JP2002253816A - 遊技機の故障診断システム - Google Patents

遊技機の故障診断システム

Info

Publication number
JP2002253816A
JP2002253816A JP2001052862A JP2001052862A JP2002253816A JP 2002253816 A JP2002253816 A JP 2002253816A JP 2001052862 A JP2001052862 A JP 2001052862A JP 2001052862 A JP2001052862 A JP 2001052862A JP 2002253816 A JP2002253816 A JP 2002253816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
failure diagnosis
server device
diagnosis system
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001052862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3953282B2 (ja
Inventor
Keiji Tsukahara
啓二 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2001052862A priority Critical patent/JP3953282B2/ja
Publication of JP2002253816A publication Critical patent/JP2002253816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3953282B2 publication Critical patent/JP3953282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の不具合の対処を迅速且つ適切になす
ことができ、各機器固有の弱点なども容易に把握できる
遊技機の診断システムを提供する。 【解決手段】 インターネット回線NETに接続された
サーバ機器SVと、サーバ機器SVからアクセスされる
WEBデータベースDB1と、WEBデータベースDB
1から必要なデータを取得し、管理データベースDB2
の内容を更新する管理装置M1とで構成されている。リ
ンク情報によって結合された一群のファイルに故障診断
の方法を記載しておき、インターネット回線NETに接
続したノートパソコンPCによって前記一群のファイル
を読み出しつつ故障診断処理を進め、修理完了後、それ
までの手続きを総括した情報をサーバ機器SVに送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット技
術を利用した遊技機の故障診断システムに関し、特に、
パチンコ機、回胴式遊技機、アレンジボール機、雀球遊
技機などの故障診断に活用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各遊技ホールにおいて遊技機に
不具合が生じた場合、ホールの従業員がトラブル対処の
ためのマニュアル冊子を参照しつつ対処するか、不具合
の連絡を受けたメーカ側の営業マンがホールに出向いて
マニュアル冊子を参照するなどして不具合の原因を調べ
て修理していた。
【0003】また、マニュアルの記載を参照しても対処
法が発見できない場合には、営業マンがメーカの技術者
と電話でやり取りをしながら、対処にあたっていた。さ
らに、部品の交換が必要な場合には、不具合に対処した
営業マンを通じて発注がされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような対処の仕方では、不具合の対応の適切性という点
で大きな問題があった。すなわち、営業マンは、一般に
技術的内容に疎いので、電話等で技術者の指示を一々仰
ぎつつ対処せざるを得ず、遊技ホールの期待するような
迅速な対応を採ることは事実上不可能であった。なお、
誰にでも理解可能で詳細かつ丁寧な修理マニュアルを作
成することも考えられるが、次々と新機種の遊技機が導
入される実情から対策として妥当でない。
【0005】また、技術者を派遣して故障修理に当らせ
ることもできるが、その対策によって迅速な対応ができ
たとしても、トラブル内容を集計してデータベース化す
るためには、会社に戻ってから技術者がデータ入力処理
をしなければならないという煩雑さがある。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みなされた
ものであって、遊技機の不具合の対処を迅速且つ適切に
なすことができ、各機器固有の弱点なども容易に把握で
きる遊技機の診断システムを提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る遊技機の故障診断システムでは、リン
ク情報によって結合された一群のファイルに故障診断の
方法を記載しておき、コンピュータ機器PCによって前
記一群のファイルを読み出しつつ故障診断処理を進めて
修理を行い、その手続きを総括した情報を中央情報管理
部に収集して保存するようにしている。ここで、コンピ
ュータ機器は、好適には携帯可能なものである。
【0008】本発明は、好ましくは、インターネット回
線NETに接続されたサーバ機器SVと、前記サーバ機
器SVからアクセスされるWEBデータベースDB1
と、前記WEBデータベースDB1から必要なデータを
取得し、管理データベースDB2の内容を更新する管理
装置M1とで構成されている。なお、本発明におけるサ
ーバ機器は、外部記憶装置を除いた概念であり、WEB
データベースDB1などをアクセスする本体部分を意味
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る診断システム
について、実施例に基づいて発明の実施の形態を説明す
る。図1に示すように、実施例の診断システムは、イン
ターネット回線NETに接続されたサーバ機器SVと、
サーバ機器SVからアクセスされるWEBデータベース
DB1と、WEBデータベースDB1を定期的にポーリ
ングして新規登録の会員データや故障診断結果データを
取得し、管理データベースDB2の内容を更新する管理
装置M1とで構成されている。
【0010】この実施例の診断システムは、故障状態の
パチンコ機の故障診断に使用されるので、インターネッ
ト回線NETには、PHSなどの移動体通信機器を通し
てクライアント機器PCを接続するようになっている。
ここで、クライアント機器は、具体的には、パチンコ機
の故障に対処するメーカ側の営業マンやホール側の係員
が所持するノート型パソコンであり、WWWブラウザが搭
載されたものである。また、管理装置M1は、社内LA
Nによって他の端末機器Mn…Mnとも接続されてお
り、任意の端末装置Mnからの要求に応じて、管理デー
タベースDB2の内容を読み出して適宜な集計リストを
構築するようになっている。
【0011】サーバ機器SVは、クライアント機器PC
からの要求に応じて該当するHTMLファイルを送信す
るだけでなく、クライアント機器PCからの要求に応じ
て該当するCGIプログラムが起動し、ログインユーザ
の照合処理や、各ユーザ向けのHTMLファイルの作成
処理や、各ユーザの処理手順を解析する故障解析処理な
どを行っている。
【0012】図2に示すように、サーバ機器SVで動作
するCGIプログラムは、大略、ユーザ認証処理プログ
ラムと、ユーザ認証後に機能する初期処理プログラムT
OP.CGIと、その後の各HTMLファイルの送信時
に機能する診断処理プログラムSHINDAN.CGI
と、故障修理の完了後に機能する最終処理プログラムE
ND.CGIとで構成されている。
【0013】ユーザ認証処理は、クライアント機器PC
から送信されてきたユーザIDとパスワードとをWEB
データベースDB1内の登録データと照合する公知の処
理である。そして、照合データと不一致なら正しいデー
タの再入力を要求するHTMLファイルをクライアント
機器PCに送信し、照合データと一致すれば、その後の
処理を初期処理プログラムTOP.CGIに移管するよ
うにしている。
【0014】初期処理プログラム(TOP.CGI) 初期処理プログラムは、認証を受けたユーザに対して、
ログイン後の一連の処理に対応する固有のエントリー番
号を付与すると共に、このエントリー番号とユーザID
とに関連させて会話ログテーブルの領域を確保する。エ
ントリー番号は、順次インクリメント処理されるカウン
タによって決定され、現在、未使用の状態になっている
番号が付与される。なお、初期処理プログラムは、この
処理に先だって各会話ログテーブル(図3)の最終日時
データと現在日時とを比較し、所定値以上の時間(例え
ば4時間)が経過している場合には、当該会話ログテー
ブルを削除し、当該エントリー番号の使用を他のユーザ
に開放している。このような処理をするのは、ログイン
したユーザが故障診断処理の途中でその後の処理を放棄
することもあるからである。
【0015】初期処理プログラムは、また、送信ページ
用の基礎データをWEBデータベースDB1から読み出
してエントリー番号を付与し、ログインユーザ固有のH
TMLファイルを生成して、WWWサーバを通して該当
するクライアント機器PCに送付する。そしてこの時
に、送付したHTMLファイルを特定するページ番号及
び送信した日時データを、エントリー番号に対応する会
話ログテーブルに記憶する(図3)。
【0016】図3は、会話ログテーブルを例示したもの
であり、クライアント機器PCiに送付したHTMLフ
ァイルのページ番号と送信日時とが関連して記憶されて
いる。図示の例では、エントリー番号0200を付与さ
れたユーザに対して、0000ページ→0001ページ
→0003ページ→…の順番に、2001年1月4日2
3時30分45秒→同31分20秒→同31分50秒→
…の時間にHTMLファイルを送付されたことを示して
いる。
【0017】また、会話ログテーブルには、交換部材情
報の欄が設けられている。この欄は、診断処理プログラ
ムが記入する欄であって、当該ユーザに対して提示した
直前のHTMLファイル(画面)からの応答に応じて、
交換部材の使用があった場合にはその情報が記述され
る。この交換部材の情報も含め、会話ログテーブルの内
容は、ユーザが一連の処理を終えた後、最終処理プログ
ラム(END.CGI)によって参照され、当該ユーザ
の故障修理手順を解析する際の処理対象となる。
【0018】先に説明したように、初期処理プログラム
では、送信ページ用の基礎データをWEBデータベース
DB1から読み出してエントリー番号を付与し、ログイ
ンユーザ固有のHTMLファイルを生成するが、図4
は、送信ページ用の基礎データを概念的に例示したもの
である。CGIプログラム(TOP.CGI、SHIN
DAN.CGI、END.CGI)は、図示のような基
礎データを読み出し、空白部(□)にエントリー番号を
挿入してHTMLファイルを完成させる。例えば、初期
処理CGIプログラム(TOP.CGI)が0000ペ
ージの基礎データに基づいて完成させるHTMLファイ
ルは、図5(a)のような内容となり、この例では、エ
ントリー番号200が付与されたTOPページが完成さ
れている。
【0019】なお、エントリー番号に続く番号は、当該
HTMLファイルにリンクされているHTMLファイル
のページ番号を意味しており、図5(a)の例では、T
OPページ(0000ページ目)のHTMLファイルを
受信したクライアント機器PCがyesボタンを押すと
0002ページにリンクされ、noボタンを押すと00
01ページにリンクされることになる。より詳細には、
クライアント機器PCで操作したボタンに応じて、02
000002又は02000001というデータが診断
処理プログラムSHINDAN.CGIに渡されるの
で、診断処理プログラムでは、エントリー番号200の
ユーザから0002ページ又は0001ページの要求が
あったことを知ることができる。
【0020】診断処理プログラム(SHINDAN.C
GI) 上記したように、診断処理プログラムは、クライアント
機器PCからユーザのエントリー番号と、要求ページの
情報を受けるので、先ず、エントリー番号に対応する会
話ログテーブルが存在するか否かを判定する。そして、
該当する会話ログテーブルが存在しなければ、認証デー
タを入力するためのHTMLファイルをクライアント機
器に送付する。会話ログテーブルが存在しない場合と
は、典型的には、クライアント機器PCに残存している
処理途中の過去のHTMLファイルに基づき、ユーザ認
証処理を受けることなく、直接その後のページを要求し
てきた場合である。この実施例では、このような場合に
は、その後の処理をユーザ認証処理に戻すことによって
会話ログテーブルを再構築するようにしている。
【0021】一方、エントリー番号に対応する会話ログ
テーブルが存在する場合には、エントリー番号に続く要
求ページ番号に基づいて、図4の基礎データを読み出
し、エントリー番号を付与して送信用のHTMLファイ
ルを生成する。図5(b)は、エントリー番号200の
ユーザからの要求に応じて、診断処理プログラムが生成
したHTMLファイルの内容を例示したものである。こ
のHTMLファイルは、クライアント機器PCでnoの
ボタンが押されると、診断処理プログラム(SHIND
AN.CGI)に0011ページの送信を要求するが、
yesのボタンが押されると、最終処理プログラムに
(END.CGI)に修理完了を示すデータ(=999
9)を送るように構成されている。
【0022】最終処理プログラム(END.CGI) 例えば、02009999のデータを受けた最終処理プ
ログラムは、エントリー番号200のユーザの修理処理
が完了したことを、受信データ9999から認識するこ
とができる。そこで、最終処理プログラムは、最初に、
当該ユーザの会話ログテーブルを解析する。先に説明し
たように、会話ログテーブルには、交換部材の情報と共
に、当該ユーザに送付したHTMLファイルのページ番
号が時間順次に記憶されているので、修理完了までの手
順を解析することによって、どの機種のどこ箇所にどの
ような故障が生じており、どのように対処して修理が完
了したかを把握することができる。
【0023】以上の解析を終えた最終処理プログラム
は、その解析結果を簡略に整理すると共に、「上記のよ
うな故障でしたね。これで良いですか?」のような表示
を実現するHTMLファイルを生成する。なお、このH
TMLファイルは、修理し終えたパチンコ機と同じ症状
であると確信できる機器台数なども、パチンコホールの
ホールIDと共に入力してもらう画面としておく。ま
た、サーバ側で解析した交換部材の個数が異なる場合に
は修正を受付ける画面としておく。そして、図5の場合
と同様にエントリー番号を付与して、該当するクライア
ント機器PCに送信する。
【0024】その後のクライアント機器からの返信は、
最終処理プログラムの終了ルーチンに渡されるようにな
っているので、終了ルーチンでは処理完了のメッセージ
を表示したHTMLファイルを送り返すと共に、先に解
析したデータを故障診断結果テーブルに格納する。図6
は、故障診断結果テーブルを例示したものであり、ホー
ルID、機種ID、日付、症状ID、故障台数、交換部
材ID、ユーザIDなどが記入されるようになってい
る。故障診断結果テーブルは、作成段階では未処理フラ
グがセットされているが、この未処理フラグは、管理装
置M1によるポーリング処理によって検索され、必要な
データが管理データベースDB2に登録された後、未処
理フラグがリセットされる。
【0025】続いて、以上の内容を踏まえて、パチンコ
機の故障診断の具体的内容を説明する。まず、故障機器
を前にした営業マンやホールの係員は、クライアント機
器PCのWWWブラウザを立ち上げ、故障診断のホームペ
ージのURLを入力する。その後、画面上の誘導にした
がってリンクを辿っていくと、パチンコ機種の一覧表を
表示する画面が現れる。そこで、不具合が生じている機
種を選択すると、図7のようなページに進み、当該パチ
ンコ機器の画像が表示される。
【0026】この画面をWWWブラウザに表示させてい
るHTMLファイルには、JAVA(登録商標)アプレ
ットが書き込まれており、クリック操作された瞬間のマ
ウスポインタの座標位置を検出できるようになってい
る。そして、ユーザのクリック操作に対応して、不良部
材に関する対処ページにリンクされるようになってい
る。例えば、遊技球の発射に異常がある場合には画面上
の発射ハンドル部分にポインタをあててマウスをクリッ
クすると、遊技球の発射に関する不具合対処ページへ進
むことになる。同様に、遊技球の払出に異常がある場合
には画面上の下皿部分にポインタをあててマウスをクリ
ックすると、払出に関する不具合対処ページへ進むこと
になる。
【0027】一方、不具合箇所が明確に特定できない場
合や不具合箇所が画面表示の部材に該当しない場合は、
図7の右欄に表示された不具合症状一覧表の該当箇所を
マウスで選択して、不具合対処ページへ進むことにな
る。なお、ここまでの処理は、専らWWWサーバとWW
Wブラウザとによって実現されるが、上記したような通
常の処理によって、故障機種についての不具合箇所に対
応したページに辿りつくと、サーバ機器SVは、この段
階で初めてユーザIDとパスワードを要求する。
【0028】具体的には、WWWサーバはユーザIDと
パスワードを入力させるための認証画面を送信するが、
入力されたユーザIDとパスワードは、ユーザ認証処理プ
ログラムに渡されて認証処理が実行される。そして、W
EBデータベースDB1の照合データと合致した場合に
は、トップページのログインを許可して、WWWサーバを
通じて図5(a)に例示したような内容のHTMLファ
イルが送信される。なお、この処理は、処理プログラム
TOP.CGIによって実現され、この段階において、
エントリー番号は付与され、会話ログテーブルも構築さ
れるのは前述した通りである。
【0029】以降の説明では、便宜上、遊技球の払出に
異常があった場合を例にして説明する。その後の処理
は、主として、診断処理プログラムSHINDAN.C
GIの制御によって図8及び図9のフローチャートで示
す手順で行われ、ページ番号0000〜0027のHT
MLファイルがユーザの操作に応じて送信される。例え
ば、0000のページは、クライアント機器PCには図
10のように表示されるが、ここで、YESのボタンを
押せば、0002ページが要求され、NOのボタンを押
せば、0001ページが診断処理プログラムに要求され
ることになる。
【0030】図8、図9のフローチャートについて補足
すると、0007ページは、 「タンク、払出カセットの確認又は対処をして下さ
い。」 「今回初めて対処する場合には、対処後に[完了]ボタ
ンを押して下さい。」 「既に対処を完了している場合には、[先ほど対処し
た]のボタンを押して下さい。」 のような画面となる。
【0031】011、012、013、014、02
1、024、025、026、027のページも同様で
あり、クライアント機器PCに表示される措置を今回行
って[完了]ボタンを押すか、表示される措置を完了し
ており[先ほど対処した]のボタンを押すかによってリ
ンク先を変えている。このように、パチンコ機の修理に
おいては、何らかの処理を行うと電源投入に戻る必要が
あり、同じページが複数回送信されるが、この実施例で
はユーザの操作履歴を保存されているので、最終的に、
どのように対処した結果、或いは、何を交換した結果、
故障が修理できたかを最終処理プログラムにおいて把握
することができる。また、交換した部材や個数も把握で
きる。なお、問題の部材をチェックしただけなのか、当
該部材を実際に交換したのかまで把握するため、必要に
応じて、回答データを送信させるのは勿論である。
【0032】このように、サーバ機器からの誘導にした
がって図8及び図9のようにパチンコ機の各部材を点検
していく上で、部材の交換を要求されるが、営業マンや
ホール係員は交換部材を持っていないのが常である。そ
こで、このような場合には、正常に動作している隣りの
パチンコ機の同一部材を外して、故障しているパチンコ
機に取り付ける。
【0033】このようにして図8の手順で処理を進めて
いくと、やがて、図11に例示するような010ページ
の画像がクライアント機器PCに表示される。この01
0ページのHTMLファイルは、例えば、図5(b)の
ような構成であり、yesのボタンが押されると、その
後の処理は、終了処理プログラムEND.CGIに渡さ
れ、会話ログテーブルのデータに基づいて故障修理内容
が解析され、解析内容や交換部材についてユーザに確認
を求めた後、故障診断結果データが構築される。
【0034】そして、必要な交換部材を自動的に発注
し、その後、故障内容と故障修理方法を添付して営業マ
ンやホール係員に渡すことが可能となる。なお、この実
施例の場合には、早い段階でユーザIDとパスワードの
入力をさせたが、故障修理内容を解析して、その解析内
容や交換部材についてユーザに確認を求める段階までユ
ーザIDなどのチェックを保留しても良い。このような
システムでは、最後の回答(YES/NO)とユーザID及びパ
スワードが入力されない場合には、管理情報を確定でき
ないことになるが、本システムの試用を認めるという意
味では大きな意義がある。
【0035】いずれにしても本システムでは、パチンコ
機の不具合の症状を、各部材の状況を確認しながら処理
を進めることができ、適切な対処法を提示することが可
能となる。また、どのような対処経路を経て最終的に不
具合の解消に至ったのか、把握することが可能となる。
【0036】なお、以上の説明では、サーバ機器SV
は、自ら付与したエントリー番号に基づいて同一人の手
続き過程を把握したが、特にこの方法に限定されるもの
ではなく、例えば、クライアント機器のIPアドレスや
MACアドレス、その他の方法によって管理しても良
い。
【0037】また、上記の実施例では、診断処理の途中
からCGIプログラムの処理によって手続き履歴を把握
したが、この方法に限定される必要はなく、当初からC
GIプログラムの制御によって進行させても良い。な
お、CGIに限らず、類似のあらゆる仕組みを利用でき
るのは勿論である。
【0038】なお、簡易性の観点からは、全てのHTM
Lファイルを固定的にWEBデータベースDB1に用意
しておき、殆どの処理をWWWサーバに負担させ、修理
完了後に、総括的な情報をユーザIDなどと共に入力さ
せるようにしても良い。この場合には、ユーザIDやパ
スワードの確認の後、入力された情報を編集するだけで
図6のような故障診断データを作成することが可能とな
る。
【0039】また、このような実施態様を採る場合に
は、故障機種や故障内容が特定できた段階で必要なデー
タ及びプログラムをクライアント機器にダウンロードさ
せ、その後はオフライン状態で作業させても良い。そし
て、修理完了後に、総括的な情報をユーザIDなどと共
に入力させた段階で、インターネット回線に接続して情
報を回収すれば良い。
【0040】更にまた、一連の処理を実現するデータ及
びプログラムをインストール済みのノートパソコンを営
業マンなどが持ち歩き、修理完了後、総括的な情報をユ
ーザIDなどと共に入力させた段階で、インターネット
回線に接続して情報を回収することもできる。また、ク
ライアント機器としては、携帯可能なコンピュータ以外
にも、デスクトップ型コンピュータ等の固定的に配置さ
れるコンピュータを用いても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技機の不具合の対処を迅速且つ適切になすことがで
き、各機器固有の弱点なども容易に把握できる遊技機の
診断システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を図示した概略構成図であ
る。
【図2】CGIプログラムの処理手順を説明する図面で
ある。
【図3】CGIプログラムが登録していく会話ログテー
ブルの概念図である。
【図4】CGIプログラムが読み出す基礎データを示す
概念図である。
【図5】CGIプログラムが生成するHTMLファイル
の内容を示す概念図である。
【図6】CGIプログラムが生成する故障診断結果テー
ブルを示す概念図である。
【図7】クライアント機器の表示画面の一例である。
【図8】サーバ機器の動作内容の一例を示すフローチャ
ートである。
【図9】サーバ機器の動作内容の一例を示すフローチャ
ートである。
【図10】クライアント機器の表示画面の一例である。
【図11】クライアント機器の表示画面の一例である。
【符号の説明】
NET インターネット回線 SV サーバ機器 PC クライアント機器(コンピュータ機器)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク情報によって結合された一群のフ
    ァイルに故障診断の方法を記載しておき、コンピュータ
    機器PCによって前記一群のファイルを読み出しつつ故
    障診断処理を進めて修理を行い、その手続きを総括した
    情報を中央情報管理部に収集して保存するようにしてい
    ることを特徴とする遊技機の故障診断システム。
  2. 【請求項2】 インターネット回線NETに接続された
    サーバ機器SVと、前記サーバ機器SVからアクセスさ
    れるWEBデータベースDB1と、前記WEBデータベ
    ースDB1から必要なデータを取得し、管理データベー
    スDB2の内容を更新する管理装置M1とで構成されて
    いる請求項1に記載の故障診断システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ機器SVは、前記総括的な情
    報を自らの解析処理に基づいて生成している請求項1又
    は2に記載の故障診断システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ機器SVは、前記総括的な情
    報の適否をユーザ側に確認させ、確認後の情報を前記中
    央情報管理部に保存するようにしている請求項2又は3
    に記載の故障診断システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバ機器SVは、前記総括的な情
    報を前記携帯可能なコンピュータ機器PCから得ている
    請求項1又は2に記載の故障診断システム。
  6. 【請求項6】 前記総括的な情報には、顧客情報、機種
    情報、診断日時、故障内容情報、交換部材情報が含まれ
    ている請求項1〜5のいずれかに記載の故障診断システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記交換部材の情報を受けると、前記サ
    ーバ機器又は前記中央管理部側の機器が機能して自動的
    に発注処理が実行される請求項6に記載の故障診断シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記サーバ機器は、ログインユーザに対
    してIDを付与し、このIDに関連させたログテーブル
    に、自らの処理内容を順次記録するようにしている請求
    項1〜7のいずれかに記載の故障診断システム。
  9. 【請求項9】 前記ログテーブルには、処理日時が記録
    されるようになっている請求項8に記載の故障診断シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記サーバ機器は、前記動的IDに対
    応したログインユーザ毎のファイルを構築している請求
    項8又は9に記載の故障診断システム。
JP2001052862A 2001-02-27 2001-02-27 遊技機の故障診断システム Expired - Fee Related JP3953282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052862A JP3953282B2 (ja) 2001-02-27 2001-02-27 遊技機の故障診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052862A JP3953282B2 (ja) 2001-02-27 2001-02-27 遊技機の故障診断システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006312472A Division JP4562719B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 故障診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002253816A true JP2002253816A (ja) 2002-09-10
JP3953282B2 JP3953282B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=18913425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001052862A Expired - Fee Related JP3953282B2 (ja) 2001-02-27 2001-02-27 遊技機の故障診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3953282B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100445960C (zh) * 2005-12-31 2008-12-24 英业达股份有限公司 游戏机的线上诊断系统及其诊断方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162218A (ja) * 1992-11-25 1994-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 故障診断装置及びデータ通信システム
JPH08224346A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Ace Denken:Kk 電子管理装置、および遊技管理方法
JPH08317072A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Sanyo Electric Co Ltd 遠隔管理システム
JPH10146440A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Amtex Kk 障害診断システム
JPH10200527A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークサービス故障診断方法及びその装置
JPH10240536A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Mitsubishi Electric Corp 事例検索装置及び事例検索方法並びに事例ベース構築装置及び事例ベース構築方法
JPH11102366A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2000155700A (ja) * 1999-01-01 2000-06-06 Hitachi Ltd 品質情報収集診断システムおよびその方法
JP2000196769A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Toshiba Corp 家電製品保守修理サ―ビスシステム
JP2000263381A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Komatsu Ltd プレスラインの保全管理システム
JP2002024433A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Heiwa Corp 製品品質管理支援装置、端末装置および記録媒体
JP2002102508A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機のネットワークシステム

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162218A (ja) * 1992-11-25 1994-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd 故障診断装置及びデータ通信システム
JPH08224346A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Ace Denken:Kk 電子管理装置、および遊技管理方法
JPH08317072A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Sanyo Electric Co Ltd 遠隔管理システム
JPH10146440A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Amtex Kk 障害診断システム
JPH10200527A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークサービス故障診断方法及びその装置
JPH10240536A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Mitsubishi Electric Corp 事例検索装置及び事例検索方法並びに事例ベース構築装置及び事例ベース構築方法
JPH11102366A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2000196769A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Toshiba Corp 家電製品保守修理サ―ビスシステム
JP2000155700A (ja) * 1999-01-01 2000-06-06 Hitachi Ltd 品質情報収集診断システムおよびその方法
JP2000263381A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Komatsu Ltd プレスラインの保全管理システム
JP2002024433A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Heiwa Corp 製品品質管理支援装置、端末装置および記録媒体
JP2002102508A (ja) * 2000-10-04 2002-04-09 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機のネットワークシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100445960C (zh) * 2005-12-31 2008-12-24 英业达股份有限公司 游戏机的线上诊断系统及其诊断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3953282B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9940760B2 (en) System and method for facilitated collaboration between automotive mechanics
US6952695B1 (en) Spontaneous adverse events reporting
JP7079310B2 (ja) 診断分析装置関連情報の集約方法および集約システム
JP5911837B2 (ja) 医療機器の修理情報管理装置とその動作方法及び制御プログラム、並びに修理情報管理システム
US20030004751A1 (en) System and method for tracking a blood collection kit in a blood collection facility
US20060010013A1 (en) Image database system
JP2000196769A (ja) 家電製品保守修理サ―ビスシステム
US20150213655A1 (en) Diagnostic device for motor vehicles and diagnostic method
JPH01243135A (ja) コンピュータ・システムにおける問題解決方法
US20140142972A1 (en) Relative value unit monitoring system and method
US20030018289A1 (en) System and method for interfacing with an operator within a blood collection facility
JP2016049947A (ja) 故障診断支援システム
US20070225943A1 (en) Executable application operation monitoring system
JP4562719B2 (ja) 故障診断システム
JP2002253816A (ja) 遊技機の故障診断システム
JP3953283B2 (ja) 遊技機の管理システム
JP3953284B2 (ja) 遊技機の故障情報の閲覧システム
JP3867868B2 (ja) 障害統合管理装置
US11710019B2 (en) Method and system for displaying equipment fault code diagnostic information
US8145501B1 (en) System and method for performing pharmacy product filling using non-registered pharmacists
JP3815384B2 (ja) サーバの動作状態確認方法およびそのシステム
JP4732574B2 (ja) 医療機器の管理システム及び医療機器の管理方法
JP2005071200A (ja) 製造情報管理プログラム
KR100671816B1 (ko) 유무선 통신망을 통한 심리테스트 방법
JP2007061647A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees