JP2002256641A - パネル体の取付構造 - Google Patents

パネル体の取付構造

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JP2002256641A
JP2002256641A JP2001297769A JP2001297769A JP2002256641A JP 2002256641 A JP2002256641 A JP 2002256641A JP 2001297769 A JP2001297769 A JP 2001297769A JP 2001297769 A JP2001297769 A JP 2001297769A JP 2002256641 A JP2002256641 A JP 2002256641A
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piece
ridge
outer peripheral
long
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JP2001297769A
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Takashi Kawai
隆 川合
Kensuke Kanto
健介 関東
Tetsuji Asano
哲二 浅野
Isao Kojima
功 小島
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め工場でパネル体を製造してパネル体の破
損等による現場での交換作業を容易とし、長期安定性と
長期耐久性の向上を図ることができ、現場作業を簡素化
できるパネル体の取付構造を提供する。 【解決手段】 複数のフレーム1を断面略H字形に形成
し、各フレーム1の一対の対向壁3の上端部にパネル体
20の外周縁部を支持させ、各パネル体20の外周縁部
に押縁30を取り付ける。そして、各押縁30を、パネ
ル体20の外周縁部表面に対向する短片31と、短片3
1からパネル体20の裏面方向に伸びる長片32とから
形成し、パネル体20の外周縁部端面と各押縁30の長
片32とをシーリング材50で接着してシーリング材5
0に圧縮応力あるいは引張り応力を作用させる。シーリ
ング材50に圧縮応力又は引っ張り応力が作用するの
で、シーリング材50にせん断応力や荷重が作用せず、
パネル体20の長期安定性と長期耐久性を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の窓型トッ
プライト等として使用されるパネル体の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるパネル体の取付構造は、図
示しないが、建築物の窓型トップライトを形成する断面
略H字形のフレームを複数本備え、各フレームの両対向
壁の上端部上にパネル体の外周縁部が配置されており、
各パネル体の外周縁部には、フレームの対向壁上端部に
位置する押縁が嵌合係止されている。各押縁は、パネル
体の外周縁部表面に対向する短片と、この短片からパネ
ル体の裏面厚さ方向に伸長する長片とから形成され、短
片とパネル体とがシーリング材で接着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるパネル体
の取付構造は、以上のように構成され、下方のパネル体
の表面(上面)と上方の押縁の短片とがシーリング材で単
に接着されるだけなので、パネル体を強固に支持してそ
の自重が下方に作用しないようにしないと、シーリング
材にせん断応力やその荷重が絶えず作用して短期間に疲
労することとなり、その結果、パネル体の長期安定性と
長期耐久性の向上を図り得ないという大きな問題があ
る。また、パネル体の施工作業等についても、シーリン
グ材の完全な硬化を待たなければ、工場から出荷するこ
とができないので、作業が容易とはいえない。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、予
め工場でパネル体を製造してパネル体の破損等による現
場での交換作業を容易とし、長期安定性と長期耐久性の
向上を図ることができ、しかも、現場作業を簡素化する
ことのできるパネル体の取付構造を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、フレームの少なくと
も一部を断面略U字形に形成し、このフレームの対向壁
にパネル体の外周部を支持させ、このパネル体の外周部
に押縁を取り付けたものであって、上記押縁を、上記パ
ネル体の外周部表面に対向する短片と、この短片から該
パネル体の裏面に亘る厚さ方向に伸びる長片とから形成
し、該押縁の長片と該パネル体の外周部端面とをシーリ
ング材で接着したことを特徴としている。
【0006】なお、上記押縁の長片下部から上記フレー
ムの対向壁に支持される屈曲折り返し片を伸ばし、この
屈曲折り返し片と上記押縁の短片との間に凹み空間を形
成し、この凹み空間内に上記パネル体の外周部裏面を接
着固定することができる。また、上記押縁の少なくとも
短片裏面に押縁ガスケットを取り付け、この押縁ガスケ
ットを上記パネル体の外周部表面に接触させることがで
きる。
【0007】さらに、上記パネル体を大きさの異なる複
数枚のパネルを重ねることにより形成してその外周部裏
面には段差を形成し、上記押縁の長片から突出片を短片
方向に伸ばし、上記パネル体と該押縁との間にパネル体
をその裏面側から支持する障子材を介在してこの障子材
をパネル体の段差に略対応させて屈曲するとともに、上
記突出片の先端部と該障子材の屈曲段差壁のいずれか一
方に凹部を、他方には凸部を形成し、これら凹部と凸部
とを嵌め合わせて上記パネル体を略横方向から取り付け
可能にすることもできる。
【0008】ここで、特許請求の範囲におけるパネル体
は、透明でも良いし、そうでなくても良い。このパネル
体は、窓パネル、複層ガラス、単層ガラス、固定用、開
閉用、あるいは平坦でも良いが、一部が屈曲したり、湾
曲したものでも良い。パネル体は、フレームの高さ方向
における一の対向壁上に位置するものでも良いし、複数
の対向壁上に位置するものでも良い。また、シリコーン
ゴム系のシーリング材で接着する際の接着には、接着の
他、着脱自在の粘着が含まれる。略横方向には、水平横
方向と、多少傾斜していても、おおよそ横方向と認めら
れる方向のいずれもが含まれる。さらに、本発明に係る
パネル体の取付構造は、必要に応じて上下前後左右を変
更することができる。さらにまた、厳密な意味の建築物
に用いられるのが主であるが、これ以外の構造物に用い
ることも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態におけるパネ
ル体の取付構造は、図1に示すように、建築物を形成す
る複数のフレーム1を断面略H字形にそれぞれ形成し、
各フレーム1の一対の対向壁3にパネル体20の外周縁
部をそれぞれ水平に支持させるとともに、各パネル体2
0の外周縁部に押縁30を取り付け、各押縁30を、パ
ネル体20の外周縁部表面に対向する短片31と、この
短片31からパネル体20の裏面に亘る厚さ方向に伸び
る長片32とから形成し、パネル体20と各押縁30と
をシリコーンゴム系のシーリング材〔例えば、ポリマエ
ース(信越ポリマー株式会社製 商品名)が好ましい〕5
0で接着してこのシーリング材50に圧縮応力あるいは
引張り応力を作用させるようにしている。
【0010】複数のフレーム1は、平面枠形に組み合わ
されて建築物の窓型トップライトの開口2を矩形に区画
形成し、図の左右である内外には複数の裏板補強枠12
がシーリング材や締結具を介し重ねて螺着される。各フ
レーム1は、樹脂材料やアルミニウム合金等の金属材料
を使用して基本的には図の奥方向に長い断面略H字形に
押出成形される。すなわち、フレーム1は、間隔をおい
て相対向する一対の対向壁3と、この左右一対の対向壁
3の間に架設されて少々上端部側に位置する仕切板4と
から形成され、この仕切板4により一対の対向壁3間が
上端部側の排水路5と、下端部側の大きな開口空間6と
に分割区画されるとともに、この開口空間6には、図示
しない補強材が図の下方から適宜インサートされてお
り、仕切板4の略中央部長手方向には、排水路5側に位
置するリップ溝7が一体形成される。
【0011】一対の対向壁3間には、略逆T字形のアタ
ッチメント8が締結具を介し螺着装架され、このアタッ
チメント8の断面略リップ形の上端部には、フレーム1
の開口上部の略中央に位置する断面略矩形のカバーガス
ケット9が嵌着保持される。各対向壁3の下端部には、
断面略U字形あるいは略L字形のガイド片10が一体形
成され、各対向壁3の上端部長手方向には、断面略リッ
プ溝形のU字溝が一体形成されており、各U字溝には、
図の奥方向に長い受けガスケット11が載置密嵌され
る。内側の対向壁(図1の右側)3には、図示しない排水
用の水抜き孔が選択的に所定数穿孔される。
【0012】複数の裏板補強枠12は締結具により平面
枠形に組み合わされる。各裏板補強枠12は、例えば樹
脂材料やアルミニウム合金等の金属材料を用いて中空に
押出成形され、表面が排水路13を形成しており、内壁
の上方に突出した断面略リップ溝形の上端部には、基本
形が断面略逆L字形のウェザーストリップ14が嵌着さ
れる。このウェザーストリップ14は、例えば耐熱性、
耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化特性等に優れ
るシリコーンゴム等を用いて押出成形され、上方の角部
近傍付近から屈曲可能な傾斜片15が斜め上方の押縁3
0方向に突出する。
【0013】各パネル体20は、建築物の外側表面に位
置する平坦なガラスパネルからなる第一のパネル21
と、建築物の内側裏面に位置する平坦なガラスパネルか
らなる第二のパネル22とを結露防止の観点から図の上
下方向に並べ備える。このパネル体20は、上方に位置
する第一のパネル21が大きく、下方に位置する第二の
パネル22が一回り小さく形成され、これら第一、第二
のパネル21・22の間には、セッティングブロック2
3、断熱用のスペーサ24、パネル受がシーリング材を
介して介在設置されており、第一のパネル21の裏面外
周縁部付近に段差25が形成される。
【0014】各押縁30は、電気・熱の伝導性に優れ、
腐食の進行しにくい樹脂材料やアルミニウム合金等の金
属材料を使用して押出成形される。この押縁30は、パ
ネル体20の外周縁部表面に対向する略平坦な短片31
と、この短片31の裏面からパネル体20の裏面厚さ方
向に伸長する長片32とから形成される。各押縁30の
短片31の表面から裏面の先端部にかけては、押縁ガス
ケット33が覆着され、この押縁ガスケット33の先端
の折り返し部がパネル体20の外周縁部表面に接触して
意匠性や気密性等を確保したり、隣接するカバーガスケ
ット9に接触してフレーム1の排水路5を隠蔽被覆す
る。この押縁ガスケット33は、例えばシリコーン系、
クロロプレン系、EPDH系、ポリサルファイド系、ア
クリルウレタン系、あるいはアクリル系のエラストマー
を使用して押出成形される。
【0015】押縁30の長片下端部には、押縁ウェザー
ストリップ34がリップ溝を介して嵌着され、押縁ウェ
ザーストリップ34がフレーム1の受けガスケット11
に搭載支持される。この押縁ウェザーストリップ34
は、例えばシリコーンゴム等を使用して押出成形され、
屈曲可能な傾斜片35が斜め下方に突出しており、この
傾斜片35が排水路5を上方から隠蔽保護する。押縁3
0の長片下側部からは突出片36がパネル体20のある
短片横方向に伸長され、この突出片36の先端部には可
撓性の凹部37が形成される。突出片36とパネル体2
0との間には、パネル体20の外周縁部を嵌合支持する
複数の障子材38が介在され、この複数の障子材38が
パネル体20をその裏面側から強固に支持する。
【0016】複数の障子材38は締結具により平面枠形
に組み合わされる。各障子材38は、例えば樹脂材料や
アルミニウム合金等の金属材料を使用してパネル体20
の段差25に対応して基本的には断面略Z字形に屈曲形
成される。各障子材38の外方に張り出した段差部上面
には、第一のパネル21の外周縁部裏面がスペーサ39
等を介して接着支持され、段差部下面には、第二のパネ
ル22の裏面がシーリング材40やスペーサ等を介して
接着支持される。各障子材38の屈曲段差壁外面からは
断面矢印形の凸部41が水平外方向に突出し、この凸部
41と押縁30の凹部37とが相互にきつく嵌合するこ
とにより、パネル体20が水平横方向から押縁30の短
片と突出片36との間に適切に位置決めして挿着支持さ
れる。
【0017】さらに、シリコーンゴム系のシーリング材
50は、未硬化の反応硬化型ゴム、好ましくは常温ある
いは空気中の水分で硬化する反応硬化型シリコーンゴム
を使用して所定の柔軟性を有するよう略帯形あるいは棒
形等に成形され、押縁30の長片上部と第一のパネル2
1の外周縁部端面とを接着する。反応硬化型シリコーン
ゴムとしては、付加反応型シリコーンゴムや縮合反応型
シリコーンゴム等があげられ、特に未硬化の可塑度が1
50〜500のものが好ましい。付加反応型シリコーン
ゴムは、オルガノポリシロキサンにオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサン、アルコキシシラン、及び硬化反応
用触媒が添加され、さらに必要に応じて充填剤、着色無
機顔料、発泡剤、シリカ分散剤、接着向上剤、反応抑制
剤、耐熱性向上剤等が添加される。
【0018】縮合反応型シリコーンゴムは、脱オキシム
型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれをも使用す
ることができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノ
ポリシロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤、及び潤
滑剤が配合され、さらに必要に応じて接着助剤、非補強
性充填剤、無機顔料、防かび剤等が添加して調製され
る。
【0019】上記構成によれば、第一のパネル21の外
周縁部端面と押縁30の長片上部とをパネル体20の自
重方向に位置するシーリング材50で接着するので、パ
ネル体20の自重が下方や水平方向に作用すると、シー
リング材50に圧縮応力又は引っ張り応力が作用するこ
ととなる。したがって、シーリング材50にせん断応力
や荷重が作用することがないので、パネル体20の長期
安定性と長期耐久性の向上を容易に図ることができる。
また、押縁30の短片31と突出片36とにパネル体2
0を水平横方向から傾けながら挟持させ、シーリング材
50の硬化にかかわりなく位置決め固定することができ
るので、パネル体20の施工の円滑化、簡素化、製造や
工場からの出荷の迅速化をきわめて容易に実現すること
ができる。
【0020】また、パネル一枚分の厚さと段差25を利
用して図の奥方向に高低差を付け、パネル体20から浸
入した雨水を自然に排水することができるので、排水機
能を確保しながらパネル体20の高さを略揃えて略面一
にすることができる。これにより、建築意匠の多様性を
きわめて容易に図ることができる。また、シリコーンゴ
ム系のシーリング材50を用いれば、障子材38の段差
部下面に第二のパネル22を隙間なく直接的に固着する
ことができるので、従来とは異なり、緩衝スペース等を
省略してパネル体20の厚さを薄くすることが可能にな
る。
【0021】また、フォロー材ではなく、オープン材か
らなる軽いフレーム1、裏板補強枠12、障子材38を
使用するので、型費用を含むトータルコストを著しく低
減し、組立や作業の煩雑化をきわめて有効に防止するこ
とが可能になる。また、フレーム1の排水機構を重視
し、断面略U字形を呈する一対の対向壁3の上端部側と
仕切板4とにより大きな排水路5を区画形成するので、
この排水路5の断面積を縦長に拡大して排水を円滑化す
ることができ、これを通じて漏水のおそれを有効に解消
することが可能になる。
【0022】さらに、フレーム1に補強材を外側からジ
ョイント等で単に螺着するのではなく、フレーム1の開
口空間6内に補強材をインサートしてその一部を吸収す
るので、見付け幅等を狭くすることができ、これを通じ
て建築物全体の意匠性を向上させたり、インサート分だ
け材料費を抑制することが大いに期待できる。さらにま
た、開口空間6を利用すれば、他のフレーム1との接合
も実に容易化する。
【0023】次に、図2ないし図5は本発明の第2の実
施形態を示すもので、この場合には、仕切板4上のリッ
プ溝7に、複数本のボルト60と加工の容易な細長い板
ばね65とをそれぞれ嵌入支持させ、内側の対向壁3
に、略クランク形のアタッチメント8Aを締結具を介し
て螺着し、外側のパネル体20Aを形成する第一、第二
のパネル21・22を同じ大きさに形成して段差25を
解消し、外側の押縁30Aを、パネル体20Aの外周縁
部を受けガスケット11との間に挟持する略平坦な短片
31と、この短片31の裏面からパネル体20Aの裏面
厚さ方向に伸長する長片32とから断面略J字形に屈曲
形成するとともに、この押縁30Aの長片32とパネル
体20Aの第一、第二のパネル21・22の外周縁部端
面とを延長したシーリング材50で接着するようにして
いる。
【0024】各ボルト60は、その頭部がリップ溝7に
断面逆U字形の座板61を介して着脱自在に嵌入されて
螺子部を直立させ、この螺子部が筒形の長いナット62
の下部に螺嵌されており、このナット62の平坦な上端
面には、図の奥方向に細長いクリッパ板63がビス64
等を介して螺着支持される。板ばね65は、図3や図4
に示すように、断面逆皿形に屈曲形成され、平端部から
それぞれ斜め下方に傾斜した両片部66がリップ溝7に
着脱自在に嵌入されて一対のボルト60の間にずれない
よう立設配置される。このように曲げ加工や取り扱いの
容易な板ばね65は、パネル体20Aの取り付け作業時
には、反力でクリッパ板63を上方の反仕切板4方向に
弾圧付勢し、パネル体20Aの取り付け作業終了時に
は、撓んでクリッパ板63に圧接する。
【0025】クリッパ板63は、図3や図5に示すよう
に、ばね性を有するステンレス、スチール、あるいはチ
タン等の金属材料や樹脂材料を使用して断面略へ字形に
屈曲成形され、傾斜爪67が押縁30Aの下方向に徐々
に拡開傾斜している。このクリッパ板63の平端部両端
には、対向壁3方向に指向する複数のルーズ孔68がそ
れぞれ小判形に穿孔され、各ルーズ孔68がボルト60
の螺子部に隙間を介して対向するビス64の螺子部に遊
貫されている。このようなクリッパ板63は、外力が作
用すると、対向壁3方向にスライドする。
【0026】押縁30Aの長片下端部は、折り返されて
屈曲し、クリッパ板63の傾斜爪67と係止して押縁3
0Aの脱落や抜け等を有効に防止する。この押縁30A
の短片31に覆着された押縁ガスケット33Aは、内側
に位置する押縁30の押縁ガスケット33よりも短く成
形される。その他の部分については、上記実施形態と略
同様であるので説明を省略する。
【0027】本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、フレーム1に低加工精
度となりやすい螺子孔を穿孔したり、パネル体20Aを
多数の螺子等で直接固定するのではなく、押縁30Aと
クリッパ板63とを簡易に係合させて複数枚のパネル体
20Aを一度にまとめて固定することができるので、螺
子と螺子孔との位置合わせ等を省略することができると
ともに、位置決め性、組立性、作業性、及び施工性の大
幅な向上が大いに期待できる。また、クリッパ板63が
ばね性を有するので、強風、交通機関、外圧、又は地震
等に基づく大きな振動を吸収することができ、パネル体
20Aや建築物の損傷等をきわめて有効に防止すること
ができる。勿論、風や地震等が鎮まれば、クリッパ板6
3のばね力でパネル体20Aを元の位置に復帰させるこ
ともできる。
【0028】さらに、パネル体20Aの取り付け時に板
ばね65が押縁30Aの折り返し高さだけクリッパ板6
3を高位にリフトするので、クリッパ板63を指で調整
等しなくても、押縁30Aを押し込んで螺締めするだけ
でクリッパ板63と押縁30Aとを確実、かつ簡易に係
止することが可能になる。したがって、作業の大幅な円
滑化、簡素化、及び迅速化等を図ることが可能になる。
さらにまた、パネル体20Aの厚さに応じ、ナット62
を回転移動させてクリッパ板63の位置を簡単に調整し
たり、短いナット62に交換することもできるので、パ
ネル体20Aの厚さに対応した複数種のフレーム1を用
意する必要もない。
【0029】次に、図6は本発明の第3の実施形態を示
すもので、この場合には、各押縁30Bの長片下端部
に、フレーム1の受けガスケット11に接触支持される
屈曲折り返し片70を着脱自在に螺着してこの屈曲折り
返し片70を下方に向けるとともに、この押縁30Bの
長片32の一部を形成する屈曲折り返し片70と押縁3
0Bの短片31との間に凹み空間71を区画形成し、こ
の凹み空間71内にパネル体20Aの表裏両面の外周縁
部を水平に位置させたシーリング材50を介し嵌入して
接着固定するようにしている。
【0030】各屈曲折り返し片70は、樹脂材料やアル
ミニウム合金等の金属材料を使用して基本的には断面略
倒U字形に屈曲形成され、下端部が断面略J字形に屈曲
形成されており、この下端部が断面略逆皿形のクリッパ
板63Aの両傾斜爪67に係止して押縁30Bの脱落や
抜け等を有効に防止するよう機能する。このように屈曲
折り返し片70の下端部がクリッパ板63Aの傾斜爪6
7に係止することにより、対向壁3の受けガスケット1
1に押縁30Bが間接的に接触支持される。また、上方
のシーリング材50は、図示しないが、第一のパネル2
1の外周縁部表面と押縁30Bの短片裏面とを接着す
る。その他の部分については、上記実施形態と略同様で
あるので説明を省略する。本実施形態においても上記実
施形態と同様の作用効果が期待できるのは明らかであ
る。
【0031】次に、図7は本発明の第4の実施形態を示
すもので、この場合には、各押縁30Bの長片下端部
に、フレーム1の受けガスケット11に接触支持される
屈曲折り返し片70を着脱自在に螺着してこの屈曲折り
返し片70を下方に向けるとともに、この押縁30Bの
長片32の一部を形成する屈曲折り返し片70と押縁3
0Bの短片31との間に凹み空間71を区画形成し、こ
の凹み空間71内にパネル体20Aの裏面外周縁部を水
平に位置させたシーリング材50を介し嵌入して接着固
定するようにしている。その他の部分については、上記
実施形態と略同様であるので説明を省略する。本実施形
態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき
るのは明らかである。
【0032】次に、図8は本発明の第5の実施形態を示
すもので、この場合には、各押縁30・30Aの短片3
1を矩形の中空に形成してその裏面に断面略板形の押縁
ガスケット33Bを嵌着し、この押縁ガスケット33B
をパネル体20・20Aの外周縁部表面に接触させ、各
押縁30・30Aの長片32と第一のパネル21又はパ
ネル体20Aの外周縁部端面とをシーリング材50で接
着してこのシーリング材50に圧縮応力又は引張り応力
を作用させるようにしている。その他の部分について
は、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が
期待できるのは明らかである。
【0033】次に、図9は本発明の第6の実施形態を示
すもので、この場合には、各押縁30・30Aの短片3
1を矩形の中空に形成してその表面から裏面にかけて断
面略倒U字形の押縁ガスケット33Cを被覆嵌着し、こ
の押縁ガスケット33Cをパネル体20・20Aの外周
縁部表面に接触させ、各押縁30・30Aの長片32と
第一のパネル21やパネル体20Aの外周縁部端面とを
シーリング材50で接着してこのシーリング材50に圧
縮応力又は引張り応力を作用させるようにしている。そ
の他の部分については、上記実施形態と略同様であるの
で説明を省略する。本実施形態においても上記実施形態
と同様の作用効果が期待できるのは明らかである。
【0034】次に、図10ないし図13は本発明の第7
の実施形態を示すもので、この場合には、窓型トップラ
イトの開口2を形成するフレーム1を複数本備え、各フ
レーム1の内側における対向壁3の受けガスケット11
に開閉揺動用のパネル体20を、外側における対向壁3
の受けガスケット11に固定用のパネル体20Aをそれ
ぞれ対向配置し、これらパネル体20・20Aの外周縁
部に、フレーム1の対向壁3上に位置する押縁30・3
0Aを嵌合係止し、押縁30・30Aとパネル体20・
20Aの外周縁部端面とをシーリング材50で接着して
このシーリング材50に圧縮応力又は引張り応力を作用
させるようにしている。
【0035】複数本のフレーム1は、図11ないし図1
3に示すように、矩形の開口2を区画形成するよう締結
具を介して平面枠形に組み合わされ、内周側には複数の
裏板補強枠12がシーリング材50や締結具を介し重ね
て螺着される。この複数の裏板補強枠12は、締結具を
介して平面枠形に組み合わされ、両側部の裏板補強枠1
2には図10に示すように、長手方向にガイド溝80を
備えた矩形のベースプレート81が締結具を介しそれぞ
れ螺着される。また、各ベースプレート81の先端部側
には同図に示すように、メインアーム82が揺動可能に
軸支され、各メインアーム82の略中央部にはリードア
ーム83が揺動可能に枢着されており、各リードアーム
83の下端部がベースプレート81のガイド溝80に回
転可能なローラ84を介しスライド可能に嵌合される。
【0036】押縁30の長片下端部には図11ないし図
13に示すように、押縁ウェザーストリップ34がリッ
プ溝を介して嵌着され、押縁ウェザーストリップ34が
パネル体20の閉塞時にフレーム1の受けガスケット1
1に接触支持される。押縁30の突出片36とパネル体
20との間には、パネル体20の外周縁部を嵌合支持す
る複数の障子材38が介在され、この複数の障子材38
がパネル体20をその裏面側から強固に支持する。
【0037】複数の障子材38は、図10ないし図13
に示すように、締結具により平面枠形に組み合わされ、
両側部の障子材38には、矩形の取付プレート85が締
結具を介しそれぞれ螺着される。各取付プレート85に
は、メインアーム82の上端部が揺動可能に枢着される
とともに、移動アーム86の上端部が締結具等を介して
揺動可能に枢着され、この移動アーム86の下端部がベ
ースプレート81のガイド溝80に回転可能なローラを
介しスライド可能に嵌合される。その他の部分について
は、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0038】上記構成において、パネル体20を開放す
る場合には、図示しないワイヤを引いてレバーを外せば
良い。すると、開閉機構であるリードアーム83と移動
アーム86とがそれぞれ起立するようスライドし、図示
しないガスダンパの付勢力に基づいてパネル体20が滑
らかにスライドしながらリフトし、パネル体20が傾斜
して開放する。これに対し、開いたパネル体20を閉塞
する場合、ワイヤを再度引けば良い。すると、リードア
ーム83と移動アーム86とがそれぞれ元の位置にスラ
イドし、ガスダンパの付勢力に抗してパネル体20がス
ライドしながら下降し、開口2をパネル体20が閉塞し
てパネル体20Aと略面一な表面を形成する。
【0039】本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、パネル体20Aからパ
ネル体20が凸状に突き出して上方に位置することがな
いので、外側から一見してパネル体20とパネル体20
Aとを判別するのがきわめて困難となる。したがって、
防犯上も実に好ましく、安全性の著しい向上を図ること
が可能になる。
【0040】なお、上記実施形態ではフレーム1の内側
の対向壁3上に開閉揺動用のパネル体20を、外側の対
向壁3上に固定用のパネル体20Aをそれぞれ配置した
が、なんらこれに限定されるものではなく、両対向壁3
の受けガスケット11に開閉揺動用のパネル体20をそ
れぞれ配置しても良い。また、押縁30の凹部37と障
子材38の凸部41とを相互に密嵌させたが、押縁30
に凸部41を、障子材38に凹部37をそれぞれ配設
し、これら押縁30の凸部41と障子材38の凹部37
とを相互に密嵌させるようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押縁を、
パネル体の外周部表面に対向する短片と、この短片から
パネル体の裏面に亘る厚さ方向に伸びる長片とから形成
し、押縁の長片とパネル体の外周部端面とをシーリング
材で接着するので、予め工場でパネル体を製造してパネ
ル体の破損等による現場での交換作業を容易とし、長期
安定性と長期耐久性の向上を図ることができるという効
果がある。また、現場作業を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネル体の取付構造の実施形態を
示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施
形態を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施
形態におけるフレーム等を示す斜視説明図である。
【図4】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施
形態における板ばねを示す説明図である。
【図5】本発明に係るパネル体の取付構造の第2の実施
形態におけるクリッパ板を示す斜視説明図である。
【図6】本発明に係るパネル体の取付構造の第3の実施
形態を示す断面説明図である。
【図7】本発明に係るパネル体の取付構造の第4の実施
形態を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係るパネル体の取付構造の第5の実施
形態を示す断面説明図である。
【図9】本発明に係るパネル体の取付構造の第6の実施
形態を示す断面説明図である。
【図10】本発明に係るパネル体の取付構造の第7の実
施形態を示す全体説明図である。
【図11】本発明に係るパネル体の取付構造の第7の実
施形態における戸先側のパネル体を示す断面説明図であ
る。
【図12】本発明に係るパネル体の取付構造の第7の実
施形態における戸尻側のパネル体を示す断面説明図であ
る。
【図13】本発明に係るパネル体の取付構造の第7の実
施形態における両側のパネル体を示す断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム 3 対向壁 4 仕切板 11 受けガスケット 20 パネル体 20A パネル体 21 第一のパネル 22 第二のパネル 25 段差 30 押縁 30A 押縁 30B 押縁 31 短片 32 長片 33 押縁ガスケット 33A 押縁ガスケット 33B 押縁ガスケット 33C 押縁ガスケット 36 突出片 37 凹部 38 障子材 41 凸部 50 シーリング材 60 ボルト 63 クリッパ板 63A クリッパ板 65 板ばね 67 傾斜爪 70 屈曲折り返し片 71 凹み空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関東 健介 埼玉県さいたま市吉野町一丁目406番地1 信越ポリマー株式会社東京工場内 (72)発明者 浅野 哲二 埼玉県さいたま市吉野町一丁目406番地1 信越ポリマー株式会社東京工場内 (72)発明者 小島 功 埼玉県さいたま市太田窪2126−1 Fターム(参考) 2E002 NA04 NB02 NC04 PA01 QA06 QC05 UB04 WA17 XA01 XA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの少なくとも一部を断面略U字
    形に形成し、このフレームの対向壁にパネル体の外周部
    を支持させ、このパネル体の外周部に押縁を取り付けた
    パネル体の取付構造であって、 上記押縁を、上記パネル体の外周部表面に対向する短片
    と、この短片から該パネル体の裏面に亘る厚さ方向に伸
    びる長片とから形成し、該押縁の長片と該パネル体の外
    周部端面とをシーリング材で接着したことを特徴とする
    パネル体の取付構造。
  2. 【請求項2】 上記押縁の長片下部から上記フレームの
    対向壁に支持される屈曲折り返し片を伸ばし、この屈曲
    折り返し片と上記押縁の短片との間に凹み空間を形成
    し、この凹み空間内に上記パネル体の外周部裏面を接着
    固定するようにした請求項1記載のパネル体の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 上記押縁の少なくとも短片裏面に押縁ガ
    スケットを取り付け、この押縁ガスケットを上記パネル
    体の外周部表面に接触させるようにした請求項1又は2
    記載のパネル体の取付構造。
  4. 【請求項4】 上記パネル体を大きさの異なる複数枚の
    パネルを重ねることにより形成してその外周部裏面には
    段差を形成し、上記押縁の長片から突出片を短片方向に
    伸ばし、上記パネル体と該押縁との間にパネル体をその
    裏面側から支持する障子材を介在してこの障子材をパネ
    ル体の段差に略対応させて屈曲するとともに、上記突出
    片の先端部と該障子材の屈曲段差壁のいずれか一方に凹
    部を、他方には凸部を形成し、これら凹部と凸部とを嵌
    め合わせて上記パネル体を略横方向から取り付け可能と
    した請求項1、2、又は3記載のパネル体の取付構造。
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