JP2002263380A - シェーバ - Google Patents

シェーバ

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JP2002263380A
JP2002263380A JP2001066230A JP2001066230A JP2002263380A JP 2002263380 A JP2002263380 A JP 2002263380A JP 2001066230 A JP2001066230 A JP 2001066230A JP 2001066230 A JP2001066230 A JP 2001066230A JP 2002263380 A JP2002263380 A JP 2002263380A
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JP
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blade
hair
shaver
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JP2001066230A
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English (en)
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Teizo Sato
貞三 佐藤
Nobuhiko Sato
暢彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転式または往復摺動式の各種のシェーバにお
いて、外刃と内刃との間の少なくとも一部に毛(特に産
毛や柔らかい毛)を取込む取込み部材を設けることで、
この取込み部材の摩擦抵抗または接着力によって産毛や
柔らかい毛であっても充分に外刃内部に取込んで、外刃
と内刃との間に引込み、容易に切断および深剃りを行な
うことができるシェーバの提供を目的とする。 【解決手段】皮膚に当接される外面に複数の毛導入孔2
を有する外刃1と、上記外刃1の内面に摺接し、かつ外
刃1内面に対して相対移動する内刃3とを備えたシェー
バであって、上記外刃1と内刃3との間の少なくとも一
部に毛を取込む取込み部材8が設けられたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の毛導入孔
を有する外刃と、この外刃の内面に摺接して、該外刃内
面に対して相対移動する内刃とを備えた回転式または往
復摺動式の電気剃刀のようなシェーバに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上述例のシェーバは、外面が皮膚
に当接される外刃に多数の毛導入孔が配列され、これら
の毛導入孔の内面側孔縁に設けられた切刃と、外刃の内
面に摺接する内刃の先端に設けられた切刃とで、毛導入
孔に導入された毛を切断するものである。
【0003】このように、シェーバでは、外刃の内面に
摺接する内刃の先端で、毛導入孔に導入された毛を切断
するので、外刃の肉厚分だけ毛の切断位置が皮膚から離
れることになり、充分な深剃り性が確保できない問題点
があった。
【0004】このような問題点を解決するために、従
来、外刃の肉厚を薄くして毛の切断位置を皮膚に近づけ
る方法や、毛を毛根から引き出す作用をするリフト刃を
内刃の前面側に配置する方法が採用されている。
【0005】外刃の肉厚を薄くする方法では、外刃の剛
性を確保するためと、毛導入孔に入り込む皮膚を傷つけ
ないために、その薄肉化には限界があり、現状市販され
ている深剃りシェーバの外刃の肉厚は75μm〜80μm
程度である。したがって、この方法のみで手剃りの剃刀
並みの深剃りを実現することは困難である。一方、リフ
ト刃を設ける手段は図29に模式的に示すように構成さ
れている。
【0006】すなわち、同図(a)に示すように、リフト
刃51は、内刃52の前面側で外刃53の内面に押し付
け付勢され、毛導入孔54に導入された毛55に押し当
てられたときに、その先端の刃先が毛55に食い込ん
で、図29(b)に示すように、内刃52の前面の傾斜面
に沿って外刃53の内面からリフトし、その刃先に食い
込んだ毛55を毛根から引出す作用をする。したがっ
て、導入された毛55は、リフト刃51で引き出された
状態で内刃52により切断される。
【0007】しかしながら、前記リフト刃のリフティン
グ量σは約30μm程度で、外刃の肉厚の1/3程度で
あって、その場合も手剃りの剃刀並みの深剃りを実現す
ることが不可能で、また、各内刃の前面側でリフト刃を
付勢するために構造が複雑となり、製造コストが高くな
る問題もある。
【0008】さらには、特に産毛や柔らかい毛は外刃5
3の毛導入孔54から外刃53の内部へ入り込んだ後に
リフト刃51または内刃52(特にリフト刃51を有さ
ない構造のシェーバの場合)に接触して、これらの刃5
1,52から離反するので、リフト刃51の有無にかか
わらず容易に切断することができない問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、回転式ま
たは往復摺動式の各種のシェーバにおいて、外刃と内刃
との間の少なくとも一部に毛(特に産毛や柔らかい毛)を
取込む取込み部材を設けることで、この取込み部材の摩
擦抵抗または接着力によって産毛や柔らかい毛であって
も充分に外刃内部に取込んで、外刃と内刃との間に引込
み、容易に切断および深剃りを行なうことができるシェ
ーバの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によるシェーバ
は、皮膚に当接される外面に複数の毛導入孔を有する外
刃と、上記外刃の内面に摺接し、かつ外刃内面に対して
相対移動する内刃とを備えたシェーバであって、上記外
刃と内刃との間の少なくとも一部に毛を取込む取込み部
材が設けられたものである。
【0011】上記構成のシェーバは、回転式または往復
摺動式の何れに設定してもよく、また、取込み部材は外
刃の内面側または内刃の外面側の何れに設けてもよい。
さらに上述の取込み部材は、ゴム等の弾性体、柔質樹
脂、スポンジなどの柔質多孔体または接着剤(但し、弾
性体、柔質樹脂、柔質多孔体に接着剤を塗布または含浸
させたものを含む)で構成することができる。
【0012】上記構成によれば、上述の毛導入孔から外
刃の内部に導入した毛(特に産毛や柔らかい毛)は取込み
部材の摩擦抵抗または接着力によって上記毛導入孔から
の逃げが防止され、ひげ剃り時のシェーバの移動にとも
なって外刃と内刃との間に引込まれるので、容易に切断
および深剃りを行なうことができ、特に女性用として有
効である。
【0013】この発明によるシェーバはまた、皮膚に当
接される外面に複数の毛導入孔を有する外刃と、上記外
刃の内面に摺接し、かつ外刃内面に対して相対移動する
内刃とを備えたシェーバであって、上記内刃の近傍には
該内刃と一体的に移動する補助部材を設け、上記補助部
材と外刃との間の少なくとも一部に毛を取込む取込み部
材が設けられたものである。
【0014】上記構成によれば、上述の毛導入孔から外
刃の内部に導入した毛(特に産毛や柔らかい毛)は、補助
部材と外刃との間に設けられた取込み部材の摩擦抵抗ま
たは接着力によって上記毛導入孔から逃げが防止され、
ひげ剃り時のシェーバの移動にともなって外刃と補助部
材との間に引込まれるので、容易に切断および深剃りを
行なうことができる。なお、上記補助部材を毛の引き込
み部材に設定することもできる。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記補
助部材は内刃に対して先行する側に設けられたものであ
る。上記構成によれば、内刃より先行する側に補助部材
を設け、この補助部材と外刃との間に上記取込み部材が
設けられているので、毛導入孔から外刃の内部に導入し
た毛を、まず先行側の取込み部材で捉え、この補助部材
に対して後続する内刃により捉えた毛を切断するため、
より一層の深剃りを確保することができる。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記取
込み部材は対向する外刃と内刃との間または対向する外
刃と補助部材との間を閉塞するように設けられたもので
ある。上記構成によれば、閉塞構造の取込み部材によ
り、外刃の内部に導入した毛を、毛導入孔から逃げない
ように捉えて切断することができる。
【0017】この発明の一実施態様においては、上記取
込み部材は対向する外刃と内刃との間または対向する外
刃と補助部材との間の何れか一方にクリアランスを形成
するように設けられたものである。上記構成によれば、
クリアランスを形成する非閉塞構造の取込み部材によ
り、外刃と内刃との相対移動時または外刃と補助部材と
の相対移動時に摺動抵抗の低減を図りつつ、外刃の内部
に導入した毛を、毛導入孔から逃げないように捉えて切
断することができる。特に上記クリアランスにより取込
み部材を接着剤に設定することができる。
【0018】この発明の一実施態様においては、上記取
込み部材は、弾性体、柔質樹脂、柔質多孔体または接着
剤で構成されたものである。上記構成によれば、回転
式、往復摺動式のシェーバのタイプの差異または用途
(ひげ剃り部位)の差異に対応して適切かつ任意の取込み
部材を選定することができる。なお、上記取込み部材は
使用頻度に対応して経年変化してもよい。
【0019】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はシェーバを示すが、まず図1〜図8を参
照して本発明を回転カッタ式のシェーバに適用した実施
例について説明する。
【0020】図1に示すように、皮膚に当接される固定
刃としての外刃1が円板状に形成され、この外刃1が先
端部に合計3個配置されている。前記各外刃1は、図2
(a)、(b)に示すように、外周側のリング状部が盛り上
げて形成され、このリング状部にスリット状の毛導入孔
2(以下単に導入孔と略記する)が放射状に配列されてい
る。各外刃1の肉厚は約100μmである。各導入孔2
は、後述する内刃3の摺接部よりも内外周両側へ延長し
て形成され、外周側に延長された部分に、他の部分より
も孔幅が広い幅広部2aが形成されている。
【0021】図3は、外刃1の内面に摺接される内刃3
を示す。各内刃3F、モータ(図示せず)で所定方向に回
転駆動される回転円板4を外周部分に、切刃が設けられ
た先端側を図中に矢印で示す回転円板4の回転方向へ傾
けて放射状に立設され、その先端外周側の部分には、半
径方向で外周側へ下降する傾斜状の逃げ面5が設けられ
ている。また、回転円板4の中心には、外刃1との係合
用の筒状突起6が設けられている。
【0022】図4に示すように、外刃1と内刃3は、内
刃3の先端に設けられた切刃が、導入孔2の配列された
外刃1のリング状部の内面に摺接するように組み立てら
れ、回転円板4は図中に矢印で示す方向に回転される。
したがって、回転円板4の回転方向と直交する内刃3の
摺接部の幅方向は回転円板4の半径方向と合致し、内刃
3の切刃と各導入孔2の内面側孔縁に設けられた切刃と
で、導入孔2に導入される毛が切断される。上述の筒状
突起6は、外刃1の内面中心に設けられた丸穴7に回転
自在に嵌め込まれ、回転円板4乃至内刃3が軸振れしな
いように構成されている。
【0023】図5に示すように、上述の逃げ面5はその
外周端で外刃1の内面との間の距離が最大約3mm以下に
設定され、これら各逃げ面5には該逃げ面5の上面と外
刃1の内面との間を閉塞するように取込み部材8がそれ
ぞれ設けられている。
【0024】この取込み部材8は弾性体、柔質樹脂また
は柔質多孔体あるいは磨耗変形部材で構成されるが、こ
の実施例では上述の取込み部材8を逃げ面5側に固定し
ている。なお、図3、図4においては逃げ面5の形状を
明瞭に示すために取込み部材8の図示を省略している。
この取込み部材8はその摩擦抵抗によって導入孔2から
外刃1の内部に導入した毛9(図7、図8参照)が逃げる
のを防止するためのものである。
【0025】また、導入孔2は内刃3の摺接部よりも内
外両側に延長されており、外周側の延長部分には、既述
したように、幅広部2aが設けられている。したがっ
て、内刃3の摺接部の外周側では、図6(a)に示すよう
に、取込み部材8が存在するので、導入孔2に導入され
る毛は取込まれるものの切断はされず、図6(b)に示す
取込み部材8がない摺接部の内周側のみで毛が切断され
る。
【0026】以下、図7、図8を参照して、導入孔2に
導入された毛9の切断過程を説明する。図7は、導入孔
2に導入された毛9が切断される過程を、図5と同じ摺
接部の正面からの断面で示したものであり、図8(a)〜
(b)は、図7の各過程における毛9を、図6と同じ摺接
部の側面からの断面で示したものである。
【0027】シェーバの外刃1を皮膚に沿って移動させ
る際に、毛9は導入孔2にランダムな部位で導入され
る。ただし、この実施例の場合は、取込み部材8が設け
られた摺動部の外周外側に導入孔2の幅広部2aが形成
されているので、最初にこの部位に導かれる毛9が多く
なる。ここでは、説明をわかりやすくするために、図8
(a)に示すように、導入孔2の幅広部2aに導入された
毛9が、取込み部材8の配設部位に導かれ、この後、内
周側の取込み部材がない部位に移動して切断される場合
を示す。
【0028】図8(a)に示すように外刃1の導入孔2か
ら外刃1の内部に導入された毛9は、ひげ剃り時のシェ
ーバの移動にともなって取込み部材8に接触し、この取
込み部材8の摩擦抵抗により導入孔2からの逃げが防止
されつつ、同図bに示すように毛9で取込み部材8を圧
縮方向へ変位させながら外刃1の内面と逃げ面5との間
に挟持され、内刃3の移動に伴って僅かに毛根から引き
出され、次に図8(c)に示すように、取込み部材8の量
が少ない部分に移動すると、毛9はより強い力で両刃
1,3間に挟持されるとともに内刃3の刃先に引っ掛か
り、外刃1の肉厚よりも充分に大きく毛根から引き出さ
れる。
【0029】次に図8(d)に示すように、毛9がさらに
内周側の取込み部材8がない部位に移動すると、毛9は
毛根から大きく引き出された状態で、後続の内刃3によ
り毛根側の深い位置で切断される。先行の内刃3が去っ
て後続の内刃3が導入孔2の位置に来るまでの時間は、
毛9の引き出し力が開放されるが、内刃3は高速で回転
しているので、この時間は僅少であり、比較的ゆっくり
と毛根に戻る毛9は充分に深い位置で切断される。
【0030】図8(e)に示すように、切断されて引き出
し力が開放された毛9はゆっくりと毛根に戻り、皮膚よ
りも内側まで深剃りされた状態となる。最初から取込み
部材8がない部位に導かれる毛9は、毛根から引き出さ
れることなくそのまま切断されるが、シェーバを使用す
る場合は、外刃1を皮膚に押し当てながら繰り返し移動
させるので、切断された先端部が、外刃1の繰り返し移
動の間に、取込み部材8が設けられた部位に突出し、上
述した取込み部材8が設けられた部位に導かれた毛9の
切断過程と同様の作用を受けて、深剃りされる。
【0031】このように図1〜図8で示した実施例のシ
ェーバは、皮膚に当接される外面に複数の導入孔2を有
する外刃1と、上記外刃1の内面に摺接し、かつ外刃1
の内面に対して相対移動する内刃3とを備えたシェーバ
であって、上記外刃1と内刃3との間の少なくとも一部
(この実施例では逃げ面5が形成された部分)に毛9を取
込む取込み部材8が設けられたものである。
【0032】この構成によれば、上述の導入孔2から外
刃1の内部に導入した毛9(特に産毛や柔らかい毛)は取
込み部材8の摩擦抵抗によって上記導入孔2からの逃げ
が防止され、ひげ剃り時のシェーバの移動にともなって
外刃1と内刃3との間に引込まれるので、容易に切断お
よび深剃りを行なうことができ、特に女性用として有効
である。
【0033】また、上記取込み部材8は対向する外刃1
と内刃3との間を閉塞するように設けられたものであ
る。この構成によれば、閉塞構造の取込み部材8によ
り、外刃1の内部に導入した毛9を、導入孔2から逃げ
ないように捉えて切断することができる。
【0034】さらに、上記取込み部材8は、弾性体、柔
質樹脂または柔質多孔体で構成されたものである。この
構成によれば、回転式、往復摺動式のシェーバのタイプ
の差異または用途(ひげ剃り部位)の差異に対応して適切
かつ任意の取込み部材を選定することができる。
【0035】なお、図3に示す各内刃3の逃げ面5の全
て(合計12個の逃げ面)に取込み部材8を設ける構造に
代えて、この取込み部材8を逃げ面5…に対して1つ置
き等の部分的に設けてもよいことは勿論である。また実
施例で開示したように、外刃1と内刃3の摺接部の一部
に逃げ面5を形成すると、導入孔2に導入されてこの逃
げ面5が形成された部位に導かれる毛9を、内刃3で挟
持したり、引っ掛けたりして毛根から引き出し、外刃1
の皮膚に沿う移動に伴って、この引き出された毛が隙間
のない部位に移動したときに、この部位に相対移動して
来る後続の内刃3により、この引き出された毛をより一
層深い位置で切断でき、手剃りの剃刀並みの深剃りを実
現することができる。この点に関しては以下に述べる他
の実施例の逃げ凹部や補助部材についても同様である。
【0036】図9はシェーバの他の実施例を示す。こと
に、取込み部材8の配設構造の他の実施例を示すもので
ある。図9(a)は内刃3の内外周両側の部分にスラント
状の逃げ面5,5を設け、これらの各逃げ面5,5に取
込み部材8,8を設けている。
【0037】図9(b)は外刃1の内面側に内外周両側の
部分において逃げ凹部10,10を形成し、これらの各
逃げ面10,10に取込み部材8,8を設けている。図
9(c)は内刃3の中央部に円弧状の逃げ凹部11を設
け、この逃げ凹部11に取込み部材8を設けている。
【0038】図9(d)は外刃1の内面側に中央部分で円
弧状の逃げ凹部22を設け、この逃げ凹部11に取込み
部材8を設けている。図9(e)は皮膚に押し当てられる
外刃1を凹状に湾曲させ、内刃3の先端は平らにして、
内刃3の内外周両側に取込み部材8,8を設けている。
図9(f)は外刃1を滑らかな凸状に湾曲させ、この湾曲
面に沿う内刃3の先端中央部を平らにして、該中央部に
取込み部材8を設けている。
【0039】図9(g)は内刃3を半径方向に2分割し
て、分割された外周側の内刃3aの先端全幅にスラント
状の逃げ面5を形成して、この逃げ面に取り込み部材8
を設ける一方、内周側の内刃3bの先端は平らにし、該
内刃3bの先端部を切刃に設定したものである。ここ
で、図9a,c,e,f,gの場合には取込み部材8を
内刃3側に固定し、図9b,dの場合には取込み部材8
を外刃1側に固定すればよい。
【0040】このように構成しても図1〜図8で示した
先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図9
a〜gにおいて前図と同一の部分には同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略するが、上述の取込み部材8
は必ずしも外刃1または内刃3との間を閉塞するように
設ける必要はなく、この取込み部材8を外刃1または内
刃3との間を一方(但し、取込み部材8の基端固定部に
対する遊端部側を意味する)にクリアランスを形成する
ように設けてもよく、この場合には取込み部材8として
弾性体、柔質樹脂、柔質多孔体の他に接着剤(但し、弾
性体、柔質樹脂、柔質多孔体に接着剤を塗布または含浸
させたものを含む)を用いることができ、特に産毛や柔
らかい毛を、その接着力により取込むことができると共
に、クリアランスの形成により両刃1,3の摺動抵抗の
低減を図ることができる。
【0041】図10〜図12はシェーバのさらに他の実
施例を示す。このシェーバも回転カッタ型のものであ
り、図10に示すように、皮膚に当接される固定刃とし
ての外刃13がドーム状に形成され、その外周部分に長
円形状の導入孔14が放射状に配列され、その内周側の
中央部分に円形状の導入孔15が多数配列されている。
移動刃としての内刃16は、所定の方向へ回転駆動され
るドーム状の回転円板17の表面に、3枚が放射状に立
設されたものであり、各内刃16の先端外周側の部分
に、半径方向で外周側へ下降するスラント状の逃げ面1
8が形成され、この逃げ面18に取込み部材21が設け
られている。
【0042】図11に示すように、内刃16は、その先
端に設けられた切刃が各導入孔14,15の配列された
外刃13の内面に摺接するように、外刃13に対して組
立てられ、各内刃16の切刃と各導入14,15の内面
側孔縁に設けられた切刃とで毛が切断される。また、回
転円板17の中心に設けられた筒状突起19が、外刃1
3の内面中心に設けられた丸穴20に回転自在に嵌め込
まれ、内刃16が軸触れしないように構成されている。
【0043】図12に示すように、上記内刃16の半径
方向の外周側には、上述の逃げ面18が形成され、この
逃げ面18に取込み部材21が設けられている。したが
って内刃16の摺接部の外周側で導入孔14に導入され
た毛は、取込み部材21の摩擦抵抗によりその逃げが防
止され、内刃16と外刃13との間に挟持されて毛根か
ら引き出され、内周側の取込み部材21が存在しない部
位に移動したのち、深い位置で切断される。
【0044】なお、最初から導入孔14の内周側の取込
み部材21のない部位や円形状の導入孔15に導入され
た毛はそのまま切断されるが、これらの切断された毛
は、外刃13を皮膚に押し当てながら繰り返し移動する
間に、取込み部材21が形成された部位に導かれ、毛根
から引き出されて深い位置で切断される。
【0045】なお、図12において逃げ面18の形成部
位および取込み部材21の配設部位は図示実施例の部位
に限定されるものではなく、内刃16の上面側であれば
その長手方向の中間位置であってもよいことは勿論であ
る。
【0046】図13〜図14は、シェーバのさらに他の
実施例を示す。このシェーバは、図1と同様に先端部に
外刃1が合計3個配置された回転カッタ型のものであ
り、図13(a)、(b)に示すように、先端が平らに形成
されて全幅で外刃1の内面と摺接する各内刃3の外周外
側に、内刃3と一体的に回転する金属製の補助部材22
を離間させて設けている。各補助部材22は、内刃3の
回転円板4と同じ回転軸に取り付けられた回転円板23
に、内刃3と同位相で放射状に立設され、その先端面2
4が外刃1の内面との間に所定の隙間を隔てて近接する
ように配置されて、該先端面24には取込み部材8が設
けられている。また、各導入孔2の補助部材22よりも
外周側へ延長された部分には上述同様に幅広部2aが形
成されている。
【0047】図14は導入孔2に導入された毛9が、毛
根から引き出される過程を示す。図14(a)に示すよう
に、外刃1の導入孔2から外刃1の内部に導入された毛
9は、ひげ剃り時のシェーバの移動にともなって取込み
部材8に接触し、この取込み部材8の摩擦抵抗により導
入孔2からの逃げが防止されつつ、同図(b)に示すよう
に毛9で取込み部材8を圧縮方向へ変位させながら外刃
1の内面と補助部材22との間に挟持され、毛9が毛根
から引き出される。既述したように、毛根から引き出さ
れた毛9はゆっくりと毛根に戻るので、内刃3の摺接部
に移動したときに、高速で回転する内刃3により、深い
位置で切断される。
【0048】このように図13、図14で示した実施例
のシェーバは、皮膚に当接される外面に複数の導入孔2
を有する外刃1と、上記外刃1の内面に摺接し、かつ外
刃1内面に対して相対移動する内刃3とを備えたシェー
バであって、上記内刃3の近傍には該内刃3と一体的に
移動する補助部材22を設け、上記補助部材22と外刃
1との間の少なくとも一部に毛9を取込む取込み部材8
が設けられたものである。
【0049】この構成によれば、上述の導入孔2から外
刃1の内部に導入した毛9(特に産毛や柔らかい毛)は、
補助部材22と外刃1との間に設けられた取込み部材8
の摩擦抵抗または接着力(取込み部材8として接着剤を
用い、かつ該読込み部材の遊端と外刃1内面との間にク
リアランスを形成した場合)によって上記導入孔2から
逃げが防止され、ひげ剃り時のシェーバの移動にともな
って外刃1と補助部材22との間に引込まれるので、容
易に切断および深剃りを行なうことができる。ここで、
上述の補助部材22としては撓まない剛性部材であって
もよく、可撓変位する可撓性部材であってもよい。
【0050】図15はシェーバのさらに他の実施例を示
し、図15(a)では内刃3の内外周の双方に補助部材2
2a,22bを設け、これら各補助部材22a,22b
の先端面に取込み部材8を設けたものである。
【0051】図15bは図13bの構成に加えて内刃3
の外周側にスラント状の逃げ面5を形成し、補助部材2
2の先端面と、逃げ面5とにそれぞれ取込み部材8を設
けたものである。
【0052】このように構成しても図13の実施例とほ
ぼ同様の作用、効果を奏するので、図15において図1
3と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明
を省略するが、図15a,bにおいて取込み部材8は何
れか一方(22aか22bの一方、または5か22の一
方)のみに設けるように構成してもよい。
【0053】図16はシェーバのさらに他の実施例を示
し、図13(a)、(b)で示した実施例においては内刃3
の径方向延長線上に補助部材22を配設し、この補助部
材22の先端面24に取込み部材8を設けたが、図16
に示すこの実施例では内刃3に対して先行する側に補助
部材22を配設し、この補助部材22の先端面に取込み
部材を設けたものである。
【0054】このように図16で示す実施例のシェーバ
においては、上記補助部材22が内刃3に対して先行す
る側に設けられたものである。この構成によれば、内刃
3より先行する側に補助部材22を設け、この補助部材
22と外刃1との間に上記取込み部材8が設けられてい
るので、導入孔2から外刃1の内部に導入した毛を、ま
ず先行側の取込み部材8で捉え、この補助部材22に対
して後続する内刃3により捉えた毛を切断するため、よ
り一層の深剃りを確保することができる。
【0055】なお、図16で示した実施例においても、
その他の構成、作用、効果については図13(a)、(b)
の実施例とほぼ同様であるから、図16において図13
と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を
省略する。
【0056】ここで、図16の実施例にあっては内刃3
よりも外方(径方向外方)で、かつ進み側(先行側)に補助
部材22を設けたが、これは内刃3よりも外方で、かつ
遅れ側に補助部材22を設けたが、これは内刃3よりも
外方で、かつ遅れ側に補助部材22を設けてもよく、あ
るいは、内刃3よりも内方で、かつ進み側または遅れ側
に補助部材22を設けてもよく、さらには、これらの各
実施例を組合わせてもよい。
【0057】図17〜図19はシェーバのさらに他の実
施例を示す。この実施例では往復摺動式のシェーバを示
している。すなわち、このシェーバは、シェーバ本体3
0と、外刃の頂部形状(略アーチ状)に対応して円弧状の
多数の導入孔32…が互に平行に形成された外刃31
と、この外刃31の内面に沿って往復摺動する多数の内
刃33と、これら各内刃33を一体的に取付けたスライ
ダ34とを供えている。
【0058】そして、上述の各内刃33の上側中間部に
は曲率状の逃げ凹部35をそれぞれ形成し、これらの各
逃げ凹部35には取込み部材38をそれぞれ取付けてい
る(但し、図18においては内刃33の形状を明瞭に示
す目的で取込み部材38の図示を省略している)。
【0059】以下、図20、図21を参照して、導入孔
32に導入された毛39の切断過程を説明する。外刃3
1の導入孔32から外刃31の内部に導入された毛39
は、ひげ剃り時のシェーバの移動にともなって図21
(a)に示すように取込み部材38に接触または挿入さ
れ、この取込み部材38の摩擦抵抗により導入孔32か
らの逃げが防止されつつ、外刃31の内面と逃げ凹部3
5との間に挟持され、内刃33の移動に伴って図21
(b)に示すように僅かに毛根から引き出され、次に取込
み部材38の量が少ない部分に移動すると、毛39はよ
り強い力で両刃31,33間に挟持されるとともに内刃
33の刃先に引っ掛かり、外刃31の肉厚よりも充分に
大きく毛根から引き出される。
【0060】次に図21(c)に示すように、毛39がさ
らに取込み部材38がない部位に移動すると、毛39は
毛根から大きく引き出された状態で、後続の内刃33に
より毛根側の深い位置で切断される。先行の内刃33が
去って後続の内刃33が導入孔32の位置に来るまでの
時間は、毛39の引き出し力が開放されるが、内刃33
は高速で摺動しているので、この時間は僅少であり、比
較的ゆっくりと毛根に戻る毛39は充分に深い位置で切
断される。
【0061】切断されて引き出し力が開放された毛39
はゆっくりと毛根に戻り、皮膚よりも内側まで深剃りさ
れた状態となる。このように往復摺動式のシェーバに適
用しても、回転式のシェーバとほぼ同様の作用を奏し、
取込み部材38により毛39の導入孔32からの逃げが
防止されて、容易に切断および深剃りを行なうことがで
きる。
【0062】図22はシェーバのさらに他の実施例を示
し、図17の単一外刃構造のシェーバに対して、図1
8、図19で示した内部構造を有する複数外刃構造に構
成したものである。このように構成しても図17〜図2
1で示した実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するの
で、図22において前図と同一の部分には同一符号を付
して、その詳しい説明を省略する。
【0063】図23〜図26は往復摺動式のシェーバの
さらに他の実施例を示す。図23の実施例は図19で示
した曲率凹状の逃げ凹部35に代えて、内刃33の上面
側中央部にフラット形状の逃げ凹部35を形成し、この
逃げ凹部35に取込み部材38を設けたものである。
【0064】図24の実施例は頂部がフラットで、かつ
門形状の外刃31および導入孔32を設け内刃33は外
刃31に対応させて略方形状に形成し、この内刃33の
左右両側に両端に向けて傾斜するスラント状の逃げ凹部
35,35(逃げ面)のを形成し、これら両逃げ凹部3
5,35に取込み部材38,38を設けたものである。
【0065】図25の実施例は頂部がフラットで、かつ
門形状の外刃31および導入孔32を設け、スライダ3
4の中間部には方形状の内刃33を取付け、スライダ3
4の左右両側には補助部材36,36を取付け、これら
補助部材36の先端は外刃31の内面に対して所定量内
方に設定すると共に、この補助部材36の先端にはそれ
ぞれ取込み部材38,38を設け、しかも、取込み部材
38,38の遊端と外刃31の内面との間に所定クリア
ランス37を形成して、このように、クリアランス37
を形成する非閉塞構造の取込み部材38に設定したもの
である。
【0066】図26の実施例は頂部がフラットでかつ門
形状の外刃31および導入孔32を設け、スライダ34
の中間部ほぼ全域には方形状の内刃33を取付ける一
方、外刃31の内面側中央部には曲率凹状の逃げ凹部3
5を形成し、この外刃31側の逃げ凹部35に取込み部
材38を設けたものである。
【0067】このように構成しても図17〜図21で示
した先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、
図23〜図26において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略するが、特に図25の
実施例にあっては、上記取込み部材38は対向する外刃
31と補助部材36との間の何れか一方にクリアランス
37を形成するように設けられたものであるから、この
クリアランス37を形成する非閉塞構造の取込み部材3
8により、両刃31,33の相対移動時または外刃31
と補助部材36との相対移動時における摺動抵抗の低減
を図りつつ、外刃31の内部に導入した毛を、導入孔3
2から逃げないように捉えて切断することができる。ま
た、クリアランス37を設けたので取込み部材38とし
て接着剤を用いることができる。また、クリアランス3
7を設けたので取込み部材38として接着剤を用いるこ
とができる。
【0068】図27、図28はシェーバのさらに他の実
施例を示す。この実施例ではロータリ式(回転式)の内刃
を備えたシェーバを示している。すなわち、このシェー
バは外刃の頂部形状(略アーチ状)に対応して円弧状の多
数の導入孔42…が互に平行に形成された外刃41と、
この外刃41の内面に沿って回転するロータリ式の内刃
43とを備えている。なお、この内刃43は外刃41の
長手方向に沿う水平状の仮想軸芯線に沿って回転する。
【0069】そして、導入孔42形成部位における外刃
41の内面中央部には曲率凹状の逃げ凹部45を形成
し、この外刃41側の逃げ凹部45に図28に示す如く
取込み部材48を設けたものである。
【0070】このようにロータリ式の内刃43を備えた
シェーバに適用しても、他の型式のシェーバとほぼ同様
の作用を奏し、取込み部材48により毛の導入孔42か
らの逃げが防止されて、容易に切断および深剃りを行な
うことができる。
【0071】なお、回転式シェーバ、往復摺動式シェー
バまたはロータリ式シェーバは各種デザインのものが存
在するが、本願発明はこれらの各種デザインのそれぞれ
のシェーバに適用できることは云うまでもない。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、回転式または往復摺
動式の各種のシェーバにおいて、外刃と内刃との間の少
なくとも一部に毛(特に産毛や柔らかい毛)を取込む取込
み部材を設けることで、この取込み部材の摩擦抵抗また
は接着力によって産毛や柔らかい毛であっても充分に外
刃内部に取込んで、外刃と内刃との間に引込み、容易に
切断および深剃りを行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシェーバを示す要部の外観斜視図。
【図2】 aは図1のシェーバにおける外刃を示す平面
図、bはその外観斜視図。
【図3】 図1のシェーバの内刃を示す外観斜視図。
【図4】 図2の外刃と図3の内刃を組み立てた状態を
示す切欠き斜視図。
【図5】 図4の半径方向に沿う要部拡大断面図。
【図6】 aは図5のA−A線に沿う断面図、bは図5
のB−B線に沿う断面図。
【図7】 毛の切断過程を説明する図5と同方向に沿う
断面図。
【図8】 a〜eはそれぞれ毛の切断過程を説明する図
6と同方向に沿う断面図。
【図9】 a〜gは、それぞれ図5の逃げ構造の他の実
施例を示す断面図。
【図10】 シェーバのさらに他の実施例を示す分解斜
視図。
【図11】 図10と外刃と内刃を組み立てた状態を示
す切欠き斜視図。
【図12】 図11の半径方向に沿った要部拡大断面
図。
【図13】 aはシェーバのさらに他の実施例を示す一
部省略平面図、bはその半径方向に沿う要部拡大断面
図。
【図14】 a,bは、図13の補助部材による毛の引
き出し過程を説明する断面図。
【図15】 a,bは、さらに他の実施例を示す断面
図。
【図16】 本発明のさらに他の実施例を示す要部の平
面図。
【図17】 本発明のさらに他の実施例を示すシェーバ
の斜視図。
【図18】 図17の要部の分解斜視図。
【図19】 外刃と内刃との組立て状態を示す断面図。
【図20】 毛の切断過程を示す断面図。
【図21】 毛の切断過程を示す断面図。
【図22】 本発明のさらに他の実施例を示す部分斜視
図。
【図23】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図24】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図25】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図26】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図27】 本発明のさらに他の実施例を示す分解斜視
図。
【図28】 外刃と内刃との組立て状態を示す断面図。
【図29】 従来構造のシェーバを示す要部断面図。
【符号の説明】
1…外刃 2…導入孔 3…内刃 8…取込み部材 13…外刃 14…導入孔 16…内刃 21…取込み部材 22…補助部材 22a,22b…補助部材 31,41…外刃 32,42…導入孔 33,43…内刃 36…補助部材 37…クリアランス 38,48…取込み部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膚に当接される外面に複数の毛導入孔を
    有する外刃と、上記外刃の内面に摺接し、かつ外刃内面
    に対して相対移動する内刃とを備えたシェーバであっ
    て、上記外刃と内刃との間の少なくとも一部に毛を取込
    む取込み部材が設けられたシェーバ。
  2. 【請求項2】皮膚に当接される外面に複数の毛導入孔を
    有する外刃と、上記外刃の内面に摺接し、かつ外刃内面
    に対して相対移動する内刃とを備えたシェーバであっ
    て、上記内刃の近傍には該内刃と一体的に移動する補助
    部材を設け、上記補助部材と外刃との間の少なくとも一
    部に毛を取込む取込み部材が設けられたシェーバ。
  3. 【請求項3】上記補助部材は内刃に対して先行する側に
    設けられた請求項2記載のシェーバ。
  4. 【請求項4】上記取込み部材は対向する外刃と内刃との
    間または対向する外刃と補助部材との間を閉塞するよう
    に設けられた請求項1,2または3記載のシェーバ。
  5. 【請求項5】上記取込み部材は対向する外刃と内刃との
    間または対向する外刃と補助部材との間の何れか一方に
    クリアランスを形成するように設けられた請求項1,2
    または3記載のシェーバ。
  6. 【請求項6】上記取込み部材は、弾性体、柔質樹脂、柔
    質多孔体または接着剤で構成された請求項1,2,3,
    4または5記載のシェーバ。
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