JP2002261688A - 携帯端末の制御システム、携帯端末及び携帯端末用プログラム - Google Patents

携帯端末の制御システム、携帯端末及び携帯端末用プログラム

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JP2002261688A
JP2002261688A JP2001056987A JP2001056987A JP2002261688A JP 2002261688 A JP2002261688 A JP 2002261688A JP 2001056987 A JP2001056987 A JP 2001056987A JP 2001056987 A JP2001056987 A JP 2001056987A JP 2002261688 A JP2002261688 A JP 2002261688A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 航空機内等の携帯端末の利用が深刻な問題と
なるエリアにおいて、携帯端末の利用による悪影響を低
減するとともに、携帯端末の利便性を損なうのを防止す
るのに好適な携帯端末の制御システムを提供する。 【解決手段】 レベル抑制モードの設定に関する設定信
号を常時送信する設定用制御基地局200を、搭乗口1
0の入口12に配置し、レベル抑制モードの設定解除に
関する解除信号を常時送信する解除用制御基地局210
を、搭乗口10の出口14に配置する。携帯端末100
は、設定信号を受信したときは、レベル抑制モードを設
定し、解除信号を受信したときは、レベル抑制モードの
設定を解除するようになっている。レベル制御モードで
ないときは、地上無線基地局と無線通信が可能となり、
レベル制御モードのときは、地上無線基地局と通信を行
うときの出力レベルよりも低いレベルの電波出力で、機
内無線基地局と無線通信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末による発
信の抑制を希望するエリア内で携帯端末を制御するシス
テム並びにそれに適用する端末およびプログラムに係
り、特に、航空機内等の携帯端末の利用が深刻な問題と
なるエリアにおいて、携帯端末の利用による悪影響を低
減するとともに、携帯端末の利便性を損なうのを防止す
るのに好適な携帯端末の制御システム、携帯端末および
携帯端末用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、公共の場における携帯電話利用者
のマナー問題が大きな社会問題として取り沙汰されてい
る。例えば、図書館や映画館のような静閑な場所では、
携帯電話の僅かな着信音や話し声でも周囲の人達に不快
な感じを与えるし、病院や混雑した電車内では、携帯電
話の利用がペースメーカ利用者の人命にかかわる問題で
あり無視することができない。そこで、最近の携帯電話
には、着信音を振動に代えて通知を行うマナーモードを
実現する機能が搭載されるようになり、携帯電話の利用
者は、携帯電話の利用を控えるべき公共の場では、マナ
ーモードに設定することにより着信音の発信を禁止する
ようにしている。
【0003】従来、基地局からの信号によりマナーモー
ドを設定する携帯端末としては、例えば、特許第301262
9号公報に開示された携帯電話があった。これは、サー
ビスエリアを複数の無線ゾーンに分割し、各無線ゾーン
ごとに固有の基地局IDを割り当てた基地局を配置した
移動電話通信システムに用いられ、基地局との間で無線
信号の送受信を行い相手先と通信を行う携帯電話であ
る。具体的には、自己の携帯電話の動作モードとして着
信音を無鳴動にするなど自己の携帯電話の使用が周囲の
迷惑にならないようにするマナーモードに設定したい最
初の無線ゾーンを管轄する基地局の基地局IDをマナー
モード設定用基地局IDとして記憶する手段と、マナー
モードに設定したい最後の無線ゾーンを管轄する基地局
の基地局IDをマナーモード解除用基地局IDとして記
憶する手段とを備える。そして、自己の携帯電話が存在
する無線ゾーンを管轄する基地局からの受信信号に含ま
れる基地局IDを抽出し、記憶したマナーモード設定用
基地局IDおよびマナーモード解除用基地局IDと一致
するか比較し、マナーモード設定用基地局IDと一致し
たら自己の携帯端末をマナーモードに自動設定し、マナ
ーモード解除用基地局IDと一致したら当該基地局ID
を受信できなくなった時点で自己の携帯端末のマナーモ
ードの設定を自動解除するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話のように、たとえマナーモード機能を充実
させたとしても、マナーモードで受信したときに通話す
るか否かの判断は結局利用者が行うことになるため、携
帯電話の利用に対するマナーは、依然として利用者に委
ねられることになる。図書館等での利用についてはまだ
しも、携帯端末の利用の可否が利用者に委ねられては非
常に問題となる状況もある。例えば、航空機内がそれで
ある。航空機内では、携帯電話の利用が機器や計器に悪
影響を及ぼす可能性があり、多くの人命にかかわる問題
である。
【0005】そこで、航空機内では、携帯電話の利用を
完全に禁止することも考えられるが、それでは、携帯電
話の利便性を著しく損なうばかりか、逆に緊急事態が発
生したときに外部と連絡がとれなくなり、また問題であ
る。携帯電話の利用が航空機内の機器や計器に悪影響を
与える要因としては、携帯電話の電波の出力レベルが大
きいことおよび携帯電話の使用周波数が高いことが主と
してある。この問題を解決するため、特開平10-200462
号公報には、各利用者の携帯端末と航空機内に配置され
た基地局とをケーブルで接続し、携帯端末から直接電波
を発信するのではなく、ケーブルを介して航空機内の基
地局から外部に発信するという技術が開示されている。
これにより、航空機内の基地局が発信する電波の出力レ
ベルや使用周波数を機器や計器に悪影響を与えない程度
の値に設定すれば、携帯電話の利用による機器や計器へ
の悪影響を抑えることができるとともに、携帯電話の利
便性を損なう可能性も少なくなる。
【0006】しかしながら、特開平10-200462号公報の
携帯電話システムであっても、携帯端末と航空機内の基
地局とをケーブルで接続して利用するかは結局利用者に
委ねられることになるため、利用者がそのシステムの存
在を知らずに普通に利用したり、ケーブルの接続を億劫
がって怠ったりした場合には、機器や計器に悪影響を与
える可能性があり、まだまだ完全ではない。
【0007】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、航空機内等の携帯端末の利用が深刻な問題となるエ
リアにおいて、携帯端末の利用による悪影響を低減する
とともに、携帯端末の利便性を損なうのを防止するのに
好適な携帯端末の制御システム、携帯端末および携帯端
末用プログラムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の携帯端末の制御システ
ムは、携帯端末と、無線通信により前記携帯端末を制御
する制御基地局とを備え、前記携帯端末による発信の抑
制を希望するエリア内で前記携帯端末を制御するシステ
ムであって、前記制御基地局は、前記携帯端末の電波の
出力レベルを抑制するレベル抑制モードの設定に関する
設定信号を、前記携帯端末が前記エリアに進入するとき
または前記エリアに属しているときに受信可能となるよ
うに送信するようになっており、前記携帯端末は、電波
の出力レベルを抑制するレベル抑制手段を有し、前記設
定信号を受信したときは、前記レベル抑制手段による抑
制を行うようになっている。
【0009】このような構成であれば、制御基地局で
は、レベル抑制モードの設定に関する設定信号が、携帯
端末がエリアに進入するときまたはエリアに属している
ときに受信可能となるように送信される。一方、携帯端
末では、エリアに進入するかエリアに属していると、設
定信号を受信することができる。設定信号を受信する
と、レベル抑制手段により、電波の出力レベルが抑制さ
れる。
【0010】ここで、制御基地局は、設定信号を、携帯
端末がエリアに進入するときまたはエリアに属している
ときに受信可能となるように送信するようになっていれ
ばどのような構成であってもよく、エリア内に配置され
ていてもよいし、エリア外に配置されていてもよい。後
者の場合、制御基地局は、例えば、携帯端末から位置情
報を受信し、受信した位置情報に基づいて携帯端末がエ
リアに進入しまたはエリアに属していると判定したとき
は、設定信号をその携帯端末に送信するようになってい
ればよい。以下、請求項2、3および5記載の携帯端末
の制御システム、請求項9および10記載の携帯端末、
並びに請求項11および12記載の携帯端末用プログラ
ムにおいて同じである。
【0011】さらに、本発明に係る請求項2記載の携帯
端末の制御システムは、携帯端末と、無線通信により前
記携帯端末を制御する制御基地局とを備え、前記携帯端
末による発信の抑制を希望するエリア内で前記携帯端末
を制御するシステムであって、前記制御基地局は、前記
携帯端末の電波の周波数を低下させる周波数低下モード
の設定に関する設定信号を、前記携帯端末が前記エリア
に進入するときまたは前記エリアに属しているときに受
信可能となるように送信するようになっており、前記携
帯端末は、電波の周波数を低下させる周波数低下手段を
有し、前記設定信号を受信したときは、前記周波数低下
手段による低下を行うようになっている。
【0012】このような構成であれば、制御基地局で
は、周波数低下モードの設定に関する設定信号が、携帯
端末がエリアに進入するときまたはエリアに属している
ときに受信可能となるように送信される。一方、携帯端
末では、エリアに進入するかエリアに属していると、設
定信号を受信することができる。設定信号を受信する
と、周波数低下手段により、電波の周波数が低下する。
【0013】さらに、本発明に係る請求項3記載の携帯
端末の制御システムは、携帯端末と、無線通信により前
記携帯端末を制御する制御基地局と、第1通信方式で前
記携帯端末と無線通信を行う第1基地局とを備え、さら
に、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で前記携
帯端末と無線通信を行う第2基地局を、前記携帯端末に
よる発信の抑制を希望するエリア内に配置し、前記エリ
ア内で前記携帯端末を制御するシステムであって、前記
制御基地局は、前記携帯端末の電波の出力レベルを抑制
するレベル抑制モードの設定に関する設定信号を、前記
携帯端末が前記エリアに進入するときまたは前記エリア
に属しているときに受信可能となるように送信するよう
になっており、前記携帯端末は、所定レベルの電波出力
で前記第1基地局と無線通信を行う第1無線通信手段
と、前記所定レベルよりも低いレベルの電波出力で前記
第2基地局と無線通信を行う第2無線通信手段と、前記
第1無線通信手段および前記第2無線通信手段のいずれ
かを通信用として設定する通信路切換手段とを有し、前
記設定信号を受信したときは、前記通信路切換手段によ
り前記第2無線通信手段を通信用として設定するように
なっている。
【0014】このような構成であれば、制御基地局で
は、レベル抑制モードの設定に関する設定信号が、携帯
端末がエリアに進入するときまたはエリアに属している
ときに受信可能となるように送信される。一方、携帯端
末では、エリアに進入するかエリアに属していると、設
定信号を受信することができる。設定信号を受信する
と、通信路切換手段により、第2無線通信手段が通信用
として設定され、第2無線通信手段により、所定レベル
よりも低いレベルの電波出力で第2基地局と無線通信が
行われる。
【0015】さらに、本発明に係る請求項4記載の携帯
端末の制御システムは、請求項3記載の携帯端末の制御
システムにおいて、前記制御基地局は、前記レベル抑制
モードの設定解除に関する解除信号を、前記携帯端末が
前記エリアから退出するときに受信可能となるように送
信するようになっており、前記携帯端末は、前記解除信
号を受信したときは、前記通信路切換手段により前記第
1無線通信手段を通信用として設定するようになってい
る。
【0016】このような構成であれば、制御基地局で
は、レベル抑制モードの設定解除に関する解除信号が、
携帯端末がエリアから退出するときに受信可能となるよ
うに送信される。一方、携帯端末では、エリアから退出
すると、解除信号を受信することができる。解除信号を
受信すると、通信路切換手段により、第1無線通信手段
が通信用として設定され、第1無線通信手段により、所
定レベルの電波出力で第1基地局と無線通信が行われ
る。
【0017】ここで、制御基地局は、解除信号を、携帯
端末がエリアから退出するときに受信可能となるように
送信するようになっていればどのような構成であっても
よく、エリア内に配置されていてもよいし、エリア外に
配置されていてもよい。後者の場合、制御基地局は、例
えば、携帯端末から位置情報を受信し、受信した位置情
報に基づいて携帯端末がエリアに進入しまたはエリアに
属していると判定したときは、解除信号をその携帯端末
に送信するようになっていればよい。以下、請求項6記
載の携帯端末の制御システムにおいて同じである。
【0018】また、設定信号を送信する制御基地局と解
除信号を送信する制御基地局とは、いずれも同一であっ
てもよいし、それぞれ異なっていてもよい。以下、請求
項6記載の携帯端末の制御システムにおいて同じであ
る。さらに、本発明に係る請求項5記載の携帯端末の制
御システムは、携帯端末と、無線通信により前記携帯端
末を制御する制御基地局と、第1周波数で前記携帯端末
と無線通信を行う第1基地局とを備え、さらに、前記第
1周波数よりも低い第2周波数で前記携帯端末と無線通
信を行う第2基地局を、前記携帯端末による発信の抑制
を希望するエリア内に配置し、前記エリア内で前記携帯
端末を制御するシステムであって、前記制御基地局は、
前記携帯端末の電波の周波数を低下させる周波数低下モ
ードの設定に関する設定信号を、前記携帯端末が前記エ
リアに進入するときまたは前記エリアに属しているとき
に受信可能となるように送信するようになっており、前
記携帯端末は、前記第1基地局と無線通信を行う第1無
線通信手段と、前記第2基地局と無線通信を行う第2無
線通信手段と、前記第1無線通信手段および前記第2無
線通信手段のいずれかを通信用として設定する通信路切
換手段とを有し、前記設定信号を受信したときは、前記
通信路切換手段により前記第2無線通信手段を通信用と
して設定するようになっている。
【0019】このような構成であれば、制御基地局で
は、周波数低下モードの設定に関する設定信号が、携帯
端末がエリアに進入するときまたはエリアに属している
ときに受信可能となるように送信される。一方、携帯端
末では、エリアに進入するかエリアに属していると、設
定信号を受信することができる。設定信号を受信する
と、通信路切換手段により、第2無線通信手段が通信用
として設定され、第2無線通信手段により、第1周波数
よりも低い第2周波数で第2基地局と無線通信が行われ
る。
【0020】さらに、本発明に係る請求項6記載の携帯
端末の制御システムは、請求項5記載の携帯端末の制御
システムにおいて、前記制御基地局は、前記周波数低下
モードの設定解除に関する解除信号を、前記携帯端末が
前記エリアから退出するときに受信可能となるように送
信するようになっており、前記携帯端末は、前記解除信
号を受信したときは、前記通信路切換手段により前記第
1無線通信手段を通信用として設定するようになってい
る。
【0021】このような構成であれば、制御基地局で
は、周波数低下モードの設定解除に関する解除信号が、
携帯端末がエリアから退出するときに受信可能となるよ
うに送信される。一方、携帯端末では、エリアから退出
すると、解除信号を受信することができる。解除信号を
受信すると、通信路切換手段により、第1無線通信手段
が通信用として設定され、第1無線通信手段により、第
1周波数で第1基地局と無線通信が行われる。
【0022】さらに、本発明に係る請求項7記載の携帯
端末の制御システムは、請求項4および6のいずれかに
記載の携帯端末の制御システムにおいて、前記制御基地
局は、前記設定信号を送信する設定用制御基地局と、前
記解除信号を送信する解除用制御基地局とからなり、前
記設定用制御基地局を、前記携帯端末が前記エリアに進
入すると思われる箇所に配置し、前記解除用制御基地局
を、前記携帯端末が前記エリアから退出すると思われる
箇所に配置した。
【0023】このような構成であれば、設定用制御基地
局が、携帯端末がエリアに進入すると思われる箇所に配
置されているので、携帯端末では、エリアに進入する
と、設定信号を比較的確実に受信することができる。ま
た、解除用制御基地局が、携帯端末がエリアから退出す
ると思われる箇所に配置されているので、携帯端末で
は、エリアから退出すると、解除信号を比較的確実に受
信することができる。
【0024】ここで、携帯端末がエリアに進入すると思
われる箇所としては、例えば、病院であるならばその入
口がそれに該当し、航空機であるならば搭乗口がそれに
該当する。また、携帯端末がエリアから退出すると思わ
れる箇所としては、例えば、病院であるならばその出口
がそれに該当する。もちろん、これらの箇所は、いずれ
も同一であってもよいし、それぞれ異なっていてもよ
い。
【0025】さらに、本発明に係る請求項8記載の携帯
端末の制御システムは、請求項3ないし7のいずれかに
記載の携帯端末の制御システムにおいて、前記携帯端末
と前記制御基地局とは、近距離無線通信により通信を行
うようになっている。このような構成であれば、携帯端
末と制御基地局との間では、近距離無線通信により通信
が行われる。
【0026】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項9記載の携帯端末は、請求項1記載の携帯
端末の制御システムにおける制御基地局と無線通信を行
う端末であって、電波の出力レベルを抑制するレベル抑
制手段を備え、前記設定信号を受信したときは、前記レ
ベル抑制手段による抑制を行うようになっている。この
ような構成であれば、請求項1記載の携帯端末の制御シ
ステムにおける携帯端末と同等の作用が得られる。
【0027】さらに、本発明に係る請求項10記載の携
帯端末は、請求項2記載の携帯端末の制御システムにお
ける制御基地局と無線通信を行う端末であって、電波の
周波数を低下させる周波数低下手段を備え、前記設定信
号を受信したときは、前記周波数低下手段による低下を
行うようになっている。このような構成であれば、請求
項2記載の携帯端末の制御システムにおける携帯端末と
同等の作用が得られる。
【0028】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項11記載の携帯端末用プログラムは、コン
ピュータからなる請求項9記載の携帯端末に実行させる
ためのプログラムであって、前記設定信号を受信したと
きは、前記レベル抑制手段による抑制を行う処理を実行
させるためのプログラムである。このような構成であれ
ば、携帯端末によってプログラムが読み取られ、読み取
られたプログラムに従って携帯端末が処理を実行する
と、請求項9記載の携帯端末と同等の作用が得られる。
【0029】さらに、本発明に係る請求項12記載の携
帯端末用プログラムは、コンピュータからなる請求項1
0記載の携帯端末に実行させるためのプログラムであっ
て、前記設定信号を受信したときは、前記周波数低下手
段による低下を行う処理を実行させるためのプログラム
である。このような構成であれば、携帯端末によってプ
ログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従っ
て携帯端末が処理を実行すると、請求項10記載の携帯
端末と同等の作用が得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1ないし図4は、本発明に
係る携帯端末の制御システム、携帯端末および基地局の
実施の形態を示す図である。本実施の形態は、本発明に
係る携帯端末の制御システム、携帯端末および携帯端末
用プログラムを、図1および図2に示すように、携帯端
末100による発信の抑制を希望する航空機300内
で、携帯端末100に対して電波の出力レベルを抑制す
るレベル抑制モードの設定を行ったり、レベル抑制モー
ドを設定すべき旨を通知したりする場合について適用し
たものである。
【0031】まず、本発明を適用する通信システムを図
1および図2を参照しながら説明する。図1は、空港の
搭乗口の構造を示す平面図である。図2は、航空機30
0および地上の通信システムを示す図である。図1にお
いて、搭乗口10には、搭乗口10の外側から航空機3
00内への方向にのみ通行可能な自動改札機等からなる
入口12と、航空機300内から搭乗口10の外側への
方向にのみ通行可能な自動改札機等からなる出口14と
が設けられており、携帯端末100の利用者は、入口1
2を通って航空機300内に入り、出口14を通って搭
乗口10外に出るような構造となっている。
【0032】入口12の進入方向からみて片側には、携
帯端末100が通話時に無線通信を行う基地局とは別の
設定用制御基地局200が配置されており、設定用制御
基地局200は、指向性のアンテナを有し、近距離無線
通信により、レベル抑制モードの設定に関する設定信号
を常時送信するようになっている。なお、設定用制御基
地局200の通信範囲は、入口12の幅および高さに見
合う程度に調整されている。
【0033】出口14の進入方向からみて片側には、携
帯端末100が通話時に無線通信を行う基地局とは別の
解除用制御基地局210が配置されており、解除用制御
基地局210は、指向性のアンテナを有し、近距離無線
通信により、レベル抑制モードの設定解除に関する解除
信号を常時送信するようになっている。なお、解除用制
御基地局210の通信範囲は、出口14の幅および高さ
に見合う程度に調整されている。
【0034】こうした構造および配置により、携帯端末
100の利用者は、航空機300内に入るときは、入口
12を必ず通過することとなるので、携帯端末100で
設定信号を受信することができ、搭乗口10外に出ると
きは、出口14を必ず通過することとなるので、携帯端
末100で解除信号を受信することができる。一方、図
2において、地上には、携帯端末100が通常の通話時
に無線通信を行うための地上無線基地局310が配置さ
れており、地上無線基地局310は、第1通信方式で携
帯端末100と無線通信を行うようになっている。
【0035】また、航空機300内には、携帯端末10
0が搭乗中の通話時に無線通信を行うための機内無線基
地局320が配置されている。機内無線基地局320
は、地上無線基地局310の通信方式とは異なる第2通
信方式で携帯端末100と無線通信を行うようになって
おり、携帯端末100に向けて発信する電波の出力レベ
ルや使用周波数を、航空機300の機器や計器に悪影響
を与えない程度の値に設定している。なお、機内無線基
地局320は、例えば、静止衛星330を介して地上無
線基地局310と無線通信を行い、携帯端末100と地
上無線基地局310との通信を中継している。
【0036】次に、携帯端末100の構成を図3を参照
しながら詳細に説明する。図3は、携帯端末100の構
成を示すブロック図である。携帯端末100は、図3に
示すように、アンテナ110と、送信データに対して符
号化・変調を行って変調信号を生成する符号器120
と、符号器120からの変調信号を無線信号に変換して
アンテナ110に出力する無線送信部130と、アンテ
ナ110から無線信号を入力して変調信号に変換する無
線受信部140と、無線受信部140からの変調信号に
対して復調・復号化を行って受信データを生成する復号
器150と、地上無線基地局310と機内無線基地局3
20との通信を切り換える通信路切換部160と、復号
器150からの信号に基づいて通信路切換部160を制
御する通信制御部170とで構成されている。
【0037】無線送信部130は、所定レベルの電波出
力で地上無線基地局310に無線信号を送信する第1無
線送信部132と、第1無線送信部132の出力レベル
よりも低いレベルの電波出力で機内無線基地局320に
無線信号を送信する第2無線送信部134と、第1無線
送信部132および第2無線送信部134のいずれかの
出力をアンテナ110に接続するスイッチ136と、第
1無線送信部132および第2無線送信部134のいず
れかの入力を符号器120に接続するスイッチ138と
で構成されている。
【0038】スイッチ136は、ハイレベルまたはロー
レベルのいずれかを取り得る2値の制御信号により動作
するリレー素子等からなり、通信路切換部160からの
制御信号がハイレベルであるときは、第1無線送信部1
32の出力をアンテナ110に接続し、通信路切換部1
60からの制御信号がローレベルであるときは、第2無
線通信部134の出力をアンテナ110に接続するよう
になっている。また、スイッチ138は、ハイレベルま
たはローレベルのいずれかを取り得る2値の制御信号に
より動作するリレー素子等からなり、通信路切換部16
0からの制御信号がハイレベルであるときは、第1無線
送信部132の入力を符号器120に接続し、通信路切
換部160からの制御信号がローレベルであるときは、
第2無線通信部134の入力を符号器120に接続する
ようになっている。
【0039】無線受信部140は、地上無線基地局31
0から無線信号を受信する第1無線受信部142と、機
内無線基地局320から無線信号を受信する第2無線受
信部144と、第1無線受信部142および第2無線受
信部144のいずれかの出力をアンテナ110に接続す
るスイッチ146と、第1無線受信部142および第2
無線受信部144のいずれかの入力を復号器150に接
続するスイッチ148とで構成されている。
【0040】スイッチ146は、ハイレベルまたはロー
レベルのいずれかを取り得る2値の制御信号により動作
するリレー素子等からなり、通信路切換部160からの
制御信号がハイレベルであるときは、第1無線受信部1
42の出力をアンテナ110に接続し、通信路切換部1
60からの制御信号がローレベルであるときは、第2無
線通信部144の出力をアンテナ110に接続するよう
になっている。また、スイッチ148は、ハイレベルま
たはローレベルのいずれかを取り得る2値の制御信号に
より動作するリレー素子等からなり、通信路切換部16
0からの制御信号がハイレベルであるときは、第1無線
受信部142の入力を復号器150に接続し、通信路切
換部160からの制御信号がローレベルであるときは、
第2無線通信部144の入力を符号器120に接続する
ようになっている。
【0041】通信路切換部160は、地上無線基地局3
10への通信路に切り換えるべき切換信号を入力したと
きは、ハイレベルの制御信号をスイッチ136,13
8,146,148に出力し、機内無線基地局320へ
の通信路に切り換えるべき切換信号を入力したときは、
ローレベルの制御信号をスイッチ136,138,14
6,148に出力するようになっている。
【0042】次に、通信制御部170で実行される処理
を図4を参照しながら説明する。図4は、通信制御部1
70で実行される制御処理を示すフローチャートであ
る。通信制御部170は、マイクロプロセッシングユニ
ットMPU等からなり、図示しないROMの所定領域に
格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプロ
グラムに従って、図4のフローチャートに示す制御処理
を実行するようになっている。
【0043】携帯端末100の制御処理は、手動モー
ド、設定モードおよび通知モードごとに、それぞれ異な
る内容を実行する処理であって、通信制御部170にお
いて実行されると、図4に示すように、まず、ステップ
S100に移行するようになっている。なお、各モード
の概要は、次のようになっている。手動モードは、レベ
ル抑制モードの設定および設定解除に関する操作につい
ては手動で行うモードである。設定モードは、レベル抑
制モードの設定および設定解除に関する操作については
自動で行うモードである。通知モードは、レベル抑制モ
ードの設定および設定解除に関する操作については手動
で行うが、レベル抑制モードを設定すべき旨およびレベ
ル抑制モードの設定を解除すべき旨を通知するモードで
ある。これらモードは、利用者が好みに応じて携帯端末
100のキーパネル等を操作することにより設定する。
【0044】ステップS100では、現在のモードが手
動モードであるか否かを判定し、手動モードであると判
定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に
復帰させるが、そうでないと判定したとき(No)は、ステ
ップS102に移行する。ステップS102では、設定
信号を受信したか否かを判定し、設定信号を受信したと
判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行して、
現在のモードが設定モードであるか通知モードであるか
を判定し、現在のモードが設定モードであると判定した
とき(設定)は、ステップS106に移行して、機内無線
基地局320への通信路に切り換えるべき切換信号を通
信路切換部160に出力することによりレベル抑制モー
ドに設定し、ステップS108に移行する。
【0045】ステップS108では、解除信号を受信し
たか否かを判定し、解除信号を受信したと判定したとき
(Yes)は、ステップS110に移行して、現在のモード
が設定モードであるか通知モードであるかを判定し、現
在のモードが設定モードであると判定したとき(設定)
は、ステップS112に移行して、地上無線基地局31
0への通信路に切り換えるべき切換信号を通信路切換部
160に出力することによりレベル抑制モードの設定を
解除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0046】一方、ステップS110で、現在のモード
が通知モードであると判定したとき(通知)は、ステップ
S114に移行して、レベル抑制モードの設定を解除す
べき旨を携帯端末100のLCD(Liquid Crystal Dis
play)等に表示することにより通知し、一連の処理を終
了して元の処理に復帰させる。また、ステップS114
では、レベル抑制モードの設定を解除すべき旨をLCD
等に表示するだけでなく、ユーザへの通知を確実にする
という観点からは、スピーカ等により警告音を併せて出
力してもよい。以下、ステップS116において同じで
ある。
【0047】一方、ステップS108で、解除信号を受
信しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。一方、ステップS104で、現
在のモードが通知モードであると判定したとき(通知)
は、ステップS116に移行して、レベル抑制モードを
設定すべき旨をLCD等に表示することにより通知し、
ステップS108に移行する。
【0048】一方、ステップS102で、設定信号を受
信しないと判定したとき(No)は、ステップS108に移
行する。次に、上記実施の形態の動作を説明する。ま
ず、携帯端末100が設定モードに設定されている場合
を説明する。携帯端末100の利用者が入口12を通過
して航空機300内に入ろうとすると、携帯端末100
では、入口12付近にて設定用制御基地局200から設
定信号を受信する。設定信号を受信すると、ステップS
100〜S106を経て、機内無線基地局320への通
信路に切り換えるべき切換信号が通信路切換部160に
出力され、レベル抑制モードに設定される。
【0049】通信路切換部160では、機内無線基地局
320への通信路に切り換えるべき切換信号を入力する
と、ローレベルの制御信号がスイッチ136,138,
146,148に出力される。したがって、スイッチ1
36,146により、第2無線送信部134および第2
無線受信部144の出力がアンテナ110に接続され、
スイッチ138,148により、第2無線送信部134
および第2無線受信部144の入力が符号器120およ
び復号器150に接続される。
【0050】これにより、携帯端末100は、地上無線
基地局310と通信を行うときの出力レベルよりも低い
レベルの電波出力で、機内無線基地局320と無線通信
が可能な状態となる。したがって、航空機300内で利
用者が携帯端末100により通話またはデータ通信を行
う場合には、地上無線基地局310とではなく、比較的
弱いレベルの出力電波で機内無線基地局320と無線通
信が行われる。
【0051】一方、携帯端末100の利用者が出口14
を通過して搭乗口10外に出ようとすると、携帯端末1
00では、出口14付近にて解除用制御基地局210か
ら解除信号を受信する。解除信号を受信すると、ステッ
プS100,S102,S108〜S112を経て、地
上無線基地局310への通信路に切り換えるべき切換信
号が通信路切換部160に出力され、レベル抑制モード
の設定が解除される。
【0052】通信路切換部160では、地上無線基地局
310への通信路に切り換えるべき切換信号を入力する
と、ハイレベルの制御信号がスイッチ136,138,
146,148に出力される。したがって、スイッチ1
36,146により、第1無線送信部132および第1
無線受信部142の出力がアンテナ110に接続され、
スイッチ138,148により、第1無線送信部132
および第1無線受信部142の入力が符号器120およ
び復号器150に接続される。
【0053】これにより、携帯端末100は、地上無線
基地局310と無線通信が可能な状態となる。したがっ
て、搭乗口10外で利用者が携帯端末100により通話
またはデータ通信を行う場合には、機内無線通信局32
0とでなく、地上無線基地局310と無線通信が行われ
る。次に、携帯端末100が通知モードに設定されてい
る場合を説明する。
【0054】携帯端末100の利用者が入口12を通過
して航空機300内に入ろうとすると、携帯端末100
では、入口12付近にて設定用制御基地局200から設
定信号を受信する。設定信号を受信すると、ステップS
100〜S104,S116を経て、レベル抑制モード
に設定すべき旨が通知される。ここで、利用者は、その
設定要求に応じて手動でレベル抑制モードに設定する
と、機内無線基地局320への通信路に切り換えるべき
切換信号が通信路切換部160に出力され、レベル抑制
モードに設定される。
【0055】これにより、携帯端末100は、地上無線
基地局310と通信を行うときの出力レベルよりも低い
レベルの電波出力で、機内無線基地局320と無線通信
が可能な状態となる。したがって、航空機300内で利
用者が携帯端末100により通話またはデータ通信を行
う場合には、地上無線基地局310とではなく、比較的
弱いレベルの出力電波で機内無線基地局320と無線通
信が行われる。
【0056】一方、携帯端末100の利用者が出口14
を通過して搭乗口10外に出ようとすると、携帯端末1
00では、出口14付近にて解除用制御基地局210か
ら解除信号を受信する。解除信号を受信すると、ステッ
プS100,S102,S108,S110,S114
を経て、レベル抑制モードの設定を解除すべき旨が通知
される。ここで、利用者は、その解除要求に応じて手動
でレベル抑制モードの設定を解除すると、地上無線基地
局310への通信路に切り換えるべき切換信号が通信路
切換部160に出力され、レベル抑制モードの設定が解
除される。
【0057】これにより、携帯端末100は、地上無線
基地局310と無線通信が可能な状態となる。したがっ
て、搭乗口10外で利用者が携帯端末100により通話
またはデータ通信を行う場合には、機内無線通信局32
0とでなく、地上無線基地局310と無線通信が行われ
る。次に、携帯端末100が手動モードに設定されてい
る場合を説明する。
【0058】携帯端末100の利用者は、航空機300
内に入ったときに手動でレベル抑制モードに設定する
と、機内無線基地局320への通信路に切り換えるべき
切換信号が通信路切換部160に出力され、レベル抑制
モードに設定される。これにより、携帯端末100は、
地上無線基地局310と通信を行うときの出力レベルよ
りも低いレベルの電波出力で、機内無線基地局320と
無線通信が可能な状態となる。したがって、航空機30
0内で利用者が携帯端末100により通話またはデータ
通信を行う場合には、地上無線基地局310とではな
く、比較的弱いレベルの出力電波で機内無線基地局32
0と無線通信が行われる。
【0059】一方、携帯端末100の利用者は、搭乗口
10外に出たときに手動でレベル抑制モードの設定を解
除すると、地上無線基地局310への通信路に切り換え
るべき切換信号が通信路切換部160に出力され、レベ
ル抑制モードの設定が解除される。これにより、携帯端
末100は、地上無線基地局310と無線通信が可能な
状態となる。したがって、搭乗口10外で利用者が携帯
端末100により通話またはデータ通信を行う場合に
は、機内無線通信局320とでなく、地上無線基地局3
10と無線通信が行われる。
【0060】このようにして、本実施の形態では、設定
用制御基地局200は、レベル抑制モードの設定に関す
る設定信号を、携帯端末100が搭乗口10に進入する
ときに受信可能となるように送信するようになってお
り、解除用制御基地局210は、レベル抑制モードの設
定解除に関する解除信号を、携帯端末100が搭乗口1
0から退出するときに受信可能となるように送信するよ
うになっており、携帯端末100は、設定信号を受信し
たときは、レベル抑制モードを設定し、解除信号を受信
したときは、レベル抑制モードの設定を解除するように
なっている。
【0061】これにより、携帯端末100の利用者が搭
乗口10に進入すると、携帯端末100の通信相手先が
機内無線基地局320となって携帯端末100の電波の
出力レベルが抑制されるので、航空機300内におい
て、携帯端末100の利用により機器や計器に悪影響を
及ぼす可能性を比較的低減することができるとともに、
携帯端末100の利便性を損なうのをある程度防止する
ことができる。
【0062】さらに、本実施の形態では、設定用制御基
地局200は、レベル抑制モードの設定に関する設定信
号を、携帯端末100が搭乗口10に進入するときに受
信可能となるように送信するようになっており、解除用
制御基地局210は、レベル抑制モードの設定解除に関
する解除信号を、携帯端末100が搭乗口10から退出
するときに受信可能となるように送信するようになって
おり、携帯端末100は、設定信号を受信したときは、
レベル抑制モードを設定すべき旨を通知し、解除信号を
受信したときは、レベル抑制モードの設定を解除すべき
旨を通知するようになっている。
【0063】これにより、携帯端末100の利用者が通
知にしたがってレベル抑制モードに設定し、携帯端末1
00の電波の出力レベルが抑制されることが期待できる
ので、航空機300内において、携帯端末100の利用
により機器や計器に悪影響を及ぼす可能性を比較的低減
することができるとともに、携帯端末100の利便性を
損なうのをある程度防止することができる。
【0064】さらに、本実施の形態では、携帯端末10
0と基地局200,210とは、近距離無線通信により
通信を行うようになっている。これにより、レベル抑制
モードの設定の有無を微小なエリアに区分して行うこと
ができる。上記実施の形態において、設定用制御基地局
200および解除用制御基地局210は、請求項1、
3、4、7ないし9記載の制御基地局に対応し、通信路
切換部160は、請求項1、9若しくは11記載のレベ
ル抑制手段、または請求項3若しくは4記載の通信路切
換手段に対応している。また、地上無線基地局310
は、請求項3記載の第1基地局に対応し、機内無線基地
局320は、請求項3記載の第2基地局に対応し、第1
無線送信部132および第1無線受信部142は、請求
項3または4記載の第1無線通信手段に対応し、第2無
線送信部134および第2無線受信部144は、請求項
3記載の第2無線通信手段に対応している。
【0065】なお、上記実施の形態のおいては、携帯端
末100の電波の出力レベルを制御するように構成した
が、これに限らず、携帯端末100の電波の周波数を制
御するように構成してもよい。すなわち、搭乗口10外
では、第1周波数で地上無線基地局310と無線通信を
行い、航空機300内では、第1周波数よりも低い第2
周波数で機内無線基地局320と無線通信を行うように
構成する。
【0066】こうした構成であっても、上記実施の形態
と同等の効果が得られる。また、上記実施の形態におい
ては、設定用制御基地局200は、設定信号を常時送信
するように構成したが、これに限らず、消費電力を低減
する観点からは、例えば、入口14に対人センサを配置
し、対人センサで人の進入を検出したときに、所定時間
だけ設定信号を送信するように構成してもよい。このこ
とは、解除用制御基地局210についても同じである。
【0067】また、上記実施の形態においては、設定用
制御基地局200は、携帯端末100が通話時に無線通
信を行う基地局とは別のものとして構成したが、これに
限らず、携帯端末100が通話時に無線通信を行う基地
局と同一のものとして構成してもよい。このことは、解
除用制御基地局210についても同じである。また、上
記実施の形態においては、設定用制御基地局200を専
用の入口に配置し、解除用制御基地局210を専用の出
口に配置して構成したが、これに限らず、入口と出口と
が共用となっている出入口に配置する場合は、外側から
内側へと進む進行方向からみて手前側に解除用制御基地
局210を配置し、奥行き側に設定用制御基地局200
を配置すればよい。このような配置であれば、携帯端末
100の利用者が航空機300内に入るときは、解除用
制御基地局210を通過してから設定用制御基地局20
0を通過するので、解除信号、設定信号の順で受信する
ことができ、レベル抑制モードが設定される。逆に、携
帯端末100の利用者が搭乗口10外に出るときは、設
定用制御基地局200を通過してから解除用制御基地局
210を通過するので、設定信号、解除信号の順で受信
することができ、レベル抑制モードの設定が解除され
る。
【0068】また、上記実施の形態において、図4のフ
ローチャートに示す処理を実行するにあたっては、RO
M等にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行
する場合について説明したが、これに限らず、これらの
手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そ
のプログラムをRAM等に読み込んで実行するようにし
てもよい。
【0069】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0070】また、上記実施の形態においては、本発明
に係る携帯端末の制御システム、携帯端末および携帯端
末用プログラムを、図1および図2に示すように、携帯
端末100による発信の抑制を希望する航空機300内
で、携帯端末100に対して電波の出力レベルを抑制す
るレベル抑制モードの設定を行ったり、レベル抑制モー
ドを設定すべき旨を通知したりする場合について適用し
たが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で
他の場合にも適用可能である。例えば、図書館、映画
館、電車内その他携帯端末100による発信の抑制を希
望するエリア内で、携帯端末100に対してレベル抑制
モードの設定を行う場合についても適用することができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の携帯端末の制御システムによれば、携帯端末
の利用者がエリアに進入するかエリアに属していると、
携帯端末の電波の出力レベルが抑制されるので、航空機
内等の携帯端末の利用が深刻な問題となるエリアにおい
て、携帯端末の利用による悪影響を比較的低減すること
ができるとともに、携帯端末の利便性を損なうのをある
程度防止することができるという効果が得られる。出力
レベルの抑制に対しては、例えば、抑制後の出力レベル
で通信可能な基地局を設けて対応することができる。
【0072】さらに、本発明に係る請求項2記載の携帯
端末の制御システムによれば、携帯端末の利用者がエリ
アに進入するかエリアに属していると、携帯端末の電波
の周波数が低下するので、航空機内等の携帯端末の利用
が深刻な問題となるエリアにおいて、携帯端末の利用に
よる悪影響を比較的低減することができるとともに、携
帯端末の利便性を損なうのをある程度防止することがで
きるという効果が得られる。周波数の低下に対しては、
例えば、低下後の周波数で通信可能な基地局を設けて対
応することができる。
【0073】さらに、本発明に係る請求項3または4記
載の携帯端末の制御システムによれば、携帯端末の利用
者がエリアに進入するかエリアに属していると、携帯端
末の通信相手先が第2基地局となって携帯端末の電波の
出力レベルが抑制されるので、航空機内等の携帯端末の
利用が深刻な問題となるエリアにおいて、携帯端末の利
用による悪影響を比較的低減することができるととも
に、携帯端末の利便性を損なうのをある程度防止するこ
とができるという効果が得られる。
【0074】さらに、本発明に係る請求項5または6記
載の携帯端末の制御システムによれば、携帯端末の利用
者がエリアに進入するかエリアに属していると、携帯端
末の通信相手先が第2基地局となって携帯端末の電波の
周波数が低下するので、航空機内等の携帯端末の利用が
深刻な問題となるエリアにおいて、携帯端末の利用によ
る悪影響を比較的低減することができるとともに、携帯
端末の利便性を損なうのをある程度防止することができ
るという効果が得られる。
【0075】さらに、本発明に係る請求項8記載の携帯
端末の制御システムによれば、レベル抑制モードまたは
周波数低下モードの設定の有無を微小なエリアに区分し
て行うことができるという効果も得られる。一方、本発
明に係る請求項9記載の携帯端末によれば、請求項1記
載の携帯端末の制御システムと同等の効果が得られる。
【0076】さらに、本発明に係る請求項10記載の携
帯端末によれば、請求項2記載の携帯端末の制御システ
ムと同等の効果が得られる。一方、本発明に係る請求項
11記載の携帯端末用プログラムによれば、請求項9記
載の携帯端末と同等の効果が得られる。さらに、本発明
に係る請求項12記載の携帯端末用プログラムによれ
ば、請求項10記載の携帯端末と同等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】空港の搭乗口の構造を示す平面図である。
【図2】航空機300および地上の通信システムを示す
図である。
【図3】携帯端末100の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】通信制御部170で実行される制御処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 10 搭乗口 12 入口 14 出口 100 携帯端末 110 アンテナ 120 符号器 130 無線送信部 132 第1無線送信部 134 第2無線送信部 140 無線受信部 142 第1無線受信部 144 第2無線受信部 136,138,146,148 スイッチ 150 復号器 160 通信路切換部 170 通信制御部 200 設定用制御基地局 210 解除用制御基地局 300 航空機 310 地上無線基地局 320 機内無線基地局

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末と、無線通信により前記携帯端
    末を制御する制御基地局とを備え、前記携帯端末による
    発信の抑制を希望するエリア内で前記携帯端末を制御す
    るシステムであって、 前記制御基地局は、前記携帯端末の電波の出力レベルを
    抑制するレベル抑制モードの設定に関する設定信号を、
    前記携帯端末が前記エリアに進入するとき又は前記エリ
    アに属しているときに受信可能となるように送信するよ
    うになっており、 前記携帯端末は、電波の出力レベルを抑制するレベル抑
    制手段を有し、前記設定信号を受信したときは、前記レ
    ベル抑制手段による抑制を行うようになっていることを
    特徴とする携帯端末の制御システム。
  2. 【請求項2】 携帯端末と、無線通信により前記携帯端
    末を制御する制御基地局とを備え、前記携帯端末による
    発信の抑制を希望するエリア内で前記携帯端末を制御す
    るシステムであって、 前記制御基地局は、前記携帯端末の電波の周波数を低下
    させる周波数低下モードの設定に関する設定信号を、前
    記携帯端末が前記エリアに進入するとき又は前記エリア
    に属しているときに受信可能となるように送信するよう
    になっており、 前記携帯端末は、電波の周波数を低下させる周波数低下
    手段を有し、前記設定信号を受信したときは、前記周波
    数低下手段による低下を行うようになっていることを特
    徴とする携帯端末の制御システム。
  3. 【請求項3】 携帯端末と、無線通信により前記携帯端
    末を制御する制御基地局と、第1通信方式で前記携帯端
    末と無線通信を行う第1基地局とを備え、さらに、前記
    第1通信方式とは異なる第2通信方式で前記携帯端末と
    無線通信を行う第2基地局を、前記携帯端末による発信
    の抑制を希望するエリア内に配置し、前記エリア内で前
    記携帯端末を制御するシステムであって、 前記制御基地局は、前記携帯端末の電波の出力レベルを
    抑制するレベル抑制モードの設定に関する設定信号を、
    前記携帯端末が前記エリアに進入するとき又は前記エリ
    アに属しているときに受信可能となるように送信するよ
    うになっており、 前記携帯端末は、所定レベルの電波出力で前記第1基地
    局と無線通信を行う第1無線通信手段と、前記所定レベ
    ルよりも低いレベルの電波出力で前記第2基地局と無線
    通信を行う第2無線通信手段と、前記第1無線通信手段
    及び前記第2無線通信手段のいずれかを通信用として設
    定する通信路切換手段とを有し、前記設定信号を受信し
    たときは、前記通信路切換手段により前記第2無線通信
    手段を通信用として設定するようになっていることを特
    徴とする携帯端末の制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記制御基地局は、前記レベル抑制モードの設定解除に
    関する解除信号を、前記携帯端末が前記エリアから退出
    するときに受信可能となるように送信するようになって
    おり、 前記携帯端末は、前記解除信号を受信したときは、前記
    通信路切換手段により前記第1無線通信手段を通信用と
    して設定するようになっていることを特徴とする携帯端
    末の制御システム。
  5. 【請求項5】 携帯端末と、無線通信により前記携帯端
    末を制御する制御基地局と、第1周波数で前記携帯端末
    と無線通信を行う第1基地局とを備え、さらに、前記第
    1周波数よりも低い第2周波数で前記携帯端末と無線通
    信を行う第2基地局を、前記携帯端末による発信の抑制
    を希望するエリア内に配置し、前記エリア内で前記携帯
    端末を制御するシステムであって、 前記制御基地局は、前記携帯端末の電波の周波数を低下
    させる周波数低下モードの設定に関する設定信号を、前
    記携帯端末が前記エリアに進入するとき又は前記エリア
    に属しているときに受信可能となるように送信するよう
    になっており、 前記携帯端末は、前記第1基地局と無線通信を行う第1
    無線通信手段と、前記第2基地局と無線通信を行う第2
    無線通信手段と、前記第1無線通信手段及び前記第2無
    線通信手段のいずれかを通信用として設定する通信路切
    換手段とを有し、前記設定信号を受信したときは、前記
    通信路切換手段により前記第2無線通信手段を通信用と
    して設定するようになっていることを特徴とする携帯端
    末の制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記制御基地局は、前記周波数低下モードの設定解除に
    関する解除信号を、前記携帯端末が前記エリアから退出
    するときに受信可能となるように送信するようになって
    おり、 前記携帯端末は、前記解除信号を受信したときは、前記
    通信路切換手段により前記第1無線通信手段を通信用と
    して設定するようになっていることを特徴とする携帯端
    末の制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項4及び6のいずれかにおいて、 前記制御基地局は、前記設定信号を送信する設定用制御
    基地局と、前記解除信号を送信する解除用制御基地局と
    からなり、 前記設定用制御基地局を、前記携帯端末が前記エリアに
    進入すると思われる箇所に配置し、前記解除用制御基地
    局を、前記携帯端末が前記エリアから退出すると思われ
    る箇所に配置したことを特徴とする携帯端末の制御シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至7のいずれかにおいて、 前記携帯端末と前記制御基地局とは、近距離無線通信に
    より通信を行うようになっていることを特徴とする携帯
    端末の制御システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の携帯端末の制御システム
    における制御基地局と無線通信を行う端末であって、 電波の出力レベルを抑制するレベル抑制手段を備え、 前記設定信号を受信したときは、前記レベル抑制手段に
    よる抑制を行うようになっていることを特徴とする携帯
    端末。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の携帯端末の制御システ
    ムにおける制御基地局と無線通信を行う端末であって、 電波の周波数を低下させる周波数低下手段を備え、 前記設定信号を受信したときは、前記周波数低下手段に
    よる低下を行うようになっていることを特徴とする携帯
    端末。
  11. 【請求項11】 コンピュータからなる請求項9記載の
    携帯端末に実行させるためのプログラムであって、 前記設定信号を受信したときは、前記レベル抑制手段に
    よる抑制を行う処理を実行させるためのプログラムであ
    ることを特徴とする携帯端末用プログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータからなる請求項10記載
    の携帯端末に実行させるためのプログラムであって、 前記設定信号を受信したときは、前記周波数低下手段に
    よる低下を行う処理を実行させるためのプログラムであ
    ることを特徴とする携帯端末用プログラム。
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