JP2002254208A - 耐酸化性および耐摩耗性に優れた工具 - Google Patents

耐酸化性および耐摩耗性に優れた工具

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JP2002254208A
JP2002254208A JP2001048864A JP2001048864A JP2002254208A JP 2002254208 A JP2002254208 A JP 2002254208A JP 2001048864 A JP2001048864 A JP 2001048864A JP 2001048864 A JP2001048864 A JP 2001048864A JP 2002254208 A JP2002254208 A JP 2002254208A
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coated
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Kenichi Inoue
謙一 井上
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のTiAlN皮膜を被覆した工具に比べ
優れた耐酸化性を有し、金属加工の高速化に対応する耐
酸化性および耐摩耗性に優れた工具を提供する。 【解決手段】 母材表面に硬質皮膜を被覆してなる工具
であって、その硬質皮膜は、金属成分のみの原子%が、
Si:5〜50%、実質的に残部、Al、Wの1種もし
くは2種で構成される窒化物であるa層と、金属成分の
みの原子%が、Al:40〜60%、Si:10%越
え、20%以下、実質的に残部がTiで構成される窒化
物であるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆された
ものであり、かつb層が被覆母材表面直上にある工具で
ある。a層の層厚が0.1〜3μmであることが好まし
い。なお、硬質皮膜は、物理蒸着法により被覆すること
が望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として金属材料
等の加工に使用される切削工具、金型等の工具に関し、
特に表面コーティング材として有用な耐酸化性および耐
摩耗性に優れた硬質皮膜を被覆した工具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、切削工具および金型等に用いられ
る硬質皮膜は、TiN、TiCNもしくはそれらの複合
皮膜が一般的であった。TiNはTiCNに比べ、耐酸
化性に優れるため、加工時の発熱によって生じる工具の
酸化摩耗に対して、優れた耐摩耗性を示すだけでなく、
母材との密着性も良好であることが特長である。また、
TiCNは、TiNに比べ高硬度であり、かつ摩擦係数
も低いため、工具の摺動摩耗に対して優れた特性を示
す。
【0003】しかしながら、昨今の金属加工の高能率化
を目的とした加工速度の高速化傾向に対し、上記硬質皮
膜では、耐酸化性が満足できず十分な性能を示さなくな
った。この様な背景から、皮膜の耐酸化性、耐摩耗性を
より向上させる研究がなされ、その結果、特開昭62−
56565号、特開平2−194159号に代表される
TiAlN皮膜が開発され切削工具を主体に適用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TiAlN皮膜は、そ
の皮膜中に含有するTiとAlの成分比率により異なる
ものの、概略2300〜2800のビッカース硬さを有
すだけではなく、耐酸化性が前記TiN、TiCNに比
べ著しく優れるため、特に高速切削加工のような、刃先
が高温に達する加工条件下においては、工具の性能を著
しく向上させる。しかしながら、近年では更に加工速度
が高速化する傾向に加え、環境問題上、潤滑剤使用量の
低減もしくは乾式による加工が重要視され、工具の使用
環境は、高熱負荷、低潤滑化とますます苛酷なものとな
ってきた。
【0005】本発明者の研究によれば、大気中における
TiAlN皮膜の酸化開始温度は、TiNの450℃に
対し、Alの添加量に依存して約750〜900℃に向
上する。しかしながら、前述の乾式高速切削加工におい
ては、使用する工具の刃先温度が900℃以上の高温に
達するため、前記TiAlN皮膜でも、十分な工具寿命
が得られないのが現状である。
【0006】本発明はこうした事情に鑑みなされたもの
であって、従来のTiAlN皮膜に比べ優れた耐酸化性
を有し、金属加工の高速化に対応する耐酸化性および耐
摩耗性に優れた硬質皮膜を確立することで、耐酸化性お
よび耐摩耗性に優れた工具を提供することが目的であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、母材表面に
被覆される硬質皮膜の耐酸化性、耐摩耗性、母材との密
着性に及ぼす、様々な元素の影響および皮膜の層構造に
ついて詳細な検討を行った。その結果、Siを適量含有
した、Al、Wの1種もしくは2種で構成される窒化物
の皮膜と、Si、Al、Tiを主成分とした窒化物の皮
膜を、それらに含まれる各金属成分を特定値内に制限
し、かつ、それぞれ一層以上交互に被覆する際、上述の
Si、Al、Tiを主成分とした窒化物の皮膜を被覆母
材表面直上にすることで、皮膜の耐酸化性ならびに耐摩
耗性が著しく向上し、特に高速加工における工具性能が
極めて良好となることを見いだし、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、母材表面に硬質皮膜
を被覆してなる工具であって、その硬質皮膜は、金属成
分のみの原子%が、Si:5〜50%、実質的に残部、
Al、Wの1種もしくは2種で構成される窒化物である
a層と、金属成分のみの原子%が、Al:40〜60
%、Si:10%越え、20%以下、実質的に残部がT
iで構成される窒化物であるb層とが、それぞれ一層以
上交互に被覆されたものであり、かつb層が被覆母材表
面直上にあることを特徴とする工具である。なお、本発
明の硬質皮膜のa層は、0.1〜3μmの層厚であるこ
とが好ましく、更に本発明の硬質皮膜は、物理蒸着法に
より被覆されたことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】はじめに請求項中記載の硬質皮膜
のa層に関して、その構成要件について詳しく述べる。
【0010】一般にTiAlN皮膜は、大気中で酸化テ
ストを行うと、皮膜表面近傍のAlが最表面に外向拡散
し、そこでAl酸化物層を形成する。一般に、このAl
酸化物層の形成が耐酸化性向上の理由と言われている
が、この時、Al酸化物層の直下には、Alを含有しな
い非常にポーラスなTi酸化物の層が形成する。
【0011】本発明者の研究によれば、上記のTiAl
N皮膜は、静的な酸化試験においては、最表面に形成さ
れたAl酸化物の層が、皮膜の酸化を進行させる酸素の
内向拡散に対し保護膜として機能するが、実際に工具へ
適用した場合では、加工時の応力や衝撃等により、最表
面のAl酸化物の層は、その直下のポーラスなTi酸化
物の層より容易に剥離してしまい、酸化の進行に対し十
分その効果を発揮していないことが認められた。これら
より、皮膜の耐酸化性を改善するだけでなく、酸化時、
酸化保護膜の直下に形成されるポーラスな層を緻密な形
態に改善することで、更に硬質皮膜の性能を向上できる
ことが予想された。
【0012】そこで、上記考えに基づき検討を行った結
果、金属成分が、適量のSiと、実質的に残部がAl、
Wの1種もしくは2種で構成される窒化物の皮膜は、従
来のTiAlN皮膜に対し極めて耐酸化性に優れている
だけでなく、酸化後、最表面には酸化保護膜となるSi
を主体に含有する非常に緻密な酸化物層を形成し、ま
た、その直下には酸化保護膜の剥離原因となるポーラス
な酸化物層を形成しないということを確認した。
【0013】上記効果を得るには、金属成分のみの原子
%で、Siが、実質的に残部であるAl、Wの1種もし
くは2種に対し、5%以上添加されていなければなら
ず、逆に50%を越えて含有すると、皮膜の密着性低下
が顕著になり、工具としての使用に耐えられなくなる。
Siの望ましい範囲は、皮膜の金属成分のみの原子%で
10〜40%である。
【0014】本発明にある硬質皮膜のa層は、その層厚
が0.1μm〜3μmで有ることが好ましい。a層の層
厚が0.1μm未満の場合、酸素の内向拡散に対して層
厚が十分でない場合があり、耐酸化性向上効果が顕著に
表れない。また、a層の層厚が3μmを越えると使用中
にa層の破壊もしくは剥離が発生する機会が増加する。
そのためa層の層厚は0.1μm〜3μmが好ましい。
【0015】上記a層は、静的および動的条件下におい
て優れた耐酸化性を有すものの、母材との密着性におい
ては十分でない。そのため、母材表面直上には、密着
性、耐摩耗性、耐酸化性等をバランス良く適度に有す皮
膜である、請求項中に記載のb層を被覆することが必要
である。
【0016】b層におけるAlの役割は、皮膜の耐摩耗
性および耐酸化性を向上させることである。皮膜中にお
けるAl含有量が少ないほど、母材と皮膜の密着性は良
好となるが、皮膜の金属成分のみの原子%で、Alが4
0%未満となると、皮膜の耐摩耗性、耐酸化性を向上さ
せる効果が得られない。しかしながら、60%を越えて
含有すると、母材と皮膜の密着性が劣化するだけでな
く、逆に皮膜の硬さも低下し、工具として必要な耐摩耗
性が得られない。そのため、密着性、耐摩耗性、耐酸化
性をバランス良く得るためには、b層のAl含有量を、
皮膜の金属成分のみの原子%で、40〜60%に調整す
ることが重要である。
【0017】また、上記b層においてSiは、耐酸化
性、皮膜硬さの向上に効果がある。この効果を得るに
は、金属成分のみの原子%で、Siを10%を越えて含
有させることが必要であるが、20%を越えて含有させ
ると、b層の密着性が著しく低下する。よって、工具へ
適用した場合、密着性、耐摩耗性、耐酸化性を高次元で
バランス良く得るには、b層のSi含有量を、皮膜の金
属のみの原子%で、10%を越えて20%以下にするこ
とが重要である。
【0018】以上のように本発明の工具においては、母
材との密着性、皮膜自体の耐摩耗性および耐酸化性を高
次元でバランス良く有すb層を母材表面直上に被覆し、
その上に著しく耐酸化性に優れるa層を被覆することが
極めて重要であり、その結果、低潤滑下加工や高速加工
に対し、十分に使用可能となる切削工具、金型等を得る
ことができる。また、母材表面直上にb層を被覆した
後、a層ならびにb層をそれぞれ交互に積層した多層皮
膜によっても同様の効果が得られる。
【0019】本発明の工具に被覆される硬質皮膜は、そ
の被覆方法については、特に限定されるものではない
が、被覆母材への熱影響、工具の疲労強度、皮膜の密着
性等を考慮した場合、比較的低温で被覆でき、被覆した
皮膜に圧縮応力が残留するアーク放電方式イオンプレー
ティング、もしくはスパッタリング等の被覆母材側にバ
イアス電圧を印加する物理蒸着法であることが望まし
い。
【0020】
【実施例】次に実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明は下記実施例によって限定を受けるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更が可能であ
り、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
【0021】小型アークイオンプレーティング装置を用
い、金属成分の蒸発源である各種合金製ターゲット、な
らびに反応ガスとしてNガスを用い、被覆基体温度4
00℃、反応ガス圧力3.0Paの条件下にて、被覆基
体である外径8mmの超硬合金製6枚刃エンドミルに、
−50Vの電位を印加し、1分間に5回転させながら、
まずb層として被覆基体表面直上に成膜し、全皮膜の厚
みが約4μmとなるように成膜を行った。
【0022】得られた硬質皮膜は、オージェ分光分析法
による皮膜組成の定量、皮膜断面の走査型電子顕微鏡観
察による各層厚の測定を行い、さらに次に示す乾式高速
切削条件にて切削性能を評価した。この時、刃先の欠け
ないしは摩耗等により工具が切削不能となるまで加工を
続け、この時の切削長を工具寿命とした。表1、2に本
発明例および比較例に関する硬質皮膜の詳細およびその
切削性能評価結果を示す。また、併せて表3に従来例の
評価結果について示す。
【0023】(切削条件) 工具 :超硬合金製6枚刃エンドミル 外径8mm 切削方法:側面切削ダウンカット、エアーブロー 被削材 :SKD11(硬さ60HRC) 切り込み:Ad 12mm×Rd 0.4mm 切削速度:150m/min 送り :0.03mm/tooth
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表1、2および表3に示すように、本発明
例は、比較例ならびに従来例と比べ工具寿命が著しく延
長していることがわかる。表2中の比較例31、33、
34、36については、皮膜の組成については本発明に
含まれるものであるが、皮膜の層構造が異なるため、早
期に皮膜と母材の界面より剥離が生じ、極めて短寿命の
結果となった。また、比較例35、41は、a層のSi
含有量が多く、切削初期の段階でa層の剥離が生じたた
め、従来例とほぼ同等の工具寿命になった。
【0028】一方、比較例32、37、38、39、4
0については、いずれも従来例に比べ工具寿命は優れる
結果となったが、本発明例のような著しい改善効果は認
められなかった。これは、比較例32、37、38、3
9では、a層もしくはb層におけるSi含有量が少ない
こと、比較例40については、b層にSiを含有してい
ないことで、皮膜の耐酸化性が本発明例ほど十分に改善
されなかったためと考える。
【0029】
【発明の効果】本発明の硬質皮膜を被覆してなる工具
は、従来のTiAlN皮膜を被覆してなる工具に比べ、
優れた耐酸化性、耐摩耗性を有すことから、金属加工の
高速化に対応することが可能であり、生産性の向上に極
めて有効である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母材表面に硬質皮膜を被覆してなる工具
    であって、その硬質皮膜は、金属成分のみの原子%が、
    Si:5〜50%、実質的に残部、Al、Wの1種もし
    くは2種で構成される窒化物であるa層と、金属成分の
    みの原子%が、Al:40〜60%、Si:10%越
    え、20%以下、実質的に残部がTiで構成される窒化
    物であるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆された
    ものであり、かつb層が被覆母材表面直上にあることを
    特徴とする耐酸化性および耐摩耗性に優れた工具。
  2. 【請求項2】 a層の層厚が0.1〜3μmであること
    を特徴とする請求項1に記載の耐酸化性および耐摩耗性
    に優れた工具。
  3. 【請求項3】 硬質皮膜は、物理蒸着法により被覆した
    ことを特徴とする請求項1および2に記載の耐酸化性お
    よび耐摩耗性に優れた工具。
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