JP2002260751A - 接続端子 - Google Patents

接続端子

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JP2002260751A
JP2002260751A JP2001061658A JP2001061658A JP2002260751A JP 2002260751 A JP2002260751 A JP 2002260751A JP 2001061658 A JP2001061658 A JP 2001061658A JP 2001061658 A JP2001061658 A JP 2001061658A JP 2002260751 A JP2002260751 A JP 2002260751A
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conductor plate
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工速度向上のための大電流化の要求に対応
できると共に製造時の作業性の改善及び部品点数削減等
により製造コストを低減することができる接続端子を得
る。 【解決手段】 分布定数線路の第1の導体101aの端
末に固定された第1の端末接続手段(圧着端子3a)
と、分布定数線路の第2の導体101bの端末に固定さ
れた第2の端末接続手段(圧着端子3b)と、第1の導
体板10a及び圧着端子3aとの接続及び切り離しを行
う第1の締結手段(スタッドボルト7a及びナット8
a)と、第2の導体板10b及び圧着端子3bとの接続
及び切り離しを行う第2の締結手段(スタッドボルト7
b及びナット8b)とを備えた。インダクタンスの増大
を抑制することができるため、大電流化への対応性の向
上、製造コストの低減及び信頼性の向上を実現すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば放電加工
機における電源装置から加工機本体への加工電力供給用
配線の中継等に用いられる接続端子の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】接続端子を用いる例として、以下におい
て放電加工機の場合について説明する。放電加工機にお
いては、電源装置と加工機本体との間の輸送時等におけ
る切り離しの必要性のため、接続端子が設けられてい
る。また、放電加工機では、電源装置内のパルス電源ユ
ニットから加工機本体に加工電力を供給するために同軸
ケーブルが一般的に使用されている。この同軸ケーブル
のコア導体とシールド導体には互いに逆方向となる往路
電流又は復路電流をそれぞれ通電させ、方向の違う電流
による磁界の相互打ち消し作用によりインダクタンスを
低減させ、放電電流のピーク値の低下を抑制することに
より加工速度の低下を防止している。
【0003】図11は、放電加工機において一般的に使
用されている従来の接続端子の構成図であり、図におい
て、1は端子台、1a及び1bは端子台導体部、2は同
軸ケーブル、2aはコア導体、2bはシールド導体、3
a及び3bは圧着端子、4は配線接続用ネジである。コ
ア導体2a及びシールド導体2bは、同軸ケーブル2の
端末近傍において露出し分離させられ絶縁チューブによ
り被覆されており、コア導体2a及びシールド導体2b
の端末に付けられた圧着端子3a及び3bが配線接続用
ネジ4によりそれぞれ端子台導体部1a及び1bに固定
される。このように、同軸ケーブル2のコア導体2a及
びシールド導体2bは、配線接続用ネジ4により、それ
ぞれ端子台導体部1a及び1bとの接続及び切り離しが
可能となるように構成されている。
【0004】図12は、実開平2−150767号公報
に開示された従来の接続端子の別の構成図であり、図1
2の(a)は端子台部分の構成図、図12の(b)は同
軸ケーブルと端子台の導体部との間に介在させる接触導
体と同軸ケーブルとの接続を示す断面図である。図12
において、図11と同一符号は同一又は相当部分を示し
ており、2cはコア導体2aとシールド導体2bを絶縁
する絶縁体、2dはシース、5a及び5bは接触導体、
6は接触導体5a及び5bを絶縁する絶縁板である。接
触導体5a及び5bは絶縁板6を挟んでほぼ密着して積
層されている。
【0005】図12の(b)のように、同軸ケーブル2
のシールド導体2bは、接触導体5b側面に半田付けさ
れ、コア導体2aは、接触導体5b、絶縁板6及び接触
導体5aの3部材を貫通させてから、接触導体5aに半
田付けされる。
【0006】図12の(a)のように、接触導体5a及
び5bは、配線接続用ネジ4により、それぞれ端子台導
体部1a及び1bとの接続及び切り離しが可能となるよ
うに構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図11のような構成の
従来の接続端子では、同軸ケーブル2のコア導体2aと
シールド導体2bとが各々、接続端子台1上の同一平面
上に並設された端子台導体部1a及び1bにネジ止めさ
れており、往路電流と復路電流との間に同軸ケーブル2
の端末を分離した開きの部分からなるループ空間(図中
S)が形成され、このループ空間部分においては前記往
路電流及び復路電流による磁界の打ち消しが不十分とな
り、この部分でインダクタンスが増大し、近年における
加工速度向上のための大電流化の要求に対応できないと
いう問題点があった。
【0008】図12のような構成の従来の接続端子で
は、コア導体2aとシールド導体2bの端末がほぼ密着
したまま接触導体5a及び5bに接続され、この接触導
体が端子台導体部1a及び1bに接続されるため、図1
1の構成のような同軸ケーブル2端末の前記ループ空間
(図11のS)を無くすことができ、接続端子部のイン
ダクタンスを減少させることができる。しかし、特にコ
ア導体2aを接触導体5b、絶縁板6及び接触導体5a
の3部材を貫通させてから、接触導体5aに半田付けす
る必要がある等作業性が悪いと共に接触導体5a及び5
b等の部品点数増加により製造コストが増大するという
問題点があった。
【0009】また、コア導体2aの前記貫通部におい
て、コア導体2a及びシールド導体2b間の絶縁距離が
不足する問題点があった。
【0010】さらに、前記のような大電流化の要求に対
応するために同軸ケーブルの本数を増加した場合の考慮
が何らなされていないという問題点があった。
【0011】この発明は、前記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、加工速度向上のための大
電流化の要求に対応できると共に製造時の作業性の改善
及び部品点数削減等により製造コストを低減することが
できる接続端子を得ることを目的とする。
【0012】また、大電流化の要求に対応するために複
数本の同軸ケーブル等の分布定数線路の接続を容易に行
うことができる接続端子を得ることを目的とする。
【0013】また、同軸ケーブル等の分布定数線路の導
体間の絶縁距離を簡単に確保することができる接続端子
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る接続端子
は、少なくとも1本の分布定数線路を接続する接続端子
において、前記分布定数線路の第1の導体の端末に固定
された第1の端末接続手段と、前記分布定数線路の第2
の導体の端末に固定された第2の端末接続手段と、第1
の導体板と第2の導体板とを絶縁板を介して積層してな
る積層部材と、前記第1の導体板及び前記第1の端末接
続手段との接続及び切り離しを行う第1の締結手段と、
前記第2の導体板及び前記第2の端末接続手段との接続
及び切り離しを行う第2の締結手段とを備えたものであ
る。
【0015】また、この発明に係る接続端子は、第1の
分布定数線路及び第2の分布定数線路を接続する接続端
子において、前記第1の分布定数線路の第1の導体の端
末と前記第2の分布定数線路の第2の導体の端末とを合
わせて固定してなる第1の端末接続手段と、前記第1の
分布定数線路の第2の導体の端末と前記第2の分布定数
線路の第1の導体の端末とを合わせて固定してなる第2
の端末接続手段と、第1の導体板と第2の導体板とを絶
縁板を介して積層してなる積層部材と、前記第1の導体
板及び前記第1の端末接続手段との接続及び切り離しを
行う第1の締結手段と、前記第2の導体板及び前記第2
の端末接続手段との接続及び切り離しを行う第2の締結
手段とを備えたものである。
【0016】また、この発明に係る接続端子は、前記第
1の締結手段が前記第1の導体板に植設された第1のス
タッドボルト及びこの第1のスタッドボルトに前記第1
の端末接続手段を締結するための第1のナットであり、
前記第2の締結手段が前記第2の導体板に植設された第
2のスタッドボルト及びこの第2のスタッドボルトに前
記第2の端末接続手段を締結するための第2のナットで
あるものである。
【0017】また、この発明に係る接続端子は、前記端
末接続手段が圧着端子であるものである。
【0018】また、この発明に係る接続端子は、前記第
1の導体板及び第2の導体板に他の積層部材又はパワー
基板等の他の機器と接続するための接続部分を設けたも
のである。
【0019】また、この発明に係る接続端子は、少なく
とも1本の分布定数線路を接続する接続端子において、
前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に固着す
る第1の固着手段と、前記分布定数線路の第2の導体を
第2の導体板に固着する第2の固着手段と、前記第1の
導体板と前記第2の導体板とを絶縁板を介して積層して
なる積層部材とを備え、前記第1の導体板及び第2の導
体板に他の積層部材又はパワー基板等の他の機器と接続
するための接続部分を設けたものである。
【0020】また、この発明に係る接続端子は、前記絶
縁板の外形を前記第1の導体板及び第2の導体板の外形
よりも大きく形成したものである。
【0021】また、この発明に係る接続端子は、少なく
とも1本の分布定数線路を接続する接続端子において、
前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に接続す
る第1の接続手段と、前記分布定数線路の第2の導体を
第2の導体板に接続する第2の接続手段と、前記第1の
導体板と前記第2の導体板とを第1の絶縁板を介して積
層してなる第1の積層部材と、第1の連結導体板と第2
の連結導体板とを第2の絶縁板を介して積層してなる第
2の積層部材と、前記第1の導体板と前記第1の連結導
体板との接続及び切り離しを行う第1の締結手段と、前
記第2の導体板と前記第2の連結導体板との接続及び切
り離しを行う第2の締結手段と、前記第2の積層部材の
前記第1の連結導体板及び第2の連結導体板をパワー基
板等の機器に接続する第3の接続手段とを備えたもので
ある。
【0022】また、この発明に係る接続端子は、少なく
とも1本の分布定数線路を接続する接続端子において、
前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に接続す
る第1の接続手段と、前記分布定数線路の第2の導体を
第2の導体板に接続する第2の接続手段と、絶縁板であ
る中央隔壁部を有し、機器の筐体等の側壁に取り付け可
能に形成された絶縁台と、前記第1の導体板と前記第2
の導体板とを前記中央隔壁部を介して積層してなる第1
の積層部材と、第1の連結導体板と第2の連結導体板と
を前記中央隔壁部を介して積層してなる第2の積層部材
と、前記第1の導体板を前記絶縁台と締結する第1の締
結手段と、前記第2の導体板を前記絶縁台と締結する第
2の締結手段と、前記第1の導体板と前記第1の連結導
体板との接続及び切り離しを行う第3の締結手段と、前
記第2の導体板と前記第2の連結導体板との接続及び切
り離しを行う第4の締結手段とを備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る接続端子の構成図であり、図にお
いて、3a及び3bは端末接続手段の一例である圧着端
子、7a及び7bはスタッドボルト、8a及び8bはナ
ット、9a及び9bは座金、10aは第1の導体板、1
0bは第2の導体板、11は絶縁板、101は同軸ケー
ブル、101aは同軸ケーブル101の第1の導体であ
るコア導体、101bは同軸ケーブル101の第2の導
体であるシールド導体である。スタッドボルト7a、ナ
ット8a及び座金9a並びにスタッドボルト7b、ナッ
ト8b及び座金9bが、端末接続手段である圧着端子3
a及び3bを導体板10a及び10bと締結する締結手
段を構成している。
【0024】図2は、締結手段の構成を説明するための
部分断面図であり、図において図1と同一符号は同一又
は相当部分を示している。スタッドボルト7a及び7b
は第1の導体板10a及び10bに植設されている。即
ち、スタッドボルト7aは例えば絶縁板11側から第1
の導体板10aに圧入され固定されており、また、スタ
ッドボルト7bは例えば絶縁板11側から第2の導体板
10bに圧入され固定されている。このような構成によ
り、第1の導体板10a、絶縁板11及び第2の導体板
10bは密着積層でき、圧着端子3a及び3bの穴部に
スタッドボルト7a及び7bを挿入して、ナット8a及
び8bにより締結することができる。
【0025】図1において、コア導体101a及びシー
ルド導体101bは、同軸ケーブル101の端末近傍に
おいて露出し分離させられ絶縁チューブにより被覆され
ており、端末に付けられた圧着端子3a及び3bが前記
締結手段によりそれぞれ導体板10a及び10bに固定
される。このように、同軸ケーブル101のコア導体1
01a及びシールド導体101bは、前記締結手段によ
り、それぞれ導体板10a及び10bとの接続及び切り
離しが可能となるように構成されている。
【0026】第1の導体板10a及び第2の導体板10
bには、互いに逆向きの加工電流(往復電流)が流れ、
この加工電流が高周波であることから表皮効果を考慮し
て薄く幅の広い帯状導体が使用される。絶縁板11は例
えばエポキシ樹脂などの絶縁材が使用され、この絶縁板
11を挟んで導体板10a及び10bとは積層されてお
り、第1の導体板10a、絶縁板11及び第2の導体板
10bからなる積層部材の厚さ(図中D)は必要最小限
の厚さとされる。また、第1の導体板10aと第2の導
体板10bとの間の絶縁板11の端部は導体板10aと
導体板10bとの間から延長されている。また、前記積
層部材の導体板10a及び10bの端部を図中Cのよう
に面取り形状として、同軸ケーブル101の端末を分離
した開きの部分からなるループ空間(図中S1)をより
小さく形成している。
【0027】圧着端子3a及び3bは前記積層部材の導
体板10a及び10b表面に圧着端子の接合面(図中
E)を合わせて固定されているため、前記ループ空間
(図中S1)を例えば従来技術の図11のSと比較して
小さく形成することができ、このループ空間部分におけ
るインダクタンスの増大を抑制することができる。した
がって、加工速度向上のための大電流化への対応性を向
上することができる。
【0028】また、圧着端子3a及び3bを用いてコア
導体101a及びシールド導体101bを導体板10a
及び10b表面に固定する方式のため、従来技術の図1
2の構成のようなコア導体2a及びシールド導体2bの
接触導体5a及び5bへの複雑な接合作業が不要となる
と共に接触導体5a及び5b等の介在が不要であり、部
品点数を削減することができる。したがって、製造コス
トを削減することができると共に信頼性を向上すること
ができる。さらに、第1の導体板10aと第2の導体板
10bとの間の絶縁板11の縁がコア導体101aとシ
ールド導体101bとの間に延長されているので、必要
な絶縁距離を簡単に確保することができる。
【0029】次に、前記積層部材の保持構造の一例を図
3によって説明する。第1の導体板10aと第2の導体
板10bとには、適宜な位置にそれぞれ穴H10a、H
10bが設けられ、絶縁板11には穴H11が設けられ
ている。12は絶縁ブッシュで、穴H12の周りに円形
段部12a及び筒部12bを有する。13は絶縁カラー
で、絶縁ブッシュ12の筒部12bを受け入れる穴H1
3の周りに円形段部13aを有する。絶縁ブッシュ12
と絶縁カラー13は、それぞれ第1の導体板10aの穴
H10a又は第2の導体板10bの穴H10bに、円形
段部12a又は13aが嵌合されると共に、絶縁ブッシ
ュ12の筒部12bが絶縁板11の穴H11に嵌合され
る。この組立状態で絶縁ブッシュ12の穴H12を通る
ボルト14とナット15により締め付け固定される。さ
らに、前記ボルト14又はナット15を利用して筐体等
への固定が可能である。
【0030】以上の説明においては、第1の導体板10
a、絶縁板11及び第2の導体板10bからなる積層部
材に片側から1本の同軸ケーブルを接続する場合を示し
たが、複数本を接続してもよい。前記積層部材への同軸
ケーブルの接続は、圧着端子及び締結手段等による簡単
な構成で可能であるため、大電流化の要求に対応するた
めの同軸ケーブルの本数増加を容易に行うことができ
る。
【0031】また、以上の説明においては、同軸ケーブ
ルのコア導体及びシールド導体の端末に端末接続手段と
して圧着端子を固定して、この圧着端子を第1の導体板
及び第2の導体板に接続したが、同軸ケーブルのコア導
体及びシールド導体の端末に所定形状の導体板を半田付
け又は抵抗溶接等により接続し、この端末接続手段であ
る導体板を第1の導体板及び第2の導体板にボルト締結
等により接続してもよい。
【0032】また、以上の説明においては、同軸ケーブ
ルを用いる場合を示したが、ツイストペアケーブル等の
他の分布定数線路を用いる場合においても同様の効果を
奏する。
【0033】また、以上の説明においては、締結手段と
して、スタッドボルト及びナットを用いる場合を示した
が、このような締結手段に限定されるものではなく、通
常のボルト及びナットを用いる等、所望の絶縁特性等を
確保して、端末接続手段と導体板との接続及び切り離し
が可能な構成であればよい。
【0034】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2に係る接続端子の構成図であり、実施の形態1の
図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。実施
の形態2は実施の形態1と基本的な構成は同様であり、
また、同様の作用効果を奏するものである。図4におい
て、102、103及び104は同軸ケーブル、102
a、103a及び104aは第1の導体であるコア導
体、102b、103b及び104bは第2の導体であ
るシールド導体であり、同軸ケーブル101及び102
は一組で使用され、同様に同軸ケーブル103及び10
4も一組で使用される。以下において、同軸ケーブル1
01及び102を例にとって説明する。
【0035】図4の(b)に示すように、同軸ケーブル
101のシールド導体101bと同軸ケーブル102の
コア導体102aを合わせて、圧着端子3bにより第2
の導体板7bに接続し、同軸ケーブル101のコア導体
101aと同軸ケーブル102のシールド導体102b
を合わせて、圧着端子3aにより第1の導体板7aに接
続する構成をとっている。したがって、同軸ケーブル1
01のコア導体101aと同軸ケーブル102のシール
ド導体102bには同方向の電流が流れ、同軸ケーブル
102のコア導体102aと同軸ケーブル101のシー
ルド導体101bには同方向の電流が流れる。
【0036】以上のような同軸ケーブルの組み合わせ構
成により、この組み合わせ構成からなる分布定数線路の
インダクタンスが電流の方向の違いによっても同等とな
るため、方向の違う電流による磁界の相互打ち消し作用
の効果を高めることができ、実施の形態1のような構成
の場合に加えて、さらに放電電流のピーク値の低下を抑
制することができるため、より加工速度を向上すること
ができる。
【0037】以上の説明においては、同軸ケーブル10
1、102、103及び104の4本を用いて、同軸ケ
ーブル101及び102を一組、同軸ケーブル103及
び104を一組とする場合について説明したが、同軸ケ
ーブルの本数は4本に限定されるものではなく、大電流
化の要求等に対応するために、さらに本数を増やしても
よい。
【0038】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3に係る接続端子の構成図であり、実施の形態1の
図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。実施
の形態3は実施の形態1と基本的な構成は同様であり、
また、同様の作用効果を奏するものである。図5におい
て、16aは第1の導体板、16bは第2の導体板であ
る。実施の形態1及び2と同様に、第1の導体板16
a、絶縁板11及び第2の導体板16bにより積層部材
が構成される。また、第1の導体板16a及び第2の導
体板16bはL形に形成されており、図6に示すように
積層部分であるL1と接続部分であるL2により構成さ
れる。接続部分L2には、接続用のボルト等を通す穴H
16が形成されている。
【0039】導体板16a及び16bに接続部分L2を
設けることにより、例えば他の積層部材の接続部分と接
続することができると共にパワー基板等の機器に直接接
続することもできる。
【0040】このような接続部分を設けることにより、
この接続部分で接続及び切り離しが可能となるため、図
5における締結手段であるスタッドボルト7a、ナット
8a及び座金9a並びにスタッドボルト7b、ナット8
b及び座金9bを、例えばリベット、半田付け又は抵抗
溶接等の固着手段とすることもできる。このような固着
手段を用いてコア導体101a及びシールド導体101
bを、それぞれ導体部16a及び16bに固定する場合
には、前記締結手段による場合と比較して作業の迅速性
及び固定部の信頼性を向上することができる。
【0041】以上の説明においては、第1の導体板16
a及び第2の導体板16bをL形として接続部分(L
2)を形成したが、導体板に接続部分を設ける形状はこ
のような形状に限定されるものではなく、他の積層部材
の接続部分又はパワー基板等の機器に接続できる形状で
あればよい。
【0042】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4に係る接続端子の構成図であり、実施の形態3の
図5と同一符号は同一又は相当部分を示している。図7
において、11は第1の絶縁板、17aは第1の導体板
16aと接続される第1の連結導体板、17bは第2の
導体板16bと接続される第2の連結導体板、18は第
2の絶縁板、19a及び19bは絶縁シート、20は電
源装置に収納されるパルス電源ユニットのパワー基板、
21は取り付け金具、22はボルト、23はナット、2
4はボルトである。また、12は絶縁ブッシュ、13は
絶縁カラー、14はボルトであり、実施の形態1の図3
と同様の積層部材の保持構造となっており、ボルト14
により取り付け金具21に固定され、第1の連結導体板
17a、第2の絶縁板18及び第2の連結導体板17b
等により構成される積層部材を保持している。
【0043】第1の連結導体板17a及び第2の連結導
体板17bは、第2の絶縁板18とその両側に配設され
た絶縁シート19a及び19bとを挟んで積層され、第
1の導体板16a及び第2の導体板16bと同様のL形
の接続部分を有しており、ボルト22及びナット23に
より、それぞれ第1の導体板16a及び第2の導体板1
6bと接続される。
【0044】第1の連結導体板17a及び第2の連結導
体板17bの前記L形の接続部分の反対側端部は、図の
ように折り曲げられており、この端部(図中F)は、パ
ワー基板20の出力部分に形成されたスルーホールに挿
入され、例えば半田付け等の接続手段により接続され
る。
【0045】第2の絶縁板18は、第1の絶縁板11よ
りも厚く、かつ、第1の連結導体板17a及び第2の連
結導体板17bのL形の接続部分よりも後退して構成さ
れているので、第1の導体板16a及び第2の導体板1
6bとの間から突出している絶縁板11の端縁(図中
G)を、第1の連結導体板17a及び第2の連結導体板
17bとの間に支障無く挿入することができる。また、
絶縁シート19a及び19bの先端(図中H)は、絶縁
板18の端縁(図中G)の両側に延長されており、この
部分の第1の連結導体板17a及び第2の連結導体板1
7bとの間の絶縁距離を延ばすことができる。また、絶
縁シート19a及び19bの他端(図中I)は、図のよ
うに湾曲して延びており、第1の連結導体板17aと第
2の連結導体板17bとの間の絶縁が確保されている。
【0046】以上の説明においては、パワー基板20を
備えるパルス電源ユニットが1台の場合を示したが、よ
り大きい加工電流を得るために複数台を接続してもよ
い。
【0047】図7の構成において、パルス電源ユニット
を取り出す場合又は輸送等で電源装置と機械本体を切り
離す場合には、同軸ケーブル101を接続したまま、か
つ、第1の導体板16a、絶縁板11及び第2の導体板
16bを積層組立したままの状態で、ボルト22及びナ
ット23を外すことにより、前記パルス電源ユニットの
取り出し等が可能である。このようなボルト22等の取
り外し又は再接続作業は、少ない本数のボルト等の取り
外し又は締結作業により可能なため、多数本の同軸ケー
ブルの取り外し及び再接続作業よりも簡単に行うことが
できる。
【0048】また、パワー基板20から第1の導体板1
6a及び第2の導体板16bまでの経路に従来のような
同軸ケーブルを使用せず、第1の連結導体板17a及び
第2の連結導体板17bを使用して接続しているので、
特に大電流を流す場合において、小形化を図ることがで
きると共に電流経路を短縮することができる。さらに、
第1の導体板16a及び第2の導体板16b並びに第1
の連結導体板17a、第2の連結導体板17bはほぼ密
着積層されていると共に第1の導体板16aと第1の連
結導体板17aとの接続部分及び第2の導体板16bと
第2の連結導体板17bとの接続部分も密着しているの
で、パワー基板20から機械本体に接続される同軸ケー
ブルに至るまで低インダクタンスの電流経路を構成する
ことができる。さらにまた、第1の導体板16a及び第
2の導体板16bによって、複数台のパルス電源ユニッ
トを並列接続するための導体を兼ねることもできる。
【0049】実施の形態5.図8は、この発明の実施の
形態5に係る接続端子の構成図であり、図において、実
施の形態4の図7と同一符号は同一又は相当部分を示し
ている。図8において、10aは第1の導体板、10b
は第2の導体板、25a及び25bはスタッドボルト、
26a及び26bはナット、27a及び27bは座金、
28aは第1の連結導体板、28bは第2の連結導体板
である。
【0050】第1の導体板10a及び第2の導体板10
bには、スタッドボルト25a及び25bがそれぞれ植
設されている。また、第1の連結導体板28a及び第2
の連結導体板28bは、図のように段付きに形成されて
おり、この段付き部にはそれぞれスタッドボルトを受け
入れる溝穴(図示せず)が設けられている。前記段付き
部の間隔(図中J)に、ナット26a及び26bを緩め
た積層部材(第1の導体板10a、第1の絶縁板11及
び第2の導体板10b)が挿入され、ナット26a及び
26bを締め付けることにより締結される。また、前記
挿入を容易にするために第1の連結導体板28a及び第
2の連結導体板28bにはガイド用の傾斜部(図中K)
が形成されている。その他の構成は実施の形態4の図7
と同様であるため説明を省略する。
【0051】実施の形態5の図8の構成は、実施の形態
4の図7と同様の作用効果を奏すると共に、パルス電源
ユニットを取り出す場合又は輸送等で電源装置と機械本
体を切り離す場合には、第1の導体板10a、第1の絶
縁板11及び第2の導体板10bを積層組立したまま、
ナット26a及び26bを緩め、第1の連結導体板28
a及び第2の連結導体板28bの前記溝穴に沿って引き
抜けばよいので、当該作業を非常に容易かつ確実に行う
ことができる。例えば、ナット26a及び26bは緩め
るのみで外す必要が無いので、不用意に落下させる等の
懸念が全く無い。また、実施の形態4の図7の構成のよ
うなL形の接続部分を必要としないため、より電流経路
を短くでき、小形化を図ることができる。
【0052】実施の形態6.図9及び図10は、この発
明の実施の形態6に係る接続端子の構成図であり、図に
おいて、3a及び3bは端末接続手段の一例である圧着
端子、7a及び7bはスタッドボルト、8a及び8bは
ナット、29aは第1の導体板、29bは第2の導体
板、30aは第1の連結導体板、30bは第2の連結導
体板、31は絶縁台、32、33及び34はボルト、3
5は筐体等の側壁部、101及び102は同軸ケーブル
である。
【0053】第1の導体板29a、第2の導体板29
b、第1の連結導体板30a及び第2の連結導体板30
bは、実施の形態3の図5と同様にL形に形成されてい
る。また、絶縁台31は、筒状の周囲隔壁部31aと、
この周囲隔壁部31aの2辺を繋ぐように一体に形成さ
れた中央隔壁部31bとを有する。また、周囲隔壁部3
1aの内側と外側にそれぞれ内フランジ31cと外フラ
ンジ31dが一体に形成されている。
【0054】第1の導体板29a及び第2の導体板29
bの接続部分は絶縁台31の内フランジ31cの周囲に
重なる大きさを有し、第1の連結導体板30a及び第2
の連結導体板30bの接続部分は絶縁台31の内フラン
ジ31cの内側に収まる大きさを有している。
【0055】第1の導体板29a及び第2の導体板29
bの接続部分の端部はボルト32により絶縁台31の内
フランジ31cと締結されており、第1の導体板29a
及び第2の導体板29bの積層部分は絶縁台31の中央
隔壁部31bを挟んで積層されている。また、第1の導
体板29a及び第2の導体板29bの積層部分には背中
合わせにスタッドボルト7a及び7bが植設されてお
り、同軸ケーブル101及び102が圧着接続された圧
着端子3a及び3bがナット8a及び8bにより締結さ
れている。また、絶縁台31は、外フランジ31dを貫
通するボルト33により筐体等の側壁部35と締結され
ている。
【0056】第1の連結導体板30a及び第2の連結導
体板30bの接続部分はそれぞれボルト34により第1
の導体板29a及び第2の導体板29bの接続部分に締
結されており、第1の連結導体板30a及び第2の連結
導体板30bの積層部分は絶縁台31の中央隔壁部31
bを挟んで積層されている。また、第1の連結導体板3
0a及び第2の連結導体板30bの積層部分には背面合
わせにスタッドボルト7a及び7bが植設されており、
同軸ケーブル101及び102が圧着接続された圧着端
子3a及び3bがナット8a及び8bにより締結されて
いる。
【0057】以上のような構成によれば、絶縁台31の
中央隔壁部31bと直交する形で内フランジ31c及び
外フランジ31dを形成しているので、接続端子部を筐
体等の側壁部35に固定及び貫通でき、かつ、インダク
タンスの小さい接続端子が得られる。また、内フランジ
31c及び外フランジ31dによって側壁部35で隔て
られた両側の空間を密閉隔離することができる。さら
に、ボルト34を外すことにより、簡単に接続部分の切
り離しができる。
【0058】以上の説明においては、第1の導体板29
a及び第2の導体板29b並びに第1の連結導体板30
a及び第2の連結導体板30bに、同軸ケーブル101
及び102が接続されているが、いずれかをパワー基板
等他の機器に直接接続される導体とすることもできる。
また、同軸ケーブルの本数は、同軸ケーブル101及び
102の2本に限定されるものではなく、大電流化の要
求等により適宜本数を変更することができる。
【0059】また、以上の説明においては、第1の導体
板29aに第1の連結導体板30aを連結し、第2の導
体板29bに第2の連結導体板30bを連結する場合を
示したが、このような連結を行わずに、それぞれ一個の
導体で構成することもできる。この場合、この一個の導
体に絶縁台の内フランジ31c等と接続するための接続
部分を形成するか、又は、別部品であるL形の接続用部
材をリベットカシメ等で固着してもよい。但し、接続部
分の切り離しは同軸ケーブル101及び102を外して
行うことになる。
【0060】また、以上の説明においては、絶縁台31
に周囲隔壁部31aが一体成形されている場合を示した
が、この周囲隔壁部31aの一部を絶縁台31と着脱可
能な構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。この発
明に係る接続端子は、インダクタンスの増大を抑制する
ことができるため、加工速度向上のための大電流化への
対応性を向上することができる。
【0062】また、この発明に係る接続端子は、製造時
の作業性の改善及び部品点数削減等により製造コストを
低減することができると共に信頼性を向上することがで
きる。
【0063】また、この発明に係る接続端子は、同軸ケ
ーブル等の分布定数線路の本数増加を容易に行うことが
できる。
【0064】また、この発明に係る接続端子は、同軸ケ
ーブル等の分布定数線路の導体間の絶縁距離を簡単に確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る接続端子の構
成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る接続端子の締
結手段の構成を説明するための部分断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る接続端子の積
層部材の保持構造の一例を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る接続端子の構
成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る接続端子の構
成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る接続端子の第
1の導体板及び第2の導体板の構造を示す部分断面図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る接続端子の構
成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5に係る接続端子の構
成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6に係る接続端子の構
成図である。
【図10】 この発明の実施の形態6に係る接続端子の
構成図である。
【図11】 従来の接続端子の構成図である。
【図12】 従来の接続端子の別の構成図である。
【符号の説明】
3a、3b 圧着端子、7a、7b スタッドボルト、
8a、8b ナット、9a、9b座金、10a 第1の
導体板、10b 第2の導体板、11 第1の絶縁板、
16a 第1の導体板、16b 第2の導体板、17a
第1の連結導体板、17b 第の連結導体板、18
第2の絶縁板、28a 第1の連結導体板、28b 第
2の連結導体板、29a 第1の導体板、29b 第2
の導体板、30a 第1の連結導体板、30b 第2の
連結導体板、31 絶縁台、31b 中央隔壁部、3
2、33、34 ボルト、35 筐体等の側壁部、10
1、102、103、104 同軸ケーブル、101
a、102a、103a、104a 第1の導体である
コア導体、101b、102b、103b、104b第
2の導体であるシールド導体。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本の分布定数線路を接続す
    る接続端子において、 前記分布定数線路の第1の導体の端末に固定された第1
    の端末接続手段と、 前記分布定数線路の第2の導体の端末に固定された第2
    の端末接続手段と、 第1の導体板と第2の導体板とを絶縁板を介して積層し
    てなる積層部材と、 前記第1の導体板及び前記第1の端末接続手段との接続
    及び切り離しを行う第1の締結手段と、 前記第2の導体板及び前記第2の端末接続手段との接続
    及び切り離しを行う第2の締結手段とを備えたことを特
    徴とする接続端子。
  2. 【請求項2】 第1の分布定数線路及び第2の分布定数
    線路を接続する接続端子において、 前記第1の分布定数線路の第1の導体の端末と前記第2
    の分布定数線路の第2の導体の端末とを合わせて固定し
    てなる第1の端末接続手段と、 前記第1の分布定数線路の第2の導体の端末と前記第2
    の分布定数線路の第1の導体の端末とを合わせて固定し
    てなる第2の端末接続手段と、 第1の導体板と第2の導体板とを絶縁板を介して積層し
    てなる積層部材と、 前記第1の導体板及び前記第1の端末接続手段との接続
    及び切り離しを行う第1の締結手段と、 前記第2の導体板及び前記第2の端末接続手段との接続
    及び切り離しを行う第2の締結手段とを備えたことを特
    徴とする接続端子。
  3. 【請求項3】 前記第1の締結手段が前記第1の導体板
    に植設された第1のスタッドボルト及びこの第1のスタ
    ッドボルトに前記第1の端末接続手段を締結するための
    第1のナットであり、前記第2の締結手段が前記第2の
    導体板に植設された第2のスタッドボルト及びこの第2
    のスタッドボルトに前記第2の端末接続手段を締結する
    ための第2のナットであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の接続端子。
  4. 【請求項4】 前記端末接続手段が圧着端子であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の接続端
    子。
  5. 【請求項5】 前記第1の導体板及び第2の導体板に他
    の積層部材又はパワー基板等の他の機器と接続するため
    の接続部分を設けたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の接続端子。
  6. 【請求項6】 少なくとも1本の分布定数線路を接続す
    る接続端子において、 前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に固着す
    る第1の固着手段と、 前記分布定数線路の第2の導体を第2の導体板に固着す
    る第2の固着手段と、 前記第1の導体板と前記第2の導体板とを絶縁板を介し
    て積層してなる積層部材とを備え、 前記第1の導体板及び第2の導体板に他の積層部材又は
    パワー基板等の他の機器と接続するための接続部分を設
    けたことを特徴とする接続端子。
  7. 【請求項7】 前記絶縁板の外形を前記第1の導体板及
    び第2の導体板の外形よりも大きく形成したことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の接続端子。
  8. 【請求項8】 少なくとも1本の分布定数線路を接続す
    る接続端子において、 前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に接続す
    る第1の接続手段と、 前記分布定数線路の第2の導体を第2の導体板に接続す
    る第2の接続手段と、 前記第1の導体板と前記第2の導体板とを第1の絶縁板
    を介して積層してなる第1の積層部材と、 第1の連結導体板と第2の連結導体板とを第2の絶縁板
    を介して積層してなる第2の積層部材と、 前記第1の導体板と前記第1の連結導体板との接続及び
    切り離しを行う第1の締結手段と、 前記第2の導体板と前記第2の連結導体板との接続及び
    切り離しを行う第2の締結手段と、 前記第2の積層部材の前記第1の連結導体板及び第2の
    連結導体板をパワー基板等の機器に接続する第3の接続
    手段とを備えたことを特徴とする接続端子。
  9. 【請求項9】 少なくとも1本の分布定数線路を接続す
    る接続端子において、 前記分布定数線路の第1の導体を第1の導体板に接続す
    る第1の接続手段と、 前記分布定数線路の第2の導体を第2の導体板に接続す
    る第2の接続手段と、 絶縁板である中央隔壁部を有し、機器の筐体等の側壁に
    取り付け可能に形成された絶縁台と、 前記第1の導体板と前記第2の導体板とを前記中央隔壁
    部を介して積層してなる第1の積層部材と、 第1の連結導体板と第2の連結導体板とを前記中央隔壁
    部を介して積層してなる第2の積層部材と、 前記第1の導体板を前記絶縁台と締結する第1の締結手
    段と、 前記第2の導体板を前記絶縁台と締結する第2の締結手
    段と、 前記第1の導体板と前記第1の連結導体板との接続及び
    切り離しを行う第3の締結手段と、 前記第2の導体板と前記第2の連結導体板との接続及び
    切り離しを行う第4の締結手段とを備えたことを特徴と
    する接続端子。
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