JP2002262694A - サッシュ部ペット出入り防止構造 - Google Patents

サッシュ部ペット出入り防止構造

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JP2002262694A
JP2002262694A JP2001068308A JP2001068308A JP2002262694A JP 2002262694 A JP2002262694 A JP 2002262694A JP 2001068308 A JP2001068308 A JP 2001068308A JP 2001068308 A JP2001068308 A JP 2001068308A JP 2002262694 A JP2002262694 A JP 2002262694A
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Japan
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pet
sash
fence
opening
door
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JP2001068308A
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English (en)
Inventor
Hideki Nonaka
英樹 野中
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ADHOC CO Ltd
Original Assignee
ADHOC CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットが屋外から入ってくることを簡単に防
ぐとともに、換気を確保することができ、しかもペット
が破損や汚すことのないサッシュ部ペット出入り防止構
造を提供する。 【解決手段】 屋内と屋外とを仕切り、屋内の床面近傍
まで開放できる開口部13を備え、開口部13を戸11
および網戸12で開閉自在とするサッシュ10の屋外側
に近接して開口部13の少なくとも下端部に、主要部を
ペットの足の入らない間隙の縦桟21で形成したペット
用フェンス20を開閉自在に設けたことを特徴としたサ
ッシュ部ペット出入り防止構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の外にいる
ペットが屋内の飼い主の姿等を察知して網戸を傷つけた
り、サッシュ開口部から出入りすることを防ぐサッシュ
部ペット出入り防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭で飼育しているペット(特に犬)を
テラスや庭で遊ばせるために自由に放している場合、床
面近傍まで開放できるサッシュの開口部が開いている
と、飼い主を見たペットが駆け寄ってきて屋内に入って
しまっていた。特にテラスで遊ばせることは、ペットの
逃亡や道路などへ飛び出しを防ぐのに有効であって、ペ
ットを飼う人にとって非常にニーズの強いことであった
が、サッシュの戸や網戸を開いたままでは、ペットが屋
内に入る心配をせずにテラスで遊ばせたり、飼い主と触
れ合ったりすることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、戸を閉
めてしまうと換気がまったく出来なくなる上、屋内と屋
外とが完全に隔離して、屋内にいながらペットと触れ合
ったり、ペットの行動を監視したりすることは出来なか
った。また、換気のためにわずかな隙間を開けておく
と、そこからペットがサッシュを開けて入ってきてしま
った。
【0004】さらに、サッシュのガラス戸が閉められて
いると、ペットが室内へ入ろうとして、足や鼻先によっ
てガラス面が汚されることがあった。
【0005】また、網戸だけを閉めて換気している場合
では、換気及び採光は可能であるが、ペットが前足の爪
や歯で網戸を傷つけ、破損する場合があった。
【0006】そこで、この発明は、ペットが屋外から入
ってくることを簡単に防ぐとともに、換気を確保するこ
とができ、しかもペットが破損や汚すことのないサッシ
ュ部ペット出入り防止構造を提供することを課題として
いる。
【0007】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するため、請求
項1に係る発明は、屋内と屋外とを仕切り、屋内の床面
近傍まで開放できる開口部を備え、開口部を戸および網
戸で開閉自在とするサッシュの屋外側に近接して開口部
の少なくとも下端部に、主要部をペットの足の入らない
間隙の縦桟で形成したペット用フェンスを開閉自在に設
けたことを特徴としたサッシュ部ペット出入り防止構造
である。
【0008】請求項1の発明によれば、ペットが出入り
可能なサッシュの開口部の下端部に、ペットの足の入ら
ない縦桟で形成されたペット用フェンスを設けたので、
戸や網戸を開放してもペットが屋内に入ってくることを
不可能にするとともに、隙間から足を入れることもでき
ないので戸や網戸を傷つけ、汚すことなく戸を開放し、
あるいは網戸だけにして換気をしている。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
サッシュ部ペット出入り防止構造において、屋外には、
開口部からペットを出して遊ばせるテラスが設けられた
ことを特徴としている。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加え、ペットの足の汚れを心配することなく、逃亡や
事故の恐れもなく、屋外でペットを遊ばせることができ
る。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載のサッシュ部ペット出入り防止構造において、ペ
ット用フェンスは、着脱自在であることを特徴としてい
る。
【0012】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果に加え、ペット用フェンスが簡単に着脱できる
ので、不必要な場合や人の出入りの邪魔になる場合には
外しておくことができる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のサッシュ部ペット出入り防止構造におい
て、ペット用フェンスは、その上縁が上方に向かって凸
型のアーチ構造にされていることを特徴としている。
【0014】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
効果に加え、ペット用フェンスの上縁はペットが足をか
けても滑り落とす形状にされているので、上縁部に前足
をかけた状態で立ち上がったり、網戸を傷つけたりする
ことを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明を
説明する。
【0016】図中、10は建物50の屋内と屋外とを仕
切るサッシュであり、屋内の床面近傍まで開放できる開
口部13を備えた枠15の中に二枚の戸11および一枚
の網戸12が嵌め込まれており、戸11及び網戸12を
それぞれ左右に移動して、開口部13を開閉自在にして
いる。ここでサッシュ10は、いわゆる掃き出しタイプ
であるが、床面から枠15の位置が少し上がっていて跨
いで出入りするタイプも含まれる。
【0017】また、テラス30が屋外のサッシュ10の
開口部13に臨まされた位置に設けられている。
【0018】テラス30は、床31がコンクリートや木
等で地面から高く作られ、例えば公知のウッドデッキ等
が使われ、周囲が腰高の柵壁32で取り囲まれている。
このような柵壁32は、飼うペットに応じて、逃亡した
り外へ飛び出したりできない間隙や高さが必要である。
【0019】このサッシュ10の屋外側に近接して開口
部13の下端部には、ここでは戸11を開けてできる開
口部13の下端から上方に向かって中央までを覆う位置
に、ペット用フェンス20が開閉自在に設けられてい
る。
【0020】ペット用フェンス20は、ここではサッシ
ュ10に隣接する建物50の壁面に軸支されている。
【0021】また、ペット用フェンス20は、外枠22
の内側である主要部が間隙をあけて並列された多数の縦
桟21で形成され、さらに上縁22aが略全体にわた
り、上方に向かって凸型のアーチ構造に形成されてい
る。
【0022】縦桟21は、ペット用フェンス20の主要
部をなすもので、縦桟21の上端および下端が外枠22
に保持されるとともに、ペット(特に犬)の足が入らな
い間隙に形成されている。
【0023】縦桟21は、円筒形、多角形、正方形など
所望の断面形状に形成され、通気性及び強度を考慮して
適当な太さに形成される。
【0024】また、外枠22は、ペットの網戸22に届
かない高さであるとともに、戸11を開けてできる開口
部13を覆う幅にされている。
【0025】上縁22aは、ペットが前足をかけて立ち
上がることができないアーチ角度が望ましく、両側端の
高さから中央の最高点まで150mm程度の高低差を持
って滑らかな凸型アーチ構造をなすのがよい。
【0026】ペット用フェンス20は、金属、硬質プラ
スチック、木などで、ペットがぶつかったり、引っ掻い
たりするので耐衝撃性および耐擦過性のものであればい
かなるものでよい。ただし、屋外に設置されるものであ
るため腐食に強い材質であることが望ましい。
【0027】ペット用フェンス20は、図2に示す場合
においては、サッシュ10に隣接した建物50の壁面
に、図3に示す自在蝶番40を利用して開閉自在に取り
付けられている。
【0028】この自在蝶番40は、壁面に固定されたメ
ス蝶番41と、ペット用フェンス20の外枠22に取り
付けられてメス蝶番41に遊嵌状に挿入されるオス蝶番
42とで構成されている。この自在蝶番40に、バネ等
を組み込んでペット用フェンス20を閉じ方向に付勢さ
せてもよいし、周知のロック手段で閉じさせておいても
よい。
【0029】また、ペット用フェンス20は、サッシュ
10の枠15に取り付けたマグネットによって取り付け
ることも可能である。この場合、ペット用フェンス20
が磁気を帯びる金属製でなければ、ペット用フェンス2
0にもマグネットを取り付け、磁気によってサッシュ1
0に付着させる。
【0030】以下にこの発明のサッシュ部ペット出入り
防止構造の作用を説明する。
【0031】図2において、屋内と屋外とを仕切るサッ
シュ10の屋外側に設けたテラス30に、犬などのペッ
トを解放して遊ばせる場合、サッシュ10の開口部13
の屋外側に取り付けたペット用フェンス20を閉めてテ
ラス30にペットを出しておくと、ペットが屋内に勝手
に入ることはできずに遊んでいる。
【0032】屋内居住者は、戸11も網戸12も開け放
ち、外気取入れや解放感を味わうことができ、また、戸
11だけを開けて網戸12にして外気を取り入れたりす
ることもできる。
【0033】このとき、ペットが飼い主等を見つけて開
口部13に近づいてきても、ペット用フェンス20に妨
げられ、屋内に入ることはできない。さらに、ペットは
縦桟21に妨げられ足を中に入れられず、網戸12を傷
つけることも、戸11を汚すこともない。
【0034】また、ペット用フェンス20を軸支してい
る自在蝶番40は、オス蝶番42をメス蝶番41から引
き抜くだけで分割され、ペット用フェンス20を壁面か
ら取り外すことができ、不必要時には他にしまうことが
できる。
【0035】また、ペット用フェンス20は、建物50
の形状や設置スペースによって両開きの状態で取り付け
られてもよい。
【0036】さらに、ペット用フェンス20が、バネな
どによって網戸12に付勢されている場合では、屋内か
らペットが出て行くときはペット用フェンス20を自分
で押し開けて出て行き、勝手に入ることはできなくなる
ので、放し飼いにしているペットには特に有効である。
【0037】一方、マグネットの磁気によってサッシュ
10にペット用フェンス20を付着させた場合では、ペ
ット用フェンス20を外したときにサッシュ10の周り
に不要な蝶番が残らず見栄えがよくなるとともに、着脱
がより簡便となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、屋内の床面近傍まで開放しうるサッシュの開口部の
下端を、ペットの足の入らない縦桟を有するペット用の
フェンスで覆っているので、サッシュを開放したり網戸
にしたりして換気をしながらでも、ペットが屋内に入る
ことがない上に、サッシュに嵌め込まれた網戸や戸を傷
つけることなく自由にさせることができた。
【0039】したがって、この発明は、ペットが屋外か
ら入ってくることを簡単に防ぐとともに、換気を確保す
ることができるサッシュ部ペット出入り防止構造であ
る。
【0040】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、サッシュの開口部に隣接する屋外側にはペットを遊
ばせることの多いテラスが設けられているので、その有
効性がさらに高まる。
【0041】請求項3の発明は、請求項1または2の効
果に加え、ペット用フェンスが着脱自在に設けられてい
るので、必要なときだけ簡単に取り付け、不要なときに
取り外し、収納することが可能となってより有効であ
る。
【0042】請求項4の発明は、請求項1〜3の効果に
加え、ペット用フェンスの上縁中央部がペットの足のか
けにくい凸型アーチ構造になされているので、足をかけ
てペットが怪我をしたり、網戸や戸、サッシュを傷つけ
たり汚したりすることがなくさらに有効になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサッシュ部ペット出入り防止構
造の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明にかかるサッシュ部ペット出入り防止構
造の一実施例を示す平面図である。
【図3】ペット用フェンスを壁面に装着する部分の要部
拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 サッシュ 11 戸 12 網戸 13 開口部 20 ペット用フェンス 21 縦桟 22 外枠 30 テラス 50 建物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋内と屋外とを仕切り、前記屋内の床面近
    傍まで開放できる開口部を備え、該開口部を戸および網
    戸で開閉自在とするサッシュの屋外側に近接して前記開
    口部の少なくとも下端部に、主要部をペットの足の入ら
    ない間隙の縦桟で形成したペット用フェンスを開閉自在
    に設けたことを特徴とするサッシュ部ペット出入り防止
    構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記屋外には、前記開
    口部から前記ペットを出して遊ばせるテラスが設けられ
    たことを特徴とするサッシュ部ペット出入り防止構造。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ペット用
    フェンスは、着脱自在であることを特徴とするサッシュ
    部ペット出入り防止構造。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ペ
    ット用フェンスは、その上縁が上方に向かって凸型のア
    ーチ構造にされていることを特徴とするサッシュ部ペッ
    ト出入り防止構造。
JP2001068308A 2001-03-12 2001-03-12 サッシュ部ペット出入り防止構造 Pending JP2002262694A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018066202A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 三協立山株式会社 簡易構造体及び柵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018066202A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 三協立山株式会社 簡易構造体及び柵

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