JP2002255712A - 海洋深層水を利用した葉面散布剤 - Google Patents

海洋深層水を利用した葉面散布剤

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Shoichi Taneda
昭一 種田
Yoshikazu Komatsu
由和 小松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの天然微量元素(ミネラル)を含み、か
つ海洋深層水の持つミネラルバランスを再現した農作物
等を生産することができる葉面散布剤を得ることを目的
とする。 【解決手段】 農作物等の葉の裏面に散布する葉面散布
剤として、海面下200メートル以深の深海から取水し
た海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮水を用いた葉
面散布剤を基本手段として提供する。上記海洋深層水の
原水,脱塩水もしくは濃縮水を適宜の倍率で希釈して葉
面散布剤として使用する。更に上記海洋深層水の原水,
脱塩水もしくは濃縮水に、農作物等の生育を高めるため
の有効成分を添加して葉面散布剤として使用することも
できる。これら海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮
水と、農作物等の生育を高めるための有効成分とを1:
9〜9:1の割合で配合して用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海洋深層水を利用し
た葉面散布剤に関し、特には各種の作物とか植物の葉の
裏面に散布する養分として、海洋深層水に含まれている
ミネラル成分を有効に生かすことができる葉面散布剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の農作物とか植物の生育を
高めるために、施肥三大要素である窒素N,リン酸P,
カリウムKを主体とする葉面散布剤を農作物等の葉の裏
面にある海綿状組織に散布する手段が一般に行われてい
る。これらの葉面散布剤は農作物等の生育に適した濃度
に希釈してからミストまたは噴霧器を用いて霧状にして
散布されており、主として追肥補給の目的の下で行われ
ている。
【0003】一方、近時は海洋深層水の持つ清浄性と豊
富なミネラル成分が需要者の注目を浴びてブームを呼
び、該海洋深層水を脱塩処理した水が飲料水の分野に進
入している現状にある。上記の海洋深層水は、現在世界
中でも「ノルウエー沖」、「ハワイ沖」、「高知県の室
戸岬沖」の3ケ所のみで実用的に取水されており、通常
海洋表層で見られる風波とか表層温度変化に伴う対流,
混合も生じない環境下にある海水で、地上で使用されて
いる各種の油類とか化学物質,農薬等の有害物質に起因
する海洋汚染の影響を受けることがなく、しかも海水中
の溶存有機物が非常に少なく、微生物的な観点から極め
て清浄である上、人体が必要とする多くの天然元素を含
んでいる。
【0004】表1は海洋表層水と海洋深層水の各種項目
に関して分析した結果を示す一覧表であり、一般項目を
みると、水温平均は海洋表層水の21℃に対して海洋深
層水は13.1℃と低く、pHは同8.19に対して
7.87、DO(溶存酸素)は同8.33mg/Lに対
して7.28mg/L、TOCは1.60mg/Lに対
して0.98mg/Lで、ともに海洋深層水の方が低い
が、生菌数は海洋表層水の10〜10に対して海洋
深層水は10であって一桁以上も低くなっており、し
かも病原生物はほとんど含まれていないため、海水に由
来する魚病菌による病気に関する惧れは全くない。
【0005】
【表1】
【0006】ミネラル成分としての栄養塩類の項目で
は、NO-Nは海洋表層水の1.49μg-at/Lに
対して海洋深層水では25.9μg-at/L、PO-
Pは同0.34μg-at/Lに対して1.65μg-a
t/L、SiO-Siは同13.6μg-at/Lに対
して64.2μg-at/Lと海洋深層水の方が遙かに
大きくなっている。他の微量元素の項目でも海洋表層水
よりも海洋深層水の方が含有量が高いという分析結果が
得られている。
【0007】海洋深層水の脱塩水を原子吸光光度法によ
り分析した結果、カルシウムが0.4mg/L、マグネ
シウムが1.0mg/L含まれていることが判明した。
更に海洋深層水の濃縮水を同様に原子吸光光度法により
分析した結果、カルシウムが560mg/L、マグネシ
ウムが1700mg/Lも含まれているという結果が得
られた。
【0008】表2は海洋深層水の原水と濃縮水及び脱塩
水の夫々について、pHと電気伝導度及び含有する元素
成分を比較したデータを測定した結果を示している。
【0009】
【表2】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
葉面散布剤は、施肥三大要素である窒素N,リン酸P,
カリウムKの追肥補給の目的で使用されており、例えば
ミネラル成分の高い作物を生産するという目的意識は存
在しておらず、その結果として得られた農作物中に発ガ
ン性物質であるNO−N(硝酸態窒素)が蓄積される
難点があり、味覚的にも「しぶ味」が増大するという課
題がある。
【0011】更に得られた農作物中には人体が必要とす
る天然の微量元素(ミネラル)が充分に含まれておら
ず、葉面散布剤としての使用においても必ずしも満足す
るものが得られていないという課題がある。特に近時は
天然に存在する微量元素の重要性が見直されている現状
にある。
【0012】他方で海水は微量元素を多く含んでおり、
飲料その他の食品に添加する塩として優れているが、海
洋汚染の進んだ現代では海水中の表層水はそのままでは
添加することはできない。そこで前記したように海洋深
層水を脱塩処理した水が近時では多く利用されている
が、脱塩作業時に各種の栄養塩類及び微量元素等のミネ
ラル成分の多くが除去されてしまうことが多く、前記表
1中の海洋深層水の持つミネラルバランスを実現してい
るとはいい難いという問題がある。
【0013】そこで本発明はこのような従来の葉面散布
剤が有している課題を解消して、海洋深層水の原水,脱
塩水もしくは濃縮水をそのまま葉面散布剤として使用す
るか、必要に応じて農作物の生育を高めるための有効成
分を添加したことによって多くの天然微量元素(ミネラ
ル)を含み、かつ該海洋深層水の持つミネラルバランス
を再現した農作物等を生産することができる葉面散布剤
を得ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、農作物等の葉の裏面に散布する葉面散布剤
として、海面下200メートル以深の深海から取水した
海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮水を用いた葉面
散布剤を基本手段として提供する。
【0015】上記海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃
縮水を適宜の倍率で希釈して葉面散布剤として使用す
る。更に上記海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮水
に、農作物等の生育を高めるための有効成分を添加して
葉面散布剤として使用することもできる。
【0016】農作物等の生育を高めるための有効成分と
して、窒素N,リン酸P,カリウムK,マグネシウムM
g,カルシウムCaの外、微量要素として鉄Fe,亜鉛
Zn,ホウ素B,ケイ素Si,硫黄Sを添加する。上記
に加えて、発根を促すためのケイ酸,各種植物ホルモ
ン,クエン酸,木酢,竹酢を添加し、更に昆布から採取
される海洋エキス,酵素,植物皮膜剤,漢方薬成分,キ
チンキトサン,各種ビタミン,アミノ酸,プロリン,糖
類,微生物全般を添加する。又、これら海洋深層水の原
水,脱塩水もしくは濃縮水と、農作物等の生育を高める
ための有効成分とを1:9〜9:1の割合で配合して用
いる。
【0017】かかる海洋深層水を利用した葉面散布剤に
よれば、農作物等の生育に適した一定の周期毎にミスト
または噴霧器を用いて霧状にして散布することにより、
海洋深層水に含有されているミネラル成分を短期間で効
果的に補給することができるとともに該海洋深層水のミ
ネラルバランスを再現した農作物等の生産が可能とな
り、健康食品としても好ましい結果が得られる。特に農
作物等の生育を促進する作用以外にも、育苗期の健苗を
育成したり、定植時の活着を促進し、更に収穫後の農作
物等の鮮度を保持する上でも有効であり、果樹とか果菜
類の栽培時に散布すると糖度が増大して味覚が濃厚にな
り、花弁に適用した場合には花色を長い期間良好に保つ
という作用が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる海洋深層水を
利用した葉面散布剤の具体的な実施形態を説明する。本
発明は従来の葉面散布剤に代えて、海面下200メート
ル以深の深海から取水した海洋深層水の原水,脱塩水も
しくは濃縮水をそのまま葉面散布剤として使用すること
が特徴の1つとなっている。更に本発明の他の特徴は、
上記海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮水に、農作
物の生育を高めるための有効成分を添加して葉面散布剤
として使用する手段にある。
【0019】本発明が対象としている植物は、一般農作
物である野菜及び葉菜,施設園芸作物の外、果樹類,各
種花卉類にまで及んでいる。以下の説明では総称して農
作物等と表記する。
【0020】これらの農作物等の生育を高めるための有
効成分とは、窒素N,リン酸P,カリウムK,マグネシ
ウムMg,カルシウムCaの施肥成分の外、微量要素と
して鉄Fe,亜鉛Zn,ホウ素B,ケイ素Si,硫黄S
があり、発根を促すためのケイ酸,各種植物ホルモン,
クエン酸,木酢,竹酢がある。更に上記成分以外に、昆
布等から採取される海洋エキス,酵素,植物皮膜剤,漢
方薬成分,キチンキトサン,各種ビタミン,アミノ酸,
プロリン,糖類,微生物全般がある。
【0021】葉面散布剤の具体的な実施例1〜6を以下
に説明する。先ず下記のA,B,C,Dを原料として用
意する。 A…海洋深層水の原水 B…海洋深層水の脱塩水 C…海洋深層水の濃縮水 D…農作物等の生育を高めるための有効成分 尚、海洋深層水の濃縮水とは、脱塩水を得た残りの海洋
深層水である。
【0022】〔実施例1〕A…海洋深層水の原水を農作
物等に適合する倍率で希釈する。
【0023】〔実施例2〕B…海洋深層水の脱塩水を農
作物等に適合する倍率で希釈する。
【0024】〔実施例3〕C…海洋深層水の濃縮水を農
作物等に適合する倍率で希釈する。
【0025】〔実施例4〕A…海洋深層水の原水と、D
…農作物等の生育を高めるための有効成分とを1:9〜
9:1の割合で配合する。
【0026】〔実施例5〕B…海洋深層水の脱塩水と、
D…農作物等の生育を高めるための有効成分とを1:9
〜9:1の割合で配合する。
【0027】〔実施例6〕C…海洋深層水の濃縮水と、
D…農作物等の生育を高めるための有効成分とを1:9
〜9:1の割合で配合する。
【0028】これらの葉面散布剤の散布方法は特に限定
されるものではないが、通常は農地における農作物等の
生育に適した一定の周期毎に、適宜に希釈された葉面散
布剤をミストまたは噴霧器を用いて霧状にして散布する
ことが好ましい。又、農作物等が商品としてスーパーな
どの店頭に陳列されている時には、一定の周期で該農作
物等に本発明にかかる葉面散布剤を散布することによ
り、鮮度を保持することができる。
【0029】葉面散布剤の散布方法の一例を以下に説明
する。即ち、育苗期の健苗を育成するケースでは4日
毎、定植時の活着を促進するケースでは毎日、農作物等
の生育を促進するケースでは4日〜7日毎、農作物等の
鮮度を保持するケースでは毎日、何れもミスト又は噴霧
器を用いて散布する。尚、葉面散布剤の散布は、高温時
には避けた方が良い。
【0030】葉面散布剤として海洋深層水の原水を使用
すると、施肥作用とともに農作物等に甘味を付与する作
用がある。これは従来から農作物等に甘味を付与するた
めに塩水を散布する手段として知られている。又、海洋
深層水の脱塩水を使用すると、農作物等に海洋深層水に
含有されているミネラル成分を効果的に補給することが
できる。
【0031】例えば人工栽培環境におけるレタス等の葉
物栽培時に本発明にかかる葉面散布剤を散布することに
より、海洋ミネラル成分を多く含む清浄な野菜が生産可
能であり、果樹とか果菜類の栽培時に散布すると糖度が
増大して味覚が濃厚になる上、日持ちが良くなるという
作用がある。又、花弁に適用した場合には花色を長い期
間良好に保つという作用が得られる。
【0032】本発明で採用した海洋深層水は、室戸岬沖
の水深320メートル地点から取水した海水であり、深
層水中に含まれている三態窒素のうち、アンモニア態窒
素,亜硝酸態窒素はごく僅かであり、生物に与える影響
は小さく、硝酸態窒素についても表層部では微量であっ
たが、水深が増加するにつれて濃度が高まり、水深20
0メートル以深の水中での無機溶存態窒素の95%以上
が硝酸態窒素で24μM存在している。その他リン酸態
リンが1.7μM、珪酸態珪素が41μM溶存してお
り、いずれも表層部の5〜10倍以上の栄養塩濃度を有
している。
【0033】海洋深層水中に含まれている生体の発育上
で必須の天然元素とは、Fe(鉄)、I(沃素)、Cu
(銅)、Mn(マンガン)、Zn(亜鉛)、Co(コバ
ルト)、Mo(モリブデン)、Se(セレン)、Cr
(クロム)、Sn(スズ)、V(バナジウム)、F(フ
ッ素)、Si(ケイ素)、Ni(ニッケル)、As(ヒ
素)の15元素であり、これらの元素が海洋深層水に全
てバランス良く含まれていることが大きな特徴となって
いる。従って海洋深層水は海洋生物の生長とか増殖に対
しても大きな潜在能力を秘めた海水であるといえる。こ
のような潜在能力は、近年メダイやコンブ、深海サンゴ
等の養殖実験に利用されて大きな成果を上げていること
からも実証されている。特に前記ノルウエー沖の海洋深
層水は、フィヨルド深層水と呼ばれてサケ養殖に適して
いることが報告されている。
【0034】海洋深層水中の生菌数は、前記表1中に示
したように表層水中のそれと比較して、一桁又はそれ以
上少なくなっており、しかも病原生物はほとんど含まれ
ていないため、海水に由来する魚病菌による病気に関す
る惧れは全くなく、葉面散布剤に採用した際の安全性が
極めて高いという大きな特徴がある。本発明はこのよう
な海洋深層水に含まれている天然元素を葉面散布剤に採
り入れることによって、農作物等の発育を促進するとと
もに得られた食品に対して各種の栄養塩類及び微量元素
等のミネラル成分が効率的に補給され、食品としての
「安心」「安全」「健康」への志向が高められて、従来
の葉面散布剤では実現することができない特性を発揮す
るものである。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば農作物等に海洋深層水に含まれている各種の栄養塩
類及び微量元素等のミネラル成分の多くが補給され、特
に海洋深層水の濃縮水は原水よりも多量の各種元素成分
を含有しているため、海洋深層水に含まれているミネラ
ル成分を有効に生かすとともに海洋深層水のミネラルバ
ランスを再現した葉面散布剤が得られる。また、人体に
必須の塩として海水中の天然塩が微量元素を多く含んで
おり、農作物等に添加する塩としても最適であって健康
食品としても好適である。
【0036】特に従来の葉面散布剤のように単に施肥要
素である窒素N,リン酸P,カリウムKを追肥補給する
だけでなく、ミネラル成分の高い作物を生産するという
強い目的意識をもって農作物等を生産しており、得られ
た農作物中に発ガン性物質であるNO−N(硝酸態窒
素)が蓄積される難点も解消され、しかも味覚の面から
も良好な健康食品を生産することができる。
【0037】更に本発明によれば、農作物等の生育を促
進する効果以外に、育苗期の健苗育成、定植時の活着促
進、収穫後の農作物等の鮮度保持の面からも有効であ
り、果樹とか果菜類の栽培時には糖度が増大して味覚が
濃厚になり、花弁に適用した際には花色を長い期間良好
に保つという効果が得られる。
【0038】従って本発明によれば、海洋深層水の原
水,脱塩水もしくは濃縮水をそのまま葉面散布剤として
使用するか、必要に応じて農作物の生育を高めるための
有効成分を添加したことにより、多くの天然微量元素
(ミネラル)を含み、かつ該海洋深層水の持つミネラル
バランスを再現した農作物等を生産したり、鮮度の維持
及び日持ちの良好な農作物等を生産可能な葉面散布剤を
得ることができて、食品としての「安心」「安全」「健
康」への志向を高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 65/00 A01N 65/00 D E C05D 9/00 C05D 9/00 C05G 5/00 C05G 5/00 A Fターム(参考) 4H011 AB03 BA01 BB06 BB08 BB18 BB22 BC18 DA13 DC05 DD03 4H061 AA01 BB01 CC60 DD11 EE06 EE07 EE12 EE14 EE16 EE17 EE20 EE27 EE51 EE61 EE63 EE66 EE68 EE70 FF02 GG22 GG70 HH07 JJ02 KK02 KK03 KK07 LL25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農作物等の葉の裏面に散布する葉面散布
    剤として、海面下200メートル以深の深海から取水し
    た海洋深層水の原水を用いたことを特徴とする海洋深層
    水を利用した葉面散布剤。
  2. 【請求項2】 農作物等の葉の裏面に散布する葉面散布
    剤として、海面下200メートル以深の深海から取水し
    た海洋深層水の脱塩水を用いたことを特徴とする海洋深
    層水を利用した葉面散布剤。
  3. 【請求項3】 農作物等の葉の裏面に散布する葉面散布
    剤として、海面下200メートル以深の深海から取水し
    た海洋深層水から脱塩水を得た残りの濃縮水を用いたこ
    とを特徴とする海洋深層水を利用した葉面散布剤。
  4. 【請求項4】 上記海洋深層水の原水,脱塩水もしくは
    濃縮水を適宜の倍率で希釈して葉面散布剤として使用す
    る請求項1,2又は3に記載の海洋深層水を利用した葉
    面散布剤。
  5. 【請求項5】 上記海洋深層水の原水,脱塩水もしくは
    濃縮水に、農作物等の生育を高めるための有効成分を添
    加して葉面散布剤として使用する請求項1,2,3又は
    4に記載の海洋深層水を利用した葉面散布剤。
  6. 【請求項6】 農作物等の生育を高めるための有効成分
    として、窒素N,リン酸P,カリウムK,マグネシウム
    Mg,カルシウムCaの外、微量要素として鉄Fe,亜
    鉛Zn,ホウ素B,ケイ素Si,硫黄Sを添加した請求
    項5に記載の海洋深層水を利用した葉面散布剤。
  7. 【請求項7】 有効成分として、発根を促すためのケイ
    酸,各種植物ホルモン,クエン酸,木酢,竹酢を添加し
    た請求項5又は6に記載の海洋深層水を利用した葉面散
    布剤。
  8. 【請求項8】 有効成分として、昆布から採取される海
    洋エキス,酵素,植物皮膜剤,漢方薬成分,キチンキト
    サン,各種ビタミン,アミノ酸,プロリン,糖類,微生
    物全般を添加した請求項5,6又は7に記載の海洋深層
    水を利用した葉面散布剤。
  9. 【請求項9】 海洋深層水の原水,脱塩水もしくは濃縮
    水と、農作物等の生育を高めるための有効成分とを1:
    9〜9:1の割合で配合した請求項5,6,7又は8に
    記載の海洋深層水を利用した葉面散布剤。
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