JP2002262334A - 情報提供システムおよび携帯端末 - Google Patents

情報提供システムおよび携帯端末

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JP2002262334A JP2001058661A JP2001058661A JP2002262334A JP 2002262334 A JP2002262334 A JP 2002262334A JP 2001058661 A JP2001058661 A JP 2001058661A JP 2001058661 A JP2001058661 A JP 2001058661A JP 2002262334 A JP2002262334 A JP 2002262334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的狭い領域において各無線携帯端末から
正確に情報を収集しかつ各無線携帯端末に情報を提供す
るシステムを実現する。 【解決手段】 情報提供システムは、ネットワーク(7
0)を介して第1の無線通信基地局(20)と第2の無
線通信基地局(30)とに接続された情報処理装置(5
0)を具える。その情報処理装置は、その第1の基地局
を介して第1の基地局の所定の範囲内に存在する携帯端
末(10〜1n)から識別子を受信し、識別子を処理し
て情報を生成して記憶装置(6)に格納する。その情報
処理装置は、その第2の基地局を介して、その携帯端末
に記憶装置に格納されている情報を送信する。携帯端末
は、第1の基地局に識別子を送信する第1の無線通信部
と、第2の基地局から情報を受信する第2の無線通信部
と、を具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域的情報を収集
し提供するシステムに関し、特に、イベント会場におい
て、各地域内の入場者が所持している無線携帯端末から
送信される特定のデータを収集してそのデータに基づい
て複数の地域の混雑状態に関する情報を生成して各地域
の情報として会場内の各携帯端末に提供するシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】人によって入力されたイベント会場毎の
混雑状況に関する情報をデータベースに蓄積しておい
て、要求に応じて各無線携帯端末にその混雑情報を提供
するシステムは公知である。
【0003】また、固定されたゲートを通過する人数ま
たは固定された2つのゲートの間を通過するのに要した
時間からイベントの待ち人数または待ち時間を算出する
システムは公知である。しかし、そのシステムでは、そ
のゲートを通過した人数とイベントの所定のエリア内の
実際の待ち人数とが異なることがあるので、その実際の
待ち人数を正確にリアルタイムで把握することができな
い。
【0004】また、PHS基地局エリア内の各PHS携
帯端末がその基地局にIDを送信するようにし、各携帯
端末にその要求に応じてその基地局からその基地局エリ
ア内や他の基地局エリア内の混雑状況に関する情報を提
供するシステムは公知である。しかし、そのシステムで
は、最大チャネル数を越える多数の携帯端末が1つの基
地局エリア内に入って来てIDを送信しかつその混雑状
況に関する情報を取得しようとすると、その基地局と携
帯端末の間のトラフィックが限界に達して接続しにくい
状態になって、各基地局エリア内の混雑状況を正確にリ
アルタイムで把握できなくなり、しかも携帯端末から一
般の公衆電話回線網を介したその他の通話やインターネ
ットを介したホームページへのアクセスや電子メール送
受信も行いにくくなる。
【0005】一方、ブルートゥース(Bluetooth)規格の
ような近距離無線通信規格に従って近くの情報処理装置
と通信する携帯情報処理機器が開発されている。ブルー
トゥース規格では、ISM帯と呼ばれる2.4GHz帯
域(2.402〜2.480GHz)が使用され、パワ
ー・クラス1〜3(1mW、2.5mW、100mW)
が規定されており、そのクラスに応じて約10m〜約1
00mの範囲の近距離通信が可能である。その規格では
GFSK変調および周波数ホッピング方式が使用され
る。
【0006】また、例えばIEEE802.11仕様
(規格)に従う使用周波数2.4GHz帯(2.40〜
2.497GHz)のスペクトラム直接拡散方式(DB
PSK変調、DQPSK変調)または周波数ホッピング
方式(GFSK変調)で通信を行う無線LANの基地局
を介して、別の情報処理装置との間で通信する無線通信
機能を有する携帯(モバイル)端末が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ブルートゥース規格や
無線LANを用いて、各携帯端末から識別子を基地局に
送信させることによって、例えば半径5〜10m程度の
小領域に存在する携帯端末または人の数を求める場合、
基地局の最大チャネル数を越えた数の携帯端末がその基
地局内に入って来てかつ同じ基地局を介してその混雑状
況に関する情報を取得しようとすると、上述のPHS基
地局の場合と同様に、その基地局とそれらの携帯端末の
間の通信トラフィックが限界に達して、基地局と携帯端
末は必要な情報を受信しにくくなり、特に基地局は領域
内に存在する携帯端末の識別子の全てを収集することが
できなくなる。
【0008】例えば、ブルートゥース規格に準拠した基
地局および携帯端末を用いる場合、その通信領域を半径
5mとして、携帯端末を持った多数の人が半径0.3m
内に1人の割合でイベントを待っていることを想定する
と、その通信領域内に約280人いることなる。この場
合、1ピコネット当たり7チャネル分確保するとして
も、40個以上のピコネットが必要となる。その場合、
一定間隔の識別子のみの短い送受信は可能であるが、多
数の人が同じ携帯端末を用いてそのイベントおよび他の
イベントの混雑状況を知るために情報アクセスのための
通信を行うと、通信トラフィックが限界に達して、基地
局との間の接続が困難になる。携帯端末からのイベント
情報へのアクセスをしばらく中断すれば、接続できるよ
うになる可能性は高くなるが、その間は携帯端末から識
別子を送信できないため、基地局の通信領域内にある携
帯端末の数をリアルタイムで正確に計数することができ
なくなる。また、そのような形でブルートゥース規格の
携帯端末を用いる場合、実際はせいぜい20個のピコネ
ットでの対応が限界である。しかし、20個ではせいぜ
い140人への対応が限界で、イベントを待っている人
数分の携帯端末に対応できない。
【0009】本発明の主たる目的は、比較的狭い領域に
おいて各無線携帯端末から正確に情報を収集しかつ各無
線携帯端末に情報を提供するシステムを実現することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴によ
れば、情報提供システムは、ネットワークを介して第1
の無線通信基地局と第2の無線通信基地局とに接続され
た情報処理装置を具える。その情報処理装置は、その第
1の基地局を介して第1の基地局の所定の範囲内に存在
する携帯端末から識別子を受信し、識別子を処理して情
報を生成して記憶装置に格納する。その情報処理装置
は、その第2の基地局を介して、その携帯端末に記憶装
置に格納されている情報を送信する。
【0011】本発明の実施形態において、第1の無線通
信基地局は、前記携帯端末の識別子の送信間隔を制御す
る制御信号を前記携帯端末に送信する。また、その情報
処理装置は、周期的な所定期間に受信したその識別子に
基づいてその情報を生成する。
【0012】本発明のさらに別の特徴によれば、携帯端
末は、第1の基地局に識別子を送信する第1の無線通信
部と、第2の無線通信基地局との間で送受信して、第2
の基地局からその識別子に基づいて生成された情報を受
信する第2の無線通信部と、を具えている。
【0013】本発明の実施形態において、第1の無線通
信部は、識別子とともにユーザおよびその同行者に関す
るデータを第1の無線通信基地局に送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による、比較的狭
い1つの領域において各無線携帯端末から情報を収集し
かつ各無線携帯端末に情報を提供するシステムの概略的
構成を示している。そのために、エリア内情報収集およ
び提供サーバ50と、1つの通信領域内に少なくとも1
つの第1の無線通信基地局20、21…と、その通信領
域をカバーする第2の無線通信基地局30とが設けられ
ている。複数の基地局20、21…と、サーバ50と
は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)72を
介して接続されている。1つの領域内に基地局30が複
数ある場合は、その複数の基地局30はLANまたは電
話回線網等のネットワーク72で互いに接続されてい
る。LAN72上の基地局20、21およびサーバ50
と、ネットワーク74上の基地局30とは、さらに、例
えばLAN、電話回線網および/またはインターネット
等のネットワーク70を介して互いに接続されている。
あるいは、ネットワーク70、72および74は1つの
LANを形成するよう構成されていてもよい。但し、基
地局20と基地局30とは、同じ位置に配置されていて
も、同じ通信領域内の互いに離れた位置に配置されてい
てもよい。基地局20と30は基本的に同様の機能を有
するので、以下では主としてに基地局20について説明
する。
【0015】基地局20は複数の携帯端末10、11、
・・・1nの各々との間にRF信号(電波)を送受信す
るための通信経路3を形成する。基地局30は複数の携
帯端末10、11、・・・1nの各々との間に別のRF
信号を送受信するための通信経路4を形成する。携帯端
末10、11、・・・1nは、通信経路3で基地局20
に自己携帯端末に割り当てられた識別子(ID)および
それに関連するデータだけを含んだRF信号を送信し、
別の通信経路4で別の基地局30との間で様々な情報を
送受信できる。携帯端末10、11、・・・1nは、通
信経路4で基地局30を経由して、さらに一般の公衆電
話回線網を介した通話、およびインターネットを介した
ホームページへのアクセスおよび電子メール送受信を行
えるようにしてもよい。
【0016】エリア内情報収集および提供サーバ50
は、基地局20のエリア内の個々の携帯端末10〜1n
から送信された個々の識別子を受け取って記憶装置に格
納し、その識別子の数を計数し、それによってエリア内
の携帯端末10〜1nの数を判定して保存する。通信経
路3上では、携帯端末10〜1nから基地局20に基本
的に識別子とそれに関連するデータだけが送信されるの
で、送受信されるデータ量は少なくて済む。エリア内情
報収集および提供サーバ50は、イベントを待つ人々が
短時間に大きく移動することは少ないので、各携帯端末
10〜1nから周期的に例えば2〜3分の期間に2〜3
分間隔でそれぞれの識別子に関するデータを取得すれば
充分である。従って、通信経路3の通信トラフィックが
限界に達することは極めて少なく、基地局20の通信経
路3の通信状態は良好に保たれる。
【0017】一方、各携帯端末10〜1nは、通信経路
4で基地局30を介してエリア内情報収集および提供サ
ーバ50にアクセスして、そこに保存されている情報を
受け取ることができる。基地局30の通信経路4は、携
帯端末10〜1nからのアクセスが集中して通信トラフ
ィックが限界に達してその携帯端末からサーバ50への
接続が困難になっても、しばらく待てば接続が可能にな
る。
【0018】このように、携帯端末10〜1nとサーバ
50の間の通信経路を識別子用の送信経路3と地域情報
用の通信経路4とに分離することによって、サーバ50
は、基地局30の通信経路4のトラフィック増大の影響
を受けることなく、基地局20を介して各携帯端末10
〜1nから識別子を確実に取得でき、ほぼリアルタイム
でエリア内の混雑状況を把握することができる。
【0019】例えば20m×30m程度の距離範囲の領
域の基地局20と携帯端末10〜1nの間の通信には、
近距離無線通信規格として、例えばブルートゥース規格
または無線LAN規格を適用すればよい。ブルートゥー
ス規格を採用する場合、基地局20に1つの周波数ホッ
ピングパターンを使用する1つのピコネットを設けると
すると、1ピコネットで時分割7チャネルを確保でき、
ホッピングパターンの異なる40個のピコネットを用意
すれば、1モジュールで合計280個の携帯端末に対応
できる。その1チャネルにおいて識別子の送信間隔は、
長くても2秒程度であり、7人に対して14秒を要す
る。従って、イベントなどで待っている状態では、識別
子は約3分毎に送信すれば充分である。基地局20と同
じ位置に、または基地局20から離れたその同じ領域内
の別の位置に、別の周波数チャネルを使用するモジュー
ルを有する基地局21を設けても、または基地局20の
近距離通信規格および基地局30の通信規格のいずれと
も異なる別の近距離通信規格に従うモジュールを有する
基地局21を設けてもよい。
【0020】一方、エリア情報等の情報の送受信を行う
基地局30と携帯端末10〜1nの間の通信には、例え
ば近距離通信のPHS規格を用いてもよい。あるいは、
その通信に、無線LAN規格、または携帯電話(PD
C)等の移動体通信網規格を用いてもよい。
【0021】図2は携帯端末10の構成を示している。
携帯端末10は、無線通信処理部11、無線通信処理部
12、データ処理部13、制御部15、メモリ15、ス
ピーカSPおよびマイクロホンMCに接続された音声処
理部16、操作キー等の入力部17および表示部18を
含んでいる。無線通信処理部11と無線通信処理部12
は互いに異なる通信規格のモジュールである。無線通信
処理部11は、例えば近距離通信のPHSのような携帯
電話用通信モジュールであることが好ましく、無線LA
Nのような近距離無線通信モジュールであってもよい。
無線通信処理部12は、例えばブルートゥース規格のよ
うな近距離無線通信モジュールであることが好ましく、
無線LAN規格のモジュールであってもよい。無線通信
処理部12には2つ以上の周波数チャネルを設けてもよ
い。あるいは、携帯端末10に、使用する周波数チャネ
ルが互いに異なる無線通信処理部12(モジュール)を
2つ以上設けてもよい。その場合、無線通信処理部12
の一方の周波数チャネル(f1)はそれと同じ周波数チ
ャネルの基地局20と通信し、他方の周波数チャネル
(f2)はそれと同じ周波数チャネルの基地局21と通
信するように構成できる。また、携帯端末10は、無線
通信処理部11および無線通信処理部12のいずれの通
信規格とも異なる別の近距離無線通信規格に従う別の無
線通信処理部(図示せず)を含んでいてもよい。その場
合、その別の通信処理部はそれと同じ通信規格に従う基
地局21と通信するように構成できる。
【0022】携帯端末10の無線通信処理部12は、所
定の周波数分割多重チャネル上の所定の時分割多重チャ
ネル上で、基地局20からの周期的要求に応答して、識
別子を含んだ応答を基地局20に送信する。基地局20
はその要求を送信した直後にその通信を切断(終了)す
る。無線通信処理部12はその応答を送信した直後にそ
の通信を切断(終了)する。あるいは、携帯端末10の
無線通信処理部12は、基地局20の要求とは関係な
く、識別子およびそれに関連する短いデータを基地局2
0に周期的に送信してもよい。基地局20は通信経路3
の通信トラフィックが上昇したことを検出したときは、
基地局20から携帯端末10に識別子の送信間隔を長く
するよう命令する制御信号を送ってもよい。また、携帯
端末10は、通信経路3の通信トラフィックに応じて動
作して識別子の送信間隔を変化させてもよい。携帯端末
10は、その識別子に関連するデータとして、携帯端末
のユーザ(即ち所持者)とその同行者の人数、各人の年
齢、性別、等の個人データを、識別子に付加して無線通
信処理部12から基地局20に送信してもよい。その個
人データは、イベント会場に入場したときまたはその前
に、携帯端末10のユーザが入力部17を操作すること
によってデータ入力され、そのデータをデータ処理部1
3が処理してメモリ15に予め格納されている。
【0023】携帯端末10の無線通信処理部11は基地
局30との間の通信に用いられる。ユーザは、入力部1
7を操作することによって、その無線通信処理部11、
基地局30およびネットワーク70を介してサーバ50
にアクセスしてそこに蓄積されている様々な情報にアク
セスし、その情報を受信して携帯端末10の表示部18
に表示させることができる。さらに、ユーザは、携帯端
末10の音声処理部16および無線通信処理部11を用
いて、基地局30を介して会場内の他の携帯端末との間
で通話することもでき、さらに電話回線網70を介して
会場外の他の電話機との間で通話することもできる。
【0024】図3は、図1の構成の基地局20とLAN
を介して接続されたエリア内情報収集および提供サーバ
50の構成をより詳細に示している。情報収集および提
供サーバ50は、エリア内情報保存手段5、エリア内情
報蓄積手段6、情報処理手段7、および携帯端末ユーザ
情報登録手段8で構成されている。これらの手段5、
6、7および8はLAN72を介して互いに接続されて
いる。サーバ50には、LAN72を介して、さらにイ
ベント・エリアの例えば入口および/または出口に設け
られたエリア内人数計数手段9が接続されていてもよ
い。エリア内人数計数手段9は、イベント・エリア内に
現在滞在する人数(即ち、イベントを待っている人数と
立っていない人数の合計)を計数または推定するための
もので例えばバー押し式カウンタまたはゲート通過人数
カウンタを含んでいる。
【0025】図3のエリア内情報保存手段5は、基地局
20のエリア内の携帯端末10〜1nから収集した識別
子を保存し、さらにそれをエリア内情報処理手段7によ
って計数して求められた識別子の数すなわち携帯端末1
0〜1nの数を保存する。
【0026】エリア内情報蓄積手段6は、種々のエリア
情報のデータベースであり、少なくとも、エリア内の携
帯端末10〜1nの識別子(ID)と、携帯端末10〜
1nが基地局20のエリア内に入った時間およびそのエ
リアから出た時間とを記録し、携帯端末10〜1nによ
って閲覧可能な形に情報処理手段7によって加工処理さ
れた情報も蓄積する。エリア内情報蓄積手段6は、各イ
ベントに関するその他の情報を蓄積して携帯端末10〜
1nに提供できるようにしてもよい。
【0027】蓄積手段6には、さらに、例えば、携帯端
末の識別子、携帯端末のユーザとその同行者の人数、各
人の年齢、性別、等の個人データが保存される。その個
人データは、携帯端末ユーザ情報登録手段8によって登
録され、ネットワーク72経由して蓄積手段6に保存す
ればよい。その携帯端末ユーザ情報登録手段8は、任意
の位置、例えば複数のイベントの会場の最初の入口に1
つ設置すればよく、ネットワーク72を介してサーバ5
0のその他の手段5〜7に接続されている。
【0028】登録手段8は、基地局20とは別の例えば
最初の会場入口に設けられた基地局(図示せず)を介し
て、携帯端末10〜1nから識別子および個人データを
受信すればよい。あるいは、登録手段8は、基地局20
を介して携帯端末10〜1nから識別子に付加されて送
信されて来た個人データを受信して処理してもよい。こ
のデータに基づいて、会場内の各年齢層毎の人数、各イ
ベント毎の待ち時間、等の情報が得られる。イベントの
主催者は、その情報に基づいてイベントをより効果的に
運営することができる。
【0029】情報処理手段6は、周期的に所定期間にお
けるエリア内の識別子を計数してエリア内の携帯端末数
を判定し、エリア内の携帯端末の数と人数に関する参照
データとに基づいてエリア内の推定通過人数、参加待ち
人数、およびその人数から予想待ち時間等を計算して、
エリア内情報蓄積手段6に保存する。ユーザは、携帯端
末10〜1nを操作してその蓄積手段6にアクセスして
そこに保存されているイベント参加待ち推定人数および
その予想待ち時間等の情報を取得して、その表示部18
に表示することができる。
【0030】図4は、図1と同様の構成を有する複数の
通信エリア1〜3を設けて各エリア間をLAN等のネッ
トワーク80を介して接続した場合の構成を示している
ネットワーク80は図1のLAN72で構成してもよ
い。通信エリアは図1と同じ構成を有する。通信エリア
2および3には、それぞれエリア内情報収集および提供
サーバ51および52と、それぞれ第1の基地局22お
よび23と、第2の基地局31および32とが設けられ
ている。サーバ50、51および52は、図3の構成に
加えてネットワーク80に接続するためのネットワーク
・インタフェースを具えている(図示せず)。図4にお
いて、エリア1内の携帯端末10は、エリア1内のサー
バ50を介してエリア3のサーバ52にアクセスしてエ
リア3の地域情報(混雑情報)を取得することができ
る。これによって、エリア1内の携帯端末10で他のエ
リア3のイベントの混雑状況を知ることができる。それ
によって、入場者は複数のイベント会場を効率良く回る
ことができ、また入場者を各イベントに効率良く分散さ
せることができる。なお、図3の情報収集および提供サ
ーバ50の1つの登録手段8を、複数のエリア1〜3の
各情報収集および提供サーバ50〜52によってネット
ワーク70を介して共用するよう構成してもよい。
【0031】近距離無線通信経路3を介して得られる携
帯端末の数は実際の人数と同じとは限らず、各人が1個
の携帯端末を持たない限り実際の人数はそれより少なく
なる。一方、エリア内情報処理手段7は、上述の個人デ
ータの携帯端末ユーザおよびその同行者の人数から各エ
リアにおける実際の人数をより正確に推定することがで
きる。また、エリア内情報処理手段7は、携帯端末の数
と参照データとから各エリアにおける実際の人数を推定
することもできる。エリア内情報処理手段7は、さらに
その人数に基づいて各イベントの予想待ち時間を計算し
てエリア内情報蓄積手段6に保存する。その際、イベン
ト・エリアの例えば入口に設けられたエリア内人数計数
手段9を用いて、入口における単位時間当たりの実際の
通過人数やイベントへの参加人数を収集しさらに過去の
統計データを参照することによって、より正確な予想待
ち時間を求めて提供することができる。
【0032】以上説明した実施形態は典型例として挙げ
たに過ぎず、その変形およびバリエーションは当業者に
とって明らかであり、当業者であれば本発明の原理およ
び請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく
上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかであ
る。
【0033】(付記1) ネットワークを介して第1の
無線通信基地局と第2の無線通信基地局とに接続された
情報処理装置を具える情報提供システムであって、前記
情報処理装置は、前記第1の無線通信基地局を介して前
記第1の無線通信基地局の所定の範囲内に存在する携帯
端末から識別子を受信し、前記識別子を処理して情報を
生成して記憶装置に格納し、前記情報処理装置は、さら
に、前記第2の無線通信基地局を介して、前記記憶装置
に格納されている前記情報を前記携帯端末に送信するも
のであること、を特徴とする、情報提供システム。 (付記2) 前記第1の無線通信基地局の通信規格と前
記第2の無線通信基地局の通信規格とが異なることを特
徴とする、付記1に記載の情報提供システム。 (付記3) 前記情報は予想待ち時間を表すものであ
る、付記1に記載の情報提供システム。 (付記4) 前記情報は前記所定の範囲内に存在する携
帯端末の数を表すものである、付記1に記載の情報提供
システム。 (付記5) 前記情報は前記所定の範囲内に滞在する推
定人数を表すものである、付記1に記載の情報提供シス
テム。 (付記6) 前記情報処理装置は、前記第2の無線通信
基地局を介して、前記携帯端末から要求を受信し、前記
要求に応答して前記情報を前記携帯端末に送信するもの
であることを特徴とする、付記1に記載の情報提供シス
テム。 (付記7) 前記情報処理装置は、前記第2の無線通信
基地局を介して、前記携帯端末から要求を受信し、前記
要求に応答して前記携帯端末に前記情報とは異なる別の
情報を送信するものであり、前記別の情報は、前記所定
の範囲の外にある別の携帯端末の識別子を処理して生成
されたものであることを特徴とする、付記1に記載の情
報提供システム。 (付記8) 前記情報処理装置は、前記第2の無線通信
基地局を介して、前記携帯端末から要求を受信し、前記
要求に応答してネットワークを介して別の情報処理装置
から前記情報とは異なる別の情報を受信して前記携帯端
末に送信するものであることを特徴とする、付記1に記
載の情報提供システム。 (付記9) 前記第1の無線通信基地局は、前記携帯端
末の識別子の送信間隔を制御する制御信号を前記携帯端
末に送信するものであることを特徴とする、付記1に記
載の情報提供システム。 (付記10) 前記第1の無線通信基地局は近距離通信
規格に従うものであることを特徴とする、付記1に記載
の情報提供システム。 (付記11) 前記情報処理装置は、周期的な所定期間
に受信した前記識別子に基づいて前記情報を生成するも
のであることを特徴とする、付記1に記載の情報提供シ
ステム。 (付記12) 前記情報処理装置は、前記第1の無線通
信基地局を介して前記第1の無線通信基地局の所定の範
囲内に存在する携帯端末から識別子とともにユーザおよ
びその同行者に関するデータを受信して前記記憶装置に
格納するものであることを特徴とする、付記1に記載の
情報提供システム。 (付記13) 前記第1の基地局の前記所定の範囲内の
人数を計数する人数計数手段をさらに具える、付記1に
記載の情報提供システム。 (付記14) 前記携帯端末のユーザに関するデータを
登録する手段をさらに具える、付記1に記載の情報提供
システム。 (付記15) 1つの領域に前記第1の無線通信基地局
が複数設けられていることを特徴とする、付記1に記載
の情報提供システム。 (付記16) 前記識別子は前記所定の範囲において前
記第1の無線通信基地局だけを介して受信され、前記情
報は前記第2の無線通信基地局だけを介して受信される
ものであることを特徴とする、付記1に記載の情報提供
システム。 (付記17) 所定の範囲内に存在する第1の無線通信
基地局に識別子を送信する第1の無線通信部と、 第2の無線通信基地局との間で送受信して、前記第2の
無線通信基地局から前記識別子に基づいて生成された情
報を受信する第2の無線通信部と、を具える、携帯端
末。 (付記18) 前記第1の無線通信部の通信規格と前記
第2の無線通信部の通信規格とが異なることを特徴とす
る、付記17に記載の携帯端末。 (付記19) 前記情報は予想待ち時間を表すものであ
る、付記16に記載の携帯端末。 (付記20) 前記情報は前記所定の距離範囲内に存在
する携帯端末の数を表すものである、付記17に記載の
携帯端末。 (付記21) 前記情報は前記所定の距離範囲内に滞在
する推定人数を表すものである、付記16に記載の携帯
端末。 (付記22) 前記所定の範囲の外にある別の携帯端末
の識別子を処理して生成された別の情報を前記第2の無
線通信基地局から受信することを特徴とする、付記17
に記載の携帯端末。 (付記23) 前記第1の無線通信部は前記識別子を所
定の間隔で送信するものであることを特徴とする、付記
17に記載の携帯端末。 (付記24) 前記第1の無線通信部は、前記第1の無
線通信基地局から受信した制御信号に従って、前記識別
子の送信間隔を変更するものであることを特徴とする、
付記17に記載の携帯端末。 (付記25) 前記第1の無線通信部は近距離通信規格
に従うものであることを特徴とする、付記17に記載の
携帯端末。 (付記26) 前記第1の無線通信部は、前記識別子と
ともにユーザおよびその同行者に関するデータを前記第
1の無線通信基地局に送信するものであることを特徴と
する、付記17に記載の携帯端末。 (付記27) 前記識別子は前記第1の無線通信部のみ
によって送信され、前記識別子に関連する情報は第2の
無線通信部のみによって受信されるのもであることを特
徴とする、付記17に記載の携帯端末。
【0034】
【発明の効果】本発明は、前述の特徴によって、比較的
狭い領域において携帯端末から情報を収集しかつ携帯端
末に様々な情報を提供するシステムを実現できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による比較的狭い1つの領域に
おいて各携帯端末から情報を収集しかつ各携帯端末に情
報を提供するシステムの概略的構成を示している。
【図2】図2は携帯端末の構成を示している。
【図3】図3は、図1の構成の第1の基地局とLANを
介して接続されたエリア内情報収集および提供サーバの
構成をより詳細に示している。
【図4】図4は、図1と同様の通信エリア1〜3を複数
箇所設けて各エリア間をLAN等のネットワークで接続
した場合の構成を示している。
【符号の説明】
10、11、・・・、1n 携帯端末 20、21 第1の無線通信基地局 30 第2の無線通信基地局 50 エリア内情報収集および提供サーバ 70 ネットワーク 72 LAN 74 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 勇 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA21 BB21 BB27 DD17 DD51 EE02 EE10 EE35 EE54 EE56 FF02 FF23 HH23 KK15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して第1の無線通信基
    地局と第2の無線通信基地局とに接続された情報処理装
    置を具える情報提供システムであって、 前記情報処理装置は、前記第1の無線通信基地局を介し
    て前記第1の無線通信基地局の所定の範囲内に存在する
    携帯端末から識別子を受信し、前記識別子を処理して情
    報を生成して記憶装置に格納し、 前記情報処理装置は、さらに、前記第2の無線通信基地
    局を介して、前記記憶装置に格納されている前記情報を
    前記携帯端末に送信するものであること、を特徴とす
    る、情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の無線通信基地局は、前記携帯
    端末の識別子の送信間隔を制御する制御信号を前記携帯
    端末に送信するものであることを特徴とする、請求項1
    に記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置は、周期的な所定期間
    に受信した前記識別子に基づいて前記情報を生成するも
    のであることを特徴とする、請求項1に記載の情報提供
    システム。
  4. 【請求項4】 所定の範囲内に存在する第1の無線通信
    基地局に識別子を送信する第1の無線通信部と、 第2の無線通信基地局との間で送受信して、前記第2の
    無線通信基地局から前記識別子に基づいて生成された情
    報を受信する第2の無線通信部と、を具える、携帯端
    末。
  5. 【請求項5】 前記第1の無線通信部は、前記識別子と
    ともにユーザおよびその同行者に関するデータを前記第
    1の無線通信基地局に送信するものであることを特徴と
    する、請求項4に記載の携帯端末。
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