JP2002254753A - 印刷装置及び通信状況測定方法 - Google Patents
印刷装置及び通信状況測定方法Info
- Publication number
- JP2002254753A JP2002254753A JP2001058415A JP2001058415A JP2002254753A JP 2002254753 A JP2002254753 A JP 2002254753A JP 2001058415 A JP2001058415 A JP 2001058415A JP 2001058415 A JP2001058415 A JP 2001058415A JP 2002254753 A JP2002254753 A JP 2002254753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- slots
- printing
- slot
- printing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信によるデータの授受が可能で、かつ
設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することがで
きる印刷装置及び通信状況測定方法を提供する。 【解決手段】 差込スロット14Aは、印刷装置10の
上端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の上側
に向くように配置されている。差込スロット14Bは、
用紙排出トレー308が配置されている側、すなわち印
刷装置10の右端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装
置10の右側に向くように配置されている。このよう
に、差込スロット14A,14Bは、印刷装置10の端
部で、かつ開口部が互いに異なる方向、すなわち略直交
する方向に向くように配置されているため、印刷装置1
0の設置環境に応じて最適な差込スロットを選択できる
と共に、背面側に壁があるような場合でも良好に無線通
信することができる。
設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することがで
きる印刷装置及び通信状況測定方法を提供する。 【解決手段】 差込スロット14Aは、印刷装置10の
上端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の上側
に向くように配置されている。差込スロット14Bは、
用紙排出トレー308が配置されている側、すなわち印
刷装置10の右端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装
置10の右側に向くように配置されている。このよう
に、差込スロット14A,14Bは、印刷装置10の端
部で、かつ開口部が互いに異なる方向、すなわち略直交
する方向に向くように配置されているため、印刷装置1
0の設置環境に応じて最適な差込スロットを選択できる
と共に、背面側に壁があるような場合でも良好に無線通
信することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置及び通信
状況測定方法に係り、より詳しくは、無線通信により印
刷データを受信して印刷処理することができる印刷装置
及び通信状況測定方法に関する。
状況測定方法に係り、より詳しくは、無線通信により印
刷データを受信して印刷処理することができる印刷装置
及び通信状況測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置と該印刷装置へ印刷デー
タを送信する端末装置とはネットワークケーブルを介し
て接続されるのが通常であったが、近年では、印刷装置
と端末装置とをネットワークケーブルにより接続せず、
両者に無線通信装置を備えて無線通信により印刷データ
の転送を行うものが登場してきている。
タを送信する端末装置とはネットワークケーブルを介し
て接続されるのが通常であったが、近年では、印刷装置
と端末装置とをネットワークケーブルにより接続せず、
両者に無線通信装置を備えて無線通信により印刷データ
の転送を行うものが登場してきている。
【0003】ところで、オフィス環境で使用される印刷
装置は、例えば図7、8に示すような印刷装置300が
一般的であり、その前面側には、印刷データに応じて用
紙への印刷を行う印刷機構部302、用紙トレー等を含
んで構成され、印刷機構部302へ用紙を供給する用紙
供給部304、印刷装置300の操作を行うための制御
パネル部306が配置され、側面側に印刷された用紙を
排出するための用紙排出トレー308が配置される場合
が多い。
装置は、例えば図7、8に示すような印刷装置300が
一般的であり、その前面側には、印刷データに応じて用
紙への印刷を行う印刷機構部302、用紙トレー等を含
んで構成され、印刷機構部302へ用紙を供給する用紙
供給部304、印刷装置300の操作を行うための制御
パネル部306が配置され、側面側に印刷された用紙を
排出するための用紙排出トレー308が配置される場合
が多い。
【0004】これは、用紙の供給及び印刷機構部302
で使用するトナーの交換等の操作性や、紙詰まり等のト
ラブル発生時のメンテナンス性を向上させるためであ
る。このため、図8に示すように、ユーザの操作やメン
テナンスと関係のない電子回路(制御回路)部310は
必然的に装置の背面側に配置されることとなる。
で使用するトナーの交換等の操作性や、紙詰まり等のト
ラブル発生時のメンテナンス性を向上させるためであ
る。このため、図8に示すように、ユーザの操作やメン
テナンスと関係のない電子回路(制御回路)部310は
必然的に装置の背面側に配置されることとなる。
【0005】このような印刷装置300にアンテナを含
む無線通信回路基板(以下、無線通信モジュールとい
う)を追加しようとした場合、通常は、印刷装置300
に無線通信モジュールの差込スロットを設け、この差込
スロットに無線通信モジュールを装着することとなる。
む無線通信回路基板(以下、無線通信モジュールとい
う)を追加しようとした場合、通常は、印刷装置300
に無線通信モジュールの差込スロットを設け、この差込
スロットに無線通信モジュールを装着することとなる。
【0006】例えば、無線通信モジュールがPCカード
のような形態で提供されるものであれば、印刷装置30
0に機能拡張用のPCカードスロットを設け、このPC
カードスロットに無線通信モジュールを装着する。そし
て、このPCカードスロットは電子回路部310と接続
されるため、当然電子回路部310付近に設けるのが好
ましく、装置の背面側に設けられる場合が多くなる。
のような形態で提供されるものであれば、印刷装置30
0に機能拡張用のPCカードスロットを設け、このPC
カードスロットに無線通信モジュールを装着する。そし
て、このPCカードスロットは電子回路部310と接続
されるため、当然電子回路部310付近に設けるのが好
ましく、装置の背面側に設けられる場合が多くなる。
【0007】一方、オフィス環境においては、図9に示
すように、印刷装置300は壁面312やパーティショ
ン等の何らかの壁に沿って配置される場合が多い。この
ため、無線通信モジュール314が装置の背面と壁面3
12との間に挟まれてしまい、電波が遮断され良好な通
信状態を確保することができない。
すように、印刷装置300は壁面312やパーティショ
ン等の何らかの壁に沿って配置される場合が多い。この
ため、無線通信モジュール314が装置の背面と壁面3
12との間に挟まれてしまい、電波が遮断され良好な通
信状態を確保することができない。
【0008】通信状況が悪化すると、エラー訂正や再送
信等、無駄なデータ通信が増加するためデータ転送時間
が長くなり、印刷処理効率が低下してしまう。
信等、無駄なデータ通信が増加するためデータ転送時間
が長くなり、印刷処理効率が低下してしまう。
【0009】この問題を解決するため、電波が遮断され
ず良好な通信状態を確保することができる装置の前面側
に無線通信モジュール又はアンテナを配置したり、ロッ
ドアンテナを用いて装置の上部へアンテナを突出させる
こと等が考えられる。
ず良好な通信状態を確保することができる装置の前面側
に無線通信モジュール又はアンテナを配置したり、ロッ
ドアンテナを用いて装置の上部へアンテナを突出させる
こと等が考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無線通
信モジュール又はアンテナを装置の前面側に配置するた
めには、装置の背面側に配置された電子回路部310か
らケーブルを引き出す必要があり、また、ロッドアンテ
ナは高価なため、何れも装置のコストが高くなる、とい
う問題がある。
信モジュール又はアンテナを装置の前面側に配置するた
めには、装置の背面側に配置された電子回路部310か
らケーブルを引き出す必要があり、また、ロッドアンテ
ナは高価なため、何れも装置のコストが高くなる、とい
う問題がある。
【0011】また、装置の前面側に無線通信モジュール
又はアンテナが配置された場合、外観上も好ましくな
く、さらに、ケーブルの配線の設計が不適切な場合には
放射ノイズの発生源となる恐れもある、という問題があ
る。
又はアンテナが配置された場合、外観上も好ましくな
く、さらに、ケーブルの配線の設計が不適切な場合には
放射ノイズの発生源となる恐れもある、という問題があ
る。
【0012】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、無線通信によるデータの授受が可能で、か
つ設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することが
できる印刷装置及び通信状況測定方法を提供することを
目的とする。
ものであり、無線通信によるデータの授受が可能で、か
つ設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することが
できる印刷装置及び通信状況測定方法を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、印刷機構を有する本体の背
面側に設けられ、前記本体を制御すると共に、印刷のた
めの印刷データを他の装置との間で通信する無線通信装
置が接続可能な電子回路部を備えた印刷装置において、
前記電子回路部は、前記無線通信装置の装着位置が異な
る複数のスロットを備えたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、印刷機構を有する本体の背
面側に設けられ、前記本体を制御すると共に、印刷のた
めの印刷データを他の装置との間で通信する無線通信装
置が接続可能な電子回路部を備えた印刷装置において、
前記電子回路部は、前記無線通信装置の装着位置が異な
る複数のスロットを備えたことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、印刷装置は、印刷機構
を有する本体の背面側に電子回路部が設けられている。
ここで、背面側とは、メンテナンス性を考慮して本体の
前面側に配置されるべき印刷機構や、該印刷機構へ用紙
を供給するための用紙供給部、印刷装置の操作を行うた
めの操作部等から離れた位置をいう。この電子回路部
は、印刷機構を含む本体を制御すると共に、印刷のため
の印刷データを他の装置との間で通信する無線通信装置
が接続可能となっている。
を有する本体の背面側に電子回路部が設けられている。
ここで、背面側とは、メンテナンス性を考慮して本体の
前面側に配置されるべき印刷機構や、該印刷機構へ用紙
を供給するための用紙供給部、印刷装置の操作を行うた
めの操作部等から離れた位置をいう。この電子回路部
は、印刷機構を含む本体を制御すると共に、印刷のため
の印刷データを他の装置との間で通信する無線通信装置
が接続可能となっている。
【0015】このような印刷装置において、電子回路部
は、無線通信装置の装着位置が異なる複数のスロットを
備えている。ここで、装着位置とは、装着方向を含む。
すなわち、装着方向が同じで、かつ装着位置が異なる複
数のスロットを設けても良いし、装着方向が異なり、か
つ装着位置が異なる複数のスロットを設けてもよい。こ
れにより、印刷装置の設置環境に応じて通信状況が最適
なスロットを選択することが可能となる。
は、無線通信装置の装着位置が異なる複数のスロットを
備えている。ここで、装着位置とは、装着方向を含む。
すなわち、装着方向が同じで、かつ装着位置が異なる複
数のスロットを設けても良いし、装着方向が異なり、か
つ装着位置が異なる複数のスロットを設けてもよい。こ
れにより、印刷装置の設置環境に応じて通信状況が最適
なスロットを選択することが可能となる。
【0016】請求項2記載の発明は、前記本体の上面側
及び側面側に前記スロットが各々設けられたことを特徴
とする。
及び側面側に前記スロットが各々設けられたことを特徴
とする。
【0017】この発明によれば、本体の上面側及び側面
側にスロットが各々設けられているため、例えば上面側
に設けた場合には、下側の方にスロットを設けた場合と
比べて良好な通信状況を得ることができる。また、上面
側にスキャナなどが設けられた場合には、側面側のスロ
ットを使用することにより、良好な通信状況を得ること
ができる。
側にスロットが各々設けられているため、例えば上面側
に設けた場合には、下側の方にスロットを設けた場合と
比べて良好な通信状況を得ることができる。また、上面
側にスキャナなどが設けられた場合には、側面側のスロ
ットを使用することにより、良好な通信状況を得ること
ができる。
【0018】請求項3記載の発明は、前記スロットに装
着された無線通信装置と前記他の装置との間の通信状況
を測定するための測定手段をさらに備えたことを特徴と
する。
着された無線通信装置と前記他の装置との間の通信状況
を測定するための測定手段をさらに備えたことを特徴と
する。
【0019】この発明によれば、複数のスロットについ
て、無線通信装置を装着したときの他の装置との間の通
信状況を測定することができるため、複数のスロットの
中から最適な通信状況のスロットを選択するのが容易と
なる。
て、無線通信装置を装着したときの他の装置との間の通
信状況を測定することができるため、複数のスロットの
中から最適な通信状況のスロットを選択するのが容易と
なる。
【0020】また、請求項4にも記載したように、前記
測定手段による測定結果を、前記他の装置へ送信する送
信手段をさらに備えるようにしてもよい。これにより、
他の装置側で測定結果を把握することが可能となる。
測定手段による測定結果を、前記他の装置へ送信する送
信手段をさらに備えるようにしてもよい。これにより、
他の装置側で測定結果を把握することが可能となる。
【0021】また、請求項5にも記載したように、前記
測定手段による測定結果を表示する表示手段をさらに備
えるようにしてもよい。例えば、複数のスロットについ
ての他の装置との通信状況を一覧表示させる。これによ
り、複数のスロットの中から最適な通信状況のスロット
を選択するのが容易となる。
測定手段による測定結果を表示する表示手段をさらに備
えるようにしてもよい。例えば、複数のスロットについ
ての他の装置との通信状況を一覧表示させる。これによ
り、複数のスロットの中から最適な通信状況のスロット
を選択するのが容易となる。
【0022】また、請求項6にも記載したように、前記
測定手段は、前記複数のスロットについて前記他の装置
との間の通信状況を測定し、前記複数のスロットについ
ての測定結果から最適な通信状況のスロットを選択し、
前記表示手段は、選択された前記最適な通信状況のスロ
ットを表示するようにしてもよい。これにより、複数の
スロットの中から最適な通信状況のスロットを選択する
のがさらに容易となる。
測定手段は、前記複数のスロットについて前記他の装置
との間の通信状況を測定し、前記複数のスロットについ
ての測定結果から最適な通信状況のスロットを選択し、
前記表示手段は、選択された前記最適な通信状況のスロ
ットを表示するようにしてもよい。これにより、複数の
スロットの中から最適な通信状況のスロットを選択する
のがさらに容易となる。
【0023】複数のスロットについての通信状況の測定
は、請求項7にも記載したように、無線通信可能な他の
装置からテストデータを送信し、印刷機構を有する本体
の背面側に設けられ、前記本体を制御すると共に、印刷
のための印刷データを前記他の装置との間で通信する無
線通信装置が接続可能な電子回路部を備えた印刷装置で
あって、前記電子回路部が、前記無線通信装置の装着位
置が異なる複数のスロットを備え、かつ前記複数のスロ
ットの少なくとも1つに無線通信装置が装着された印刷
装置により前記テストデータを受信し、受信したテスト
データに基づいて前記他の装置と前記スロットに装着さ
れた無線通信装置との間の通信状況を測定することを前
記複数のスロットについて繰り返し、前記複数のスロッ
トについての測定結果から最適な通信状況のスロットを
選択し、選択された前記最適な通信状況のスロットを表
示することにより実現できる。
は、請求項7にも記載したように、無線通信可能な他の
装置からテストデータを送信し、印刷機構を有する本体
の背面側に設けられ、前記本体を制御すると共に、印刷
のための印刷データを前記他の装置との間で通信する無
線通信装置が接続可能な電子回路部を備えた印刷装置で
あって、前記電子回路部が、前記無線通信装置の装着位
置が異なる複数のスロットを備え、かつ前記複数のスロ
ットの少なくとも1つに無線通信装置が装着された印刷
装置により前記テストデータを受信し、受信したテスト
データに基づいて前記他の装置と前記スロットに装着さ
れた無線通信装置との間の通信状況を測定することを前
記複数のスロットについて繰り返し、前記複数のスロッ
トについての測定結果から最適な通信状況のスロットを
選択し、選択された前記最適な通信状況のスロットを表
示することにより実現できる。
【0024】すなわち、他の装置側から印刷装置側へテ
ストデータを送信し、印刷装置側で通信状況を測定す
る。ここで、通信状況とは、例えばデータの転送レート
やビットエラーレート、テストデータの信号の電界強度
等をいう。
ストデータを送信し、印刷装置側で通信状況を測定す
る。ここで、通信状況とは、例えばデータの転送レート
やビットエラーレート、テストデータの信号の電界強度
等をいう。
【0025】なお、複数のスロットに同じ通信能力の無
線通信装置を順次装着して通信状況の測定を行っても良
いし、複数のスロット全てに同じ通信能力の無線通信装
置を装着しておき、順次通信状況を測定するようにして
もよい。
線通信装置を順次装着して通信状況の測定を行っても良
いし、複数のスロット全てに同じ通信能力の無線通信装
置を装着しておき、順次通信状況を測定するようにして
もよい。
【0026】また、請求項8にも記載したように、印刷
機構を有する本体の背面側に設けられ、前記本体を制御
すると共に、印刷のための印刷データを前記他の装置と
の間で通信する無線通信装置が接続可能な電子回路部を
備えた印刷装置であって、前記電子回路部が、前記無線
通信装置の装着位置が異なる複数のスロットを備え、か
つ前記複数のスロットの少なくとも1つに無線通信装置
が装着された印刷装置からテストデータを送信し、無線
通信可能な他の装置により前記テストデータを受信し、
受信したテストデータに基づいて前記スロットに装着さ
れた無線通信装置と前記他の装置との間の通信状況を測
定することを前記複数のスロットについて繰り返し、前
記複数のスロットについての測定結果から最適な通信状
況のスロットを選択し、選択された前記最適な通信状況
のスロットを表示するようにしてもよい。
機構を有する本体の背面側に設けられ、前記本体を制御
すると共に、印刷のための印刷データを前記他の装置と
の間で通信する無線通信装置が接続可能な電子回路部を
備えた印刷装置であって、前記電子回路部が、前記無線
通信装置の装着位置が異なる複数のスロットを備え、か
つ前記複数のスロットの少なくとも1つに無線通信装置
が装着された印刷装置からテストデータを送信し、無線
通信可能な他の装置により前記テストデータを受信し、
受信したテストデータに基づいて前記スロットに装着さ
れた無線通信装置と前記他の装置との間の通信状況を測
定することを前記複数のスロットについて繰り返し、前
記複数のスロットについての測定結果から最適な通信状
況のスロットを選択し、選択された前記最適な通信状況
のスロットを表示するようにしてもよい。
【0027】すなわち、印刷装置側から他の装置側へテ
ストデータを送信し、他の装置側で通信状況を測定する
ようにしてもよい。
ストデータを送信し、他の装置側で通信状況を測定する
ようにしてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態について説明する。図1には、本発明に係る印刷
装置10が示されている。
施形態について説明する。図1には、本発明に係る印刷
装置10が示されている。
【0029】図1に示す印刷装置10の基本的な構成は
図7、8に示した印刷装置300と同様であり、印刷デ
ータに応じて用紙への印刷を行う印刷機構部302、用
紙トレー等を含んで構成され、印刷機構部302へ用紙
を供給する用紙供給部304、印刷装置300の操作を
行うための制御パネル部306、用紙排出トレー30
8、及び電子回路部310を備えている。なお、図1で
は説明を簡単にするため、印刷機構部302、用紙供給
部304の図示は省略した。
図7、8に示した印刷装置300と同様であり、印刷デ
ータに応じて用紙への印刷を行う印刷機構部302、用
紙トレー等を含んで構成され、印刷機構部302へ用紙
を供給する用紙供給部304、印刷装置300の操作を
行うための制御パネル部306、用紙排出トレー30
8、及び電子回路部310を備えている。なお、図1で
は説明を簡単にするため、印刷機構部302、用紙供給
部304の図示は省略した。
【0030】印刷機構部302は、例えば感光体ドラム
や帯電器、現像器、転写器、定着器、光走査装置等を含
んで構成され、帯電器により一様に帯電された感光体ド
ラムを光走査装置により印刷データに応じて走査露光す
ることにより静電潜像を形成し、これを現像器でトナー
現像した後転写器で用紙に転写し、転写されたトナー像
を定着器で用紙に定着させるものである。
や帯電器、現像器、転写器、定着器、光走査装置等を含
んで構成され、帯電器により一様に帯電された感光体ド
ラムを光走査装置により印刷データに応じて走査露光す
ることにより静電潜像を形成し、これを現像器でトナー
現像した後転写器で用紙に転写し、転写されたトナー像
を定着器で用紙に定着させるものである。
【0031】制御パネル部306は、例えば操作メニュ
ーや処理結果等を表示するためのディスプレイ、操作ボ
タン等を含んで構成されており、例えばタッチパネル等
を用いることができる。
ーや処理結果等を表示するためのディスプレイ、操作ボ
タン等を含んで構成されており、例えばタッチパネル等
を用いることができる。
【0032】図7、8に示した印刷装置300と同様
に、印刷機構部302及び用紙供給部304は装置の前
面側に配置されており、電子回路部310は装置の背面
側に配置されている。
に、印刷機構部302及び用紙供給部304は装置の前
面側に配置されており、電子回路部310は装置の背面
側に配置されている。
【0033】また、装置の背面に設けられた電子回路部
310には、アンテナ12Aが内蔵された無線通信モジ
ュール12を差し込むための差込スロット14A,14
Bが設けられている。無線通信モジュール12は、例え
ばPCMCIA(Personal Computer Memory Card Asso
ciation)規格のPCカードの形態を採用することがで
きる。この場合、差込スロット14A,14BはPCM
CIA規格に準拠したスロットであり、電子回路部31
0は、PCMCIAインターフェースを備える。
310には、アンテナ12Aが内蔵された無線通信モジ
ュール12を差し込むための差込スロット14A,14
Bが設けられている。無線通信モジュール12は、例え
ばPCMCIA(Personal Computer Memory Card Asso
ciation)規格のPCカードの形態を採用することがで
きる。この場合、差込スロット14A,14BはPCM
CIA規格に準拠したスロットであり、電子回路部31
0は、PCMCIAインターフェースを備える。
【0034】差込スロット14Aは、印刷装置10の上
端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の上側に
向くように配置されている。すなわち、差込スロット1
4Aは、無線通信モジュール12を、印刷装置10の上
部から図中Z軸方向に着脱可能な位置に配置されてい
る。なお、差込スロット14Aの配置位置は、印刷装置
の上端付近であれば左右方向、すなわち図中X方向の位
置は何れの位置でもよい。
端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の上側に
向くように配置されている。すなわち、差込スロット1
4Aは、無線通信モジュール12を、印刷装置10の上
部から図中Z軸方向に着脱可能な位置に配置されてい
る。なお、差込スロット14Aの配置位置は、印刷装置
の上端付近であれば左右方向、すなわち図中X方向の位
置は何れの位置でもよい。
【0035】また、差込スロット14Bは、用紙排出ト
レー308が配置されている側、すなわち印刷装置10
の右端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の右
側に向くように配置されている。すなわち、差込スロッ
ト14Bは、無線通信モジュール12を、印刷装置10
の右側から図中X軸方向に着脱可能な位置に配置されて
いる。なお、差込スロット14Bの配置位置は、印刷装
置10の右端付近であれば上下方向、すなわち図中Z方
向の位置は何れの位置でもよいが、印刷装置10の上側
に配置することが好ましい。また、差込スロット14B
は、印刷装置10の左端付近で、かつ開口部が印刷装置
10の左側に向くよう配置してもよいが、用紙排出トレ
ー308が配置された右側に設けるのが好ましい。これ
は、用紙排出トレー308が装置の右側に突出している
分の空間が確保でき、その分電波が遮断されることがな
いためである。
レー308が配置されている側、すなわち印刷装置10
の右端付近に設けられ、かつ開口部が印刷装置10の右
側に向くように配置されている。すなわち、差込スロッ
ト14Bは、無線通信モジュール12を、印刷装置10
の右側から図中X軸方向に着脱可能な位置に配置されて
いる。なお、差込スロット14Bの配置位置は、印刷装
置10の右端付近であれば上下方向、すなわち図中Z方
向の位置は何れの位置でもよいが、印刷装置10の上側
に配置することが好ましい。また、差込スロット14B
は、印刷装置10の左端付近で、かつ開口部が印刷装置
10の左側に向くよう配置してもよいが、用紙排出トレ
ー308が配置された右側に設けるのが好ましい。これ
は、用紙排出トレー308が装置の右側に突出している
分の空間が確保でき、その分電波が遮断されることがな
いためである。
【0036】このように、差込スロット14A,14B
は、異なる位置に配置されると共に、印刷装置10の端
部で、かつ開口部が互いに異なる方向、すなわち略直交
する方向に向くように配置されている。このため、例え
ば装置の背面側に壁がある場合でも良好に無線通信する
ことができ、また、印刷装置10の設置場所に応じて無
線通信モジュール12の差込位置を選択することができ
るため、設置場所又は印刷装置の構成に関わらず良好に
無線通信することができる。例えば、図2に示すよう
に、印刷装置10の上部にスキャナ16が設けられた構
成の場合でも、差込スロット14Bに無線通信モジュー
ル12を装着することができるため、少なくとも用紙排
出トレー308装置の右側に突出している分の空間が確
保でき、良好に無線通信することができる。
は、異なる位置に配置されると共に、印刷装置10の端
部で、かつ開口部が互いに異なる方向、すなわち略直交
する方向に向くように配置されている。このため、例え
ば装置の背面側に壁がある場合でも良好に無線通信する
ことができ、また、印刷装置10の設置場所に応じて無
線通信モジュール12の差込位置を選択することができ
るため、設置場所又は印刷装置の構成に関わらず良好に
無線通信することができる。例えば、図2に示すよう
に、印刷装置10の上部にスキャナ16が設けられた構
成の場合でも、差込スロット14Bに無線通信モジュー
ル12を装着することができるため、少なくとも用紙排
出トレー308装置の右側に突出している分の空間が確
保でき、良好に無線通信することができる。
【0037】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について説明する。第2実施形態では、通信状況の
測定機能を備えた印刷装置について説明する。なお、上
記実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
形態について説明する。第2実施形態では、通信状況の
測定機能を備えた印刷装置について説明する。なお、上
記実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
【0038】図3には、本実施形態に係る印刷装置10
の機能ブロック図が示されている。図3に示すように、
電子回路部310は、制御部18、メモリ20、差込ス
ロット14A,14Bを含んで構成されている。
の機能ブロック図が示されている。図3に示すように、
電子回路部310は、制御部18、メモリ20、差込ス
ロット14A,14Bを含んで構成されている。
【0039】制御部18は、差込スロット14A、14
B、メモリ20、印刷機構部302、用紙供給部30
4、及び制御パネル部306と接続されている。また、
制御部18は、例えば図示しないPCMCIAインター
フェースを内蔵し、差込スロット14A,14Bに装着
されたPCMCIA規格の無線通信モジュール12を制
御することができる。さらに、制御部18は、図示しな
いタイマ機能も備えている。
B、メモリ20、印刷機構部302、用紙供給部30
4、及び制御パネル部306と接続されている。また、
制御部18は、例えば図示しないPCMCIAインター
フェースを内蔵し、差込スロット14A,14Bに装着
されたPCMCIA規格の無線通信モジュール12を制
御することができる。さらに、制御部18は、図示しな
いタイマ機能も備えている。
【0040】制御部18では、制御パネル部306から
の操作信号に応じた処理を行う他、端末装置22から送
信された印刷データを無線通信モジュール12を介して
受信し、受信した印刷データに応じて印刷機構部302
及び用紙供給部304を制御し、印刷処理を行う。
の操作信号に応じた処理を行う他、端末装置22から送
信された印刷データを無線通信モジュール12を介して
受信し、受信した印刷データに応じて印刷機構部302
及び用紙供給部304を制御し、印刷処理を行う。
【0041】端末装置22は、無線通信モジュール12
の通信規格と同一の通信規格を有する無線通信モジュー
ル24を備えている。端末装置22は、当該端末装置2
2で指示入力をするために、各々キーボード、マウス等
の入力装置が設けられており、端末装置22による処理
結果等を表示するためのディスプレイ、各種データを記
憶するための記憶装置等が設けられている。なお、端末
装置22は、汎用的かつ一般的なハードウェア構成のコ
ンピュータであるため、詳細な説明を省略する。
の通信規格と同一の通信規格を有する無線通信モジュー
ル24を備えている。端末装置22は、当該端末装置2
2で指示入力をするために、各々キーボード、マウス等
の入力装置が設けられており、端末装置22による処理
結果等を表示するためのディスプレイ、各種データを記
憶するための記憶装置等が設けられている。なお、端末
装置22は、汎用的かつ一般的なハードウェア構成のコ
ンピュータであるため、詳細な説明を省略する。
【0042】端末装置22で作成又は入力した文書デー
タや画像データは、印刷データとして無線通信モジュー
ル24を介して印刷装置10へ送信することができる。
タや画像データは、印刷データとして無線通信モジュー
ル24を介して印刷装置10へ送信することができる。
【0043】無線通信モジュール12、24が備える通
信規格では、例えばデータフォーマットや誤り訂正の方
式、データの再送方法等、正確にデータ通信するための
規格が定められている。例えば、送信側では、送信デー
タに所定の誤り訂正符号を付加して送信し、受信側で
は、誤り訂正符号をチェックすることにより受信データ
に誤りがないか否かを判断し、誤りがある場合には、送
信側にデータの再送を要求する等の制御を行う。これに
より、正確にデータ通信を行うことができる。
信規格では、例えばデータフォーマットや誤り訂正の方
式、データの再送方法等、正確にデータ通信するための
規格が定められている。例えば、送信側では、送信デー
タに所定の誤り訂正符号を付加して送信し、受信側で
は、誤り訂正符号をチェックすることにより受信データ
に誤りがないか否かを判断し、誤りがある場合には、送
信側にデータの再送を要求する等の制御を行う。これに
より、正確にデータ通信を行うことができる。
【0044】また、端末装置22から所定のテストデー
タを印刷装置10に送信し、印刷装置10の制御部18
で受信したテストデータのデータ転送レートを算出する
ことにより通信状況を測定することができる。テストデ
ータは、前記通信規格に従ったフォーマットで構成さ
れ、例えばテストデータの先頭を示す先頭符号、内容デ
ータ、内容データの誤り訂正を行うための誤り訂正符
号、テストデータの終端を示す終端符号の順で構成され
たフォーマットのデータである。
タを印刷装置10に送信し、印刷装置10の制御部18
で受信したテストデータのデータ転送レートを算出する
ことにより通信状況を測定することができる。テストデ
ータは、前記通信規格に従ったフォーマットで構成さ
れ、例えばテストデータの先頭を示す先頭符号、内容デ
ータ、内容データの誤り訂正を行うための誤り訂正符
号、テストデータの終端を示す終端符号の順で構成され
たフォーマットのデータである。
【0045】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0046】図4には、制御部18で実行される通信テ
ストのフローチャートが示されている。
ストのフローチャートが示されている。
【0047】まず、図4に示すステップ100では、無
線通信モジュール12が差込スロット14A又は14B
に装着されたか否かを判断する。この判断は、例えば差
込スロット14A又は14Bに無線通信モジュール12
が装着されたことを示す装着信号を検知することにより
判断することができる。
線通信モジュール12が差込スロット14A又は14B
に装着されたか否かを判断する。この判断は、例えば差
込スロット14A又は14Bに無線通信モジュール12
が装着されたことを示す装着信号を検知することにより
判断することができる。
【0048】そして、無線通信モジュール12が例えば
差込スロット14A装着された場合には、ステップ10
0で肯定され、次のステップ102で端末装置22から
のテストデータを受信したか否かを判断する。これは、
例えばテストデータの先頭符号を受信したことを示す信
号を無線通信モジュールから受信したか否かにより判断
することができる。
差込スロット14A装着された場合には、ステップ10
0で肯定され、次のステップ102で端末装置22から
のテストデータを受信したか否かを判断する。これは、
例えばテストデータの先頭符号を受信したことを示す信
号を無線通信モジュールから受信したか否かにより判断
することができる。
【0049】オペレータの操作により端末装置22から
テストデータが無線通信モジュール24により送信され
ると、ステップ102でテストデータ受信の判断が肯定
され、次のステップ104で制御部18に内蔵された図
示しないタイマをスタートさせる。
テストデータが無線通信モジュール24により送信され
ると、ステップ102でテストデータ受信の判断が肯定
され、次のステップ104で制御部18に内蔵された図
示しないタイマをスタートさせる。
【0050】次のステップ106では、テストデータの
受信が終了したか否かを判断する。これは、例えばテス
トデータを正常に受信したことを示す信号を無線通信モ
ジュールから受信したか否かにより判断することができ
る。
受信が終了したか否かを判断する。これは、例えばテス
トデータを正常に受信したことを示す信号を無線通信モ
ジュールから受信したか否かにより判断することができ
る。
【0051】ところで、無線通信モジュール24からテ
ストデータが送信されると、無線通信モジュール24と
無線通信モジュール12との間で前記通信規格に従った
データ通信が行われる。すなわち、無線通信モジュール
12では、受信したテストデータを通信規格に従って解
析し、例えば誤り訂正符号をチェックし、誤りが訂正で
きない場合や、先頭符号や終端符号が検出できない場合
等、受信したテストデータに異常がある場合には、無線
通信モジュール24に対してテストデータの再送要求を
行う。
ストデータが送信されると、無線通信モジュール24と
無線通信モジュール12との間で前記通信規格に従った
データ通信が行われる。すなわち、無線通信モジュール
12では、受信したテストデータを通信規格に従って解
析し、例えば誤り訂正符号をチェックし、誤りが訂正で
きない場合や、先頭符号や終端符号が検出できない場合
等、受信したテストデータに異常がある場合には、無線
通信モジュール24に対してテストデータの再送要求を
行う。
【0052】このようにしてデータ通信が行われ、テス
トデータが正常に受信されると、ステップ106で肯定
され、次のステップ108でタイマを停止させる。そし
て、ステップ110でテストデータの転送レートを算出
する。この転送レート(bps:bit per second)は、
テストデータのデータ量(ビット)、及びタイマをスタ
ートさせてからタイマを停止するまでのタイマ値(秒)
から算出することができ、次式で示される。
トデータが正常に受信されると、ステップ106で肯定
され、次のステップ108でタイマを停止させる。そし
て、ステップ110でテストデータの転送レートを算出
する。この転送レート(bps:bit per second)は、
テストデータのデータ量(ビット)、及びタイマをスタ
ートさせてからタイマを停止するまでのタイマ値(秒)
から算出することができ、次式で示される。
【0053】 転送レート=データ量/タイマ値 …(1) 例えば、テストデータのデータ量が1Mビットで、タイ
マ値が2秒であったとすると、転送レートは500kb
psとなる。ここで、通信規格で定められた通信レート
(最大の通信レート)が例えば1Mbpsであったとす
ると、約50%の通信能力しかないこととなる。
マ値が2秒であったとすると、転送レートは500kb
psとなる。ここで、通信規格で定められた通信レート
(最大の通信レート)が例えば1Mbpsであったとす
ると、約50%の通信能力しかないこととなる。
【0054】このようにして転送レートを算出し、ステ
ップ112で転送レートが基準レート以上であるか否か
を判断する。基準レートは、通信規格で定められた通信
レート以下で、かつ通信能力として許容できる範囲内の
値に設定される。
ップ112で転送レートが基準レート以上であるか否か
を判断する。基準レートは、通信規格で定められた通信
レート以下で、かつ通信能力として許容できる範囲内の
値に設定される。
【0055】そして、算出した転送レートが基準レート
以上である場合には、ステップ112で肯定され、次の
ステップ114で、制御パネル部306に転送レートが
許容範囲内であることを示すOK表示を行う。
以上である場合には、ステップ112で肯定され、次の
ステップ114で、制御パネル部306に転送レートが
許容範囲内であることを示すOK表示を行う。
【0056】一方、算出した転送レートが基準レートよ
りも低い場合には、ステップ112で否定され、次のス
テップ116で、制御パネル部306に転送レートが許
容範囲外であることを示すNG表示を行う。
りも低い場合には、ステップ112で否定され、次のス
テップ116で、制御パネル部306に転送レートが許
容範囲外であることを示すNG表示を行う。
【0057】次に、ステップ118で測定結果を端末装
置22へ送信する。端末装置22は、受信した測定結果
をディスプレイに表示する。これにより、端末装置22
側でも測定結果を把握することができる。
置22へ送信する。端末装置22は、受信した測定結果
をディスプレイに表示する。これにより、端末装置22
側でも測定結果を把握することができる。
【0058】そして、差込スロット14Bへ無線通信モ
ジュール12を装着し、上記と同様の処理を行う。これ
により、差込スロット14A,14Bの何れが最適かを
オペレータは容易に判断することができる。なお、デー
タ通信の条件は、差込スロット14Aのときの場合と同
一とする。すなわち、端末装置22の設置場所、送信出
力、テストデータのデータ量等を同一として通信テスト
を行う。これにより、差込スロット14A,14Bの何
れが最適かを適切に判断することができる。
ジュール12を装着し、上記と同様の処理を行う。これ
により、差込スロット14A,14Bの何れが最適かを
オペレータは容易に判断することができる。なお、デー
タ通信の条件は、差込スロット14Aのときの場合と同
一とする。すなわち、端末装置22の設置場所、送信出
力、テストデータのデータ量等を同一として通信テスト
を行う。これにより、差込スロット14A,14Bの何
れが最適かを適切に判断することができる。
【0059】このように、最適なスロットを適切に判断
することができるため、通信データに対する誤り訂正処
理や通信データの再送処理が行われる頻度が低減するた
め、データ転送時間が短縮し、印刷処理の処理効率を向
上させることができる。
することができるため、通信データに対する誤り訂正処
理や通信データの再送処理が行われる頻度が低減するた
め、データ転送時間が短縮し、印刷処理の処理効率を向
上させることができる。
【0060】なお、本実施形態では、転送レートを算出
することにより通信状況を測定したが、これに限らず、
ビットエラーレートやテストデータ受信時の受信電界強
度などを測定することにより通信状況を測定するように
してもよい。
することにより通信状況を測定したが、これに限らず、
ビットエラーレートやテストデータ受信時の受信電界強
度などを測定することにより通信状況を測定するように
してもよい。
【0061】[第3実施形態]次に、本発明の第3実施
形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態
の変形例であり、複数のスロットについて通信状況を測
定し、測定結果を一覧表示する場合について説明する。
なお、上記実施形態と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態
の変形例であり、複数のスロットについて通信状況を測
定し、測定結果を一覧表示する場合について説明する。
なお、上記実施形態と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
【0062】図5には、本実施形態に係る制御部18で
実行される制御ルーチンのフローチャートを示した。な
お、図4に示すフローチャートと同一処理のステップに
ついては同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実行される制御ルーチンのフローチャートを示した。な
お、図4に示すフローチャートと同一処理のステップに
ついては同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0063】差込スロット14Aに無線通信モジュール
12が装着され、第2実施形態と同様にステップ100
〜ステップ110の処理が行われる。
12が装着され、第2実施形態と同様にステップ100
〜ステップ110の処理が行われる。
【0064】そして、ステップ200では、算出した転
送レートがメモリ20に記憶される。次のステップ20
2では、オペレータが制御パネル部306を操作するこ
とにより一覧表示操作が成されたか否かを判断し、一覧
表示操作が成されていない場合には、ステップ202で
否定され、ステップ100へ戻る。そして、オペレータ
により差込スロット14Aに差し込まれていた無線通信
モジュール12差込スロット14Bに装着されると共
に、端末装置22が操作され、テストデータが送信され
ると、上記と同様にステップ100〜ステップ202の
処理が行われる。
送レートがメモリ20に記憶される。次のステップ20
2では、オペレータが制御パネル部306を操作するこ
とにより一覧表示操作が成されたか否かを判断し、一覧
表示操作が成されていない場合には、ステップ202で
否定され、ステップ100へ戻る。そして、オペレータ
により差込スロット14Aに差し込まれていた無線通信
モジュール12差込スロット14Bに装着されると共
に、端末装置22が操作され、テストデータが送信され
ると、上記と同様にステップ100〜ステップ202の
処理が行われる。
【0065】そして、差込スロット14A,14Bにつ
いての通信状況の測定が終了し、オペレータにより通信
状況の一覧表示を要求する操作が行われると、ステップ
202で肯定され、次のステップ204へ進む。
いての通信状況の測定が終了し、オペレータにより通信
状況の一覧表示を要求する操作が行われると、ステップ
202で肯定され、次のステップ204へ進む。
【0066】ステップ204では、メモリ20に記憶さ
れた転送レートを読み出し、一覧表示画面データを生成
し、例えば図6に示すような一覧表示画面を制御パネル
部306へ表示させると共に、生成した一覧表示画面デ
ータ、すなわち測定結果を端末装置22へ送信する。端
末装置22は、受信した測定結果をディスプレイに表示
する。これにより、端末装置22側でも測定結果を把握
することができる。
れた転送レートを読み出し、一覧表示画面データを生成
し、例えば図6に示すような一覧表示画面を制御パネル
部306へ表示させると共に、生成した一覧表示画面デ
ータ、すなわち測定結果を端末装置22へ送信する。端
末装置22は、受信した測定結果をディスプレイに表示
する。これにより、端末装置22側でも測定結果を把握
することができる。
【0067】このように、差込スロット14A,14B
の通信状況の測定結果が一覧表示されるため、オペレー
タは容易に最適な差込スロットを選択することができる
と共に、具体的な通信状況を把握することができる。
の通信状況の測定結果が一覧表示されるため、オペレー
タは容易に最適な差込スロットを選択することができる
と共に、具体的な通信状況を把握することができる。
【0068】なお、ステップ204において、差込スロ
ット14A,14Bの転送レートを比較し、転送レート
が高い方の差込スロットを最適なスロットとして表示す
るようにしてもよい。すなわち、転送レートを一覧表示
するだけでなく、複数の差込スロットの転送レートを各
々比較し、最も転送レートが高い差込スロットを最適な
スロットとして表示する。これにより、オペレータは最
適なスロットを容易に把握することができる。
ット14A,14Bの転送レートを比較し、転送レート
が高い方の差込スロットを最適なスロットとして表示す
るようにしてもよい。すなわち、転送レートを一覧表示
するだけでなく、複数の差込スロットの転送レートを各
々比較し、最も転送レートが高い差込スロットを最適な
スロットとして表示する。これにより、オペレータは最
適なスロットを容易に把握することができる。
【0069】また、同一の無線通信モジュール12を差
込スロット14A,14Bの両方に予め装着しておき、
順次上記と同様の通信テストを行って測定結果を一覧表
示させるようにしてもよい。
込スロット14A,14Bの両方に予め装着しておき、
順次上記と同様の通信テストを行って測定結果を一覧表
示させるようにしてもよい。
【0070】また、上記実施形態では、端末装置22側
からテストデータを送信し、印刷装置10側でこれを受
信することで通信状況を測定する場合について説明した
が、これに限らず、印刷装置10側からテストデータを
送信し、端末装置22側でこれを受信して通信状況を測
定し、最適な差込スロットを判断して選択すると共に測
定結果を表示するようにしてもよい。この場合、端末装
置22は、例えば印刷装置10へ印刷データを送信する
装置が設置される場所に設置して通信状況を測定するこ
とが好ましい。これにより、実際の使用環境に応じて最
適な差込スロットを選択することが可能となる。
からテストデータを送信し、印刷装置10側でこれを受
信することで通信状況を測定する場合について説明した
が、これに限らず、印刷装置10側からテストデータを
送信し、端末装置22側でこれを受信して通信状況を測
定し、最適な差込スロットを判断して選択すると共に測
定結果を表示するようにしてもよい。この場合、端末装
置22は、例えば印刷装置10へ印刷データを送信する
装置が設置される場所に設置して通信状況を測定するこ
とが好ましい。これにより、実際の使用環境に応じて最
適な差込スロットを選択することが可能となる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することがで
きる、という効果を有する。
設置位置に関わらず良好な通信状況を確保することがで
きる、という効果を有する。
【図1】 本発明に係る印刷装置の斜視図である。
【図2】 (A)は本発明に係る印刷装置の正面図、
(B)は(A)の側面図である。
(B)は(A)の側面図である。
【図3】 印刷装置の機能ブロック図である。
【図4】 制御部で実行される制御ルーチンのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】 制御部で実行される制御ルーチンのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】 制御パネルの画面例を示す図である。
【図7】 従来例に係る印刷装置の正面図である。
【図8】 図7の側面図である。
【図9】 従来例に係る印刷装置の設置例について説明
するための図である。
するための図である。
10 印刷装置 12A アンテナ 12 無線通信モジュール(無線通信装置) 14A 差込スロット(スロット) 14B 差込スロット(スロット) 16 スキャナ 18 制御部(測定手段、送信手段) 20 メモリ 22 端末装置(他の装置) 24 無線通信モジュール 300 印刷装置 302 印刷機構部(印刷機構) 304 用紙供給部 306 制御パネル部(表示手段) 308 用紙排出トレー 310 電子回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/00 S
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷機構を有する本体の背面側に設けら
れ、前記本体を制御すると共に、印刷のための印刷デー
タを他の装置との間で通信する無線通信装置が接続可能
な電子回路部を備えた印刷装置において、 前記電子回路部は、前記無線通信装置の装着位置が異な
る複数のスロットを備えたことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記本体の上面側及び側面側に前記スロ
ットが各々設けられたことを特徴とする請求項1記載の
印刷装置。 - 【請求項3】 前記スロットに装着された無線通信装置
と前記他の装置との間の通信状況を測定するための測定
手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記測定手段による測定結果を、前記他
の装置へ送信する送信手段をさらに備えたことを特徴と
する請求項3記載の印刷装置。 - 【請求項5】 前記測定手段による測定結果を表示する
表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3又は
請求項4記載の印刷装置。 - 【請求項6】 前記測定手段は、前記複数のスロットに
ついて前記他の装置との間の通信状況を測定し、前記複
数のスロットについての測定結果から最適な通信状況の
スロットを選択し、前記表示手段は、選択された前記最
適な通信状況のスロットを表示することを特徴とする請
求項5記載の印刷装置。 - 【請求項7】 無線通信可能な他の装置からテストデー
タを送信し、 印刷機構を有する本体の背面側に設けられ、前記本体を
制御すると共に、印刷のための印刷データを前記他の装
置との間で通信する無線通信装置が接続可能な電子回路
部を備えた印刷装置であって、前記電子回路部が、前記
無線通信装置の装着位置が異なる複数のスロットを備
え、かつ前記複数のスロットの少なくとも1つに無線通
信装置が装着された印刷装置により前記テストデータを
受信し、 受信したテストデータに基づいて前記他の装置と前記ス
ロットに装着された無線通信装置との間の通信状況を測
定することを前記複数のスロットについて繰り返し、 前記複数のスロットについての測定結果から最適な通信
状況のスロットを選択し、 選択された前記最適な通信状況のスロットを表示する通
信状況測定方法。 - 【請求項8】 印刷機構を有する本体の背面側に設けら
れ、前記本体を制御すると共に、印刷のための印刷デー
タを前記他の装置との間で通信する無線通信装置が接続
可能な電子回路部を備えた印刷装置であって、前記電子
回路部が、前記無線通信装置の装着位置が異なる複数の
スロットを備え、かつ前記複数のスロットの少なくとも
1つに無線通信装置が装着された印刷装置からテストデ
ータを送信し、 無線通信可能な他の装置により前記テストデータを受信
し、 受信したテストデータに基づいて前記スロットに装着さ
れた無線通信装置と前記他の装置との間の通信状況を測
定することを前記複数のスロットについて繰り返し、 前記複数のスロットについての測定結果から最適な通信
状況のスロットを選択し、 選択された前記最適な通信状況のスロットを表示する通
信状況測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058415A JP2002254753A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 印刷装置及び通信状況測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058415A JP2002254753A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 印刷装置及び通信状況測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002254753A true JP2002254753A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18918140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001058415A Pending JP2002254753A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 印刷装置及び通信状況測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002254753A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288792A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Sato Corp | プリンタ |
WO2007046525A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2007-04-26 | Willcom, Inc. | 移動通信用の無線通信モジュール |
JP2008502055A (ja) * | 2004-06-02 | 2008-01-24 | オーツー マイクロ, インコーポレーテッド | 非接触セキュアプリンティング |
JP2013244638A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Nec Infrontia Corp | 印刷装置 |
JP2016221765A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017209837A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
JP2017209838A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001058415A patent/JP2002254753A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288792A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Sato Corp | プリンタ |
JP2008502055A (ja) * | 2004-06-02 | 2008-01-24 | オーツー マイクロ, インコーポレーテッド | 非接触セキュアプリンティング |
WO2007046525A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2007-04-26 | Willcom, Inc. | 移動通信用の無線通信モジュール |
JP2013244638A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Nec Infrontia Corp | 印刷装置 |
JP2016221765A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017209837A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
JP2017209838A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10429764B2 (en) | Network system comprising customer replaceable unit | |
US5493408A (en) | Image processing system having facilitated communication between an image data transmitter and an image processor | |
US7653772B2 (en) | Control system, electronic device and image forming apparatus | |
JP2003039778A (ja) | 周辺機器及びプリンタ | |
US20160360052A1 (en) | Image forming apparatus | |
US20080240827A1 (en) | Printing apparatus | |
US7453590B2 (en) | Method for managing electronic apparatus, electronic apparatus, and management system for the same | |
JP2002254753A (ja) | 印刷装置及び通信状況測定方法 | |
US20080100859A1 (en) | Image Forming Device | |
JP2002264431A (ja) | プリントシステム及びプリンタ | |
CN103810003A (zh) | 信息处理装置及其控制方法 | |
US20030004832A1 (en) | Consumable-supplies purchase order method and system, customer equipment, and purchase order processing apparatus | |
JPH1063443A (ja) | 出力制御装置、出力制御方法及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体 | |
JP2020028047A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム | |
US20080174812A1 (en) | Image forming apparatus and control method thereof, and host apparatus usable with image forming apparatus and control method thereof | |
US7930442B2 (en) | Information processing apparatus and information processing system notifying information of optional devices | |
EP1936924A1 (en) | Method of setting up port of network printing device automatically and network printing device thereof | |
JP4865296B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
US20100302571A1 (en) | Image forming system having information processing apparatus controlling guidance display on image forming apparatus | |
JP2009117969A (ja) | 画像処理システム | |
KR100582992B1 (ko) | 데이터 전송장치 및 전송방법 | |
KR100338072B1 (ko) | 휴대용 무선단말장치와 복합기의 인터페이스 시스템 | |
US20230409257A1 (en) | Terminal apparatus, display control method, and program | |
WO2023276916A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006076691A (ja) | 印刷装置 |