JP2002254717A - チューブプリンタ - Google Patents

チューブプリンタ

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JP2002254717A
JP2002254717A JP2001107798A JP2001107798A JP2002254717A JP 2002254717 A JP2002254717 A JP 2002254717A JP 2001107798 A JP2001107798 A JP 2001107798A JP 2001107798 A JP2001107798 A JP 2001107798A JP 2002254717 A JP2002254717 A JP 2002254717A
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JP
Japan
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tube
thermal head
platen roller
angle
roller
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Application number
JP2001107798A
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English (en)
Inventor
Takuma Washitsuka
琢磨 鷲塚
Kazuhiro Nomoto
和弘 野本
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Canon Semiconductor Equipment Inc
Original Assignee
Canon NTC Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でありながらチューブをプラテン
ローラに巻き付けるよう自動搬送することができるチュ
ーブプリンタを提供する。 【解決手段】 平面型サーマルヘッド2を使用し、チュ
ーブTのプラテンローラ4への接点Bと、サーマルヘッ
ド発熱体2aのプラテンローラ4への接点Aとの角度α
をα=10°〜60°とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電盤内の電線に
装備されるマーカーチューブ等の円形のチューブに文字
などを印刷するチューブプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなチューブプリンタとして、特
開平2−78572号に記載されるチューブプリンタが
知られており、このプリンタではチューブをプラテンロ
ーラに巻き付け、屈曲させることで円筒状のチューブを
平坦にしこの位置で印刷を実行する方法が開示されてい
る。
【0003】このようにプラテンローラにチューブを巻
き付けて印刷するプリンタは、その搬送経路が複雑にな
るため自動的にテープ状印刷媒体を搬送し、プラテンロ
ーラにテープ状媒体を巻き付けることは困難であった。
そこで出願人は特開平8−238809号に記載される
ようなチューブ及びテープ両方の印刷媒体を印刷可能な
プリンタを提案してきた。
【0004】このプリンタはプラテンローラとサーマル
ヘッドの上流側に一対の搬送ローラを設け、プラテンロ
ーラとサーマルヘッドの下流側にプラテンローラに接す
るピンチローラを設けたもので、上流側の搬送ローラ対
まで操作者がチューブまたはテープをセットすれば搬送
ローラ対の回転によってチューブまたはテープが搬送さ
れ、下流側のプラテンローラとピンチローラに運ばれる
とプラテンローラに連動して回転するピンチローラに接
触したチューブまたはテープはピンチローラとプラテン
ローラ間に引き込まれ、その結果プラテンローラに巻き
付いた状態となり搬送されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このプ
リンタで実際にプラテンローラに巻き付いて搬送されて
いる範囲の角度はせいぜい45°程度で、さらにサーマ
ルヘッド上流側はプラテンに巻き付いた状態ではないの
で、チューブを十分に平坦にすることができなかった。
【0006】このプラテンローラに巻き付ける範囲を広
げるためにはプラテンローラと印刷ヘッド間の上流及び
下流側の搬送機構の位置を変更すればよいが、従来の構
成で自然に搬送するためにはおのずと限界があった。
【0007】そこでチューブ給送時では印字ヘッドの代
わりに搬送ガイドを印字ヘッドの位置に位置させ、印刷
時では搬送ガイドを移動させ、印字ヘッドをプラテンに
対向させる構成とする方法が考えられるが、その機構の
ための部品点数の増加、装置の大型化、およびそれに伴
うコストアップといった問題が発生していた。
【0008】本発明の目的とするところは、以上の問題
を鑑み、簡単な構成でありながら確実にチューブをプラ
テンローラに巻き付けるよう搬送することができるチュ
ーブプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のチューブプリン
タは、プラテンローラに対し接離方向に移動するサーマ
ルヘッドと、プラテンローラとサーマルヘッド間にチュ
ーブを搬送供給する第一搬送手段と、プラテンローラと
サーマルヘッド間を通過したチューブをさらに下流方向
へ搬送する第二の搬送手段とを備え、プラテンを通過し
たチューブがプラテンローラに巻き付くよう前記第一の
搬送手段と第二の搬送手段の位置を配置したチューブプ
リンタにおいて、前記サーマルヘッドは発熱体とその上
流側のチューブ案内板部から構成され、第一搬送手段の
搬送によるチューブのプラテンローラへの接点Bと、サ
ーマルヘッド発熱体のプラテンローラへの接点Aとの角
度αをα=10°〜60°とすることを特徴とする。
【0010】さらに望ましくは、チューブ搬送時にサー
マルヘッドをプラテンローラから離間させ、サーマルヘ
ッド発熱体とプラテンローラとの接点における接線に対
するサーマルヘッドのチューブ案内部の傾き角度γをγ
=1〜15°とし、前記角度α+角度γの和を60°以
内とすることを特徴とする。
【0011】さらに望ましくはサーマルヘッドを平面型
サーマルヘッドとし、発熱体の向きを下流側に角度γ分
傾けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図より説明
する。図1はチューブプリンタの概略平面図である。チ
ューブプリンタ1は、図に示すように平面型薄膜サーマ
ルヘッド2にチューブTを供給するための搬送ローラ3
aと従動ローラ3bからなる搬送ローラ対3が設けられ
ている。この搬送ローラ対3の従動ローラ3bは、カバ
ー(不図示)と連動するようになっており、カバーを開
けた状態で搬送ローラ3aから離れ長尺印字媒体を挿入
しやすくなっており、カバーを閉めると搬送ローラ3a
と共にチューブTを挟み込み確実に搬送を行うようにな
っている。
【0013】搬送ローラ対3による搬送方向下流側には
前記サーマルヘッド2と、それに対向するプラテンロー
ラ4と、さらにサーマルヘッド2の下流側にはプラテン
ローラ4に従動するセカンドローラ5が設けられてい
る。
【0014】前記サーマルヘッド2は一端部6aを揺動
自在にして設けられるヘッドアングル6に設けられてお
り、このヘッドアングル6の他端部6bをカム7に接触
させ、カム7を回転させることで前記プラテンローラ4
に対し接離方向に移動するようになっている。なお、カ
ム7は不図示のモータによって駆動されており、サーマ
ルヘッド2を常態時はサーマルヘッドから離れた位置
に、印刷時は図1示すプラテンローラ4と接する位置
に、チューブTの給送時は図2に示す中間の位置に移動
させている。なお、図中符号8はインクリボン、符号9
はカッタである。
【0015】前記プラテンローラ4に対する、搬送ロー
ラ対3と、サーマルヘッド2と、セカンドローラ5の関
係は、搬送ローラ対3等によって搬送されるチューブT
がプラテンローラ4に自動的に巻き付くように配置され
ている。
【0016】図2に示すとおり搬送ローラ対3は、これ
が搬送するチューブTのプラテンローラ4に対する接触
点Bと、プラテンローラ4に対するサーマルヘッド2の
発熱体2aの接点Aとの角度α=40°となる位置に設
けられている。つまり搬送ローラ対3は、チューブTを
プラテンローラ4に当てることでその向きを変え、前記
接点Aからの接線aに対してほぼ40°の角度でチュー
ブTを供給することになる。
【0017】またセカンドローラ5は、プラテンローラ
4との接点Cと前記発熱体の接点Aとの角度β=56°
となる位置に設けられている。
【0018】また平面型サーマルヘッド2の基板2b
は、前記サーマルヘッド2の発熱体2aとプラテンロー
ラ4との接点Aからの接線aに対し、角度γ=5°だけ
チューブの搬送に対して広げる方向に傾けて備えられて
いる。
【0019】次に、本プリンタにおけるチューブT搬送
の状況を説明する。まず、操作者によって搬送ローラ対
3に装着されたチューブTは、印刷指令に基づいて図中
左方向に搬送され、プラテンローラ4表面の点Bに接触
しプラテンローラ7に沿って搬送される。
【0020】チューブTの給送時の平面型サーマルヘッ
ド2は、図3に示す中間の位置にあり、プラテンローラ
4に沿って搬送されたチューブTはサーマルヘッド2の
基板2bに接触し、その基板2bに沿って搬送される。
ここで基板2bを角度γ=5°だけ傾けてあるので、プ
ラテンから離れた位置にあってもチューブTをプラテン
ローラに巻き付く方向に搬送することができる。
【0021】基板2bによって向きの変えられたチュー
ブTはさらに、その下流側のセカンドローラに向けて搬
送され、セカンドローラ7に接することになる。ここで
セカンドローラはプラテンローラ4の回転に従動し回転
しているので、その回転によってプラテンローラ間に運
ばれる。
【0022】このように本実施の形態によれば、プラテ
ンローラ4とサーマルヘッド2の発熱部2aとの接点A
からの接線a方向より内側に傾けた方向からチューブT
が搬送されても、平面型サーマルヘッド2の基板2bに
よってその向きがプラテンに巻き付く方向に変更され、
さらにその2後方のセカンドローラ7に向けて搬送する
ことができる。
【0023】なお、サーマルヘッド2の発熱部2aは、
基板2bの垂直方向より角度γ=5°だけ後方に向けて
傾けられている。これによって基板2bが接線aに対し
角度γ=5°だけ傾いていても発熱部2aの向きはプラ
テンローラの中心に向けられることになり印字品質が保
たれる。
【0024】本実施の形熊では、角度αと角度γによっ
てチューブTの搬送方向に対する平面サーマルヘッドの
基板2aの角度は45°となるが、この角度は本実施例
に限定されるものではなく、広くなるほど好ましいが、
60°を超える角度で搬送されるとチューブがつっかえ
てしまうので10〜60°の範囲であればよい。また角
度γの角度も本実施例に限定されるものではなく15°
以下の範囲内であればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、極めて単純な構成であ
りながら、サーマルヘッドの発熱体の前後においてチュ
ーブをプラテンに広い範囲で巻き付けるように自動搬送
することが出来る。この巻き付けによってサーマルヘッ
ド付近のチューブを潰すことができ高品質なチューブ印
字が行える。さらにプラテンローラに巻き付けた範囲が
広くなったのでチューブの搬送力も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のチューブプリンタの概略平面
図。
【図2】サーマルヘッド近傍の拡大平面図
【図3】チューブ給送時でのチューブプリンタ概略平面
図。
【符号の説明】 1 チューブプリンタ 2 平面型サーマルヘッド 2a 発熱部 2b 基板 3 搬送ローラ対 4 プラテンローラ 5 セカンドローラ 6 ヘッドアングル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラに対し接離方向に移動す
    るサーマルヘッドと、プラテンローラとサーマルヘッド
    間にチューブを搬送供給する第一搬送手段と、プラテン
    ローラとサーマルヘッド間を通過したチューブをさらに
    下流方向へ搬送する第二の搬送手段とを備え、プラテン
    を通過したチューブがプラテンローラに巻き付くよう前
    記第一の搬送手段と第二の搬送手段の位置を配置したチ
    ューブプリンタにおいて、 前記サーマルヘッドは発熱体とその上流側のチューブ案
    内板部から構成され、第一搬送手段の搬送によるチュー
    ブのプラテンローラへの接点Bと、サーマルヘッド発熱
    体のプラテンローラへの接点Aとの角度αをα=10°
    〜60°とすることを特徴とするチューブプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のチューブプリンタにおいてチ
    ューブ搬送時にサーマルヘッドをプラテンローラから離
    間させ、サーマルヘッド発熱体とプラテンローラとの接
    点における接線に対するサーマルヘッドのチューブ案内
    部の傾き角度γをγ=1〜15°とし、前記角度α+角
    度γの和を60°以内とすることを特徴とするチューブ
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2のサーマルヘッドを平面型サー
    マルヘッドとし、発熱体の向きを下流側に角度γ分傾け
    たことを特徴とするテープ状印刷媒体プリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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