JP2002262356A - 無線通信端末 - Google Patents

無線通信端末

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JP2002262356A
JP2002262356A JP2001060099A JP2001060099A JP2002262356A JP 2002262356 A JP2002262356 A JP 2002262356A JP 2001060099 A JP2001060099 A JP 2001060099A JP 2001060099 A JP2001060099 A JP 2001060099A JP 2002262356 A JP2002262356 A JP 2002262356A
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wireless communication
signal
communication terminal
distance
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Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動機側で送信タイミングの変更の要否を判
断し、基地局の処理負担を軽減しつつ、基地局と移動機
との良好な同期をとり、通話品質を向上させることがで
きるTDMA無線通信システムに用いる移動機を提供す
る。 【解決手段】 基地局(10)との間で同期をとりなが
ら、無線通信を行う無線通信端末(20)において、前
記無線通信端末は、前記基地局から受信した信号強度を
測定する受信強度測定手段と、前記受信強度測定手段で
測定された受信信号強度と予め定められた値とを比較し
た結果に基づいて、受信信号強度が弱いと判定したとき
は、前記基地局に対して送信する信号の送信タイミング
を早める送信タイミング決定手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、無線通信端末装置
に関し、特に、TDMA(時分割多元接続)方式による
無線通信端末装置の伝搬遅延時間の補正に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機等の無線通信端末装置は、基
地局との間に電波による通信回線を設定し、無線により
音声、データ等を送受して通信を行うものである。よっ
て、基地局から送信される電波は、基地局−移動機間の
伝搬距離に相当する時間だけ遅延して移動機に到達す
る。基地局と移動機との往復の遅延時間は、基地局と移
動機との距離の2倍に光速を乗じたもので表される。す
なわち、図5に示すように、移動機からの信号は、基地
局の本来の受信タイミングに対して2Φ遅れて基地局に
到達して、2Φの位相差が生じる。
【0003】この伝搬遅延時間によるスロット間の干渉
を防止するために、TDMA方式による無線通信システ
ムでは、基地局と移動機との間の電波の伝搬時間を考慮
して、受信スロットの最初に、隣接するスロットからの
干渉を防止するガードタイムを設け、基地局と移動機と
の距離をこのガードタイムを超えない範囲に限定してい
た。
【0004】また、隣接スロットに侵入しない程度の伝
搬遅延時間(位相差)であっても、受信タイミングの同
期にズレが生じることがあり、基地局側でシンボル単位
で送信タイミングを早めるようにしていた。すなわち、
基地局で、あるタイミングで移動機からの信号を受信し
て、同期ワードが正確に受信できなかった場合に、基地
局は、移動機に対して送信タイミングを1シンボルずら
す指令をして、再度移動機から信号を受信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のTDM
A方式を利用した無線通信システムでは、基地局で移動
機からの信号を受信して同期ズレを検出し、移動機に対
して送信タイミングを変更する指示をしている。このよ
うに送信タイミングの補正を基地局側で処理、決定する
と、基地局は複数の移動機を対象としているので、位相
ずれの補正に対する処理が頻繁になり、基地局の制御処
理に負担がかかる問題があった。
【0006】本発明は、移動機側で送信タイミングの変
更の要否を判断し、基地局の処理負担を軽減しつつ、基
地局と移動機との良好な同期をとり、通話品質を向上さ
せることができるTDMA無線通信システムに用いる移
動機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、基地局
(10)との間で同期をとりながら(例えば、送信スロ
ットと受信スロットとが所定間隔で繰り返される時分割
多元接続方式により)、無線通信を行う無線通信端末
(20)において、前記無線通信端末は、前記基地局か
ら受信した信号強度を測定する受信強度測定手段と、前
記受信強度測定手段で測定された受信信号強度と予め定
められた値とを比較した結果に基づいて、受信信号強度
が弱いと判定したときは、前記基地局に対して送信する
信号の送信タイミングを早める送信タイミング決定手段
とを有する。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
無線通信端末は、前記受信強度測定手段で測定された受
信強度から、前記無線通信端末と前記基地局との距離を
推定する距離推定手段を有し、前記送信タイミング決定
手段は、前記距離推定手段で推定された距離と予め定め
られた値とを比較した結果に基づいて、信号強度が弱い
と判定したときは、前記基地局に対して送信する信号の
送信タイミングを早めるように動作することを特徴とす
る。
【0009】第3の発明は、基地局(10)との間で同
期をとりながら(例えば、送信スロットと受信スロット
とが所定間隔で繰り返される時分割多元接続方式によ
り)、無線通信を行う無線通信端末(20)において、
前記無線通信端末は、前記基地局が前記無線通信端末か
ら受信した信号強度により定めた電力制御信号に基づい
て、信号強度が弱いと判定したときは、前記基地局に対
して送信する信号の送信タイミングを早める送信タイミ
ング決定手段とを有する。
【0010】第4の発明は、第3の発明において、前記
無線通信端末は、前記基地局が前記無線通信端末から受
信した信号強度により定めた電力制御信号を受信して、
前記電力制御信号から前記無線通信端末と前記基地局と
の距離を推定する距離推定手段を有し、前記送信タイミ
ング決定手段は、前記距離推定手段で推定された距離と
予め定められた値とを比較した結果に基づいて、信号強
度が弱いと判定したときは、前記基地局に対して送信す
る信号の送信タイミングを早めるように動作することを
特徴とする。
【0011】第5の発明は、第1〜4の発明において、
前記距離推定手段は、前記基地局からの信号の位相の測
定結果に基づいて、前記無線通信端末と前記基地局との
距離が増大しているか、減少しているかを推定し、前記
送信タイミング決定手段は、前記距離推定手段で推定さ
れた距離の増減により、前記基地局に対して送信する信
号の送信タイミングを決定することを特徴とする。
【0012】
【発明の作用および効果】第1又は第2の発明では、無
線通信端末は、基地局から受信した信号強度を測定する
受信強度測定手段と、受信強度測定手段で測定された受
信信号強度と予め定められた値とを比較した結果に基づ
いて、受信信号強度が弱いと判定したときは、前記基地
局に対して送信する信号の送信タイミングを早める送信
タイミング決定手段とを有するので、測定された受信強
度から無線通信端末と基地局との距離を推定して、無線
端末装置の送信タイミングを変更することから、基地局
が遠距離にある場合にも無線端末装置からの上りの信号
が基地局に到達する際の遅延量を抑制することができ、
基地局の処理負担を軽減することができる。
【0013】第3又は第4の発明では、無線通信端末
は、基地局が無線通信端末から受信した信号強度により
定めた電力制御信号に基づいて、信号強度が弱いと判定
したときは、基地局に対して送信する信号の送信タイミ
ングを早める送信タイミング決定手段とを有するので、
該電力制御信号から無線通信端末と基地局との距離を推
定して、無線端末装置の送信タイミングを変更すること
から、基地局が遠距離にある場合にも無線端末装置から
の上りの信号が基地局に到達する際の遅延量を抑制する
ことができ、基地局の処理負担を軽減することができ
る。
【0014】第5の発明では前記距離推定手段は、前記
基地局からの信号の位相の測定結果に基づいて、前記無
線通信端末と前記基地局との距離が増大しているか、減
少しているかを推定し、前記送信タイミング決定手段
は、前記距離推定手段で推定された距離の増減により、
前記基地局に対して送信する信号の送信タイミングを決
定するので、現在の距離だけでなく、将来の距離の増減
の判定をして、的確に無線端末装置からの上りの信号が
基地局に到達する際の遅延量を制御することができ、基
地局の処理負担を軽減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態の移動通信シ
ステムの構成図である。
【0017】基地局10と移動機20とは無線回線によ
り接続されている。すなわち、基地局10から移動機2
0に対して電波が送信されている。このため、基地局1
0から発せられた信号は、基地局10と移動機20との
距離である伝搬距離に相当する時間だけ遅延して移動機
20に到達する。同様に、移動機20から発せられた信
号も、伝搬距離に相当する時間だけ遅延して基地局10
に到達する。
【0018】図2は、本実施の形態の携帯電話機(移動
機)20の主要な構成を示すブロック図である。
【0019】アンテナ1はアンテナスイッチ2を介して
無線部に接続されており、基地局10からの電波を捕捉
し、基地局10に対し電波を放射する。アンテナスイッ
チ2は携帯電話機20の送受信タイミングにあわせて、
アンテナ1を受信部3又は送信部5に切り替えて接続す
る。
【0020】無線部は受信部3及び送信部5により構成
され、受信部3はアンテナ1で受信した高周波信号を増
幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号としてベー
スバンド受信機4に出力する。送信部3はアンテナ1か
ら送信する高周波信号を生成する。受信部3で生成され
たベースバンド信号は、ベースバンド受信機4内の復調
部にて復調され、デジタル・シグナル・プロセッサ(D
SP)7に送られる。DSP7では復調された信号を復
号化して、音声周波数のアナログ信号に変換して送受話
部9(受話器)に送られる。そして、この低周波信号に
より送受話部9(受話器)から音響信号が発せられる。
【0021】また、送受話部9(送話器)から入力され
た音響信号は、DSP7にて符号化されデジタル信号に
変換され、変調器6にて変調されて、送信部5にてアン
テナから放射される高周波信号となる。
【0022】また、制御部(CPU)8は、DSP7や
その他の携帯電話機の各部を制御する。特に、本実施の
形態では、CPU8は、携帯電話機20と基地局10と
の距離を推定し、携帯電話機20の送信タイミングを変
更する。すなわち、基地局10から受信した信号の強度
(RSSI)を測定して、測定された受信信号強度と予
め定められた値とを比較した結果に基づいて、受信信号
が弱いと判定したときは、基地局10が遠方にあると判
定して、基地局10に対して送信する信号の送信タイミ
ングを早めるように各部を制御する動作をする。
【0023】また、CPU8は、基地局10から送信さ
れた電力制御信号に基づいて、基地局10が受信した信
号強度が弱いと判定したときは、基地局10に対して送
信する信号の送信タイミングを早めるように動作する。
この電力制御信号は、基地局10が携帯電話機20から
の信号を受信した受信電界強度によって、携帯電話機2
0の送信電力を制御するための信号であり、基地局10
から携帯電話機20に、個別に送信される。
【0024】また、CPU8は、基地局10からの信号
の位相の測定結果に基づいて、携帯電話機20と基地局
10との距離が増大しているか、減少しているかを推定
し、推定された距離の増減により、基地局10に対して
送信する信号のタイミングを決定するように動作する。
これは、基地局−携帯電話機間の距離の増減により位相
ズレの傾向(ズレ量の増減)が変わることに利用したも
のである。
【0025】よって、CPU8は、これらの動作をし
て、各部を制御することにより、受信強度測定手段、距
離推定手段及び送信タイミング決定手段を構成する。
【0026】図3は、本発明の実施の形態の携帯電話機
の、待受から通信チャネルを設定して通話に入るまでの
動作を示すフローチャートである。
【0027】まず、携帯電話機20は、待受チャネル
(下り制御チャネル)を受信して、基地局10からの呼
び出しを待つ。その際、下り制御チャネルにて基地局1
0からの信号の受信信号強度(RSSI)測定する(S
101)。そして、電波伝搬の減衰量の式(A=20lo
g(λ/(4πL))を用いて、基地局10と携帯電話
機20との距離を推定する。さらに、この下り制御チャ
ネルの信号を受信した結果から位相ずれを検出して、携
帯電話機20が基地局10から遠ざかっているのか、近
づいているのかを推定する。すなわち、携帯電話機20
と基地局20との距離が増加しているのか、減少してい
るのかを推定する。
【0028】その後、一斉呼出信号に自局への呼び出し
が含まれていれば、この一斉呼出信号に応答し、通信チ
ャネル確立要求信号を基地局10に送信する(S10
2)。
【0029】次に、ステップS101にて測定した基地
局からの信号の受信強度により、送信タイミング(送信
タイミングのを早める量)を定める。すなわち、ステッ
プS101にて測定した基地局からの信号のRSSIと
所定の値とを比較し、RSSIが40dBμより小さけ
れば、受信信号強度が弱いと判断し(S103で”N
O”)、送信タイミングを早めるように、送信タイミン
グを変更する(S104)。一方、RSSIが40dB
μ以上であれば、受信電界強度が強いと判断し(S10
3で”YES”)、送信タイミングを早めることなく、
標準のタイミングを維持したまま、次のステップへ進
む。
【0030】さらに、受信データの位相ずれの変化量か
ら、基地局−移動機間の距離の増減を推定し、送信タイ
ミングを変えるか否かを決定してもよい。すなわち、現
在弱電界であっても、速い速度で基地局に近づいている
ときは、送信タイミングを変更しないように制御する。
【0031】ステップS103では、RSSIにより送
信タイミングをシフトするか否かを判定したが、基地局
10から送信される電力制御信号によって送信タイミン
グをシフトするか否かの判定してもよい。すなわち、基
地局10は、携帯電話機20からの信号の受信電界強度
によって、携帯電話機20の送信電力を制御する電力制
御信号を送信している。この基地局10からの送信電力
の制御信号に基づいて基地局10と携帯電話機20との
間の距離を推定して、携帯電話機20の送信タイミング
を決定してもよい。すなわち、基地局10は、携帯電話
機20からの信号の電界強度が大きいときに、携帯電話
機20の送信電力を制御するので、この基地局10から
指定された送信電力が大きければ、基地局10までの距
離が遠いと推定される。一方、指定された送信電力が小
さければ、基地局10までの距離が近いと推定される。
よって、この指定に基づいて、基地局10と携帯電話機
20との距離を推定して、標準タイミングでよいか、送
信タイミングを早める(S104)必要があるかを判定
するように構成してもよい。
【0032】そして、ステップS105で、基地局10
からの信号から抽出した同期ワードにより送受信タイミ
ングの同期をとる。そして、同期が完了すると(S10
6)、通信チャネルに移り(S107)、通信チャネル
で通話を開始する(S108)。
【0033】図4は、本発明の実施の形態の携帯電話機
の送受信タイミングチャートである。
【0034】本実施の形態の携帯電話機20は、基地局
10との距離を推定して、送信タイミングのシフト量を
計算し、送信タイミングを早める(図3のS104)。
すなわち、基地局10と携帯電話機20との間の往復距
離(2L)に相当する位相差(2Φ)だけ送信タイミン
グを早めて、基地局10に対して上りの信号を送信す
る。このようにすれば、基地局10は、本来の受信タイ
ミングに近いタイミングで携帯電話機20からの信号を
受信することができる。
【0035】本発明の実施の形態では、携帯電話機20
は、CPU8で、基地局10から受信した信号強度を測
定して、測定された受信強度から携帯電話機20と基地
局10との距離を推定して、推定された距離と予め定め
られた値とを比較した結果に基づいて、信号強度が弱い
と判定したときは、基地局10に対して送信する信号の
送信タイミングを早めるので、携帯電話機20が基地局
10との距離を推定し、携帯電話機20の送信タイミン
グを変更することから、基地局10が遠距離にある場合
にも上りの信号が基地局10に到達する際の遅延量を抑
制することができ、基地局10の処理負担を軽減するこ
とができる。
【0036】また、基地局10は、携帯電話機20から
の上りの信号の強度により定めた電力制御信号を携帯電
話機20に送信する。携帯電話機20では、CPU8
で、受信した電力制御信号から携帯電話機20と基地局
10との距離を推定して、推定された距離と予め定めら
れた値とを比較した結果に基づいて、信号強度が弱いと
判定したときは、基地局10に対して送信する信号の送
信タイミングを早めるので、携帯電話機20が基地局1
0との距離を推定し、携帯電話機20の送信タイミング
を変更することから、基地局10が遠距離にある場合に
も上りの信号が基地局10に到達する際の遅延量を抑制
することができ、基地局10の処理負担を軽減すること
ができる。
【0037】さらに、携帯電話機20は、CPU8で、
基地局10からの下りの信号の位相の測定結果により、
携帯電話機20と基地局10との距離が増大している
か、減少しているかを推定して、基地局10に対して送
信する信号の送信タイミングを決定するので、現在の距
離だけでなく、将来の距離を推定して、的確に携帯電話
機20からの上りの信号が基地局10に到達する際の遅
延量を抑制することができ、基地局10の処理負担を軽
減することができる。
【0038】すなわち、基地局10と携帯電話機20と
の距離が遠距離である場合に生じる位相ずれに対して、
最初の応答時にも信号の遅延による位相ずれ(応答遅
れ)が生じることがなくなる。よって、携帯電話機20
の応答遅れにより、基地局10側で回線を切断すること
がなくなる。
【0039】特に、本発明は、発信時又はハンドオーバ
時等の通信チャネル起動時に効果を奏する。基地局10
における制御は、制御チャネルから通信チャネルに移行
するときにその負荷が大きくなるので、このときに携帯
電話機20が主導で、送信タイミングを制御できるの
で、基地局10の制御負荷を増大させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の移動通信システムの構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の移動機のブロック図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態の移動機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態の移動機の送受信タイミ
ングチャートである。
【図5】 従来の移動機の送受信タイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナスイッチ 3 受信部(RF受信部) 4 ベースバンド受信機 5 送信部(RF送信部) 6 変調器 7 デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP) 8 CPU 9 送受話部 10 基地局 20 移動機(携帯電話機)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との間で同期をとりながら無線通
    信を行う無線通信端末において、 前記無線通信端末は、前記基地局から受信した信号強度
    を測定する受信強度測定手段と、 前記受信強度測定手段で測定された受信信号強度と予め
    定められた値とを比較した結果に基づいて、受信信号強
    度が弱いと判定したときは、前記基地局に対して送信す
    る信号の送信タイミングを早める送信タイミング決定手
    段とを有することを特徴とする無線通信端末。
  2. 【請求項2】 前記無線通信端末は、前記受信強度測定
    手段で測定された受信強度から、前記無線通信端末と前
    記基地局との距離を推定する距離推定手段を有し、 前記送信タイミング決定手段は、前記距離推定手段で推
    定された距離と予め定められた値とを比較した結果に基
    づいて、信号強度が弱いと判定したときは、前記基地局
    に対して送信する信号の送信タイミングを早めるように
    動作することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端
    末。
  3. 【請求項3】 基地局との間で同期をとりながら無線通
    信を行う無線通信端末において、 前記無線通信端末は、前記基地局が前記無線通信端末か
    ら受信した信号強度により定めた電力制御信号に基づい
    て、信号強度が弱いと判定したときは、前記基地局に対
    して送信する信号の送信タイミングを早める送信タイミ
    ング決定手段とを有することを特徴とする無線通信端
    末。
  4. 【請求項4】 前記無線通信端末は、前記基地局が前記
    無線通信端末から受信した信号強度により定めた電力制
    御信号を受信して、前記電力制御信号から前記無線通信
    端末と前記基地局との距離を推定する距離推定手段を有
    し、 前記送信タイミング決定手段は、前記距離推定手段で推
    定された距離と予め定められた値とを比較した結果に基
    づいて、信号強度が弱いと判定したときは、前記基地局
    に対して送信する信号の送信タイミングを早めるように
    動作することを特徴とする請求項3に記載の無線通信端
    末。
  5. 【請求項5】 前記距離推定手段は、前記基地局からの
    信号の位相の測定結果に基づいて、前記無線通信端末と
    前記基地局との距離が増大しているか、減少しているか
    を推定し、 前記送信タイミング決定手段は、前記距離推定手段で推
    定された距離の増減により、前記基地局に対して送信す
    る信号の送信タイミングを決定することを特徴とする請
    求項1から4のいずれか一つに記載の無線通信端末。
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