JP2002258415A - ループガイド板駆動機構 - Google Patents

ループガイド板駆動機構

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JP2002258415A
JP2002258415A JP2001059912A JP2001059912A JP2002258415A JP 2002258415 A JP2002258415 A JP 2002258415A JP 2001059912 A JP2001059912 A JP 2001059912A JP 2001059912 A JP2001059912 A JP 2001059912A JP 2002258415 A JP2002258415 A JP 2002258415A
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Japan
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guide plate
loop
photosensitive material
upper guide
roller
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JP2001059912A
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English (en)
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Naohito Yamada
尚人 山田
Akira Okuma
朗 大熊
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ループ格納部内から画像記録材料を除去する
際に、簡単な操作により上ガイド板をループ格納部の上
方から退避させる。 【解決手段】 掛止レバー126を図示の掛止位置から
反時計方向ヘ揺動させ、掛止突起134を係止片122
から離脱させると、上ガイド板106が自重により第2
ガイド位置から下ガイド板104と同様にループ格納部
70の側方に退避する退避位置へ揺動する。これによ
り、ループ格納部70の開口部72上方には下ガイド板
104及び上ガイド板106の何れもが延在しなくな
る。この状態では、下ガイド板104及び上ガイド板1
06の何れからの干渉を受けることなく、開口部72を
通してループ格納部70内からジャムした感光材料22
を装置外部へ取り出すことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺帯状とされた
感光材料等の画像記録材料をループ状としてループ格納
部へ格納されるように案内するループガイド板を駆動す
るためのループガイド板駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル露光を利用するデジタル
フォトプリンタが実用化されている。このデジタルフォ
トプリンタでは、焼付部によりデジタル画像データに応
じて変調した光ビームによって感光材料を走査露光して
画像(潜像)を形成した後、この感光材料を現像部へ搬
送して現像処理を施しプリント(写真)として出力す
る。このようなデジタルフォトプリンタには、感光材料
に対する焼付処理及び現像処理を長時間に亘って連続的
に行うために、長尺帯状の感光材料がロール状に巻き取
られたロール紙を用いるものがあり、このロール紙を感
光材料として用いるデジタルフォトプリンタでは、マガ
ジン内から引き出されたロール紙を所定の搬送経路に沿
って搬送しつつ、露光、現像、乾燥等の処理を行い、現
像部の出口付近に設けられたカッタによりロール紙を1
コマ毎に切断して写真プリントとする。このようなロー
ル紙を用いるデジタルフォトプリンタには、通常、感光
材料(ロール紙)に対する焼付速度(露光速度)に比し
て現像速度が遅く、また現像処理が連続的に行われるの
に対して焼付処理が間欠的に行われることから、焼付速
度と現像速度との差を吸収するため、露光位置の下流側
に露光済のロール紙をループ状として一時収容するリザ
ーバが設置されたものがある。
【0003】上記リザーバとしては、例えば、案内ロー
ラ、ループ格納部、下ガイド板、上ガイド板及びガイド
板の駆動機構を備えたものがあり、このリザーバでは、
案内ローラによりロール紙の先端部が下流側へ送り出さ
れる際には、下ガイド板がロール紙を下方から支持して
搬送手段へ案内する受渡位置に保持されると共に、上ガ
イド板がロール紙の上方への移動を制限する第1ガイド
位置に保持され、ロール紙の先端部がローラ対等からな
る搬送手段へ案内される。またロール紙の先端部が搬送
手段に達した後に、駆動手段が下ガイド板をロール紙か
ら退避する退避位置へ移動させると共に、これに連動し
て上ガイド板を、感光材料を案内ローラと搬送手段との
中間部下方に設けられたループ格納部へ案内する第2ガ
イド位置へ移動させる。これにより、露光済みのロール
紙がループ格納部へ案内されてループ状となりループ格
納部内に格納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなデジタル
フォトプリンタでは、ロール紙に対する露光が開始され
てから露光光済みのロール紙を十分な長さに亘ってリザ
ーバのループ格納部内に貯えた後に、このロール紙を搬
送手段により現像部へ送り込み現像処理を開始する。こ
れにより、ロール紙に対する露光速度と現像速度との差
を吸収して長時間に亘って露光及び現像処理を継続する
ことが可能になる。しかし、ループ格納部内には数メー
トルに亘る長大なロール紙が貯えられることから、装置
の使用状況によっては非常に稀ではあるがループ格納部
内でのロール紙のジャムが発生する。このとき、ループ
格納部上には、オペレータから見て上ガイド板がループ
格納部における上面側の開口部を閉止するように支持さ
れていることから、ループ格納部内からジャムしたロー
ル紙を除去する際の作業性が悪いという問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、上記事実を考慮して、ル
ープ格納部内から画像記録材料を除去する際に、簡単な
操作により上ガイド板をループ格納部の上方から退避さ
せることができるループガイド板駆動機構を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のループガイド板
駆動機構によれば、案内ローラにより送り出された画像
記録材料の先端部が搬送手段に達するまでは、駆動手段
が下ガイド板を受渡位置に保持すると共に上ガイド板を
第1ガイド位置に保持することにより、案内ローラによ
り下流側へ送り出された画像記録材料の先端部が搬送手
段に達するまでは、案内ローラから送り出される画像記
録材料が受渡位置に保持された下ガイド板により下方か
ら支持されると共に、第1ガイド位置に保持された上ガ
イド板により上方への移動が制限され、これらのガイド
板により搬送手段へ案内されるので、画像記録材料の先
端部を確実に搬送手段へ供給し、この搬送手段による画
像記録材料の搬送が可能になる。
【0007】また画像記録材料の先端部が搬送手段に達
した後には、駆動手段が下ガイド板を受渡位置から退避
位置へ移動させると共に、これに連動して上ガイド板を
第1ガイド位置から前記第2ガイド位置へ移動させるこ
とにより、案内ローラにより下流側へ送り出される画像
記録材料が下ガイド板から干渉されることなく、第2ガ
イド位置にある上ガイド板によりループ格納部へ案内さ
れるので、案内ローラにより画像記録材料の送り速度を
搬送手段による画像記録材料の搬送速度よりも速くすれ
ば、画像記録材料がループ状となってループ格納部内へ
格納される。
【0008】また案内ローラ及び搬送手段をそれぞれ停
止させた状態で、連結解除手段を作動させて第2ガイド
位置にある上ガイド板と駆動手段との連結状態を解除
し、ループ格納部の上方に延在していた上ガイド板をル
ープ格納部の上方から退避させることにより、上ガイド
板からの干渉を受けることなく、ループ格納部内に格納
されている画像記録材料を上方へ取り出させるので、ル
ープ格納部内からジャム等した画像記録材料を除去する
作業が簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るル
ープガイド板駆動機構が適用されたリザーバ及び、この
リザーバを備えたデジタルフォトプリンタを図面に基づ
いて説明する。
【0010】(実施形態の構成)図1には本発明の実施
形態に係るリザーバを備えたデジタルフォトプリンタが
示されている。このデジタルフォトプリンタ(以下、単
に「フォトプリンタ」という。)10は、主にフィルム
スキャナ及びイメージプロセッサからなる画像入力機と
レーザプリンタ及びフィルムプロッセサからなるフ画像
出力機とを備えたフィルム画像の入出力システム、所
謂、デジタルミニラボにおける画像出力機として利用さ
れるもので、フィルムスキャナにより写真フィルムから
読み取られ、イメージプロセッサにより決定された露光
条件(画像記録条件)に応じて変調された光ビームによ
り感光材料22を走査露光して潜像を形成し、この感光
材料22に対する現像処理を行ってフィルムの画像が記
録された写真プリントを出力する。このフォトプリンタ
10は、図1に示されるようにレーザプリンタ部12、
プロセッサ部14、ドライヤ部16、プリント排出部1
8、及び制御基板や電源等が収納されてなる電装部20
を有している。
【0011】レーザプリンタ部12には、図2に示され
るようにロール状に巻き取られた感光材料22を収納し
たマガジン24が着脱可能に装填されるマガジン装填部
26が設けられると共に、このマガジン装填部26から
感光材料22を引き出し、この感光材料22を所定の搬
送経路に沿って搬送する供給搬送部28、副走査搬送部
30及び搬出搬送部32が搬送方向上流側から順に設け
られている。これらの搬送部28,30,32のうち搬
送部28,30は、感光材料22を順次、下流側の搬送
部へ受け渡し、最も下流側の搬出搬送部32は、潜像が
形成された感光材料22をレーザプリンタ部12からプ
ロセッサ部14へ送り出す。
【0012】先ず、レーザプリンタ部12における供給
搬送部28について説明する。図2に示されるように、
供給搬送部28にはマガジン24から感光材料22を引
き出すフィードローラ対36が設けられ、このフィード
ローラ対36の下流側には、感光材料22をその厚さ方
向に沿って撓ませて感光材料22に第1ループ部L1を
形成する第1ループ形成部38が設けられている。この
第1ループ形成部38の下流側には、感光材料22に画
像位置情報を記録するためのパンチャー40が設けられ
ている。
【0013】パンチャー40は、後述するプリント排出
部18において行われる感光材料22の切断のため、或
いは露光やバックプリントのためプリント一枚毎の位置
情報(いわゆるコマ情報)や、例えば24枚、36枚等
のフィルム一本分等の適宜設定された単位枚数毎の位置
情報(いわゆるソート情報)等の画像位置情報に対応す
るパンチ穴を感光材料22に穿孔する。ここで、パンチ
ャー40はその作動時に感光材料22を一時的に停止さ
せるが、パンチャー40の上流側にループ部L1が形成
されていることから、パンチャー40による感光材料2
2の速度変動が吸収される。
【0014】またパンチャー40の下流側には、搬送ロ
ーラ42とこの搬送ローラ42のローラ面に圧接するよ
うに3本のロール45により張設された無端状の搬送ベ
ルト44が設けられ、この搬送ローラ42及び搬送ベル
ト44により感光材料22の搬送経路が略直角に曲げら
れ、感光材料22の下流側への搬送が継続される。また
搬送ローラ42と副走査搬送部30との間には、第1ル
ープ形成部38と同様に、感光材料22に第2ループ部
L2を形成する第2ループ形成部46が設けられてい
る。
【0015】ここで、第2ループ形成部46は、感光材
料22の搬送開始時に副走査搬送部30の上流側で感光
材料22に第2ループ部L2を形成し、これを露光完了
まで維持する。これにより、供給搬送部28における感
光材料22の搬送速度と副走査搬送部30における感光
材料22の搬送速度が異なる場合でも、第2ループ部L
2によりそれらの搬送速度の差が吸収されるので、供給
搬送部28における感光材料22の張力が副走査搬送部
30における感光材料22に伝えられなくなる。さらに
第2ループ部L2により供給搬送部28の振動が感光材
料22を通して副走査搬送部30へ伝達され難くなる。
【0016】次に、供給搬送部28の下流側に配置され
た副走査搬送部30について説明する。副走査搬送部3
0の入口側には、図2に示されるように一対のガイド部
材48,50が配置されており、これらのガイド部材4
8,50間には、感光材料22を光ビームBによる露光
位置へ案内するためのスリット状の搬送路が構成されて
いる。ガイド部材48,50には、感光材料22の搬送
方向に沿って上流側にレジストローラ対53が、下流側
にレジストローラ対54がそれぞれ配置されている。ま
たガイド部材48,50の下流側には、搬送方向に沿っ
て上流側から順にニップローラ対55及びニップローラ
対56が配置されている。
【0017】一方、副走査搬送部30の上方には、感光
材料22を露光するための光ビーム走査装置96が設け
られている。光ビーム走査装置96は、イメージプロセ
ッサ(図示省略)から入力するデジタル画像データにに
応じて変調された3原色の光ビームBを主走査方向に偏
向しつつ、この光ビームBによりニップローラ対55,
56により搬送される感光材料22を走査する。
【0018】ここで、副走査搬送部30におけるニップ
ローラ対55とニップローラ対56との搬送方向(副走
査方向)に沿った間隔は十分狭くなっており、光ビーム
走査装置96は、光ビームBを主走査方向に偏向しつつ
ニップローラ対55,56間における感光材料22に照
射する。このとき、ニップローラ対55,56は、ステ
ッピングモータ(図示省略)からのトルクにより回転
し、このステッピングモータは、感光材料22に対する
露光走査時に光ビーム走査装置96の1走査完了のタイ
ミングに同期して、副走査方向に沿った画素密度に対応
する量だけ回転する。これにより、感光材料22は光ビ
ームBにより二次元的に走査露光され、そのコマ領域に
潜像が形成される。
【0019】次に、副走査搬送部30の下流側に配置さ
れた搬出搬送部32について説明する。搬出搬送部32
の上流側には、図2に示されるように感光材料22に第
3ループ部L3を形成する第3ループ形成部58が設け
られている。ここで、第3ループ形成部58は、副走査
搬送部30の下流側で感光材料22に第3ループ部L3
を形成し、これを感光材料22に対する露光完了まで維
持する。これにより、搬出搬送部32における感光材料
22の搬送速度と副走査搬送部30における感光材料2
2の搬送速度が異なる場合でも、第3ループ部L3によ
り搬送速度の差が吸収されるので、供給搬送部28にお
ける感光材料22の張力が副走査搬送部30における感
光材料22に伝えられなくなる。
【0020】第3ループ形成部58の下流側には、図2
に示されるように搬送ローラ対60及び搬送ローラ対6
2が配置されると共に、これらの搬送ローラ対60,6
2により張設された感光材料22の裏面に接するように
バックプリンタ64が設けられている。このバックプリ
ンタ64は原稿フィルムの撮影日や感光材料22への記
録日等の各種データを感光材料22におけるコマ領域の
裏面に印字する。
【0021】搬送ローラ対62の下流側には、第1カッ
タ66およびリザーバ68が設けられている。第1カッ
タ66は、通常の作動状態では使用されず、例えば、露
光操作を終了した後に、リザーバ68におけるループ格
納部70内から第4ループ部L4を構成する感光材料2
2を排出する際に感光材料22をループ格納部70の上
流側で切断する。またリザーバ68は、光ビーム走査装
置96による感光材料22に対する露光開始後、プロセ
ッサ部14による感光材料22の現像処理開始前に、露
光済みの感光材料22をループ状としてループ格納部7
0内に貯え、感光材料22に対するレーザプリンタ部1
2の露光速度とプロセッサ部14の現像速度との差を吸
収するためのものである。なお、このリザーバ68の詳
細構造については後述する。
【0022】リザーバ68の下流側には、搬送方向上流
側から順に搬送ローラ対74、第2カッタ76及び第5
ループ形成部78が設けられている。第2カッタ76
は、感光材料22の搬送トラブル等の際に感光材料22
を切断するためのもので、例えば、リザーバ68に収容
される感光材料22の量が所定量以下になった場合や、
プロセッサ部14等でトラブルが発生した際に、この第
2カッタ76で感光材料22を切断することにより、リ
ザーバ68におけるループ格納部70に格納される露光
済の感光材料22への悪影響や、プロセッサ部14に感
光材料22が不要に引っ張られ、搬送部28,30,3
2が損傷することを防止できる。
【0023】第5ループ形成部78は、第2カッタ76
の作動時に感光材料22が一時停止することから、この
第2カッタ76の作動時にプロセッサ部14によって感
光材料22が不要に引っ張られ損傷するのを防止するも
のである。また第5ループ形成部78の下流側には、比
較的大径の搬出ローラ80とこの搬出ローラ80のロー
ラ面に接する2個のニップローラ82,84が設けられ
ており、これらのローラ80,82,84により感光材
料22は、レーザプリンタ部12内からプロセッサ部1
4へ送り出される。
【0024】プロセッサ部14には、図1に示されるよ
うに感光材料22の搬送経路に沿って現像槽86、定着
槽88、水洗槽90が順に配置されている。プロセッサ
部14では、感光材料22が現像槽86内の現像液及び
定着槽88内の定着液に順次浸漬されて現像及び定着処
理された後、水洗槽90内の水により現像液及び定着液
が水洗される。水洗完了後に、感光材料22はドライヤ
部16へ送られ、ドライヤ部16により熱風乾燥され、
ドライヤ部16からプリント排出部18へ搬送される。
【0025】プリント排出部18は、図1に示されるよ
うにドライヤ部16の上側に配置されたプリントカッタ
92及び、プロセッサ部14の上側に配置されたソータ
ユニット94を有している。ドライヤ部16からプリン
ト排出部18へ搬送された感光材料22は、プリントカ
ッタ92によりプリント毎に切断され、プリントカッタ
92からソータユニット94へ排出される。ソータユニ
ット94には複数のプリント受入部95が設けられてお
り、ソータユニット94は、プリントカッタ92から排
出されたプリントを自動的に仕分けして所定の受入部9
5へ格納する。
【0026】次に、図3〜図8には本実施形態に係るル
ープ格納部が適用されたリザーバ68が示されている。
このリザーバ68には、図3に示されるように上流側端
部に案内ローラ100が設けられており、この案内ロー
ラ100の下流側に感光材料22をリザーバ68から搬
送ローラ対74へ送り出すための送出ローラ102が設
けられている。これらのローラ100,102はそれぞ
れギヤ列等を介してローラ駆動モータ(図示省略)に連
結されており、このローラ駆動モータからのトルクによ
り回転するようになっている。またリザーバ68には、
案内ローラ100の回転軸101の軸方向両端部をそれ
ぞれ軸支するユニットフレーム部(図示省略)が設けら
れており、このユニットフレーム部はフォトプリンタ1
0全体の支持構造体である本体フレーム部へ取り付けら
れている。
【0027】リザーバ68には、図3に示されるように
案内ローラ100と送出ローラ102との搬送方向中間
部の下方に筐体状のループ格納部70が設けられてい
る。このループ格納部70の上面側には開口部72が設
けられており、その内部には一対の幅ガイド板(図示省
略)が感光材料22の幅方向に沿って位置調整可能に配
置されている。これら一対の幅ガイド板は、ループ格納
部70内に格納される感光材料22の幅に応じた位置に
それぞれ位置調整され、ループ格納部70内での感光材
料22の幅方向に沿った移動を制限する。
【0028】リザーバ68には、図3に示されるように
ループ格納部70の上部側にそれぞれプレート状とされ
た下ガイド板104及び上ガイド板106が配置されて
いる。下ガイド板104には、その搬送方向上流側の基
端部に円筒状の支軸部108が連結固定されており、こ
の支軸部108と一体となって揺動するように支持され
ている。ここで、支軸部108は案内ローラ100の回
転軸101の外周側に同軸的に配置され、回転軸101
と同様にユニットフレーム部により軸支されている。ま
た下ガイド板104の上側に配置された上ガイド板10
6は、その基端部が支軸部108に連結され、支軸部1
08により揺動可能に支持されている。これにより、下
ガイド板104と上ガイド板106とは、支軸部108
を中心としてそれぞれ独立して揺動可能になる。
【0029】下ガイド板104には、図4に示されるよ
うに樹脂を素材とする肉厚板状のプレート部110が設
けられており、このプレート部110には、感光材料2
2に対向する上面部から外周面の一部が突出するように
複数個のコロ112が回転可能に配設されている。ここ
で、支軸部108の一端部にはギヤ列等を介してガイド
板駆動モータ(図示省略)が連結されており、このガイ
ド板駆動モータは、支軸部108を介して下ガイド板1
04を図5に示される受渡位置と図6に示される退避位
置と間で揺動させる。またユニットフレーム部には、受
渡位置及び退避位置にある下ガイド板104を検出する
ためにマイクロスイッチ等からなる位置センサ(図示省
略)が配置されており、この位置センサからの信号に基
づいてガイド板駆動モータは、下ガイド板104を受渡
位置及び退避位置の何れかの位置に停止させる。
【0030】フォトプリンタ10の制御部(図示省略)
は、リザーバ68の上流側からリザーバ68の案内ロー
ラ100へ感光材料22の先端部が搬送されてくる場合
に、下ガイド板104を受渡位置(図5参照)に保持
し、またリザーバ68に送られてきた感光材料22の先
端部がリザーバ68下流側の搬送ローラ対74(図2参
照)にニップされると、ガイド板駆動モータを駆動して
下ガイド板104を受渡位置から退避位置(図6参照)
へ揺動させる。ここで、受渡位置にある下ガイド板10
4は、案内ローラ100により下流側へ送り出される感
光材料22をプレート部110により下方から支持す
る。このとき、プレート部110にコロ112が回転可
能に配置されていることから、このコロ112により感
光材料22と下ガイド板104との摩擦抵抗が小さくな
り、案内ローラ100から搬送力により感光材料22が
円滑に案内ローラ100側へ移動する。また下ガイド板
104は、退避位置にある状態では、案内ローラ100
により下流側へ送り出される感光材料22とは接触しな
いようにプレート部110を案内ローラ100の下側に
位置させる。
【0031】一方、上ガイド板106はステンレス板を
素材としてプレス加工等により成形されており、この上
ガイド板106には、図3に示されるように軸方向両端
部にそれぞれ下方へ向かって略直角に折り曲げられた側
板部114(図3では片側の側板部114のみが示され
ている。)が一体的に設けられている。これら一対の側
板部114の基端部には、それぞれ上流側の端面へ開口
するU字状の切欠溝116が形成されており、この切欠
溝116の底部には支軸部108の外周面に対応する内
径を有し、かつ切欠溝116の入口部の幅より大径とさ
れた円穴部118が形成されている。この円穴部118
内には図示を省略した滑り軸受を介して支軸部108が
挿通しており、これにより、上ガイド板106は支軸部
108を中心として揺動可能に支持される。
【0032】上ガイド板106は図5に示される第1ガ
イド位置と図8に示される退避位置との間で揺動可能と
されており、これらの第1ガイド位置と退避位置との中
間には、上ガイド板106の停止位置として図6に示さ
れる第2ガイド位置が設定されている。ここで、上ガイ
ド板106は、第1ガイド位置と第2ガイド位置との間
では下ガイド板104の揺動動作に連動して揺動するよ
うになっている。
【0033】具体的には、上ガイド板106は、下ガイ
ド板104が受渡位置にあると、この下ガイド板104
により下方から支持されて、すなわち下ガイド板104
上に載置された状態となって第1ガイド位置に保持され
る。この第1ガイド位置にある上ガイド板106は、そ
の下面部が下ガイド板104の上面部と所定の間隔を空
けた状態で略平行となるように支持される。これによ
り、下ガイド板104と上ガイド板106との間にはス
リット状の隙間Sが形成されると共に、この隙間Sの軸
方向両端部が上ガイド板106における一対の側板部1
14によりそれぞれ閉止される。
【0034】また上ガイド板106には、案内ローラ1
00のローラ面と対向する基端部に下流側へ向かって上
方へ傾斜したガイド部120が屈曲形成されている。こ
れにより、感光材料22の先端部が上流側からリザーバ
68へ送られてきたときには、この感光材料22の先端
部はガイド部120により確実に案内ローラ100のロ
ーラ面上へ導かれ、給送方向(図5では時計方向)へ回
転する案内ローラ100により隙間S内へ送り込まれ
る。この隙間S内に送り込まれた感光材料22の先端部
は、下ガイド板104により下方から支持されると共に
上ガイド板106により上方への移動が制限されつつ、
これらのガイド板104,106により送出ローラ10
2のローラ面上へ案内される。
【0035】上ガイド板106には、図3及び図4に示
されるように片側の側板部114の外側面に掛止片12
2がフレームユニット部側へ突出するように固着されて
いる。一方、フレームユニット部には、支持プレート1
24が上ガイド板106側へ延出するように固定される
と共に、感光材料22の搬送方向に沿って支持プレート
124と支軸部108との間に掛止レバー126が連結
されている。この掛止レバー126の下端部には、フレ
ームユニット部側へ突出する連結軸128が支軸部10
8と軸平行となるように設けられており、この連結軸1
28の先端部はフレームユニット部に回転可能に連結さ
れている。これにより、掛止レバー126は連結軸12
8を中心としてフレームユニット部により揺動可能に支
持される。また掛止レバー126の上端部には、オペレ
ータによる掛止レバー126に対する操作部となる樹脂
製のカバー部材130が被せられている。
【0036】掛止レバー126は、図5に示されるよう
に下端部から上端部へ向かって略クランク状に屈曲して
おり、その上端側に支持プレート124に対応するスト
ッパ部132が設けられると共に、下端側に上ガイド板
106の掛止片122に対応する掛止突起134が設け
られている。ストッパ部132は、下流側へ向かってL
字状に屈曲された掛止レバー126の上端側L字状部分
の下端面により形成され、また掛止突起134は、スト
ッパ部132の下方において掛止レバー126側端面か
ら下流側へ突出しており、その上面部が平面状とされる
と共に、下面部が下流側へ向かって上方へ傾斜した曲面
状とされている。
【0037】掛止レバー126とユニットフレーム部と
の間には、捻りコイルスプリング等の付勢部材(図示省
略)が配設されており、この付勢部材は掛止レバー12
6を常に時計方向へ付勢している。掛止レバー126
は、図5に示される掛止位置にあると、前記付勢部材か
らの付勢力によりストッパ部132を支持プレート12
4へ圧接させている。従って、掛止位置にある掛止レバ
ー126は反時計方向へのみ揺動可能となり、反時計方
向へユニットフレーム部から突出するストッパ部材13
6に当接する掛止解除位置(図7参照)まで揺動可能に
なっている。
【0038】ここで、図5に示されるように下ガイド板
104が受渡位置にあり、かつ上ガイド板106が第1
ガイド位置にある状態で、下ガイド板104が受渡位置
から図6に示される退避位置へ揺動すると、上ガイド板
106は、その自重により上ガイド板106と一体とな
って図6に示される第2ガイド位置まで揺動する。上ガ
イド板106が第2ガイド位置まで揺動すると、上ガイ
ド板106は掛止片122を掛止位置に保持された掛止
レバー126における掛止突起134上面部へ当接させ
る。これにより、上ガイド板106は退避位置側への揺
動が制限され第2ガイド位置に保持される。
【0039】第2ガイド位置にある上ガイド板106
は、図3に示されるように先端部が基端部に対して下方
へ位置するように傾斜すると共に、先端側の一部をルー
プ格納部70内へ挿入する。この状態で、案内ローラ1
00により下流側へ送り出される感光材料22は、上ガ
イド板106の下面部によりループ格納部70内へ案内
される。この感光材料22は、ループ格納部70内で略
U字状に湾曲したループ部L4となり、このループ部L
4が積層した状態となってループ格納部70内に格納さ
れる。
【0040】また上ガイド板106が第2ガイド位置
(図6参照)にある状態で、オペレータが掛止レバー1
26を図7の2点鎖線で示される掛止位置から実線で示
される掛止解除位置へ揺動させて行くと、掛止レバー1
26は、ストッパ部132を支持プレート124から離
間させつつ、上ガイド板106の掛止片122と当接し
た掛止突起134を上方へ移動させる。これにより、上
ガイド板106は、掛止レバー126からの力により図
7の2点鎖線で示される第2ガイド位置から実線で示さ
れる第1ガイド位置まで上昇し、これと略同時に掛止突
起134を掛止片122から離脱させる。この結果、上
ガイド板106は、下方への揺動が可能になり、自重に
より第1ガイド位置から図8に示される退避位置へ揺動
する。また掛止レバー126は、掛止突起134を掛止
片122から離脱させると同時に、付勢部材からの付勢
力により掛止解除位置から掛止位置へ復帰し、ストッパ
部132を支持プレート124に当接させる。
【0041】図8に示されるように、下ガイド板104
及び上ガイド板106の双方が退避位置にある状態で
は、ループ格納部70の開口部72上には、下ガイド板
104及び上ガイド板106の何れもが延在しなくな
り、またループ格納部70を本体フレーム部から取り外
し、かつ取り外されたループ格納部70を本体フレーム
部へ取付可能になる。また下ガイド板104及び上ガイ
ド板106の双方が退避位置にある状態で、ガイド板駆
動モータからの駆動力により下ガイド板104が退避位
置から受渡位置側へ揺動すると、上ガイド板106は、
下ガイド板104と一体となって第1ガイド位置側へ揺
動する。このとき、上ガイド板106は、第2ガイド位
置の直前の位置まで揺動すると、掛止片122により掛
止レバー126の掛止突起134を押圧しつつ上方へ揺
動する。これにより、掛止レバー126は、第1ガイド
位置側へ揺動する上ガイド板106へ干渉しないよう
に、掛止位置から掛止解除位置側へ揺動する。従って、
ガイド板駆動モータからの駆動力により下ガイド板10
4が受渡位置に達すると、上ガイド板106は第1ガイ
ド位置に達し、この位置に下ガイド板104により支持
される。
【0042】(実施形態の作用)次に、上記のように構
成された本実施形態に係るリザーバ68の作用を説明す
る。このリザーバ68を備えたフォトプリンタ10は、
光ビーム走査装置96からの光ビームBによる感光材料
22への潜像(焼付)開始時に、リザーバ68における
下ガイド板104及び上ガイド板106をそれぞれ受渡
位置及び第1ガイド位置にそれぞれ揺動させる。これに
より、潜像が形成された感光材料22の先端部は、リザ
ーバ68に達すると案内ローラ100から下流側へ延出
し、案内ローラ100からの延出部が下ガイド板104
及び上ガイド板106により送出ローラ102のローラ
面上へ案内され、この送出ローラ102により搬送ロー
ラ対74側へ送り出される。
【0043】感光材料22の先端部が搬送ローラ対74
にニップされると、フォトプリンタ10は、搬送ローラ
対74を回転停止させると共に、ガイド板駆動モータに
より下ガイド板104を受渡位置から退避位置へ揺動さ
せる。このとき、上ガイド板106は、前述したように
下ガイド板104の受渡位置から退避位置への揺動に連
動して第1ガイド位置から第2ガイド位置へ揺動する。
これにより、搬送ローラ対60,62によりリザーバ6
8へ送られてくる感光材料22は、ループ格納部70内
へ案内され、ループ格納部70内で略U字状に湾曲した
ループ部L4となり、このループ部L4が積層した状態
となってループ格納部70内に格納される。
【0044】ループ格納部70内における感光材料22
の格納長が所定の長さになると、フォトプリンタ10
は、リザーバ68下流側の搬送ローラ対74の回転を再
開させて感光材料22をレーザプリンタ部12からプロ
セッサ部14へ搬出する。このとき、リザーバ68にお
けるループ格納部70内には十分な長さの感光材料22
が格納されていることから、感光材料22に対するレー
ザプリンタ部12の焼付速度とプロセッサ部14の現像
速度が一致しない場合でも、レーザプリンタ部12によ
る焼付処理とプロセッサ部14による現像処理とを長時
間に亘って連続的に行うことができる。
【0045】また、フォトプリンタ10では、レーザプ
リンタ部12による焼付処理とプロセッサ部14による
現像処理との実行時に、リザーバ68における案内ロー
ラ100と送出ローラ102との間で感光材料22の搬
送障害が発生すると、ループ格納部70内で感光材料2
2のジャムが発生したと判断し、搬送部28〜32によ
る感光材料22の搬送動作を停止させると共に、ディス
プレイ部(図示省略)等によりオペレータに対してルー
プ格納部70内でのジャム発生に対応するアラーム表示
を行う。このアラーム表示によりオペレータはループ格
納部70内でのジャム発生を認識すると、先ず、フォト
プリンタ10の外装部におけるリザーバ68側方に設け
られた扉(図示省略)を開いてリザーバ68を装置外部
へ露出させる。このとき、リザーバ68における下ガイ
ド板104及び上ガイド板106は、それぞれ退避位置
及び第2ガイド位置にあり、掛止レバー126は掛止位
置にあって上ガイド板106を第2ガイド位置に支持し
ている。
【0046】オペレータは、リザーバ68が装置外部へ
露出すると、掛止レバー126を掛止位置(図6参照)
から掛止解除位置(図7参照)へ揺動させる。これによ
り、上ガイド板106が自重により第2ガイド位置から
退避位置(図8参照)へ揺動し、下ガイド板104及び
上ガイド板106の双方がループ格納部70の側方へ退
避し、ループ格納部70の開口部72上方には下ガイド
板104及び上ガイド板106の何れもが延在しなくな
る。この状態では、オペレータは、下ガイド板104及
び上ガイド板106の何れからの干渉を受けることな
く、開口部72を通して手及び前腕部をループ格納部7
0内へ挿入し、ループ格納部70内からジャムした感光
材料22を装置外部へ取り出すことが可能になる。な
お、このループ格納部70内からの感光材料22の取出
前に、第1カッタ66を作動させて感光材料22をリザ
ーバ68の上流側で予め切断しておくものとする。
【0047】オペレータは、ループ格納部70内からジ
ャムした感光材料22を除去し、又は装置外部でジャム
した感光材料22を除去したループ格納部70を装置本
体へ装着し、フォトプリンタ10の外装部に設けられた
扉を閉じた後に、フォトプリンタ10の操作部(図示省
略)に対して所定のアラーム解除動作を行う。このアラ
ーム解除動作が行われると、フォトプリンタ10は、ガ
イド板駆動モータにより退避位置にある下ガイド板10
4を受渡位置へ揺動させ、これに連動して退避位置にあ
る上ガイド板106を第1ガイド位置へ揺動させる。こ
のとき、感光材料22の先端部は第1カッタ66に位置
しており、この位置から搬出搬送部32の搬送ローラ対
62によりリザーバ68に搬送されてきた感光材料22
の先端部は、下ガイド板104及び上ガイド板106に
より送出ローラ102へ案内される。
【0048】以上説明した本実施形態に係るリザーバ6
8によれば、搬送部28〜32による搬送動作を停止さ
せた状態で、オペレータが掛止レバー126を掛止位置
から掛止解除位置へ揺動させ、第2ガイド位置にある上
ガイド板106と掛止レバー126との連結状態を解除
し、ループ格納部70の上方に延在していた上ガイド板
106をループ格納部70の側方へ退避させることによ
り、下ガイド板104及び上ガイド板106からの干渉
を受けることなく、ループ格納部70内に格納されてい
る感光材料22を開口部72を通して装置外部へ取り出
させるので、ループ格納部70内からジャム等した感光
材料22を除去する作業が簡単になり、さらにループ格
納部70自体を装置外部へ取り出すことも可能になるの
で、ループ格納部70自体を装置内部から取り出せば、
ループ格納部70内から感光材料22を取り出す作業が
更に簡単になる。
【0049】なお、本発明のループガイド板駆動機構が
適用されるフォトプリンタ10は、デジタル化された画
像データに応じて変調された光ビームBにより感光材料
22を走査露光して感光材料22に潜像を形成するもの
(デジタルフォトプリンタ)であるとして説明したが、
本発明のループガイド板駆動機構は、長尺状の感光材料
22を用いるものであれば、フィルム画像を光学的に担
持した光線束により感光材料22を2次元的に露光して
感光材料22に潜像を形成するフォトプリンタ(アナロ
グフォトプリンタ)にも無論、適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のループガイ
ド板駆動機構によれば、ループ格納部内から画像記録材
料を除去する際に簡単な操作により上ガイド板をループ
格納部の上方から退避させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るリザーバを備えたデ
ジタルフォトプリンタの概略構成を示す側面図である。
【図2】 図1に示されるデジタルフォトプリンタにお
けるプリンタ部の構成を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るリザーバの構成を示
す側面断面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るリザーバにおける下
ガイド板、上ガイド板及び掛止レバーを示す斜視図であ
り、下ガイド板が退避位置に、上ガイド板が第2ガイド
位置にある状態を示している。
【図5】 本発明の実施形態に係るリザーバにおける下
ガイド板、上ガイド板及び掛止レバーを示す側面図であ
り、下ガイド板が受渡位置に、上ガイド板が第1ガイド
位置にある状態を示している。
【図6】 本発明の実施形態に係るリザーバにおける下
ガイド板、上ガイド板及び掛止レバーを示す側面図であ
り、下ガイド板が退避位置に、上ガイド板が第2ガイド
位置にある状態を示している。
【図7】 本発明の実施形態に係るリザーバにおける下
ガイド板、上ガイド板及び掛止レバーを示す側面図であ
り、上ガイド板を第2ガイド位置から退避位置へ揺動さ
せる際の掛止レバーの動作を示している。
【図8】 本発明の実施形態に係るリザーバにおける下
ガイド板、上ガイド板及び掛止レバーを示す側面図であ
り、下ガイド板及び上ガイド板がそれぞれ退避位置にあ
る状態を示している。
【符号の説明】
10 フォトプリンタ 12 レーザプリンタ部 14 プロセッサ部 22 感光材料(画像記録材料) 68 リザーバ 70 ループ格納部 72 開口部(ループ格納部) 74 搬送ローラ対(搬送手段) 100 案内ローラ 102 送出ローラ(搬送手段) 104 下ガイド板 106 上ガイド板 110 プレート部(下ガイド板) 112 コロ(下ガイド板) 122 掛止片(駆動手段) 124 支持プレート(駆動手段) 126 掛止レバー(掛止解除手段、駆動手段) 132 ストッパ部(駆動手段) 134 掛止突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺帯状の画像記録材料を下流側の搬送
    手段へ送り出す案内ローラと、 前記案内ローラにより送り出された画像記録材料を下方
    から支持して前記搬送手段へ案内する受渡位置と前記案
    内ローラから送り出された画像記録材料から退避する退
    避位置との間で移動可能とされた下ガイド板と、 前記案内ローラと前記搬送手段との中間部に延在し、前
    記受渡位置にある前記下ガイド板により前記案内ローラ
    から前記搬送手段へ案内される画像記録材料の上方への
    移動を制限する第1ガイド位置と前記下ガイド板が前記
    退避位置にある状態で画像記録材料を案内ローラと搬送
    手段との中間部下方に設けられたループ格納部へ案内す
    る第2ガイド位置との間で移動可能とされた上ガイド板
    と、 前記案内ローラにより送り出された画像記録材料の先端
    部が前記搬送手段に達するまでは、前記下ガイド板を前
    記受渡位置に保持すると共に前記上ガイド板を前記第1
    ガイド位置に保持し、画像記録材料の先端部が前記搬送
    手段に達した後に、前記下ガイド板を前記受渡位置から
    前記退避位置へ移動させると共に、これに連動して前記
    上ガイド板を前記第1ガイド位置から前記第2ガイド位
    置へ移動させる駆動手段と、 前記第2ガイド位置にある前記上ガイド板と前記駆動手
    段との連結状態を解除して上ガイド板を前記ループ格納
    部の上方から退避可能とする連結解除手段と、 を有することを特徴とするループガイド板駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段には、前記上ガイド板を前
    記第2ガイド位置に掛止する掛止部材が設けられてお
    り、 前記連結解除手段は、前記第2ガイド位置にある前記上
    ガイド板を掛止した前記掛止部材に外部からの操作力を
    伝達して該掛止部材を前記上ガイド板から離脱させるた
    めの操作部材を有することを特徴とする請求項1記載の
    ループガイド板駆動機構。
  3. 【請求項3】 前記上ガイド板は、前記案内ローラ側の
    基端部を中心として揺動可能に支持されており、前記連
    結解除手段により前記駆動手段との連結状態が解除され
    ると、前記基端部を中心として先端側を前記ループ格納
    部内へ挿入する位置ヘ揺動してループ格納部の上方から
    退避することを特徴とする請求項1又は2記載のループ
    ガイド板駆動機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011177948A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc プリント装置、およびプリント装置におけるジャム回復方法
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