JP2002257666A - 圧力検出器の大気圧補正装置 - Google Patents

圧力検出器の大気圧補正装置

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JP2002257666A
JP2002257666A JP2001056103A JP2001056103A JP2002257666A JP 2002257666 A JP2002257666 A JP 2002257666A JP 2001056103 A JP2001056103 A JP 2001056103A JP 2001056103 A JP2001056103 A JP 2001056103A JP 2002257666 A JP2002257666 A JP 2002257666A
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JP
Japan
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pressure
atmospheric pressure
detector
atmospheric
pressure detector
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Application number
JP2001056103A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Igushi
宏昭 伊串
Yoshiyuki Matsunaga
義之 松永
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Asahi Matsushita Electric Works Ltd
Sunx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に大気圧補正を行える。 【解決手段】 大気圧補正するには、圧力検出器1に加
わる圧力を大気圧に開放するための信号を出力するとよ
い。この信号は、圧力検出器1の操作パネルに設けたス
イッチ(図示せず)を押すなどして出力すればよい。そ
うすると、前記出力信号に基づいて圧力検出器1に加わ
る圧力を大気圧に開放するために電磁弁9が吸引され
て、大気圧開放位置にセットされる。この位置では電磁
弁9に形成された斜め方向の貫通孔11によって圧力配
管8の中途部が圧力配管8の外部に連通され、圧力検出
器1に加わる圧力は大気圧に開放されている。次に、マ
イコン4は現在のアンプ回路部3からの入力電圧を所定
の基準表示値(例えば0kPa)に対応するものと判断
して、圧力検出器1に加わる圧力を大気圧に開放した時
の圧力表示値を所定の基準表示値(例えば0kPa)に
自動的に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力検出器の大気
圧補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧力検出器では使用する圧力センサ、例
えば半導体圧力センサなどに温度依存特性があるため、
周囲温度の変化に伴って圧力表示値に誤差を生じる。こ
のため、種々の温度補正手段が試みられてきたが、限界
があった。また、天候により大気圧が変化するため、大
気圧を基準とした相対的圧力は如何ともしがたい誤差要
因を含んでいる。実使用に際しては、これらの誤差を回
避するために大気圧補正を行う必要がある。従来の大気
圧補正では、圧力検出器に加わる圧力を大気圧に開放す
るために、圧力検出器に接続された圧力配管の一部を外
部に開放し、その時の圧力表示値を所定の基準表示値
(大抵は0)に補正するために、圧力検出器の操作パネ
ルにある2つの特定の押しボタンを同時に押していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その操作とし
ては、圧力配管を開放する操作と圧力検出器の操作パネ
ルにある2つの特定の押しボタンを同時に押す操作が必
要であり、あまり直感的ではなく、ユーザーにとって面
倒なものであった。本発明はこのような解決すべき課題
を鑑み、簡単に大気圧補正を行えることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項に示した通りであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0006】図1に示す圧力検出器1は、圧力センサ2
で検出されたアナログ圧力値をアンプ回路部3で増幅し
てから、A/Dコンバータを内蔵するマイコン4に入力
して、デジタル圧力値を算出している。そして、マイコ
ン4は、圧力表示部5に圧力表示値として表示させた
り、所定の圧力値に達した時に出力回路部6を介して図
外のアクチュエータを作動させる信号を送出したりする
ものである。また、7は温度検出部でその出力はマイコ
ン4に入力され、主に圧力センサ2に生じる温度誤差を
補正するためのものである。
【0007】図2は本圧力検出器1の使用状態を示し、
圧力検出器1の圧力センサ2には図外の被測定対象と結
合された圧力配管8が結合され、圧力配管8内の圧力を
検出している。圧力配管8の中途部には電磁弁9が介在
しており、図2の状態ではその貫通孔10が圧力配管8
の中途部を連通している。
【0008】大気圧補正する場合のフローは図4に示さ
れ、圧力検出器1に加わる圧力を大気圧に開放するため
の信号を出力するとよい。この信号は、圧力検出器1の
操作パネルに設けたスイッチ(図示せず)を押すなどし
て出力すればよい。そうすると、前記出力信号に基づい
て圧力検出器1に加わる圧力を大気圧に開放するために
電磁弁9が図3のように吸引されて、大気圧開放位置に
セットされる。この位置では電磁弁9に形成された斜め
方向の貫通孔11によって圧力配管8の中途部が圧力配
管8の外部に連通され、圧力検出器1に加わる圧力は大
気圧に開放されている。
【0009】次に、マイコン4は現在のアンプ回路部3
からの入力電圧を所定の基準表示値(例えば0kPa)
に対応するものと判断して、圧力検出器1に加わる圧力
を大気圧に開放した時の圧力表示値を所定の基準表示値
(例えば0kPa)に自動的に補正する。この様子をさ
らに具体的に述べる。図5のグラフは、縦軸(Y軸)で
あるアンプ回路部3からマイコン4への入力電圧と、横
軸(X軸)である圧力表示部5による圧力表示値との関
係を端的に示したものである。そして、入力電圧0.7
Vに対して0kPaと表示され、入力電圧4.3Vに対
して1000kPaと表示されている実線において、周
囲温度の変化で入力電圧が変位して本来0.7Vである
べき入力電圧が0.8Vになったとする。そうすると、
入力電圧0.8Vに対する圧力表示値は本来は0kPa
でありながら3kPaと表示されることになる。そこ
で、大気圧開放すれば入力電圧は0.8Vになるはず
(大気圧も変化しておればそうではないが、大気圧開放
時における入力電圧に対する圧力表示値を0kPaと補
正するのが目的のため、入力電圧値そのものは問われな
い)であり、これに対する圧力を0kPaと正しく表示
させるために、図5の点線のように入力電圧対圧力表示
値の対応関係を変位させる。この変位の仕方としては、
図示の場合は、実線直線の式X=aY+bにおいてbを
変化させるとよい。実際にはマイコン4において、アン
プ回路部3からの入力電圧と圧力表示部5への出力デジ
タル値との関係を決める関係式において変換係数などを
修正することになる。
【0010】後は、電磁弁9の貫通孔10が圧力配管8
の中途部を連通した通常位置にセットされて、通常圧力
測定に復帰するが、これらも自動的になされると好まし
いが、手動でなされてもよい。以上のように、圧力検出
器1に加わる圧力を大気圧に開放するための信号を出力
するだけで大気圧補正が完了する。なお、圧力検出器1
への電源投入時の信号をマイコン4が判定して、圧力検
出器1に加わる圧力を大気圧に開放するための信号を出
力可能としてもよい。そうすると、意識することなく大
気圧補正が自動的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力検出器の回路ブロック図
【図2】同使用状態の断面図
【図3】同大気圧補正時の断面図
【図4】同大気圧補正時のフロー図
【図5】同大気圧補正時のグラフ図
【符号の説明】
1 圧力検出器 2 圧力センサ 3 アンプ回路部 4 マイコン 5 圧力表示部 6 出力回路部 7 温度検出部 8 圧力配管 9 電磁弁 10 貫通孔 11 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力検出器に加わる圧力を大気圧に開放
    するための信号を出力する手段と、前記出力信号に基づ
    いて圧力検出器に加わる圧力を大気圧に開放するための
    手段と、圧力検出器に加わる圧力を大気圧に開放した時
    の圧力表示値を所定の基準表示値に自動的に補正するた
    めの手段とを備えた圧力検出器の大気圧補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、圧力検出器への電源
    投入時に、圧力検出器に加わる圧力を大気圧に開放する
    ための信号を出力可能とした圧力検出器の大気圧補正装
    置。
JP2001056103A 2001-03-01 2001-03-01 圧力検出器の大気圧補正装置 Pending JP2002257666A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237104A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toyo Denso Co Ltd 空気圧測定装置
JP2012245207A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Hochiki Corp 消火設備の試験システム
CN104422563A (zh) * 2013-09-10 2015-03-18 珠海格力电器股份有限公司 一种寿命试验装置

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