JP2002260403A - 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム - Google Patents

航空障害灯制御システムおよび照明制御システム

Info

Publication number
JP2002260403A
JP2002260403A JP2001056055A JP2001056055A JP2002260403A JP 2002260403 A JP2002260403 A JP 2002260403A JP 2001056055 A JP2001056055 A JP 2001056055A JP 2001056055 A JP2001056055 A JP 2001056055A JP 2002260403 A JP2002260403 A JP 2002260403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
aviation
terminal
light control
control terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001056055A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Morita
正之 森田
Shigeru Misawa
茂 三沢
Tsuguki Kondou
世樹 近藤
Shigehisa Kawazuru
滋久 川鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2001056055A priority Critical patent/JP2002260403A/ja
Publication of JP2002260403A publication Critical patent/JP2002260403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の航空障害灯12を制御できる航空障害灯
制御システム21を提供する。 【解決手段】 航空障害灯12を制御する複数の航空障害
灯制御端末器23、および複数の航空障害灯制御端末器23
を監視制御する監視制御装置24を備える。これら航空障
害灯制御端末器23および監視制御装置24を互いに通信可
能に信号線22で接続する。監視制御装置24が信号線22に
接続された各航空障害灯制御端末器23と通信し、航空障
害灯12を集中的に監視制御する。複数の航空障害灯制御
端末器23を独立して制御する個別の制御盤を必要とせ
ず、信号線22に接続するだけで済み、配線を簡略化でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空障害灯を制御
する航空障害灯制御システムおよび照明制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空法では、航行の障害となる建
造物の存在を航空機に明示するために、地表または水面
から60m以上の高さの建造物には、航空障害灯を設置
することが義務付けられている。
【0003】例えば、60m以上90m未満の高さのビ
ルの場合には低高度用の航空障害灯を設置して連続点灯
させ、90m以上の高さのビルの場合には中高度用の航
空障害灯を設置して明滅点灯させ、ビルを除く150m
以上の高さの建造物の場合には高高度用の航空障害灯を
設置して閃光発光させている。
【0004】そして、各航空障害灯毎や所定エリア内の
複数の航空障害灯毎に個別の制御盤を用い、各制御盤の
独立した制御により、航空障害灯へ電源を供給する接点
を開閉し、航空障害灯を点灯、消灯、または点滅させて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、各航空障害灯毎
や所定エリア内の複数の航空障害灯毎に、独立して制御
する個別の制御盤を用いる必要がある。また、各制御盤
を遠隔操作しようとした場合、各制御盤毎に個別に配線
する必要があり、配線が複雑になる問題がある。さら
に、各制御盤とも独立した制御をしているため、例え
ば、航空障害灯を点灯させる基準となる外光照度を検知
する外光照度センサなどを各制御盤毎に備える必要があ
ったり、航空障害灯を点滅させる場合の点滅タイミング
にばらつきが発生する問題がある。
【0006】また、近年、ビルなどの照明においては、
所定エリアに設置される複数の照明装置を照明制御端末
器で制御するとともに、このような複数の照明制御端末
器を信号線を通じて1つの監視制御装置に接続すること
により、例えば就業時間帯などに対応して、監視制御装
置により、各照明制御端末器を介して各照明装置の点灯
状態を一括して遠隔制御する照明制御システムが採用さ
れている。
【0007】このような照明制御システムが採用された
ビルでも、航空障害灯を設置する場合には、照明制御シ
ステムとは別に専用の制御盤を設置して制御しており、
一括して管理できず、管理が煩雑になる問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、航空障害灯毎の個別の制御盤を用いずに、航空障
害灯を制御できる航空障害灯制御システムおよび照明制
御システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の航空障害
灯制御システムは、航空障害灯を制御する複数の航空障
害灯制御端末器と;航空障害灯制御端末器を監視制御す
る監視制御装置と;航空障害灯制御端末器および監視制
御装置が互いに通信可能に接続される信号線と;を具備
しているものである。
【0010】そして、監視制御装置が信号線に接続され
た複数の航空障害灯制御端末器と通信し、各航空障害灯
制御端末器の航空障害灯を集中的に制御することによ
り、航空障害灯毎に個別の制御盤などを用いる必要がな
く、複数の航空障害灯制御端末器を信号線に接続するだ
けで済み、配線が簡略化される。
【0011】請求項2記載の航空障害灯制御システム
は、航空障害灯を制御する航空障害灯制御端末器と;パ
ーソナルコンピュータが接続され、航空障害灯制御端末
器に対して情報を送受信するインターフェース部と;航
空障害灯制御端末器およびインターフェース部が互いに
通信可能に接続される信号線と;を具備しているもので
ある。
【0012】そして、パーソナルコンピュータを信号線
のインターフェース部に接続し、このパーソナルコンピ
ュータにより信号線に接続された航空障害灯制御端末器
に対して情報を送受信して設定や確認などをすることに
より、航空障害灯毎に個別の制御盤などを用いる必要が
なく、例えば複数の航空障害灯制御端末器を備える場合
でも信号線に接続するだけでよく、配線が簡略化され
る。
【0013】請求項3記載の航空障害灯制御システム
は、請求項1または2記載の航空障害灯制御システムに
おいて、外光照度を検知する外光照度センサ端末器が信
号線に接続されるものである。
【0014】そして、外光照度を検知する外光照度セン
サ端末器を信号線に接続することにより、外光照度に基
づいて航空障害灯が制御される。
【0015】請求項4記載の航空障害灯制御システム
は、航空障害灯を制御する航空障害灯制御端末器と;外
光照度を検知する外光照度センサ端末器と;監視用のモ
ニタ端末器と;航空障害灯制御端末器、外光照度センサ
端末器およびモニタ端末器が互いに通信可能に接続され
る信号線と;を具備しているものである。
【0016】そして、信号線に航空障害灯制御端末器、
外光照度センサ端末器およびモニタ端末器を互いに通信
可能に接続することにより、外光照度センサ端末器で検
知される外光照度に基づいて航空障害灯制御端末器で航
空障害灯を制御するとともに、モニタ端末器で監視をす
るので、特別な制御盤などが必要なく、さらに、例えば
複数の航空障害灯制御端末器を備える場合でも、信号線
に接続するだけでよく、配線が簡略化される。
【0017】請求項5記載の航空障害灯制御システム
は、パーソナルコンピュータが接続されて情報を入出力
するインターフェース部を有し、航空障害灯を制御する
航空障害灯制御端末器と;パーソナルコンピュータが接
続されて情報を入出力するインターフェース部を有し、
外光照度を検知する外光照度センサ端末器と;航空障害
灯制御端末器および外光照度センサ端末器が互いに通信
可能に接続される信号線と;を具備しているものであ
る。
【0018】そして、信号線に航空障害灯制御端末器お
よび外光照度センサ端末器を互いに通信可能に接続し、
外光照度センサ端末器で検知される外光照度に基づいて
航空障害灯制御端末器で航空障害灯を制御するととも
に、パーソナルコンピュータを航空障害灯制御端末器お
よび外光照度センサ端末器のインターフェース部に接続
して設定や確認などが可能であり、特別な制御盤などが
必要なく、さらに、例えば複数の航空障害灯制御端末器
を備える場合でも、信号線に接続するだけでよく、配線
が簡略化される。
【0019】請求項6記載の航空障害灯制御システム
は、請求項1ないし5いずれか一記載の航空障害灯制御
システムにおいて、航空障害灯を点滅させる際の同期信
号を信号線に出力する同期信号発生手段を備えているも
のである。
【0020】そして、同期信号発生手段が航空障害灯を
点滅させる際の同期信号を信号線に出力することによ
り、例えば複数の航空障害灯制御端末器を備える場合
に、複数の航空障害灯の点滅が同期させる。
【0021】請求項7記載の照明制御システムは、照明
装置を制御する照明制御端末器と;航空障害灯を制御す
る航空障害灯制御端末器と;照明制御端末器および航空
障害灯制御端末器を監視制御するとともに、照明制御端
末器および航空障害灯制御端末器からの情報を表示する
表示手段を有する監視制御装置と;照明制御端末器、航
空障害灯制御端末器および監視制御装置が互いに通信可
能に接続される信号線と;を具備しているものである。
【0022】そして、監視制御装置により信号線に接続
された照明制御端末器および航空障害灯制御端末器と通
信し、照明装置および航空障害灯を監視制御するととも
に、監視制御装置の表示手段で照明制御端末器および航
空障害灯制御端末器からの情報を表示することにより、
航空障害灯を制御する専用の制御盤が必要なく、照明装
置および航空障害灯を一括して容易に管理可能とする。
【0023】請求項8記載の照明制御システムは、照明
装置を制御する照明制御端末器と;航空障害灯を制御す
る航空障害灯制御端末器と;照明制御端末器および航空
障害灯制御端末器を監視制御する監視制御装置と;照明
制御端末器、航空障害灯制御端末器および監視制御装置
が互いに通信可能に接続される信号線と;航空障害灯を
点滅させる際の同期信号を信号線に出力する同期信号発
生手段と;を具備しているものである。
【0024】そして、監視制御装置が信号線に接続され
た照明制御端末器および航空障害灯制御端末器と通信
し、照明装置および航空障害灯を監視制御することによ
り、航空障害灯を制御する専用の制御盤が必要なく、照
明装置および航空障害灯を一括して容易に管理可能と
し、しかも、同期信号発生手段が航空障害灯を点滅させ
る際の同期信号を信号線に出力することにより、例えば
複数の航空障害灯制御端末器を備える場合に、複数の航
空障害灯の点滅が同期される。
【0025】請求項9記載の照明制御システムは、請求
項7または8記載の照明制御システムにおいて、外光照
度を検知する外光照度センサ端末器が信号線に接続され
るものである。
【0026】そして、外光照度を検知する外光照度セン
サ端末器を信号線に接続することにより、外光照度に基
づいて航空障害灯が制御される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0028】図1ないし図6に本発明の第1の実施の形
態を示し、図1は航空障害灯制御システムの構成図、図
2は航空障害灯制御システムの航空障害灯制御端末器の
構成図、図3は航空障害灯制御システムの監視制御装置
の構成図、図4は航空障害灯制御システムの表示手段に
よる表形式の表示例を示す説明図、図5は航空障害灯制
御システムの表示手段による配置図形式の表示例を示す
説明図、図6は航空障害灯制御システムをビルに適用し
た場合の設置例を示す説明図である。
【0029】図6において、建築物として、ビル11を示
し、このビル11の外壁に航空障害灯12が設置されてい
る。ビル11は、例えば、外壁形状が四角形で、90m以
上の高さの場合、航空障害灯12は、低高度用航空障害灯
12aと中高度用航空障害灯12bとが用いられ、ビル11の外
壁の各角部において、上部側から順に、点滅(明減)点
灯される中高度用航空障害灯12bと連続点灯される低高
度用航空障害灯12aとが45m以下の間隔を置いて設置
され、中高度用航空障害灯12bは最上部に設置されると
ともに最下部を除いて設置される。図6に示す例では、
最上部に中高度用航空障害灯12b、中間部および最下部
に低高度用航空障害灯12aが設置される。
【0030】図1において、航空障害灯制御システム21
を示し、この航空障害灯制御システム21は、ビル11に配
線される信号伝送用の信号線22を有し、この信号線22
に、各航空障害灯12を制御する管制器とも呼ばれる複数
の航空障害灯制御端末器23、およびシステム全体を制御
する監視制御装置24がそれぞれ接続されている。各航空
障害灯端末器23には外光照度を検知する外光照度センサ
25が接続されている。各航空障害灯制御端末器23はビル
11の航空障害灯12の近傍に設置され、監視制御装置24は
ビル11の管理室などに設置され、外光照度センサ25はビ
ル11の外に設置される。
【0031】航空障害灯12は、ビル11の外壁に設置され
る本体部、この本体部に対して着脱可能に取り付けられ
る発光部を有し、発光部は、例えば、白熱電球、発光ダ
イオード、ネオンランプ、キセノンランプなどを光源と
して用いている。本実施の形態では低高度用航空障害灯
12aに発光ダイオードが用いられ、この発光ダイオード
を光源とした場合、白熱電球のように一度に不点灯とな
ることがなく、経年変化により徐々に明るさ(光度)が
低下していくため、光度が初期時に比べて半減した時点
で寿命としている。そのため、点灯積算時間を管理する
ことにより、点灯積算時間が所定時間、例えば2500
00時間経過時に寿命と判断して、発光部の交換がなさ
れる。
【0032】また、航空障害灯制御端末器23には、図2
に示すように、例えば商用交流電源などを供給する電源
線31、各低高度用航空障害灯12aおよび各中高度用航空
障害灯12bにそれぞれ接続される複数の給電線32a,32
b、外光照度センサ25に接続される接続線33、および信
号線22が接続されている。
【0033】電源線31は点灯消灯切換用のリレー34に接
続され、このリレー34と各給電線32a,32bとの間に、リ
レー35a,35bおよび断芯検出部36a,36bがそれぞれ接続
されている。
【0034】低高度用航空障害灯12aのリレー35aは、一
体的に連動して閉成、開成される。リレー35aが閉成し
て電流がながれている時間つまり各低高度用航空障害灯
12aが点灯している点灯時間が、点灯時間積算部37によ
って積算される。
【0035】中高度用航空障害灯12bのリレー35bは、点
滅部38によって一体的に連動して閉成、開成される。
【0036】各断芯検出部36a,36bは、給電線32a,32b
を流れる電流に応じて各低高度用航空障害灯12aおよび
各中高度用航空障害灯12bの断芯状態を検出するもの
で、電流が流れる場合には低高度用航空障害灯12aが点
灯し、電流が流れていない場合には低高度用航空障害灯
12aが消灯していることを検出する。
【0037】接続線33は周辺照度検出部39に接続され、
この周辺照度検出部39により、外光照度センサ25で検知
される外光照度に応じて、航空障害灯12を点灯するか消
灯するかを判断し、リレー34を閉成、開成させる。外光
照度センサ52は、例えば、CDS素子7やフォトダイオ
ードなどの光電変換素子で、0〜30000lx程度の範
囲で照度を検知し、照度に対応した0〜10V程度の検
知電圧を出力するものであり、この外光照度センサ25の
アナログ信号と判断レベル基準電圧とをコンパレータ回
路で比較し、夜間などの外光照度のレベルが高い場合に
は航空障害灯12を点灯させ、昼間などの外光照度のレベ
ルが高い場合には航空障害灯12を消灯させる。
【0038】信号線22は伝送部40の伝送インターフェー
ス41を介して航空障害灯制御端末器23を制御する制御部
42に接続され、この制御部42には航空障害灯制御端末器
23毎に固有のアドレスを設定するアドレス設定部43が接
続されている。
【0039】制御部42には、制御部42による制御または
手動でリレー34を強制的に閉成、開成させる手動自動切
換部44、点灯時間積算部37、点滅部38、各断芯検出部36
a,36bが接続されている。そして、制御部42は、信号線
22を通じて監視制御装置24と通信し、アドレスとともに
データを互いにやり取りして制御する。データの伝送に
は時分割多重伝送などが用いられる。
【0040】また、監視制御装置24は、図3に示すよう
に、例えば商用交流電源を供給する電源線51、および信
号線22が接続されている。
【0041】電源線51は商用交流電源を監視制御装置24
で必要とする直流電源に変換して供給する直流電源部52
に接続されている。
【0042】信号線22は伝送インターフェース53を介し
て制御部54に接続され、この制御部54に、データを記憶
するメモリ部55、監視制御装置24に固有のアドレスを設
定するアドレス設定部56、監視情報や設定情報などを表
示する表示手段としての液晶表示部57、およびこの液晶
表示部57の画面の表面に形成されて入力操作可能とする
入力手段としてのタッチパネル58が接続されている。
【0043】監視制御装置24は、信号線22を通じて各航
空障害灯制御端末器23と通信し、各航空障害灯制御端末
器23を集中的に制御する機能、各航空障害灯12の点灯、
消灯を制御する点灯消灯制御手段の機能、各航空障害灯
12の点灯、消灯を監視する監視手段の機能、各航空障害
灯12の断芯状態を監視する断芯監視手段の機能、各航空
障害灯12の点灯積算時間を管理する点灯積算時間管理手
段の機能、点灯積算時間が各航空障害灯12の寿命に達す
る所定時間経過時に報知する報知手段の機能、液晶表示
部57によって各航空障害灯12の点灯状態や点灯積算時
間、断芯や交換時期などを表示させるとともに航空障害
灯制御端末器23からの情報を表示させる表示制御手段、
およびタッチパネル58での入力操作を受け付ける入力制
御手段の機能などを有している。
【0044】液晶表示部57の画面57aで航空障害灯制御
端末器23からの情報を表示するには、図4に示すよう
に、表形式で、アドレス、負荷名称、場所および状態な
どを表示したり、また、図5に示すように、配置図形式
で、ビル11における場所、赤色は点灯および青色は消灯
というように色によって状態などを表示する。さらに、
このような表示形式の状態で、液晶表示部57の表面のタ
ッチパネル57によって入力操作できる。
【0045】そして、航空障害灯制御システムにおい
て、航空障害灯制御端末器23では、外光照度センサ25の
検知に基づいて外光照度が所定値以下に低下した場合
に、リレー34を閉成し、リレー35a,35b側に通電する。
制御部42の制御により、リレー35aを閉成させて低高度
航空障害灯32aを連続点灯させるとともに、点滅部38で
リレー35bを閉成させて中高度航空障害灯32bを点滅させ
る。
【0046】さらに、航空障害灯制御端末器23では、外
光照度センサ25の検知に基づいて外光照度が所定値以上
に増加した場合に、リレー34を開放し、リレー35a,35b
側への通電を遮断し、低高度航空障害灯32aおよび中高
度航空障害灯32bを消灯させる。
【0047】さらに、航空障害灯制御端末器23では、低
高度航空障害灯32aおよび中高度航空障害灯32bの点灯消
灯状態や断芯状態などの各航空障害灯制御端末器23の情
報をアドレスとともに信号線22を通じて監視制御装置24
に伝送する。
【0048】また、監視制御装置24では、信号線22を通
じて航空障害灯制御端末器23の情報をアドレスとともに
入力し、低高度航空障害灯32aおよび中高度航空障害灯3
2bの点灯消灯状態や断芯状態を監視するとともに、低高
度航空障害灯32aの点灯積算時間が交換時期に達したか
監視する。監視制御装置24の液晶表示部57では、断芯が
確認された場合に異常を表示し、交換時期に達した場合
に交換を表示する。
【0049】液晶表示部57で航空障害灯制御端末器23か
らの情報を表示するには、図4に示すように表形式で表
示することにより、航空障害灯12毎の点灯状態などを一
度に確認できて、検索などを容易にでき、また、図5に
示すように配置図形式で表示することにより、配置場所
に応じた航空障害灯12の点灯状態を容易に確認できる。
さらに、このような表示形式の状態で、液晶表示部57の
表面のタッチパネル57によって入力操作できる。
【0050】さらに、監視制御装置24では、各航空障害
灯制御端末器23を制御する情報を対応するアドレスとと
もに信号線22を通じて各航空障害灯制御端末器23に伝送
する。
【0051】このように、監視制御装置24が信号線22に
接続された複数の航空障害灯制御端末器23と通信し、各
航空障害灯制御端末器23の航空障害灯12を集中的に監視
制御できるので、航空障害灯12毎に個別の制御盤などを
用いる必要がなく、複数の航空障害灯制御端末器23を備
える場合でも信号線22に接続するだけで済み、配線を簡
略化できる。
【0052】次に、図7および図8に第2の実施の形態
を示し、図7は照明制御システムの構成図、図8は照明
制御システムの表示手段による表形式の表示例を示す説
明図、である。なお、上述した航空障害灯制御システム
21の構成と同様の構成については同一符号を用いてその
説明を省略する。
【0053】照明制御システム61は、ビル11内の各フロ
アの天井などに設置される照明器具などの照明装置62と
ビル11の外壁に設置される航空障害灯12とを一括して制
御する。
【0054】この照明制御システム61は、ビル11に配線
される信号伝送用の信号線22を有し、この信号線22に、
各航空障害灯12を制御する複数の航空障害灯制御端末器
23、各照明装置62を制御する複数の照明制御端末器63、
照明装置62を手動で点灯消灯させる壁スイッチ64などの
複数の監視端末器65、およびシステム全体を制御する監
視制御装置24がそれぞれ接続されて構成されている。
【0055】照明装置62は、ビル11の各階フロアの天井
などに複数設置され、ランプを有している。所定のエリ
ア毎の複数の照明装置62が照明制御端末器63に接続さ
れ、各照明制御端末器63により複数の照明装置62の点
灯、消灯および調光などの点灯状態が制御される。各照
明制御端末器63は固有のアドレスを有している。
【0056】また、監視制御装置24は、信号線22を通じ
て各航空障害灯制御端末器23、各照明制御端末器63およ
び監視端末器65と通信し、これら各航空障害灯制御端末
器23、照明制御端末器63および監視端末器65を集中的に
監視制御する機能を有している。
【0057】そして、監視制御装置24は、就業時間帯
や、外光照度や、各フロアの利用状況などに対応して、
照明装置62の点灯、消灯および調光などの点灯状態の制
御信号を信号線22を通じて各照明制御端末器63に出力す
る。各照明制御端末器63では、監視制御装置24から対応
するアドレスの制御信号を入力し、照明装置62を点灯、
消灯、調光させる。
【0058】監視制御装置24の液晶表示部57の画面57a
では、図8に示すように、表形式で、アドレス、負荷名
称、場所および状態などを表示することにより、航空障
害灯12および照明装置62の点灯状態などを一度に確認で
きて、検索などを容易にでき、また、上述した図5に示
すように、配置図形式で表示することにより、配置場所
に応じた航空障害灯12および照明装置62の点灯状態を容
易に確認できる。さらに、このような表示形式の状態
で、液晶表示部57の表面のタッチパネル57によって入力
操作できる。
【0059】このように、監視制御装置24が信号線22に
接続された航空障害灯制御端末器23および照明制御端末
器63と通信し、航空障害灯12および照明装置62を集中的
に監視制御できるとともに、監視制御装置24の液晶表示
部57で航空障害灯制御端末器23および照明制御端末器63
からの情報を表示できるので、航空障害灯12を制御する
専用の制御盤が必要なく、航空障害灯12および照明装置
62を一括して容易に管理できる。
【0060】なお、監視制御装置24が計時手段を備える
ことにより、低高度航空障害灯12aの点灯時間管理や照
明装置62の点灯消灯のタイムスケジュールなどを一括し
て実行することができ、各航空障害灯制御端末器23の点
灯時間積算部37を省略でき、簡略化できる。
【0061】次に、図9に第3の実施の形態を示し、図
9は照明制御システムの構成図である。なお、上述した
航空障害灯制御システム21および照明制御システム61の
構成と同様の構成については同一符号を用いてその説明
を省略する。
【0062】この照明制御システム61では、信号線22
に、複数の航空障害灯制御端末器23、複数の照明制御端
末器63、複数の監視端末器65および監視制御装置24がそ
れぞれ接続されるのに加えて、外光照度センサ端末器67
および同期信号発生手段としての同期信号発生端末器68
が接続されて構成されている。
【0063】外光照度センサ端末器67は、図示しない外
光照度センサを有し、この外光照度センサで検知された
外光照度の情報を信号線22を通じて航空障害灯制御端末
器23、照明制御端末器63および監視制御装置24に伝送す
る。これにより、1つの外光照度センサ端末器67を信号
線22に接続するだけで、各航空障害灯制御端末器23、各
照明制御端末器63および監視制御装置24で外光照度の情
報を得ることができ、各航空障害灯制御端末器23が備え
ている外光検知のための構成を省略でき、簡略化でき
る。
【0064】また、同期信号発生端末器68は、中高度航
空傷害灯12bの点滅タイミングをとるための同期信号を
発生し、信号線22を通じて各航空障害灯制御端末器23な
どに伝送する。これにより、1つの外光照度センサ端末
器67が発生する同期信号に基づいて、各航空障害灯制御
端末器23に接続された各航空障害灯の点滅タイミングを
同期させることができ、視認性を向上できる。
【0065】なお、同期信号発生手段としては、同期信
号発生端末器68に限らず、航空障害灯制御端末器23や監
視制御装置24のいずれか1つに組み込み、そこから信号
線22を通じて伝送することもできる。
【0066】また、同期信号発生手段の構成は、上述し
た航空障害灯制御システム21にも適用でき、同様の作用
効果が得られる。
【0067】次に、図10ないし図12に第4の実施の
形態を示し、図10は航空障害灯制御システムの構成
図、図11は航空障害灯制御システムの外光照度センサ
端末器の構成図、図12は航空障害灯制御システムの航
空障害灯制御端末器の構成図である。なお、上述した航
空障害灯制御システム21および照明制御システム61の構
成と同様の構成については同一符号を用いてその説明を
省略する。
【0068】この航空障害灯制御システム21では、信号
線22に、複数の航空障害灯制御端末器23、外光照度セン
サ端末器67およびモニタ端末器69が接続されて構成され
ている。
【0069】外光照度センサ端末器67は、図11に示す
ように、外光照度センサ70を有し、この外光照度センサ
70の検出出力をAD変換部71で変換してCPU72に入力
し、このCPU72から外光照度の情報を伝送部73を通じ
て信号線22に伝送する。なお、74は外光照度センサ端末
器67に必要とする電源を供給する電源部である。
【0070】航空障害灯制御端末器23は、図12に示す
ように、例えば商用交流電源などを供給する電源線75、
航空障害灯12に接続される給電線76、および信号線22が
接続されている。電源線75と給電線76との間には、航空
障害灯12の点灯消灯を切り換えるリレー77、断芯を検出
する断芯検出手段としての電流トランス78、および点灯
時間を積算する点灯積算算出部79が接続されている。信
号線22は伝送部80を通じて航空障害灯制御端末器23を制
御するCPU81に接続され、このCPU81にリレー77、
電流トランス78および点灯積算算出部79が接続されてい
る。なお、82は航空障害灯制御端末器23に必要とする電
源を供給する電源部である。そして、航空障害灯制御端
末器23は、外光照度センサ端末器67で検知される外光照
度に基づいて航空障害灯12を制御する機能を有してい
る。
【0071】モニタ端末器69は、航空障害灯制御システ
ム21の状態を監視し、表示する機能を有している。
【0072】このように、信号線22に航空障害灯制御端
末器23、外光照度センサ端末器67およびモニタ端末器69
を互いに通信可能に接続することにより、外光照度セン
サ端末器67で検知される外光照度に基づいて航空障害灯
制御端末器23で航空障害灯を制御できるとともに、モニ
タ端末器69で監視をできるので、特別な制御盤などが必
要なく、さらに、複数の航空障害灯制御端末器23を備え
る場合でも、信号線22に接続するだけでよく、配線を簡
略化できる。
【0073】次に、図13ないし図15に第5の実施の
形態を示し、図13は航空障害灯制御システムの構成
図、図14は航空障害灯制御システムの外光照度センサ
端末器の構成図、図15は航空障害灯制御システムの航
空障害灯制御端末器の構成図である。なお、上述した航
空障害灯制御システム21および照明制御システム61の構
成と同様の構成については同一符号を用いてその説明を
省略する。
【0074】図13に示すように、この航空障害灯制御
システム21では、信号線22に、複数の航空障害灯制御端
末器23、外光照度センサ端末器67およびモニタ端末器69
が接続されるのに加えて、汎用コンピュータであるパー
ソナルコンピュータ85が接続されるインターフェース部
86が接続されて構成されている。
【0075】そして、パーソナルコンピュータ85を信号
線22のインターフェース部86に接続し、このパーソナル
コンピュータ85により信号線22に接続された航空障害灯
制御端末器23に対して情報を送受信して設定や確認など
ができ、そのため、航空障害灯12毎に個別の制御盤など
を用いる必要がなく、航空障害灯制御システム21を簡略
化できる。
【0076】また、図14に示すように、外光照度セン
サ端末器67がCPU72に接続されるインターフェース部
87を備えるとともに、図15に示すように、航空障害灯
制御端末器23がCPU81に接続されるインターフェース
部88を備えている。
【0077】そして、信号線22に航空障害灯制御端末器
23および外光照度センサ端末器67を互いに通信可能に接
続し、外光照度センサ端末器67で検知される外光照度に
基づいて航空障害灯制御端末器23で航空障害灯12を制御
できるとともに、パーソナルコンピュータ85を航空障害
灯制御端末器23のインターフェース部88および外光照度
センサ端末器67のインターフェース部87に接続して設定
や確認などができ、特別な制御盤などが必要なく、航空
障害灯制御システム21を簡略化できる。
【0078】次に、図16に第6の実施の形態を示し、
(a)は屋外側の斜視図、(b)は屋内側の斜視図、(c)は施
工状態の斜視図である。なお、上述した航空障害灯制御
システム21および照明制御システム61の構成と同様の構
成については同一符号を用いてその説明を省略する。
【0079】航空障害灯制御システム21または照明制御
システム61の航空障害灯12を、ビル11の例えばPCパネ
ルまたは金属の外壁材であるカーテンウォール91に組み
込んだもので、図16(a)に示すように、カーテンウォ
ール91の屋外側に光源が内蔵された発光部92が設けら
れ、図16(b)に示すように、カーテンウォール91の屋
内側には、光源の交換や調整などのメンテナンスをする
ための開口部93、この開口部93を開閉する扉94、および
電源線および信号線用のコネクタ95を接続するためのコ
ネクタ部96が設けられている。
【0080】図16(c)に示すように、ビル11の外壁面
に、通常のカーテンウォール91aとともに航空障害灯12
であるカーテンウォール91を組み込む。
【0081】このように、カーテンウォール91の施工に
よって航空障害灯12を同時に施工できるので、施工性を
向上できるとともに、航空障害灯12がビル11の外壁面か
ら突出せずに面一となってビル11のデザイン性を損なう
のを防止できる。しかも、カーテンウォール91の屋内側
の開口部93を通じて、屋内から光源の交換や調整などの
メンテナンスを容易にでき、屋外での高所作業を行なわ
ずに済む。
【0082】次に、図17ないし図19に第7の実施の
形態を示し、図17は航空障害灯を示し、(a)は1面発
光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図、(b)は1面発
光タイプの他の航空障害灯ユニットの斜視図、(c)は2
面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図であり、図
18は航空障害灯ユニットの他の例を示し、(a)は1面
発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図、(b)は2面
発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図であり、図1
9は航空障害灯ユニットのさらに他の例を示し、(a)は
1面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図、(b)は
2面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図である。
なお、上述した航空障害灯制御システム21および照明制
御システム61の構成と同様の構成については同一符号を
用いてその説明を省略する。
【0083】航空障害灯制御システム21または照明制御
システム61の航空障害灯12を航空障害灯ユニット101と
してブロック化し、ビル11の屋内に設置可能にしたもの
である。
【0084】図17(a)には、1面発光タイプの航空障
害灯ユニット101を示し、この航空障害灯ユニット101
は、筐体102を有し、この筐体102の1面が発光面103と
され、この発光面103と反対面に開口部104が形成されて
扉105が開閉可能に設けられている。筐体102の内部に
は、航空障害灯12およびこの航空障害灯12の光を発光面
103へ向けて反射させる反射板106が配置されるととも
に、航空障害灯制御端末器23が配設されている。発光面
103には航空障害灯12の光を制光するレンズが必要に応
じて配置されている。
【0085】図17(b)には、1面発光タイプの航空障
害灯ユニット101で筐体102内に複数の航空障害灯12を配
置した例を示し、また、図17(c)には、隣接する2面
に発光面を有する2面発光タイプの航空障害灯ユニット
101を示している。
【0086】そして、航空障害灯ユニット101は、ビル1
1の屋外に臨むガラス面の内側の屋内に設置する。図1
7(a)(b)に示す1面発光タイプの航空障害灯ユニット10
1は、ビル11の各面の幅方向の中間位置に設置された
り、ビル11の角部の各面位置に隣接してそれぞれ設置さ
れ、また、図17(c)に示す2面発光タイプの航空障害
灯ユニット101は、ビル11の角部に設置される。
【0087】また、図18には、航空障害灯12として、
カバーやグローブなどが用いられず、電球、電球形蛍光
ランプ、キセノンランプなどの光源が、筐体102内に配
置される場合を示す。
【0088】また、図19には、航空障害灯12の光源と
して発光ダイオードを用いた場合を示す。
【0089】このように、航空障害灯ユニット101を屋
内設置できるので、容易に設置できるとともに、航空障
害灯ユニット101がビル11の外壁面から突出せずに面一
となってビル11のデザイン性を損なうのを防止できる。
しかも、屋内において、航空障害灯ユニット101の光源
の交換や調整などのメンテナンスを容易にでき、屋外で
の高所作業を行なわずに済む。
【0090】なお、航空障害灯制御システム21および照
明制御システム61は、ビル11以外に、タワーなどにも適
用でき、同様の作用効果が得られる。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の航空障害灯制御システム
によれば、監視制御装置が信号線に接続された複数の航
空障害灯制御端末器と通信し、各航空障害灯制御端末器
の航空障害灯を集中的に監視制御できるので、航空障害
灯毎に個別の制御盤などを用いる必要がなく、複数の航
空障害灯制御端末器を信号線に接続するだけで済み、配
線を簡略化できる。
【0092】請求項2記載の航空障害灯制御システムに
よれば、パーソナルコンピュータを信号線のインターフ
ェース部に接続し、このパーソナルコンピュータにより
信号線に接続された航空障害灯制御端末器に対して情報
を送受信して設定や確認などができるので、航空障害灯
毎に個別の制御盤などを用いる必要がなく、システムを
簡略化でき、さらに、例えば複数の航空障害灯制御端末
器を備える場合でも信号線に接続するだけでよく、配線
を簡略化できる。
【0093】請求項3記載の航空障害灯制御システムに
よれば、請求項1または2記載の航空障害灯制御システ
ムの効果に加えて、外光照度を検知する外光照度センサ
端末器を信号線に接続することにより、外光照度に基づ
いて航空障害灯を制御できる。
【0094】請求項4記載の航空障害灯制御システムに
よれば、信号線に航空障害灯制御端末器、外光照度セン
サ端末器およびモニタ端末器を互いに通信可能に接続す
ることにより、外光照度センサ端末器で検知される外光
照度に基づいて航空障害灯制御端末器で航空障害灯を制
御できるとともに、モニタ端末器で監視をできるので、
特別な制御盤などが必要なく、システムを簡略化でき、
さらに、例えば複数の航空障害灯制御端末器を備える場
合でも、信号線に接続するだけでよく、配線を簡略化で
きる。
【0095】請求項5記載の航空障害灯制御システムに
よれば、信号線に航空障害灯制御端末器および外光照度
センサ端末器を互いに通信可能に接続し、外光照度セン
サ端末器で検知される外光照度に基づいて航空障害灯制
御端末器で航空障害灯を制御できるとともに、パーソナ
ルコンピュータを航空障害灯制御端末器および外光照度
センサ端末器のインターフェース部に接続して設定や確
認などができ、特別な制御盤などが必要なく、システム
を簡略化でき、さらに、例えば複数の航空障害灯制御端
末器を備える場合でも、信号線に接続するだけでよく、
配線を簡略化できる。
【0096】請求項6記載の航空障害灯制御システムに
よれば、請求項1ないし5いずれか一記載の航空障害灯
制御システムの効果に加えて、同期信号発生手段が航空
障害灯を点滅させる際の同期信号を信号線に出力するの
で、例えば複数の航空障害灯制御端末器を備える場合
に、複数の航空障害灯の点滅を同期させることができ
る。
【0097】請求項7記載の照明制御システムによれ
ば、監視制御装置が信号線に接続された照明制御端末器
および航空障害灯制御端末器と通信し、照明装置および
航空障害灯を監視制御できるとともに、監視制御装置の
表示手段で照明制御端末器および航空障害灯制御端末器
からの情報を表示できるので、航空障害灯を制御する専
用の制御盤が必要なく、照明装置および航空障害灯を一
括して容易に管理できる。
【0098】請求項8記載の照明制御システムによれ
ば、監視制御装置が信号線に接続された照明制御端末器
および航空障害灯制御端末器と通信し、照明装置および
航空障害灯を監視制御できるので、航空障害灯を制御す
る専用の制御盤が必要なく、照明装置および航空障害灯
を一括して容易に管理でき、しかも、同期信号発生手段
が航空障害灯を点滅させる際の同期信号を信号線に出力
するので、例えば複数の航空障害灯制御端末器を備える
場合に、複数の航空障害灯の点滅を同期させることがで
きる。
【0099】請求項9記載の照明制御システムによれ
ば、請求項7または8記載の照明制御システムの効果に
加えて、外光照度を検知する外光照度センサ端末器を信
号線に接続することにより、外光照度に基づいて航空障
害灯を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す航空障害灯制
御システムの構成図である。
【図2】同上航空障害灯制御システムの航空障害灯制御
端末器の構成図である。
【図3】同上航空障害灯制御システムの監視制御装置の
構成図である。
【図4】同上航空障害灯制御システムの表示手段による
表形式の表示例を示す説明図である。
【図5】同上航空障害灯制御システムの表示手段による
配置図形式の表示例を示す説明図である。
【図6】同上航空障害灯制御システムをビルに適用した
場合の設置例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す照明制御シス
テムの構成図である。
【図8】同上照明制御システムの表示手段による表形式
の表示例を示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す照明制御シス
テムの構成図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す航空障害灯
制御システムの構成図である。
【図11】同上航空障害灯制御システムの外光照度セン
サ端末器の構成図である。
【図12】同上航空障害灯制御システムの航空障害灯制
御端末器の構成図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態を示す航空障害灯
制御システムの構成図である。
【図14】同上航空障害灯制御システムの外光照度セン
サ端末器の構成図である。
【図15】同上航空障害灯制御システムの航空障害灯制
御端末器の構成図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態を示し、(a)は航
空障害灯の屋外側の斜視図、(b)は航空障害灯の屋内側
の斜視図、(c)は航空障害灯の施工状態の斜視図であ
る。
【図17】本発明の第7の実施の形態を示し、(a)は1
面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図、(b)は1
面発光タイプの他の航空障害灯ユニットの斜視図、(c)
は2面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図であ
る。
【図18】同上航空障害灯ユニットの他の例を示し、
(a)は1面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図、
(b)は2面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視図で
ある。
【図19】同上航空障害灯ユニットのさらに他の例を示
し、(a)は1面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視
図、(b)は2面発光タイプの航空障害灯ユニットの斜視
図である。
【符号の説明】
12 航空障害灯 21 航空障害灯制御システム 22 信号線 23 航空障害灯制御端末器 24 監視制御装置 57 表示手段としての液晶表示部 61 照明制御システム 62 照明装置 63 照明制御端末器 67 外光照度センサ端末器 69 モニタ端末器 85 パーソナルコンピュータ 86〜88 インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 世樹 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 川鶴 滋久 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA62 AA73 AA74 AA81 AB03 BA28 CA05 CB01 CE06 CE17 CF13 CH06 CJ01 CJ02 CJ05 CJ22 3K080 AA15 BA06 BA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空障害灯を制御する複数の航空障害灯
    制御端末器と;航空障害灯制御端末器を監視制御する監
    視制御装置と;航空障害灯制御端末器および監視制御装
    置が互いに通信可能に接続される信号線と;を具備して
    いることを特徴とする航空障害灯制御システム。
  2. 【請求項2】 航空障害灯を制御する航空障害灯制御端
    末器と;パーソナルコンピュータが接続され、航空障害
    灯制御端末器に対して情報を送受信するインターフェー
    ス部と;航空障害灯制御端末器およびインターフェース
    部が互いに通信可能に接続される信号線と;を具備して
    いることを特徴とする航空障害灯制御システム。
  3. 【請求項3】 外光照度を検知する外光照度センサ端末
    器が信号線に接続されることを特徴とする請求項1また
    は2記載の航空障害灯制御システム。
  4. 【請求項4】 航空障害灯を制御する航空障害灯制御端
    末器と;外光照度を検知する外光照度センサ端末器と;
    監視用のモニタ端末器と;航空障害灯制御端末器、外光
    照度センサ端末器およびモニタ端末器が互いに通信可能
    に接続される信号線と;を具備していることを特徴とす
    る航空障害灯制御システム。
  5. 【請求項5】 パーソナルコンピュータが接続されて情
    報を入出力するインターフェース部を有し、航空障害灯
    を制御する航空障害灯制御端末器と;パーソナルコンピ
    ュータが接続されて情報を入出力するインターフェース
    部を有し、外光照度を検知する外光照度センサ端末器
    と;航空障害灯制御端末器および外光照度センサ端末器
    が互いに通信可能に接続される信号線と;を具備してい
    ることを特徴とする航空障害灯制御システム。
  6. 【請求項6】 航空障害灯を点滅させる際の同期信号を
    信号線に出力する同期信号発生手段を備えていることを
    特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の航空障害
    灯制御システム。
  7. 【請求項7】 照明装置を制御する照明制御端末器と;
    航空障害灯を制御する航空障害灯制御端末器と;照明制
    御端末器および航空障害灯制御端末器を監視制御すると
    ともに、照明制御端末器および航空障害灯制御端末器か
    らの情報を表示する表示手段を有する監視制御装置と;
    照明制御端末器、航空障害灯制御端末器および監視制御
    装置が互いに通信可能に接続される信号線と;を具備し
    ていることを特徴とする照明制御システム。
  8. 【請求項8】 照明装置を制御する照明制御端末器と;
    航空障害灯を制御する航空障害灯制御端末器と;照明制
    御端末器および航空障害灯制御端末器を監視制御する監
    視制御装置と;照明制御端末器、航空障害灯制御端末器
    および監視制御装置が互いに通信可能に接続される信号
    線と;航空障害灯を点滅させる際の同期信号を信号線に
    出力する同期信号発生手段と;を具備していることを特
    徴とする照明制御システム。
  9. 【請求項9】 外光照度を検知する外光照度センサ端末
    器が信号線に接続されることを特徴とする請求項7また
    は8記載の照明制御システム。
JP2001056055A 2001-02-28 2001-02-28 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム Pending JP2002260403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001056055A JP2002260403A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001056055A JP2002260403A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002260403A true JP2002260403A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18916139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001056055A Pending JP2002260403A (ja) 2001-02-28 2001-02-28 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002260403A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031476A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 The Doshisha 制御システム、照明制御システムおよび制御用端末装置
WO2005062139A1 (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 The Doshisha 制御システムおよび照明用制御システム
JP2006156286A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Nec Lighting Ltd ランプ点灯状態表示システムおよびランプ点灯状態表示方法
JP2012119336A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012527371A (ja) * 2009-05-20 2012-11-08 アロイス・ヴォベン 航空障害表示灯の制御方法
JP5562473B1 (ja) * 2013-05-31 2014-07-30 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 航空障害灯の故障検出システム及び故障検出方法
JP2018170171A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 北陸電力株式会社 航空障害灯監視システム
CN113840427A (zh) * 2021-09-16 2021-12-24 安徽智芯能源科技有限公司 一种基于交、直流高压输电塔的航空障碍灯控制系统
CN115696679A (zh) * 2022-09-09 2023-02-03 广州市新航科技有限公司 一种电力线载波通信的航空障碍灯

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031476A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 The Doshisha 制御システム、照明制御システムおよび制御用端末装置
WO2005062139A1 (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 The Doshisha 制御システムおよび照明用制御システム
US7386421B2 (en) 2003-12-24 2008-06-10 The Doshisha Control system and lighting control system
JP2006156286A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Nec Lighting Ltd ランプ点灯状態表示システムおよびランプ点灯状態表示方法
US9604732B2 (en) 2009-05-20 2017-03-28 Aloys Wobben Method for controlling an obstruction light
JP2012527371A (ja) * 2009-05-20 2012-11-08 アロイス・ヴォベン 航空障害表示灯の制御方法
JP2012119336A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP5562473B1 (ja) * 2013-05-31 2014-07-30 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 航空障害灯の故障検出システム及び故障検出方法
JP2014235806A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 航空障害灯の故障検出システム及び故障検出方法
JP2018170171A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 北陸電力株式会社 航空障害灯監視システム
CN113840427A (zh) * 2021-09-16 2021-12-24 安徽智芯能源科技有限公司 一种基于交、直流高压输电塔的航空障碍灯控制系统
CN115696679A (zh) * 2022-09-09 2023-02-03 广州市新航科技有限公司 一种电力线载波通信的航空障碍灯
CN115696679B (zh) * 2022-09-09 2023-09-22 广州市新航科技有限公司 一种电力线载波通信的航空障碍灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI389063B (zh) 逃生指示燈以及逃生指示系統
JP5662067B2 (ja) 照明制御システム及びそれに用いられる制御ユニット
JP5075673B2 (ja) 照明制御システム
CN102162609B (zh) 照明器具以及照明系统
EP2364573B1 (en) Illumination system comprising a plurality of illumination devices
RU2608537C2 (ru) Автоматически включающаяся и энергосберегающая система освещения
ES2902680T3 (es) Control de iluminación distribuido
US20150130351A1 (en) Apparatus Intelligent Parallel View LED Light, Methods of Configuration and Controls
JP2010080139A (ja) ネットワーク蛍光灯型led照明システムおよびそれに用いられる蛍光灯型led照明体
US9214834B1 (en) Automatic emergency lighting load control
JP2009021141A (ja) 照明制御装置
JP2013093323A (ja) Led照明装置の照明制御システム
JP2002260403A (ja) 航空障害灯制御システムおよび照明制御システム
JP6057220B2 (ja) 照明制御システム及びそれに用いられる制御ユニット
JP5870310B2 (ja) 照明制御システム及びそれに用いられる制御ユニット
JP4356940B2 (ja) 電子安定器付き照明器具に用いる調光センサ装置および照明器具
TWI568314B (zh) 光源控制系統
JP2009158280A (ja) 照明制御システム
JP2012074151A (ja) 照明制御システム
KR101280395B1 (ko) 전력선 통신 방식을 이용한 엘이디 조명 중앙통제 시스템
JP2007227100A (ja) 照明制御システム
JP2018113232A (ja) 照明装置
KR200432455Y1 (ko) 비상조명등 원격점검 시스템
JPH0266882A (ja) 照明システム
JP2002298228A (ja) 避難誘導システム