JP2002263556A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP2002263556A
JP2002263556A JP2001068248A JP2001068248A JP2002263556A JP 2002263556 A JP2002263556 A JP 2002263556A JP 2001068248 A JP2001068248 A JP 2001068248A JP 2001068248 A JP2001068248 A JP 2001068248A JP 2002263556 A JP2002263556 A JP 2002263556A
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JP
Japan
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paint
bag
container
discharge
discharge pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001068248A
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English (en)
Inventor
Takahiro Samejima
隆宏 鮫島
Masaru Nonohara
勝 野々原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kandenko Co Ltd
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Kandenko Co Ltd
Sanwa Tekki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後に塗料容器の洗浄等の始末を必要とせ
ず、構造が簡易で軽量であって、塗料の吐出が作業者の
姿勢に影響されず、高所作業に適する塗装装置を提供す
る。 【解決手段】 背負具に、塗料容器2とガスボンベ3と
を支持する。塗料容器2とガスボンベ3とを圧力ホース
5で接続し、塗料を吐出させるための高圧ガスを塗料容
器2内に送る。塗料容器2とブラシ7とを吐出ホース8
で接続し、塗料をブラシ7へ吐出させる。塗料容器2に
直接塗料を収容せずに、塗料は塗料袋12に収容した上
で塗料容器2内に挿入する。塗料袋12が開口を介して
吐出ホース8へ塗料を送出できるように、塗料袋12の
外側と塗料容器2の内側との間に気密なガス導入空間S
を形成する。ピストン構造等の複雑な構造によらずに簡
易で軽量な構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】背負い具に支持された塗料容
器に、吐出管を介して塗装用ブラシが接続されると共
に、圧力ホースを介して高圧ガスボンベが接続され、ボ
ンベの開閉調節によって塗料がブラシの背面へ送り込ま
れるようにした塗装装置に関するもので、鉄塔高所等に
於ける効率的な塗装作業を可能にすることを特徴とした
ものである。
【0002】
【従来の技術】背負い具に支持された塗料容器に、吐出
管を介して塗装用ブラシが接続されると共に、圧力ホー
スを介して高圧ガスボンベが接続され、ボンベの開閉調
節によって塗料がブラシの背面へ送り込まれるようにし
た塗装装置が公知である(例えば特開平10−3406
3号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来装
置における塗料の扱いを簡便にしたもので、次に述べる
2条件を満たすことが課題となる。 1.使用場所が、山間地のような不便な場所であること
が多いから、使用後に塗料容器の洗浄等の始末を必要と
しないこと。 2.鉄塔の斜辺附近の塗装作業では、作業者は上半身を
折曲げた上、左右に捻って作業せねばならず、また鉄塔
の腕金部では、作業者は腹這いになって作業せねばなら
ぬ場合が多い。従って、塗装装置は、作業者がどのよう
な姿勢でも作業に支障を来さないように、できるだけ簡
易な構造で軽量であること。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の2つの課題につい
て順に述べる。課題1については、塗料容器2に直接塗
料を収容せずに、塗料は塗料袋12に収容した上で塗料
容器2内に挿入する構成で対応する。課題2について
は、塗料袋12が開口を介して吐出ホース8へ塗料を送
出でき、しかも塗料袋12の外側と塗料容器2の内側と
の間に気密なガス導入空間Sを形成できるように、塗料
袋12を塗料容器2内に保持する構成を採用し、ピスト
ン構造等の複雑な構造によらずに簡易で軽量な構造とす
ることで対応する。
【0005】
【発明の実施の形態】塗装装置1は、図2に示すよう
に、塗料容器2とガスボンベ3を背負具4に支持して成
る。ガスボンベ3は、圧力ホース5、フィンガバルブ6
を介して塗料容器2へ接続される。ブラシ7は、吐出ホ
ース8、バルブ9,10を介して塗料容器2へ接続され
る。ガスボンベ3から高圧ガスを塗料容器2へ送りこむ
と、塗料は吐出ホース8へ流れる。吐出ホース8は、先
端のノズル11を介してブラシ7へ塗料を吐出する。
【0006】図1に示すように、塗料は、柔軟な合成樹
脂製の塗料袋12を介して塗料容器2内に収容される。
従って、塗料容器2には塗料が付着せず、きれいに塗料
の詰め替え、取り出し作業を行うことができる。
【0007】即ち、塗料容器2は、塗料袋12を挿入す
るための開口13aを有する容器本体13と、吐出ホー
ス8が接続される蓋体14とを具備する。容器本体13
と蓋体14とは、両者間に塗料袋12の開口の周縁12
aを挟んだ状態で、締め付け部材13bによって気密に
封止される。締め付け部材13bは、複数でも単数でも
よい。
【0008】容器本体13の開口13付近には、圧力ホ
ース5が接続され、塗料袋12の外側と容器本体13の
内側との間に気密なガス導入空間Sが形成される。蓋体
14には、吐出ホース8につながる吐出管15が取り付
けられる。吐出管15は、塗料袋12内に伸び、先端が
袋12の底部付近に到る。塗料は吐出管15の先端側か
ら順次吐出される。
【0009】塗料の粘度、装置の使用状態により、塗料
袋12が一部に塗料を残留させることなく、容器本体1
3の底部側から開口側へ順次円滑に収縮する場合には、
吐出管15は不要であり、直接蓋体14を介して吐出ホ
ース8へ塗料を吐出させるようにすればよい。
【0010】図示の実施形態においては、吐出管15の
外周側には、吐出管15よりも十分に巻き径の大きいコ
イル16が被挿固定される。このコイル16の先端側
(塗料袋12の底部側)は、吐出管15の先端から塗料
袋12の底部側へ突出するように伸びており、それによ
って吐出管15の外周と塗料袋12との間に塗料の流動
空間が形成されるようになっている。これは、塗料袋1
2の一部が括れるように収縮して吐出管15に密着し
て、塗料が袋12の上部に滞留し、吐出不可能になるこ
とを防止する。コイル16は、あみ又はかごに代えるこ
とができる。
【0011】図3に示す他の実施形態では、吐出管15
が、管の内外に通じる多数の貫通孔15aを有し、コイ
ルは省略される(塗料容器は省略して図示)。この場
合、塗料袋12の一部が括れて吐出管15に密着して
も、塗料は何れかの貫通孔15aから吐出する。
【0012】図4は塗装装置1の他の実施形態であり、
正面から見たものである。背負い具4の中間部には、こ
れを背負う人の背中に固定するための固定バンド4aを
設け、右側下部には、予備のガスボンベ3を携帯できる
収納袋4bを設けてある。吐出ホース8には、塗装作業
中に吐出ホース8が折れ曲がって塗料の吐出に支障を来
さないように、吐出ホース保護ばね8aを設けてある。
【0013】図5は、作業員が吐出ホース8の先端部に
手を当てがって、バルブ9のハンドルを把持したところ
を示したものであり、図6は、小型のブラシを使用した
場合において、バルブ9のハンドルを把持した状態を示
したものである。小型のブラシは、ボルト周り、部材の
コーナー等の狭小部位を塗装するのに適する。大型、小
型のブラシの交換は、バルブ10の端部において、吐出
ホース8ごと着脱して行えるように構成されており、ま
た着脱時には、バルブ10を閉じることができるので、
塗料が漏れることがない。なお、本発明では、フィンガ
バルブ6,バルブ10が、塗装装置1を背負ったまま、
片手が届く位置に設けられているので、鉄塔上等の高所
における塗装作業でも、塗装装置1を背中から降ろす必
要はなく背負ったままの状態で、バルブ操作ができる。
また、ブラシ7の交換も、上記のように、塗装装置を背
中から降ろすことなく行える。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、塗料
を塗料袋12を介して、塗料容器2内に収容するので、
塗料が容器2に付着せず、使用後に塗料容器2の洗浄等
の始末を必要としない。また、塗料袋12と容器本体1
3のとの間に気密なガス導入空間Sを形成して塗料を吐
出させる構造であるから、塗料容器の傾きと無関係に塗
料を確実に吐出させることができ、構造が極めて簡易
で、軽量であって作業者の負担が軽減される等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗料容器を切断した塗装装置の説明図である。
【図2】塗装装置の斜視図である。
【図3】他の実施形態の吐出管の説明図である。
【図4】他の実施形態の塗装装置の正面図である。
【図5】ブラシに手を添えた状態図である。
【図6】小型ブラシに手を添えた状態図である。
【符号の説明】
1 塗装装置 2 塗料容器 3 ガスボンベ 4 背負具 5 圧力ホース 6 フィンガバルブ 7 ブラシ 8 吐出ホース 9 バルブ 10 バルブ 11 ノズル 12 塗料袋 13 容器本体 13a 開口 13b 締め付け部材 14 蓋体 15 吐出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々原 勝 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 Fターム(参考) 4F042 AA16 FA22 FA24 FA30 FA37 FA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背負具に支持され内部に塗料を収容する
    塗料容器と、背負具に支持され内部に高圧ガスを収容す
    るガスボンベと、このガスボンベに一端が接続され他端
    が前記塗料容器に接続され塗料を吐出させるための高圧
    ガスを塗料容器内に送る圧力ホースと、一端に1個又は
    複数個のノズルを有し他端側が前記塗料容器に接続され
    た吐出ホースと、この吐出ホースのノズルが接続され先
    端部へ塗料を吐出可能なブラシと、塗料を収容して前記
    塗料容器内に挿入される柔軟な合成樹脂製の塗料袋とを
    具備し、この塗料袋の外側と前記塗料容器の内側との間
    に気密なガス導入空間を形成可能に塗料容器内に塗料袋
    を保持し、このガス導入空間へ送られてきた前記高圧ガ
    スが、前記塗料袋の開口を介して塗料を前記吐出ホース
    へ送出可能にされていることを特徴とする塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記塗料容器は、前記塗料袋を挿入する
    ための開口を有する容器本体と、前記吐出ホースが接続
    される蓋体と、前記塗料袋の開口の周縁を容器本体と蓋
    体との間に挟んで両者を気密に閉止するための締め付け
    部材とを具備することを特徴とする請求項1に記載の塗
    装装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋体に吐出管が取り付けられ、この
    吐出管は、基端が前記吐出ホースに接続され、先端側が
    前記塗料容器内の前記塗料袋内に伸び、この塗料袋内の
    吐出管の外周側に、吐出管よりも巻き径の大きいコイル
    が被挿固定され、このコイルの前記塗料袋底部側の先端
    側が、吐出管の先端から突出して前記塗料袋の底部付近
    に到るように伸びており、それによって吐出管の外周と
    塗料袋との間に塗料の流動空間が形成されることを特徴
    とする請求項2に記載の塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記蓋体に吐出管が取り付けられ、この
    吐出管は、管の内外に通じる多数の貫通孔を有し、基端
    が前記吐出ホースに接続され、先端側が前記塗料容器内
    の前記塗料袋内に伸び、塗料袋の底部付近に到ることを
    特徴とする請求項2に記載の塗装装置。
JP2001068248A 2001-03-12 2001-03-12 塗装装置 Pending JP2002263556A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000671A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Kansai Paint Hanbai Kk 高粘度塗料の厚膜塗装に適した塗装装置及び塗装方法
JP2008536667A (ja) * 2005-04-13 2008-09-11 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド 静電アプリケータ用弾性かつフレキシブルチャンバ付きキャニスター
US8931430B2 (en) 2005-04-13 2015-01-13 Finishing Brands Holdings Inc. Spray coating applicator system
JP2020124664A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 東京電力ホールディングス株式会社 鉄塔保全方法及び鉄塔保全装置

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