JP2002258736A - 人材育成支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

人材育成支援システム及び方法、並びにコンピュータプログラム

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JP2002258736A
JP2002258736A JP2001059805A JP2001059805A JP2002258736A JP 2002258736 A JP2002258736 A JP 2002258736A JP 2001059805 A JP2001059805 A JP 2001059805A JP 2001059805 A JP2001059805 A JP 2001059805A JP 2002258736 A JP2002258736 A JP 2002258736A
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JP2001059805A
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Naohiro Nozaki
尚宏 野崎
Masakazu Kobayashi
正和 小林
Masami Ito
雅美 伊藤
Fumie Shinozaki
史恵 篠崎
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NTT ME Corp
Original Assignee
NTT ME Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 判定したスキルに基づいて教材案内等の人材
育成情報をユーザに提示する人材育成支援システム及び
方法、並びにコンピュータプログラムを提供する。 【解決手段】 ユーザのスキルを診断するための設問を
格納する設問データベース6と、スキルに関連付けられ
た人材育成情報を格納する教育情報(人材育成情報)デ
ータベース8と制御手段(送信手段、スキル診断手段、
取得手段、設問割当て手段、優先度付与手段、監視手
段)4を備え、制御手段4は設問をユーザ端末70〜7
4に送信し、設問に対する回答結果を前記ユーザ端末か
ら受信した場合に当該回答結果に基づいてスキルを診断
するとともに、診断されたスキルに対応した人材育成情
報を人材育成情報データベース8から取得し、診断され
たスキルと取得された人材育成情報とを関連付けてユー
ザ端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設問に対する回答
結果を分析し、ユーザのスキル(能力)を判定してなる
人材育成支援システム及び方法、並びにコンピュータプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】設問に対するユーザの回答結果をコンピ
ュータ上で分析することで、ユーザのスキル(能力)を
判定する人材育成支援システムが知られている。この人
材育成支援システムは、例えば所定の調査項目に対する
スキル度をランク判定(A、B、C等)することによ
り、ユーザの弱点を客観的に明らかにし、スキルアップ
に役立てようとするものである。特に、近年のIT(In
formation Technology)関連分野の発展に伴い、この分
野に関する業務のスキルアップが個人にとっても企業に
とっても急務になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでスキルアップ
を図る際の指標として、関連する資格の取得が有用であ
り、特定の資格の取得を条件として社員の雇用や人事評
価を行う企業も増えてきている。
【0004】しかしながら、従来の人材育成支援システ
ムの場合、ユーザのスキルを判定することはできるが、
ユーザが自分でスキルアップのための対策(資格試験用
の教材の選択等)を考える必要がある。一方、専門のコ
ンサルタントがスキルアップのアドバイスを行うことも
あるが、この場合にはスキルアップの成否がコンサルタ
ントの資質に依存するという問題がある。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、設問に対する回答結果から判定したスキルに
基づき、教材案内等の人材育成情報をユーザに提示する
ことにより、ユーザのスキルアップを効果的かつ確実に
行える人材育成支援システム及び方法、並びにコンピュ
ータプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1に係る人材育成支援システムは、ユー
ザのスキルを診断するための設問を格納する設問データ
ベースと、前記スキルに関連付けられた人材育成情報を
格納する人材育成情報データベースと、前記設問をユー
ザ端末に送信する送信手段と、前記設問に対する回答結
果を前記ユーザ端末から受信した場合に、当該回答結果
に基づいて前記スキルを診断するスキル診断手段と、前
記診断されたスキルに対応した人材育成情報を、前記人
材育成情報データベースから取得する取得手段とを備
え、前記送信手段は、前記診断されたスキルと、前記取
得された人材育成情報とを関連付けて前記ユーザ端末に
送信することを特徴とする。このようにすると、判定し
たスキルに基づいた人材育成情報をユーザに提示するこ
とにより、ユーザのスキルアップを効果的かつ確実に行
える。
【0007】請求項2に係る人材育成支援システムは、
前記ユーザの業務内容に応じて、前記設問データベース
から所定の設問を割当てる設問割当て手段をさらに備
え、前記送信手段は、前記割当てられた設問をユーザ端
末に送信することを特徴とする。このようにすると、ユ
ーザの業務内容に応じて適切な人材育成情報をユーザに
提示できる。
【0008】請求項3に係る人材育成支援システムは、
前記診断されたスキルが所定の範囲を超えた場合、前記
取得手段は前記人材育成情報を取得しないことを特徴と
する。このようにすると、不要な人材育成情報をユーザ
に提示しないので、ユーザは余分な注意を払う必要がな
くなり、必要な人材育成情報の閲覧に集中できる。
【0009】請求項4に係る人材育成支援システムは、
前記人材育成情報は前記診断スキルを向上させるための
情報であることを特徴とする。このようにすると、人材
育成情報によりユーザの診断スキルを向上させることが
できる。
【0010】請求項5に係る人材育成支援システムは、
前記取得された人材育成情報に対し、優先度を付与する
優先度付与手段をさらに備え、前記送信手段は、前記優
先度を前記人材育成情報に関連付けて前記ユーザ端末に
送信することを特徴とする。このようにすると、ユーザ
は、提示された複数の人材育成情報の優先度を知ること
ができる。
【0011】請求項6に係る人材育成支援システムは、
前記ユーザ端末に送信された人材育成情報に基づいてユ
ーザが受けた人材育成の進捗状況を監視する監視手段を
さらに備えたことを特徴とする。このようにすると、ユ
ーザが受けた人材育成の進捗状況を把握できる。
【0012】請求項7に係る人材育成支援方法は、前記
設問を格納する過程と、前記人材育成情報を格納する過
程と、前記設問をユーザ端末に送信する過程と、前記設
問に対する回答結果を前記ユーザ端末から受信した場合
に、当該回答結果に基づいて前記スキルを診断する過程
と、前記診断されたスキルに対応した人材育成情報を取
得する過程と、前記診断されたスキルと、前記取得され
た人材育成情報とを関連付けて前記ユーザ端末に送信す
る過程とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項8に係るコンピュータプログラム
は、前記設問を格納する過程と、前記人材育成情報を格
納する過程と、前記設問をユーザ端末に送信する過程
と、前記設問に対する回答結果を前記ユーザ端末から受
信した場合に、当該回答結果に基づいて前記スキルを診
断する過程と、前記診断されたスキルに対応した人材育
成情報を取得する過程と、前記診断されたスキルと、前
記取得された人材育成情報とを関連付けて前記ユーザ端
末に送信する過程とをコンピュータに実行させることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、各図を参照して説明する。図1は、本発明の人材育
成支援システム(以下、適宜「本システム)」という)
50の一実施の形態を示す構成ブロック図である。本シ
ステム50は、ネットワーク100との情報の送受信を
行う入出力制御手段2、システム全体を制御する制御手
段(送信手段、スキル診断手段、取得手段、設問割当て
手段、優先度付与手段、監視手段)4、設問データベー
ス6、教材情報(人材育成情報)データベース8、スキ
ル診断結果出力テンプレート10を備えている。制御手
段4は、本システムを構成するサーバ装置の中央演算処
理装置として実現可能であり、本システムはWebサイ
トを構成している。又、スキル診断結果出力テンプレー
ト10は、スキル診断結果と、人材育成情報とをユーザ
端末に表示させる際に用いるテンプレートである。設問
データベース6、人材育成情報データベース8に格納さ
れたデータの構成については後述する。
【0015】本システム50は、ネットワーク100を
介して(複数の)ユーザ端末70、72、74及び複数
の教育サーバ20、20…に接続されている。ここで、
端末70はSTB(Set Top Box:家庭用通信端末)、
端末72は所定の入力手段と表示手段を備えたパーソナ
ルコンピュータ、端末74はインターネット接続可能な
携帯電話機であり、各端末にはWebページを閲覧可能
なブラウザが搭載される。なお、ネットワーク100と
しては、インターネットの代わりに、専用回線、LAN
(Local Area Network)、WAN(Wide Area Networ
k)等を用いてもよい。又、携帯電話機(図の符号7
4)の場合は移動体通信網110を介してネットワーク
100に接続される。
【0016】又、各教育サーバ20は、所定の教材をW
ebページとして格納するデータベースサーバ(WBT
(Web Based Training)サーバ)であって、ネットワー
クを介してユーザ端末に教材を配信したり、ユーザ端末
からの教材への回答結果を受信して教材の理解度を診断
することが可能である。
【0017】本システム50において、設問データベー
ス6は、スキルを診断するための設問を格納しており、
図2及び図3を参照して設問の構成について説明する。
図2は、ITに関するスキルを診断するための設問の割
当て状態を示している。図中○で示した部分に設問が用
意されており、ユーザの業務内容(開発、SE/SI
(システムエンジニア/システムインテグレータ),営
業、エンジニアリング)毎に設問(群)が割当てられて
いる。すなわち、業務内容に応じて設問が異なってい
る。又、各設問(群)は、ITスキルのカテゴリ(レイ
ヤ、例えば「アプリケーション」、「ミドルウェア」、
「OS(Operating system)」、「ネットワーク」)毎
に割当てられている。さらに詳しくは、各レイヤのベン
ダ(ソフトウェア会社)A〜E社が認定するIT資格に
対応して、それぞれ設問が割当てられている。つまり、
各設問はIT資格毎に割当てて用意されていることにな
る。図3は、ユーザ端末上に表示された設問の構成を示
している。この図において設問6aは、設問項目6x、
具体的な設問内容6y、回答欄6zを備えている。そし
て、ユーザは設問内容6yを閲覧し、図の下方に示した
判断基準に従って回答欄6zに回答を入力するようにな
っている。なお、項目1の「$$$」は、所定のプログ
ラミング言語である。
【0018】又、本システム50において、教材情報
(人材育成情報)データベース8は、スキル診断の結果
に応じた人材育成情報を格納する。人材育成情報として
は、教材情報(教材の紹介や教育サーバ20へのアクセ
ス情報等)や、スキルアップのための研修に関する情報
が例示される。
【0019】図4は、スキル診断結果と人材育成情報
(教材情報や研修情報)との関連付けを示すテーブルで
ある。この図において、ユーザの業務内容毎、かつ各ス
キル度毎に、対応する教材情報と研修情報が規定されて
いる。スキル度(スキル判定(は、所定のスキル項目
(レイヤ)に対応した設問(群)についての理解度(到
達ポイント)に応じて定められている(SA、S、A、
B、Cの順で優れている)。そして、スキル度に応じて
人材育成情報が割当てられている。特定のスキル度に対
しては、教材情報及び研修情報がいずれも設定されず、
又、業務内容が「開発」のユーザと「営業」のユーザと
で人材育成情報が異なっている。なお、人材育成情報
は、図示しない業務内容「SE/SI」、「エンジニア
リング」に対しても同様に規定されている。
【0020】次に、図5を参照して、人材育成支援シス
テム50、ユーザ端末70、及びWBTサーバ20での
処理フローを説明する。まず、ユーザはユーザ端末70
から本システムのアドレス(URL:Uniform Resource
Locator)を入力し、本システム50にアクセスする
(ステップS200)。この際、ユーザの業務内容を指
定して送信する。なお、本システムへのアクセスを会員
制とする場合は、適宜会員の認証情報を送信する。
【0021】本システムの制御手段4は、必要に応じて
認証処理を行った後、受信した業務内容に応じて、設問
データベース6から所望の設問を割当て(ステップS3
00)、さらに割当てた設問を送信する(ステップS3
10)。ユーザは、受信した設問に応じた回答結果をユ
ーザ端末70から送信する(ステップS210)。
【0022】次に、制御手段(スキル診断手段)4は、
受信した回答結果に応じたスキル診断を行う(ステップ
S320)。スキル診断は、例えば所定のスキル項目に
対応した設問(群)についての理解度を求め、理解度に
応じて定められたスキル度を所定のテーブルから参照し
て行うことができる。さらに、制御手段4は、スキル診
断結果(スキル度)に応じた教材情報を教材情報(人材
育成情報)データベース8から取得する(ステップS3
30)。そして、スキル診断結果出力テンプレート10
にスキル診断結果とスキルアップ情報(教材や研修)と
を関連付けてユーザ端末70へ送信する(ステップS3
40)。
【0023】スキル診断結果と教材情報はユーザ端末7
0上に閲覧可能に表示され、ユーザは現状のスキルを知
ることができるとともに、スキルアップのための教材情
報を得ることができる。そして、ユーザはこれにより教
材の申込みをするかを判断し、申込みする場合はユーザ
端末70から当該教材の申込みの旨を本システム50に
送信する(ステップS220)。本システム50は受信
した申込情報をWBTサーバ20に送信する(ステップ
S345)。申込み先であるWBTサーバ20は申込情
報を受信し、申込みがされた教材をユーザの要求に応じ
てユーザ端末70に送信する(ステップS400)。
【0024】ユーザは、受信した教材を適宜履修するこ
とになる。例えばユーザは、ユーザ端末70から教材の
中に含まれる設問への解答をWBTサーバ20に送信す
る(ステップS230)。WBTサーバ20は、適宜解
答の正誤や模範解答等をユーザ端末70に送信するとと
もに、進捗情報(進捗率と習得率)を判断し、適宜本シ
ステム50に送信する(ステップS410)。進捗率
は、ユーザ端末が教材の中から閲覧したページ数に応じ
て判断し、習得率は、解答が所定の正答率を超えた教材
については習得したとみなし、習得した教材と未修得の
教材の割合から判断すればよい。又、ユーザがユーザ端
末から履修済みの教材を指定して直接進捗情報を送信し
てもよい。
【0025】本システム50の制御手段4は、受信した
進捗情報に基づいて、ユーザ毎の学習の進捗状況の監視
を行い、所定の場合にユーザ端末70に警告を送信する
(ステップS350)。進捗状況の監視方法としては、
例えば予め教材毎に定められた予定スケジュールと各ユ
ーザの進捗状況とを比較し、後者が予定スケジュールに
比べて遅れているか否かの判断を行えばよい。そして、
ユーザの進捗状況が予定スケジュールから所定の基準値
を超えて遅れた場合に、警告を送信するよう設定すれば
よい。
【0026】次に、上記した処理フローにおけるユーザ
端末上での画面表示例を図6〜図8に示す。まず、ユー
ザはユーザ端末を用い、本システムの初期画面(人財プ
ラットTOP画面)500にアクセスし(図6
(1))、サブ画面510にてボタン510aを選択し
てセルフスキル診断を指定する(図6(2))。次に、
ユーザはスキル分野別診断画面520にて、自己の業務
内容をユーザ端末から指定する(図6(3))。ここで
は、例えば「開発」のメニュー520aを選択したとす
る。
【0027】ユーザ端末には、業務内容「開発」に応じ
た30個の設問(No1/30〜30/30)からなる基礎スキ
ル診断画面530が表示される(図7(4))。なお、
この実施形態では、設問は「基礎スキル」と「ITスキ
ル」に分けられている。ユーザはユーザ端末を用い、回
答欄530aから所定の回答を選択して本システム50
に送信する。本システム50は回答結果を受信して基礎
スキル診断を行い、ユーザ端末には基礎スキル診断終了
画面540が表示される(図7(5))。ユーザはユー
ザ端末から「中断」又は「次へ」ボタン540aを選択
することにより、スキル診断を中止するか、ITスキル
診断をさらに行うかを指定する。又は、基礎スキル診断
をスキップすることもできる。ITスキル診断を希望し
た場合、ユーザ端末には、100個の設問からなるIT
スキル診断画面550が表示される(図7(6))。ユ
ーザは設問内容550aを閲覧し、ユーザ端末により回
答欄(スキルチェック欄)550bから所定の回答を選
択する。
【0028】本システム50は回答結果を受信してIT
スキル診断を行い、ユーザ端末には、基礎スキル診断結
果とITスキル診断結果を合わせたセルフスキル診断判
定画面560が表示される(図8(7))。ユーザは
「詳細」ボタン560aを選択することにより、基礎ス
キル診断結果の詳細画面571、あるいはITスキル診
断結果の詳細画面572を表示させることも可能である
(図8(8))。例えば、基礎スキル診断結果の詳細画
面571には、スキル診断結果571aとそれに対応し
た人材育成情報571bが並記される。そして、ユーザ
が人材育成情報571bを適宜選択すると、人材育成情
報が教材に関する場合はその詳細情報画面580へジャ
ンプし(図8(9))、そのまま教材申込手続きをする
ことができる。人材育成情報が集合研修に関する場合は
その詳細情報画面590へジャンプする。なお、集合研
修の詳細情報画面590では、研修の申込みのための電
子メール送信画面を適宜表示させることが可能である。
【0029】図9は、上記した基礎スキル診断結果の詳
細画面(SE/SI用)571の構成を示す。この図に
おいて、基礎スキルの各レイヤ(カテゴリ)毎に、スキ
ル度571a、及びそれに関連した人材育成情報571
bが並記されている。各レイヤは、「コンピュータ全
般」、「PC(ハード、ソフト)」、…等からなる。ス
キル度571aとしては、各レイヤの到達度が0〜10
0の範囲のポイントで表示されるとともに、ポイントを
ランク付けしたスキル判定が表示されている。又、人材
育成情報571bとしては、各レイヤ毎かつ各スキル判
定に応じた教材情報(お勧めWBT教材)や研修情報
(お勧め研修)が表示される。各教材情報と研修情報
は、それぞれ教材を配信するWebサイトや研修機関の
Webサイトへのリンクボタンとなっていて、所定のリ
ンクボタンを選択すると、これらのサイトへリンク(ジ
ャンプ)するようになっている。
【0030】ところで、図9におけるレイヤ「PC(ハ
ード、ソフト)」では教材情報と研修情報はいずれも表
示されず、レイヤ「セキュリティ」では教材情報が表示
されない。これらは、充分なスキルがあると考えられる
ので、教材や研修を紹介する必要がないと判断されてい
る。この判断は、例えば前記図4に示すテーブルに従っ
て、制御手段4が行う。従って、スキル度「SA」の場
合には、教材情報及び研修情報がいずれも取得されない
ようになっている。なお、業務内容が「開発」のユーザ
は「営業」のユーザに比べてスキルがあると考えられる
ので、この実施形態では、同一のスキル度でも各ユーザ
毎に取得される教材情報及び研修情報は異なっている。
なお、本システムの管理者は、業務内容毎のスキル度設
定や、スキル度に応じた教材情報や研修情報の設定を変
更することも可能である。
【0031】図10は、上記したITスキル診断結果の
詳細画面(SE/SI用)572の構成を示す。この図
においても各レイヤ毎に、スキル度572a、及びそれ
に関連した人材育成情報572bが並記されている。こ
の図では、レイヤとして「ミドルウェア」を例示してい
る。スキル度572aには、上記と同様、到達ポイント
とスキル判定が表示され、人材育成情報572bには、
教材情報(お勧めWBT教材)と研修情報(お勧め研
修)が表示される。各教材情報はリンクボタンとなって
いる。なお、ITスキル診断においては、ユーザのスキ
ルアップの支援が目的となっており、ITスキル分野
(図中の「内容」を特定のIT分野毎にまとめたもの)
毎にスキル度が診断される。又、ITスキルを向上させ
るための1つの手段である資格「××」を取得するため
には、試験××1と××2の2つを受験する必要があ
り、各試験に対応した設問(群)についての到達ポイン
トが表示されるようになっている(この例では、試験×
×1に対応する到達ポイントは60、試験××2に対応
する到達ポイントは100)。このようにすると、受験
しようとする試験毎にユーザの弱点が明らかとなる。な
お、優先度表示572cには、表示された教材や研修の
うち、どれを優先的に受講すればよいかの情報(優先
度)が表示されている。この優先度は、例えばスキル度
(到達ポイント)の最も低いレイヤから順に制御手段4
が順序付けを行えばよい。このようにすると、受講すべ
き人材育成情報が多い場合に、ユーザにとってはどの情
報を優先的に扱うかの判断ができる。
【0032】なお、この実施形態では、図11に示すテ
ーブルに従い、スキル度に応じてランク付けされた教材
情報を制御手段4が取得するようになっている。例え
ば、図10では所定のITスキル分野に対応するスキル
判定は「B」であるが、この判定がBより上である場合
には、「××試験対策I」よりランクの高い(難度の高
い)教材情報「××試験対策II」を取得して表示する
ことができる。又、スキル度が「S」以上であれば、
「××」よりランクの高い資格「×××」及びその教材
情報「×××試験対策」を取得して表示することができ
る。
【0033】なお、本発明は、上記した実施形態に限定
されるものではない。例えば、本システム50内にWB
Tサーバ(教育サーバ)を備えていてもよい。
【0034】本発明の人材育成支援システムは、コンピ
ューターと、通信装置等の各種周辺機器と、コンピュー
ターによって動作するソフトウェアプログラムによって
実現可能である。このソフトウェアプログラムは、コン
ピューター読み取り可能な記憶媒体や通信回線を介して
配布可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設問に対する回答結果から判定したスキルに基づき、教
材案内等の人材育成情報をユーザに提示することによ
り、ユーザのスキルアップを効果的かつ確実に行うこと
ができる。この際、スキル診断結果と人材育成情報とを
同時にかつ関連付けてユーザに提示するので、ユーザは
不充分なスキルを直ちに知ることができ、さらに、その
スキルに関連した人材育成情報を直ちに得ることができ
る。その結果、スキルアップ対策を速やかに行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の人材育成支援システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】 設問の割当て態様を示す図である。
【図3】 設問の構成を示す図である。
【図4】 スキル診断結果と人材育成情報との関連付け
テーブルを示す図である。
【図5】 本システム、ユーザ端末、WBTサーバ間で
の処理フローを示す図である。
【図6】 ユーザ端末での画面表示例を示す図である。
【図7】 図6に続く図である。
【図8】 図7に続く図である。
【図9】 ユーザ端末での画面表示例を示す拡大図であ
る。
【図10】 ユーザ端末での画面表示例を示す別の拡大
図である。
【図11】 スキル診断結果と人材育成情報との関連付
けテーブルを示す別の図である。
【符号の説明】
4 制御手段(送信手段、スキル
診断手段、取得手段、設問割当て手段、優先度付与手
段、監視手段) 6 設問データベース 8 教材情報(人材育成情報)デ
ータベース 20 教育サーバ(WBTサーバ) 50 人材育成支援システム 70〜74 ユーザ端末 100 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅美 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 篠崎 史恵 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 Fターム(参考) 2C028 BA02 BB04 BB05 BC01 BD02 BD03 CA13 DA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザのスキルを診断するための設問を
    格納する設問データベースと、 前記スキルに関連付けられた人材育成情報を格納する人
    材育成情報データベースと、 前記設問をユーザ端末に送信する送信手段と、 前記設問に対する回答結果を前記ユーザ端末から受信し
    た場合に、当該回答結果に基づいて前記スキルを診断す
    るスキル診断手段と、 前記診断されたスキルに対応した人材育成情報を、前記
    人材育成情報データベースから取得する取得手段とを備
    え、 前記送信手段は、前記診断されたスキルと、前記取得さ
    れた人材育成情報とを関連付けて前記ユーザ端末に送信
    することを特徴とする人材育成支援システム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザの業務内容に応じて、前記設
    問データベースから所定の設問を割当てる設問割当て手
    段をさらに備え、 前記送信手段は、前記割当てられた設問をユーザ端末に
    送信することを特徴とする請求項1に記載の人材育成支
    援システム。
  3. 【請求項3】 前記診断されたスキルが所定の範囲を超
    えた場合、前記取得手段は前記人材育成情報を取得しな
    いことを特徴とする請求項1又は2に記載の人材育成支
    援システム。
  4. 【請求項4】 前記人材育成情報は前記診断スキルを向
    上させるための情報であることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の人材育成支援システム。
  5. 【請求項5】 前記取得された人材育成情報に対し、優
    先度を付与する優先度付与手段をさらに備え、 前記送信手段は、前記優先度を前記人材育成情報に関連
    付けて前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の人材育成支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ端末に送信された人材育成情
    報に基づいてユーザが受けた人材育成の進捗状況を監視
    する監視手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の人材育成支援システム。
  7. 【請求項7】 ユーザのスキルを診断するための設問を
    格納する過程と、 前記スキルに関連付けられた人材育成情報を格納する過
    程と、 前記設問をユーザ端末に送信する過程と、 前記設問に対する回答結果を前記ユーザ端末から受信し
    た場合に、当該回答結果に基づいて前記スキルを診断す
    る過程と、 前記診断されたスキルに対応した人材育成情報を取得す
    る過程と、 前記診断されたスキルと、前記取得された人材育成情報
    とを関連付けて前記ユーザ端末に送信する過程とを備え
    たことを特徴とする人材育成支援方法。
  8. 【請求項8】 ユーザのスキルを診断するための設問を
    格納する過程と、 前記スキルに関連付けられた人材育成情報を格納する過
    程と、 前記設問をユーザ端末に送信する過程と、 前記設問に対する回答結果を前記ユーザ端末から受信し
    た場合に、当該回答結果に基づいて前記スキルを診断す
    る過程と、 前記診断されたスキルに対応した人材育成情報を取得す
    る過程と、 前記診断されたスキルと、前記取得された人材育成情報
    とを関連付けて前記ユーザ端末に送信する過程とをコン
    ピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプ
    ログラム。
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