JP2002257688A - 車両検査方法及び車両検査装置 - Google Patents

車両検査方法及び車両検査装置

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JP2002257688A
JP2002257688A JP2001052621A JP2001052621A JP2002257688A JP 2002257688 A JP2002257688 A JP 2002257688A JP 2001052621 A JP2001052621 A JP 2001052621A JP 2001052621 A JP2001052621 A JP 2001052621A JP 2002257688 A JP2002257688 A JP 2002257688A
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driving support
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stereo camera
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Yoshiyuki Oide
恵之 大出
Hitoshi Matsui
斉 松井
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステレオ画像認識による運転支援システムの
制御動作の確認が容易かつ的確に行える車両検査方法及
び車両検査装置を提供する。 【解決手段】 前方道路状況をステレオカメラ101で
認識し、ステレオカメラ101から出力される映像信号
によって画像処理ユニットにより得られた走行制御のた
め基礎データ等に基づいて統括コントロールユニット1
05によって搭載機器に命令信号を出力する運転支援シ
ステム100を搭載した車両10の車両検査であって、
走行検査用のフリーローダ3と、ステレオカメラ101
から出力される画像信号に基づいて予め作成された模擬
信号を出力し、かつ運転支援システム100の動作を確
認する診断装置2とを有し、フリーローダ3上に車両1
0を搬入した状態で、画像処理ユニットの自己診断回路
に模擬信号を入力して運転支援システム100を動作さ
せて動作を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両検査方法及び
車両検査装置に関し、特にステレオ画像認識による運転
支援システムを搭載した車両検査方法及び車両検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両における電子制御システム
は、1つの電子制御装置(ECU)でほとんどの制御が
行われ、そのECUによって完結している。従って、E
CUの自己診断機能を使用して検査したり、ある信号を
センサから入力してシステムの動作を確認することによ
って車両検査が行われている。また、複数のECUによ
って構成される電子制御システムにあっては、多重伝送
の通信機能で各々のECUを同一信号伝送路に接続し、
送信権を互いのECU間で循環させたり、例えば特開平
10−336220号公報に開示されるように、バスア
クセス機能付き電子制御装置を備えた車両検査装置によ
って車両検査を行っていた。
【0003】一方、近年車両においてヒューマンエラー
に起因して発生する事故を予防し、運転者の負担を軽減
する運転支援システムが種々開発されている。運転支援
システムには、例えば車間警報機能、車線逸脱機能、カ
ーブ進入速度警報・制御、車間距離制御、クルーズコン
トロール等の機能を備えている。これらの機能を的確に
実現するには車両の前方を監視し、道路の状況を的確に
把握する技術が不可欠であり、単に前方の物体までの距
離を求めるだけでなく、車線等の道路領域の検出、ガー
ドレールや他車、自転車、歩行者等の複数の物体の検
出、更にこれらの位置や動きから走行中の危険を判断す
る高度な機能が要求される。
【0004】これらの要求に対応するためにステレオ画
像認識を用いた運転支援システムが開発されている。こ
の運転支援システム100の概要を図4に示す構成図に
よって説明する。車体前方に向けて左右に配置された2
個のCCDカメラ等を備えたステレオカメラ101を有
し、画像処理ユニット(以下、IPU)102において
ステレオカメラ101の作動を制御すると共に、ステレ
オカメラ101からの映像信号に基づいて視野内の立体
物、車線、ガードレール等の検出及びそれらの距離を算
出する。IPU102はCAN通信によってブレーキ出
力やエンジン出力及び4輪駆動制御等を行うビークルダ
イナミックコントロール(VDC)103、トランスミ
ッションコントロールユニット(TCU)104等の搭
載機器や統括コントロールユニット(PCU)105に
接続している。PCU105は他の搭載機器、例えばク
ルーズコントロールECU106及びナビゲーションシ
ステム107と全二重シリアル通信で結ばれ、PCU1
05とコンビネーションメータECU108は半二重シ
リアル通信で結ばれている。
【0005】そして、前方道路状況を認識するステレオ
カメラ101からの映像信号がIPU102へ入力さ
れ、IPU102において立体物や車線、ガイドレール
等の識別対象の位置情報等に変換される。IPU102
において自車と識別対象及び認識対象物間の相対位置、
車線認識に基づく道路状態、走行制御のための基礎デー
タ等が生成され、車間距離、車線逸脱、カーブ情報等の
基本的な警報判定がなされる。これらのIPU102か
らの情報とナビゲーションシステム107から出力され
るデジタルマップ情報及びVDC103等から出力され
る車両の横加速度、ヨーレート等の走行情報は運転支援
システムを統括するPCU105に入力される。PCU
105はデジタルマップ情報に基づくカーブの推定、走
行情報に基づく路面摩擦係数推定等が行われ、各警報及
び制御の最終的な判断及びその命令信号の出力が行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ECUの自己診断
機能を使用して検査する方法にあっては、ECU内部で
処理されることから、センサからの入力によってアクチ
ュエータが実際に動作するかどうかの検査ができず、作
動の確実な検査は困難である。
【0007】また、信号をセンサから入力してアクチュ
エータの動作を確認する方法にあっては、すべての信号
をセンサから入力して検査しなければシステムとしての
動作確認が得られず、多大な検査工数を要する。
【0008】更に、多重伝送の通信機能で各々のECU
を同一信号伝送路に接続して送信権をECU間で循環さ
せる検査方法や特開平10−336220号公報に開示
される方法にあっては、信号伝送路に接続可能な配線や
装置が必要になり煩雑化を招くことが懸念される。
【0009】また、ステレオ画像認識を用いた運転支援
システムの検査にあっては、実走行に即して時々刻々と
変化する模擬信号、例えば先行車と自車のスピード及び
車間変化等に即した模擬信号をステレオカメラ等のセン
サーに入力して、例えばシフトダウン制御をした際等の
運転支援システムの各動作を確認することは極めて困難
であり、実走行に即した検査を困難にしている。
【0010】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の目的は、ステレオ画像認識による運転支援システムを
備えた車両の運転支援システムの制御の動作確認が容易
かつ的確に行える車両検査方法及びその車両検査装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の車両検査装置は、前方道路状況をステレオ
カメラで認識し、該ステレオカメラから出力される映像
信号基づいて画像処理ユニットにより得られた走行制御
のため基礎データ等によって搭載機器に命令信号を出力
する運転支援システムを搭載した車両の車両検査方法に
おいて、車両の走行検査用のフリーローラと、上記ステ
レオカメラから出力される画像信号に基づいて予め作成
された模擬信号を出力すると共に、上記運転支援システ
ムの動作を確認する診断装置とを有し、上記フリーロー
ラ上に上記車両を搬入した状態で、上記画像処理ユニッ
トの自己診断回路に診断装置からの上記模擬信号を入力
して運転支援システムを動作させかつ運転支援システム
の動作を確認することを特徴とする。
【0012】請求項1の車両検査方法によると、車両検
査用のフリーローラ上に載置された車両の運転支援シス
テムの画像処理ユニットに、診断装置から上記ステレオ
カメラから出力される画像信号に基づいて予め作成され
た模擬信号を割り込ませて運転支援システムを動作させ
て運転支援システムの動作を確認することから、車両を
実走行させることなく容易かつ確実に運転支援システム
の動作確認試験が行え、車両検査の効率化がもたらされ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両検査方法において、上記模擬信号は、予め運転支
援システムにおいて前車と接近した際にステレオカメラ
から出力される映像信号に基づいてシフトダウン制御の
判定結果に使用されたデータに基づいて作成されたこと
を特徴とする。
【0014】請求項2の発明によると、予め運転支援シ
ステムにおいて前車と接近した際にステレオカメラから
出力された映像信号に基づいてシフトダウン制御の判定
結果に使用されたデータに基づいて有効的に作成された
模擬信号を用いることによって、実走行に即した運転支
援システムのシフトダウン制御を効率的に検査すること
ができる。
【0015】請求項3に記載の車両検査装置は、前方道
路状況をステレオカメラで認識し、該ステレオカメラか
ら出力される映像信号に基づいて画像処理ユニットによ
り得られた走行制御のため基礎データ等によって搭載機
器に命令信号を出力する運転支援システムを搭載した車
両の車両検査装置において、車両の走行検査用のフリー
ローラと、上記フリーローラ上に搬入された状態の上記
車両の上記画像処理ユニットの自己診断回路に上記ステ
レオカメラから出力される画像信号に基づいて予め作成
された模擬信号を入力して運転支援システムを動作させ
ると共に、運転支援システムの動作を確認する診断装置
とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項3は車両検査装置の発明であって、
車両の走行検査用のフリーローラ及びこのフリーローラ
上に搬入した状態の車両の上記画像処理ユニットの自己
診断回路にステレオカメラから出力される画像信号に基
づいて予め作成された模擬信号を入力して運転支援シス
テムを動作させると共に、運転支援システムの動作を確
認する診断装置とを備えた車両検査装置によって上記請
求項1に記載の車両検査方法を有効的に実施することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両検査方法
及びその車両検査装置の実施の形態を図1乃至図3によ
って説明する。
【0018】図1は、車両検査装置1のシステム概略図
であり、図2はステレオ画像認識を用いた運転支援シス
テムが搭載された車両10の車両検査装置1による検査
の概要を示す構成図である。なお、図2において図4と
対応する部位に同一符号を付することで運転支援システ
ムの説明を省略する。
【0019】図1に示す車両検査装置1は、車両組立後
の最終検査工程に設置されている。車両検査装置1は、
診断装置2と、検査すべき車両10のフロントホイール
10a及びリヤホイール10bが接触して回転される一
対のローラ3a及び3bを備えた走行検査用のフリーロ
ーラ3と、フリーローラ3に付帯して車両10の走行状
態を検出するロータリーエンコーダ4と、表示器5と、
診断装置2と車両10のハーネス、即ち診断装置2と車
両10の各ECUとを接続するハーネス接続手段6と、
診断装置2と車両10の及び検査結果等を収集及び仕様
情報を受け取るための上位コンピュータ7等によって構
成されている。
【0020】診断装置2は、診断装置制御部2a、電源
ユニット2b、インターフェース2cを有し、ハーネス
接続手段6により車両10に搭載された運転支援システ
ム100に接続することによって図2に示すような検査
回路が形成される。そして、予め設定された実走行に伴
って時々刻々と変化する映像信号に倣って形成された模
擬信号が診断装置制御部2aから電源ユニット2b、イ
ンターフェース2c及びハーネス接続手段6を介して車
両10に搭載された運転支援システム100の各ECU
に入力されると共に、各ECUの動作状況信号がハーネ
ス接続手段6、インターフェース2c及び電源ユニット
2bを介して診断装置制御部2aに入力される。この運
転支援システム100に出力される模擬信号は、画像ダ
ミーのデータではなく、運転支援システム100におい
て前車と接近した際等にステレオカメラ101から発す
る映像信号に基づいて形成された模擬信号であって、既
にシフトダウン制御等の判定結果に使用された各種デー
タに基づいて有効的に作成されたものである。
【0021】一方、フリーローラ3に設けられたロータ
リーエンコーダ4からインタフェース2c及び電源ユニ
ット2bを介して診断装置制御部2aに車両10の走行
状態を示すフリーローラ3の回転状況信号が入力され、
診断装置制御部2aは各ECUの動作状況信号と回転状
況信号に基づいて運転支援システム100の動作を検査
及び判定し、その検査結果を表示部5に表示すると共に
上位コンピュータ7に検査結果を出力するように構成さ
れている。
【0022】次に、このように構成された車両検査装置
1の動作及び手順について図3に示すフローチャートに
従って説明する。
【0023】検査すべき運転支援システムが搭載された
車両10は、検査工程において予めステレオカメラ10
1の左右各カメラにおける画像の相対ズレや、各カメラ
の取り付け方向及びカメラ間の感度バランス等の点検及
び調整をして準備する。
【0024】点検及び調整が行われた車両10は、車両
検査装置1のフリーローラ3上に搬入されてイグニッシ
ョンをOFFにすると共に、診断装置2のハーネス接続
手段6を車両10の運転支援システム100のハーネス
に接続する。このとき運転支援システム100の動作に
必要な車両情報を上位コンピュータ7から診断装置2の
診断制御部2aに入力する。また、各ECU等の仕様情
報を同様に診断制御部2aに入力したり、IDタグ11
からIDコントローラを通して入力しても良い。
【0025】しかる後、作業者がイグニッションをON
し(ステップS1)、車両10のコンビネーションメー
タのランプ類の点灯やブザー動作を確認する。次に診断
装置2と車両10の運転支援システム100との通信が
確立されているか否かを判断する(ステップS2)。診
断装置2と運転支援システム100との通信の確立が確
認されると、各ECUを検査モードに設定し(ステップ
S3)、各ECUの識別が確認判断される(ステップS
4)。各ECUの自己診断後、ステレオカメラの点検が
完了或いは否かを判断する(ステップS5)。
【0026】ステレオカメラの点検が完了されていると
判断されると、車両10を走行状態にする。これにより
車両10の走行状態におけるフリーローラ3の回転状況
がロータリーエンコーダ4からインタフェース2c等を
介して診断装置制御部2aに入力される。
【0027】次に、故障コードを消去するステップS6
を通過し、車両10のTCU104に走行状態を設定す
るために例えば4速にセットし、かつTCU104が4
速状態か否か確認する(ステップS7)。
【0028】ステップS7でTCU104が4速状態で
ないと判断された場合には作業者に4速状態にするよう
に指示し(ステップS8)、作業者が4速状態に操作す
るとステップ6において故障コードを消去してステップ
7に進む。
【0029】ステップS7においてTCU104の4速
が確認されると、作業者が予め設定された走行速度状
態、例えば60km/hの走行状態でクルーズ走行にセ
ットする(ステップS9)。
【0030】続いて、診断装置2の診断装置制御部2a
から予め設定された実走行に伴って時々刻々と変化する
映像信号に即した模擬信号をIPU102に書き込む
(ステップS10)。IPU102への模擬信号の書き
込みに従って、IPU102において仮想の立体物や車
線、ガイドレール等の識別対象の位置情報等に変換さ
れ、かつIPU102において自車と仮想の識別対象及
び認識対象物間の相対位置、車線認識に基づく道路状
態、走行制御のための基礎データ等が生成され、車間距
離、車線逸脱、カーブ情報等の基本的な警報判定がなさ
れる。IPU102からの情報とナビゲーションシステ
ム107から出力されるデジタルマップ情報及びVDC
103等から出力される車両の横加速度、ヨーレート等
の走行情報はシステムを統括するPCU105に入力さ
れる。PCU105はデジタルマップ情報に基づくカー
ブ推定、走行情報に基づく路面摩擦係数推定等が行わ
れ、各警報及び制御の最終的な判断及びその命令信号出
力が行われて仮想走行状態が再現されて運転支援システ
ム100が作動する。
【0031】この模擬信号に従って仮想走行状態が再現
された際、TCU104の3速へ変速、即ちシフトダウ
ンされたか否か確認する(ステップS11)。このステ
ップS11におけるTCU104の3速状態を確認する
ことによって、診断装置2の診断装置制御部2aからI
PU102に前車と接近したときに発する映像信号に倣
って有効的に形成された上記模擬信号の入力によって、
TCU104の3速へ変速、即ちシフトダウンされたこ
とが確認でき、運転支援システム100の動作を確認す
ることができる。
【0032】TCU104の3速が確認されると、作業
者はブレーキを踏みクルーズ走行を解除する(ステップ
S12)。
【0033】続いて各ECUの自己診断を読み出し(ス
テップS13)、故障コードの有無を確認し(ステップ
S14)、故障コードがない場合には運転支援システム
10が的確に作動していることから、故障コードを消去
するステップS15を通過して各ECUの検査モードを
解除し(ステップS16)、運転支援システム100の
検査を終了する。
【0034】一方、ステップS2で診断装置2と車両1
0の運転支援システム100との通信が確立されていな
いと判断された場合、ステップS4で各ECUが不適切
と識別判断された場合、ステップS5でステレオカメラ
の点検が完了していないと判断された場合、ステップS
11でTCU104の3速が確認されない場合、及びス
テップS14で故障コードがあると判断された場合等に
は診断装置2に出力し、診断装置2は予め設定された各
々の故障コードを表示器5に表示し(ステップS1
7)、かつステップS15で故障コードを消去して、ス
テップS16に進み検査モードを解除して運転支援シス
テム100の検査を終了する。
【0035】検査終了後作業員は、ハーネス接続手段6
を車両10から切り離し、次の工程に車両10を搬出
し、かつこの検査結果等のデータを上位コンピュータ7
に送出する。または必要に応じてデータ等をIDタグ1
1に書き込む。
【0036】従って、このように構成された車両検査方
法及び車両検査装置によると、検査工程において車両1
0を検査するフリーローラ3上に車両10を搬入し、車
両10の模擬走行状態を再現し、この模擬走行状態で運
転支援システム100の自己診断回路に、実走行の際の
ステレオカメラ101からの映像信号に基づいて作成さ
れた模擬信号を入力することによって各アクチュエータ
を含む運転支援システム100の動作を車両検査装置1
によって容易にかつ的確に検査することができる。特に
前車と接近した際にステレオカメラ101から発する映
像信号に等価する模擬信号を運転支援システム100の
IPU102に割り込ませて運転支援システム100を
動作させることによって、運転システム100のシフト
ダウン制御の動作確認が行え、実走行することなく車両
検査装置によって容易に有効的に動作確認が行える。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明の車両検査方法及び
車両検査装置によると、前方道路状況をステレオカメラ
で認識し、該ステレオカメラから出力される映像信号に
よって画像処理ユニットにより得られた走行制御のため
基礎データ等に基づいてコントロールユニットによって
搭載機器に命令信号を出力する運転支援システムを搭載
した車両の車両検査にあたり、車両検査用のフリーロー
ラ上に載置された車両の運転支援システムの画像処理ユ
ニットに、ステレオカメラから出力される画像信号に基
づいて予め作成された模擬信号を割り込ませて運転支援
システムを動作させて運転支援システムの動作を確認す
るによって、車両を実走行させることなく容易、かつ判
定基準の明確な運転支援システムの動作確認検査が行
え、車両検査の効率化がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両検査方法及び車両検査装置の
実施の形態の概要を示す車両検査装置のシステム概要図
である。
【図2】同じく、車両検査装置による検査の概要を示す
構成図である。
【図3】同じく、車両検査蔵置の動作及び手順の概要を
示すフローチャートである。
【図4】運転支援システムの概要を示す構成図である。
【符号の説明】
1 車両検査装置 2 診断装置 2a 診断装置制御部 2b 電源ユニット 2c インターフェース 3 フリーローラ 4 ロータリーエンコーダ 5 表示器 6 ハーネス接続手段 7 上位コンピュータ 8 IDコントローラ 9 IDアンテナ 10 車両 11 IDタグ 100 運転支援システム 101 ステレオカメラ 102 画像処理ユニット(IPU) 103 ビークルダイナミックコントロール(V
DC) 104 トランスミッションコントロールユニッ
ト(TCU) 105 統括コントロールユニット(PCU) 106 クルーズコントロールECU 107 ナビゲーションシステム 108 コンビネーションメータECU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方道路状況をステレオカメラで認識
    し、該ステレオカメラから出力される映像信号に基づい
    て画像処理ユニットにより得られた走行制御のため基礎
    データ等によって搭載機器に命令信号を出力する運転支
    援システムを搭載した車両の車両検査方法において、 車両の走行検査用のフリーローラと、 上記ステレオカメラから出力される画像信号に基づいて
    予め作成された模擬信号を出力すると共に、上記運転支
    援システムの動作を確認する診断装置とを有し、 上記フリーローラ上に上記車両を搬入した状態で、上記
    画像処理ユニットの自己診断回路に診断装置からの上記
    模擬信号を入力して運転支援システムを動作させかつ運
    転支援システムの動作を確認することを特徴とする車両
    検査方法。
  2. 【請求項2】 上記模擬信号は、 予め運転支援システムにおいて前車と接近した際にステ
    レオカメラから出力される映像信号に基づいてシフトダ
    ウン制御の判定結果に使用されたデータに基づいて作成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の車両検査方
    法。
  3. 【請求項3】 前方道路状況をステレオカメラで認識
    し、該ステレオカメラから出力される映像信号に基づい
    て画像処理ユニットにより得られた走行制御のため基礎
    データ等によって搭載機器に命令信号を出力する運転支
    援システムを搭載した車両の車両検査装置において、 車両の走行検査用のフリーローラと、 上記フリーローラ上に搬入された状態の上記車両の上記
    画像処理ユニットの自己診断回路に上記ステレオカメラ
    から出力される画像信号に基づいて予め作成された模擬
    信号を入力して運転支援システムを動作させると共に、
    運転支援システムの動作を確認する診断装置と、 を備えたことを特徴とする車両検査装置。
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