の方法では
10ビットと4ビットのシフトレジスタでの構成とな
り、有用性がより向上する。
【0028】請求項2の発明 図3は、本発明の一例を説明するための図で、図3は3
つの光源により記録媒体にベタ書き込みを行った場合の
例であり、図3の右横に示すa、b、cは、それぞれ光
源33,光源31,光源32による画像書き出し開始位置
である。これら各画像の書き出し位置を補正する場合、
予め基準となる書き出し位置(基準設定位置)Pを決め
ておき、その位置Pに対して各光源による画像がずれて
いる場合は光源個々に補正を行う。このように基準位置
Pを設けることで、個々の装置間における画像位置のバ
ラツキを低減することが可能となる。
【0029】補正方法の例としては、全光源による画像
形成実施後、基準位置に対する各光源のずれ量を計測し
画素単位のずれ量と画素径以下のずれ量とを求めて、各
光源に対応した2種類のディレイ生成機能に対して適切
な補正量を設定し、画素単位及び画素径以下ピッチ単位
での補正を行うことにより実現できる。
【0030】各光源による画像の基準位置に対するずれ
量測定は、記録媒体上にラインやパターン等の読み取り
可能なマークを形成し、その後、ドラムを回転してドラ
ムホームポジションを検知してから該マークを検知する
までの時間と、基準位置までに要する時間とを比較する
ことによって求めることが可能である。
【0031】請求項3の発明 図1に示した画像形成装置のように、記録媒体保持部材
をドラムとした場合、ドラム側部にエンコーダ等のドラ
ム回転位置検出機構を設けて記録媒体の位置を示す信号
を得ることにより、書き出し位置や書き出しタイミング
を制御する。書き出しタイミングの取得方法は、ドラム
ホームポジションから書き出し開始位置までに要する時
間を予め決めておき、画像形成時にはドラムホームポジ
ション検知から時間をカウントして目標時間と比較する
ことにより検知する方法や、ドラムの書き出し位置に目
印を設けて外部の位置が固定された光センサー等によっ
て検知する方法や、ドラム駆動モータをステッピングモ
ータのようにパルスで駆動可能なモータにして、停止位
置からモータヘの供給パルス数をカウントすることによ
って検知する方法等を用いることによって実施可能であ
る。
【0032】このように、ドラムのような記録媒体保持
部材の位置情報を基に書き出しタイミングを決定するこ
とによって、記録媒体保持部材の駆動むら、回転むらや
装置振動等の影響を受け難くなり、より高画質の画像形
成が可能となる。
【0033】請求項4の発明 図6は、本発明の他の実施例を説明するための図で、図
中、1はドラム、2は記録媒体、3は書き込みヘッド、
8(81,82,83,…)はCCDセンサ、9はCCD
駆動部及びCCD出力検知部、10は照射位置検知部、
11は照射位置情報保持部で、図6(A)には、CCD
センサをアレイ状にした例を示し、図6(B)には、各
光源の照射位置ずれ量の測定構成例を示す。各光源の照
射タイミングを決定するためには、最初に各光源の照射
位置ずれ量を測定してそれらずれ量を時間に換算した
り、または、カウンタのカウント数に換算する必要があ
る。なお、CCDセンサ駆動回路は各CCD毎に付けて
も良いし、まとめた回路でも良い。また、照射位置情報
はメモリに保持して自動補正する。
【0034】照射位置ずれ量の測定は画像位置補正を行
う上でとても重要であり、この測定に誤差が多いと良好
な補正を行うことはできない。記録媒体上の画像から各
光源による画像のずれ量を求める方法は、画像が可視像
である場合は容易に精度良く求めることが可能である
が、補正工程において余分な記録媒体が必要であるとと
もに、装置から記録媒体をはずして測定する必要がある
ため手間と時間を要する。記録媒体上の画像が可視画像
でなく何らかの処理を施すことにより可視化させる場合
は処理結果によって誤差を生じる可能性があり、かつ、
上記と同様の問題を含む。
【0035】一方、CCDセンサで検知する方法は、実
際に記録媒体に画像形成することなくずれ量を検知する
ことが可能であるため、記録媒体の消費および測定に要
する手間と時間を低減することができる。ただし、CC
Dセンサの解像度が不十分である場合は、レンズ系で拡
大して計測できる構成にすることが望ましい。また、C
CDセンサは、高エネルギーの光を直接照射されると破
壊する場合があるため、照射光出力がCCDセンサの定
格以上である場合は、アッテネータなどで光を減衰させ
る必要がある。
【0036】使用するCCDセンサは面状のものが装置
構成が簡易になるが、ライン状センサでも副走査方向に
センサを移動して繰り返し測定することによって状態を
検知することが可能であるためどちらでも良い。CCD
センサの中心点位置設定は予め求めておく必要がある。
方法例としては、定盤上に一つの光源の対面にCCDア
レイの片端のCCDセンサを配置してCCDに対し光を
照射し、CCDの中心付近に照射されるようにCCD若
しくは光源の位置を調整して、その時のCCDへの照射
光中心位置を1番目CCDの中心位置とする。次に、C
CDアレイ若しくは光源を実際に使用するマルチ光源ヘ
ッドの規定とする光源間隔長さ移動し、先に測定したC
CDの隣のCCDを光源と対面させた状態で光源を駆動
しCCDに照射する。その時のCCDに対する照射光中
心位置を2番目CCDの中心位置とする。以上の工程を
繰り返し行いCCDアレイの全CCD中心位置を決定
し、制御系のメモリに保持する。
【0037】実際に使用するマルチ光源ヘッドの調整で
は、光源ヘッドの正面にCCDアレイを平行に設置し、
各CCDに対して光照射し、それぞれの照射位置と該照
射位置とメモリに保持されたCCD中心位置とを比較
し、X,Y方向のそれぞれのずれ量を求める。それらず
れ量が全て同一であったり、規定の範囲以内である場合
は画像形成時に補正を行う必要は無いが、ずれ量が大き
い場合は画素単位および画素径以下の規定間隔単位の両
補正数を求め、画像形成時に該補正数を使用する。
【0038】CCDセンサの駆動回路は各センサの側に
個々に設けても良いし、複数のCCDセンサを一括して
駆動する回路構成としても良い。測定したずれ量は時間
情報又はカウンタのカウント数などの情報に変換した後
メモリーに保持し、画像形成時に読み出されて各光源を
駆動するタイミング決定情報として用いる。
【0039】請求項5の発明 図7は、本発明の他の実施例を説明するための図で、図
中、1はドラム、2は記録媒体、8はCCDセンサ、1
2はモータ、13はボールネジを示し、図7(A)は光
源数のCCDセンサをアレイ状にした検知部8の例を示
し、7(B)はCCDセンサを一つ持つ検知部8の例を
示し、図7(C)はドラム状記録媒体保持部材の手前
に、図7(B)に示した一つのCCDセンサ80を持つ
検知部8を配した例を示す。
【0040】複数のCCDセンサを用いる場合のセンサ
配置は2通りあり、1つは図7(A)のように、光源と
異なる間隔で等間隔であり、かつ、全てのセンサが光源
の正面に位置する配置であり、2つ目は光源と等間隔の
配置である。1つ目の配置の場合はCCD数分のずれ量
を検知した後光源一つ分ずらして測定するという作業を
続けて全光源のずれ量情報を得る。2つ目の配置の場合
はCCD数分のずれ量を検知した後、CCD数分ずらし
て測定するという作業を続けて全光源のずれ量情報を得
る。従って、CCD数は光源数との比が整数となる数に
することが望ましい。また、CCDが一つの場合は片側
端部の光源から他方端部の光源まで順次測定する。
【0041】CCDの移動は、軸にボールネジ13を有
するモータ12やリニア移動可能なモータなどを用いる
と良く、移動量はメモリーに保持しておき移動の際に該
情報を取り出して決定する。本CCDアレイを用いる装
置は、マルチ光源ヘッドの光源数に依存しないため、汎
用性が高いという特徴を持つ。
【0042】請求項6の発明 図8の(A)は、加熱領域Aにインクが付着する特性を
持つ記録媒体を示し、図8(B)は、非加熱領域Bにイ
ンクが付着する特性を持つ記録媒体を示す。これらは直
刷りやオフセット印刷用の版材として利用できるもの
で、例としては、アルミニウムやPET樹脂のようにイ
ンクの付着性に優れる金属や樹脂、紙などの材料の表面
に光吸収層を設け、その上にシリコーン樹脂のような撥
インク性の材料層を形成し画像部を加熱して、加熱領域
の撥インク性材料が除去され易い状態にした後、別工程
で加熱領域の撥インク性材料を取り去ることにより加熱
領域にインクが付着する版を作製することができる。ま
た、撥インク性材料の上に光吸収層を設け、その上にイ
ンクの付着性に優れる材料層を形成し、非画像部を加熱
してインク付着性材料を除去することによって、非加熱
領域にインクが付着する版を作製することができる。印
刷の版は高い精度を要求されるため、光源のずれを補正
することは非常に重要である。
【0043】請求項7の発明 図9(A)は記録媒体2の初期状態を全面撥インク状態
とし、記録媒体表面に液体Wを接触させ、画像領域Aを
加熱し画像形成を行うものであり、図9(B)は、該記
録媒体2をインクにて現像した結果を示し、図9(B)
において、Aはインク付着領域、Bは非インク付着領域
を示す。
【0044】記録媒体2は、加熱状態で液体と接触させ
た時に後退接触角が低下し、かつ、液体と非接触状態で
加熱した時に後退接触角が上昇する表面特性を持ち、表
面に液体、蒸気、及び/又は、固体から選ばれる部材に
接触させた状態で画像領域を加熱するか、若しくは、該
記録媒体の表面を画像情報に応じて加熱した直後に液
体、蒸気、及び/又は、固体から選ばれる部材と接触さ
せることにより、該記録媒体表面加熱部の後退接触角が
低下し画像形成がなされるものであり、オフセット印刷
用の版として用いられる。
【0045】なお、本記録媒体は、樹脂や金属、紙など
の基板の表面に光吸収層を設けその上に、上記特性を持
つ記録材料層を形成した構成や、基板上に光吸収材料を
含有した記録材料層を形成した構成のものが用いられ
る。また、本記録媒体は、適量エネルギーのレーザ光照
射による加熱では表面に画像が見えない場合があるた
め、光源の照射位置ずれ量測定はインクによる現像結果
を用いるか、若しくは、CCDセンサを用いて行うこと
が望ましい。
【0046】請求項8の発明 図10は、本発明の他の実施例を説明するための図で、
図10(A)において、本記録媒体2は、請求項6の発
明と同様、加熱状態で液体Wと接触させた時(記録媒体
2の表面に液体Wを接触させて全面加熱した時)に後退
接触角が低下し、かつ、液体と非接触状態で加熱した時
に後退接触角が上昇する表面特性を持ち、図10(A)
に示すように、表面に液体、蒸気、及び/又は、固体か
ら選ばれる部材に接触させた状態で加熱するか、若しく
は、該記録体の表面を加熱した直後に液体、蒸気、及び
/又は、固体から選ばれる部材と接触させることによ
り、該記録体表面の後退接触角を低下させた後、図10
(B)に示すように、該接触部材の不存在下で該記録体
の非画像領域(加熱領域A)のみ選択的に加熱して画像
形成(非加熱領域B)を行い、図10(C)に示すよう
に、インク(インク付着領域B)で現像するものであ
る。
【0047】図10に示した画像形成方法は、非画像部
を書き込む方法であるため、一度の画像形成における光
源駆動量が多い。そのため、光源の寿命は短かく交換の
頻度が高かくなる。従って、光源のずれを補正すること
は非常に重要である。
【0048】請求項9の発明 図11は、本発明が適用される画像形成装置の一例を示
す要部概略構成図で、図中、21は記録媒体、22は親
液処理手段、23は液拭き取りローラ、24は光源、2
5は現像手段、26はクリーニングローラ、27は転写
ローラ、28は記録紙で、この画像装置は、ベルト状の
記録媒体21に画像形成を行い、該画像領域にインクを
付着させて記録紙28にインク画像を転写するものであ
る。
【0049】図12は、本発明が適用される画像形成装
置の他の例を示す要部概略構成図で、図中、31はイン
キングローラ、32は記録時体、33は光源、34はド
ラム、35は使用済み記録媒体容器、36は中間転写
体、37は記録紙、38は加圧ローラ、39は印刷物搬
送手段、40は印刷物で、この画像形成装置は、ロール
状の記録媒体32から一版分画像形成を行いながらドラ
ム34に保持する構成のオフセット印刷機の例である。
【0050】図13は、本発明が適用される画像形成装
置の他の例を示す要部概略構成図で、図中、41は記録
体、42は記録体ロールで、この画像形成装置は、版胴
内部に記録媒体ロール42を保持し、一版分繰り出した
後画像形成を行う構成のオフセット印刷機の例を示すも
のである。
【0051】上記画像形成装置は、装置内部にて製版と
印刷が可能であり、光源の位置ずれ量は記録媒体やCC
Dセンサだけでなく記録紙からも求めることができる。
記録紙からずれ量を求めると誤差を多く含む可能性があ
るが、インクの乾燥や定着は記録媒体よりも速いためハ
ンドリング性は優れる。従って、光源ずれ量を測定する
対象は必要とされる精度に応じて決定すると良い。
【0052】請求項10の発明 図14,図15は、それぞれ本発明が適用される多重画
像形成装置の例を示す要部概略構成図で、図14は圧胴
38が一つのオフセット印刷機の例であり、図15は圧
胴が2つ381,382のオフセット印刷機例を示す。
【0053】図16は、多色画像形成装置の場合の光源
駆動タイミング取得方法の例を示す図で、多色印刷機の
場合は、記録媒体を複数使用するため、画像先頭位置は
各色個別に調整するだけでなく、各色の画像位置が一致
するように画像書き出し位置を補正する必要がある。補
正方法は第1色目の記録媒体上の画像を基に2色目以降
を合わせる方法が、全色分調整する必要がないため調整
時間を短縮することが可能となる。
【0054】調整方法例としては、図16に示すように
決められたパターン画像51を形成し、その画像位置を
光センサ52などで求めた後、各色の位置を比較し、光
源の駆動タイミングを調整する。
【0055】(実施例) ■共通条件 《 画像形成手段(光源)》 (1)200mW出力、波長805nmの半導体レーザ
(0 SDL−5432:SDL社)×20個の127
0dpiマルチヘッド (2)60mW出力、波長780nmの半導体レーザ
(LNC707PS:松下電子工業)×20個の127
0dpiマルチヘッド いずれもスポット形状:φ20μm、光源ピッチ16m
【0056】実施例1(請求項1) 1.記録媒体 (11)TCフィルム(フタロシアニン系の染料を含む
光吸収層を持つ) (12)熱溶融型インクリボン(黒色:カーボンブラッ
ク含有)+記録紙(普通紙、合成紙) (13)熱昇華型インクリボン(黒色:光吸収層として
6μm厚のカーボンブラック含有)+記録紙(PETフ
ィルム、合成紙) 2.画素ピッチ補正範囲:±20画素 3.画素径以下ピッチ:1/4画素径ピッチ
【0057】記録媒体は(11)に関しては図1に示し
たようにドラムへフィルムを装着し、上記共通条件のヘ
ッド(1)を用いてフィルム自体に画像を形成した後、
フィルム上の画像から光学顕微鏡を用いて各レーザダイ
オード(以下、LDと記す)のずれ量を測定し、該ずれ
量から各LDに対する画素ピッチのずれ量と画素径以下
のずれ量とを求め、それらの値を基に駆動タイミングを
決定して画像形成を行った結果、各LDによる画像位置
が一致した良好な品質の画像を得ることができた。
【0058】記録媒体(12),(13)に関しては記
録媒体(11)の補正で画像形成を行った結果、記録紙
上に良好な画像を形成することができた。なお、LD位
置はLD番号1を基準として補正した。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】実施例2(請求項2) 実施例1と同様の条件にて、LD位置の基準をドラムホ
ームポジション位置から50mmの位置に設定して各L
Dのずれ量を測定し、各LD駆動タイミングを変えた結
果、上記共通条件に示す2つの画像形成手段において画
像書き出し位置がほぼ一致した良好な品質の画像を得る
ことができた。
【0062】
【表3】
【0063】実施例3(請求項3) 実施例1と同様の条件にて、ドラム側面にドラム一回転
に280パルスの信号が検知できるエンコーダを設け、
ホームポジション信号検知からエンコーダ出力信号を2
4パルス検知した時を基準にして各LD駆動タイミング
を決定した結果、主走査方向の画素間バラツキが減少し
た良好な品質の画像を得ることができた。ただし、バラ
ツキ測定は50画素抽出したMAX値とした。
【0064】
【表4】
【0065】実施例4(請求項4) 実施例1と同様の条件にて、ドラムとLDマルチヘッド
との間で、かつ、各光源の対面に位置するように20個
の2次元CCDセンサーを設けた構成において、連続駆
動(CW)で各LDを駆動すると同時に、得られるCC
Dセンサー出力から各LDのずれ量を求めて個々のLD
駆動タイミングを決定した結果、短時間の補正工程で請
求項1と同等の主走査方向画素バラツキである良好な品
質の画像を得ることができた。
【0066】
【表5】
【0067】実施例5(請求項5) 実施例1と同様の条件にて、ドラムとLDマルチヘッド
との間で、かつ、1つおきの光源に対面して位置するよ
うに10個の2次元CCDセンサーを設けた構成におい
て、連続駆動(CW)で各LDを駆動すると同時に、得
られるCCDセンサー出力から各LDのずれ量を求めて
個々のLD駆動タイミングを決定するという工程を2回
繰り返した結果、安価な構成にて短時間で補正でき、主
走査方向の画素間バラツキが減少した良好な品質の画像
を得ることができた。
【0068】実施例6(請求項6) 記録媒体:180μm厚PETフィルム+10μm厚ワ
ックス微粒子含有カーボン層+1μm厚シリコーン樹脂
層 使用インク:表6
【0069】
【表6】
【0070】上記記録媒体を用い、それ以外は実施例1
と同様の条件にてLD駆動タイミングを求めて画像形成
を行い、上記インクを用いて現像を行った結果、主走査
方向の画素間バラツキの少ない良好な製版を実施するこ
とができた。
【0071】実施例7(請求項7) 記録媒体 ・材料:含フッ素アクリレート系材料(LS317[旭
硝子]) ・基板1:ダイレクトマットPETフィルムシート(3
50×540mm、100μm厚)+6μm厚カーボン
層(光吸収層) ・基板2:ダイレクトマットPETフィルムロール(3
50mm×10m、50 μm厚)+6μm厚カーボン層(光吸収層) 画像形成時の使用接触液:水
【0072】上記記録媒体の表面にレーザ光を透過する
透明PETフィルムを配し、該記録媒体とフィルムとの
間に薄層の水を保持させた状態にして、それ以外は実施
例1と同様の条件(ただし、レーザヘッドは(2)を使
用)にてLD駆動タイミングを求めて画像形成を行い、
実施例6のインクを用いて現像を行った結果、低出力L
Dにて主走査方向の画素間バラツキの少ない良好な製版
を実施することができた。
【0073】実施例8(請求項8) ●記録媒体前処理 撥インク性の表面状態の記録媒体表面に、90℃に加熱
したポリエチレングリコール#600を30秒間接触
し、その後、流水にて記録媒体表面に付着したポリエチ
レングリコールを洗浄してポリエチレングリコール及び
水を除去・乾燥することにより、記録媒体表面をインク
付着性に優れる状態にする。上記記録媒体を用い、それ
以外は実施例1と同様の条件(ただし、レーザヘッドは
(2)を使用)にてLD駆動タイミングを求めて非画像
領域を加熱することにより画像形成を行い、実施例6の
インクを用いて現像を行った結果、低出力LDにて主走
査方向の画素間バラツキの少ない良好な製版を実施する
ことができた。
【0074】実施例9(請求項9) ●記録紙:上質紙、微コート紙、コート紙、アート紙、
合成紙、普通紙 図11,図12,図13の各装置と上記記録紙を用い、
実施例8の条件下において印刷を行ったところ、いずれ
も良好な画像を記録紙上に得ることができた。
【0075】実施例10(請求項10) 実施例9の条件下で、図14,図15の装置を用い、図
16に示す方法にて各色版への画像形成位置補正を行っ
たところ、いずれも位置精度を50μm以下に収めるこ
とができ、良好な多色画像を得ることが確認できた。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によると、従来方法に比
べ、簡易構成の制御系で画像位置補正を行うことが可能
となる。
【0077】請求項2の発明によると、請求項1の発明
に比べて、同種で異なる装置においても形成位置が安定
した画像を得ることが可能となる。
【0078】請求項3の発明によると、請求項1の発明
に比べて、より形成位置や画素ピッチが安定した画像を
得ることが可能となる。
【0079】請求項4の発明によると、請求項1〜3の
発明に比べて、調整時間を短縮することが可能となる。
【0080】請求項5の発明によると、請求項4の発明
に比べて、CCD位置を自由に設定できるため汎用性が
向上し、システムに要する費用を低減することが可能と
なる。
【0081】請求項6の発明によると、請求項1〜5の
発明に対して、印刷用版材を製版することが可能とな
る。
【0082】請求項7の発明によると、請求項6の発明
に比べて、低価格のシステムを構築することが可能とな
る。
【0083】請求項8の発明によると、請求項7の発明
に比べて、ハンドリング性の向上した装置を提供するこ
とが可能となる。
【0084】請求項9の発明によると、請求項1〜8の
発明に対して、記録紙上に高品質の画像を得ることが可
能となる。
【0085】請求項10の発明によると、請求項1〜9
の発明に対して、記録紙上に高品質の多色画像を得るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の簡易構成
の例を説明するための要部概略構成図である。
【図2】 書き込みヘッドの例を拡大して示す図であ
る。
【図3】 連続する任意の3つの光源により記録媒体に
ベタ書き込みを行った場合の例を示す図である。
【図4】 画素単位で主走査方向に書き込みタイミング
をずらす機能の例を示す図である。
【図5】 画素径以下の間隔で主走査方向に書き込みタ
イミングをずらす機能を説明するための図である。
【図6】 本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図7】 本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】 加熱領域又は非加熱領域にインクが付着する
特性を持つ記録媒体を示すである。
【図9】 記録媒体に画像形成を行う例を示す図であ
る。
【図10】 本発明の他の実施例を説明するための図で
ある。
【図11】 本発明が適用される画像形成装置の一例を
示す要部概略構成図である。
【図12】 本発明が適用される画像形成装置の他の例
を示す要部概略構成図である。
【図13】 本発明が適用される画像形成装置の他の例
を示す要部概略構成図である。
【図14】 本発明が適用される多重画像形成装置の例
を示す要部概略構成図である。
【図15】 本発明が適用される多重画像形成装置の例
を示す要部概略構成図である。
【図16】 多色画像形成装置の場合の光源駆動タイミ
ング取得方法の例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドラム、2…記録媒体、3…書き込みヘッド、
1,32,33…光源、4…シフトレジスタ、5…シフ
ト量設定部、8(81,82,83,…)…CCDセン
サ、9…CCD駆動部及びCCD出力検知部、10…照
射位置検知部、11…照射位置情報保持部、12…モー
タ、13…ボールネジ、21…記録媒体、22…親液処
理手段、23…液拭き取りローラ、24…光源、25…
現像手段、26…クリーニングローラ、27…転写ロー
ラ、28…記録紙、31…インキングローラ、32…記
録時体、33…光源、34…ドラム、35…使用済み記
録媒体容器、36…中間転写体、37…記録紙、38…
加圧ローラ、39…印刷物搬送手段、40…印刷物、4
1…記録体、42…記録体ロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C065 AA04 AB09 AC01 AE01 AF02 DZ08 DZ09 DZ10 DZ11 2C362 AA21 AA24 AA26 AA28 AA31 AA32 BA52 BA67 BA68 BA69 BB30 BB37 CA22 2H084 AA14 AA38 AE05 AE06 BB02 BB13 CC05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱により画像形成がなされる記録媒体
    と、該記録媒体を保持する部材と、該記録媒体に光照射
    できるように配置された複数のレーザ光源を保持する書
    き込みヘッドを有し、各々の光源駆動タイミングを画素
    単位で変える機能と1画素を複数分割した量で変える機
    能とを用いることにより、各光源の主走査方向画像位置
    バラツキを補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、任意の設定位置情報
    を基準にすることにより、各光源の主走査方向画像位置
    バラツキを補正することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、記録媒体保持
    部材の位置情報を基に、各光源の駆動タイミングを固有
    に決定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、光
    源の対向位置にCCDセンサーを配し、該センサー出力
    を元に各光源の駆動タイミングを決定することを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記CCDセンサー
    数が光源数より少なく、かつ、全光源の対向位置に少な
    くとも一つのCCDセンサーが移動可能であることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記記録媒体が加熱領域と非加熱領域とでインクの付着特
    性が異なる性質を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、加熱状態で液体と接
    触させた時に後退接触角が低下し、かつ、液体と非接触
    状態で加熱した時に後退接触角が上昇する表面特性をも
    つ記録媒体を用いることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、非画像領域を加熱し
    て画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、少
    なくとも、記録媒体の画像領域にインクを付着させる現
    像ユニット、及び、記録媒体からインク画像を受けて記
    録紙へ該インク画像を転写する中間転写体、及び、圧胴
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    書き込みユニット、記録媒体保持ユニット、及び、現像
    ユニットを複数持つ装置であり、かつ、少なくとも1つ
    の色の記録媒体上の画像位置情報を基に、他の色の記録
    媒体上に形成する画像位置を主走査方向に移動する機能
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313480A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置および光ビーム強度補正方法
US7484827B2 (en) 2003-03-20 2009-02-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and apparatus, and a recording medium storing a program for performing an image forming method

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