JP2002253529A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2002253529A
JP2002253529A JP2001058480A JP2001058480A JP2002253529A JP 2002253529 A JP2002253529 A JP 2002253529A JP 2001058480 A JP2001058480 A JP 2001058480A JP 2001058480 A JP2001058480 A JP 2001058480A JP 2002253529 A JP2002253529 A JP 2002253529A
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magnetic
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resonance imaging
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magnetic resonance
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JP2001058480A
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Inventor
Hirotaka Takeshima
弘隆 竹島
Takeshi Yao
武 八尾
Kenji Sakakibara
健二 榊原
Shigeru Kadokawa
角川  滋
Yoshihide Wadayama
芳英 和田山
Takeshi Wakuta
毅 和久田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、均一な磁場を発生する磁石装
置の磁気構造をよりロバストとし、経済性を高めると同
時に磁場の均一度を向上した核磁気共鳴イメージング
(MRI)装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、計測空間を挟んで対向して配置
された一対の磁極と、該磁極の近傍に配置された磁場発
生源を有する磁石装置とを備えた磁気共鳴イメージング
装置において、磁極は磁場中心軸に対して同心円状に形
成された複数の円環状空洞を有することことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な磁気共鳴イ
メージング(MRI)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気共鳴イメージング(MRI)
装置の分野では、撮影空間を挟んで上下もしくは左右に
静磁場発生源を対向して配置する、いわゆるオープン型
マグネットを用いたMRI装置が開発されつつある。こ
のようなMRI装置は十分なオープン性を有し、いわゆ
るIVR(Interventional Radiolgy)を可能にし、医療
の可能性を大きく広げる。
【0003】MRI装置用マグネットは撮影空間に数pp
m で均一な静磁場を作り出すことが必須である。撮影空
間の磁場を均一化する手法は、複数のコイルを用いてそ
の配置を最適化する手法及び、いわゆる磁極を用いてそ
の表面形状を最適化する手法の2通りに大別できる。
【0004】前者の手法を用いたオープン型MRI装置
に好適な超電導磁石としてWO99/27851『MAGNET APPARAT
US AND MRI APPARATUS』に記載の磁石装置が開示されて
いる。このマグネットは、MRI画像の撮像領域を挟ん
で対向する2組のマグネットアセンブリから構成され
る。各々のマグネットアセンブリはそれぞれ複数個の超
電導コイルを有し、中心軸に関して概ね軸対称に配置さ
れている。メインコイルは正極性及び負極性のコイルが
交互に配置され、コンパクトなマグネットながら高均一
な磁場を発生することができる。
【0005】一方、後者の手法を用いた磁石装置は特開
平8−172010号公報、USP5,592,089公
報等に開示されている。その典型例を図8に示す。図8
は磁石の縦断面である。支柱状の磁性体5,6及び天板
状磁性体4a,4bは磁気回路を形成し、永久磁石3
a,3bの発生する磁束を通す。磁極片1a,1bは永
久磁石3a,3bの発生する磁束を磁石装置の中央に導
く。磁極面2a,2bは磁石装置中央部の磁束分布を均
一化するために、平面でない形状をしている。
【0006】又、USP5,592,089公報には、磁
極として円筒形部材と環状部材との間に円環状空洞が設
けられた構造が示されている。
【0007】特開平4−246330号公報には、傾斜
磁場コイルの発熱による磁場の変化を少なくするために
それと磁極片との間に断熱材を設けること、又特開平2
−117106号公報及び特開平10−146326号
公報には計測空間の磁界を均一にするためにいずれも磁
極の外周に磁界調整用の磁石又はコイルを配置すること
が示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】撮影空間の磁場を均一
化するために磁極を用いる方法として、前者の公報に
は、磁極の撮影空間側に凹凸を設けることにより磁場の
流れを制御して均一化することが示されている。しか
し、このコンセプトのマグネットでは磁極表面の位置誤
差が磁場の均一度を大きく変えてしまうので、磁極表面
に対して非常に厳しい製作精度が要求され、結果的にマ
グネットのコストが高くなる問題があった。また、磁極
表面の製作精度に起因する位置誤差は避けられないの
で、マグネットを多数製作する場合は、撮影空間の磁場
の均一度がマグネットの個体間で大きくばらつくことが
避けられず、そのためシミングが困難となって、撮影空
間に数ppmの磁場を発生するマグネットを経済的に多数
製作することが困難であった。
【0009】又、USP5,592,089公報に記載の
円環状空洞では均一な磁場を形成することは出来ない。
【0010】本発明の目的は、均一な磁場を発生する磁
石装置の磁気構造をよりロバストとし、経済性を高める
と同時に磁場の均一度をより向上させることのできる核
磁気共鳴イメージング(MRI)装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、計測空間を挟
んで対向して配置された一対の磁極と、該磁極の近傍に
配置された磁場発生源を備えた磁石装置とを備えた磁気
共鳴イメージング装置において、前記磁極は複数の円環
状空洞を有すること、又、前記磁極は複数の円環状空洞
を有し、各々互いに対向する位置で対称に配置されてい
ること、又、前記磁極は複数の円環状空洞を有し、磁場
中心軸に対して同心円状に形成され、各々互いに対向す
る位置で対称に配置されていること、又、前記磁極は複
数の円環状空洞を有し、該円環状空洞は各々互いに対向
する位置で磁束の流れる方向に平行な断面において同じ
断面形状を有すること、又、これらの組み合せを有する
ことを特徴とする。
【0012】前記円環状空洞はその断面形状が互いに異
なっているものが形成されていること、又、前記円環状
空洞は前記中心軸を通り対向面に垂直な切断面において
半径方向より対向方向に長く、且つその断面形状が互い
に異なっているものが形成されており、前記磁極はその
対向する面が前記磁極の周辺を除いて平面であることが
好ましい。
【0013】本発明の複数の円環状空洞を形成させるこ
とにより、磁極の対向面をより平面度の高いものが形成
できると共に、周辺部と中心部との磁束の差をより小さ
く出来るものである。そのためには、複数の円環状空洞
が必要であり、その組み合せを予め計算によって求める
ことによってより正確な形状が求められる。その形状は
単純な形状がより均一な磁場を形成するのに有効であ
る。この円環状空洞の形成によって対向面を平滑な面と
することが出来る。
【0014】又、磁極はその対向面上の周辺に対して単
純な形状の突起を形成することにより、より磁場の均一
性を高めることが出来る。その突起は外周で対向面を平
面とし、その平面部より傾斜した直線で形成されるもの
が好ましい。
【0015】本発明の磁気共鳴イメージング装置に用い
る磁石装置としては、有限の領域に磁場を発生させる静
磁場発生源が前記領域を間に挟んで対向して配置され、
前記静磁場発生源のそれぞれが起磁力源を有し、前記静
磁場発生源はそれぞれ前記起磁力源と磁気的に結合し、
前記領域に面して配置された円盤形状の磁極を備えてお
り、前記磁極はいずれも複数の円環状空洞を有し、前記
円環状空洞は中心軸に対して同心円状に配置され、前記
円環状空洞は対向の断面は半径方向より対向方向に長
く、且つその断面形状が互いに異なっており、前記磁極
はその対向する面の周辺を除きほぼ平面であることを特
徴とする。
【0016】又、本発明に係る磁石装置においては、特
に領域の中心を通り対向方向に平行な直線を第1の直線
としたとき、前記磁極は複数の環状空洞を有し、該円環
状空洞は前記第1の直線に関してほぼ同心に配置されて
いるものである。その円環状空洞の前述の断面形状は横
長でも良いが、縦長の方が磁束の流れを制御し易いので
好ましい。特に、磁極の中心部をその周辺より横長にす
る組み合せが好ましいが、中心部の中でも中心軸近傍は
周辺部よりも縦長が好ましい。
【0017】前記円環状空洞の断面が矩形又は楕円であ
ること、前記磁石装置が前記2組の静磁場発生源と磁気
的に結合して磁路を形成する第2の磁性体を有するこ
と、第2の磁性体が磁性体ヨークであることが好まし
い。
【0018】前記磁石装置は2組の静磁場発生源と磁気
的に結合して磁路を形成する第2の磁性体を有すること
が好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、MRI装置
の全体構成を示すブロック図である。MRI装置は、N
MR現象を利用して被検体中の所望の検査部位における
原子核スピンの密度分布,緩和時間分布等を計測し、そ
の計測データから被検体の任意断面を画像表示するもの
である。MRI装置は、図1に示すように、被検体21
に静磁場を与える静磁場発生手段22と、この静磁場発
生手段22によって発生された磁場の静磁場強度に傾斜
をつけ傾斜磁場を形成する傾斜磁場発生コイル23と、
この傾斜磁場発生コイル23に接続され電圧を印加する
傾斜磁場電源24と、高周波磁場を被検体21に対し送
信すると共に被検体21からの核磁気共鳴信号を受信す
るプローブ25と、このプローブ25に接続され高周波
磁場を発生する高周波磁場発生機26と、この高周波磁
場発生機26及び傾斜磁場電源24に接続され高周波磁
場と傾斜磁場とを制御すると共に核磁気共鳴信号の取込
みを制御し画像処理を行なう計算機27と、被検体21
を寝載すると共に駆動機構28の駆動によって静磁場内
に搬送されるベッド29とを有している。更に、表示機
20は、計算機27で生成された画像信号を入力して断
層像として表示するもので、例えばCRTから成る。そ
して、このようなMRI装置におけるベッド29の駆動
機構28による移動は、被検体21に対して力学的な衝
撃を避けるため一定速度に設定される。なお、符号Lは
静磁場発生手段22の中心線を示す磁石中心である。本
実施例における静磁場発生手段22には、次の磁石装置
が用いられる。
【0020】図2は、本実施例に用いた磁石装置の断面
図である。支柱状磁性体7,8及び天板状磁性体9a,
9bは磁気回路を形成する。永久磁石10a,10bは
磁束を発生し、磁束は磁気回路を通り計測空間となる磁
石中央部空間11をほぼ垂直方向に流れる。磁極片12
a,12bは強磁性体よりなり、永久磁石10a,10
bが発生する磁束を磁石中央部空間11に均一に導く作
用をする。対向する磁極面13a,13bはほぼ平面で
ある。上下の磁極片12a,12bには断面が矩形の円
環状空洞14a,14bがある。それぞれの円環空洞の
断面は、図示のように磁束の流れる方向に平行な断面に
おいて、磁極の対向方向すなわち上下方向に長くしたも
のである。又、それぞれの円環空洞は、磁場中心軸に対
して同心円状に形成されている。
【0021】円環状空洞14a,14bは、図2に示す
ように、磁場中心側より最も小さい第1空間、幅が同じ
でそれより軸方向が長い第2空間、長さが同じで幅が最
も大きいやや横長にした第3空間、第3空間より若干幅
の小さいそれより縦長にした第4空間、第4空間より若
干長い第5及び第6空間が順次形成されている。第1、
2、4空間は磁極片12a,12bの中心より若干対向
側に位置しており、第3、5、6空間はほぼ中心に位置
しており、上下全く対称に同じ形状を有するものであ
る。
【0022】磁極片12a,12bは一体構造物でも良
いが、単純な形状からなる複数の部材の組合せによる構
造の方がより精度の高い磁極片を形成出来る。特に、上
下対称の2つの部材によって形成する構造が好ましい。
複数の部材は、一体に接合、又は非接合に出来る。
【0023】又、本実施例では図2に示す様に、円環状
空洞14a、14bはいずれも互いに対向する位置で対
称に配置されていること、又、磁場中心軸に対して同心
円状に形成されていること、又、互いに対向する位置で
磁束の流れる方向に平行な断面において同じ断面形状を
有し、前述のように個々に異なった断面形状のものを有
するものである。これらの形状は、四辺形または楕円形
のような単純な形状について予め計算によって求められ
た形状としたものであり、それによって均一磁場が形成
される。
【0024】又、本実施例では、図示されていないが磁
極片12a,12bの対向面側に傾斜磁場コイルを設け
ることが出来る。更に、図3に示すように磁極の周辺に
突起を設けることが出来る。この突起によって計測空間
における磁場均一性をより高めることができる。
【0025】本実施例によれば、磁極を用いて均一な磁
場を発生する磁石装置の磁気構造をよりロバストとし、
結果的にマグネットのコストを低減し、同時に磁場の均
一性を顕著に向上出来るものである。
【0026】(実施例2)図4は実施例1と同様にMR
I装置に用いた他の実施例の磁石装置の断面図である。
本磁石装置は、上下2組の超電導マグネットアセンブリ
によって開放領域にz軸方向の均一な磁場を発生し、開
放領域の中央部でMRI画像の撮影を可能にしている。
図4における磁極構造、材質及びその製造上の構造は、
実施例1と全く同様である。超電導コイル16、17は
低温容器内部に設置され、低温容器は真空容器に内包さ
れている。さらに、図4では簡単のため省略したが、超
電導コイルを支持する構造があり、また真空容器と低温
容器の間には輻射熱の侵入を防ぐ熱シールドがある。低
温容器内部には液体ヘリウムが溜められ、超電導コイル
を極低温の4.2K に冷却し超電導コイルを超電導状態
に保持している。
【0027】上下の真空容器はその間にある支柱状磁性
体7,8によって所定の距離を維持して保持される。こ
の支柱状磁性体7,8は機械的に上下の真空容器を支え
る働きをしている。又、図示していないが、上下の低温
容器を熱的に接続する連結管を設けることで、冷凍機を
上下に1台ずつ設ける必要がなくなり、システムに1台
の冷凍機で間に合わせることが可能になる。また、支柱
状磁性体7,8の本数も図示の2本に限定する必要はな
く、3本,4本と増やすこともできるし、開放感を得る
ためには、片持ちの一本としてもよい。
【0028】円環状空洞14a,14bは、図2と同様
な基本構造を有するものであり、磁場中心側より第1空
間〜第6空間が順次形成されている。第1、2、4空間
は磁極片12a,12bの中心より若干対向側に位置し
ており、第3、5、6空間はほぼ中心に位置しており、
上下全く対称に同じ形状を有するものである。
【0029】又、図4においては、計測空間を挟んで対
向して配置された一対の磁極片12a,12bと、磁極
片12a,12bの各々の外周に配置された超電導コイ
ル16、17と、図示されていないが磁極片12a,1
2bの計測空間側に配置された一対の傾斜磁場コイル
と、同じく図示されていないが傾斜磁場コイルの計測空
間側に配置された一対のRF照射コイルとを備えた磁気
共鳴イメージング装置において、磁極片12a,12b
が図2に記載の磁極片12a,12bと同様のであり、
又それらの外側に中実磁極片15a、15bを有する。
更に、本実施例においては図5に示すように、磁極片1
2a,12bより対向側に突き出した環状の磁極片を設
けることが出来る。これにより均一性の高い磁場が得ら
れるものである。
【0030】又、本実施例においては、計測空間を挟ん
で対向して配置された一対の磁極片12a,12bを備
えた磁石装置又は、上述の磁気共鳴イメージング装置の
磁場均一度調整方法として、前述の様に磁極片12a,
12b内に幾何学対称を有する空間を形成したものであ
るが、磁極片12a,12bを構成する磁性体内の局部
的な磁場の強度、又は磁性体内の磁束の流れを調整する
その内部の材料を調整することによって計測空間の磁場
均一度を調整することが出来るものである。
【0031】本実施例ではマグネット内部のコイルは全
て超電導コイルであるが、本発明の内容は超電導コイル
のみに限定されるものではなく、例えば銅線などを用い
たコイルであってもよく、更に電流を搬送するものであ
ればいかなるものでも良い。本発明は前述したように様
々な実施形態が考えられるが、当然の事ながら本発明は
ここで開示したいかなる実施例によっても限定されるも
のではない。
【0032】本実施例においても、磁極を用いて均一な
磁場を発生する磁石装置の磁気構造をよりロバストと
し、結果的にマグネットのコストを低減し、同時に磁場
の均一性を顕著に向上出来るものである。
【0033】(実施例3)図6及び図7は、実施例1と
同様にMRI装置における磁極片12a,12bの磁場
均一度調整方法として、図2及び図4の円環状空洞14
a,14bと同様な基本構造を有し、その断面を楕円と
した磁石装置の断面図である。磁極片12a,12bの
対向面はいずれも平面にしたものである。本実施例にお
いても前述と同様の効果が得られるものである。
【0034】本実施例では、図示されていないが磁極片
12a,12bの対向面側に傾斜磁場コイルを設けるこ
とが出来る。更に、前述の図3及び図5に示すように磁
極片12a,12bの周辺に突起を設けることが出来
る。
【0035】本実施例においても、磁極を用いて均一な
磁場を発生する磁石装置の磁気構造をよりロバストと
し、結果的にマグネットのコストを低減し、同時に磁場
の均一性を顕著に向上出来るものである。なお、本実施
例の円環状空洞は矩形、楕円であるか、他の形状あるい
はそれらの組み合せによるものでも良い。また、磁極片
12a、12bの周囲に突起を設けることもできるが、
磁極片表面に直接凹凸をつけても良いし、磁極片12
a、12bの上に突起部を設けても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、磁極を用いて均一な磁
場を発生する磁石装置の磁気構造をよりロバストとし、
結果的にマグネットのコストを低減し、同時に磁場の均
一度などの性能を向上したMRI装置を提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のMRI装置のブロック図。
【図2】 本発明に係る実施例1の磁石装置の断面図。
【図3】 本発明に係る実施例1の磁石装置の断面図。
【図4】 本発明に係る実施例2の磁石装置の断面図。
【図5】 本発明に係る実施例2の磁石装置の断面図。
【図6】 本発明に係る実施例3の磁石装置の断面図。
【図7】 本発明に係る実施例3の磁石装置の断面図。
【図8】 従来例の磁石装置の断面図。
【符号の説明】
1a,1b…磁極片2a,2b…磁極面、3a,3b…
永久磁石、4a,4b…天板状磁性体、5、6…支柱状
の磁性体、7、8…支柱状磁性体、9a,9b…天板状
磁性体、10a,10b…永久磁石、11…磁石中央部
空間、12a,12b…磁極片、13a,13b…磁極
面、14a,14b…円環状空洞、15a,15b…中
実磁極片、16、17…超電導コイル、20…表示機、
21…被検体…静磁場発生手段、23…傾斜磁場発生コ
イル、24…傾斜磁場電源、25…プローブ、26…高
周波磁場発コイル、27…計算機、28…駆動機構、2
9…ベット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 健二 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 角川 滋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 和田山 芳英 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 和久田 毅 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB32 CA02 CA05 CA07 CA16 CA21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測空間を挟んで対向して配置された一対
    の磁極と、該磁極の近傍に配置された磁場発生源を有す
    る磁石装置とを備えた磁気共鳴イメージング装置におい
    て、前記磁極は中心軸に対して同心円状に形成された複
    数の円環状空洞を有することを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記磁極は中心軸に対
    して同心円状に形成された複数の円環状空洞を有し、該
    円環状空洞は前記中心軸を通り対向面に垂直な切断面に
    おいて矩形又は楕円の形状を有することを特徴とする磁
    気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記磁極はいずれも中
    心軸に対して同心円状に形成された複数の円環状空洞を
    有し、該円環状空洞は各々互いに対向する位置で対称に
    配置されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記磁極はいずれも中
    心軸に対して同心円状に形成された複数の円環状空洞を
    有し、該円環状空洞は各々互いに対向する位置で前記中
    心軸を通り対向面に垂直な切断面において同じ断面形状
    を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、前記磁
    場発生源は、永久磁石からなり、前記磁極の前記計測空
    間に対して外側に配置されたことを特徴とする磁気共鳴
    イメージング装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかにおいて、前記磁
    場発生源は、前記磁極の周囲を囲うように配置された超
    電導コイルからなることを特徴とする磁気共鳴イメージ
    ング装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、前記円
    環状空洞はその断面形状が互いに異なっているものが形
    成されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれかにおいて、前記円
    環状空洞は前記中心軸を通り対向面に垂直な切断面にお
    いて半径方向より対向方向に長く、且つその断面形状が
    互いに異なっているものが形成されており、前記磁極は
    その対向する面が前記磁極の周辺を除いて平面であるこ
    とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102680925A (zh) * 2011-03-17 2012-09-19 上海爱立峰医疗科技有限公司 用于永磁型医用磁共振成像系统的360度大开放磁体

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CN102680925A (zh) * 2011-03-17 2012-09-19 上海爱立峰医疗科技有限公司 用于永磁型医用磁共振成像系统的360度大开放磁体
CN102680925B (zh) * 2011-03-17 2015-04-08 上海爱立峰医疗科技有限公司 用于永磁型医用磁共振成像系统的360度大开放磁体

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