JP2002260394A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002260394A JP2001057498A JP2001057498A JP2002260394A JP 2002260394 A JP2002260394 A JP 2002260394A JP 2001057498 A JP2001057498 A JP 2001057498A JP 2001057498 A JP2001057498 A JP 2001057498A JP 2002260394 A JP2002260394 A JP 2002260394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他のグループのメモリセルに跨ってデータ読み
出しをする場合にも、高速シンクロナス読み出しを維持
する。 【解決手段】前段のトランジスタ群212と後段のトラ
ンジスタ群222とを2段設け、前段のトランジスタ群
212で、連続読み出しの対象となるメモリセル102
に接続されるビット線を全て選択し、後段のトランジス
タ群222で、前段のトランジスタ群212が同一のセ
ンスアンプに接続される複数のビット線を選択している
場合に、その何れかをさらに選択するように制御するの
で、任意の読み出し開始アドレスを指定しても、従来の
ように、読み出し途中でクロックの空きサイクルが発生
することがなく、切れ目なくデータを読み出すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスバー
スト読み出し(クロックに同期した連続読み出し)機能
を持つフラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、あらゆる電子機器は半導体記憶装
置(以下メモリという)を内蔵し、その中に記憶された
データに基づいて各種の処理を行っている。例えば、一
般的な例では、パーソナルコンピュータ(以下PCとい
う)においては、中央演算処理装置(以下CPUとい
う)の高速化とメモリ容量の増大化の歴史といっても過
言ではない。
【0003】特に普及が著しい携帯電話においても、C
PUとメモリが用いられており、携帯電話のサービスの
向上に伴い、大量のデータを扱うためのCPUの高速化
とメモリ容量の増加が望まれている。
【0004】当然、CPUの高速化に伴い、メモリにも
アクセスタイムの高速化が要求されている。例えば、P
CのCPUにおいては、数年でそのスピード(一般的に
は動作クロック周波数で表されることが多い)が2倍に
なり、処理速度の向上が図られている。
【0005】しかし、メモリの高速化は、CPUのそれ
ほど進んでいないのが現状である。このような状況の
中、できるだけメモリのアクセスタイムをCPUのスピ
ードに近づけるために、メモリには種々の変則的なアク
セス方法が用いられている。例えば、クロックに同期し
た連続読み出しを行うシンクロナスバースト読み出しが
それに相当する。
【0006】このシンクロナスバースト読み出しとは、
読み出すべき一連のデータの先頭アドレスのみを指定
し、それに続くアドレスは、外部からメモリに入力され
るクロックのみでメモリデバイス内部でインクリメント
処理されるというものである。
【0007】したがって、読み出すべき一連のデータ
は、先頭アドレスに対して、シリーズ(連続)になって
いるという制約があるが、その分、先頭アドレスで指定
したデータの読み出し速度に対し、それに続くデータの
読み出し速度を速めたものである。
【0008】このシンクロナスバースト読み出しについ
て、図6を用いて説明する。
【0009】図6において、CE#はデバイスを動作状
態にするためのチップイネーブル信号、BAV#はシン
クロナス読み出し開始を示す信号、CKはシステムクロ
ック、DOUTはアドレスデータ出力である。T1は先
頭アドレスのデータが読み出されるまでの時間、T2は
アドレスデータ「1nd」〜「4th」がデータ読み出
しされる時間である。
【0010】まず、チップイネーブル信号CE#がロウ
レベルに下がり、デバイスが選択された後、シンクロナ
ス読出開始信号BAV#がロウレベルに下がると、シン
クロナスバースト読み出しが開始される。
【0011】通常、この時点で、読み出すべきデータの
格納場所を示す先頭アドレスが、デバイスに読み込まれ
る(ここではアドレスを図示せず)。
【0012】シンクロナス読出開始信号BAV#がロウ
レベルになると、システムクロックCKがデバイスに取
り込まれ始める(ここでシステムクロックCKは、シス
テムが基準としているクロックのことであり、CPUの
そのクロックに合わせて動作を行っている。以後、単に
クロックと呼ぶことにする)。
【0013】その後、ある一定数のクロック数がカウン
トされた後、先頭アドレスを示すデータ(図6中「1s
t」)がデータ出力DOUTに読み出される。シンクロ
ナス読出開始信号BAV#がロウレベルに下がった後、
先頭アドレスのデータが読み出されるまでの時間T1を
通常Latency(レイテンシー)と呼ぶ。先頭アド
レスの読み出しに必要な時間は、シンクロナスでないノ
ーマルの読み出し時間と同じであるので、クロックの周
波数が早い場合、このように空撃ちのクロック(レイテ
ンシの時間分に相当するクロック)を入れる必要があ
る。
【0014】しかし、先頭アドレスのデータが読み出さ
れた後は、このような空撃ちのクロックを入れる必要は
なく、クロックが1回入る毎に、先頭アドレスからシリ
ーズにつながるアドレスデータ(「2nd」,「3r
d」,「4th」)がデータ出力DOUTとして順番に
読み出される。
【0015】このような読み出し手法が可能となる理由
は、「2nd」〜「4th」までのアドレスデータが先
頭アドレスデータ「1st」の読み出しと同時にデバイ
ス内部でアクセスされ、「1st」の先頭アドレスデー
タがデータ出力DOUTとして読み出されるときには、
既に「2nd」〜「4th」のアドレスデータもデバイ
ス内部で出力待機状態になっているからである。このよ
うな読み出しを行うためには、当然、デバイス内部の読
み出し動作を実行するためのセンスアンプが複数組用意
されている必要がある。
【0016】ここで、図7を用いて、シンクロナスバー
スト読み出し機能を持つ不揮発性半導体記憶装置として
のフラッシュメモリの構成について説明する。
【0017】図7において、メモリセルアレイ101
は、1グループ分の例えば128個のメモリセル102
が行方向および列方向に配置されている。列方向に配設
された各メモリセル102毎にそのドレインはそれぞれ
ビット線Y0〜YFにそれぞれ接続され、行方向に配設
された各メモリセル102毎にその各ゲートはそれぞ
れ、ワード線X0〜X7にそれぞれ共通接続されている
と共に、ワード線X0〜X7をそれぞれ介してXデコー
ダ103に接続されている。
【0018】ビット線Y0〜YFにはそれぞれ、Yデコ
ーダ・ドライバ104(以下、単にYデコーダという)
に各ゲートがそれぞれ接続されたトランジスタがそれぞ
れ介装されている。複数のトランジスタにより選択トラ
ンジスタ群105が構成されている。
【0019】センスアンプ106〜109は、選択トラ
ンジスタ群105で選択されたビット線からの情報を増
幅するものである。
【0020】ラッチ回路110〜113は、センスアン
プ106〜109で増幅したデータを一旦保持するもの
である。
【0021】マルチプレクサ回路114は、ラッチ回路
110〜113からの出力データを、内部アドレス(コ
ラムアドレス)CA0,CA1に応じて選択出力する選
択スイッチ手段である。
【0022】メモリコア115は、メモリアレイ101
とトランジスタ群105を含むものであり、また、その
出力部116は、センスアンプ106〜109、データ
ラッチ110〜113およびマルチプレクサ114を含
むものである。
【0023】通常、メモリでは、並列に読み出されるデ
ータは8ビットかまたは16ビットが主流である。この
例では、メモリコア115と出力部116がデータの0
番目を示し、このメモリコア115および出力部116
と同等の機能を持つメモリコア117および出力部11
8がデータの1番目を示し、以下同様に、メモリコア1
19,121,・・123および出力部120,12
2,・・124がデータの2番目、3番目、・・n番目
を示している。
【0024】以後の説明では、説明を簡略化するため
に、データの0番目のみについて、そのシンクロナス読
み出し動作を説明する。なお、各メモリセル102をそ
の配設位置に応じて以下のように呼称する。
【0025】即ち、ワード線X0とビット線Y0の交点
部分にあるメモリセル102をX0Y0、ワード線X0
とビット線Y1の交点部分にあるメモリセル102をX
0Y1というように命名する。したがって、ワード線X
7とビット線YFの交点部分にあるメモリセル102は
X7YFと呼ぶことになる。さらに、ビット線Y0に接
続されるトランジスタをYTR_0と呼び、同様に、ビ
ット線Y1に接続されるトランジスタをYTR_1、・
・ビット線YFに接続されるトランジスタをYTR_F
と呼ぶ。
【0026】今、読み出すべき先頭アドレスがX0Y0
のメモリセル102の場合を考える。図6のタイミング
図に示すように、まず、チップイネーブル信号CE#が
ロウレベルになってデバイスがアクティブになり、その
後、シンクロナス読出開始信号BAV#がロウレベルに
なることで、X0Y0のメモリセル102を示す先頭ア
ドレスがデバイスに取り込まれる。
【0027】デバイス内部では、その先頭アドレスが、
Xデコーダ103とYデコーダ104に分配される。ま
ず、Xデコーダ103によって選択されたワード線X0
がアクティブになり、ワード線X0上に共通接続された
X0Y0〜X0YFのメモリセル102が同時に選択さ
れる。
【0028】Yデコーダ104に分配されたアドレス
は、図8に示したYデコーダ104における動作の真理
値表の内部アドレス(コラムアドレス)CA3〜CA0
(読み出し先頭アドレスに対応するコラムアドレス)の
全てが「0」の場合に相当する。この場合、Yデコーダ
104からの出力YD_0がアクティブ「H」になるこ
とで、ゲートが共通接続された4個のトランジスタYT
R_0〜YTR_3が一括して導通状態となり、X0Y
0〜X0Y3の4個のメモリセルからのデータがそれぞ
れ、各センスアンプ106〜109にそれぞれ同時に伝
えられる。これらのメモリセル102のデータが十分に
センスアンプ106〜109に伝えられた時点で、セン
スアンプ106〜109がアクティブになり、4個のメ
モリセル102からの一連の各データがセンスされる。
【0029】その後、センスされたデータはそれぞれ、
データラッチ110〜113にそれぞれ伝達されてラッ
チされる。ラッチされた各データは、マルチプレクサ1
14を通して、クロックCKから生成された内部クロッ
クCKI(内部クロック生成回路は図示せず)および内
部アドレス(コラムアドレス)CA1,CA0によっ
て、X0Y0( X0Y1( X0Y2( X0Y3の順
に4個のデータが時系列に順次出力される。
【0030】X0Y0〜X0Y3までの各データが、一
度にデータラッチ110〜113にラッチされているた
め、X0Y0のデータに続く3個のデータは、切れ目な
く内部クロックCKIに従って読み出される。この状態
を図6に示している。
【0031】次に、図9に示すように、先頭アドレスが
X0Y3のメモリセル102の場合を考える。この場合
も、Xデコーダ103からのワード線X0への出力とY
デコーダ104からの出力YD_0がアクティブにな
り、X0Y0〜X0Y3のメモリセル102の情報がセ
ンスアンプ106〜109でセンスされ、さらにデータ
ラッチ110〜113にラッチされる。ここまでは、X
0Y0のメモリセル102を先頭アドレスとする場合と
同じである。
【0032】さらに、データラッチ110〜113にラ
ッチされたデータは、マルチプレクサ114によって、
まず、第1番目にX0Y3のデータが出力され、その
後、順番にX0Y0、X0Y1、X0Y2のメモリセル
102からのデータが順次出力される。この状態をタイ
ミングチャートで示したものが、図9である。
【0033】なお、マルチプレクサ114で選択する順
番を変えてX0Y3( X0Y2(X0Y1( X0Y0
も可能である。このように図7の回路構成では、X0Y
0〜X0Y3の各メモリセル102からのデータを一度
にセンスすることが可能であるので、その一塊のデータ
をクロックCKの周期に合わせて途切れなくデータ読み
出しを行うことが可能となる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
一つ問題がある。先頭アドレスがX0Y3の場合、それ
に続くメモリセル102を同一グループ内の例えばX0
Y0のメモリセル102ではなく、別のグループのX0
Y4( X0Y5( X0Y6の各メモリセル102に跨
って連続読み出しが要望されることがある。この場合、
図7の回路構成では、一連の4個のメモリセル102毎
にセンスアンプ106〜109が対応してグループ化さ
れており、連続して読み出そうとするデータが、このグ
ループとこのグループに隣接した別のグループとの間に
跨る場合には、即ちX0Y3とX0Y4〜X0Y6のメ
モリセル102をセンスアンプ106〜109でセンス
する場合には、X0Y3とX0Y7とで同じセンスアン
プ109を用いなければならず、X0Y3とX0Y4〜
X0Y6のメモリセル102を同時にセンスすることが
できない。このため、まず、X0Y0〜X0Y3の各メ
モリセル102のデータをセンスして、データラッチ1
10〜113にラッチした後に、すぐにX0Y4〜X0
Y7の各メモリセル102のデータをセンスする必要が
生じる。
【0035】ところが、このセンス動作には、ノーマル
のアクセスタイムと同等の時間が必要であるため、図1
0に示すように、X0Y3のデータを読み出した後、X
0Y4を読み出すまでに、クロックの空きサイクル(W
ait)が発生し、通常の読み出し時間T2をオーバ
し、シンクロナス読み出し動作の高速性が阻害されると
いう問題が生じる。
【0036】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、一連のデータ読み出しが他のグループのメモリセル
データに跨る場合にも、高速シンクロナス読み出しを維
持することができる不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。
【0037】
【課題を解決する為の手段】本発明の不揮発性半導体記
憶装置は、複数のワード線および複数のビット線と、ワ
ード線とビット線に接続された複数のメモリセルと、任
意のワード線に選択的に電圧供給するワード線電圧供給
手段と、任意のビット線を選択的に導通させるビット線
導通手段と、ワード線電圧供給手段およびビット線導通
手段により選択されたメモリセルからのデータを増幅す
る複数の増幅手段とを有し、このビット線導通手段は、
ビット線配設方向に配設順番が連続した所定数のビット
線毎に導通可能であり、複数の増幅手段はそれぞれ該所
定数のビット線にそれぞれ接続された不揮発性半導体記
憶装置において、ビット線導通手段は、所定数のビット
線の何れかと別の所定数のビット線の何れかとを共通接
続した複数の共通ビット線から任意の共通ビット線を導
通可能とする共通ビット線導通手段を更に備え、所定数
のビット線と別の連続した所定数のビット線との間に
は、更に別の連続した所定数のビット線が配設されてい
るものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0038】さらに、好ましくは、本発明の不揮発性半
導体記憶装置において、ビット線導通手段は、前段の第
1スイッチング手段群と、後段の第2スイッチング手段
群とを有し、複数のビット線の本数をM本(Mは自然
数)、増幅手段の個数をN個(Nは自然数)とした場
合、M本のビット線をそれぞれ、連続した所定数のビッ
ト線群としてN本のビット線からなるM/N個のグルー
プに分け、各グループ毎にビット線に接続されるN個の
該第1スイッチング手段の制御端子をそれぞれ前記ワー
ド線に共通接続し、グループのうち、配設順番が奇数番
目の各グループ内における同一番目の該第1スイッチン
グ手段の出力端同士をそれぞれ共通接続し、グループの
うち、配設順番が偶数番目の各グループ内における同一
番目の該第1スイッチング手段の出力端同士をそれぞれ
共通接続し、奇数番目のグループ間で共通接続されたN
個の共通出力端のそれぞれに各第2スイッチング手段の
入力端をそれぞれ接続し、偶数番目のグループ間で共通
接続されたN個の共通出力端のそれぞれに該各第2スイ
ッチング手段の入力端をそれぞれ接続し、奇数番目のグ
ループに属する1番目からN番目の該第2スイッチング
手段の出力端と、偶数番目のグループに属する1番目か
らN番目の該第2スイッチング手段の出力端のうち同一
番目の出力端同士をそれぞれ共通接続する。
【0039】さらに、好ましくは、本発明の不揮発性半
導体記憶装置におけるビット線導通手段は前段の第1ア
ドレスデコーダを有し、第1スイッチング手段は第1ト
ランジスタで構成され、M/N個の各グループに属する
N個の第1トランジスタのゲートに接続される同一のワ
ード線は、少なくともM個のビット線を識別可能なアド
レス信号に基づいてグループの何れかを選択する選択信
号を生成する第1アドレスデコーダの出力端に接続され
ており、第1アドレスデコーダは、アドレス信号が、あ
る初期値から順にN回入力される毎に、M/N個のグル
ープから、隣接する奇数番目と偶数番目の2つのグルー
プを順番に、かつ循環的に同時に選択するように制御す
る。
【0040】さらに、好ましくは、本発明の不揮発性半
導体記憶装置におけるビット線導通手段は後段の第2ア
ドレスデコーダを有し、第2スイッチング手段は第2ト
ランジスタで構成され、計2N個の第2トランジスタの
各ゲートは、アドレス信号に基づいて奇数番目のグルー
プからの信号、または偶数番目のグループからの信号の
何れかを選択する選択信号を生成し、選択信号を各グル
ープに属する第1トランジスタの数に等しいN組分出力
する第2アドレスデコーダの出力端に接続されており、
第2アドレスデコーダは、アドレス信号が、ある初期値
から順にN回入力される毎に、隣接する奇数番目と偶数
番目のグループからの信号の選択を切り替え、かつその
一方が選択状態の時は、他方は非選択状態になるように
制御する。
【0041】上記構成による作用について以下に説明す
る。ビット線配設方向に配設順番が連続した所定数のビ
ット線毎に導通可能とし、所定数のビット線の何れかと
別の所定数のビット線の何れかとを共通接続した複数の
共通ビット線から任意の共通ビット線を導通可能とし、
連続した所定数のビット線と別の連続した所定数のビッ
ト線との間に、更に別の連続した所定数のビット線が配
設されているので、所定数だけ連続した一連のデータ読
み出しが、次のグループのメモリセルに跨って行なわれ
る場合にも、従来のようにクロックの空きサイクル(W
ait)を入れる必要がなく、それに続くアドレスデー
タが途切れることもなくデータ読み出しを実行すること
が可能になって、シンクロナス読み出し動作の高速性を
維持することが可能となる。
【0042】さらに、具体的に説明すると、第1トラン
ジスタ群と第2トランジスタ群を前段と後段の2段設
け、1段目の第1トランジスタ群で、連続読み出しの対
象となるメモリセルに接続されるビット線を全て選択
し、2段目の第2トランジスタ群で、1段目のトランジ
スタ群が同一のセンスアンプに接続される複数のビット
線を選択している場合に、その何れかを更に選択するよ
うに制御したので、任意の読み出し開始アドレスを指定
しても、従来のように、読み出し途中でクロックの空き
サイクルが発生することがなく、切れ目なくデータを読
み出すことが可能となって高速シンクロナス読み出しが
可能となる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不揮発性半導体記
憶装置の各実施形態1〜3について図面を参照しながら
説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1における不
揮発性半導体記憶装置の要部構成を示すグループ図であ
る。なお、図7の従来例と同様の作用効果を奏する部材
には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、従
来例の場合と同様に、Xデコーダ103から出力される
ワード線X0とビット線Y0の交点部分に配設されるメ
モリセル102をX0Y0と呼び、ビット線Y0に接続
されるトランジスタをYTR2_0、ビット線Y1に接
続されるトランジスタYTR2_1、・・ビット線YF
に接続されるトランジスタをYTR2_Fと呼ぶことに
する。
【0044】図1において、不揮発性半導体記憶装置1
は、ワード線X0〜X7とビット線Y0〜YFの交差状
部分に配設された複数のメモリセル群101と、選択さ
れたメモリセルからのデータを増幅する複数の増幅手段
としてのセンスアンプ106〜109との間に、選択さ
れたメモリセルからのデータを、ビット線Y0〜YFの
うち任意のビット線(例えばY0〜Y3)に選択的に導通
させてセンスアンプ106〜109に同時に出力するビ
ット線導通手段2を設けている。
【0045】このビット線導通手段2は、ビット線配設
方向に配設順番が連続した複数本(ここでは4本)のビ
ット線(1グループを構成)毎に選択して導通可能とす
る前段ビット線導通手段21と、連続した4本のビット
線の何れかと別の連続した4本のビット線の何れかとを
共通接続した合計8本の共通ビット線B1〜B8から任
意の共通ビット線を選択して導通可能とする後段ビット
線導通手段22(共通ビット線導通手段)とを有してい
る。
【0046】前段ビット線導通手段21は、前段のYデ
コーダ・ドライバ211(以下、単にYデコーダ211
という)と、Yデコーダ211に対応したスイッチング
手段としての前段のトランジスタ群212とを有してい
る。
【0047】後段ビット線導通手段22は、後段のYデ
コーダ・ドライバ221(以下、単にYデコーダ221
という)と、Yデコーダ221に対応したスイッチング
手段としての後段のトランジスタ群222とを有してい
る。前段のトランジスタ群212と後段のトランジスタ
群222により選択トランジスタ群23が構成されてい
る。
【0048】前段のトランジスタ群212は以下のよう
に接続されている。即ち、ビット線Y0〜Y3の4個の
トランジスタYTR2_0〜YTR2_3の各ゲートは
ノードYD2_0を介してYデコーダ211に共通接続
され、同様に、ビット線Y4〜Y7のトランジスタYT
R2_4〜YTR7はノードYD2_1を介してYデコ
ーダ211に共通接続され、ビット線Y8〜YBのトラ
ンジスタYTR2_8〜YTR2_BはノードYD2_
2を介してYデコーダ211に共通接続され、ビット線
YC〜YFのトランジスタYTR2_C〜YTR2_F
はノードYD2_3を介してYデコーダ211に共通接
続されている。
【0049】この場合、4本毎にビット線Y0〜YF
を、ビット線Y0〜Y3、ビット線Y4〜Y7、ビット
線Y8〜YB、ビット線YC〜YFに分割してグループ
化し、この同時読出しするグループ毎に、トランジスタ
YTR2_0〜YTR2_3のゲート、トランジスタY
TR2_4〜YTR7のゲート、トランジスタYTR2
_8〜YTR2_Bのゲート、トランジスタYTR2_
C〜YTR2_Fのゲートをそれぞれ共通接続してい
る。
【0050】また、ビット線Y0のトランジスタYTR
2_0とビット線Y8のトランジスタYTR2_8は共
通ビット線B1によって互いに接続され、以下同様に、
ビット線Y1のトランジスタYTR2_1とビット線Y
9のトランジスタYTR2_9は共通ビット線B2によ
って互いに接続され、ビット線Y2のトランジスタYT
R2_2とビット線YAのトランジスタYTR2_Aは
共通ビット線B3によって互いに接続され、ビット線Y
3のトランジスタYTR2_3とビット線YBのトラン
ジスタYTR2_Bは共通ビット線B4によって互いに
接続され、ビット線Y4のトランジスタTTR2_4と
ビット線YCのトランジスタYTR2_Cは共通ビット
線B5によって互いに接続され、ビット線Y5のトラン
ジスタYTR2_5とビット線YDのトランジスタYT
R2_Dは共通ビット線B6によって互いに接続され、
ビット線Y6のトランジスタYTR2_6とビット線Y
EのトランジスタYTR2_Eは共通ビット線B7によ
って互いに接続され、ビット線Y7のトランジスタYT
R2_7とビット線YFのトランジスタYTR2_Fは
共通ビット線B8によってそれぞれ互いに接続されてい
る。
【0051】この場合、4本の例えばビット線Y0〜Y
3の第1グループと別の4本のビット線Y8〜YBの第
3グループとの間には、更に別の4本のビット線Y4〜
Y7の第2グループが配設され、また、4本の例えばビ
ット線Y4〜Y7の第2グループと別の4本のビット線
YC〜YFの第4グループとの間には、更に別の4本の
ビット線Y8〜YBの第3グループが配設されており、
第1グループと第3グループの第1番目のビット線の出
力端同士、第2番目のビット線の出力端同士、第3番目
のビット線の出力端同士、第4番目のビット線の出力端
同士と言うように、同一番目のビット線の出力端同士が
共通接続されている。これと同様に、第2グループと第
4グループ間でその第1番目〜第4番目の同一番目のビ
ット線の出力端同士が共通接続されている。
【0052】後段のトランジスタ群222は以下のよう
に接続されている。即ち、トランジスタYTR1_0〜
YTR1_7の各ゲートはそれぞれ、ノードYD1_0
〜YD1_7を介してYデコーダ222にそれぞれ接続
される。
【0053】また、共通ビット線B1はトランジスタY
TR1_0を介してセンスアンプ106に接続され、共
通ビット線B2はトランジスタYTR1_2を介してセ
ンスアンプ107に接続され、共通ビット線B3はトラ
ンジスタYTR1_4を介してセンスアンプ108に接
続され、共通ビット線B4はトランジスタYTR1_6
を介してセンスアンプ109に接続され、共通ビット線
B5はトランジスタYTR1_1を介してセンスアンプ
106に接続され、共通ビット線B6はトランジスタY
TR1_3を介してセンスアンプ107に接続され、共
通ビット線B7はトランジスタYTR1_5を介してセ
ンスアンプ108に接続され、共通ビット線B8はトラ
ンジスタYTR1_7を介してセンスアンプ109に接
続されている。
【0054】図2はYデコーダ222の出力ノードYD
1_0〜YD1_7とYデコーダ212の出力ノードY
D2_0〜YD2_3の出力状態を説明する論理表であ
る。図1および図2を用いて、以下、不揮発性半導体記
憶装置1の動作について説明する。
【0055】まず、X0Y0のメモリセル102を読み
出す場合を考える。この場合、Yデコーダ212,22
2からの出力は、図2の論理表の一番左端のCA3〜C
A0が全て「0」になった状態に対応する。出力ノード
YD1_0,2,4,6が「H」レベル、出力ノードY
D1_1,3,5,7が「L」レベル、出力ノードYD
2_0,1が「H」レベル、出力ノードYD2_2,3
が「L」レベルとなるようにする。
【0056】この場合、トランジスタYTR2_0〜
3、トランジスタYTR2_4〜7の8個のトランジス
タがオンするが、トランジスタYTR1_2,3,5,
7がオフしているので、センスアンプ106〜109で
センスされるメモリセル102はそれぞれX0Y0〜X
0Y3のメモリセル102となる。
【0057】センスされたデータはデータラッチ110
〜113にラッチされる。ラッチが完了した後、内部ク
ロックCKIに合わせて、マルチプレクサ114によっ
て、ラッチ110(ラッチ111(ラッチ112(ラッチ
113のデータを順番に選択して時系列に順次出力する
ことにより、ビット線Y0のX0Y0のメモリセル10
2(ビット線Y1のX0Y1のメモリセル102(ビット
線Y2のX0Y2のメモリセル102(ビット線Y3の
X0Y3のメモリセル102の順にデータを出力するこ
とができる。これは図6の従来例の場合と同じである。
【0058】次に、従来では問題であった図10の読み
出し(先頭アドレスがX0Y3の場合)の場合について
説明する。
【0059】この場合、図2の表では、読み出し先頭コ
ラムアドレスCA3〜CA0が「0」,「0」,
「1」,「1」の場合に相当し、YD1_0,2,4,
7がLレベル、YD1_1,3,5,6がHレベル、Y
D2_0,1がHレベル、YD2_2,3がLレベルと
なる。したがって、トランジスタYTR1_1,3,
5,6と、トランジスタYTR2_0〜7がオンにな
り、トランジスタYTR1_0,2,4,7と、トラン
ジスタYTR2_8〜Fがオフとなる。よって、トラン
ジスタYTR2_3とトランジスタYTR1_6によっ
て、X0Y3のメモリセルのデータがセンスアンプ10
9によってセンスされ、且つトランジスタYTR2_4
とトランジスタYTR1_1によって、X0Y4のメモ
リセルのデータがセンスアンプ106によってセンスさ
れ、且つトランジスタYTR2_5とトランジスタYT
R1_3によって、X0Y5のメモリセルのデータがセ
ンスアンプ107によってセンスされ、且つトランジス
タYTR2_6とトランジスタYTR1_5によって、
X0Y6のメモリセルのデータがセンスアンプ108に
よってセンスされる。
【0060】センスされたデータはデータラッチ110
〜113にそれぞれラッチされるが、この時点で、ラッ
チ110〜113にはそれぞれX0Y4、X0Y5、X
0Y6、X0Y3のメモリセルのデータがラッチされて
いることになる。
【0061】データのラッチが完了した後、内部クロッ
クCKIに同期させて、マルチプレクサ114によっ
て、データラッチ113(データラッチ110(データラ
ッチ111(データラッチ112の順番で出力を行う。
データは既にデータラッチに蓄えられているため、図1
0に示したような空きサイクル(Wait)を入れる必
要はなく、図3に示すように切れ目なくデータ読み出し
を行うことができる。
【0062】これと同様に、先頭アドレスがX0YAの
場合、CA3〜CA0が「1」,「0」,「1」,
「0」となり、図2の表に示すようにビット線YC,Y
D,YA,YBがセンスアンプ106〜109に接続さ
れるので、センスアンプ106〜109において、メモ
リセルX0YC,X0YD,X0YA,X0YBのデー
タがセンスされる。したがって、マルチプレクサ114
により、X0YA(X0YB(X0YC(X0YDの順番
に、データが切れ目なく読み出される。
【0063】以上の実施形態1で説明したように、本方
式のデコーダ212,222および選択トランジスタ群
23を用いると、図5に示すようなシンクロナスバース
ト読み出しを行うことができ、高速アクセスが可能とな
る。 (実施形態2)本実施形態2では、ビット線の本数が図
1の本実施形態1に比べて2倍になった場合である。
【0064】図4は本発明の実施形態2における不揮発
性半導体記憶装置の要部構成を示すグループ図である。
【0065】図4において、Yデコーダ213の出力ノ
ードが8本になり、Y0、Y8、Y10、Y18のビッ
ト線につながるトランジスタ群214のトランジスタの
ソース側が共通ビット線に共通に接続される。同様に、
Y1、Y9、Y11、Y19のビット線、Y2、YA、
Y12、Y1Aのビット線、Y3、YB、Y13、Y1
Bのビット線、Y4、YC、Y14、Y1Cのビット
線、Y5、YD、Y15、Y1Dのビット線、Y6、Y
E、Y16、Y1Eのビット線、Y7、YF、Y17、
Y1Fのビット線毎ににつながるトランジスタ群214
のトランジスタのソース側が共通ビット線に共通に接続
されている。
【0066】この場合、ビット線Y0〜Y1Fの本数が
32本で、上記実施形態1のビット線Y0〜YFの本数
16本に比べて2倍の本数になっている。このため、Y
デコーダ213からのトランジスタ群214のゲートへ
の出力ノードの本数も2倍になっている。 (実施形態3)本実施形態3では、図4の本実施形態2
に比べてセンスアンプの数が2倍になった場合である。
【0067】図5は本発明の実施形態3における不揮発
性半導体記憶装置の要部構成を示すグループ図である。
【0068】図5において、後段のYデコーダ226の
出力ノードの本数が図1および図4の場合に比べて2倍
の16本になり、逆に、Yデコーダ214の出力ノード
が、図3の場合に比べて半分の4本になっている。ビッ
ト線Y0〜Y1Fに接続されるトランジスタYTR2_
0〜YTR2_1Fとすると、トランジスタYTR2_
0とトランジスタYTR2_10のソースが共通に接続
され、以下同様に、トランジスタYTR2_1とトラン
ジスタYTR2_11、・・トランジスタYTR2_F
とトランジスタYTR2_1Fのソースが共通に接続さ
れている。
【0069】即ち、前段のYデコーダ216の出力ノー
ドに接続されるトランジスタ群215をトランジスタY
TR2_0〜YTR2_1Fとすると、トランジスタY
TR2_0とトランジスタYTR2_10、トランジス
タYTR2_8とトランジスタYTR2_18、トラン
ジスタYTR2_1とトランジスタYTR2_11、ト
ランジスタYTR2_9とトランジスタYTR2_1
9、トランジスタYTR2_2とトランジスタYTR2
_12、トランジスタYTR2_AとトランジスタYT
R2_1A、トランジスタYTR2_3とトランジスタ
YTR2_13、トランジスタYTR2_Bとトランジ
スタYTR2_1B、トランジスタYTR2_4とトラ
ンジスタYTR2_14、トランジスタYTR2_Cと
トランジスタYTR2_1C、トランジスタYTR2_
5とトランジスタYTR2_15、YTR2_DとYT
R2_1D、YTR2_6とYTR2_16、トランジ
スタYTR2_EとトランジスタYTR2_1E、トラ
ンジスタYTR2_7とトランジスタYTR2_17、
トランジスタYTR2_FとトランジスタYTR2_1
Fのソースが共通に接続されている。
【0070】後段のYデコーダ226の出力ノードに接
続されるトランジスタ群225をトランジスタYTR1
_0〜YTR1_Fとすると、トランジスタYTR1_
0とトランジスタYTR1_1、トランジスタYTR1
_2とトランジスタYTR1_3、トランジスタYTR
1_4とトランジスタYTR1_5、トランジスタYT
R1_6とトランジスタYTR1_7、トランジスタY
TR1_8とトランジスタYTR1_9、トランジスタ
YTR1_AとトランジスタYTR1_B、トランジス
タYTR1_CとトランジスタYTR1_D、トランジ
スタYTR1_EとトランジスタYTR1_Fのソース
はそれぞれ接続され、それぞれセンスアンプ501〜5
08にそれぞれ入力される。
【0071】センスされたデータはデータラッチ511
〜518にそれぞれラッチされるが、この時点で、ラッ
チ511〜518にはそれぞれ8つのメモリセルのデー
タがラッチされていることになる。さらに、データのラ
ッチが完了した後、内部クロックCKIに同期させて、
マルチプレクサ520によって、ラッチデータが所定の
順序にて時系列に出力されるようになっている。
【0072】以上により、本実施形態3の場合も図1の
場合と同様に、トランジスタYTR1_0とトランジス
タYTR1_1、トランジスタYTR1_2とトランジ
スタYTR1_3、・・トランジスタYTR1_Eとト
ランジスタYTR1_Fの何れか一方のトランジスタの
みがオンするようにすれば、図3に示すように、隣接す
る他のグループのメモリセルに跨って連続読み出しを行
う従来例の場合にも、X0Y3のメモリセルのデータを
読み出したあと、クロックの空きサイクル(Wait)
を入れる必要はなく、それに続くアドレスデータを途切
れることなく読み出すことができる。これによって、ビ
ット線の本数が増加しても、また、センスアンプの個数
が増加しても、一定の法則をもってデコーダを作ること
により、本発明の高速のシンクロナスバースト読み出し
を実現することができる。
【0073】
【発明の効果】以上により、本発明によれば、第1トラ
ンジスタ群と第2トランジスタ群を前後に2段設け、1
段目の第1トランジスタ群で、連続読み出しの対象とな
るメモリセルに接続されるビット線を全て選択し、2段
目の第2トランジスタ群で、1段目のトランジスタ群が
同一のセンスアンプに接続される複数のビット線を選択
している場合に、その何れかをさらに選択するように制
御するので、任意の読み出し開始アドレスを指定して
も、従来のように、読み出し途中でクロックの空きサイ
クルが発生することがなく、切れ目なくデータを読み出
すことができる。したがって、読み出し動作の高速化を
図ったシンクロナスバースト読み出しを維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における不揮発性半導体記
憶装置の要部構成を示すグループ図である。
【図2】図1の不揮発性半導体記憶装置の動作を説明す
るための真理値表である。
【図3】本発明の効果を説明するための要部信号のタイ
ミング図である。
【図4】本発明の実施形態2における不揮発性半導体記
憶装置の要部構成を示すグループ図である。
【図5】本発明の実施形態3における不揮発性半導体記
憶装置の要部構成を示すグループ図である。
【図6】従来例の効果を説明するための要部信号のタイ
ミング図である。
【図7】従来の不揮発性半導体記憶装置の要部構成を示
すグループ図である。
【図8】図7の不揮発性半導体記憶装置の動作を説明す
るための真理値表である。
【図9】別の従来例の効果を説明するためのタイミング
図である。
【図10】更に別の従来例の効果を説明するためのタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 不揮発性半導体記憶装置 2 ビット線導通手段 21 前段ビット線導通手段 211,214,216 前段のYデコーダ・ドライ
バ 212,213,215 前段のトランジスタ群 22 後段ビット線導通手段(共通ビット線導通手
段) 221,226 後段のYデコーダ・ドライバ 222,225 後段のトランジスタ群 101 メモリセル群(メモリアレイ) 106〜109,501〜508 センスアンプ X0〜X7 ワード線 Y0〜YF ビット線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線および複数のビット線
    と、該ワード線とビット線に接続された複数のメモリセ
    ルと、任意のワード線に選択的に電圧供給するワード線
    電圧供給手段と、任意のビット線を選択的に導通させる
    ビット線導通手段と、該ワード線電圧供給手段およびビ
    ット線導通手段により選択されたメモリセルからのデー
    タを増幅する複数の増幅手段とを有し、該ビット線導通
    手段は、ビット線配設方向に配設順番が連続した所定数
    のビット線毎に導通可能であり、該複数の増幅手段はそ
    れぞれ該所定数のビット線にそれぞれ接続された不揮発
    性半導体記憶装置において、 該ビット線導通手段は、該所定数のビット線の何れかと
    別の所定数のビット線の何れかとを共通接続した複数の
    共通ビット線から任意の共通ビット線を導通可能とする
    共通ビット線導通手段を更に備え、該所定数のビット線
    と該別の連続した所定数のビット線との間には、更に別
    の連続した所定数のビット線が配設されている不揮発性
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット線導通手段は、前段の第1ス
    イッチング手段群と、後段の第2スイッチング手段群と
    を有し、 前記複数のビット線の本数をM本(Mは自然数)、前記
    増幅手段の個数をN個(Nは自然数)とした場合、M本
    のビット線をそれぞれ、前記連続した所定数のビット線
    群としてN本のビット線からなるM/N個のグループに
    分け、各グループ毎にビット線に接続されるN個の該第
    1スイッチング手段の制御端子をそれぞれ前記ワード線
    に共通接続し、 該グループのうち、配設順番が奇数番目の各グループ内
    における同一番目の該第1スイッチング手段の出力端同
    士をそれぞれ共通接続し、該グループのうち、配設順番
    が偶数番目の各グループ内における同一番目の該第1ス
    イッチング手段の出力端同士をそれぞれ共通接続し、 該奇数番目のグループ間で共通接続されたN個の共通出
    力端のそれぞれに各第2スイッチング手段の入力端をそ
    れぞれ接続し、該偶数番目のグループ間で共通接続され
    たN個の共通出力端のそれぞれに該各第2スイッチング
    手段の入力端をそれぞれ接続し、 該奇数番目のグループに属する1番目からN番目の該第
    2スイッチング手段の出力端と、該偶数番目のグループ
    に属する1番目からN番目の該第2スイッチング手段の
    出力端のうち同一番目の出力端同士をそれぞれ共通接続
    して構成した請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ビット線導通手段は前段の第1アド
    レスデコーダを有し、前記第1スイッチング手段は第1
    トランジスタで構成され、前記M/N個の各グループに
    属するN個の第1トランジスタのゲートに接続される同
    一のワード線は、少なくともM個のビット線を識別可能
    なアドレス信号に基づいて該グループの何れかを選択す
    る選択信号を生成する該第1アドレスデコーダの出力端
    に接続されており、該第1アドレスデコーダは、該アド
    レス信号が、ある初期値から順にN回入力される毎に、
    該M/N個のグループから、隣接する奇数番目と偶数番
    目の2つのグループを順番に、かつ循環的に同時に選択
    するように制御する構成とした請求項2記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ビット線導通手段は後段の第2アド
    レスデコーダを有し、前記第2スイッチング手段は第2
    トランジスタで構成され、計2N個の第2トランジスタ
    の各ゲートは、アドレス信号に基づいて前記奇数番目の
    グループからの信号、または前記偶数番目のグループか
    らの信号の何れかを選択する選択信号を生成し、該選択
    信号を各グループに属する前記第1トランジスタの数に
    等しいN組分出力する該第2アドレスデコーダの出力端
    に接続されており、該第2アドレスデコーダは、アドレ
    ス信号が、ある初期値から順にN回入力される毎に、隣
    接する奇数番目と偶数番目のグループからの信号の選択
    を切り替え、かつその一方が選択状態の時は、他方は非
    選択状態になるように制御する構成とした請求項2また
    は3記載の不揮発性半導体記憶装置。
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JP2007220271A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Samsung Electronics Co Ltd 半導体メモリ装置のバースト読み出し回路及びバーストデータ出力方法
JP2010198686A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toppan Printing Co Ltd 半導体メモリ

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