JP2002255151A - 易解体性ゲーブルトップ型紙容器 - Google Patents

易解体性ゲーブルトップ型紙容器

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JP2002255151A
JP2002255151A JP2001054905A JP2001054905A JP2002255151A JP 2002255151 A JP2002255151 A JP 2002255151A JP 2001054905 A JP2001054905 A JP 2001054905A JP 2001054905 A JP2001054905 A JP 2001054905A JP 2002255151 A JP2002255151 A JP 2002255151A
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gable
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Hirofumi Kawai
広文 河合
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的弱い力で頂部の一時開封を可能にした易
解体性ゲーブルトップ型紙容器を提供すること。 【解決手段】四枚の側板と、この側板の一枚に連設され
ると共に、隣接する側板に接続する糊代片とを有する四
角筒状の胴部(2)と、この胴部の一方の開口端部に形
成された切り妻屋根状に折り込み閉鎖されたゲーブルト
ップ型の頂部(3)と、胴部の他方の開口端部に形成さ
れた底部(4)からなるゲーブルトップ型紙容器(1)
の、トップシール部(18)の一組の外側貼着片(1
4、14)の少なくともいずれか一方の横方向の左右両
端縁に、横方向の切り込み(19)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済み紙容器の
再利用あるいは折り畳むなどして嵩を減らして廃棄し易
くした液体用紙容器であって、特に、易解体性を付与し
たゲーブルトップ型紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】清酒、ジュース等の液体用紙容器とし
て、紙を主材料にした積層シートを用い、容器本体の頂
部を切り妻屋根型に成形した、いわゆるゲーブルトップ
型と呼ばれる紙容器が広く流通している。そしてこの紙
容器を構成している積層シートは、例えば、ポリエチレ
ン/紙/エチレン−アクリル酸共重合体/ポリエチレン
テレフタレートフィルム/酸化珪素蒸着薄膜/接着剤/
ポリエチレン等の層構成からなる複合積層材料を用いて
いる。
【0003】ところが、容器包装リサイクル法(正式名
称「包装容器に係わる分別収集及び再商品化の促進等に
関する法律」)の施行に伴い、中身を取り出した後の紙
容器のリサイクルおよび廃棄時のゴミの減容化を目的と
して、使用後の空容器を解体する必要が生じてきた。
【0004】容器の解体方法としては、一般的には、
に示すように、容器頂部の切り妻屋根型部分のトップ
シール部を先ず左右に引き裂くように指で外側に押し広
げ、反対側も同様に押し広げ、頂部のトップシール部分
を十文字状に分離する(一次開封)。
【0005】次いで、十文字状になったトップシール部
分の相対向するフラップを指でしっかり掴み、対角線に
沿って外側方向へ引っ張って頂部を開口する。反対側の
フラップも同様に対角線に沿って外側方向に引っ張り頂
部を完全に開口する(二次開封)。
【0006】最後に胴部分と底部分とを鋏等で切り開
き、シート状に広げて口栓部分をむしり取るなり、切り
取るなりして、残ったシート状の紙容器の内面側を洗浄
し、乾燥させることでリサイクル対象として処分され
る。その際、切り取るなどした口栓部分はプラスチック
ごみとしてリサイクル等の処分がなされる。なお、内面
側のおよび乾燥については、上述した時に限定されるも
のではなく、内容物の使用が終了した時、二次開封を行
った後など、いつ行っても良い。
【0007】ところがゲーブルトップ型紙容器は、液体
を収納する際、液もれを防止する意味からも完全密封し
てあるため、リサイクルのために紙容器を解体しようと
しても手では簡単には開封できない。特に、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを用いた前記層構成の紙容器
では、一次開封時は40N/15mm程度、二次開封時
には70N/15mm程度あるため容易に開封できない
という問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、頂部を切り
妻屋根型に成形したゲーブルトップ型紙容器の頂部を開
封する際に発生する以上のような問題点を解決するため
になされたもので、比較的弱い力で頂部の一次開封を可
能にした易解体性ゲーブルトップ型紙容器を提供すこと
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、四枚の側板と、この側板の一枚に連設される
と共に、隣接する側板に接続する糊代片とを有する四角
筒状の胴部と、この胴部の一方の開口端部に形成された
切り妻屋根状に折り込み閉鎖されたゲーブルトップ型の
頂部と、胴部の他方の開口端部に形成された底部とから
なる、ゲーブルトップ型紙容器であって、前記頂部が、
側板に連設された相対向する一組の屋根板と、他の相対
向する一組の妻板とから形成されると共に、各屋根板と
各妻板とは交互に順次環状に連設され、相対向する一組
の屋根板は、四角形状の傾斜片と外側貼着片とで形成さ
れ、相対向する一組の妻板は、側板に連設された折り込
み片と、この折り込み片に連設されると共に、傾斜片に
連設された一対の折り返し片と、この一対の折り返し片
に連設された一対の内側貼着片とで形成され、各外側貼
着片は、各内側貼着片から突出するように各内側貼着片
より幅広に形成され、各境界を折り曲げ線として、折り
込み片と折り返し片との折り曲げ線を内側に折り込むよ
うにして、相対向する妻板を屋根板間に折り込み、かつ
相対向する傾斜片を内側に折り込み、外側貼着片により
各内側貼着片を重合させ、この重合部をトップシール部
として接着させることにより形成されるゲーブルトップ
型紙容器において、前記トップシール部の一組の外側貼
着片の少なくともいずれか一方の横方向の左右両端縁
に、横方向の切り込みが設けられていることを特徴とす
る易解体性ゲーブルトップ型紙容器である。
【0010】このように、トップシール部のいずれか一
方の外側貼着片の横方向の左右両端縁に、横方向の切り
込みが設けられているので、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムを層構成に用いた積層シートを使用したゲー
ブルトップ型紙容器であっても、一次開封をする際、切
り込みの部分をきっかけにして紙の層間剥離が起こり、
比較的容易に開封が可能になる。この際、横方向に切り
込みを糊代片の対応する箇所に設けておいても良い。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記トップシール部の少なくともいずれか一
方の外側貼着片の左右両端縁に設けられる横方向の切り
込み位置は、内側貼着片と外側貼着片との重合部と、外
側貼着片のみの重合部との境目近傍であることを特徴と
する易解体性ゲーブルトップ型紙容器である。
【0012】トップシール部の少なくともいずれか一方
の外側貼着片の左右両端縁に設けられる切り込み位置
が、内側貼着片と外側貼着片との重合部と、外側貼着片
のみの重合部との境目近傍であるので、切り妻屋根型部
分のトップシール部を左右に引き裂くように指で外側に
押し広げて一次開封する際、接着強度が15N/15m
mと弱い内側貼着片同士の重合部から接着強度が50N
/15mmと強い外側貼着片同士の重合部へと開封する
際に加えた指の力がノッチに移行し易いため、紙の層間
剥離が簡単に生じ、容易に開封することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の易解体性ゲーブルトップ
型紙容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明す
る。本発明の易解体性ゲーブルトップ型紙容器は、例え
ば、図1に示すように、四枚の側板と、この側板の一枚
に連設されると共に、隣接する側板に接続する糊代片と
を有する四角筒状の胴部(2)と、この胴部の一方の開
口端部に形成された切り妻屋根状に折り込み閉鎖された
ゲーブルトップ型の頂部(3)と、胴部の他方の開口端
部に形成される底部(4)とからなる、ゲーブルトップ
型紙容器(1)であって、頂部を構成するトップシール
部(18)の少なくともいずれか一方の外側貼着片(1
4)の横方向の両端縁に切り込み(19)が設けられた
構成を有するものである。
【0014】なお、紙容器を構成する積層シートとして
は、ダイオキシンの発生などの廃棄処理の問題を考慮し
て、例えば、ポリエチレン(20μm厚)/紙(坪量4
00g/m2 )/ポリエチレン(30μm厚)/酸化ケ
イ素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μ
m厚)/ポリエチレン(60μm厚)構成からなる複合
シートが好ましく使用できる。
【0015】ここで、頂部(3)とその形成方法を詳細
に述べるならば、頂部(3)は、側板(21)に連設さ
れた相対向する一組の屋根板(11、11)と、他の相
対向する一組の妻板(12、12)とから形成されると
共に、各屋根板(11、11)と各妻板(12、12)
とは交互に順次環状に連設され、相対向する一組の屋根
板(11、11)は、四角形状の傾斜片(13、13)
と外側貼着片(14、14)とで形成され、相対向する
一組の妻板(12、12)は、側板(21)に連設され
た折り込み片(15、15)と、この折り込み片(1
5、15)に連設されると共に、傾斜片(13、13)
に連設された一対の折り返し片(16、16)と、この
一対の折り返し片(16、16)に連設された一対の内
側貼着片(17、17)とで形成され、前記各外側貼着
片(14、14)は、各内側貼着片(17、17)から
突出するように各内側貼着片より幅広に形成され、各境
界を折り曲げ線として、折り込み片(15、15)と折
り返し片(16、16)との折り曲げ線を内側に折り込
むようにして、相対向する妻板(12、12)を屋根板
(11、11)間に折り込み、かつ相対向する傾斜片
(13、13)を内側に折り込み、外側貼着片(14、
14)により各内側貼着片(17、17)を重合させ、
この重合部をトップシール部(18)として接着させる
ことにより形成される(図3参照)。
【0016】トップシール部(18)を形成している外
側貼着片(14、14)の左右両端縁に設けられる横方
向の切り込み(19)は、図2に示すような、V字状の
切り込み(Vノッチ)(a)、I字状の切り込み(Iノ
ッチ)(b)、点線状の切り込み(ミシン目線)(c)
等いずれでも良く、積層シートを構成しているポリエチ
レンテレフタレートフィルムを切断していれば、半切れ
線(ハーフカット)(d)であっても良い。
【0017】切り込みの長さ(横方向の幅)としては、
少なくとも0.5mm以上であれば良く、好ましくは1
〜3mm程度であれば良い。また、高さ(縦方向の幅)
としては、外側貼着片と内側貼着片との重合部の上端か
ら2mm程度の範囲内であれば良い。
【0018】また、この切り込み(19)を外側貼着片
の横方向の両端縁に施す方法としては、紙容器を構成す
る積層シートの作製時に施す方法と、積層シートを紙容
器に成形する際に施す方法とがある。
【0019】前者の方法においては、積層シートから紙
容器ブランクに打ち抜く際の打ち抜き工程で容易に加工
することができる。なお、半切れ線の場合は、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムにあらかじめ半切れ線を加
工しておき、その後、各素材を積層する方法、若しく
は、ポリエチレンテレフタレートフィルムにシーラント
層を積層した複合フィルムに半切れ線を加工した後、板
紙とラミネートし積層シートとする、等の方法がある。
【0020】また、前記打ち抜き工程において、図4に
示すような、頂部のトップシール部を十文字に分離(一
次開封)し易くするための解体補助罫線(m)および折
り畳んで嵩を減らすための折り畳み罫線(n)を同時に
設けることができる。その際、解体補助罫線(m)にお
いては、傾斜片(13)に設けられた口栓取り付け部近
傍には設けない方が好ましく、傾斜片と外側貼着片との
境界となる稜線近傍には設けても設けなくてもどちらで
も良い。さらに、折り畳み罫線(n)を糊代片の対応す
る位置に設けても良い(図示しない)。
【0021】また、後者の方法においては、積層シート
から作製した紙容器スリーブを充填シール機にセットし
て、紙容器の頂部の重合部をトップシールする際に、充
填シール機のシールジョーに切り込み加工部を取り付
け、重合部の加圧時に加圧と同時に切り込みを入れる方
法が一般的である。この方法は、切り込みの位置精度を
向上させることができる。但し、この場合は、一組の外
側貼着片の両方ともに切り込みが入ることになるが、効
果については同様に、切り込みをきっかけとして紙の層
間剥離が生じ、比較的容易に開封が可能である。
【0022】このようにして作製したゲーブルトップ型
紙容器の頂部の切り妻屋根型部分を先ず引き裂くように
外側に押し広げ、反対側も同様に押し広げた。その際は
切り込みがきっかけとなって、紙の層間剥離が生じ、ト
ップシール部は、比較的容易に十文字状に押し広げて分
離することができる。
【0023】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。 〈実施例1〉ポリエチレン(20μm厚)/紙(坪量4
00g/m2 )/ポリエチレン(30μm厚)/酸化ケ
イ素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μ
m厚)/ポリエチレン(60μm厚)構成の積層シート
を用いて、図3に示すゲーブルトップ型紙容器のブラン
クを作製した。
【0024】その際、打ち抜き工程において、横方向の
長さ2mm、縦方向の最大幅2mmの楔状のノッチ(V
ノッチ)を外側貼着片の左右両端に設けた。また、切り
込みを設ける位置は、四枚重ねの重合部の端縁より2m
m程度上端とした。
【0025】この紙容器ブランクをスリーブ加工した
後、一般的に公知の充填シール機にセットして一辺が8
5mmのゲーブルトップ型紙容器に成形した。
【0026】〈実施例2〉切り込みを横方向の長さ2m
mの切り込み線(Iノッチ)とした以外は、実施例1と
同様にして紙容器ブランクから一辺が85mmのゲーブ
ルトップ型紙容器に成形した。
【0027】〈実施例3〉切り込みを横方向の長さ2m
mのミシン目線(1点の長さは1mm)とした以外は、
実施例1と同様にして紙容器ブランクから一辺が85m
mのゲーブルトップ型紙容器に成形した。
【0028】〈実施例4〉切り込みを横方向の長さ3m
mのハーフカット線とした以外は、実施例1と同様にし
て紙容器ブランクから一辺が85mmのゲーブルトップ
型紙容器に成形した。
【0029】〈比較例1〉切り込みを設けない(従来
例)以外は実施例1と同じ紙容器ブランクを用いて、実
施例1と同様にして一辺が85mmの比較例1のゲーブ
ルトップ型紙容器を成形した。
【0030】こうして作製した実施例3種類、比較例1
種類、合計4種類のゲーブルトップ型紙容器の解体性
(一次開封)と生産性を以下に記す方法によりチェック
した。その結果を表1に示す。 一次開封 ‥ 同一条件でトップシールを施した状態
で、シール部の引張強度を引張速度が300mm/mi
n.の条件で測定 ○ ;シール強度が10N/15mm幅未満 △ ;シール強度が10〜40N/15mm幅未満 × ;シール強度が40NN/15mm幅以上 生産性 ‥ Vノッチ、Iノッチは木型で容易に組み
立て可能 ミシン目線は木型は容易であるが確認が必要 ハーフカットは調整が必要 ○ ;生産性良好 △ ;やや生産性劣る
【0031】
【表1】
【0032】表1から、紙容器の外貼着片の左右両端縁
に横方向の切り込み、特にVノッチ、Iノッチを入れた
ゲーブルトップ型紙容器は、頂部の解体性(一次開封)
に優れていることがわかる(実施例1、2)。
【0033】
【発明の効果】上記のように、本発明の易解体性ゲーブ
ルトップ型紙容器は、頂部の解体をする際の一次開封が
容易にできる。内側貼着片と外側貼着片とが4枚重合し
た部分に切り込みはないので、トップシール部分のシー
ル性に問題はない。そして、外側貼着片の少なくともい
ずれか一方の左右両端縁に設けられた横方向の切り込み
をきっかけにして紙の層間剥離により剥離することによ
り、容易に頂部を剥離(二次開封)することができる。
【0034】また、前記切り込みは打ち抜き工程若しく
は充填シール工程において打ち抜きと同時に形成するこ
とが可能なため、製造工程が増えることもなく、コスト
が上がることもない。充填シール時に同時に切り込みを
行った場合は、さらに正確な位置に安定してノッチを設
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の易解体性ゲーブルトップ型紙容器の一
実施例を示す斜視説明図である。
【図2】(a)〜(d)は切り込みの実施形態の一例を
示す説明図である。
【図3】ゲーブルトップ型紙容器の一実施例を示す展開
説明図である。
【図4】ゲーブルトップ型紙容器の別の実施例を示す展
開説明図である。
【図5】ゲーブルトップ型紙容器の頂部の解体方法の一
実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1‥‥ゲーブルトップ型紙容器 2‥‥胴部 3‥‥頂部 4‥‥底部 5‥‥糊代片 11‥‥屋根板 12‥‥妻板 13‥‥傾斜片 14‥‥外側貼着片 15‥‥折り込み片 16‥‥折り返し片 17‥‥内側貼着片 18‥‥トップシール部 19‥‥切り込み 21‥‥側板 m‥‥解体補助罫線 n‥‥折り畳み罫線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四枚の側板と、この側板の一枚に連設され
    ると共に、隣接する側板に接続する糊代片とを有する四
    角筒状の胴部と、この胴部の一方の開口端部に形成され
    た切り妻屋根状に折り込み閉鎖されたゲーブルトップ型
    の頂部と、胴部の他方の開口端部に形成された底部とか
    らなる、ゲーブルトップ型紙容器であって、 前記頂部が、側板に連設された相対向する一組の屋根板
    と、他の相対向する一組の妻板とから形成されると共
    に、各屋根板と各妻板とは交互に順次環状に連設され、
    相対向する一組の屋根板は、四角形状の傾斜片と外側貼
    着片とで形成され、相対向する一組の妻板は、側板に連
    設された折り込み片と、この折り込み片に連設されると
    共に、傾斜片に連設された一対の折り返し片と、この一
    対の折り返し片に連設された一対の内側貼着片とで形成
    され、各外側貼着片は、各内側貼着片から突出するよう
    に各内側貼着片より幅広に形成され、各境界を折り曲げ
    線として、折り込み片と折り返し片との折り曲げ線を内
    側に折り込むようにして、相対向する妻板を屋根板間に
    折り込み、かつ相対向する傾斜片を内側に折り込み、外
    側貼着片により各内側貼着片を重合させ、この重合部を
    トップシール部として接着させることにより形成される
    ゲーブルトップ型紙容器において、 前記トップシール部の一組の外側貼着片の少なくといず
    れか一方の横方向の左右両端縁に、横方向の切り込みが
    設けられていることを特徴とする易解体性ゲーブルトッ
    プ型紙容器。
  2. 【請求項2】前記トップシール部の少なくともいずれか
    一方の外側貼着片の左右両端縁に設けられる横方向の切
    り込み位置は、内側貼着片と外側貼着片との重合部と、
    外側貼着片のみの重合部との境目近傍であることを特徴
    とする請求項1記載の易解体性ゲーブルトップ型紙容
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052574A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大日本印刷株式会社 紙容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018052574A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大日本印刷株式会社 紙容器

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