JP2002255973A - トリフェニルボラン・アミン錯体化合物の製造法 - Google Patents

トリフェニルボラン・アミン錯体化合物の製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出発原料が安定で取り扱いが容易であり、経
済的に効率よくトリフェニルボラン・アミン錯体化合物
を製造する方法を提供する。 【解決手段】 一般式(2): 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子を示す)で表されるテトラフ
ェニルホウ酸マグネシウムハライドと、一般式(3): 【化2】 (式中、Rは炭素数1〜18の直鎖または分枝状のアル
キレン基、Yは水素原子、ハロゲン原子、または炭素数
1〜18の直鎖もしくは分枝状のアルコキシル基、Zは
ハロゲン原子を示す)で表される第一級アミン塩とを反
応させることを特徴とする一般式(1): 【化3】 (式中、R、Yは前記と同義である)で表されるトリフ
ェニルボラン・アミン錯体化合物の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漁網防汚剤、船底
塗料、工業用防腐防黴剤または動物忌避剤などの有効成
分として有用なトリフェニルボラン・アミン錯体化合物
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ベリヒテ、第57巻、813頁(192
4年)、米国特許第3211679号明細書には、トリ
フェニルボランの無水エーテル溶液を調製し、窒素気流
下、種々のアミンと反応させることにより、相当するト
リフェニルボラン・アミン錯体化合物を合成する方法が
記載されている。この方法では、高価で非常に引火性の
高いエーテルを使用すること、および原料のトリフェニ
ルボランは不安定で可燃性の固体であるため、工業的ス
ケールでの多量の取り扱いは、危険であるなどの問題が
ある。
【0003】特開平8−311074号公報には、トリ
フェニルボランの水酸化ナトリウム付加体を水溶液中で
アミンと反応させることにより、トリフェニルボラン・
アミン錯体化合物を製造する方法が記載されているが、
原料となるトリフェニルボランの水酸化ナトリウム付加
体の前駆体として不安定なトリフェニルボランを経由し
なければならないなどの問題がある。
【0004】ジャーナル・オブ・オーガノメタリック・
ケミストリー、第8巻、411頁(1967年)には、
テトラフェニルホウ酸アルカリ金属塩とアミンのハロゲ
ン化水素酸塩を反応させることによりトリフェニルボラ
ン・アミン錯体化合物を製造する方法が記載されてい
る。また、特開平11−292883号公報には、テト
ラフェニルホウ酸アルカリ金属塩とアミンを反応させる
ことによりトリフェニルボラン・アミン錯体化合物を製
造する方法が記載されている。これらの製造方法では、
不安定なトリフェニルボランの代わりに、安定なテトラ
フェニルホウ酸アルカリ金属塩を使用するが、いずれの
場合もテトラフェニルホウ酸アルカリ金属塩を製造し、
単離する必要があり、工程が長くなるなど経済的な製造
法ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるトリ
フェニルボラン・アミン錯体化合物の製造法は上記のよ
うな問題点を有するため、火災などの危険性がなく安全
に取り扱え、しかも簡単な工程で経済的、且つ工業的に
有利な製造法が切望されている。本発明の目的は、出発
原料が安定で取り扱いが容易であり、経済的に効率よく
トリフェニルボラン・アミン錯体化合物を製造する方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
従来のトリフェニルボラン・アミン錯体化合物の製造上
の諸欠点を克服するために鋭意研究に努力した結果、反
応中間体であるテトラフェニルホウ酸マグネシウムハラ
イドを単離することなく、直接反応に用いることによ
り、トリフェニルボラン・アミン錯体化合物をワンポッ
トで合成できる工業的に有利な方法を見いだし、本発明
を完成させるに至った。
【0007】すなわち本発明は、つぎのトリフェニルボ
ラン・アミン錯体化合物の製造法を提供する。 (1)一般式(2):
【0008】
【化4】
【0009】(式中、Xはハロゲン原子を示す)で表さ
れるテトラフェニルホウ酸マグネシウムハライドと、一
般式(3):
【0010】
【化5】
【0011】(式中、Rは炭素数1〜18の直鎖または
分枝状のアルキレン基、Yは水素原子、ハロゲン原子、
または炭素数1〜18の直鎖もしくは分枝状のアルコキ
シル基、Zはハロゲン原子を示す)で表される第一級ア
ミン塩とを反応させることを特徴とする一般式(1):
【0012】
【化6】
【0013】(式中、R、Yは前記と同義である)で表
されるトリフェニルボラン・アミン錯体化合物の製造
法。 (2)テトラフェニルホウ酸マグネシウムハライドがテ
トラフェニルホウ酸マグネシウムクロライドである前記
(1)記載の製造法。 (3)一般式(3)において、Rが炭素数1〜8の直鎖
または分枝状のアルキレン基、Yが炭素数1〜18の直
鎖または分枝状のアルコキシル基である第一級アミン塩
を用いる前記(1)または(2)記載の製造法。 (4)一般式(3)において、Rがトリメチレン基、Y
がブトキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基またはラウ
リルオキシ基である第一級アミン塩を用いる前記(1)
〜(3)のいずれかに記載の製造法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明においては、一般式(2)
で表されるテトラフェニルホウ酸マグネシウムハライド
と、一般式(3)で表される第一級アミン塩とを反応さ
せて、一般式(1)で表されるトリフェニルボラン・ア
ミン錯体化合物を製造する。
【0015】本発明で用いられるテトラフェニルホウ酸
マグネシウムハライドは一般式(2):
【0016】
【化7】
【0017】(式中、Xはハロゲン原子を示す。)で表
されるものである。Xで表されるハロゲン原子として
は、塩素原子、臭素原子などがあげられる。一般式
(2)で表されるテトラフェニルホウ酸マグネシウムハ
ライドの具体例としては、テトラフェニルホウ酸マグネ
シウムクロライド、テトラフェニルホウ酸マグネシウム
ブロマイドなどがあげられる。
【0018】一般式(2)で表されるテトラフェニルホ
ウ酸マグネシウムハライドは、三フッ化ホウ素のエーテ
ル錯体とフェニルマグネシウムクロライドやフェニルマ
グネシウムブロマイドなどのフェニルマグネシウムハラ
イドとをテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で反応
させることにより容易に製造できる。この反応により得
られたテトラフェニルホウ酸マグネシウムハライドを含
有する反応混合液は、テトラフェニルホウ酸マグネシウ
ムハライドを単離することなく、そのままつぎの工程で
使用できる。前記反応で使用される溶媒としては、テト
ラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキ
サンなどが単独でまたは2種以上を混合して使用できる
が、これらに炭化水素系溶媒、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどを加えて混合溶媒として用いてもよ
い。
【0019】本発明の方法では、つぎに前記テトラフェ
ニルホウ酸マグネシウムハライド(該化合物を含有する
反応混合物)と、一般式(3)で表される第一級アミン
塩の水溶液との反応により、目的とする一般式(1)で
表されるトリフェニルボラン・アミン錯体化合物を得
る。
【0020】一般式(3)で表される第一級アミン塩
は、水と第一級アミンの混合物に、化学量論的にほぼ等
量の塩酸水、臭化水素酸水などのハロゲン化水素酸水を
徐々に加えることにより、容易に合成できる。また、ア
ミンが固体の場合は溶融温度まで加熱後、ハロゲン化水
素酸水を滴下するのが好ましい。
【0021】テトラフェニルホウ酸マグネシウムハライ
ドに対する一般式(3)で表されるアミン塩の使用量
は、テトラフェニルホウ酸マグネシウムハライドの使用
量に対して80〜120モル%の範囲が好ましく、より
好ましくは85〜90モル%である。
【0022】テトラフェニルホウ酸マグネシウムハライ
ドと一般式(3)で表されるアミン塩との反応は、テト
ラフェニルホウ酸マグネシウムハライド(該化合物を含
有する反応混合液)に、一般式(3)で表されるアミン
塩の水溶液を、40℃以下を保ちながら徐々に加え、添
加終了後、40℃以下でさらに反応させることによって
行うことができる。反応時間は、30分間から24時間
程度である。得られた反応混合物の後処理は適宜の方法
で行うことができるが、たとえば、反応混合物から有機
層をデカンテーションにより分離、採取し、溶媒を留去
後キシレンに置き換え、水洗し、脱水した後にキシレン
を減圧で留去することにより、目的とする一般式(1)
で表されるトリフェニルボラン・アミン錯体化合物を得
ることができる。
【0023】つぎに、本発明に用いる第一級アミン塩に
ついて詳しく説明する。本発明に用いる第一級アミン塩
は一般式(3):
【0024】
【化8】
【0025】(式中、Rは炭素数1〜18の直鎖または
分枝状のアルキレン基、Yは水素原子、ハロゲン原子、
または炭素数1〜18の直鎖もしくは分枝状のアルコキ
シル基、Zはハロゲン原子を示す)で表されるものであ
る。
【0026】一般式(3)において、Rで表される炭素
数1〜18の直鎖または分枝状アルキレン基としては、
例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プ
ロピレン基、テトラメチレン基、2−メチルトリメチレ
ン基、1,1−ジメチルエチレン基、1,2−ジメチル
エチレン基、1−エチルエチレン基、ペンタメチレン
基、ヘキサメチレン基、1−ブチルエチレン基、オクタ
メチレン基、2−エチルヘキサメチレン基、デカメチレ
ン基、ドデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ヘキ
サデカメチレン基、オクタデカメチレン基などがあげら
れる。アミン塩の溶剤への溶解性、性状などの点から、
炭素数1〜8の直鎖または分枝状アルキレン基が好まし
い。Yで表される官能基のうちハロゲン原子としては、
塩素、臭素、ヨウ素などがあげられる。炭素数1〜18
の直鎖もしくは分枝状のアルコキシル基としては、メト
キシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピル
オキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec―ブト
キシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ
基、2−エチルヘキシルオキシ基、ノニルオキシ基、デ
シルオキシ基、ウンデシルオキシ基、ラウリルオキシ
基、トリデシルオキシ基、テトラデシルオキシ基、ペン
タデシルオキシ基、ヘキサデシルオキシ基、ヘプタデシ
ルオキシ基、ステアリルオキシ基などがあげられる。Y
で表される官能基としては、アミン塩の溶剤への溶解
性、性状などの点から、炭素数1〜18の直鎖または分
枝状のアルコキシル基が好ましく、とくに好ましくは炭
素数4〜12の直鎖または分枝状のアルコキシル基であ
る。Zで表されるハロゲン原子としては、塩素、臭素な
どがあげられる。
【0027】本発明で用いる一般式(3)で表されるア
ミン塩のうち好ましいものとしては、3−ブトキシプロ
ピルアミン塩酸塩、3−(2−エチルヘキシルオキシ)
プロピルアミン塩酸塩、3−ラウリルオキシプロピルア
ミン塩酸塩、3−ステアリルオキシプロピルアミン塩酸
塩、3−ブトキシプロピルアミン臭化水素酸塩、3−
(2−エチルヘキシルオキシ)プロピルアミン臭化水素
酸塩、3−ラウリルオキシプロピルアミン臭化水素酸
塩、3−ステアリルオキシプロピルアミン臭化水素酸塩
などがあげられる。
【0028】本発明の目的化合物であるトリフェニルボ
ラン・アミン錯体化合物は一般式(1):
【0029】
【化9】
【0030】で表されるものである。一般式(1)にお
けるRおよびYは、一般式(3)と同じものである。一
般式(1)で表される目的化合物のうち好ましいものと
しては、トリフェニルボラン・3−ブトキシプロピルア
ミン錯体化合物、トリフェニルボラン・3−(2−エチ
ルヘキシルオキシ)プロピルアミン錯体化合物、トリフ
ェニルボラン・3−ラウリルオキシプロピルアミン錯体
化合物、トリフェニルボラン・3−ステアリルオキシプ
ロピルアミン錯体化合物などがあげられる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳述するが、本
発明はこれにより何ら限定されるものではない。
【0032】実施例1 (トリフェニルボラン・3−(2−エチルヘキシルオキ
シ)プロピルアミン錯体化合物の製造)還流冷却器、温
度計、窒素導入管および攪拌機を取り付けた1リットル
の四ツ口フラスコに切片状マグネシウム16.8g
(0.69mol)を仕込み、窒素導入管より窒素を導
入しながら加熱し、マグネシウムを活性化した。冷却
後、滴下ロートよりクロロベンゼン74.3g(0.6
6mol)を脱水テトラヒドロフラン142.8g、ベ
ンゼン61.2gに溶解した溶液を、少量滴下し加熱し
た。反応の開始を確認後、おだやかに還流する速度で、
滴下を続けた。滴下終了後、2時間加熱還流を行った。
このようにして製造したフェニルマグネシウムクロライ
ドのグリニヤール試薬を室温まで冷却し、ついで滴下ロ
ートより、三フッ化ホウ素のエーテル錯体20.7g
(0.15mol)を、40℃以下に保ちながら滴下し
た。滴下終了後、30〜40℃で2時間反応を行った。
反応終了後室温まで冷却し、別途調製した3−(2−エ
チルヘキシルオキシ)プロピルアミン(広栄化学工業
(株)製)24.6g(0.13mol)、水300g
および濃塩酸13.3g(0.13mol)の溶液を4
0℃以下で滴下した。滴下終了後30分間撹拌した後、
有機層と水層に分離させ、有機層をデカンテーションに
より採取した。残りの水層にテトラヒドロフラン128
g、ベンゼン55gを加え撹拌して静置し、有機層をデ
カンテーションにより採取した。この有機層を先の有機
層と合わせ、溶媒を減圧留去した。濃縮物にキシレン1
90gを加え、70gの水で3回洗浄した。このキシレ
ン溶液を共沸脱水後、ろ過、濃縮して茶色アメ状固化物
57.6gを得た。これをメタノールから再結晶して精
製品43.0g(収率77%、第一級アミンの仕込み量
に基づく値、以下同様)を得た。精製品のIR(赤外吸
収スペクトル)分析により、トリフェニルボラン・3−
(2−エチルヘキシルオキシ)プロピルアミン錯体化合
物であることを確認した。
【0033】実施例2 (トリフェニルボラン・3−ブトキシプロピルアミン錯
体化合物の製造)実施例1において、クロロベンゼンに
代えてブロモベンゼン103.6g(0.66mo
l)、ベンゼンに代えてトルエン61.2g、3−(2
−エチルヘキシルオキシ)プロピルアミンに代えて3−
ブトキシプロピルアミン(広栄化学工業(株)製)1
7.1g(0.13mol)を用いた以外は実施例1と
同様に反応、処理して、茶色固形物49.9gを得た。
これをメタノールから再結晶して精製品36.9g(収
率76%)を得た。精製品のIR(赤外吸収スペクト
ル)分析により、トリフェニルボラン・3−ブトキシプ
ロピルアミン錯体化合物であることを確認した。
【0034】実施例3 (トリフェニルボラン・3−ラウリルオキシプロピルア
ミン錯体化合物の製造)実施例1において、3−(2−
エチルヘキシルオキシ)プロピルアミンに代えて3−ラ
ウリルオキシプロピルアミン(広栄化学工業(株)製)
31.6g(0.13mol)を用いた以外は実施例1
と同様に反応、処理して、茶色アメ状固化物65.1g
を得た。これをメタノールから再結晶して精製品46.
1g(収率73%)を得た。精製品のIR(赤外吸収ス
ペクトル)分析により、トリフェニルボラン・3−ラウ
リルオキシプロピルアミン錯体化合物であることを確認
した。
【0035】
【発明の効果】漁網防汚剤、船底塗料、工業用防腐防黴
剤または動物忌避剤などの有効成分として有用な化合物
であるトリフェニルボラン・アミン錯体化合物の製造に
おいて、一方の出発物質としてテトラフェニルホウ酸マ
グネシウムハライドを用いることにより、不安定である
トリフェニルボランを原料として用いることなく、ま
た、テトラフェニルホウ酸アルカリ金属塩を製造するこ
となく、経済的、且つ工業的に容易に目的物を製造でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田淵 均 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目17番14 号 日東化成株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC90 4H048 AA02 AC90 VA30 VA75 VB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(2): 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子を示す)で表されるテトラフ
    ェニルホウ酸マグネシウムハライドと、一般式(3): 【化2】 (式中、Rは炭素数1〜18の直鎖または分枝状のアル
    キレン基、Yは水素原子、ハロゲン原子、または炭素数
    1〜18の直鎖もしくは分枝状のアルコキシル基、Zは
    ハロゲン原子を示す)で表される第一級アミン塩とを反
    応させることを特徴とする一般式(1): 【化3】 (式中、R、Yは前記と同義である)で表されるトリフ
    ェニルボラン・アミン錯体化合物の製造法。
  2. 【請求項2】 テトラフェニルホウ酸マグネシウムハラ
    イドがテトラフェニルホウ酸マグネシウムクロライドで
    ある請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】 一般式(3)において、Rが炭素数1〜
    8の直鎖または分枝状のアルキレン基、Yが炭素数1〜
    18の直鎖または分枝状のアルコキシル基である第一級
    アミン塩を用いる請求項1または2記載の製造法。
  4. 【請求項4】 一般式(3)において、Rがトリメチレ
    ン基、Yがブトキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基ま
    たはラウリルオキシ基である第一級アミン塩を用いる請
    求項1〜3のいずれかに記載の製造法。
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