JP2002257961A - 熱電発電時計 - Google Patents

熱電発電時計

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JP2002257961A
JP2002257961A JP2001056375A JP2001056375A JP2002257961A JP 2002257961 A JP2002257961 A JP 2002257961A JP 2001056375 A JP2001056375 A JP 2001056375A JP 2001056375 A JP2001056375 A JP 2001056375A JP 2002257961 A JP2002257961 A JP 2002257961A
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thermoelectric
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JP2001056375A
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Atsushi Murakami
村上  淳
Shigeru Watanabe
渡辺  滋
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計に衝撃などの外力が加わっても熱電素子
には応力が加わらず熱電素子の耐久性および信頼性が高
まり、同時に寸法誤差による熱伝導不良が生じない構造
を示すことにある。 【解決手段】 熱電素子60はムーブメント40と裏蓋
70との間に配置し、熱電素子60はその一端を裏蓋7
0に熱伝導可能に接続し、熱電素子60はその他端を熱
伝導体50に熱伝導可能に接続し、熱伝導体50は上胴
10と熱伝導可能に接続し、さらに、熱伝導体50は弾
性変形可能なシート状の材料で構成し、熱伝導体50と
熱電素子60との接続部とムーブメント40との間には
すきまを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子時計に関し、
特に熱電素子の発電エネルギーで駆動する熱電発電時計
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における熱電発電時計は、携帯
時の気温と体温によって温度差を与えると、ゼーベック
効果によって温度差に比例した電圧を生じる熱電素子を
時計内部に備えている。
【0003】熱電発電時計は、熱電素子に生じる起電力
により2次電池やキャパシタなどの蓄電手段を充電し、
熱電素子および充電された蓄電手段を電源として駆動し
ている。
【0004】このような熱電発電時計の場合、熱電素子
に温度差を与えるために、空気で冷却される上胴と、体
温で加温される裏蓋との間には断熱部材を設けることに
よって、上胴と裏蓋には温度差が生じる構造となってい
る。
【0005】そして温度差が確保された上胴と裏蓋の両
方に熱電素子の冷接点と温接点をそれぞれ熱伝導可能に
接続することにより、熱電素子の冷接点と温接点の間に
温度差が生じる構造となっている。
【0006】図5は従来技術の熱電発電時計の構造を示
す断面図である。上胴10には風防ガラス20が接続さ
れ、上胴10の内側に文字板30およびムーブメント4
0が固定されている。
【0007】熱電素子60の上下面には、第1の保護板
61と第2の保護板62が設けてあり、熱電素子60の
温接点である第2の保護板62は、裏蓋70に熱伝導可
能に接続されている。熱電素子60の冷接点である第1
の保護板61は、熱伝導率の高い銅やアルミニウムなど
の金属板からなる熱伝導板51を介して熱伝導可能に上
胴10に接続されている。また、上胴10と裏蓋70の
間には断熱部材80を設けて温度差が確保される構造と
なり、熱電素子60に温度差が生じる。
【0008】熱電素子60は生じた温度差に比例した電
圧を発生し、発生した電圧によりムーブメント40の蓄
電手段に充電し、蓄電手段を電源としてムーブメント4
0は駆動する。
【0009】このような熱電発電時計の場合、熱電素子
60は熱伝導板51と裏蓋70との間に挟み込まれる構
造となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、熱電素子60
の構造について説明する。図6は熱電素子60の構造を
示す断面図である。熱電素子60は、第1の保護板6
1、第2の保護板62、p型熱電半導体63、n型熱電
半導体64、電極65、絶縁部材66、および充填部材
67から構成されている。
【0011】熱電素子60の構造は、複数の非常に細長
い柱状のp型熱電半導体63とn型熱電半導体64が交
互に電気的に直列になるように、電極65によって接続
してある。また、p型熱電半導体63とn型熱電半導体
64との間には、電気的絶縁のために充填部材67が注
入されている。そして、電極65を保護するために、接
着性のある絶縁部材66を介して第1の保護板61、第
2の保護板62を接合してある。
【0012】熱電素子60を構成するp型熱電半導体6
3およびn型熱電半導体64の構成材料としては、常温
付近で最も性能が良いBiTe系合金を使用する。この
BiTe系合金は脆性材料であり、もろい性質を持って
いる。さらに、p型熱電半導体63およびn型熱電半導
体64は、それぞれ非常に細長い柱状の形状をしてい
る。そのため外力等によって応力が加わると、p型熱電
半導体63、およびn型熱電半導体64が破断してしま
い、熱電素子60が破壊されてしまう。
【0013】時計を落としたり、ぶつけたりして衝撃な
どが加わる場合、また気圧や水圧などの変化がある場
合、裏蓋70が時計内部側や外部側へ変形する力が加わ
る。このとき、裏蓋70と熱伝導板51に挟み込まれて
いる図5に示す従来の熱電発電時計では、熱電素子60
に応力が加わってしまう。
【0014】熱電素子60に前述のような応力が加わる
と、熱電素子60は上記のように機械的強度が低いた
め、熱電素子60のp型熱電半導体63およびn型熱電
半導体64が破壊されてしまい、起電力が得られず時計
が止まるという致命的な問題があった。
【0015】また図5において、熱電素子60に裏蓋7
0および熱伝導板51を熱伝導可能に接続するには、す
きまなく密着させる必要があり熱電素子60の厚さと熱
伝導板51と裏蓋70との間隔を同じ寸法にする必要が
ある。
【0016】しかし、実際には熱電素子60には、熱電
素子60の加工誤差から生じる寸法誤差があり、熱伝導
板51の厚さのばらつき、断熱部材80の加工誤差およ
び上胴10との接続によって生じる寸法誤差などの重ね
合わさり、熱伝導板51と裏蓋70との間隔には大きな
寸法差が生じる。
【0017】そのような寸法差が生じるので、従来技術
では熱電素子60下面と裏蓋70との間、あるいは熱電
素子60上面と熱伝導板51との間にすきまが生じ、熱
伝導が充分にできず、温度差が得られず、起電力が得ら
れないという問題があった。
【0018】〔発明の目的〕そこで、本発明の目的は上
記の課題点を解決して、時計に衝撃などの外力が加わっ
ても熱電素子には応力が加わらず熱電素子の耐久性およ
び信頼性が高まり、同時に寸法誤差による熱伝導不良が
生じない熱電発電時計構造を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の熱電発電時計においては、下記記載の構
成を採用する。
【0020】本発明の熱電発電時計は、風防ガラスを設
けた上胴と、裏蓋と、温度差により発電を行う熱電素子
と、熱伝導体と、前記上胴と前記裏蓋の間に設ける断熱
部材とを具備した熱電発電時計であって、前記熱電素子
の温接点側が前記裏蓋に熱伝導可能に接続し、冷接点側
が前記熱伝導体に熱伝導可能に接続し、前記熱伝導体が
前記上胴と熱伝導可能に接続し、前記熱伝導体は弾性変
形可能なシート状部材からなることを特徴とする。
【0021】〔作用〕本発明の熱電発電時計において
は、熱電素子の温接点と上胴、あるいは熱電素子の冷接
点と裏蓋との接続を、弾性変形可能なシート状の熱伝導
体で熱伝導可能に行っている。
【0022】熱電素子が接続された裏蓋が外力で変形し
ても、熱電素子に接続した熱伝導体が弾性変形可能なシ
ート状であることから、外力に対応して熱伝導体がフレ
キシブルに変形する。そのため、熱電素子に加わる応力
は熱伝導体で緩和され、熱電素子には応力が加わらない
ので、熱電素子が破壊されることがなく、熱電素子の耐
衝撃性および耐圧力性などの耐久性が高まり、所定の起
電力が得られ、本発明の熱電発電時計では信頼性を高く
することができる。
【0023】また、熱伝導体がフレキシブル性を持ち変
形するので、熱電素子や断熱部材の加工誤差等による寸
法誤差を、熱伝導体の変形量で吸収することができるた
め、より確実に熱伝導可能な接続をすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱電発電時計の構
成を実施するための最良の形態における実施の形態を、
図面を用いて説明する。
【0025】[第1の実施の形態:図1、図2、図6]
はじめに図1を用いて、本発明の第1の実施の形態にお
ける熱電発電時計の構成を説明する。図1は本発明の第
1の実施の形態における熱電発電時計の断面図である。
【0026】本発明の熱電発電時計は、上胴10、風防
ガラス20、文字板30、ムーブメント40、熱伝導体
50、熱電素子60、裏蓋70、断熱部材80により構
成されている。
【0027】まずはじめに熱電素子60の構造を、図6
を用いて説明する。図6は熱電素子60の構造を示す断
面図である。熱電素子60は第1の保護板61、第2の
保護板62、p型熱電半導体63、n型熱電半導体6
4、電極65、絶縁部材66、および充填部材67から
構成されている。
【0028】熱電素子60は、複数の非常に細長い柱状
のp型熱電半導体63とn型熱電半導体64を、電極6
5によって、交互に直列に多数個接続して構成されたも
のである。また、p型熱電半導体63とn型熱電半導体
64との間には、電気的絶縁のために充填部材67が注
入されている。そして、電極65を保護するために、熱
電素子60の冷接点には第1の保護板61を、温接点に
は第2の保護板62を、それぞれ接着性のある絶縁部材
66によって接合している。また、p型熱電半導体63
およびn型熱電半導体64は、第1の保護板61および
第2の保護板62に対して柱がほぼ直角になるように配
設されている。
【0029】熱電素子60を構成するp型熱電半導体6
3の構成材料としては、たとえばBiSbTe合金を使
用し、n型熱電半導体64の構成材料としては、たとえ
ばBiTe合金やBiTeSe合金を使用する。
【0030】p型熱電半導体63とn型熱電半導体64
とを直列に接続する電極65には、銅、ニッケル、金な
どの薄膜を真空蒸着法やスパッタリング法またはメッキ
処理でパターン形成するか、あるいは銅やアルミニウム
の板を半田で接続するか、銅粉などをエポキシ樹脂に混
ぜた導電性接着剤などで接続して形成する。
【0031】絶縁部材66としては、熱電素子60と第
1の保護板61および第2の保護板62とを、熱伝導よ
く接合するために、たとえばシリコーン樹脂にアルミナ
などの粉を混ぜた熱伝導性接着剤を使用する。また充填
部材67としては、p型熱電半導体63およびn型熱電
半導体64が隣りどうしで電気的にショートしないよう
に、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの電気絶縁性の
樹脂を使用する。
【0032】第1の保護板61と第2の保護板62と
は、熱伝導の良い銅やアルミニウムや真鍮などの金属板
や、アルミナなどの熱伝導率のよいセラミックス板で構
成されており、熱電素子60の電極65が断線しないよ
うに保護する役割をもつ。よって、第1の保護板61と
第2の保護板62の代わりに、電極65を覆って保護で
きる厚さに絶縁部材66を塗布して固化して構成する手
段、あるいはアルミナなどのセラミックスの保護膜を膜
形成して形成する手段などのの手段を採用して電極65
を保護できる構成としてもよい。
【0033】ここで、本発明の説明の都合上、各図面に
おいて、腕時計の風防ガラス20側に近い方を上、裏蓋
70側に近い方を下として規定して実施形態の説明をす
ることとする。
【0034】つぎに上記した熱電素子60を有する本実
施形態の熱電発電時計の構成を詳しく説明する。上胴1
0は空気への放熱性を良くするために金属性材料で構成
する。ここで、金属性材料はステンレスやチタンなど、
時計の外装に普通使われる金属であればなんでも良い。
また、普通の時計の外装に使われないアルミニウムや銅
に耐腐食のためのステンレスやニッケル等のメッキ処理
を施したものでも上胴10として使用できる。
【0035】上胴10の上部内周には風防ガラス20が
固着されている。また上胴10の下部にはリング状に断
熱部材80が固着され、断熱部材80の下部には裏蓋7
0が固着される。すなわち、断熱部材80は上胴10と
裏蓋70とで挟み込む構造とし、上胴10と裏蓋70と
の熱伝導を極力小さくしている。上胴10、風防ガラス
20、断熱部材80、および裏蓋70により腕時計の外
装ケースが構成される。
【0036】断熱部材80には、空気で冷却される上胴
10と腕から熱を吸収して加温される裏蓋70との温度
差を大きくするために、熱伝導率の低いプラスチック材
料を主に用いるが、熱伝導率の低いセラミックスや木材
でもよい。
【0037】文字板30およびムーブメント40は、上
胴10と断熱部材80の内側に配置されている。
【0038】熱電素子60は裏蓋10とムーブメント4
0との間に設け、熱電素子60は裏蓋10に熱伝導可能
な状態で固着してある。裏蓋70側が熱電素子60の温
接点となる
【0039】熱電素子60の裏蓋10への熱伝導可能な
状態で固着手段としては、たとえば熱伝導性接着剤や熱
伝導性両面テープ等を用いて、熱電素子60の第2の保
護板62と裏蓋10とを接着固定する。
【0040】熱電素子60と裏蓋70とは前述の他に、
第2の保護板62と裏蓋10とを、ネジやバネ等で機械
的に固定する手段でもよい。この場合、熱伝導グリース
や熱伝導シートを裏蓋10と第2の保護板62の間に施
すことによって、両者間の熱伝導がより良くなるので好
ましい。
【0041】熱伝導性接着剤、熱伝導性両面テープ、熱
伝導グリース、熱伝導シートとしては、たとえばシリコ
ーン樹脂やエポキシ樹脂にアルミナや窒化アルミニウム
やボロンナイトライドの粉を熱伝導率を高めるために混
ぜて電気絶縁性と熱伝導性をもたせ、それぞれ接着性の
もの、粘着テープ状のもの、グリース状のもの、シート
状に形成したものを使用する。具体的な提供メーカーと
しては、信越化学工業(株)、電気化学工業(株)、
(株)シーゲル、住友スリーエム(株)、グレースジャ
パン(株)などで各種販売されており、容易に入手でき
る。
【0042】熱電素子60の上側の冷接点である第1の
保護板61と熱伝導体50の中央部を熱伝導可能に固着
するため熱伝導体50を設けている。この熱伝導体50
は、その外周部で上胴10に熱伝導可能に接続されてい
る。熱伝導体50は、図示するように直線的でなく、寸
法の余裕をもたせたるみを形成する。さらに上胴10と
熱伝導体50の固着は、上胴10の全周で行うことが好
ましい。
【0043】本発明の熱伝導体50は、銅やアルミニウ
ムやグラファイトなどの熱伝導性の高い材質で弾性変形
可能なシート状か、またはたるみのあるシート状のもの
で、フレキシブルに変形する性質を持っている。この熱
伝導体50は、厚さ0.1mmから0.5mmのものを
使用する。図5に示す従来の熱伝導板51は金属板から
なり、フレキシブルに変形する性質は持っていない。
【0044】また、特に熱伝導体50の材質がグラファ
イトのものを使用した場合は、高分子フィルムをグラフ
ァイト化する方法で、グラファイトの六角板状の結晶の
配向性を高めて熱伝導率に平面方向と厚さ方向で異方性
を持たせることができる。そのためシートの平面方向の
熱伝導率をグラファイトの平均熱伝導率よりも高くする
ことができる。
【0045】グラファイトを用いた熱伝導率に異方性を
持つ熱伝導体50としては、たとえば平面方向の熱伝導
率が銅の2倍の800W/(m・K)で、厚さ方向の熱
伝導率が5W/(m・K)のシートが、松下電子部品
(株)からPGS高熱伝導グラファイトシートとして販
売されている。
【0046】このようなシートを熱伝導体50の材料と
して用いることによって、熱電素子60と上胴10と
を、より一層熱伝導性よく接続することができる。
【0047】さらに、平面方向の熱伝導率を高くする
と、厚さ方向の熱伝導率が悪くなるので、途中経路での
熱流の漏れが少なくなり、熱を必要なところにのみ伝え
ることが可能となる。したがって熱伝導体50が、熱電
素子60と上胴10との間で時計内部部品などに接触し
ても、時計内部部品に熱流が漏れにくくなるという効果
がある。
【0048】熱電素子60と熱伝導体50との固着方法
としては、熱電素子60の第1の保護板61と熱伝導体
50とを熱伝導性接着剤で接着固定する。あるいは、接
着材の代わりに熱伝導グリースや、熱伝導シートなどで
密着固定してもよい。
【0049】熱伝導体50と上胴10との固着方法も、
熱伝導性接着剤で接着固定するのが最も簡単である。そ
の場合、時計の組み立て方法としては、たとえば、組み
立て前に第1の保護板61と熱伝導体50とを固着し、
第2の保護板62と裏蓋70とを固定し、組み立て時に
上胴10と熱伝導体50との接続部に接着剤を塗布し
て、裏蓋70を閉めるときに同時に接着固定する手段が
挙げられる。
【0050】この場合、裏蓋70を閉めた後は裏蓋70
は開かない構造となる。熱電発電時計の場合、腕に装着
して発電し、2次電池などの蓄電手段に充電し続けるた
め、1次電池の交換などを必要としないので、裏蓋70
を開ける必要がない。
【0051】そのため、裏蓋70と断熱部材80をネジ
等で固定せず、接着剤などで接合することもできる。接
着剤で接合した場合、気密性がネジ止めよりも高まり、
防水性が高まる利点を持つ。さらに、時計の組み立て時
に、裏蓋70と断熱部材80と上胴10とを接着剤など
で接合し一体化(ワンピース化)して、時計外装ケース
のデザイン性を高める利点を持つ。
【0052】また、熱伝導体50と上胴10との他の接
続方法として、図2に示すようにプラスチックやゴムな
どの断熱性材料からなり、裏蓋70を閉めるときに、弾
性変形可能な固定部材90を、裏蓋70と熱電素子60
に固定した熱伝導体50との間に設けて、裏蓋70を閉
めるときに固定部材90を同時に押し込み、固定部材9
0を介して熱伝導体50を上胴10に密着するように押
しつける手段がある。
【0053】この図2に示す手段は、上記のように接着
で熱伝導体50を上胴10に接続する方法とは異なり、
時計の組み立て作業が非常にやりやすくなり、かつ裏蓋
70を何度も開け閉めすることができるのでメンテナン
ス性が良くなるという異なる利点を持つ。
【0054】上記のように異なる利点を持つ構造が、図
1および図2に示すように複数あることは、時計構造の
バリエーションを増やすという効果がある。
【0055】図1には示していないが、熱電素子60と
ムーブメント40はフレキシブルプリント基板(FP
C)などで電気的に配線してあり、熱電素子60の発電
する電力をムーブメント40の時計を駆動する回路に供
給できるように接続している。
【0056】時計を腕に装着すると、腕から伝わる熱
は、熱電素子60の下側の温接点を加温する。さらにそ
の熱は熱電素子60の温接点から冷接点へ伝わり、冷接
点から熱伝導体50および上胴10を経由して空気へ放
熱され、冷接点は冷却される。熱電素子60はそれ自身
に熱抵抗があるので、熱電素子60の温接点と冷接点に
は、熱電素子60内部の熱の流れに比例した温度差が生
じ、熱電素子60は、その温度差に比例した電圧を発生
することで、熱エネルギーを電気エネルギーに変換し、
時計を駆動することができる。
【0057】ここで、本発明の特徴的な構成として、熱
伝導体50が弾性変形可能なシート状の部材であること
がある。
【0058】熱電素子60の冷接点である第1の保護板
61と上胴10との間を、弾性変形可能なシート状の熱
伝導体50にて熱伝導可能に接続している。
【0059】時計を腕にする場合、携帯者の不注意など
で時計を落としたり、ぶつけたりして衝撃などの外力が
時計加わる場合がある。また飛行機に乗ったり、高い山
に登ったり、水泳やダイビングで水に潜ったりして気圧
や水圧などの変化で外力が加わる場合がある。このとき
裏蓋70には、時計内部側や外部側へ変形する外力が加
わる。
【0060】熱電素子60の温接点である第1の保護板
62が接続してある裏蓋70が、上記のような外力で変
形しても、熱電素子60に接続してある熱伝導体50は
弾性変形可能なシート状であり、熱電素子60を固着し
た熱伝導体50と、ムーブメント40との間にはすきま
があるので、外力による変形に対応して熱伝導体50が
他の部材から拘束力を受けずにフレキシブルに変形す
る。
【0061】そのため、熱電素子60に加わる応力は熱
伝導体50にて緩和され、熱電素子60自体には応力が
加わらない。つまり、外力が加わり上下方向に裏蓋70
が変形して動く場合、裏蓋70と熱電素子60と熱伝導
体50は一体となって動くので、熱電素子60には圧縮
や引っ張りの応力は加わらない。そのため熱電素子60
が破壊されることがなく、熱電素子60の耐久性、信頼
性が高まり、時計が壊れることがない。これに対して図
5に示す従来技術では、熱伝導板51が外力を受けたと
き変形することがなく、熱電素子60に圧縮や引っ張り
応力が加わり、熱電素子60が破壊してしまう。
【0062】また、熱伝導体50がフレキシブル性を持
ち変形するので、熱電素子60や断熱部材80の加工誤
差等による寸法誤差を、熱伝導体50の変形量で吸収す
ることができるため、より確実に熱伝導可能な接続をす
ることができる。
【0063】図1および図2では熱電素子60が第1の
保護板61と第2の保護板62を有する形状で説明した
が、第1の保護板61および第2の保護板62を設ける
代わりに、熱電素子60の表面に蒸着や塗布法などで保
護膜を設けて電極65を保護する構成の場合も、熱電素
子60を保護膜を介して裏蓋70および熱伝導体50と
を直接接着固定することができ、上記説明と同じ効果を
もつ構造とすることができる。
【0064】[第2の実施の形態:図3、図4]次に図
3を用いて、本発明の第2の実施の形態における熱電発
電時計の構成を説明する。図3は本発明の第2の実施の
形態における熱電発電時計の断面図である。
【0065】第1の実施の形態と第2の実施の形態との
構造の相違点をまず説明すると、熱伝導体50または熱
伝導体52を、熱電素子60の温接点側である第1の保
護板61に接続する構造(第1の実施の形態)と、冷接
点側である第2の保護板に接続する構造(第2の実施の
形態)との違いである。
【0066】本発明の熱電発電時計は、上胴10、風防
ガラス20、文字板30、ムーブメント40、熱伝導板
51、熱伝導体52、熱電素子60、裏蓋70、および
断熱部材80により構成されている。
【0067】上胴10、風防ガラス20、文字板30、
ムーブメント40、断熱部材80の構成は第1の実施の
形態と同様である。
【0068】熱電素子60の冷接点である第1の保護板
61は、熱伝導板51に熱伝導可能な状態で固着してあ
る。
【0069】熱電素子60の熱伝導板51への熱伝導可
能な状態で固着手段として、熱伝導性接着剤、熱伝導性
両面テープ、ネジ、バネ等を用いて、熱電素子60の第
1の保護板61と熱伝導板51とを固定する。
【0070】熱伝導板51は上胴10と熱伝導可能に接
続している。その固着方法としてはネジ止め等で固着す
るのが最も簡単な方法である。
【0071】熱電素子60の下側の温接点である第2の
保護板62と熱伝導体52の中央部を熱伝導可能に接続
している。この熱伝導体52は、その外周部で裏蓋70
に熱伝導可能に固着されている。
【0072】熱伝導体52は第1の実施の形態と同様
に、銅やアルミニウムやグラファイトなどの熱伝導性の
高い材質で弾性変形可能なシート状か、またはたるみの
あるシート状のもので、フレキシブルに変形する性質を
持っている。熱伝導体52は、0.1mmから0.5m
mの厚さを有するものを使用する。
【0073】熱電素子60と熱伝導体52との固着方法
としては、熱電素子60の第2の保護板62と熱伝導体
52とを熱伝導性接着剤あるいは、熱伝導グリース、熱
伝導シートなどで固定する。
【0074】熱伝導体52と裏蓋70との固着手段も、
熱伝導性接着剤で接着固定するのが最も簡単である。時
計の組み立て方法としては、まず熱電素子60の第2の
保護板62と熱伝導体52とを固定し、熱電素子60お
よび熱伝導体52を固定した熱伝導板51を上胴10に
固定して、組み立て時に裏蓋70と熱伝導体52との接
続部に接着剤を塗布して、裏蓋70を閉めるときに同時
に接着固定する方法が挙げられる。この場合も、第1の
実施の形態で説明したように、裏蓋70を閉めた後は裏
蓋70は開かない構造となる。
【0075】また、第1の実施の形態と同様に、熱伝導
体52と裏蓋70との固着手段として、図4に示すよう
に、プラスチックやゴムなどの断熱性材料からなり裏蓋
70を閉めるときに弾性変形可能な固定部材91を、熱
伝導板51と、熱電素子60に固定した熱伝導体52と
の間に設ける。そして裏蓋70を閉めるときに固定部材
91を同時に押し込み、固定部材91を介して熱伝導体
50を裏蓋70に押しつける手段がある。この手段もメ
ンテナンス性が良くなるという利点を持つ。
【0076】第1の実施の形態と同様に熱伝導体52が
弾性変形可能なシート状の部材を用いることから、第1
の実施形態と同様の効果がある。すなわち、図3および
図4に示す熱電発電時計は、裏蓋70が外力で変形して
も、熱伝導体52と熱電素子60との固着部と、裏蓋7
0との間にはすきまがあり、裏蓋70の外力による変形
に対応して熱伝導体52がフレキシブルに変形する。そ
のため熱電素子60自体には応力が加わらないので、熱
電素子60が破壊されることがなく、熱電素子60の耐
久性、信頼性が高まり、時計が壊れることがない。
【0077】また、熱伝導体52がフレキシブル性を持
ち変形するので、熱電素子60や断熱部材80の加工誤
差等による寸法誤差を、熱伝導体52の変形量で吸収す
ることができるため、より確実に熱伝導可能な接続をす
ることができる。
【0078】第2の実施の形態で、第1の実施の形態と
異なる効果としては、裏蓋70には他の部品はなにも無
いので、時計の組み立て作業がやりやすくなる。
【0079】そして、固定部材91で固定する場合は、
熱電素子60または裏蓋70の不具合が生じた場合、第
1の実施の形態では、熱電素子60は裏蓋70に接着固
定されているため、熱電素子60と裏蓋70の両方を同
時に交換する必要がある。しかし、第2の実施の形態で
は、熱電素子60と裏蓋70とは固定されていないの
で、熱電素子60または裏蓋70だけを交換すればよい
という利点も持つ。
【0080】以上の実施形態の説明においては、アナロ
グ式電子時計を例にして行ったが、液晶表示パネルやラ
イトエミッチングダイオード(LED)やエレクトロル
ミネッセンス(EL)を使用したデジタル表示の電子時
計にも本発明は適用することができる。
【0081】
【発明の効果】以上の実施形態の説明で明らかなよう
に、本発明の熱電発電時計は、弾性変形可能なシート状
の熱伝導体で熱電素子と上胴または熱電素子と裏蓋を接
続することによって、裏蓋に加わる外力が熱電素子に伝
わることを防ぎ、熱電素子の耐久性が飛躍的に向上し、
さらに熱電素子および断熱部材の寸法誤差を吸収して熱
電素子の冷接点および温接点の良好な熱伝導を確保でき
るという効果がある。なお、本発明の第1および第2の
実施形態の熱電発電時計を、60cm落下に相当するハ
ンマー衝撃試験、および水深10mに相当する圧力印加
試験を行ったが、熱電素子の破損は発生していなかっ
た。
【0082】熱電素子はBiTe系合金のような脆性材
料によって形成されているので、裏蓋に加わる外力や落
下衝撃で壊れやすいというのが従来技術の熱電発電時計
の大きな問題点であったが、本発明の熱電発電時計にお
いては、応力を緩和する熱伝導体にて熱電素子と接続し
ており、このため熱電素子が外力や落下衝撃で壊れなく
なる。
【0083】さらに、熱伝導体はフレキシブル性を持つ
ので、板材に比べて時計内部での引き回しが自由にでき
るために、コンパクトな構造設計が可能となり、本発明
の熱電発電時計は時計の設計自由度が大きくなり、多様
な外装デザインが可能となる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における熱電発電時計
の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の変形例における熱電
発電時計の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態における熱電発電時計
の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の変形例における熱
電発電時計の構造を示す断面図である。
【図5】従来技術における熱電発電時計を示す断面図で
ある。
【図6】従来技術および本発明の熱電発電時計に用いる
熱電素子の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10:上胴 20:風防ガラス 3
0:文字板 40:ムーブメント 50,52:熱伝導体 51:熱伝導板 60:熱電素子 61:第1の保護板 62:第2の保護板 63:p型熱電半導体 64:n型熱電半導体
65:電極 66:絶縁部材 67:充填部材
70:裏蓋 80:断熱部材 90,91:固定部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風防ガラスを設けた上胴と、裏蓋と、温
    度差により発電を行う熱電素子と、熱伝導体と、前記上
    胴と前記裏蓋の間に設ける断熱部材とを具備した熱電発
    電時計であって、 前記熱電素子の温接点側が前記裏蓋に熱伝導可能に接続
    し、冷接点側が前記熱伝導体に熱伝導可能に接続し、 前記熱伝導体が前記上胴と熱伝導可能に接続し、 前記熱伝導体は弾性変形可能なシート状部材からなるこ
    とを特徴とする熱電発電時計。
  2. 【請求項2】 風防ガラスを設けた上胴と、裏蓋と、温
    度差により発電を行う熱電素子と、前記上胴に接続する
    熱伝導板と、熱伝導体と、前記上胴と前記裏蓋の間に設
    ける断熱部材とを具備した熱電発電時計であって、 前記熱電素子の冷接点側が前記熱伝導板に熱伝導可能に
    接続し、温接点側が前記熱伝導体に熱伝導可能に接続
    し、 前記熱伝導体が前記裏蓋と熱伝導可能に接続し、 前記熱伝導体は弾性変形可能なシート状部材からなるこ
    とを特徴とする熱電発電時計。
  3. 【請求項3】 前記熱伝導体の前記上胴への接続部と、
    前記裏蓋との間に固定部材を設けることを特徴とする請
    求項1に記載の熱電発電時計。
  4. 【請求項4】 前記熱伝導体の前記裏蓋への接続部と、
    前記熱伝導板との間に固定部材を設けることを特徴とす
    る請求項2に記載の熱電発電時計。
  5. 【請求項5】 前記固定部材が、断熱性を有するととも
    に弾性変形する部材であることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の熱電発電時計。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導体が、銅、アルミニウム、ま
    たはグラファイトからなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の熱電発電時計。
  7. 【請求項7】 前記熱伝導体は、熱伝導率が平面方向と
    厚さ方向で異方性をもち、前記平面方向の熱伝導率が高
    いことを特徴とする請求項1または2に記載の熱電発電
    時計。
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